JPH04264410A - レンズ駆動装置 - Google Patents
レンズ駆動装置Info
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- JPH04264410A JPH04264410A JP4619191A JP4619191A JPH04264410A JP H04264410 A JPH04264410 A JP H04264410A JP 4619191 A JP4619191 A JP 4619191A JP 4619191 A JP4619191 A JP 4619191A JP H04264410 A JPH04264410 A JP H04264410A
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- lens
- brushes
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000012811 non-conductive material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、インナーフォ
ーカスレンズを用いたビデオカメラのレンズ駆動装置に
関する。
ーカスレンズを用いたビデオカメラのレンズ駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】インナーフォーカスレンズを用いたビデ
オカメラでは、前玉が固定しており、レンズ鏡胴内部の
フォーカスレンズを動かすことにより、ピント合わせが
行われる。このようなインナーフォーカスレンズの場合
、レンズ鏡胴内部のフォーカスレンズがレンズ駆動モー
タにより動かされており、フォーカスレンズを直接動か
すことができない。このため、前玉を動かす従来のビデ
オカメラのように、レンズを直接動かしてピント合わせ
を行うことができない。
オカメラでは、前玉が固定しており、レンズ鏡胴内部の
フォーカスレンズを動かすことにより、ピント合わせが
行われる。このようなインナーフォーカスレンズの場合
、レンズ鏡胴内部のフォーカスレンズがレンズ駆動モー
タにより動かされており、フォーカスレンズを直接動か
すことができない。このため、前玉を動かす従来のビデ
オカメラのように、レンズを直接動かしてピント合わせ
を行うことができない。
【0003】そこで、このようなインナーフォーカスレ
ンズを用いたビデオカメラにおいて、ピント合わせをマ
ニュアル設定するためのレンズ駆動方法がいくつか提案
されている。
ンズを用いたビデオカメラにおいて、ピント合わせをマ
ニュアル設定するためのレンズ駆動方法がいくつか提案
されている。
【0004】従来のレンズ駆動方法としては、フォトイ
ンタラプタを回転センサとして用い、フォーカスリング
の動きをこのフォトインタラプタで検出し、このフォト
インタラプタの出力をコントローラに供給して、フォー
カスレンズを移動させるようにしたFG方式がある。と
ころが、FG方式の場合には、フォトインタラプタを配
設するスペースが必要であり、小型化の障害になると共
に、分解能が十分でなく、細かい動きに追従できない。
ンタラプタを回転センサとして用い、フォーカスリング
の動きをこのフォトインタラプタで検出し、このフォト
インタラプタの出力をコントローラに供給して、フォー
カスレンズを移動させるようにしたFG方式がある。と
ころが、FG方式の場合には、フォトインタラプタを配
設するスペースが必要であり、小型化の障害になると共
に、分解能が十分でなく、細かい動きに追従できない。
【0005】また、レンズ駆動用のボリュームを配設し
、このボリュームの出力をコントローラに供給し、コン
トローラによりボリュームの回転角に応じてフォーカス
レンズを移動させるようにしたボリューム方式が知られ
ている。ところが、ボリューム方式の場合には、レンズ
駆動用のボリュームがレンズ鏡胴から離れた位置に配設
されるので、レンズ鏡胴周囲のフォーカスリングを回転
させてピント合わせを行う感覚を味わえず、操作性が良
くない。また、ボリューム方式で、レンズ鏡胴周囲のフ
ォーカスリングを回転させてレンズを移動させるように
するためには、レンズ鏡胴周囲のフォーカスリングの回
転をボリュームに伝達する動力伝達部材が必要になり、
小型化の障害となる。
、このボリュームの出力をコントローラに供給し、コン
トローラによりボリュームの回転角に応じてフォーカス
レンズを移動させるようにしたボリューム方式が知られ
ている。ところが、ボリューム方式の場合には、レンズ
駆動用のボリュームがレンズ鏡胴から離れた位置に配設
されるので、レンズ鏡胴周囲のフォーカスリングを回転
させてピント合わせを行う感覚を味わえず、操作性が良
くない。また、ボリューム方式で、レンズ鏡胴周囲のフ
ォーカスリングを回転させてレンズを移動させるように
するためには、レンズ鏡胴周囲のフォーカスリングの回
転をボリュームに伝達する動力伝達部材が必要になり、
小型化の障害となる。
【0006】更に、レンズ駆動用のプッシュボタンを配
設し、このプッシュボタンの出力ををコントローラに供
給し、プッシュボタンが押されている間だけ、フォーカ
スレンズを移動させるようにしたプッシュボタン方式が
知られている。ところが、このような方式では、所望の
位置でレンズを停止させることが難しく、また、レンズ
の移動速度を変えることができず、操作性が良くない。
設し、このプッシュボタンの出力ををコントローラに供
給し、プッシュボタンが押されている間だけ、フォーカ
スレンズを移動させるようにしたプッシュボタン方式が
知られている。ところが、このような方式では、所望の
位置でレンズを停止させることが難しく、また、レンズ
の移動速度を変えることができず、操作性が良くない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、インナー
フォーカスレンズのビデオカメラで、フォーカスをマニ
ュアル設定する際の従来のレンズ駆動方法としては、F
G方式、ボリューム方式、プッシュボタン方式等が知ら
れている。ところが、FG方式は分解能が上がらず、ま
た、小型化の障害になるという問題がある。ボリューム
方式やプッシュボタン方式では、操作性が良くないとい
う問題がある。
フォーカスレンズのビデオカメラで、フォーカスをマニ
ュアル設定する際の従来のレンズ駆動方法としては、F
G方式、ボリューム方式、プッシュボタン方式等が知ら
れている。ところが、FG方式は分解能が上がらず、ま
た、小型化の障害になるという問題がある。ボリューム
方式やプッシュボタン方式では、操作性が良くないとい
う問題がある。
【0008】したがって、この発明の目的は、分解能が
向上でき、操作性が良く、然も小型化が容易なレンズ駆
動装置を提供することにある。
向上でき、操作性が良く、然も小型化が容易なレンズ駆
動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、一周をN等
分した長さにオーバーラップ角分の長さを付加した長さ
の抵抗体が円周上に沿って設けられる基板と、レンズ鏡
胴の周囲にエンドレスで回転自在に配置され、抵抗体に
沿って摺接する少なくともN個のブラシが取り付けられ
るレンズ操作部とを備え、N個のブラシの出力からレン
ズ操作部の回転情報を検出し、この回転情報に基づいて
レンズを移動させるようにしたレンズ駆動装置である。
分した長さにオーバーラップ角分の長さを付加した長さ
の抵抗体が円周上に沿って設けられる基板と、レンズ鏡
胴の周囲にエンドレスで回転自在に配置され、抵抗体に
沿って摺接する少なくともN個のブラシが取り付けられ
るレンズ操作部とを備え、N個のブラシの出力からレン
ズ操作部の回転情報を検出し、この回転情報に基づいて
レンズを移動させるようにしたレンズ駆動装置である。
【0010】
【作用】レンズ鏡胴3の周囲に、レンズ鏡胴3を囲むよ
うに、マニュアルフォーカス操作部材6がエンドレスで
回転自在に設けられる。このマニュアルフォーカス操作
部材6を回転させると、恰もフォーカスレンズを直接動
かしているような感覚で、ピント合わせを行うことがで
きる。そして、ブラシ11及びブラシ12を抵抗体9上
に沿って移動させ、この抵抗値の変化からフォーカス操
作部材6の回転を検出しているので、構成が簡単で、小
型化が容易であると共に、分解能に優れている。
うに、マニュアルフォーカス操作部材6がエンドレスで
回転自在に設けられる。このマニュアルフォーカス操作
部材6を回転させると、恰もフォーカスレンズを直接動
かしているような感覚で、ピント合わせを行うことがで
きる。そして、ブラシ11及びブラシ12を抵抗体9上
に沿って移動させ、この抵抗値の変化からフォーカス操
作部材6の回転を検出しているので、構成が簡単で、小
型化が容易であると共に、分解能に優れている。
【0011】2つのブラシ11及びブラシ12を180
度の角間隔で配置し、180度分にオーバーラップ角α
を加えた長さ分の抵抗体9を基板7に配置し、2つのブ
ラシ11及びブラシ12の出力からマニュアルフォーカ
ス操作部材6の回転を検出している。このため、2つの
ブラシ11及び12のうちの少なくとも一方から出力が
連続的に得られるので、不感帯が生じない。
度の角間隔で配置し、180度分にオーバーラップ角α
を加えた長さ分の抵抗体9を基板7に配置し、2つのブ
ラシ11及びブラシ12の出力からマニュアルフォーカ
ス操作部材6の回転を検出している。このため、2つの
ブラシ11及び12のうちの少なくとも一方から出力が
連続的に得られるので、不感帯が生じない。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明が適用されたビデオ
カメラのマニュアルフォーカス操作部1の構成を示すも
のである。このマニュアルフォーカス操作部1は、図2
に示すように、ビデオカメラ2の前面のレンズ近傍に設
けられる。
照して説明する。図1は、この発明が適用されたビデオ
カメラのマニュアルフォーカス操作部1の構成を示すも
のである。このマニュアルフォーカス操作部1は、図2
に示すように、ビデオカメラ2の前面のレンズ近傍に設
けられる。
【0013】図1において、3はレンズ鏡胴である。レ
ンズ鏡胴3は、インナーフォーカスレンズとされる。イ
ンナーフォーカスレンズは、前玉が固定で、内部のフォ
ーカスレンズを動かして、ピントを合わせるものである
。レンズ鏡胴3は、ビデオカメラ2の前面の筐体を構成
する支持板4及び支持板5により固定される。
ンズ鏡胴3は、インナーフォーカスレンズとされる。イ
ンナーフォーカスレンズは、前玉が固定で、内部のフォ
ーカスレンズを動かして、ピントを合わせるものである
。レンズ鏡胴3は、ビデオカメラ2の前面の筐体を構成
する支持板4及び支持板5により固定される。
【0014】支持板4と支持板5との間に、レンズ鏡胴
3を囲むように、マニュアルフォーカス操作部材6がエ
ンドレスで回転自在に配設される。このマニュアルフォ
ーカス操作部材6は、フォーカスをマニュアル設定して
ピント合わせをする際に用いるものである。
3を囲むように、マニュアルフォーカス操作部材6がエ
ンドレスで回転自在に配設される。このマニュアルフォ
ーカス操作部材6は、フォーカスをマニュアル設定して
ピント合わせをする際に用いるものである。
【0015】図1及び図3に示すように、支持板5には
内方に延出する延出部5Aが設けられる。この延出部5
A上に、円形の基板7が配設される。この基板7には、
図4に示すように、円形の2本の導電パターン8A及び
8Bが形成されると共に、この導電パターン8A及び8
Bの間に、円形の抵抗体9(例えば10kΩ)が塗布さ
れる。導電パターン8A及び8B、抵抗体9の長さは、
(180+α)度分とされている。なお、αはオーバー
ラップ角で、このオーバーラップ角αは例えば60度で
ある。
内方に延出する延出部5Aが設けられる。この延出部5
A上に、円形の基板7が配設される。この基板7には、
図4に示すように、円形の2本の導電パターン8A及び
8Bが形成されると共に、この導電パターン8A及び8
Bの間に、円形の抵抗体9(例えば10kΩ)が塗布さ
れる。導電パターン8A及び8B、抵抗体9の長さは、
(180+α)度分とされている。なお、αはオーバー
ラップ角で、このオーバーラップ角αは例えば60度で
ある。
【0016】マニュアルフォーカス操作部材6には、内
方に延出する延出部6Aが設けられる。この延出部6A
には、図3に示すように、2つのブラシ11及び12と
、2つの擬似ブラシ13及び14が熱溶着或いはビス止
めにより、取り付けられる。ブラシ11及び12は、バ
ネ性を持ち、電気的に導通する部材から成形される。 ブラシ11は、2つの接触部11A及び11Bを有して
いる。ブラシ12は、2つの接触部12A及び12Bを
有している。擬似ブラシ13及び14は、非導通の部材
で成形することができる。擬似ブラシ13は、2つの接
触部13A及び13Bを有している。擬似ブラシ14は
、2つの接触部14A及び14Bを有している。ブラシ
11とブラシ12とは、互いに180度の角間隔を以て
配設される。なお、ブラシ13と14は、どの位置に設
けても良いが、ブラシ11及び12と、擬似ブラシ13
及び14とが互いに略等間隔(90度の角間隔毎)に配
設されることが望ましい。
方に延出する延出部6Aが設けられる。この延出部6A
には、図3に示すように、2つのブラシ11及び12と
、2つの擬似ブラシ13及び14が熱溶着或いはビス止
めにより、取り付けられる。ブラシ11及び12は、バ
ネ性を持ち、電気的に導通する部材から成形される。 ブラシ11は、2つの接触部11A及び11Bを有して
いる。ブラシ12は、2つの接触部12A及び12Bを
有している。擬似ブラシ13及び14は、非導通の部材
で成形することができる。擬似ブラシ13は、2つの接
触部13A及び13Bを有している。擬似ブラシ14は
、2つの接触部14A及び14Bを有している。ブラシ
11とブラシ12とは、互いに180度の角間隔を以て
配設される。なお、ブラシ13と14は、どの位置に設
けても良いが、ブラシ11及び12と、擬似ブラシ13
及び14とが互いに略等間隔(90度の角間隔毎)に配
設されることが望ましい。
【0017】図1に示すように、マニュアルフォーカス
操作部材6を支持板4と支持板5との間に配設すると、
このマニュアルフォーカス操作部材6の延出部6Aと、
支持板5の延出部5Aとが対向する。支持板5の延出部
5A上に配設される基板7上に、延出部6Aに配設され
るブラシ11及び12、擬似ブラシ13及び14が適当
な圧力で接触される。ここで、マニュアルフォーカス操
作部材6を回転させると、ブラシ11及び12、擬似ブ
ラシ13及び14がこれに連動して動き、図4に示すよ
うに、ブラシ11の接触部11A及び11Bが導電パタ
ーン8A及び抵抗体9上をトレースし、また、ブラシ1
2の接触部12A及び12Bが導電パターン8B及び抵
抗体9上をトレースする。なお、擬似ブラシ13及び1
4は、マニュアルフォーカス操作部材6を配置した時の
傾きを防ぎ、マニュアルフォーカス操作部材6が円滑に
回動するようにするためのものであり、この擬似ブラシ
13及び14の接触部13A及び13B、接触部14A
及び14Bは、基板7上のどの位置をトレースしても良
い。
操作部材6を支持板4と支持板5との間に配設すると、
このマニュアルフォーカス操作部材6の延出部6Aと、
支持板5の延出部5Aとが対向する。支持板5の延出部
5A上に配設される基板7上に、延出部6Aに配設され
るブラシ11及び12、擬似ブラシ13及び14が適当
な圧力で接触される。ここで、マニュアルフォーカス操
作部材6を回転させると、ブラシ11及び12、擬似ブ
ラシ13及び14がこれに連動して動き、図4に示すよ
うに、ブラシ11の接触部11A及び11Bが導電パタ
ーン8A及び抵抗体9上をトレースし、また、ブラシ1
2の接触部12A及び12Bが導電パターン8B及び抵
抗体9上をトレースする。なお、擬似ブラシ13及び1
4は、マニュアルフォーカス操作部材6を配置した時の
傾きを防ぎ、マニュアルフォーカス操作部材6が円滑に
回動するようにするためのものであり、この擬似ブラシ
13及び14の接触部13A及び13B、接触部14A
及び14Bは、基板7上のどの位置をトレースしても良
い。
【0018】図4において、111 及び121 は、
マニュアルフォーカス操作部材6を90度回転させた時
の夫々の位置を示すものである。このように、マニュア
ルフォーカス操作部材6を回転させると、オーバーラッ
プ角αの間は、ブラシ11及び12が共に抵抗体9上を
トレースし、オーバーラップ角αを過ぎると、ブラシ1
1及び12の一方だけが抵抗体9上をトレースするよう
になる。
マニュアルフォーカス操作部材6を90度回転させた時
の夫々の位置を示すものである。このように、マニュア
ルフォーカス操作部材6を回転させると、オーバーラッ
プ角αの間は、ブラシ11及び12が共に抵抗体9上を
トレースし、オーバーラップ角αを過ぎると、ブラシ1
1及び12の一方だけが抵抗体9上をトレースするよう
になる。
【0019】図5は、マニュアルフォーカス操作部材6
を回転させてピント合わせを行うための構成を示すもの
である。図4における基板7上の抵抗体9の両端には、
図5に示すように、例えば5Vの電圧が印加される。ブ
ラシ11の出力は、導電パターン8Aを介して、システ
ムコントローラ15に供給される。ブラシ12の出力は
、導電パターン8Bを介して、システムコントローラ1
5に供給される。
を回転させてピント合わせを行うための構成を示すもの
である。図4における基板7上の抵抗体9の両端には、
図5に示すように、例えば5Vの電圧が印加される。ブ
ラシ11の出力は、導電パターン8Aを介して、システ
ムコントローラ15に供給される。ブラシ12の出力は
、導電パターン8Bを介して、システムコントローラ1
5に供給される。
【0020】マニュアルフォーカス操作部材6を回転さ
せると、ブラシ11及びブラシ12がこれに連動して回
転され、ブラシ11及びブラシ12が抵抗体9上に沿っ
てトレースされる。これにより、抵抗体9の一端とブラ
シ11及びブラシ12との夫々の間の抵抗値が変化し、
ブラシ11及びブラシ12から、図6A及び図6Bに示
すような出力が得られる。図6A及び図6Bに示すよう
に、オーバーラップ角αの間では、ブラシ11及び12
の両方から出力が得られ、それ以外の期間では、ブラシ
11及び12の一方から、回転角に対応した出力が得ら
れる。このように、オーバーラップ角αがあるので、少
なくともブラシ11及び12から連続的に出力が得られ
、不感帯が生じない。このブラシ11及び12の出力が
システムコントローラ15に供給される。
せると、ブラシ11及びブラシ12がこれに連動して回
転され、ブラシ11及びブラシ12が抵抗体9上に沿っ
てトレースされる。これにより、抵抗体9の一端とブラ
シ11及びブラシ12との夫々の間の抵抗値が変化し、
ブラシ11及びブラシ12から、図6A及び図6Bに示
すような出力が得られる。図6A及び図6Bに示すよう
に、オーバーラップ角αの間では、ブラシ11及び12
の両方から出力が得られ、それ以外の期間では、ブラシ
11及び12の一方から、回転角に対応した出力が得ら
れる。このように、オーバーラップ角αがあるので、少
なくともブラシ11及び12から連続的に出力が得られ
、不感帯が生じない。このブラシ11及び12の出力が
システムコントローラ15に供給される。
【0021】システムコントローラ15により、ブラシ
11及び12の出力の変化から、回転角、回転方向等の
マニュアルフォーカス操作部材6の回転情報が求められ
る。つまり、図6において、所定時間t毎に、ブラシ1
1及び12の出力が取り込まれる。ブラシ11及び12
の出力のうち、出力が連続して変化(増加又は減少)し
ているのはどちらかが判断される。そして、ブラシ11
及び12の出力のうち、出力が連続して変化いる方の出
力の変化量が求められる。この出力が増加しているか減
少しているかにより、マニュアルフォーカス操作部材6
の回転方向が判断される。
11及び12の出力の変化から、回転角、回転方向等の
マニュアルフォーカス操作部材6の回転情報が求められ
る。つまり、図6において、所定時間t毎に、ブラシ1
1及び12の出力が取り込まれる。ブラシ11及び12
の出力のうち、出力が連続して変化(増加又は減少)し
ているのはどちらかが判断される。そして、ブラシ11
及び12の出力のうち、出力が連続して変化いる方の出
力の変化量が求められる。この出力が増加しているか減
少しているかにより、マニュアルフォーカス操作部材6
の回転方向が判断される。
【0022】このようにして求められた回転情報を基に
して、システムコントローラ15からフォーカスモータ
16にモータ駆動信号が供給される。このモータ駆動信
号に基づいて、フォーカスモータ16が駆動され、これ
により、レンズ鏡胴3内のフォーカスレンズが移動され
る。なお、ブラシ11及び12の出力の変化から、マニ
ュアルフォーカス操作部6の回転速度が検出できるので
、マニュアルフォーカス操作部6の回転速度に応じて、
レンズの移動速度を変えることができる。
して、システムコントローラ15からフォーカスモータ
16にモータ駆動信号が供給される。このモータ駆動信
号に基づいて、フォーカスモータ16が駆動され、これ
により、レンズ鏡胴3内のフォーカスレンズが移動され
る。なお、ブラシ11及び12の出力の変化から、マニ
ュアルフォーカス操作部6の回転速度が検出できるので
、マニュアルフォーカス操作部6の回転速度に応じて、
レンズの移動速度を変えることができる。
【0023】このように、この発明の一実施例では、マ
ニュアルフォーカス操作部6を回転させると、インナー
フォーカスレンズとされたレンズ鏡胴3の内部のフォー
カスレンズが動かされる。したがって、マニュアルフォ
ーカス操作部6を回転させると、恰もフォーカスレンズ
を直接動かしているような感覚で、ピント合わせを行う
ことができる。
ニュアルフォーカス操作部6を回転させると、インナー
フォーカスレンズとされたレンズ鏡胴3の内部のフォー
カスレンズが動かされる。したがって、マニュアルフォ
ーカス操作部6を回転させると、恰もフォーカスレンズ
を直接動かしているような感覚で、ピント合わせを行う
ことができる。
【0024】上述の一実施例では、抵抗体9を180度
にオーバーラップ角αを加えた長さ分設け、2つのブラ
シ11及び12を用いてマニュアルフォーカス操作部6
の回転情報を得るようにしているが、2つ以上のブラシ
を用いて、マニュアルフォーカス操作部6の回転情報を
得ることができる。N個のブラシを用いた場合、抵抗体
6の長さを一周をN等分した長さにオーバーラップ角分
の長さを付加した長さにし、N個のブラシの出力を順次
用いるようにすれば良い。
にオーバーラップ角αを加えた長さ分設け、2つのブラ
シ11及び12を用いてマニュアルフォーカス操作部6
の回転情報を得るようにしているが、2つ以上のブラシ
を用いて、マニュアルフォーカス操作部6の回転情報を
得ることができる。N個のブラシを用いた場合、抵抗体
6の長さを一周をN等分した長さにオーバーラップ角分
の長さを付加した長さにし、N個のブラシの出力を順次
用いるようにすれば良い。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、レンズ鏡胴3を囲む
ように回動自在に設けられたマニュアルフォーカス操作
部材6を回転させると、恰もフォーカスレンズを直接動
かしているような感覚で、ピント合わせを行うことがで
き、操作性が良好である。そして、ブラシ11及びブラ
シ12を抵抗体9上に沿って移動させ、この抵抗値の変
化からフォーカス操作部材6の回転を検出しているので
、構成が簡単で、小型化が容易であると共に、分解能に
優れている。
ように回動自在に設けられたマニュアルフォーカス操作
部材6を回転させると、恰もフォーカスレンズを直接動
かしているような感覚で、ピント合わせを行うことがで
き、操作性が良好である。そして、ブラシ11及びブラ
シ12を抵抗体9上に沿って移動させ、この抵抗値の変
化からフォーカス操作部材6の回転を検出しているので
、構成が簡単で、小型化が容易であると共に、分解能に
優れている。
【0026】更に、この発明によれば、抵抗体9の長さ
を(180度+α)分設け、2つのブラシ11及びブラ
シ12の出力からマニュアルフォーカス操作部材6の回
転情報を得るようにしているので、マニュアルフォーカ
ス操作部材6を360度以上エンドレスで動かせる。こ
のため、マニュアルフォーカス操作部材6をどの位置か
ら回転させても、ピント合わせを行うことができる。す
なわち、抵抗体の両端に端子を導出しなければならない
ので、抵抗体を360度分配設することはできない。し
たがって、マニュアルフォーカス操作部材6のエンドレ
スの回転情報を1つのブラシで検出するようにすると、
必ず不感帯が生じる。これに対して、この発明では、2
つのブラシ11及びブラシ12を180度の角間隔で配
置し、180度分にオーバーラップ角αを加えた長さ分
の抵抗体9を配置し、2つのブラシ11及びブラシ12
の出力からマニュアルフォーカス操作部材6の回転を検
出している。このため、2つのブラシ11及びブラシ1
2のうちの少なくとも一方からは出力が連続的に得られ
る。したがって、レンズ鏡胴3を360度以上エンドレ
スで動かしても、回転情報の不感帯が生じない。
を(180度+α)分設け、2つのブラシ11及びブラ
シ12の出力からマニュアルフォーカス操作部材6の回
転情報を得るようにしているので、マニュアルフォーカ
ス操作部材6を360度以上エンドレスで動かせる。こ
のため、マニュアルフォーカス操作部材6をどの位置か
ら回転させても、ピント合わせを行うことができる。す
なわち、抵抗体の両端に端子を導出しなければならない
ので、抵抗体を360度分配設することはできない。し
たがって、マニュアルフォーカス操作部材6のエンドレ
スの回転情報を1つのブラシで検出するようにすると、
必ず不感帯が生じる。これに対して、この発明では、2
つのブラシ11及びブラシ12を180度の角間隔で配
置し、180度分にオーバーラップ角αを加えた長さ分
の抵抗体9を配置し、2つのブラシ11及びブラシ12
の出力からマニュアルフォーカス操作部材6の回転を検
出している。このため、2つのブラシ11及びブラシ1
2のうちの少なくとも一方からは出力が連続的に得られ
る。したがって、レンズ鏡胴3を360度以上エンドレ
スで動かしても、回転情報の不感帯が生じない。
【図1】この発明の一実施例の断面図である。
【図2】この発明が適用されたビデオカメラの一例の側
面図である。
面図である。
【図3】この発明の一実施例の説明に用いる平面図であ
る。
る。
【図4】この発明の一実施例の説明に用いる平面図であ
る。
る。
【図5】この発明の一実施例の説明に用いるブロック図
である。
である。
【図6】この発明の一実施例の説明に用いる波形図であ
る。
る。
3 レンズ鏡胴
6 マニュアルフォーカス操作部材
9 抵抗体
11,12 ブラシ
13,14 擬似ブラシ
Claims (1)
- 【請求項1】 一周をN等分した長さにオーバーラッ
プ角分の長さを付加した長さの抵抗体が円周上に沿って
設けられる基板と、レンズ鏡胴の周囲にエンドレスで回
転自在に配置され、上記抵抗体に沿って摺接する少なく
とも上記N個のブラシが取り付けられるレンズ操作部と
を備え、上記N個のブラシの出力から上記レンズ操作部
の回転情報を検出し、上記回転情報に基づいてレンズを
移動させるようにしたレンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4619191A JPH04264410A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4619191A JPH04264410A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | レンズ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04264410A true JPH04264410A (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12740163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4619191A Pending JPH04264410A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04264410A (ja) |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP4619191A patent/JPH04264410A/ja active Pending
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