JPH04253102A - 車輌用灯具の反射鏡 - Google Patents
車輌用灯具の反射鏡Info
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- JPH04253102A JPH04253102A JP3025011A JP2501191A JPH04253102A JP H04253102 A JPH04253102 A JP H04253102A JP 3025011 A JP3025011 A JP 3025011A JP 2501191 A JP2501191 A JP 2501191A JP H04253102 A JPH04253102 A JP H04253102A
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- JP
- Japan
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- axis
- reflecting mirror
- light
- lens
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- Granted
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な車輌用灯具の反射
鏡に関する。詳しくは、レンズに局部的な高温部が生じ
ないように反射面の一部領域に拡散性の高い反射面を形
成した新規な車輌用灯具の反射鏡を提供しようとするも
のであり、特に、合成樹脂等、耐熱性がそれ程高くない
材質で形成されたレンズを有する灯具に用いると有用で
ある。
鏡に関する。詳しくは、レンズに局部的な高温部が生じ
ないように反射面の一部領域に拡散性の高い反射面を形
成した新規な車輌用灯具の反射鏡を提供しようとするも
のであり、特に、合成樹脂等、耐熱性がそれ程高くない
材質で形成されたレンズを有する灯具に用いると有用で
ある。
【0002】
【従来の技術】車輌用灯具、例えば、自動車用前照灯に
おいては、ランプボディの前面を覆うレンズの材質とし
てガラス材料を用いるのが一般的であるが、近時、灯具
の軽量化等の要請から合成樹脂製のレンズが用いられる
ようになって来た。
おいては、ランプボディの前面を覆うレンズの材質とし
てガラス材料を用いるのが一般的であるが、近時、灯具
の軽量化等の要請から合成樹脂製のレンズが用いられる
ようになって来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前照灯の基
本的な構成としては、図6に示すように回転放物面状を
した単一反射鏡の反射面aと、その前方のレンズbを備
えており、電球のフィラメントc(反射面aの焦点位置
より前方に位置され、すれ違いビームの照射用に設けら
れている。)から発した後電球取付孔の周辺部dで反射
した光は、光線f、f、・・・で示すようにレンズbの
中央部(一点鎖線で示す四角で囲んだ部分)gに集中し
、その部分の温度が上昇してしまうという問題がある。
本的な構成としては、図6に示すように回転放物面状を
した単一反射鏡の反射面aと、その前方のレンズbを備
えており、電球のフィラメントc(反射面aの焦点位置
より前方に位置され、すれ違いビームの照射用に設けら
れている。)から発した後電球取付孔の周辺部dで反射
した光は、光線f、f、・・・で示すようにレンズbの
中央部(一点鎖線で示す四角で囲んだ部分)gに集中し
、その部分の温度が上昇してしまうという問題がある。
【0004】このような熱の集中は、焦点距離や、反射
鏡の電球取付孔の径、焦点からレンズ迄の距離等に依存
するが、レンズbが合成樹脂で形成されている場合には
局部的な高温部が発生したときに熱変形による損傷が特
に問題となる。
鏡の電球取付孔の径、焦点からレンズ迄の距離等に依存
するが、レンズbが合成樹脂で形成されている場合には
局部的な高温部が発生したときに熱変形による損傷が特
に問題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を解決するために、光源から発せられた光のうち
電球取付孔の周辺部に到達する光を拡散する反射領域を
反射面に形成したものである。
た課題を解決するために、光源から発せられた光のうち
電球取付孔の周辺部に到達する光を拡散する反射領域を
反射面に形成したものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、レンズに対して光束の集中に
より高温部を発生させる原因となる反射領域、特に電球
取付孔の周辺の領域に拡散性をもたせるようにしている
ので、レンズの局部的な温度上昇を抑えることができる
。
より高温部を発生させる原因となる反射領域、特に電球
取付孔の周辺の領域に拡散性をもたせるようにしている
ので、レンズの局部的な温度上昇を抑えることができる
。
【0007】
【実施例】以下に、本発明車輌用灯具の反射鏡の詳細を
図示した実施例に従って説明する。
図示した実施例に従って説明する。
【0008】図1において1は反射鏡であり、その反射
面2は、大半の領域3が回転放物面状に形成されている
が、反射面2の中央に形成された電球取付孔4の周辺領
域5は複数のセグメント5a、5a、・・・からなる多
重反射面とされている。
面2は、大半の領域3が回転放物面状に形成されている
が、反射面2の中央に形成された電球取付孔4の周辺領
域5は複数のセグメント5a、5a、・・・からなる多
重反射面とされている。
【0009】そして、図1において電球取付孔4の中心
を通り紙面に垂直な軸をx軸とし、これに原点Oで直交
するy、z軸に関しては、y軸を左右方向に延びる軸と
し、z軸を上下方向に延びる軸に選んだとすると、領域
5は、その大半がy−z平面における第1象限(y>0
、z>0)と第2象限(y<0、z>0)に位置し、第
4象限(y>0、z<0)に僅かな部分を占めるような
範囲とされている。
を通り紙面に垂直な軸をx軸とし、これに原点Oで直交
するy、z軸に関しては、y軸を左右方向に延びる軸と
し、z軸を上下方向に延びる軸に選んだとすると、領域
5は、その大半がy−z平面における第1象限(y>0
、z>0)と第2象限(y<0、z>0)に位置し、第
4象限(y>0、z<0)に僅かな部分を占めるような
範囲とされている。
【0010】そして、領域5を構成する個々の反射セグ
メント5a、5a、・・・はX軸上に配置される光源か
らの光をy軸(左右)方向に大きく拡散する作用を有し
ている。その一例としては、例えば、図2に示すような
双曲的放物面6を挙げることができる。
メント5a、5a、・・・はX軸上に配置される光源か
らの光をy軸(左右)方向に大きく拡散する作用を有し
ている。その一例としては、例えば、図2に示すような
双曲的放物面6を挙げることができる。
【0011】即ち、X軸をセグメントの法線方向に選び
、Y軸を水平方向に延びる軸、Z軸に平行な軸をz軸に
選ぶと、この曲面はa、bを定数として次の[数1]式
で表される。
、Y軸を水平方向に延びる軸、Z軸に平行な軸をz軸に
選ぶと、この曲面はa、bを定数として次の[数1]式
で表される。
【0012】
【数1】
【0013】即ち、上式で示す双曲的放物面6は、横断
面形状(つまり、X−Y平面に平行な面との交線)がX
の正方向に凸の放物線状をなし、縦断面形状(つまり、
X−Z平面に平行な面との交線)がX軸の正方向に凹の
放物線状をなしている。
面形状(つまり、X−Y平面に平行な面との交線)がX
の正方向に凸の放物線状をなし、縦断面形状(つまり、
X−Z平面に平行な面との交線)がX軸の正方向に凹の
放物線状をなしている。
【0014】領域5は、このような曲面をもったセグメ
ント5a、5a、・・・の集合として形成されるが、各
セグメントのベース面(回転放物面)への割り付けは図
3に概念的に示すようにしてなされる。
ント5a、5a、・・・の集合として形成されるが、各
セグメントのベース面(回転放物面)への割り付けは図
3に概念的に示すようにしてなされる。
【0015】図中7で示す放物線は、反射面2において
領域5が存在せず反射面が単一の回転放物面状をしてい
るという仮定のもとにおいて得られる仮想放物面の水平
断面形状を代表しており、ベクトルnは仮想放物線7上
の任意の点Pにおいて光軸に平行な方向ベクトルを表わ
している。
領域5が存在せず反射面が単一の回転放物面状をしてい
るという仮定のもとにおいて得られる仮想放物面の水平
断面形状を代表しており、ベクトルnは仮想放物線7上
の任意の点Pにおいて光軸に平行な方向ベクトルを表わ
している。
【0016】8、8、・・・はそれぞれ双曲的放物面を
代表する放物線(つまり、[数1]式においてZ=0と
したもの)であり、その法線(X軸)方向が上記ベクト
ルnの方向に一致し、かつ、隣接する曲面間の連続性が
保たれるという条件の下に[数1]式のa、bをパラメ
ータとして、曲面の始まりと終わりの位置をセグメント
毎に与えてやることにより各セグメント5a、5a、・
・・の設計がなされる。
代表する放物線(つまり、[数1]式においてZ=0と
したもの)であり、その法線(X軸)方向が上記ベクト
ルnの方向に一致し、かつ、隣接する曲面間の連続性が
保たれるという条件の下に[数1]式のa、bをパラメ
ータとして、曲面の始まりと終わりの位置をセグメント
毎に与えてやることにより各セグメント5a、5a、・
・・の設計がなされる。
【0017】尚、上記したセグメント5a、5a、・・
・の形状としては左右方向における拡散作用が大きい曲
面であれば、双曲的放物面に限らず、例えば、図4に示
すような楕円−放物面9を用いることもできる。
・の形状としては左右方向における拡散作用が大きい曲
面であれば、双曲的放物面に限らず、例えば、図4に示
すような楕円−放物面9を用いることもできる。
【0018】楕円−放物面9はその中心部での法線方向
をX軸に選び、水平軸をY軸、z軸に平行な軸をZ軸と
したとき、c、d、eを定数として下記の[数2]式で
表され、横断面形状が楕円状をし、縦断面形状が放物線
状をしている。
をX軸に選び、水平軸をY軸、z軸に平行な軸をZ軸と
したとき、c、d、eを定数として下記の[数2]式で
表され、横断面形状が楕円状をし、縦断面形状が放物線
状をしている。
【0019】
【数2】
【0020】10は配光パターンに関してすれ違いビー
ムに固有のカットラインを得るための領域であり(図1
参照)、y−z平面の第3象限(y<0、z<0)にお
いて領域3と10の境界線がy軸に対してなす角が配光
規格上要求される角度とされている。
ムに固有のカットラインを得るための領域であり(図1
参照)、y−z平面の第3象限(y<0、z<0)にお
いて領域3と10の境界線がy軸に対してなす角が配光
規格上要求される角度とされている。
【0021】図5は反射鏡1の領域5に間する光路図を
示すものであり、その中心軸が光軸(x軸)上に沿うよ
うに配置されたコイル状のフィラメント11から領域5
に向けて発せられた光12、12、・・・はセグメント
5a、5a、・・・によって左右(y軸に平行な方向)
に拡散される。尚、フィラメント11はその後端(反射
鏡寄りの端部)が放物面状反射領域3の焦点近傍に位置
されている。
示すものであり、その中心軸が光軸(x軸)上に沿うよ
うに配置されたコイル状のフィラメント11から領域5
に向けて発せられた光12、12、・・・はセグメント
5a、5a、・・・によって左右(y軸に平行な方向)
に拡散される。尚、フィラメント11はその後端(反射
鏡寄りの端部)が放物面状反射領域3の焦点近傍に位置
されている。
【0022】よって、反射鏡1の前方に配置されたレン
ズ13における光束の集中(即ち、電球取付孔4の周辺
の反射領域で反射された光がレンズ13に局部的に集中
すること)が抑えられ、反射鏡の形状以外は同一の条件
でレンズ13の中央部での表面温度を測定したところ、
反射鏡1を用いたものの方が従来のものに比べて10℃
程低いという結果が得られた。
ズ13における光束の集中(即ち、電球取付孔4の周辺
の反射領域で反射された光がレンズ13に局部的に集中
すること)が抑えられ、反射鏡の形状以外は同一の条件
でレンズ13の中央部での表面温度を測定したところ、
反射鏡1を用いたものの方が従来のものに比べて10℃
程低いという結果が得られた。
【0023】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明は光源からの光のうち電球取付孔の周辺部に
到達する光を拡散するために拡散性の反射領域を反射面
の一部として形成しているので、反射鏡の前面に設けら
れるレンズに関して照射光により熱分布が偏り、高温部
が生じてしまうという不都合が軽減される。よって、レ
ンズの材質に関して耐熱性をそれ程厳しく要求されない
材質、例えば合成樹脂を用いることができるので灯具の
軽量化を図ることができる。
に、本発明は光源からの光のうち電球取付孔の周辺部に
到達する光を拡散するために拡散性の反射領域を反射面
の一部として形成しているので、反射鏡の前面に設けら
れるレンズに関して照射光により熱分布が偏り、高温部
が生じてしまうという不都合が軽減される。よって、レ
ンズの材質に関して耐熱性をそれ程厳しく要求されない
材質、例えば合成樹脂を用いることができるので灯具の
軽量化を図ることができる。
【0024】尚、前記した実施例においては配光パター
ンに関する要請から領域5によって光を水平方向に拡散
させるようにしたが、本発明車輌用灯具の反射鏡の技術
的範囲がこのような実施例のみに限定されて解釈されて
はならず、必要とあらば垂直方向等の所望の方向に拡散
させるようにしても良いことは勿論である。
ンに関する要請から領域5によって光を水平方向に拡散
させるようにしたが、本発明車輌用灯具の反射鏡の技術
的範囲がこのような実施例のみに限定されて解釈されて
はならず、必要とあらば垂直方向等の所望の方向に拡散
させるようにしても良いことは勿論である。
【図1】本発明に係る反射鏡の正面図である。
【図2】双曲的放物面の形状を示す斜視図である。
【図3】セグメントの形成の仕方を説明するための概略
図である。
図である。
【図4】楕円−放物面の形状を示す斜視図である。
【図5】本発明の反射鏡に関する光路図である。
【図6】従来の反射鏡に関する光路図である。
1 反射鏡
2 反射面
4 電球取付孔
5 反射領域
5a 反射要素
11 光源
Claims (2)
- 【請求項1】 光源から発せられた光のうち電球取付
孔の周辺部に到達する光を拡散する反射領域が反射面に
形成されたことを特徴とする車輌用灯具の反射鏡。 - 【請求項2】 反射領域が複数の反射要素からなり、
該反射要素の形状が双曲的放物面又は楕円−放物面状を
していることを特徴とする請求項1に記載した車輌用灯
具の反射鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3025011A JP2604647B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 車輌用灯具の反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3025011A JP2604647B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 車輌用灯具の反射鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04253102A true JPH04253102A (ja) | 1992-09-08 |
JP2604647B2 JP2604647B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=12153980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3025011A Expired - Lifetime JP2604647B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 車輌用灯具の反射鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604647B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06275113A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-30 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具 |
JP2000311509A (ja) * | 1999-03-17 | 2000-11-07 | Valeo Vision | 自動車用ヘッドライト |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123584A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | ビ−ドカツト検査装置 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3025011A patent/JP2604647B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123584A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | ビ−ドカツト検査装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06275113A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-30 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具 |
JP2000311509A (ja) * | 1999-03-17 | 2000-11-07 | Valeo Vision | 自動車用ヘッドライト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604647B2 (ja) | 1997-04-30 |
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