JPH042520A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
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- JPH042520A JPH042520A JP10247690A JP10247690A JPH042520A JP H042520 A JPH042520 A JP H042520A JP 10247690 A JP10247690 A JP 10247690A JP 10247690 A JP10247690 A JP 10247690A JP H042520 A JPH042520 A JP H042520A
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 29
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 abstract 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 7
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は車両用空気調和装置に関する。
[従来の技術とその課題]
従来より、車両用空気調和装置では、乗員の快適感を向
−トさせるために、吹出風をランダム風としたり、1/
fゆらぎの風制御を行うことで、車室内に吹き出される
吹出風をより自然風に近いものとする技術が知られてい
る。
−トさせるために、吹出風をランダム風としたり、1/
fゆらぎの風制御を行うことで、車室内に吹き出される
吹出風をより自然風に近いものとする技術が知られてい
る。
ところが、吹出風をランダム風としたり、1/fゆらぎ
制御を行うことは、温度一定条件の下では効果的に作用
するが、冷凍サイクルの冷媒圧縮機がフロスI・防止の
ために0N−OFF作動を繰り返すような場合には、温
度変動かあるためかえって乗員に不快感を生じさせる可
能性がある。特に、吹出温度変動が激しい場合には、咽
なるゆらぎ風では、快適感の向上に対する大きな効県を
期待することができない。
制御を行うことは、温度一定条件の下では効果的に作用
するが、冷凍サイクルの冷媒圧縮機がフロスI・防止の
ために0N−OFF作動を繰り返すような場合には、温
度変動かあるためかえって乗員に不快感を生じさせる可
能性がある。特に、吹出温度変動が激しい場合には、咽
なるゆらぎ風では、快適感の向上に対する大きな効県を
期待することができない。
本発明は上記事情に基づいてなされたもので、その目的
は、温度変動時でも、温度変化に応じて車室内への吹出
風を効果的にコンI・ロールすることにより、乗員の快
適感を向上させることのできる車両用空気調和装置を提
供することにある。
は、温度変動時でも、温度変化に応じて車室内への吹出
風を効果的にコンI・ロールすることにより、乗員の快
適感を向上させることのできる車両用空気調和装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記目的を達成するなめに、車室内に着座する
乗員の前方側に設けられた吹出口と、この吹出口に空調
空気を導くダクト内に配設された冷凍サイクルの冷媒蒸
発器と、前記吹出口より吹き出される空調空気の風向を
可変する風向可変手段と、前記冷媒蒸発器を通過した空
調空気の温度、あるいは前記吹出口より吹き出された空
調空気の温度を検出する温度検出手段と、この温度検出
手段の検出した検出温度の変化率に応じて前記風向可変
手段の可変速度を制纒する制御手段とを備えたことを技
術的手段とする。
乗員の前方側に設けられた吹出口と、この吹出口に空調
空気を導くダクト内に配設された冷凍サイクルの冷媒蒸
発器と、前記吹出口より吹き出される空調空気の風向を
可変する風向可変手段と、前記冷媒蒸発器を通過した空
調空気の温度、あるいは前記吹出口より吹き出された空
調空気の温度を検出する温度検出手段と、この温度検出
手段の検出した検出温度の変化率に応じて前記風向可変
手段の可変速度を制纒する制御手段とを備えたことを技
術的手段とする。
[作用および発明の効果]
例えば、温度検出手段の検出した検出温度の変化率が大
きい場合には、風向可変手段の可変速度を早くし、検出
温度の変化率が小さい場合には、風向可変手段の可変速
度を遅くする。
きい場合には、風向可変手段の可変速度を早くし、検出
温度の変化率が小さい場合には、風向可変手段の可変速
度を遅くする。
これにより、気流の変化による刺激感を高めなり低めた
りして、空調空気の温度変動に対応した風−獣感を乗員
に与えることができる。この結果、乗員の温度感覚をほ
ぼ一定に保つことができ、冷媒圧縮機の0N−OFF作
動に伴う温度変動による不快感を低減して快適感を向上
させることかできる。
りして、空調空気の温度変動に対応した風−獣感を乗員
に与えることができる。この結果、乗員の温度感覚をほ
ぼ一定に保つことができ、冷媒圧縮機の0N−OFF作
動に伴う温度変動による不快感を低減して快適感を向上
させることかできる。
[実施例]
次に、本発明の車両用空気調和装置を図面に示す一実施
例に基づき説明する。
例に基づき説明する。
第1図は車両用空気調和装置の全体構成図である。
本実施例の空気調和装置1は、車室内へ空調空気を導く
送風ダクト2と、その送風ダクト2内で車室内に向かう
空気流を発生させる送風機3とを備え、冷風と温風とを
混合して車室内に吐出するエアミックス式である。送風
ダクト2は、送風機3を収容するブロワユニット2aと
、冷凍サイクル4の冷媒蒸発器5を収容するクーリング
ユニット2bと、エンジン冷却水(温水)を熱源とした
ヒータコア6を収容するヒータユニット2Cから構成さ
れている。
送風ダクト2と、その送風ダクト2内で車室内に向かう
空気流を発生させる送風機3とを備え、冷風と温風とを
混合して車室内に吐出するエアミックス式である。送風
ダクト2は、送風機3を収容するブロワユニット2aと
、冷凍サイクル4の冷媒蒸発器5を収容するクーリング
ユニット2bと、エンジン冷却水(温水)を熱源とした
ヒータコア6を収容するヒータユニット2Cから構成さ
れている。
ブロワユニツf−2aには、車室内と通じて車室内空気
を循環させるための内気導入ロアと、車室外空気を取り
入れるための外気導入口8とが形成されている。内気導
入ロアおよび外気導入口8のいずれか一方は、内外気切
替ダンパ9によって閉塞される。
を循環させるための内気導入ロアと、車室外空気を取り
入れるための外気導入口8とが形成されている。内気導
入ロアおよび外気導入口8のいずれか一方は、内外気切
替ダンパ9によって閉塞される。
冷凍サイクル4は、冷媒圧縮機10、冷媒凝縮器11、
レシーバ12、膨張弁13、および上記の冷媒蒸発器5
を備え、これらの各機能部品を冷媒配管14にて環状に
接続した周知の構成を有する。
レシーバ12、膨張弁13、および上記の冷媒蒸発器5
を備え、これらの各機能部品を冷媒配管14にて環状に
接続した周知の構成を有する。
ヒータコア6が配設されたヒータユニット2C内には、
ヒータコア6をバイパスするバイパス通路15が形成さ
れ、エアミックスダンパ16によって、ヒータコア6を
通過する空気量とバイパス通路15を通過する空気量と
の調節が行われる。
ヒータコア6をバイパスするバイパス通路15が形成さ
れ、エアミックスダンパ16によって、ヒータコア6を
通過する空気量とバイパス通路15を通過する空気量と
の調節が行われる。
ヒータユニット2Cの下流端には、ベンチレーションダ
ンバ17、デフロスタダンパ18、およびヒータダンパ
19によってそれぞれ開閉される第1開口部20、第2
開口部21、および第3開口部22が形成されている。
ンバ17、デフロスタダンパ18、およびヒータダンパ
19によってそれぞれ開閉される第1開口部20、第2
開口部21、および第3開口部22が形成されている。
これらの各開口部20.21.22は、ベンチIノージ
ョンダクト23、デフロスタダク1〜24、およびヒー
タダクト25を介して、それぞれ車室内に開口するベン
チレーション吹出口(本発明の吹出口)26、デフロス
タ吹出口27、およびヒータ吹出口28に連通されてい
る。なお、ヘンチレーション吹出口26は、インス1ヘ
ルメン1〜パネル(図示しない)の中央部と両側との3
か所に開口されており、それぞれ吹出風の方向を可変す
る吹出口クリル(風向可変手段)29が装着されている
。
ョンダクト23、デフロスタダク1〜24、およびヒー
タダクト25を介して、それぞれ車室内に開口するベン
チレーション吹出口(本発明の吹出口)26、デフロス
タ吹出口27、およびヒータ吹出口28に連通されてい
る。なお、ヘンチレーション吹出口26は、インス1ヘ
ルメン1〜パネル(図示しない)の中央部と両側との3
か所に開口されており、それぞれ吹出風の方向を可変す
る吹出口クリル(風向可変手段)29が装着されている
。
これらの吹出口グリル2つは、制御回路30を介して通
電制御されるサーボモータ31により、その吹出し角度
が調節される。なお、本発明の制御手段は、制御回路3
0とサーボモータ31より成る。
電制御されるサーボモータ31により、その吹出し角度
が調節される。なお、本発明の制御手段は、制御回路3
0とサーボモータ31より成る。
この空気調和装2iは、設定された車室内温度に応じて
送風機3の送風レベルおよび吹出「1モードの選択を自
動的に行うA11TOモードと手動で行うManual
モードとが設定されている。
送風機3の送風レベルおよび吹出「1モードの選択を自
動的に行うA11TOモードと手動で行うManual
モードとが設定されている。
なお、吹出[]モードには、Defモード、ト(eat
モード、B / Lモード、V e n tモードが設
定されている。また、V e n tモードあるいはB
/Lモードが選択された場合には、ベンチレーション吹
出口2Gより吹き出される吹出風の風向制御を自動的に
行う風向オートモードが設定されている。
モード、B / Lモード、V e n tモードが設
定されている。また、V e n tモードあるいはB
/Lモードが選択された場合には、ベンチレーション吹
出口2Gより吹き出される吹出風の風向制御を自動的に
行う風向オートモードが設定されている。
制御回路30は、車室内温度を検出する室温センサ32
、外気温度を検出する外気温センサ33、車室内温度を
設定する室温設定抵抗34、日射量を検出する日射量セ
ンサ35、および冷媒蒸発器5の出口温度を検出する出
口温度センサ36の各出力信号に基づいて、冷媒蒸発器
5の出口温度がある所定の温度になるように、冷媒蒸発
器5の0N−OFF制御(可変容量型冷媒蒸発器の場合
には容量制御)を行う。また、制御回路30は、風向オ
ートモードが設定された場合に、出口温度センサ36の
検出温度変化率に基づいてサーボモータ31を作動させ
、吹出口グリル29の吹出し角度を調節して、風向をコ
ントロールする。
、外気温度を検出する外気温センサ33、車室内温度を
設定する室温設定抵抗34、日射量を検出する日射量セ
ンサ35、および冷媒蒸発器5の出口温度を検出する出
口温度センサ36の各出力信号に基づいて、冷媒蒸発器
5の出口温度がある所定の温度になるように、冷媒蒸発
器5の0N−OFF制御(可変容量型冷媒蒸発器の場合
には容量制御)を行う。また、制御回路30は、風向オ
ートモードが設定された場合に、出口温度センサ36の
検出温度変化率に基づいてサーボモータ31を作動させ
、吹出口グリル29の吹出し角度を調節して、風向をコ
ントロールする。
次に、本実施例の制御を行う制御回路3oの作動を第2
図に示すフローチャー1〜に基づき説明する。
図に示すフローチャー1〜に基づき説明する。
まず、ステップS1で、室温センサ32、外気温センサ
33、室温設定抵抗34、日射量センサ35、および出
口温度センサ36からの信号を、それぞれ室内温度’1
−r、外気温度Tam、日射量St、設定温度Tset
、冷媒蒸発器5の出口温度Teとして入力する。
33、室温設定抵抗34、日射量センサ35、および出
口温度センサ36からの信号を、それぞれ室内温度’1
−r、外気温度Tam、日射量St、設定温度Tset
、冷媒蒸発器5の出口温度Teとして入力する。
つぎにステップS2において、ステップS1での入力信
号に基づき、必要吹出温度Taoを下記演算式より算出
し、ステップS3に進む。
号に基づき、必要吹出温度Taoを下記演算式より算出
し、ステップS3に進む。
”rao=Kset −Tset −K r −”T
’ rKam−Tam−K s −S t +C(Ks
et 、 Kr、 Kam、Ks、C:定数)ステップ
S3では、エアコンモードがAUTOモードか否かを判
断する。
’ rKam−Tam−K s −S t +C(Ks
et 、 Kr、 Kam、Ks、C:定数)ステップ
S3では、エアコンモードがAUTOモードか否かを判
断する。
ステップS3の判断結果がYESの場合は、ステップS
4て、ステップS2で算出した必要吹出温度TaOに基
づいて、送風機3の送風レベルおよび吹出口モードを決
定する。
4て、ステップS2で算出した必要吹出温度TaOに基
づいて、送風機3の送風レベルおよび吹出口モードを決
定する。
送風レベルおよび吹出口モードの変化パターンは、あら
かじめ車両ごとに決められている。
かじめ車両ごとに決められている。
ステップS3の判断結果かNOの場合は、ステップS5
に進む。
に進む。
ステップS5では、吹出口モードがV e n、 tモ
ードあるいはB/Lモー1〜であるか否かを判断する。
ードあるいはB/Lモー1〜であるか否かを判断する。
ステップS5の判断結果がNOの場合は、ステップS1
に戻る。
に戻る。
ステップ$5の判断結果がYESの場合は、ステップS
6て、風向オー1〜モードか否かを判断する。ステップ
$6の判断結果がNOの場合は、ステップS1に戻る。
6て、風向オー1〜モードか否かを判断する。ステップ
$6の判断結果がNOの場合は、ステップS1に戻る。
ステップS6の判断結果がYESの場合は、ステップS
7で、設定温度1’setと室内温度Trとの差があら
かじめ設定された設定値T1以下か否かを判断する。ス
テップS7の判断結果がNOの場合は、ステップS8で
、ベンチレーション吹出口26からの吹出風が乗員側に
向かうように、サーボモータ31を作動させて吹出口グ
リル29の方向を乗員側に固定する。ステップS8を実
行した後、ステップS1に戻る。
7で、設定温度1’setと室内温度Trとの差があら
かじめ設定された設定値T1以下か否かを判断する。ス
テップS7の判断結果がNOの場合は、ステップS8で
、ベンチレーション吹出口26からの吹出風が乗員側に
向かうように、サーボモータ31を作動させて吹出口グ
リル29の方向を乗員側に固定する。ステップS8を実
行した後、ステップS1に戻る。
ステップS7の判断結果がYESの場合は、ステップS
9で、ある一定時間間隔での冷媒蒸発器5の出口温度T
eの変化率Teを算出する。
9で、ある一定時間間隔での冷媒蒸発器5の出口温度T
eの変化率Teを算出する。
つきにステップSIOに進み、ステップS9で算出した
変化率Teの値に応じて、吹出口グリル29の可変速度
および方向が決定される。
変化率Teの値に応じて、吹出口グリル29の可変速度
および方向が決定される。
ステップS10を実行した後、ステップS1に戻る。
次に、本実施例の作動を説明する。
送風機3の作動によって冷媒蒸発器5に送風された空気
は、冷媒蒸発器5を流れる低温、低圧の冷媒と熱交換さ
れて冷却され、ヒータユニット2C内に送り込まれる。
は、冷媒蒸発器5を流れる低温、低圧の冷媒と熱交換さ
れて冷却され、ヒータユニット2C内に送り込まれる。
ヒータユニット2C内に送り込まれた空気は、エアミッ
クスダンパ16の開度に応じてヒータコア6およびバイ
パス通路15を通過し、ヒータコア6の下流にて混合さ
れ、所望の空気温度に調節される。
クスダンパ16の開度に応じてヒータコア6およびバイ
パス通路15を通過し、ヒータコア6の下流にて混合さ
れ、所望の空気温度に調節される。
この空調空気は、選択された開口部20〜21より、各
ダクト23〜25を介してそれぞれの吹出口26〜28
より車室内へ吹き出される。
ダクト23〜25を介してそれぞれの吹出口26〜28
より車室内へ吹き出される。
ここで、吹出口モー1−がVentモードあるいはB/
[7モードの時に、乗員が風向オー■−モードを設定す
ることによって、吹出口グリル29が自動的にコン1〜
ロールされる。
[7モードの時に、乗員が風向オー■−モードを設定す
ることによって、吹出口グリル29が自動的にコン1〜
ロールされる。
吹出口グリル29は、冷媒蒸発器5の出口温度1゛eの
変化率↑eに応じてその可変速度が調節され、例えば、
変化率↑eが大きい場合には可変速度を早く、変化率′
艷eが小さい場合には可変速度を遅くするように制御さ
れる。
変化率↑eに応じてその可変速度が調節され、例えば、
変化率↑eが大きい場合には可変速度を早く、変化率′
艷eが小さい場合には可変速度を遅くするように制御さ
れる。
また、変化率↑eが正の値の時には、吹出口グリル29
の方向が乗員側へ、変化重子eが負の値の時には、吹出
口グリル29の方向が中央側(室内側)となるように制
御される。
の方向が乗員側へ、変化重子eが負の値の時には、吹出
口グリル29の方向が中央側(室内側)となるように制
御される。
従って、冷媒蒸発器5の出口温度Teが高くなり、その
変化率↑eも大きい時には、吹出口グリル29が乗員方
向へ早く可変される。これにより、乗員の気流感が高ま
り、温度士、昇による温域変化を補うことができる。
変化率↑eも大きい時には、吹出口グリル29が乗員方
向へ早く可変される。これにより、乗員の気流感が高ま
り、温度士、昇による温域変化を補うことができる。
一方、冷媒蒸発器5の出口温度Teが低くなり、その変
化率↑eも大きい時には、吹出口グリル29が室内方向
へ早く可変される。これにより、乗員の気流感を弱めて
、温度低下による温感変化を補うことができる。
化率↑eも大きい時には、吹出口グリル29が室内方向
へ早く可変される。これにより、乗員の気流感を弱めて
、温度低下による温感変化を補うことができる。
また、冷媒蒸発器5の出口温度Teの変化率↑eが小さ
い時には、吹出口グリル29を一定に、あるいはゆっく
りと可変する。
い時には、吹出口グリル29を一定に、あるいはゆっく
りと可変する。
以上のような制御を行うことにより、冷媒蒸発器5の出
口温度Teの変化に伴う乗員回りの温度変化を気流感に
よって補正することができ、乗員には、常にある一定の
温度感覚を維持させることができる(第3図参照)。な
お、第3図は、乗員の頭部周囲温度と温度感覚との関係
を示したグラフで、横軸に頭部周囲温度、縦軸に申告温
度感覚を表す。
口温度Teの変化に伴う乗員回りの温度変化を気流感に
よって補正することができ、乗員には、常にある一定の
温度感覚を維持させることができる(第3図参照)。な
お、第3図は、乗員の頭部周囲温度と温度感覚との関係
を示したグラフで、横軸に頭部周囲温度、縦軸に申告温
度感覚を表す。
この第3図では、風速をVl、V2、V3(Vl <V
2 <V3 )と変化させた時の被験者の申告温度感覚
がほぼ右上りの特性を示すことが図示されている。また
、第3図において、破線矢印で示すように、従来の風向
一定すなわち風速一定の制御方法では、冷媒圧縮機10
の0N−OFF作動による温度変化により温度感覚が変
化してしまうが、本制御では、実線矢印で示すように、
常に温度感覚を一定に維持することができる。従って、
冷媒圧縮機10の0N−OFF作動に伴なう温度変化に
よる不快感を低減して快適性を向上させることができる
。
2 <V3 )と変化させた時の被験者の申告温度感覚
がほぼ右上りの特性を示すことが図示されている。また
、第3図において、破線矢印で示すように、従来の風向
一定すなわち風速一定の制御方法では、冷媒圧縮機10
の0N−OFF作動による温度変化により温度感覚が変
化してしまうが、本制御では、実線矢印で示すように、
常に温度感覚を一定に維持することができる。従って、
冷媒圧縮機10の0N−OFF作動に伴なう温度変化に
よる不快感を低減して快適性を向上させることができる
。
なお、本実施例では、冷媒蒸発器5の出口温度Teの変
化率↑eに応じて吹出口グリル29の可変速度を制御し
たが、乗員前面の吹出口であるベンチレーション吹出口
26の吹出温度Taを検出し、その吹出温度Taの変化
率↑aに応じて吹出口グリル29の可変速度を制御して
も良い。この場合には、乗員の近い所での空気温度を検
出することで、より1確な風向制御を行うことができる
。
化率↑eに応じて吹出口グリル29の可変速度を制御し
たが、乗員前面の吹出口であるベンチレーション吹出口
26の吹出温度Taを検出し、その吹出温度Taの変化
率↑aに応じて吹出口グリル29の可変速度を制御して
も良い。この場合には、乗員の近い所での空気温度を検
出することで、より1確な風向制御を行うことができる
。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示すもので
、第1図は車両用空気調和装置の全体構成図、第2図は
制御回路の作動を示すフローチャート、第3図は温度と
温感の関係を示すグラフである。 図中 1・・・車両用空気調和装置 2・・・送風ダクト4・
・・冷凍サイクル 5・・・冷媒蒸発器26・・
・ベンチレーション吹出口 29・・・吹出口グリル(風向可変手段)30 制御
回路(制御手段) 31・・サーボモータ(制御手段)
、第1図は車両用空気調和装置の全体構成図、第2図は
制御回路の作動を示すフローチャート、第3図は温度と
温感の関係を示すグラフである。 図中 1・・・車両用空気調和装置 2・・・送風ダクト4・
・・冷凍サイクル 5・・・冷媒蒸発器26・・
・ベンチレーション吹出口 29・・・吹出口グリル(風向可変手段)30 制御
回路(制御手段) 31・・サーボモータ(制御手段)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)(a)車室内に着座する乗員の前方側に設けられた
吹出口と、 (b)この吹出口に空調空気を導くダクト内に配設され
た冷凍サイクルの冷媒蒸発器と、 (c)前記吹出口より吹き出される空調空気の風向を可
変する風向可変手段と、 (d)前記冷媒蒸発器を通過した空調空気の温度、ある
いは前記吹出口より吹き出された空調空気の温度を検出
する温度検出手段と、 (e)この温度検出手段の検出した検出温度の変化率に
応じて前記風向可変手段の可変速度を制御する制御手段
と を備えた車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247690A JPH042520A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247690A JPH042520A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 車両用空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042520A true JPH042520A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14328511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10247690A Pending JPH042520A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042520A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9576744B2 (en) | 2012-08-29 | 2017-02-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Solid electrolytic capacitor |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP10247690A patent/JPH042520A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9576744B2 (en) | 2012-08-29 | 2017-02-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Solid electrolytic capacitor |
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