JPH04257452A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録システム - Google Patents
インクジェット記録装置およびインクジェット記録システムInfo
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- Ink Jet (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
において、インクタンク内からインクを抽出するインク
供給装置に関する。
ジェットヘッドへのインクの供給は、交換式のインクタ
ンクが多く用いられている。このインクタンクは、イン
クの補充がインクタンクの交換で可能であり、高価なイ
ンクジェットヘッドを廃却する必要がないためランニン
グコストの低いインクジェット記録装置が実現されてい
る。このような交換式のインクタンクはインクタンクと
インクジェットヘッドの接続部から気泡が混入が少なく
、またインクの漏れが発生しないことを目的に考案され
ており、従来、インクタンクからのインク抽出方法は図
6に示す如く、インクタンク30下部のインク流出口に
ゴム栓31を具備し、このゴム栓31に金属製のインク
供給針32を挿入しインクを抽出していた。インク供給
針32は、ゴム栓31に貫通させるため、ステンレス製
のパイプを先端が鋭い針となるように絞り加工を行い、
更にインクの流路として、パイプの側面に直径が1mm
程度のインク供給孔33を設けていた。
ット記録装置のインクジェットヘッドが安定して印字を
行うためにはインクタンクからインクジェットヘッドへ
のインクの供給圧力を−30〜−100mmAq程度の
負圧に保たなければならない。特にキャリッジ上にイン
クジェットヘッドとインクタンクを搭載したインクジェ
ット記録装置においては、インクタンクの設置高さでイ
ンクの供給圧力を調整することが困難であり、フォーム
などの発泡体を用いて、インクタンク内部で負圧を発生
させている。
は、インクジェットヘッドの流路内が乾燥した状態でイ
ンクタンクを接続すると、インクタンク内部は負圧に設
定してあるため、ノズルよりインクタンクの内部に空気
が逆流してしまう恐れがあった。(ノズルの毛細管力が
無いためインクの保持ができない。)そこで、インクジ
ェットヘッドの流路内が絶対に乾燥しないように気密性
の高いキャップ装置を設置したり、また記録装置の保存
時には蒸発速度の遅い特殊な液体をインクジェットヘッ
ドに注入する必要があった。
は大気と接触するために、凹形状のメニスカスが生じる
が、従来のステンレス製のインク供給針はインク供給口
がφ1mm程度と大きく、従ってメニスカスの体積が大
きく、インクタンク交換時にインクジェットヘッドに流
れる気泡の量が多く、印字不良を発生させる要因となっ
ている。
されており危険のため、安全性を確保するためには、シ
ャッタ等の安全装置の設置が必要であった。
ものであり、その目的とするところは、乾燥したインク
ジェットヘッドに確実にインクの供給ができ、またイン
クタンクの交換時に流路に浸入する気泡の少ない、且つ
低コストで安全なインク供給装置を装備したインクジェ
ット記録装置を提供するものである。
ト記録装置において、インクを注入したインクタンクと
、該インクタンクからインクを抽出する樹脂成形のイン
ク供給針と、前記インクタンクのインク取り出し口に融
着したフィルムと、前記インク取り出し口と前記フィル
ム間で保持した供給針シール部材を具備し、前記インク
供給針の先端に複数個の微小径からなるインク供給孔を
設けたことを特徴とするインクジェット記録装置であり
、またインク供給孔の直径がφ0.1〜φ0.4mmの
範囲の範囲にあり、さらにはインク供給針の先端にフィ
ルタメッシュを設けたことを特徴とするインクジェット
記録装置である。
る。図1は本実施例の側断面図、図2は部分詳細図、図
3、図4は動作の説明図、図5は他の実施例の説明図で
ある。
に挿入したインク含浸体のフォーム、3はインクタンク
1に設けたインク取り出し口、4はインク取り出し口4
に熱融着したアルミラミネートフィルム(以後フィルム
と称する)、5はインク取り出し口4に貼られたフィル
タ、6は樹脂成形のインク供給針、7はキャリッジ、8
はインクである。また9はインク供給針6とヘッドを接
続する供給パイプ、10はインクジェットヘッド(以後
ヘッドと称す)、11はインク供給針6とインクタンク
1のシールを確保するパッキンである。インク供給針6
の先端は円錐形状をしており、円錐面には直径φ0.3
mmのインク供給孔6−aが多数個あけられている。フ
ィルム4はアルミとポリエチレンとナイロンの3層構造
をしており総厚みは50μmである。従って十分に薄い
ため、樹脂成形で安全性の高いインク供給針6であって
も容易に貫通できる。本実施例では3層構造のフィルム
を用いたが、単層のフィルムを用いても問題は無い。
を行う。図3はインク供給針6からヘッド10までのイ
ンク流路が乾燥している場合のインクタンク1とインク
供給針6の接続の詳細図である。ヘッド10のノズル1
0−aも前述のインク流路と同様に乾燥しているためノ
ズルの毛細管力は無い。インクタンク1を上から下に装
着すると、インク供給針6がフィルム4を破る。その直
後インクタンク1のインク取り出し口3とフィルム4の
間で保持されたパッキン11の内周とインク供給針6の
外周が密着しインクタンク1とインク供給針6の接続部
のシールが確保される。インク取り出し口3の内部の体
積は挿入したインク供給針6の体積分減少する。この体
積の減少により発生する余剰インク8は、インク供給針
6のインク供給孔6−aの内部に浸入しメニスカス12
を形成する。(インク取り出し口3には流路抵抗のある
フィルタ5が張り付けてあるため、若干はインクタンク
1の本体に逆流するが、ほとんどのインク8はインク供
給針6のインク供給孔6−aの内部に浸入する。
ク供給孔6−aの直径がφ0.3mmの場合−50mm
Aq程度である。一方インクタンク1の内部の負圧はイ
ンク8が満たんの初期状態で−30mmAq程度であり
、従ってインク供給孔6−aに形成したメニスカス12
でインク8を保持できる。更に図示せぬポンプでヘッド
10のノズル10−aより吸引することで、ヘッド10
が乾燥した状態でもインクタンク1内にインク8が逆流
することなく充填が可能である。
ク1で説明したが、インクタンク自身が負圧をもつ場合
であればインク袋を用いたインクタンクであっても同様
の効果は得られる。
ンク供給針6の詳細を示す図であり、図1においてヘッ
ド10内にインク8が充填されている状態を示す。イン
ク供給針6のインク供給孔6−aには図で示すようにメ
ニスカス13が形成されている。しかしインク供給孔6
−aは上記のよう直径0.3mmと小さい為、メニスカ
ス13の体積は大径のインク供給孔の場合と比較しても
十分に小さい。従ってインクタンク1の交換時にインク
供給孔6−aより浸入する空気は微少量に抑えることが
できる。
図5をもとに説明する。図中20は第2の実施例におけ
るインク供給針である。このインク供給針20は先端が
斜めにカットされたパイプ形状をしており、先端の斜面
部にはフィルタ21が貼ってある。このフィルタ21は
開口部が20〜100μmのスクリーン印刷用角目織り
ステンレスメッシュである。第2の実施例についてもフ
ィルタ21の微細のメッシュにより第1の実施例と同様
の効果が得られる。
ミ、異物をフィルタ21でトラップできるため、インク
供給針21より先に異物を流入することを防止できる。 またフィルタ21に異物が付着してもフィルタ21が露
出しているために容易にクリーニングできる。
複数個の微小径のインク供給孔を設けたことにより、負
圧を有するインクタンクから、乾燥したインクジェット
ヘッドに対してインクの供給が確実に行え、またインク
タンクの交換時の気泡の流入が少なく、また樹脂でイン
ク供給針を構成したため非常に安全性の高く、プロテク
ション機構が不要な安価なインク供給装置を提供できる
という効果を有する。
例を示す側断面図。
例の側断面の詳細図。
例の説明図。
例の説明図。
例を示す斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】インクジェット記録装置において、インク
を注入したインクタンクと、該インクタンクからインク
を抽出する樹脂成形のインク供給針と、前記インクタン
クのインク取り出し口に融着したフィルムと、前記イン
ク取り出し口と、前記フィルム間で保持した供給針シー
ル部材を具備し、前記インク供給針の先端に複数個の微
小径からなるインク供給孔を設けたことを特徴とするイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項2】インク供給針の先端に直径がφ0.1〜φ
0.4mmの範囲の複数個のインク供給孔を設けたこと
を特徴とする請求項1のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】インク供給針の先端にフィルタメッシュを
設けたことを特徴とする請求項1のインクジェット記録
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1874791A JP3060555B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1874791A JP3060555B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04257452A true JPH04257452A (ja) | 1992-09-11 |
JP3060555B2 JP3060555B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=11980247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1874791A Expired - Lifetime JP3060555B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060555B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6036305A (en) * | 1994-12-28 | 2000-03-14 | Fujitsu, Limited | Ink cartridge with residual ink retaining structure |
KR100441237B1 (ko) * | 2001-02-09 | 2004-07-21 | 캐논 가부시끼가이샤 | 액체 분사 장치 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP1874791A patent/JP3060555B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6036305A (en) * | 1994-12-28 | 2000-03-14 | Fujitsu, Limited | Ink cartridge with residual ink retaining structure |
KR100441237B1 (ko) * | 2001-02-09 | 2004-07-21 | 캐논 가부시끼가이샤 | 액체 분사 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3060555B2 (ja) | 2000-07-10 |
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