JPH04255420A - 配電線路の保護システム - Google Patents
配電線路の保護システムInfo
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- JPH04255420A JPH04255420A JP3033559A JP3355991A JPH04255420A JP H04255420 A JPH04255420 A JP H04255420A JP 3033559 A JP3033559 A JP 3033559A JP 3355991 A JP3355991 A JP 3355991A JP H04255420 A JPH04255420 A JP H04255420A
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- Japan
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- distribution line
- photocurrent sensor
- circuit
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- fault current
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 4
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Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は短絡事故や地絡短絡事故
に伴う事故電流から配電線路を保護するための配電線路
の保護システムに関するものである。
に伴う事故電流から配電線路を保護するための配電線路
の保護システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】配電線路において短絡事故等が発生した
場合の系統の保護のため、従来から配電変電所の構内に
は遮断器および遮断器のOCR(オーバーカレントリレ
ー:過電流継電器)が設置されている。しかしこの遮断
器のOCRは需要家遮断器のOCRが作動した後に作動
するように遅い作動特性をもたせてあるため、この遮断
器が作動する間に配電線が事故電流により断線してしま
い、長時間にわたる停電事故を招くという問題があった
。また事故電流検出用のセンサとして変流器が使用され
ていたので、外部からの電気的な雑音により事故判定回
路が誤動作する可能性があり、また変流器の絶縁劣化や
絶縁破壊により系統の運用が不可能となる等の問題があ
った。
場合の系統の保護のため、従来から配電変電所の構内に
は遮断器および遮断器のOCR(オーバーカレントリレ
ー:過電流継電器)が設置されている。しかしこの遮断
器のOCRは需要家遮断器のOCRが作動した後に作動
するように遅い作動特性をもたせてあるため、この遮断
器が作動する間に配電線が事故電流により断線してしま
い、長時間にわたる停電事故を招くという問題があった
。また事故電流検出用のセンサとして変流器が使用され
ていたので、外部からの電気的な雑音により事故判定回
路が誤動作する可能性があり、また変流器の絶縁劣化や
絶縁破壊により系統の運用が不可能となる等の問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決し、万一センサの絶縁破壊が生じた
場合にも系統の運用に支障を生ずることがなく、また外
部からの雑音により事故判定回路が誤動作することがな
く、しかも事故が生じた場合には確実に事故電流による
アークから配電線路を保護することができる配電線路の
保護システムを提供するために完成されたものである。
従来の問題点を解決し、万一センサの絶縁破壊が生じた
場合にも系統の運用に支障を生ずることがなく、また外
部からの雑音により事故判定回路が誤動作することがな
く、しかも事故が生じた場合には確実に事故電流による
アークから配電線路を保護することができる配電線路の
保護システムを提供するために完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、配電線に取り付けた事故電流検
出用の光電流センサと、この光電流センサが事故電流を
検出したときに作動して配電線路を保護するサイリスタ
装置とからなり、この光電流センサにはその出力信号が
基準レベルを保つように光電流センサへ入力される光線
の強度を調整する光電気変換器を光ファイバーケーブル
により結合して備えたものであることを特徴とするもの
である。以下に本発明を図示の実施例によって更に詳細
に説明する。
めになされた本発明は、配電線に取り付けた事故電流検
出用の光電流センサと、この光電流センサが事故電流を
検出したときに作動して配電線路を保護するサイリスタ
装置とからなり、この光電流センサにはその出力信号が
基準レベルを保つように光電流センサへ入力される光線
の強度を調整する光電気変換器を光ファイバーケーブル
により結合して備えたものであることを特徴とするもの
である。以下に本発明を図示の実施例によって更に詳細
に説明する。
【0005】
【実施例】図1において、1は配電変電所の遮断器、2
は配電線である。本実施例では配電線2にサイリスタ装
置3が並列に設けられており、事故電流が検出されたと
きにはこのサイリスタ装置3をオンとすることにより配
電線2を強制短絡して系統電圧を低下させてアークを消
弧し、配電線2を保護するようになっている。しかし常
時オンとされているサイリスタ装置3を配電線2と直列
に挿入し、事故電流を遮断してアークを消弧することも
可能である。
は配電線である。本実施例では配電線2にサイリスタ装
置3が並列に設けられており、事故電流が検出されたと
きにはこのサイリスタ装置3をオンとすることにより配
電線2を強制短絡して系統電圧を低下させてアークを消
弧し、配電線2を保護するようになっている。しかし常
時オンとされているサイリスタ装置3を配電線2と直列
に挿入し、事故電流を遮断してアークを消弧することも
可能である。
【0006】本発明においては、事故電流検出用のセン
サとして配電線2に光電流センサ4を取り付けてある。 この光電流センサ4は図2に示すように、配電線2を囲
む鉄心5のギャップ内にファラディ素子6を挿入したも
のであり、光電気変換器の光源7からの一定強度の光線
を光ファイバーケーブルを通して配電線2の電流に応じ
て変調することができるものである。配電線2には交流
が流れているので、光電気変換器の受光器8に取り出さ
れる光電流センサ4の出力は図2の右側に示すように交
流成分を含んだものとなる。
サとして配電線2に光電流センサ4を取り付けてある。 この光電流センサ4は図2に示すように、配電線2を囲
む鉄心5のギャップ内にファラディ素子6を挿入したも
のであり、光電気変換器の光源7からの一定強度の光線
を光ファイバーケーブルを通して配電線2の電流に応じ
て変調することができるものである。配電線2には交流
が流れているので、光電気変換器の受光器8に取り出さ
れる光電流センサ4の出力は図2の右側に示すように交
流成分を含んだものとなる。
【0007】図3に示すように、光電流センサ4の光出
力は光ファイバーケーブルを通して光電気変換器の受光
器8であるフォトトランジスタにより電気信号に変換さ
れ、カップリングコンデンサ9により直流成分をカット
される。その後、増幅器10により増幅され、整流回路
11、平滑回路12を経たうえで事故判定回路の比較回
路13において基準電圧と比較される。比較回路13は
光電流センサ4の出力が設定値を越えたか否かにより“
0”又は“1”の信号を出力する。そして次のロジック
回路14は3相交流のU,V,Wの3相のうち2相以上
で設定値を越える電流が検出されたときに事故が発生し
たものと判断し、前述したサイリスタ装置3にトリガー
信号を送りこれを作動させる。
力は光ファイバーケーブルを通して光電気変換器の受光
器8であるフォトトランジスタにより電気信号に変換さ
れ、カップリングコンデンサ9により直流成分をカット
される。その後、増幅器10により増幅され、整流回路
11、平滑回路12を経たうえで事故判定回路の比較回
路13において基準電圧と比較される。比較回路13は
光電流センサ4の出力が設定値を越えたか否かにより“
0”又は“1”の信号を出力する。そして次のロジック
回路14は3相交流のU,V,Wの3相のうち2相以上
で設定値を越える電流が検出されたときに事故が発生し
たものと判断し、前述したサイリスタ装置3にトリガー
信号を送りこれを作動させる。
【0008】一方、受光器8により電気信号に変換され
た光電流センサ4の光出力は、光電気変換器の比較回路
15により基準電圧と比較される。そして光電流センサ
4の光出力が常に基準レベルに保たれるように出力調整
回路16に信号を送り、光電気変換器の光源7から光電
流センサ4へ送られる光線の強度を調整する。換言すれ
ば光電流センサ4の出力調整回路16にフィードバック
を掛けることにより、光電流センサ4の光出力が常時は
一定に保たれるように制御がなされていることとなる。
た光電流センサ4の光出力は、光電気変換器の比較回路
15により基準電圧と比較される。そして光電流センサ
4の光出力が常に基準レベルに保たれるように出力調整
回路16に信号を送り、光電気変換器の光源7から光電
流センサ4へ送られる光線の強度を調整する。換言すれ
ば光電流センサ4の出力調整回路16にフィードバック
を掛けることにより、光電流センサ4の光出力が常時は
一定に保たれるように制御がなされていることとなる。
【0009】
【作用】このように構成された本発明の配電線路の保護
システムにおいては、配電線2に取り付けられた光電流
センサ4が事故電流を検出したときに事故判定回路のロ
ジック回路14がサイリスタ装置3にトリガー信号を送
り、サイリスタ装置3を高速作動させて事故電流を短絡
あるいは遮断してアークを消弧し、配電線2の損傷ある
いは溶断を防止することができる。また上述したように
、光電流センサ4はその出力信号が基準レベルを保つよ
うに光電流センサ4へ入力される光線の強度を調整する
光電気変換器を備えたものであるので、長年の使用によ
り光源7が劣化しはじめたような場合にも、光電流セン
サ4は安定して作動し、事故電流を確実に検出すること
ができる。
システムにおいては、配電線2に取り付けられた光電流
センサ4が事故電流を検出したときに事故判定回路のロ
ジック回路14がサイリスタ装置3にトリガー信号を送
り、サイリスタ装置3を高速作動させて事故電流を短絡
あるいは遮断してアークを消弧し、配電線2の損傷ある
いは溶断を防止することができる。また上述したように
、光電流センサ4はその出力信号が基準レベルを保つよ
うに光電流センサ4へ入力される光線の強度を調整する
光電気変換器を備えたものであるので、長年の使用によ
り光源7が劣化しはじめたような場合にも、光電流セン
サ4は安定して作動し、事故電流を確実に検出すること
ができる。
【0010】しかも本発明においては、事故電流検出用
のセンサとして光電流センサ4を採用したので、電気的
な外部雑音により影響を受けて事故判定回路が誤動作す
るおそれがないうえ、その出力信号をノンメタリックで
あって、かつ絶縁性に優れた光ファイバーケーブルによ
り光電気変換器側に取り出しているので、万一光電流セ
ンサ4の絶縁破壊が生じたような場合にも事故に到るこ
とがなく、配電系統の運行に支障を生ずるおそれがない
。
のセンサとして光電流センサ4を採用したので、電気的
な外部雑音により影響を受けて事故判定回路が誤動作す
るおそれがないうえ、その出力信号をノンメタリックで
あって、かつ絶縁性に優れた光ファイバーケーブルによ
り光電気変換器側に取り出しているので、万一光電流セ
ンサ4の絶縁破壊が生じたような場合にも事故に到るこ
とがなく、配電系統の運行に支障を生ずるおそれがない
。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の配電線
路の保護システムは配電線の事故電流検出手段として光
電流センサを使用したので、万一センサの絶縁破壊が生
じた場合にも系統の運用に支障を生ずることがなく、ま
た外部からの雑音により事故判定回路が誤動作すること
がないうえに、光電流センサの出力を安定させて確実な
検出精度を確保することができる。しかも事故が生じた
場合にはサイリスタ装置を高速作動させることにより、
確実に事故電流から配電線路を保護することができるも
のである。よって本発明は従来の問題点を一掃したもの
として、産業の発展に寄与するところは極めて大である
。
路の保護システムは配電線の事故電流検出手段として光
電流センサを使用したので、万一センサの絶縁破壊が生
じた場合にも系統の運用に支障を生ずることがなく、ま
た外部からの雑音により事故判定回路が誤動作すること
がないうえに、光電流センサの出力を安定させて確実な
検出精度を確保することができる。しかも事故が生じた
場合にはサイリスタ装置を高速作動させることにより、
確実に事故電流から配電線路を保護することができるも
のである。よって本発明は従来の問題点を一掃したもの
として、産業の発展に寄与するところは極めて大である
。
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】実施例の光電流センサを示すブロック図である
。
。
【図3】実施例の光電流センサ、光電気変換器等の構成
及び作動を示すブロック図である。
及び作動を示すブロック図である。
2 配電線
3 サイリスタ装置
4 光電流センサ
7 光電気変換器の光源
8 光電気変換器の受光器
16 出力調整回路
Claims (1)
- 【請求項1】 配電線に取り付けた事故電流検出用の
光電流センサと、この光電流センサが事故電流を検出し
たときに作動して配電線路を保護するサイリスタ装置と
からなり、この光電流センサにはその出力信号が基準レ
ベルを保つように光電流センサへ入力される光線の強度
を調整する光電気変換器を光ファイバーケーブルにより
結合して備えたものであることを特徴とする配電線路の
保護システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03033559A JP3025035B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 配電線路の保護システム |
TW81100697A TW199231B (ja) | 1991-02-01 | 1992-01-30 | |
AU10582/92A AU648864B2 (en) | 1991-02-01 | 1992-01-31 | Apparatus for protecting power distribution line from accidental failure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03033559A JP3025035B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 配電線路の保護システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04255420A true JPH04255420A (ja) | 1992-09-10 |
JP3025035B2 JP3025035B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=12389911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03033559A Expired - Fee Related JP3025035B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 配電線路の保護システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025035B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2362505A (en) * | 2000-05-19 | 2001-11-21 | Secr Defence | Magnetic Field Sensor |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP03033559A patent/JP3025035B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3025035B2 (ja) | 2000-03-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000107 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |