JPH04237646A - 自動車のリヤシート構造 - Google Patents
自動車のリヤシート構造Info
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- JPH04237646A JPH04237646A JP3019294A JP1929491A JPH04237646A JP H04237646 A JPH04237646 A JP H04237646A JP 3019294 A JP3019294 A JP 3019294A JP 1929491 A JP1929491 A JP 1929491A JP H04237646 A JPH04237646 A JP H04237646A
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- JP
- Japan
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- seat
- seat back
- seat cushion
- automobile
- frame
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 208000008035 Back Pain Diseases 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/2222—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable the back-rest having two or more parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/62—Thigh-rests
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のリヤシート構
造に関し、詳しくはシートバックの上部が下部に対して
平坦な状態から車両前方側に屈曲形成された自動車のリ
ヤシートシート構造に関する。
造に関し、詳しくはシートバックの上部が下部に対して
平坦な状態から車両前方側に屈曲形成された自動車のリ
ヤシートシート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシート構造として、実開平1−
150053号公報開示の如く、背もたれ(シートバッ
ク)を上部と下部とで中折れ可能に構成したものがある
。このような中折れ可能なシートバック構成をリアシー
トに適用し、シートバックを通常の平坦な状態から下部
をより後方側に傾けると共に上部を前方側に屈曲させる
ことにより、着座乗員の頭部位置を下げることができ、
その分ヘッドクリアランスを確保してルーフを低くする
ことができる。
150053号公報開示の如く、背もたれ(シートバッ
ク)を上部と下部とで中折れ可能に構成したものがある
。このような中折れ可能なシートバック構成をリアシー
トに適用し、シートバックを通常の平坦な状態から下部
をより後方側に傾けると共に上部を前方側に屈曲させる
ことにより、着座乗員の頭部位置を下げることができ、
その分ヘッドクリアランスを確保してルーフを低くする
ことができる。
【0003】
【従来技術の課題】しかし乍ら、上記の如くシートバッ
ク下部を後方側に傾けると共に上部を前方側に屈曲させ
た形態とすると、乗員の着座姿勢はシートバック上部に
よって前方に押された状態となり、着座中尻部が徐々に
前方にずれて着座姿勢が乱れてしまうという問題が生ず
る。このようなシートに対する着座姿勢の乱れは腰痛の
原因ともなり好ましくないものである。又、乗降もし辛
くなるという問題も有するものである。
ク下部を後方側に傾けると共に上部を前方側に屈曲させ
た形態とすると、乗員の着座姿勢はシートバック上部に
よって前方に押された状態となり、着座中尻部が徐々に
前方にずれて着座姿勢が乱れてしまうという問題が生ず
る。このようなシートに対する着座姿勢の乱れは腰痛の
原因ともなり好ましくないものである。又、乗降もし辛
くなるという問題も有するものである。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の如き事情に鑑み、シー
トバックの屈曲に起因する乗員の着座姿勢の乱れを防止
することができ、又、乗降を容易とすることのできる自
動車のリヤシート構造の提供、を目的とする。
トバックの屈曲に起因する乗員の着座姿勢の乱れを防止
することができ、又、乗降を容易とすることのできる自
動車のリヤシート構造の提供、を目的とする。
【0005】
【発明の構成】このため、本発明に係る自動車のリヤシ
ート構造は、シートバックの上部が下部に対して平坦な
状態から車両前方側に屈曲形成された自動車のリヤシー
トに於て、シートクッションの前端部に、上側に突出す
る凸部を形成したものである。この構成によれば、凸部
によって乗員の尻部の前方へのずれを防ぐことができる
。又、請求項2に係る発明は、シートクッションの前端
部を上下に昇降可能とすると共に、該前端部の昇降とシ
ートバックの屈曲とをシートバックが平坦状態にある時
シートクッションの前端部が下がるよう連動させる連動
機構を設けて構成したものである。これにより、シート
バックが屈曲して乗員の尻部の前方へのずれが生じ易い
時にはシートクッションの前端部が上って尻部の前方へ
のずれを防ぐと共に、シートバックが平坦で乗員の尻部
の前方へのずれが生じにくい時にはシートクッションの
前端部が下がってより快適な着座姿勢を可能とするもの
である。更に、請求項3に係る発明は、シートクッショ
ンの前端部を上下に昇降可能とすると共に、乗員の乗降
を検知する乗降検知手段を設け、該乗降検知手段が乗員
の乗降を検知した時シートクッションの前端部を下げる
よう構成したものである。これによれば、乗員の乗降時
にはシートクッションの前端部が下がり、該前端部が乗
降の際の邪魔になることがない。
ート構造は、シートバックの上部が下部に対して平坦な
状態から車両前方側に屈曲形成された自動車のリヤシー
トに於て、シートクッションの前端部に、上側に突出す
る凸部を形成したものである。この構成によれば、凸部
によって乗員の尻部の前方へのずれを防ぐことができる
。又、請求項2に係る発明は、シートクッションの前端
部を上下に昇降可能とすると共に、該前端部の昇降とシ
ートバックの屈曲とをシートバックが平坦状態にある時
シートクッションの前端部が下がるよう連動させる連動
機構を設けて構成したものである。これにより、シート
バックが屈曲して乗員の尻部の前方へのずれが生じ易い
時にはシートクッションの前端部が上って尻部の前方へ
のずれを防ぐと共に、シートバックが平坦で乗員の尻部
の前方へのずれが生じにくい時にはシートクッションの
前端部が下がってより快適な着座姿勢を可能とするもの
である。更に、請求項3に係る発明は、シートクッショ
ンの前端部を上下に昇降可能とすると共に、乗員の乗降
を検知する乗降検知手段を設け、該乗降検知手段が乗員
の乗降を検知した時シートクッションの前端部を下げる
よう構成したものである。これによれば、乗員の乗降時
にはシートクッションの前端部が下がり、該前端部が乗
降の際の邪魔になることがない。
【0006】
【発明の実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて
説明する。図1は、本発明に係る自動車のリヤシート構
造の一実施例を適用した自動車のリヤシートの側面図相
当の概略構成図である。
説明する。図1は、本発明に係る自動車のリヤシート構
造の一実施例を適用した自動車のリヤシートの側面図相
当の概略構成図である。
【0007】図示リヤシート1は、フロア上面に固定さ
れたシートクッション20の後端部にその下端を一致さ
せてシートバック10がフロア2に揺動可能に枢着され
て構成されている。
れたシートクッション20の後端部にその下端を一致さ
せてシートバック10がフロア2に揺動可能に枢着され
て構成されている。
【0008】シートバック10は、上側のアッパシート
バック11と下側のロアシートバック12に上下に二分
割されており、ロアシートバック12はそのフレームで
あるロアフレーム12Aの下端がフロア2に枢着されて
フロア2に対して揺動(リクライニグ)可能となってい
ると共に、アッパシートバック11はそのフレームであ
るアッパフレーム11Aの下端がロアフレーム12Aの
上端にリンクプレート13を介して揺動可能に連結され
てロアシートバック12に対して揺動可能となっている
。つまり、シートバック10はリクライニグ可能である
と共に、アッパシートバック11とロアシートバック1
2の間で屈曲可能となっているものである。
バック11と下側のロアシートバック12に上下に二分
割されており、ロアシートバック12はそのフレームで
あるロアフレーム12Aの下端がフロア2に枢着されて
フロア2に対して揺動(リクライニグ)可能となってい
ると共に、アッパシートバック11はそのフレームであ
るアッパフレーム11Aの下端がロアフレーム12Aの
上端にリンクプレート13を介して揺動可能に連結され
てロアシートバック12に対して揺動可能となっている
。つまり、シートバック10はリクライニグ可能である
と共に、アッパシートバック11とロアシートバック1
2の間で屈曲可能となっているものである。
【0009】アッパフレーム11Aには、その上端部近
傍にフロア2に固定されたストライカ2Aと係合するキ
ャッチャ11Bが設けられており、該キャッチャ11B
がストライカ2Aに係合することで、アッパシートバッ
ク11の上端側の前後方向の位置が規定されるようにな
っている。ここで、ストライカ2Aは所定径の丸棒をコ
字状に屈曲して形成されてその長手方向を上下方向とし
てフロア2に装着されると共に、キャッチャ11Bは該
ストライカ2Aにその側方から直交状態で係合するよう
に構成されており、ストライカ2Aにキャッチャ11B
が係合すると、アッパシートバック11は当該係合部に
於て前後方向の移動は不能となるが当該係合部を支点と
してその下端側が前後方向に揺動して角度変化は可能な
ようになっているものである。
傍にフロア2に固定されたストライカ2Aと係合するキ
ャッチャ11Bが設けられており、該キャッチャ11B
がストライカ2Aに係合することで、アッパシートバッ
ク11の上端側の前後方向の位置が規定されるようにな
っている。ここで、ストライカ2Aは所定径の丸棒をコ
字状に屈曲して形成されてその長手方向を上下方向とし
てフロア2に装着されると共に、キャッチャ11Bは該
ストライカ2Aにその側方から直交状態で係合するよう
に構成されており、ストライカ2Aにキャッチャ11B
が係合すると、アッパシートバック11は当該係合部に
於て前後方向の移動は不能となるが当該係合部を支点と
してその下端側が前後方向に揺動して角度変化は可能な
ようになっているものである。
【0010】又、ロアフレーム12Aの上端近傍にはロ
アキャッチャ12Bが設けられると共に、ロアシートバ
ック12が後方側にリクライニングされた時、該ロアキ
ャッチャ12Bと対応するフロア2部位にロアストライ
カ2Bが設けられており、該ロアストライカ2Bにロア
キャッチャ12Bが係合することによりロアシートバッ
ク12が後方側に所定角度傾いた状態で固定されるよう
になっている。尚、ロアストライカ2Bとロアキャッチ
ャ12Bの係合は解除レバー12Cの操作によって解除
されるようになっているものである。
アキャッチャ12Bが設けられると共に、ロアシートバ
ック12が後方側にリクライニングされた時、該ロアキ
ャッチャ12Bと対応するフロア2部位にロアストライ
カ2Bが設けられており、該ロアストライカ2Bにロア
キャッチャ12Bが係合することによりロアシートバッ
ク12が後方側に所定角度傾いた状態で固定されるよう
になっている。尚、ロアストライカ2Bとロアキャッチ
ャ12Bの係合は解除レバー12Cの操作によって解除
されるようになっているものである。
【0011】シートクッション20の前端部20Aの内
部には、揺動フレーム21が前端から所定量後方側を支
点として揺動可能に枢着設置されており、該揺動フレー
ム21を図中時計回り方向に揺動させてその先端を上昇
させると、当該シートクッション20の前端部20Aの
上面が後方の着座面(上面)と平坦な状態から上方に所
定量突出するようになっている。
部には、揺動フレーム21が前端から所定量後方側を支
点として揺動可能に枢着設置されており、該揺動フレー
ム21を図中時計回り方向に揺動させてその先端を上昇
させると、当該シートクッション20の前端部20Aの
上面が後方の着座面(上面)と平坦な状態から上方に所
定量突出するようになっている。
【0012】該揺動フレーム21は、先端部下側に介設
されたスプリング23によって該先端部が下側となる方
向(図中反時計回り方向:即ちシートクッション20の
前端部20A上面が後方の着座面20Bと平坦となる側
)に付勢されると共に、後端の枢着部上側に他端がロア
フレーム12Aの上下方向略中央部に枢着されたレバー
22の端が枢着されており、該レバー22を介してロア
フレーム12Aの角度変化に連動して揺動駆動されるよ
うになっている。
されたスプリング23によって該先端部が下側となる方
向(図中反時計回り方向:即ちシートクッション20の
前端部20A上面が後方の着座面20Bと平坦となる側
)に付勢されると共に、後端の枢着部上側に他端がロア
フレーム12Aの上下方向略中央部に枢着されたレバー
22の端が枢着されており、該レバー22を介してロア
フレーム12Aの角度変化に連動して揺動駆動されるよ
うになっている。
【0013】而して、上記の如く構成されたシート1は
、下記の如く作用する。即ち、ロアシートバック12の
ロアキャッチャ12Bがロアストライカ2Bに係合して
いない状態では、図1に示す如く、揺動フレーム21は
スプリング23によって図中反時計回りに回動付勢され
、これによってシートクッション20の前端部20A上
面は後方の着座面20Bと平坦となると共に、ロアフレ
ーム12Aがこの揺動フレーム21の回動付勢にレバー
22を介して連動し、ロアフレーム12A即ちロアシー
トバック12のリクライニング角度が最も後方側に傾い
た角度より所定角度立った角度として規定され、この時
、アッパシートバック11はロアシートバック12と略
平坦となる。つまり、この状態では、前端部20Aを含
むシートクッション20の着座面全体は平坦であり、且
つ、シートバック10も所定のリクライニグ角度で略平
坦(屈曲しない状態)となる。
、下記の如く作用する。即ち、ロアシートバック12の
ロアキャッチャ12Bがロアストライカ2Bに係合して
いない状態では、図1に示す如く、揺動フレーム21は
スプリング23によって図中反時計回りに回動付勢され
、これによってシートクッション20の前端部20A上
面は後方の着座面20Bと平坦となると共に、ロアフレ
ーム12Aがこの揺動フレーム21の回動付勢にレバー
22を介して連動し、ロアフレーム12A即ちロアシー
トバック12のリクライニング角度が最も後方側に傾い
た角度より所定角度立った角度として規定され、この時
、アッパシートバック11はロアシートバック12と略
平坦となる。つまり、この状態では、前端部20Aを含
むシートクッション20の着座面全体は平坦であり、且
つ、シートバック10も所定のリクライニグ角度で略平
坦(屈曲しない状態)となる。
【0014】この状態から、ロアシートバック12を後
方側に傾けて図2に示す如くロアストライカ2Bにロア
キャッチャ12Bを係合させて当該角度に固定すると、
アッパシートバック11はそのキャッチャ11Bとスト
ライカ2Aの係合部を支点として揺動して下端側がロア
シートバック12の上端の後方移動に伴って後方側に移
動し、結果としてより垂直に近い角度となる。つまり、
ロアシートバック12は後方側に傾斜すると共にアッパ
シートバック11は前方側に傾き、シートバック10が
屈曲した状態となる。同時に、このロアシートバック1
2の後方傾斜操作がレバー22を介して揺動フレーム2
1を図中時計回り方向に揺動させ、揺動フレーム21の
先端をスプリング23の付勢力に抗して上昇させてシー
トクッション20の前端部20Aを上方に突出させるよ
うに作用する。
方側に傾けて図2に示す如くロアストライカ2Bにロア
キャッチャ12Bを係合させて当該角度に固定すると、
アッパシートバック11はそのキャッチャ11Bとスト
ライカ2Aの係合部を支点として揺動して下端側がロア
シートバック12の上端の後方移動に伴って後方側に移
動し、結果としてより垂直に近い角度となる。つまり、
ロアシートバック12は後方側に傾斜すると共にアッパ
シートバック11は前方側に傾き、シートバック10が
屈曲した状態となる。同時に、このロアシートバック1
2の後方傾斜操作がレバー22を介して揺動フレーム2
1を図中時計回り方向に揺動させ、揺動フレーム21の
先端をスプリング23の付勢力に抗して上昇させてシー
トクッション20の前端部20Aを上方に突出させるよ
うに作用する。
【0015】即ち、上記構成によれば、シートバック1
0が略平坦で通常の着座が可能な場合にはシートクッシ
ョン20の着座面を平坦とする一方、シートバック10
を屈曲させて着座姿勢が乱れ易い状態となった場合には
シートクッション20の前端部20Aを上方に突出させ
て尻部の前方側へのずれを防止することができるもので
ある。
0が略平坦で通常の着座が可能な場合にはシートクッシ
ョン20の着座面を平坦とする一方、シートバック10
を屈曲させて着座姿勢が乱れ易い状態となった場合には
シートクッション20の前端部20Aを上方に突出させ
て尻部の前方側へのずれを防止することができるもので
ある。
【0016】次に、図3乃至図4に示す本発明の他の実
施例を説明する。これは、シートへの乗員の着座を検知
して着座状態の時にはシートクッションの前端部を上方
に突出させて着座姿勢の乱れを防止すると共に、乗降の
際には前端部の突出を引っ込めて乗降を容易とするよう
構成するものである。図示シート1は、シートクッショ
ン20の後端に、アッパシートバック11とロアシート
バック12とを所定の角度で一体に形成したシートバッ
ク10をその下端を対応させて装着して構成されている
。
施例を説明する。これは、シートへの乗員の着座を検知
して着座状態の時にはシートクッションの前端部を上方
に突出させて着座姿勢の乱れを防止すると共に、乗降の
際には前端部の突出を引っ込めて乗降を容易とするよう
構成するものである。図示シート1は、シートクッショ
ン20の後端に、アッパシートバック11とロアシート
バック12とを所定の角度で一体に形成したシートバッ
ク10をその下端を対応させて装着して構成されている
。
【0017】シートクッション20の前端部20A内部
には、前述の実施例と同様の揺動フレーム21が前端か
ら所定量後方側を支点として揺動可能に枢着設置されて
おり、該揺動フレーム21を図中時計回り方向に揺動さ
せてその先端を上昇させることによって前端部20Aの
上面が後方の着座面20Bと平坦となる状態から、上面
が上方に所定量突出する状態に変形可能となっている。 揺動フレーム21は、シートクッション20の前端部2
0A内に略水平に配置されるアーム部21Aの後端に操
作アーム21Bが直交状態で一体形成され、該操作アー
ム21Bの下端で車体に枢着されている。
には、前述の実施例と同様の揺動フレーム21が前端か
ら所定量後方側を支点として揺動可能に枢着設置されて
おり、該揺動フレーム21を図中時計回り方向に揺動さ
せてその先端を上昇させることによって前端部20Aの
上面が後方の着座面20Bと平坦となる状態から、上面
が上方に所定量突出する状態に変形可能となっている。 揺動フレーム21は、シートクッション20の前端部2
0A内に略水平に配置されるアーム部21Aの後端に操
作アーム21Bが直交状態で一体形成され、該操作アー
ム21Bの下端で車体に枢着されている。
【0018】操作アーム21Bの上端には所定半径の円
弧状の内歯ギア24がその一端で固定されると共に、こ
の内歯ギア24に、図4に部分拡大図を示す如くシート
クッション20のフレーム部材に固定されたモータ25
のスピンドルに固定されたギア26が噛合配置されてお
り、モータ25の回転によって内歯ギア24が移動駆動
されると揺動フレーム21が揺動してシートクッション
20の前端部20Aの上面が昇降駆動されるようになっ
ている。
弧状の内歯ギア24がその一端で固定されると共に、こ
の内歯ギア24に、図4に部分拡大図を示す如くシート
クッション20のフレーム部材に固定されたモータ25
のスピンドルに固定されたギア26が噛合配置されてお
り、モータ25の回転によって内歯ギア24が移動駆動
されると揺動フレーム21が揺動してシートクッション
20の前端部20Aの上面が昇降駆動されるようになっ
ている。
【0019】ここで、モータ25は、シートバック10
の略中央部に設けられた該シートへの乗員の着座を検知
する乗降検知手段としての圧力センサ30からの信号の
変化に応じて、所定方向に所定数回転してシートクッシ
ョン20の前端部20Aを昇降させるようになっている
。即ち、圧力センサ30が圧力を検知(乗員の着座を検
知)すると、揺動フレーム21を図中時計回り方向に揺
動させてシートクッション20の前端部20Aを上方に
突出させると共に、圧力センサ30が圧力を検知しなく
なる(乗員の着座を検知しなくなる)と揺動フレーム2
1を図中反時計回り方向に揺動させてシートクッション
20の前端部20Aの上面が後方の着座面20Bと平坦
となる状態に戻すものである。
の略中央部に設けられた該シートへの乗員の着座を検知
する乗降検知手段としての圧力センサ30からの信号の
変化に応じて、所定方向に所定数回転してシートクッシ
ョン20の前端部20Aを昇降させるようになっている
。即ち、圧力センサ30が圧力を検知(乗員の着座を検
知)すると、揺動フレーム21を図中時計回り方向に揺
動させてシートクッション20の前端部20Aを上方に
突出させると共に、圧力センサ30が圧力を検知しなく
なる(乗員の着座を検知しなくなる)と揺動フレーム2
1を図中反時計回り方向に揺動させてシートクッション
20の前端部20Aの上面が後方の着座面20Bと平坦
となる状態に戻すものである。
【0020】本構成によれば、乗員が着座している場合
にはシートクッション20の前端部20Aを上方に突出
させて尻部の前方側へのずれを防止することができると
共に、乗員の乗降の際にはこの前端部20Aの突出が引
っ込んでシートクッション20が平坦となって乗降が容
易となるものである。
にはシートクッション20の前端部20Aを上方に突出
させて尻部の前方側へのずれを防止することができると
共に、乗員の乗降の際にはこの前端部20Aの突出が引
っ込んでシートクッション20が平坦となって乗降が容
易となるものである。
【0021】
【発明の効果】上記の如き、本発明に係る自動車のリヤ
シート構造によれば、シートバックの屈曲調節に起因し
て生ずる乗員の尻部の前方へのずれを、前端部に形成さ
れた凸部又は前端部の上方への突出によって阻止するこ
とができ、着座姿勢の乱れを防止することができる。 又、請求項3に係る発明によれば乗降の際には前端部の
突出を引っ込めることにより乗降を容易とすることがで
きるものである。
シート構造によれば、シートバックの屈曲調節に起因し
て生ずる乗員の尻部の前方へのずれを、前端部に形成さ
れた凸部又は前端部の上方への突出によって阻止するこ
とができ、着座姿勢の乱れを防止することができる。 又、請求項3に係る発明によれば乗降の際には前端部の
突出を引っ込めることにより乗降を容易とすることがで
きるものである。
【図1】本発明に係る自動車のリヤシート構造の一実施
例を適用した自動車のリヤシートの側面図相当の概略構
成図。
例を適用した自動車のリヤシートの側面図相当の概略構
成図。
【図2】図1の作用状態を示す図。
【図3】他の実施例の側面図相当の概略構成図。
【図4】図3のシートクッション前端部の部分拡大図。
1…リヤシート
10…シートバック
11…アッパシートバック(上部)
12…ロアシートバック(下部)
20…シートクッション
20A…前端部(凸部)
21…揺動フレーム(連動機構)
22…レバー(連動機構)
30…圧力センサ(乗降検知手段)
Claims (3)
- 【請求項1】シートバックの上部が下部に対して平坦な
状態から車両前方側に屈曲形成された自動車のリヤシー
トに於て、シートクッションの前端部に、上側に突出す
る凸部を形成したこと、を特徴とする自動車のリヤシー
ト構造。 - 【請求項2】シートバックの上部が下部に対して平坦な
状態から車両前方側に屈曲形成された自動車のリヤシー
トに於て、シートクッションの前端部を上下に昇降可能
とすると共に、該前端部の昇降と前記シートバックの屈
曲とを前記シートバックが平坦状態にある時前記シート
クッションの前端部が下がるよう連動させる連動機構を
設けて構成したこと、を特徴とする自動車のリヤシート
構造。 - 【請求項3】シートバックの上部が下部に対して平坦な
状態から車両前方側に屈曲形成された自動車のリヤシー
トに於て、シートクッションの前端部を上下に昇降可能
とすると共に、乗員の乗降を検知する乗降検知手段を設
け、該乗降検知手段が乗員の乗降を検知した時前記シー
トクッションの前端部を下げるよう構成したこと、を特
徴とする自動車のリヤシート構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019294A JPH04237646A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 自動車のリヤシート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019294A JPH04237646A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 自動車のリヤシート構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04237646A true JPH04237646A (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=11995414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3019294A Pending JPH04237646A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 自動車のリヤシート構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04237646A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007038848A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用シート制御装置 |
WO2007055582A3 (en) * | 2005-11-08 | 2007-08-02 | Opsvik Peter As | Seat for vehicles |
JP2010502498A (ja) * | 2006-09-07 | 2010-01-28 | レカロ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 車両座席 |
KR101034306B1 (ko) * | 2008-09-22 | 2011-05-16 | 현대다이모스(주) | 자동차의 리어파워시트 |
US10543764B2 (en) | 2010-10-01 | 2020-01-28 | Nissan Motor Co., Ltd. | Vehicle seat and stiffness setting method for vehicle seat |
JP2021133812A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | トヨタ車体株式会社 | 車両用シート |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP3019294A patent/JPH04237646A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007038848A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用シート制御装置 |
WO2007055582A3 (en) * | 2005-11-08 | 2007-08-02 | Opsvik Peter As | Seat for vehicles |
JP2010502498A (ja) * | 2006-09-07 | 2010-01-28 | レカロ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 車両座席 |
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JP2021133812A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | トヨタ車体株式会社 | 車両用シート |
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