JPH04235727A - 攪拌装置 - Google Patents
攪拌装置Info
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- JPH04235727A JPH04235727A JP3003264A JP326491A JPH04235727A JP H04235727 A JPH04235727 A JP H04235727A JP 3003264 A JP3003264 A JP 3003264A JP 326491 A JP326491 A JP 326491A JP H04235727 A JPH04235727 A JP H04235727A
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- rotating shafts
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高粘度流体、スラリー
状物質、粉体等の物質を攪拌混和する攪拌装置に関し、
例えば高分子製造プロセスの重合反応器、脱溶剤器、脱
モノマー器、又は食品工業における各種原料の混合器と
して用いて好適な攪拌装置に関する。
状物質、粉体等の物質を攪拌混和する攪拌装置に関し、
例えば高分子製造プロセスの重合反応器、脱溶剤器、脱
モノマー器、又は食品工業における各種原料の混合器と
して用いて好適な攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、特に付着性の強い物質を処理
するためのものとして、セルフクリーニング機能をもっ
た各種攪拌装置がある。その一つに、軸方向のパドルが
軸方向に間隔を開けて回転軸に取付けられると共に、パ
ドルの先端部に前記間隔にほぼ相当する長さを有するス
クレーパを取付けた攪拌装置がある。しかし、この攪拌
装置は入口から出口まで同じ形状のパドルの組合せで構
成されているのが通常である。
するためのものとして、セルフクリーニング機能をもっ
た各種攪拌装置がある。その一つに、軸方向のパドルが
軸方向に間隔を開けて回転軸に取付けられると共に、パ
ドルの先端部に前記間隔にほぼ相当する長さを有するス
クレーパを取付けた攪拌装置がある。しかし、この攪拌
装置は入口から出口まで同じ形状のパドルの組合せで構
成されているのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の攪拌装置で
は用途によっては次の不具合点がある。
は用途によっては次の不具合点がある。
【0004】(1)パドルの先端に取付けられたスクレ
ーパの長さが、その特性上、比較的長いために、特に脱
揮作用の必要な物質に対しては、その脱揮のための管台
の穴を閉塞するように作用するので脱揮が円滑に行えな
い懸念がある。
ーパの長さが、その特性上、比較的長いために、特に脱
揮作用の必要な物質に対しては、その脱揮のための管台
の穴を閉塞するように作用するので脱揮が円滑に行えな
い懸念がある。
【0005】(2)前記攪拌装置のパドルの特性から、
物質によっては、これを入口から出口へ連続的に送り出
すことが困難になることがある。
物質によっては、これを入口から出口へ連続的に送り出
すことが困難になることがある。
【0006】本発明は、以上の不具合点を解決すること
ができる攪拌装置を提供しようとするものである。
ができる攪拌装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器内に配設
されて同期して同方向に回転駆動される複数の回転軸と
、前記各々の回転軸に固定されて攪拌作用を行なう複数
のパドルを具えてなる攪拌装置において、前記パドルが
軸方向に間隔をおいて前記パドルに取付けられると共に
、前記各パドルの先端部に前記間隔にほぼ相当する長さ
を有するスクレーパが前記回転軸と平行に取付けられ、
かつ攪拌装置の一部分において、前記各々の回転軸に複
数の円板状の攪拌板を各回転軸の軸心まわりに同じ方向
へ順次偏心させて取付け、同攪拌板の各々は容器の内壁
と攪拌板および攪拌板同志が僅かな間隔を残して近接す
るように設けられている。
されて同期して同方向に回転駆動される複数の回転軸と
、前記各々の回転軸に固定されて攪拌作用を行なう複数
のパドルを具えてなる攪拌装置において、前記パドルが
軸方向に間隔をおいて前記パドルに取付けられると共に
、前記各パドルの先端部に前記間隔にほぼ相当する長さ
を有するスクレーパが前記回転軸と平行に取付けられ、
かつ攪拌装置の一部分において、前記各々の回転軸に複
数の円板状の攪拌板を各回転軸の軸心まわりに同じ方向
へ順次偏心させて取付け、同攪拌板の各々は容器の内壁
と攪拌板および攪拌板同志が僅かな間隔を残して近接す
るように設けられている。
【0008】
【作用】本発明では、各回転軸に固定された複数のパド
ルとその先端のスクレーパの回転によって攪拌作用が行
なわれると共に、パドル及びその先端のスクレーパの回
転によって、隣接するもの同志が接近して相対移動し、
容器内壁、パドル及びスクレーパ等の容器内各部がセル
フクリーニングされる。
ルとその先端のスクレーパの回転によって攪拌作用が行
なわれると共に、パドル及びその先端のスクレーパの回
転によって、隣接するもの同志が接近して相対移動し、
容器内壁、パドル及びスクレーパ等の容器内各部がセル
フクリーニングされる。
【0009】また、攪拌装置の一部分においては、各回
転軸に複数の円板状の攪拌板が回転軸の軸心まわりに同
じ方向へ順次ずらせて偏心して取付けられ、かつ、同攪
拌板の各々は、容器の内壁と攪拌板および攪拌板同志が
僅かな隙間を残して近接して設けられているために、複
数の攪拌板は回転軸まわりに断続的なスクリューを形成
することとなり、処理物に強力な送り作用が生起され、
前記パドル及びスクレーパによる攪拌と処理物の送り出
しが効果的に行なわれる。
転軸に複数の円板状の攪拌板が回転軸の軸心まわりに同
じ方向へ順次ずらせて偏心して取付けられ、かつ、同攪
拌板の各々は、容器の内壁と攪拌板および攪拌板同志が
僅かな隙間を残して近接して設けられているために、複
数の攪拌板は回転軸まわりに断続的なスクリューを形成
することとなり、処理物に強力な送り作用が生起され、
前記パドル及びスクレーパによる攪拌と処理物の送り出
しが効果的に行なわれる。
【0010】また更に、前記各回転軸に取付けられた各
攪拌板の幅(厚み)は小さいために、攪拌板が設けられ
た容器の部分に脱揮用管台を設ける時には、攪拌板によ
って脱揮用管台を閉塞することがない。
攪拌板の幅(厚み)は小さいために、攪拌板が設けられ
た容器の部分に脱揮用管台を設ける時には、攪拌板によ
って脱揮用管台を閉塞することがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面によって詳
細に説明する。
細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る横型攪拌混
合装置の軸方向水平断面、図2は図1中I−I線に沿う
縦断面、図3は図1中II−II線に沿う縦断面、図4
は図1中III −III 線に沿う縦断面である。ま
た図5は図1中IV−IV線に沿う縦断面である。
合装置の軸方向水平断面、図2は図1中I−I線に沿う
縦断面、図3は図1中II−II線に沿う縦断面、図4
は図1中III −III 線に沿う縦断面である。ま
た図5は図1中IV−IV線に沿う縦断面である。
【0013】横型筒体状の容器1は、断面の1部を切り
欠いた同じ大きさの2個の円を組合せた繭形に形成され
、同容器1には処理物質の出入口管第2,3がその両端
部付近に設けられている。また、容器1には脱揮をする
ための管台4が入口管台2の付近に、また脱揮するため
の管台5が中間部に設けられている。また、容器1には
、同容器1を形成する2個の円の中心にそれぞれ回転軸
7,8が水平に設けられ容器1に対して回転自在となっ
ている。容器1内の回転軸7,8には、それぞれ複数枚
づつのパドル9,10および円板状の複数の攪拌板11
a,11b,…;12a,12b,…が串差し状に固定
され、回転軸7,8は、矢印で示すように各々同一方向
、同一回転角速度で回転するように図示しない駆動部と
連結されている。
欠いた同じ大きさの2個の円を組合せた繭形に形成され
、同容器1には処理物質の出入口管第2,3がその両端
部付近に設けられている。また、容器1には脱揮をする
ための管台4が入口管台2の付近に、また脱揮するため
の管台5が中間部に設けられている。また、容器1には
、同容器1を形成する2個の円の中心にそれぞれ回転軸
7,8が水平に設けられ容器1に対して回転自在となっ
ている。容器1内の回転軸7,8には、それぞれ複数枚
づつのパドル9,10および円板状の複数の攪拌板11
a,11b,…;12a,12b,…が串差し状に固定
され、回転軸7,8は、矢印で示すように各々同一方向
、同一回転角速度で回転するように図示しない駆動部と
連結されている。
【0014】回転軸7には、所定の間隔を隔てて複数の
パドル9が固定されている。各パドル9は、中央部が膨
らみ両端が尖った紡錘形(凸レンズ状)断面を持つ厚肉
板状に形成されており、回転軸7に対してそれと直交す
る面内に取付けられている。かつ回転軸7の軸方向に並
んで隣接するパドル9,9はその軸回りに位相が90度
ずれた状態となっている。また、これらのパドル9の各
先端は、その回転角度位置に応じて僅かなクリアランス
を隔てて前記容器1の内壁と後述する対応する他の回転
軸8のパドル10とに対向し得るようにその寸法が選定
されている。
パドル9が固定されている。各パドル9は、中央部が膨
らみ両端が尖った紡錘形(凸レンズ状)断面を持つ厚肉
板状に形成されており、回転軸7に対してそれと直交す
る面内に取付けられている。かつ回転軸7の軸方向に並
んで隣接するパドル9,9はその軸回りに位相が90度
ずれた状態となっている。また、これらのパドル9の各
先端は、その回転角度位置に応じて僅かなクリアランス
を隔てて前記容器1の内壁と後述する対応する他の回転
軸8のパドル10とに対向し得るようにその寸法が選定
されている。
【0015】一方、回転軸8にも、同様に、紡錘形断面
の複数のパドル10が固定されている。各パドル10は
、それぞれ前記パドル9に対応して軸方向同じ位置に設
けられ、各々対応するパドル9に対して各々位相が90
度ずれた形で回転軸8に取付けられる。また、各パドル
10の各先端は、その回転角度位置に応じて僅かなクリ
アランスを隔てて容器1の内壁と各々対応するパドル9
に対向し得るようにその寸法が選定されている。
の複数のパドル10が固定されている。各パドル10は
、それぞれ前記パドル9に対応して軸方向同じ位置に設
けられ、各々対応するパドル9に対して各々位相が90
度ずれた形で回転軸8に取付けられる。また、各パドル
10の各先端は、その回転角度位置に応じて僅かなクリ
アランスを隔てて容器1の内壁と各々対応するパドル9
に対向し得るようにその寸法が選定されている。
【0016】また、回転軸7,8はそれぞれ丸軸21,
22及びその外周部に擬四角断面を持つ軸カバー23,
24とから構成されていて(図5参照)、同丸軸21,
22の両端はシール50によって密封されている。
22及びその外周部に擬四角断面を持つ軸カバー23,
24とから構成されていて(図5参照)、同丸軸21,
22の両端はシール50によって密封されている。
【0017】さらに、パドル9,10の先端部には、そ
れぞれ、その先端部の断面形状に相当する擬三角形断面
のスクレーパ30,31が前記回転軸7,8と平行に固
定されている。各スクレーパ30,31は、隣接するパ
ドル9,9;10,10の間隔にほぼ相当する長さを有
し、その側方の先端面は隣接するパドル9,10に対し
て軸方向に僅かなクリアランスを隔てて対向している。
れぞれ、その先端部の断面形状に相当する擬三角形断面
のスクレーパ30,31が前記回転軸7,8と平行に固
定されている。各スクレーパ30,31は、隣接するパ
ドル9,9;10,10の間隔にほぼ相当する長さを有
し、その側方の先端面は隣接するパドル9,10に対し
て軸方向に僅かなクリアランスを隔てて対向している。
【0018】前記回転軸7及び8にそれぞれ取付けられ
た隣接するパドル9,9及び10,10についてみると
、図1及び図2に示すように、一方のパドル9,10の
スクレーパ30,31はそれぞれ他方のパドル9,10
へ向って回転軸7,8の軸方向へ延び、また他方のパド
ル9,10のスクレーパ30,31はそれぞれ一方のパ
ドル9,10へ向って回転軸7,8の軸方向へ逆方向へ
延びており、各スクレーパ30の側方の先端部がパドル
9の側面に、また各スクレーパ31の側方の先端部がパ
ドル10の側面に、それぞれ近接して対向するようにな
っている。このようにして隣接する2個のパドルから構
成される組が複数個各回転軸に取付けられている。前記
各スクレーパ30,31の先端は、回転軸7,8の軸芯
から等距離の線上に位置しており、それにより各スクレ
ーパ30,31の先端は、回転軸7,8の回転角度位置
に応じて僅かなクリアランスを隔てて容器1の内壁と他
方の回転軸のパドルと連続する表面を有する軸カバー2
3,24に対向し得るようになっている。
た隣接するパドル9,9及び10,10についてみると
、図1及び図2に示すように、一方のパドル9,10の
スクレーパ30,31はそれぞれ他方のパドル9,10
へ向って回転軸7,8の軸方向へ延び、また他方のパド
ル9,10のスクレーパ30,31はそれぞれ一方のパ
ドル9,10へ向って回転軸7,8の軸方向へ逆方向へ
延びており、各スクレーパ30の側方の先端部がパドル
9の側面に、また各スクレーパ31の側方の先端部がパ
ドル10の側面に、それぞれ近接して対向するようにな
っている。このようにして隣接する2個のパドルから構
成される組が複数個各回転軸に取付けられている。前記
各スクレーパ30,31の先端は、回転軸7,8の軸芯
から等距離の線上に位置しており、それにより各スクレ
ーパ30,31の先端は、回転軸7,8の回転角度位置
に応じて僅かなクリアランスを隔てて容器1の内壁と他
方の回転軸のパドルと連続する表面を有する軸カバー2
3,24に対向し得るようになっている。
【0019】また、図5に示すように、スクレーパ30
,31と軸カバー23,24との間には、回転に応じて
隣接する他方の回転軸のパドルに取付けられたスクレー
パ31,30が互いに入り込むようになっており、その
入り込んだときにスクレーパ30の軸中心側の周面とス
クレーパ31の軸中心側の周面とが僅かなクリアランス
を隔てて近接するように寸法が選定されている。
,31と軸カバー23,24との間には、回転に応じて
隣接する他方の回転軸のパドルに取付けられたスクレー
パ31,30が互いに入り込むようになっており、その
入り込んだときにスクレーパ30の軸中心側の周面とス
クレーパ31の軸中心側の周面とが僅かなクリアランス
を隔てて近接するように寸法が選定されている。
【0020】一方、攪拌機11a,11b,…よりなる
部分11Aと攪拌板12a,12b,…よりなる部分1
2Aは、それぞれ、回転軸7,8の入口管台2と脱揮管
台4が設けられた側の端部に設けられ、また同じく攪拌
板11a,11b,…よりなる部分11Bと攪拌板12
a,12b,…よりなる部分12Bは、回転軸7,8の
脱揮管台5の部分に設けられている。
部分11Aと攪拌板12a,12b,…よりなる部分1
2Aは、それぞれ、回転軸7,8の入口管台2と脱揮管
台4が設けられた側の端部に設けられ、また同じく攪拌
板11a,11b,…よりなる部分11Bと攪拌板12
a,12b,…よりなる部分12Bは、回転軸7,8の
脱揮管台5の部分に設けられている。
【0021】図3及び図4に示すように、各攪拌板11
a,11b,…;12a,12b,…回転軸7,8の軸
方向水平断面は回転軸中心間距離OPに等しい直径を有
する円であり、各々の中心A1 ,B1 ;A2 ,B
2 ;…を中心として同一方向、同一回転角速度で回転
した場合に、攪拌板11aと12a,11bと12b,
…同志が干渉しないように、攪拌板11a,11b,…
が回転軸7に、攪拌板12a,12b,…が回転軸8に
取付けられている。更に、各攪拌板11aと12a,1
1bと12b,…の中心A1 ,B1 ;A2 ,B2
は回転軸7,8の軸心O,Pと一致することなくA1
,B1 ;A2 ,B2 ;…のそれぞれは軸心O,
Pから同一方向、同一距離だけ離れて偏心するようにな
っている。また、各回転軸に固定された攪拌板11a,
11b,11c…;12a,12b,12c…は、その
中心が、各回転軸の軸心O,Pまわりに順次一方向にず
れて位置するように偏心して各回転軸に取付けられかつ
、各々対応する攪拌板11a,12a;11b,12b
;11c,12c;…は互いに僅かな間隔をおいて位置
すると共に、各攪拌板は容器1の内壁と僅かな間隔をお
いて回転するように構成されている。
a,11b,…;12a,12b,…回転軸7,8の軸
方向水平断面は回転軸中心間距離OPに等しい直径を有
する円であり、各々の中心A1 ,B1 ;A2 ,B
2 ;…を中心として同一方向、同一回転角速度で回転
した場合に、攪拌板11aと12a,11bと12b,
…同志が干渉しないように、攪拌板11a,11b,…
が回転軸7に、攪拌板12a,12b,…が回転軸8に
取付けられている。更に、各攪拌板11aと12a,1
1bと12b,…の中心A1 ,B1 ;A2 ,B2
は回転軸7,8の軸心O,Pと一致することなくA1
,B1 ;A2 ,B2 ;…のそれぞれは軸心O,
Pから同一方向、同一距離だけ離れて偏心するようにな
っている。また、各回転軸に固定された攪拌板11a,
11b,11c…;12a,12b,12c…は、その
中心が、各回転軸の軸心O,Pまわりに順次一方向にず
れて位置するように偏心して各回転軸に取付けられかつ
、各々対応する攪拌板11a,12a;11b,12b
;11c,12c;…は互いに僅かな間隔をおいて位置
すると共に、各攪拌板は容器1の内壁と僅かな間隔をお
いて回転するように構成されている。
【0022】したがって、互いに隣接する攪拌板11a
,11b,11c…及び12a,12b,12c,…の
自転中心は、公転中心である回転軸7,8の軸心O,P
を中心として順次一方向へ移動させていくこととなり、
攪拌板11a,11b,11c,…;12a,12b,
12c,…自体が断続的なスクリューを形成することと
なり、その回転に伴って強力な処理物送り作用が生起さ
れることになる。
,11b,11c…及び12a,12b,12c,…の
自転中心は、公転中心である回転軸7,8の軸心O,P
を中心として順次一方向へ移動させていくこととなり、
攪拌板11a,11b,11c,…;12a,12b,
12c,…自体が断続的なスクリューを形成することと
なり、その回転に伴って強力な処理物送り作用が生起さ
れることになる。
【0023】以上のように構成された本実施例では、回
転軸7の部分11A,11B及び回転軸の部分12A,
12Bに設けられた攪拌板11a,11b,11c…;
12a,12b,12c,…の回転軸まわりの回転によ
って、容器1内の処理物には送り作用が与えられ、処理
物は容器1内を入口管台2から出口管台3へ向って軸方
向に送られる。また、各攪拌板は、容器1の内壁と僅か
な間隔をおいて回転するために、容器1の内壁がセルフ
クリーニングされる。
転軸7の部分11A,11B及び回転軸の部分12A,
12Bに設けられた攪拌板11a,11b,11c…;
12a,12b,12c,…の回転軸まわりの回転によ
って、容器1内の処理物には送り作用が与えられ、処理
物は容器1内を入口管台2から出口管台3へ向って軸方
向に送られる。また、各攪拌板は、容器1の内壁と僅か
な間隔をおいて回転するために、容器1の内壁がセルフ
クリーニングされる。
【0024】また、前記のように容器1内をその軸方向
に送られる処理物は、回転軸7,8が駆動回転すること
によるパドル9,10及びスクレーパ30,31の回転
による攪拌作用を受けて攪拌され、その後出口管台3か
ら取出される。
に送られる処理物は、回転軸7,8が駆動回転すること
によるパドル9,10及びスクレーパ30,31の回転
による攪拌作用を受けて攪拌され、その後出口管台3か
ら取出される。
【0025】一方、前記攪拌作用と同時に下記のクリー
ニング作用により容器1内各部はセルフクリーニングさ
れる。すなわち、容器1の内壁は、パドル9,10の先
端及びスクレーパ30,31の先端が近接して移動する
ことによってクリーニングされる。また、パドル9とパ
ドル10の曲面状周面は相互にそれらの尖端が近接して
移動することによってクリーニングされる。さらに、パ
ドル9,10の平面状の側面と、それらに各々対向する
スクレーパ30,31の側方の先端面とは、近接して移
動することによって互いにクリーニングされる。例えば
、パドル9の平面状側面はスクレーパ31の側方の先端
面と近接して相対移動し、それらの対向面が互いにクリ
ーニングされる。また、スクレーパ30,31の周面は
他の回転軸のスクレーパ30,31がその先端及び周面
を近接させて移動することで互いにクリーニングされる
。このようにして、回転軸7,8の回転によるパドル9
,10、スクレーパ30,31の相対移動により容器1
内の各部の表面をクリーニングすることができる。
ニング作用により容器1内各部はセルフクリーニングさ
れる。すなわち、容器1の内壁は、パドル9,10の先
端及びスクレーパ30,31の先端が近接して移動する
ことによってクリーニングされる。また、パドル9とパ
ドル10の曲面状周面は相互にそれらの尖端が近接して
移動することによってクリーニングされる。さらに、パ
ドル9,10の平面状の側面と、それらに各々対向する
スクレーパ30,31の側方の先端面とは、近接して移
動することによって互いにクリーニングされる。例えば
、パドル9の平面状側面はスクレーパ31の側方の先端
面と近接して相対移動し、それらの対向面が互いにクリ
ーニングされる。また、スクレーパ30,31の周面は
他の回転軸のスクレーパ30,31がその先端及び周面
を近接させて移動することで互いにクリーニングされる
。このようにして、回転軸7,8の回転によるパドル9
,10、スクレーパ30,31の相対移動により容器1
内の各部の表面をクリーニングすることができる。
【0026】以上の通り、本実施例では、攪拌板11a
,11b,…;12a,12b,…による送り作用によ
って、処理物はパドル9,10及びスクレーパ30,3
1を通過する時に十分に攪拌混合され、その上で連続的
に処理物を容器1外に送り出すことができる。
,11b,…;12a,12b,…による送り作用によ
って、処理物はパドル9,10及びスクレーパ30,3
1を通過する時に十分に攪拌混合され、その上で連続的
に処理物を容器1外に送り出すことができる。
【0027】また、攪拌板11a,11b,…;12a
,12b,…及びパドル9,10とスクレーパ30,3
1によって容器1の内壁及び容器内の各部分をセルフク
リーニングすることができる。
,12b,…及びパドル9,10とスクレーパ30,3
1によって容器1の内壁及び容器内の各部分をセルフク
リーニングすることができる。
【0028】また更に、攪拌板11a,11b,…;1
2a,12b,…は、その幅が短かいために、容器1の
脱揮管台4,5を塞ぐことがなく、攪拌混合に伴って処
理物からの揮発物が円滑に排出され脱揮作用を妨げるこ
とがない。
2a,12b,…は、その幅が短かいために、容器1の
脱揮管台4,5を塞ぐことがなく、攪拌混合に伴って処
理物からの揮発物が円滑に排出され脱揮作用を妨げるこ
とがない。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
特許請求の範囲に記載された構成を備えたことによって
、容器の内壁と容器内の各部分の機械的なセルフクリー
ニングを行なうことができ、また、攪拌板による送り作
用により連続操作を行なうことができると共に、脱揮を
円滑に行なうことができる。
特許請求の範囲に記載された構成を備えたことによって
、容器の内壁と容器内の各部分の機械的なセルフクリー
ニングを行なうことができ、また、攪拌板による送り作
用により連続操作を行なうことができると共に、脱揮を
円滑に行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例に係る攪拌装置の軸方向水平
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のI−I線に沿う軸方向断面図である。
【図3】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図4】図1のIII −III 線に沿う縦断面図で
ある。
ある。
【図5】図1のIV−IV線に沿う縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 容器内に配設されて同期して同方向に
回転駆動される複数の回転軸と、前記各々の回転軸に固
定されて攪拌作用を行なう複数のパドルとを具えてなる
攪拌装置において、前記パドルが軸方向に間隔をおいて
前記回転軸に取付けられると共に、前記各パドルの先端
部に前記間隔にほぼ相当する長さを有するスクレーパが
前記回転軸と平行に取付けられ、かつ攪拌装置の一部分
に、前記各々の回転軸に複数の円板状の攪拌板を各回転
軸の軸心まわりに同じ方向へ順次偏心させて取付け、同
各攪拌板の各々は容器の内壁と攪拌板および攪拌板同志
が僅かな隙間を残して近接するように設けられているこ
とを特徴とする攪拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003264A JPH04235727A (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 攪拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003264A JPH04235727A (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 攪拌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235727A true JPH04235727A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=11552608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3003264A Withdrawn JPH04235727A (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 攪拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04235727A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5816697A (en) * | 1995-12-05 | 1998-10-06 | Teijin Limited | Viscous liquid stirring device and a process for producing polycarbonate by using the stirring device |
JP2013028055A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Japan Steel Works Ltd:The | 押出機における脱揮装置及び方法 |
JPWO2014147791A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2017-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | 二軸押出混練装置、およびそれを用いた電極合剤の製造方法 |
JP6160976B1 (ja) * | 2017-01-11 | 2017-07-12 | 三広アステック株式会社 | 平行撹拌翼 |
CN112206685A (zh) * | 2020-09-27 | 2021-01-12 | 天长市安瑞医疗器械有限公司 | 一种一次性医用手套生产用原料搅拌装置 |
-
1991
- 1991-01-16 JP JP3003264A patent/JPH04235727A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018111060A (ja) * | 2017-01-11 | 2018-07-19 | 三広アステック株式会社 | 平行撹拌翼 |
US11484851B2 (en) | 2017-01-11 | 2022-11-01 | Sanko Astec Inc. | Parallel stirring blade |
CN112206685A (zh) * | 2020-09-27 | 2021-01-12 | 天长市安瑞医疗器械有限公司 | 一种一次性医用手套生产用原料搅拌装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |