JPH04228213A - ロ−ル用の支持エレメント及び該支持エレメントを具備するロ−ル装置 - Google Patents
ロ−ル用の支持エレメント及び該支持エレメントを具備するロ−ル装置Info
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- JPH04228213A JPH04228213A JP8115091A JP8115091A JPH04228213A JP H04228213 A JPH04228213 A JP H04228213A JP 8115091 A JP8115091 A JP 8115091A JP 8115091 A JP8115091 A JP 8115091A JP H04228213 A JPH04228213 A JP H04228213A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
- F16C13/02—Bearings
- F16C13/022—Bearings supporting a hollow roll mantle rotating with respect to a yoke or axle
- F16C13/024—Bearings supporting a hollow roll mantle rotating with respect to a yoke or axle adjustable for positioning, e.g. radial movable bearings for controlling the deflection along the length of the roll mantle
- F16C13/026—Bearings supporting a hollow roll mantle rotating with respect to a yoke or axle adjustable for positioning, e.g. radial movable bearings for controlling the deflection along the length of the roll mantle by fluid pressure
- F16C13/028—Bearings supporting a hollow roll mantle rotating with respect to a yoke or axle adjustable for positioning, e.g. radial movable bearings for controlling the deflection along the length of the roll mantle by fluid pressure with a plurality of supports along the length of the roll mantle, e.g. hydraulic jacks
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロ−ル用の支持エレメ
ントであって、該ロ−ルは制御可能な線圧と、作用する
ロ−ル周面を形成する回転可能な中空ロ−ルと、中空ロ
−ルを長手方向に貫通し、中空ロ−ルの内周面から間隔
を保って配置されている回転しないクロスヘッドと、中
空ロ−ルの長手方向に亘って半径方向の外室に配設され
たピストン状の支持エレメントとを備え、支持エレメン
トは、中空ロ−ルの内周面の形状に適合し、中空ロ−ル
の内周面に対して開放する静圧を発生するための貯液凹
部の周囲を連続的に囲繞する突条に設けられた接触面と
、該突条の外側に於て中空ロ−ルの内周面に対して開放
され、貯液凹部と離隔した少なくとも2つの別個の周辺
凹部と、貯液凹部及び周辺凹部に圧液を供給する互いに
離隔した流路とを有し、流路のうち、貯液凹部に連通す
る流路は絞りを有せず、周辺凹部に連通する流路には絞
りが設けられて形成された支持エレメント及び該支持エ
レメントを具備するロ−ル装置に関する。
ントであって、該ロ−ルは制御可能な線圧と、作用する
ロ−ル周面を形成する回転可能な中空ロ−ルと、中空ロ
−ルを長手方向に貫通し、中空ロ−ルの内周面から間隔
を保って配置されている回転しないクロスヘッドと、中
空ロ−ルの長手方向に亘って半径方向の外室に配設され
たピストン状の支持エレメントとを備え、支持エレメン
トは、中空ロ−ルの内周面の形状に適合し、中空ロ−ル
の内周面に対して開放する静圧を発生するための貯液凹
部の周囲を連続的に囲繞する突条に設けられた接触面と
、該突条の外側に於て中空ロ−ルの内周面に対して開放
され、貯液凹部と離隔した少なくとも2つの別個の周辺
凹部と、貯液凹部及び周辺凹部に圧液を供給する互いに
離隔した流路とを有し、流路のうち、貯液凹部に連通す
る流路は絞りを有せず、周辺凹部に連通する流路には絞
りが設けられて形成された支持エレメント及び該支持エ
レメントを具備するロ−ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記支持エレメント及びロ−ル装置はド
イツ公開公報第3820974号より公知である。
イツ公開公報第3820974号より公知である。
【0003】上記の種類のロ−ル装置では、支持エレメ
ントは導管以外を閉鎖された追加的なピストン・シリン
ダユニットの内室で作用する液体の静圧によって、中空
ロ−ルの内周面に押圧され、圧力は各々の支持エレメン
トの1個又は複数個の貯液凹部に於て増減され、その結
果支持エレメントによって加えられる力、従って支持エ
レメントによってロ−ルギャップに発生する線圧は上記
増減によって調整される。
ントは導管以外を閉鎖された追加的なピストン・シリン
ダユニットの内室で作用する液体の静圧によって、中空
ロ−ルの内周面に押圧され、圧力は各々の支持エレメン
トの1個又は複数個の貯液凹部に於て増減され、その結
果支持エレメントによって加えられる力、従って支持エ
レメントによってロ−ルギャップに発生する線圧は上記
増減によって調整される。
【0004】上記の従来例では、ピストン・シリンダユ
ニットの内室から周辺凹部に液圧が供給される。周辺凹
部は支持エレメントの安定化、すなわち貯液凹部を取ま
く突条に於てギャップが不均等になることを防止するの
に役立つ。ギャップが不均等になれば、それに応じて貯
液凹部の突条の表面に生ずる液膜も不均等になる。又周
辺凹部は、その圧液供給用の流路が絞られていることに
よって、常時自ら平衡を保ち、全ての支持エレメントが
中空ロ−ルの内周面を最適に支持するようになっている
。
ニットの内室から周辺凹部に液圧が供給される。周辺凹
部は支持エレメントの安定化、すなわち貯液凹部を取ま
く突条に於てギャップが不均等になることを防止するの
に役立つ。ギャップが不均等になれば、それに応じて貯
液凹部の突条の表面に生ずる液膜も不均等になる。又周
辺凹部は、その圧液供給用の流路が絞られていることに
よって、常時自ら平衡を保ち、全ての支持エレメントが
中空ロ−ルの内周面を最適に支持するようになっている
。
【0005】従来例においては、ピストン・シリンダユ
ニットの内室から周辺凹部に圧液を供給することによっ
て、内室から常時わずかな圧液の損失が生じるが、この
損失は上記の圧力を維持するため補償する必要があり、
これにより内室での圧力の調整が複雑なものとなる。し
かも、周辺凹部を介して流出する圧液の量が圧力によっ
て変化し、ロ−ルの加熱が上記のように流出量が変化す
る圧液によって行なわれるので、異なった熱量が中空ロ
−ルの内周面に伝達され、その結果、線圧分布が変わる
ときに、温度分布の変化が無視できないという不都合を
生ずる。
ニットの内室から周辺凹部に圧液を供給することによっ
て、内室から常時わずかな圧液の損失が生じるが、この
損失は上記の圧力を維持するため補償する必要があり、
これにより内室での圧力の調整が複雑なものとなる。し
かも、周辺凹部を介して流出する圧液の量が圧力によっ
て変化し、ロ−ルの加熱が上記のように流出量が変化す
る圧液によって行なわれるので、異なった熱量が中空ロ
−ルの内周面に伝達され、その結果、線圧分布が変わる
ときに、温度分布の変化が無視できないという不都合を
生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の種類の支持エレメント及びロ−ル装置を、支持エレメ
ントによって加えられる圧力の制御が容易であるように
、かつ温度分布の調整と線圧分布の調整が別個に可能で
あるように構成することである。
の種類の支持エレメント及びロ−ル装置を、支持エレメ
ントによって加えられる圧力の制御が容易であるように
、かつ温度分布の調整と線圧分布の調整が別個に可能で
あるように構成することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、周辺凹部
に連通する流路が外室と接続されていること、及び該外
室に対して一定の吐出量で動作するポンプを用いて圧液
を供給すること、により解決される。
に連通する流路が外室と接続されていること、及び該外
室に対して一定の吐出量で動作するポンプを用いて圧液
を供給すること、により解決される。
【0008】
【作用】本発明の構成により、貯液凹部と周辺凹部を、
一定吐出量を有する共通の圧液源に接続できる。ピスト
ン・シリンダユニットの内室は導管以外の部分が閉鎖さ
れているので、内部に収容された圧液の静圧によっての
み働く圧力エレメントとして作用することができる。又
上記吐出量に相当する圧液量のみが外室から中空ロ−ル
の内周面を押圧しつつ流れ出る。該外室又は貯液凹部及
び周辺凹部における圧力は、内室内の圧力と無関係に自
動的に調整される。しかし、上記圧液量はそのことに影
響されず、従って線圧分布が変化しても、温度分布が維
持される。
一定吐出量を有する共通の圧液源に接続できる。ピスト
ン・シリンダユニットの内室は導管以外の部分が閉鎖さ
れているので、内部に収容された圧液の静圧によっての
み働く圧力エレメントとして作用することができる。又
上記吐出量に相当する圧液量のみが外室から中空ロ−ル
の内周面を押圧しつつ流れ出る。該外室又は貯液凹部及
び周辺凹部における圧力は、内室内の圧力と無関係に自
動的に調整される。しかし、上記圧液量はそのことに影
響されず、従って線圧分布が変化しても、温度分布が維
持される。
【0009】
【効果】本発明を用いることにより、支持エレメントに
よって加えられる圧力の制御が容易に行なわれ、かつ温
度分布の調整と線圧分布の調整を別個に行なうことがで
きる。
よって加えられる圧力の制御が容易に行なわれ、かつ温
度分布の調整と線圧分布の調整を別個に行なうことがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。
【0011】図1に示したロ−ル装置は上ロ−ル10と
下ロ−ル100により構成され、ウェブ30は両ロ−ル
間のロ−ルギャップ31で圧延処理を受ける。上ロ−ル
10が従来の中実なロ−ルであるのに対し、下ロ−ル1
00は回転可能な中空ロ−ル1を有する。中空ロ−ル1
の外周面2は圧延作用をするロ−ル周面を形成し、回転
しないクロスヘッド3は中空ロ−ル1の中を長手方向に
貫通し、中空ロ−ル1の内周面4から間隔を保っている
ので、内周面4に接触することなく、中空ロ−ル1の内
側で撓むことができる。
下ロ−ル100により構成され、ウェブ30は両ロ−ル
間のロ−ルギャップ31で圧延処理を受ける。上ロ−ル
10が従来の中実なロ−ルであるのに対し、下ロ−ル1
00は回転可能な中空ロ−ル1を有する。中空ロ−ル1
の外周面2は圧延作用をするロ−ル周面を形成し、回転
しないクロスヘッド3は中空ロ−ル1の中を長手方向に
貫通し、中空ロ−ル1の内周面4から間隔を保っている
ので、内周面4に接触することなく、中空ロ−ル1の内
側で撓むことができる。
【0012】上ロ−ル10のロ−ルネック21と、中空
ロ−ル1を通って端部から突出するクロスヘッド3の端
部5とはロ−ルハウジング(図示せず)で支持され、適
切な荷重装置(図示せず)によって互いに押圧される。
ロ−ル1を通って端部から突出するクロスヘッド3の端
部5とはロ−ルハウジング(図示せず)で支持され、適
切な荷重装置(図示せず)によって互いに押圧される。
【0013】中空ロ−ル1の端部は図示しない軸受によ
ってクロスヘッド3に回転可能に支承されている。図示
しない他の実施例では、中空ロ−ル1は、クロスヘッド
3との作用面に沿って、すなわち図と平行に延び、ロ−
ル10,100の軸線を含む面に沿って図の上下方向に
移動可能に案内され、全体として所定の寸法だけクロス
ヘッド3に対して移動できる。
ってクロスヘッド3に回転可能に支承されている。図示
しない他の実施例では、中空ロ−ル1は、クロスヘッド
3との作用面に沿って、すなわち図と平行に延び、ロ−
ル10,100の軸線を含む面に沿って図の上下方向に
移動可能に案内され、全体として所定の寸法だけクロス
ヘッド3に対して移動できる。
【0014】クロスヘッド3の上側、すなわちロ−ルギ
ャップ31の側に、図1,2及び3に示した9個の支持
エレメント14が設けられ、圧液はクロスヘッド3に形
成された流路26、36を通って支持エレメント14に
供給される。圧液は支持エレメント14を中空ロ−ル1
の内周面4に押圧し、中空ロ−ル1を上ロ−ル10との
ロ−ルギャップ31の方に押圧して、上ロ−ル10に作
用する線圧を形成する。上記線圧を発生する圧液は、支
持エレメント14内部の流路26,36を通った後、中
空ロ−ル1の内周面4に密接している支持エレメント1
4の外側に流出し、該外側に形成された貯液凹部25に
入り、ここで支持エレメント14を中空ロ−ル1の内周
面4を押圧する。上記貯液凹部25の周囲には環状の突
条22によって囲繞され、圧液は上記貯液凹部25から
突条22を越えて流出し、中空ロ−ル1の内周面4と支
持エレメント14との間には、中空ロ−ル1を上ロ−ル
10に押圧する圧液膜が形成され、中空ロ−ル1が回転
するときは、中空ロ−ル1の内周面4は上記圧液膜の上
を軽く摺動する。支持エレメント14から上記のように
流出した圧液はクロスヘッド3と中空ロ−ル1の内周面
4との間の間隙7に集まり、ポンプ11によって導管8
を通して汲み取られ、リザ−バ9に戻される。
ャップ31の側に、図1,2及び3に示した9個の支持
エレメント14が設けられ、圧液はクロスヘッド3に形
成された流路26、36を通って支持エレメント14に
供給される。圧液は支持エレメント14を中空ロ−ル1
の内周面4に押圧し、中空ロ−ル1を上ロ−ル10との
ロ−ルギャップ31の方に押圧して、上ロ−ル10に作
用する線圧を形成する。上記線圧を発生する圧液は、支
持エレメント14内部の流路26,36を通った後、中
空ロ−ル1の内周面4に密接している支持エレメント1
4の外側に流出し、該外側に形成された貯液凹部25に
入り、ここで支持エレメント14を中空ロ−ル1の内周
面4を押圧する。上記貯液凹部25の周囲には環状の突
条22によって囲繞され、圧液は上記貯液凹部25から
突条22を越えて流出し、中空ロ−ル1の内周面4と支
持エレメント14との間には、中空ロ−ル1を上ロ−ル
10に押圧する圧液膜が形成され、中空ロ−ル1が回転
するときは、中空ロ−ル1の内周面4は上記圧液膜の上
を軽く摺動する。支持エレメント14から上記のように
流出した圧液はクロスヘッド3と中空ロ−ル1の内周面
4との間の間隙7に集まり、ポンプ11によって導管8
を通して汲み取られ、リザ−バ9に戻される。
【0015】図1では、流路26,36はそれぞれ1本
だけ示されているが、実際にはロ−ルギャップ31の線
圧分布を制御するため、個々の支持エレメント14には
個別的に選定された圧力を有する圧液が作用するように
なっている。しかし液圧を個々に選ぶ必要がない場合で
も、少なくとも、圧液はグル−プ毎に別個に選定され、
例えば支持エレメント14の中央のグル−プとか、左右
の側に設けられたグル−プに送られる。
だけ示されているが、実際にはロ−ルギャップ31の線
圧分布を制御するため、個々の支持エレメント14には
個別的に選定された圧力を有する圧液が作用するように
なっている。しかし液圧を個々に選ぶ必要がない場合で
も、少なくとも、圧液はグル−プ毎に別個に選定され、
例えば支持エレメント14の中央のグル−プとか、左右
の側に設けられたグル−プに送られる。
【0016】ポンプ12は圧力と無関係に所定量の圧液
を1本又はそれ以上の流路26に送る。このとき圧液は
ポンプ12に後置された熱交換器17により、必要な温
度に加熱されて支持エレメント14に送られる。ただし
個々の支持エレメント14に個別的に圧液が送られると
きは、送られる圧液の温度は、各々の支持エレメント1
4に対しては個別的に、グル−プ別に送られるときはグ
ル−プ毎に別々に調節される。
を1本又はそれ以上の流路26に送る。このとき圧液は
ポンプ12に後置された熱交換器17により、必要な温
度に加熱されて支持エレメント14に送られる。ただし
個々の支持エレメント14に個別的に圧液が送られると
きは、送られる圧液の温度は、各々の支持エレメント1
4に対しては個別的に、グル−プ別に送られるときはグ
ル−プ毎に別々に調節される。
【0017】ポンプ13は、制御装置16によって維持
された所定の圧力で、圧液を1本又はそれ以上の流路3
6に送る。
された所定の圧力で、圧液を1本又はそれ以上の流路3
6に送る。
【0018】図2及び3には支持エレメント14の構成
の詳細が示されている。クロスヘッド3の表面3´には
中空ロ−ル1の軸線と直交する軸線を有する複数の盲穴
18が挿入され、ロ−ル装置の作用線に沿って設けられ
ている。盲穴18にはピストン状の支持部材20が挿入
され、該支持部材20の上面すなわち接触面38は、中
空ロ−ル1の円筒状の内周面4に対応する形状を有し、
該内周面4に密接している。盲穴18と支持部材20と
で、支持エレメント14が構成されている。
の詳細が示されている。クロスヘッド3の表面3´には
中空ロ−ル1の軸線と直交する軸線を有する複数の盲穴
18が挿入され、ロ−ル装置の作用線に沿って設けられ
ている。盲穴18にはピストン状の支持部材20が挿入
され、該支持部材20の上面すなわち接触面38は、中
空ロ−ル1の円筒状の内周面4に対応する形状を有し、
該内周面4に密接している。盲穴18と支持部材20と
で、支持エレメント14が構成されている。
【0019】支持部材20は図2に示すように、下側の
円筒状の支持部分19と上側の接触部分37によって構
成され、支持部分19は盲穴18に挿入され、接触部分
37は、平面図である図3から明らかなように、ほぼ正
方形をなしている。支持部分19の下側と盲穴18の底
部との間には外室24が形成され、接触部分37の上面
には、浅い窪みとして形成された貯液凹部25が形成さ
れ、該貯液凹部25は環状の突条22に囲繞されている
。図3では円形の凹所である貯液凹部25は、支持部材
20の下側から上側まで貫通する開口部23を介して、
クロスヘッド3に形成された外室24に連通する。 外室24には、所定の流量の圧液が供給される流路26
が連通している。圧液は外室24から開口部23を通っ
て貯液凹部25に流れ、該貯液凹部25から突条22を
越えて外側に流れ出る。
円筒状の支持部分19と上側の接触部分37によって構
成され、支持部分19は盲穴18に挿入され、接触部分
37は、平面図である図3から明らかなように、ほぼ正
方形をなしている。支持部分19の下側と盲穴18の底
部との間には外室24が形成され、接触部分37の上面
には、浅い窪みとして形成された貯液凹部25が形成さ
れ、該貯液凹部25は環状の突条22に囲繞されている
。図3では円形の凹所である貯液凹部25は、支持部材
20の下側から上側まで貫通する開口部23を介して、
クロスヘッド3に形成された外室24に連通する。 外室24には、所定の流量の圧液が供給される流路26
が連通している。圧液は外室24から開口部23を通っ
て貯液凹部25に流れ、該貯液凹部25から突条22を
越えて外側に流れ出る。
【0020】接触部分37の四隅に形成された周辺凹部
35は、環状の突条32に囲繞され、該突条32の表面
、すなわち図2に示す中空ロ−ル1の内周面4に対向す
る表面、すなわち接触面は、前記突条22の中空ロ−ル
1の内周面4と対向する接触面38と同じ円筒面上にあ
る。従って両接触面は中空ロ−ル1の内周面4に密接に
接触することができる。
35は、環状の突条32に囲繞され、該突条32の表面
、すなわち図2に示す中空ロ−ル1の内周面4に対向す
る表面、すなわち接触面は、前記突条22の中空ロ−ル
1の内周面4と対向する接触面38と同じ円筒面上にあ
る。従って両接触面は中空ロ−ル1の内周面4に密接に
接触することができる。
【0021】前記開口部23から延び、絞り39を備え
た流路41を介して、周辺凹部35に圧液が開口部23
から供給される。外室24と開口部23に収容された圧
液の僅かな量が流路41を通って各々の周辺凹部35に
流入し、突条32を越えて外側に流出する。中空ロ−ル
1の内周面4と突条32との間隔が広がると、絞り39
を通る圧液によって形成される周辺凹部35内の圧力が
急激に低下し、中空ロ−ル1の内周面4と突条32との
間隔は再度狭まる。その後流路41を通して補充される
圧液によって、圧力は急速に上昇し、高まった圧力に対
して平衡を保つ間隔が形成される。このことは4個の周
辺凹部35すべてに当て嵌まる。周辺凹部35は貯液凹
部25と同心の円上に等間隔をもって配設され、該貯液
凹部25の突条22と、中空ロ−ル1の内周面4との間
隔は所定の値に保たれる。
た流路41を介して、周辺凹部35に圧液が開口部23
から供給される。外室24と開口部23に収容された圧
液の僅かな量が流路41を通って各々の周辺凹部35に
流入し、突条32を越えて外側に流出する。中空ロ−ル
1の内周面4と突条32との間隔が広がると、絞り39
を通る圧液によって形成される周辺凹部35内の圧力が
急激に低下し、中空ロ−ル1の内周面4と突条32との
間隔は再度狭まる。その後流路41を通して補充される
圧液によって、圧力は急速に上昇し、高まった圧力に対
して平衡を保つ間隔が形成される。このことは4個の周
辺凹部35すべてに当て嵌まる。周辺凹部35は貯液凹
部25と同心の円上に等間隔をもって配設され、該貯液
凹部25の突条22と、中空ロ−ル1の内周面4との間
隔は所定の値に保たれる。
【0022】外室24の底部27の中央に円筒部28が
突設され、該円筒部28は、支持部材20に形成された
密封機能を有する盲穴29に下側から挿入される。円筒
部28の上面と盲穴29の天井との間に内室40が形成
され、圧液は円筒部28の内部に形成された流路33を
通って内室40に供給される。流路33は流路36に接
続されている。
突設され、該円筒部28は、支持部材20に形成された
密封機能を有する盲穴29に下側から挿入される。円筒
部28の上面と盲穴29の天井との間に内室40が形成
され、圧液は円筒部28の内部に形成された流路33を
通って内室40に供給される。流路33は流路36に接
続されている。
【0023】ポンプ13によって内室40に所定の静圧
が形成されると、支持部材20は所定の圧力で中空ロ−
ル1の内周面4に押圧される。このとき流路26を介し
て所定の流量で貯液凹部25と周辺凹部35に供給され
る圧液の圧力は自動的に内室40の中に生じる液圧に対
応する圧力となる。内室40の圧力が支持エレメント1
4によって加えられる圧力に対するできるだけ完璧な基
準であるために、貯液凹部25及び周辺凹部35内の圧
力の作用面と、外室24内の圧力の作用面は同一の面積
に制作されている。この場合流路26を通って供給され
る圧液の圧力に基づいて支持部材20は流路26を介し
て供給される上記圧力に影響されず、中空ロ−ル1に印
加される押圧力は内室40内の圧力によってのみ生起さ
れる。
が形成されると、支持部材20は所定の圧力で中空ロ−
ル1の内周面4に押圧される。このとき流路26を介し
て所定の流量で貯液凹部25と周辺凹部35に供給され
る圧液の圧力は自動的に内室40の中に生じる液圧に対
応する圧力となる。内室40の圧力が支持エレメント1
4によって加えられる圧力に対するできるだけ完璧な基
準であるために、貯液凹部25及び周辺凹部35内の圧
力の作用面と、外室24内の圧力の作用面は同一の面積
に制作されている。この場合流路26を通って供給され
る圧液の圧力に基づいて支持部材20は流路26を介し
て供給される上記圧力に影響されず、中空ロ−ル1に印
加される押圧力は内室40内の圧力によってのみ生起さ
れる。
【図1】図1は下ロ−ルに本発明の支持エレメントを備
えるロ−ル装置の図である。
えるロ−ル装置の図である。
【図2】図2は図3の線II−IIに沿った個々の支持
エレメントの断面図である。
エレメントの断面図である。
【図3】図3は図2に基づく支持エレメントの平面図で
ある。
ある。
12…ポンプ、24…外室、35…周辺凹部、41…流
路。
路。
Claims (2)
- 【請求項1】 ロ−ル用の支持エレメントであって、
前記ロ−ルは制御可能な線圧と、作用するロ−ル周面を
形成する回転可能な中空ロ−ルと、該中空ロ−ルを長手
方向に貫通し、該中空ロ−ルの内周面から間隔を保って
配置されている回転しないクロスヘッドと、前記中空ロ
−ルの長手方向に亘って半径方向の外室に配設されたピ
ストン状の支持エレメントとを備え、該支持エレメント
は、前記中空ロ−ルの前記内周面の形状に適合し、前記
中空ロ−ルの前記内周面に対し開放した静圧を発生する
ための貯液凹部の周囲を連続的に囲繞する突条に設けら
れた接触面と、該突条の外側には前記中空ロ−ルの前記
内周面に対し開放され前記貯液凹部と離隔した少なくと
も2つの別個の周辺凹部と、前記貯液凹部及び前記周辺
凹部に圧液を供給する互いに離隔した流路とを有し、該
流路のうち、前記貯液凹部に連通する流路は絞りを有せ
ず、前記周辺凹部に連通する流路には絞りが設けられて
いる支持エレメントにおいて、前記周辺凹部(35)に
連通する流路(41)は前記外室(24)と接続されて
いること、を特徴とする支持エレメント。 - 【請求項2】 制御可能な線圧と、作用するロ−ル周
面を形成する回転可能な中空ロ−ルと、該中空ロ−ルを
長手方向に貫通し、該中空ロ−ルの内周面から間隔を保
って配置されている回転しないクロスヘッドと、前記中
空ロ−ルの長手方向に亘って半径方向の外室に配設され
たピストン状の支持エレメントと、前記クロスヘッドに
形成され互いに離隔して前記支持エレメントに設けられ
た流路に連通する少なくとも2本の導管とを有するロ−
ルであって、前記支持エレメントは、前記中空ロ−ルの
前記内周面の形状に適合し、前記中空ロ−ルの内周面に
対して開放する静圧を発生するための貯液凹部の周囲を
連続的に囲繞する突条に設けられた接触面と、該突条の
外側には前記中空ロ−ルの内周面に対して開放され前記
貯液凹部と離隔する少なくとも2つの別個の周辺凹部と
、前記貯液凹部及び前記周辺凹部に圧液を供給する互い
に離隔した前記流路とを有し、該流路のうち、前記貯液
凹部に連通する流路は絞りを有せず、前記周辺凹部に連
通する流路は絞りが設けられ、前記導管のうち、一方は
前記外室に連通し、他方は、前記外室の軸線に平行に形
成され該外室より著しく小さな横断面を有するピストン
・シリンダユニットの内室と接続されており、前記ピス
トン・シリンダユニットのうち、一方の部分は前記外室
の底部に形成され、他部は前記支持エレメントの支持部
材に形成されているロ−ル装置において、前記周辺凹部
(35)に連通する前記流路(41)は前記外室(24
)と接続され、圧液の一定の吐出量がポンプ(12)に
よって前記外室(24)に供給されること、を特徴とす
るロ−ル装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19904012439 DE4012439C1 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | |
DE4012439:8 | 1990-04-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04228213A true JPH04228213A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=6404633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8115091A Pending JPH04228213A (ja) | 1990-04-19 | 1991-03-22 | ロ−ル用の支持エレメント及び該支持エレメントを具備するロ−ル装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0452633A1 (ja) |
JP (1) | JPH04228213A (ja) |
DE (1) | DE4012439C1 (ja) |
FI (1) | FI911850A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19527225C2 (de) * | 1995-07-26 | 1999-04-29 | Kuesters Eduard Maschf | Walze |
DE19629967C2 (de) * | 1996-07-25 | 2002-04-11 | Kuesters Eduard Maschf | Walze für die Druckbehandlung einer Bahn |
Citations (2)
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JPH0238711A (ja) * | 1988-06-22 | 1990-02-08 | Eduard Kuesters Mas Fab Gmbh & Co Kg | 線圧縮力が制御可能なロール |
JPH02104409A (ja) * | 1988-08-17 | 1990-04-17 | Eduard Kuesters Mas Fab Gmbh & Co Kg | 撓み制御可能なロール |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE2158690A1 (de) * | 1971-11-26 | 1973-05-30 | Bosch Gmbh Robert | Gleitschuh fuer kolbenmaschinen |
US4064607A (en) * | 1975-01-21 | 1977-12-27 | J. M. Voith G.M.B.H. | Compression roller for paper producing machinery |
DE2634821C2 (de) * | 1976-08-03 | 1982-12-09 | Escher Wyss Gmbh, 7980 Ravensburg | Hydrostatische Stützvorrichtung |
DE2838427A1 (de) * | 1978-09-02 | 1980-03-06 | Voith Gmbh J M | Walze fuer die druckbehandlung von materialbahnen, insbesondere papierbahnen |
DE2942002C2 (de) * | 1979-10-17 | 1982-06-16 | Kleinewefers Gmbh, 4150 Krefeld | Druckbehandlungswalze |
DE3011669C2 (de) * | 1980-03-26 | 1982-11-25 | J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim | Preßwalze mit einer Einrichtung zum Korrigieren der Durchbiegung des Walzenmantels |
DE8808352U1 (de) * | 1987-08-31 | 1988-08-11 | Sulzer-Escher Wyss GmbH, 7980 Ravensburg | Druckwalze |
DE3813598C1 (ja) * | 1988-04-22 | 1989-11-23 | Eduard Kuesters, Maschinenfabrik, Gmbh & Co Kg, 4150 Krefeld, De | |
CH674883A5 (ja) * | 1988-05-06 | 1990-07-31 | Escher Wyss Gmbh |
-
1990
- 1990-04-19 DE DE19904012439 patent/DE4012439C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-02-23 EP EP91102690A patent/EP0452633A1/de not_active Withdrawn
- 1991-03-22 JP JP8115091A patent/JPH04228213A/ja active Pending
- 1991-04-17 FI FI911850A patent/FI911850A/fi not_active Application Discontinuation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0238711A (ja) * | 1988-06-22 | 1990-02-08 | Eduard Kuesters Mas Fab Gmbh & Co Kg | 線圧縮力が制御可能なロール |
JPH02104409A (ja) * | 1988-08-17 | 1990-04-17 | Eduard Kuesters Mas Fab Gmbh & Co Kg | 撓み制御可能なロール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FI911850A (fi) | 1991-10-20 |
DE4012439C1 (ja) | 1991-10-17 |
EP0452633A1 (de) | 1991-10-23 |
FI911850A0 (fi) | 1991-04-17 |
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