JPH04225625A - ディジタル変調方式 - Google Patents
ディジタル変調方式Info
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- JPH04225625A JPH04225625A JP2414666A JP41466690A JPH04225625A JP H04225625 A JPH04225625 A JP H04225625A JP 2414666 A JP2414666 A JP 2414666A JP 41466690 A JP41466690 A JP 41466690A JP H04225625 A JPH04225625 A JP H04225625A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M3/00—Conversion of analogue values to or from differential modulation
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M5/00—Conversion of the form of the representation of individual digits
- H03M5/02—Conversion to or from representation by pulses
- H03M5/04—Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
- H03M5/14—Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
- H03M5/145—Conversion to or from block codes or representations thereof
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/14—Digital recording or reproducing using self-clocking codes
- G11B20/1403—Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
- G11B20/1423—Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
- G11B20/1426—Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/38—Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
- H04L25/40—Transmitting circuits; Receiving circuits
- H04L25/49—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
- H04L25/4906—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes
- H04L25/4908—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes using mBnB codes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報チャンネルを介し
ての直列的な2進形式のデータ伝送の符号化回路に関し
、特に、データの高密度記録等において有効なディジタ
ル変調方式に関する。
ての直列的な2進形式のデータ伝送の符号化回路に関し
、特に、データの高密度記録等において有効なディジタ
ル変調方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンポジット・ディジタル・ビデ
オテープレコーダに用いられているいわゆるD−2フォ
ーマットには、ディジタル変調コードとしてM2 コー
ド(Modified Miller Code)
が採用されている。このM2 コード変調は、非ブロッ
ク変調コードである。このM2 コードは、以下に述べ
るような各種の特性パラメータに優れている変調方式で
ある。
オテープレコーダに用いられているいわゆるD−2フォ
ーマットには、ディジタル変調コードとしてM2 コー
ド(Modified Miller Code)
が採用されている。このM2 コード変調は、非ブロッ
ク変調コードである。このM2 コードは、以下に述べ
るような各種の特性パラメータに優れている変調方式で
ある。
【0003】ここで、被変調信号列の周期をTとして表
すと、信号の反転(遷移)が生じている位置と次の反転
位置との間の最小間隔である最小反転間隔TMIN は
、TMIN =1.0Tになっている。また、信号の反
転(遷移)が生じている位置と次の反転位置との間の最
大間隔である最大反転間隔TMAX は、TMAX =
3.0Tになっている。さらに、ジッタによる信号の時
間軸が揺れたとき、どのくらい揺れても符号誤りを起こ
さないかの余裕度を示す検出窓幅TW は、TW =0
.5Tである。このM2 コード変調における最大の特
徴は、直流成分を含まないいわゆるDCフリーコードで
あることにある。この変調信号の直流成分を評価すると
きに用いる各ディジタル波形レベルの総和値DSV(D
igitalSum Value)は、コードの波形
がハイレベル“1”にあるときに+1点とし、ローレベ
ル“0”にあるときに−1点として表す規則によって、
その点数の総和の値で表すものである。このM2 コー
ド変調における波形レベル総和値DSVの値は、±3以
内になるようにレベル遷移の発生を制御して直流成分を
抑えている。このM2 コード変調は、このように直流
成分を含まないことによって、システム設計を非常に有
利なものにしている。
すと、信号の反転(遷移)が生じている位置と次の反転
位置との間の最小間隔である最小反転間隔TMIN は
、TMIN =1.0Tになっている。また、信号の反
転(遷移)が生じている位置と次の反転位置との間の最
大間隔である最大反転間隔TMAX は、TMAX =
3.0Tになっている。さらに、ジッタによる信号の時
間軸が揺れたとき、どのくらい揺れても符号誤りを起こ
さないかの余裕度を示す検出窓幅TW は、TW =0
.5Tである。このM2 コード変調における最大の特
徴は、直流成分を含まないいわゆるDCフリーコードで
あることにある。この変調信号の直流成分を評価すると
きに用いる各ディジタル波形レベルの総和値DSV(D
igitalSum Value)は、コードの波形
がハイレベル“1”にあるときに+1点とし、ローレベ
ル“0”にあるときに−1点として表す規則によって、
その点数の総和の値で表すものである。このM2 コー
ド変調における波形レベル総和値DSVの値は、±3以
内になるようにレベル遷移の発生を制御して直流成分を
抑えている。このM2 コード変調は、このように直流
成分を含まないことによって、システム設計を非常に有
利なものにしている。
【0004】上記したように最小反転間隔TMIN は
、1.0Tと大きく、高密度化の可能性も有している。 また、このフォーマットによるデータ記録等によって品
質の高いデータ伝送等を可能にしている。
、1.0Tと大きく、高密度化の可能性も有している。 また、このフォーマットによるデータ記録等によって品
質の高いデータ伝送等を可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今後さらに
、データの記録において記録の高密度化が進むことが予
想される。すなわち記録に際して短波長による記録と、
記録するトラックを狭くする狭トラック化による記録が
行われる。特に、上記したような狭トラック化した場合
は、トラッキングのトラッキング精度が保障されている
限界を越えてしまうことがあることを考慮して、トラッ
ク幅よりも広い幅の再生磁気ヘッドを用いてデータを読
み出している。このとき、再生磁気ヘッドは、隣接した
トラック間のデータも読み出してしまう。すなわち隣接
トラック間にクロストークが発生し、延いてはこのクロ
ストークの発生がS/Nを悪化させる。
、データの記録において記録の高密度化が進むことが予
想される。すなわち記録に際して短波長による記録と、
記録するトラックを狭くする狭トラック化による記録が
行われる。特に、上記したような狭トラック化した場合
は、トラッキングのトラッキング精度が保障されている
限界を越えてしまうことがあることを考慮して、トラッ
ク幅よりも広い幅の再生磁気ヘッドを用いてデータを読
み出している。このとき、再生磁気ヘッドは、隣接した
トラック間のデータも読み出してしまう。すなわち隣接
トラック間にクロストークが発生し、延いてはこのクロ
ストークの発生がS/Nを悪化させる。
【0006】この隣接したトラック間のクロストークは
、磁気ヘッドのアジマスロス効果が小さくなる記録波長
領域すなわち低周波数による記録で特に悪化する。この
隣接したトラック間のクロストークは、ディジタル変調
方式に大きく依存する。
、磁気ヘッドのアジマスロス効果が小さくなる記録波長
領域すなわち低周波数による記録で特に悪化する。この
隣接したトラック間のクロストークは、ディジタル変調
方式に大きく依存する。
【0007】そこで本発明は上述の課題に鑑み、現在用
いられているM2コード変調よりもさらに低周波数成分
を少なく、高密度記録する上でも良いエラーレートを実
現できるディジタル変調方式の提供を目的とするもので
ある。
いられているM2コード変調よりもさらに低周波数成分
を少なく、高密度記録する上でも良いエラーレートを実
現できるディジタル変調方式の提供を目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
変調方式は、入力データ列を8ビット毎に分離し、この
8ビットのデータを16ビットからなるディジタル変調
コードに変換するディジタル変調方式において、上記1
6ビットの変調コードは、第2ビットから第15ビット
の間において“0”または“1”の連続する数が2以上
であり、かつ、第1ビットから第16ビットの間に“0
”または“1”の連続する数が5以下であり、かつ、第
13ビットから第16ビットの間に“0”または“1”
の連続する数が4以下であり、かつ、上記変調コードの
各ビットの“1”を“+1”とし、“0”を“−1”と
して累積的に加算した値DSVを計算するときの上記変
調コード内の16ビットすべての総和値CDSの絶対値
を4以下、かつ、上記変調コード内の先頭ビットから任
意の第kビットまでの和の値CDS(k)の絶対値を5
以下にするような条件を満足するものとなし、このよう
な条件を満足する16ビットの変調コードを継続して伝
送あるいは記録する際にディジタルデータのどの部分を
とっても“0”または“1”の連続する数を2以上から
5以下にし、かつ、直流成分を除去して、かつ、上記D
SVの絶対値を3以下にする条件を満たすことより、上
述した課題を解決する。
変調方式は、入力データ列を8ビット毎に分離し、この
8ビットのデータを16ビットからなるディジタル変調
コードに変換するディジタル変調方式において、上記1
6ビットの変調コードは、第2ビットから第15ビット
の間において“0”または“1”の連続する数が2以上
であり、かつ、第1ビットから第16ビットの間に“0
”または“1”の連続する数が5以下であり、かつ、第
13ビットから第16ビットの間に“0”または“1”
の連続する数が4以下であり、かつ、上記変調コードの
各ビットの“1”を“+1”とし、“0”を“−1”と
して累積的に加算した値DSVを計算するときの上記変
調コード内の16ビットすべての総和値CDSの絶対値
を4以下、かつ、上記変調コード内の先頭ビットから任
意の第kビットまでの和の値CDS(k)の絶対値を5
以下にするような条件を満足するものとなし、このよう
な条件を満足する16ビットの変調コードを継続して伝
送あるいは記録する際にディジタルデータのどの部分を
とっても“0”または“1”の連続する数を2以上から
5以下にし、かつ、直流成分を除去して、かつ、上記D
SVの絶対値を3以下にする条件を満たすことより、上
述した課題を解決する。
【0009】
【作用】本発明に係るディジタル変調方式は、ディジタ
ル変調コードにおけるM2 コードのパラメータとの比
較において、最小反転間隔TMIN 、検出窓幅TW
等の各パラメータを同じ値にしながら、最大反転間隔T
MAX を小さくする。このため、低域成分は、M2コ
ード変調の場合より抑圧できる。また、このディジタル
変調方式は、低域成分が少ないため、記録時における隣
接トラック間のクロストーク量を少なくしてアイパター
ンのS/N比を良くすることができる。記録するために
用いる最短記録波長すなわち最小反転間隔TMIN が
、M2 コードと同じであっても、2.5Tと短い最大
反転間隔TMAX が、再生側でのPLL方式によるク
ロックのロックを容易にする。このディジタル変調方式
は、スペクトラムの集中度が良いので、オーバーライト
時の消去率を良くする。
ル変調コードにおけるM2 コードのパラメータとの比
較において、最小反転間隔TMIN 、検出窓幅TW
等の各パラメータを同じ値にしながら、最大反転間隔T
MAX を小さくする。このため、低域成分は、M2コ
ード変調の場合より抑圧できる。また、このディジタル
変調方式は、低域成分が少ないため、記録時における隣
接トラック間のクロストーク量を少なくしてアイパター
ンのS/N比を良くすることができる。記録するために
用いる最短記録波長すなわち最小反転間隔TMIN が
、M2 コードと同じであっても、2.5Tと短い最大
反転間隔TMAX が、再生側でのPLL方式によるク
ロックのロックを容易にする。このディジタル変調方式
は、スペクトラムの集中度が良いので、オーバーライト
時の消去率を良くする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図面
を参照しながら説明する。本発明に係るディジタル変調
方式は、入力データ列を8ビット毎に分離し、この8ビ
ットのデータを16ビットからなるディジタル変調コー
ドに変換するディジタル変調方式である。換言すれば入
力される8ビットの2値信号は28通りすなわち入力デ
ータは256通りある。これに対して16ビットの2値
信号は216通りすなわち65536通りに8ビットの
入力データを対応して変換することを意味する。
を参照しながら説明する。本発明に係るディジタル変調
方式は、入力データ列を8ビット毎に分離し、この8ビ
ットのデータを16ビットからなるディジタル変調コー
ドに変換するディジタル変調方式である。換言すれば入
力される8ビットの2値信号は28通りすなわち入力デ
ータは256通りある。これに対して16ビットの2値
信号は216通りすなわち65536通りに8ビットの
入力データを対応して変換することを意味する。
【0010】従って、このような場合、単に一つの入力
データに対して複数個の変換コードが対応することにな
る。この中から直流成分を除去した低域成分の少ない、
良いエラーレートにできる変換コードを入力データに対
応して迅速に選択する必要性が生じることから、下記の
条件をすべて満足する変調コードを予めテーブルとして
持つようにしている。すなわちこの満足すべき条件は、
8−16変換に変調コードが、上記16ビットの変調コ
ードの第2ビットから第15ビットの間において“0”
または“1”の連続する数が2以上であり、かつ、第1
ビットから第16ビットの間に“0”または“1”の連
続する数が5以下であり、かつ、第13ビットから第1
6ビットの間に“0”または“1”の連続する数が4以
下であり、かつ、上記変調コードの各ビットの“1”を
“+1”とし、“0”を“−1”として加算した値DS
Vを計算するときの上記変調コード内の16ビットすべ
ての総和値CDSの絶対値を4以下、かつ、上記変調コ
ード内の先頭ビットから任意の第kビットまでの和の値
CSD(k)の絶対値を5以下にする条件を満足するよ
う変調する。
データに対して複数個の変換コードが対応することにな
る。この中から直流成分を除去した低域成分の少ない、
良いエラーレートにできる変換コードを入力データに対
応して迅速に選択する必要性が生じることから、下記の
条件をすべて満足する変調コードを予めテーブルとして
持つようにしている。すなわちこの満足すべき条件は、
8−16変換に変調コードが、上記16ビットの変調コ
ードの第2ビットから第15ビットの間において“0”
または“1”の連続する数が2以上であり、かつ、第1
ビットから第16ビットの間に“0”または“1”の連
続する数が5以下であり、かつ、第13ビットから第1
6ビットの間に“0”または“1”の連続する数が4以
下であり、かつ、上記変調コードの各ビットの“1”を
“+1”とし、“0”を“−1”として加算した値DS
Vを計算するときの上記変調コード内の16ビットすべ
ての総和値CDSの絶対値を4以下、かつ、上記変調コ
ード内の先頭ビットから任意の第kビットまでの和の値
CSD(k)の絶対値を5以下にする条件を満足するよ
う変調する。
【0011】以上が、この8−16変換のディジタル変
調方式の変調コードを単独で見たときの変換規則である
。さらに、このような変調コードを複数連続させる場合
には、上述したように256通りの各データに対応する
それぞれ複数個の変調コードの中から、全体のディジタ
ルデータとしてより望ましい変調コードを選択すること
ができる。
調方式の変調コードを単独で見たときの変換規則である
。さらに、このような変調コードを複数連続させる場合
には、上述したように256通りの各データに対応する
それぞれ複数個の変調コードの中から、全体のディジタ
ルデータとしてより望ましい変調コードを選択すること
ができる。
【0012】すなわち、上記変調コードは、上記条件を
満足しつつ後述するように符号間の連結をも考慮に入れ
た変調コードすなわち継続して伝送あるいは記録される
ディジタルデータのどの部分をとっても“0”または“
1”の連続する数を2以上から5以下にし、かつ、直流
成分を除去して、かつ、上記DSVの絶対値を3以下に
する条件を満たすようになされる。入力データ列から8
ビット毎に分離されたデータは、この変調コードを選択
し、入力データに対応して変調している。特に後述する
符号間の連結において条件を満足するように選択すると
、波形レベル総和値DSV=0の場合とDSV=±2の
場合の2種類の状態になる。これらの状態に応じて迅速
に入力データに対応する変換コードを選択するため、本
実施例では後述するようないくつかのテーブルを用意し
ている。
満足しつつ後述するように符号間の連結をも考慮に入れ
た変調コードすなわち継続して伝送あるいは記録される
ディジタルデータのどの部分をとっても“0”または“
1”の連続する数を2以上から5以下にし、かつ、直流
成分を除去して、かつ、上記DSVの絶対値を3以下に
する条件を満たすようになされる。入力データ列から8
ビット毎に分離されたデータは、この変調コードを選択
し、入力データに対応して変調している。特に後述する
符号間の連結において条件を満足するように選択すると
、波形レベル総和値DSV=0の場合とDSV=±2の
場合の2種類の状態になる。これらの状態に応じて迅速
に入力データに対応する変換コードを選択するため、本
実施例では後述するようないくつかのテーブルを用意し
ている。
【0013】上記した規則に則っている変調コードに関
して、さらに具体的な例を以て説明する。先ず、第1に
、“1”をディジタル波形レベル“+1”とし、“0”
をディジタル波形レベル“−1”として扱い、コードデ
ータ(あるいは、ビット)ごとの上記ディジタル波形レ
ベルの総和値によって表されるディジタル総和値DSV
は、直流成分を含まないいわゆるDCフリーコードであ
ることを判断するための指標として用いている。
して、さらに具体的な例を以て説明する。先ず、第1に
、“1”をディジタル波形レベル“+1”とし、“0”
をディジタル波形レベル“−1”として扱い、コードデ
ータ(あるいは、ビット)ごとの上記ディジタル波形レ
ベルの総和値によって表されるディジタル総和値DSV
は、直流成分を含まないいわゆるDCフリーコードであ
ることを判断するための指標として用いている。
【0014】第2に、コード波形レベル総和値を示すコ
ードディジタル総和CDSは、この16ビットからなる
変調コード内のすべてのディジタル波形レベルの総和値
を示している。
ードディジタル総和CDSは、この16ビットからなる
変調コード内のすべてのディジタル波形レベルの総和値
を示している。
【0015】第3に、コード波形レベル総和値の一つで
あるCDS(k)は、この現在の変調コードの先頭ビッ
トから任意のビットまでのディジタルコード波形レベル
の総和値として表される。
あるCDS(k)は、この現在の変調コードの先頭ビッ
トから任意のビットまでのディジタルコード波形レベル
の総和値として表される。
【0016】同様に、上記規則に従って求めたn番目の
16ビットからなる変調コードの波形レベル総和値DS
V(n)は、過去から現時点までのコードデータ(ある
いは、ビット)ごとの上記ディジタル波形レベルの総和
値を示している。すなわち、この現時点におけるn番目
の16ビットからなる変調コードの波形レベル総和値D
SV(n)は、(n−1)番目までの16ビットからな
る変調コードの波形レベル総和値DSV(n−1)と現
在の16ビットからなる変調コードのすべてのディジタ
ル波形レベルの総和値との加算で示している。上記した
3つのレベル総和値は、それぞれ数1、数2及び数3で
表すことができる。
16ビットからなる変調コードの波形レベル総和値DS
V(n)は、過去から現時点までのコードデータ(ある
いは、ビット)ごとの上記ディジタル波形レベルの総和
値を示している。すなわち、この現時点におけるn番目
の16ビットからなる変調コードの波形レベル総和値D
SV(n)は、(n−1)番目までの16ビットからな
る変調コードの波形レベル総和値DSV(n−1)と現
在の16ビットからなる変調コードのすべてのディジタ
ル波形レベルの総和値との加算で示している。上記した
3つのレベル総和値は、それぞれ数1、数2及び数3で
表すことができる。
【数1】
【数2】
【数3】
【0018】ここで、式中の添字kは、1≦k≦16の
範囲の値をとり、変数nは、16ビットからなる変調コ
ードのn番目の変調コードを示している。また、数1及
び数2に用いられるAi は、各ビットの値を示し、こ
のディジタル値は、2値的に“1”あるいは、“0”で
ある。
範囲の値をとり、変数nは、16ビットからなる変調コ
ードのn番目の変調コードを示している。また、数1及
び数2に用いられるAi は、各ビットの値を示し、こ
のディジタル値は、2値的に“1”あるいは、“0”で
ある。
【0019】この8ビットのディジタルデータを16ビ
ットのディジタル変調コードに変換するための上述した
変換規則の条件をすべて満足している変調コードにおい
て、さらに、符号間の連結をも考慮に入れてすなわち継
続して伝送あるいは記録されるディジタルデータのどの
部分をとっても“0”または“1”の連続する数を2以
上から5以下にし、かつ、直流成分を除去して、かつ、
上記DSVの絶対値を3以下にする条件を満たす、過去
から現時点までの変調コードデータの波形レベル総和値
は、DSV=0のときと、DSV=±2のときの2種類
に分けられる。上記した記号や数式を用いて表1〜表5
を参照しながら説明する。
ットのディジタル変調コードに変換するための上述した
変換規則の条件をすべて満足している変調コードにおい
て、さらに、符号間の連結をも考慮に入れてすなわち継
続して伝送あるいは記録されるディジタルデータのどの
部分をとっても“0”または“1”の連続する数を2以
上から5以下にし、かつ、直流成分を除去して、かつ、
上記DSVの絶対値を3以下にする条件を満たす、過去
から現時点までの変調コードデータの波形レベル総和値
は、DSV=0のときと、DSV=±2のときの2種類
に分けられる。上記した記号や数式を用いて表1〜表5
を参照しながら説明する。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【0020】なお、表2〜表5に示している項目JTに
ついては、状態遷移図を説明するときに後述する。数3
で示される現時点におけるn番目の16ビットからなる
変調コードの波形レベル総和値DSVが、表1の上欄の
項目に示されている。また、ここで、表1に示されてい
るCDSPは、16ビットからなる変調コードの先頭ビ
ットから任意のビットまでの波形レベル総和値であり、
上記CDS(k)に相当するものである。
ついては、状態遷移図を説明するときに後述する。数3
で示される現時点におけるn番目の16ビットからなる
変調コードの波形レベル総和値DSVが、表1の上欄の
項目に示されている。また、ここで、表1に示されてい
るCDSPは、16ビットからなる変調コードの先頭ビ
ットから任意のビットまでの波形レベル総和値であり、
上記CDS(k)に相当するものである。
【0021】この表1に示す波形レベル総和値DSV=
0における条件は、上記した8−16変換の変換コード
を満足してブロックのはじめの部分で“0”または、“
1”の連続する数が4以下、かつ、変調された変調コー
ド内の各ビットごとのコードデータに対するディジタル
コード波形レベルの総和の絶対値を3以下にするすなわ
ち|CDS(k)|≦3を満足する変調コードであり、
かつ、コードディジタルレベル総和値CDSがゼロの変
調コードと、16ビットからなるコードディジタルレベ
ル総和値CDSは−2で、はじめの部分が“0〜”で始
まり、終わりの部分でも“0”の連続した“〜00”で
終わる変調コードの場合及びコードディジタルレベル総
和値CDSは−2で、はじめの部分が“0〜”で始まり
、終わりの部分で、“1”の連続した“〜11”で終わ
る変調コードの場合がある。
0における条件は、上記した8−16変換の変換コード
を満足してブロックのはじめの部分で“0”または、“
1”の連続する数が4以下、かつ、変調された変調コー
ド内の各ビットごとのコードデータに対するディジタル
コード波形レベルの総和の絶対値を3以下にするすなわ
ち|CDS(k)|≦3を満足する変調コードであり、
かつ、コードディジタルレベル総和値CDSがゼロの変
調コードと、16ビットからなるコードディジタルレベ
ル総和値CDSは−2で、はじめの部分が“0〜”で始
まり、終わりの部分でも“0”の連続した“〜00”で
終わる変調コードの場合及びコードディジタルレベル総
和値CDSは−2で、はじめの部分が“0〜”で始まり
、終わりの部分で、“1”の連続した“〜11”で終わ
る変調コードの場合がある。
【0022】また、上記した3つパターンを持つ変調コ
ードデータに対して、全16ビットのデータを反転して
も上記条件をすべて満足することは、明らかである。た
とえば、表2のテーブル0に示す被変調コードであるN
RZデータ144〜150が、上記ブロックのはじめの
部分で“0”または、“1”の連続する数が4以下で、
かつ|CDS(k)|≦3を満足する変調コードであり
、かつ、コードディジタルレベル総和値CDSがゼロの
変調コードに対応している。また、表3のテーブル1に
示すように上記したテーブル0とは、逆に、テーブル0
に示した変調コード全16ビットのデータを反転しても
上記条件を満足するデータを作成することができる。 この条件を満足する変調コードは、表3のテーブル1に
示す被変調コードであるNRZデータ144〜150の
場合が相当している。このときの16ビットからなるコ
ードディジタルレベル総和値CDSは、数1で計算する
とゼロになっている。
ードデータに対して、全16ビットのデータを反転して
も上記条件をすべて満足することは、明らかである。た
とえば、表2のテーブル0に示す被変調コードであるN
RZデータ144〜150が、上記ブロックのはじめの
部分で“0”または、“1”の連続する数が4以下で、
かつ|CDS(k)|≦3を満足する変調コードであり
、かつ、コードディジタルレベル総和値CDSがゼロの
変調コードに対応している。また、表3のテーブル1に
示すように上記したテーブル0とは、逆に、テーブル0
に示した変調コード全16ビットのデータを反転しても
上記条件を満足するデータを作成することができる。 この条件を満足する変調コードは、表3のテーブル1に
示す被変調コードであるNRZデータ144〜150の
場合が相当している。このときの16ビットからなるコ
ードディジタルレベル総和値CDSは、数1で計算する
とゼロになっている。
【0023】上記したコードの他に、波形レベル総和値
DSV=0のときの変調コードは、16ビットからなる
コードディジタルレベル総和値CDSが、−2ではじめ
の部分が“0〜”で始まり、終わりの部分も“0”の連
続した“〜00”で終わる変調コードの場合がある。表
2のテーブル0に示す被変調コードであるNRZデータ
128〜143が、上記条件を満足する変調コードに対
応している。
DSV=0のときの変調コードは、16ビットからなる
コードディジタルレベル総和値CDSが、−2ではじめ
の部分が“0〜”で始まり、終わりの部分も“0”の連
続した“〜00”で終わる変調コードの場合がある。表
2のテーブル0に示す被変調コードであるNRZデータ
128〜143が、上記条件を満足する変調コードに対
応している。
【0024】また、コードディジタルレベル総和値CD
Sが、+2ではじめの部分が“0〜”で始まり、終わり
の部分で“1”の連続した“〜11”で終わる変調コー
ドの場合がある。表2のテーブル0に示す被変調コード
であるNRZデータ120〜127が、上記条件を満足
する変調コードに対応している。表3に示したテーブル
1は、表2に示したテーブル0における一つの被変調コ
ードであるNRZデータに対応する変調コードの全16
ビットの各ビットデータを反転して作成された変調コー
ドである。
Sが、+2ではじめの部分が“0〜”で始まり、終わり
の部分で“1”の連続した“〜11”で終わる変調コー
ドの場合がある。表2のテーブル0に示す被変調コード
であるNRZデータ120〜127が、上記条件を満足
する変調コードに対応している。表3に示したテーブル
1は、表2に示したテーブル0における一つの被変調コ
ードであるNRZデータに対応する変調コードの全16
ビットの各ビットデータを反転して作成された変調コー
ドである。
【0025】このようにして前述している8−16変換
の規則を満足しつつ符号間の連結をも考慮に入れて、ど
の部分をとっても“0”または“1”の連続する数が2
以上から5以下にし、かつ、直流成分を除去して、かつ
、上記DSVの絶対値を3以下にする条件を満たす波形
レベル総和値DSV=0のときの被変調コードのNRZ
データ0〜255までの入力データは、表1に示すよう
な16ビットからなる変調コードに変換している。
の規則を満足しつつ符号間の連結をも考慮に入れて、ど
の部分をとっても“0”または“1”の連続する数が2
以上から5以下にし、かつ、直流成分を除去して、かつ
、上記DSVの絶対値を3以下にする条件を満たす波形
レベル総和値DSV=0のときの被変調コードのNRZ
データ0〜255までの入力データは、表1に示すよう
な16ビットからなる変調コードに変換している。
【0026】次に、上記と同様8−16変換の規則を満
足しつつ符号間の連結をも考慮に入れた波形レベル総和
値DSV=±2のときの条件に基づきもう一つの変調コ
ード用のテーブルを作成する。もう一つの変調コード用
のテーブルは、表1に示すように波形レベル総和値DS
V=+2のときと、DSV=−2のときの2つの場合が
ある。この両者の関係は、表1から明らかなように変調
コードが各ビット毎に対応関係が逆で、反転している。 このため、両者の波形レベル総和値DSVの符号は、互
いに逆の関係になっている。また、この両者の関係を包
括的にみると、コードデータのディジタルレベルの総和
の絶対値は上記16ビットからなる変調コード内の先頭
ビットから任意の第kビットまでの和の値CDS(k)
の絶対値が5以下になっている。このことから、波形レ
ベル総和値DSV=+2及び−2の場合、変調コードは
、条件を満足し、単に符号が逆の関係にあるだけである
ことが判る。
足しつつ符号間の連結をも考慮に入れた波形レベル総和
値DSV=±2のときの条件に基づきもう一つの変調コ
ード用のテーブルを作成する。もう一つの変調コード用
のテーブルは、表1に示すように波形レベル総和値DS
V=+2のときと、DSV=−2のときの2つの場合が
ある。この両者の関係は、表1から明らかなように変調
コードが各ビット毎に対応関係が逆で、反転している。 このため、両者の波形レベル総和値DSVの符号は、互
いに逆の関係になっている。また、この両者の関係を包
括的にみると、コードデータのディジタルレベルの総和
の絶対値は上記16ビットからなる変調コード内の先頭
ビットから任意の第kビットまでの和の値CDS(k)
の絶対値が5以下になっている。このことから、波形レ
ベル総和値DSV=+2及び−2の場合、変調コードは
、条件を満足し、単に符号が逆の関係にあるだけである
ことが判る。
【0027】そこで、一方の波形レベル総和値DSV=
+2のときの条件について説明し、他方の波形レベル総
和値DSV=−2のときについては省略する。先ず、波
形レベル総和値DSV=+2のとき、8−16変換の規
則を満足しつつ、表1に示されている条件としては、上
述したコードデータのディジタルレベルの総和の絶対値
が上記変調コード内の先頭ビットから任意の第kビット
までの絶対値の総和が5以下になっている、すなわちこ
のコードの任意のビットまでのディジタルレベルの総和
の絶対値であるCDS(k)は、−5≦CDS(k)≦
1の範囲になければならない。このCDS(k)が−5
≦CDS(k)≦1の範囲になる変調コードにおいて、
さらに符号間の連結を考慮に入れた条件を課して変調コ
ードを作成する場合を検討する。
+2のときの条件について説明し、他方の波形レベル総
和値DSV=−2のときについては省略する。先ず、波
形レベル総和値DSV=+2のとき、8−16変換の規
則を満足しつつ、表1に示されている条件としては、上
述したコードデータのディジタルレベルの総和の絶対値
が上記変調コード内の先頭ビットから任意の第kビット
までの絶対値の総和が5以下になっている、すなわちこ
のコードの任意のビットまでのディジタルレベルの総和
の絶対値であるCDS(k)は、−5≦CDS(k)≦
1の範囲になければならない。このCDS(k)が−5
≦CDS(k)≦1の範囲になる変調コードにおいて、
さらに符号間の連結を考慮に入れた条件を課して変調コ
ードを作成する場合を検討する。
【0028】上記波形レベル総和値DSV=+2、|C
DS(k)|≦5である変調コードの中で、−5≦CD
S(k)≦1の範囲になる条件を満足する16ビットの
変調コードは、表1からも明らかなように6種類の条件
が考えられる。レベル総和値DSV=+2のときの条件
に基づく変調コードは、第1の条件で、16ビットから
なるコードディジタルレベル総和値CDSがゼロであり
、しかもはじめの部分が“0”の連続である“00〜”
で始まり、終わりの部分が“1”の連続である“〜11
”で終わる変調コードの場合である。
DS(k)|≦5である変調コードの中で、−5≦CD
S(k)≦1の範囲になる条件を満足する16ビットの
変調コードは、表1からも明らかなように6種類の条件
が考えられる。レベル総和値DSV=+2のときの条件
に基づく変調コードは、第1の条件で、16ビットから
なるコードディジタルレベル総和値CDSがゼロであり
、しかもはじめの部分が“0”の連続である“00〜”
で始まり、終わりの部分が“1”の連続である“〜11
”で終わる変調コードの場合である。
【0029】第2の条件で、変調コードは、上記と同様
に、コードディジタルレベル総和値CDSがゼロであり
、しかもはじめの部分が“1”と“0”で始まるすなわ
ち“10〜”で、終わりの部分が“1”の連続した“〜
11”で終わる変調コードの場合である。
に、コードディジタルレベル総和値CDSがゼロであり
、しかもはじめの部分が“1”と“0”で始まるすなわ
ち“10〜”で、終わりの部分が“1”の連続した“〜
11”で終わる変調コードの場合である。
【0030】第3の条件で、変調コードは、コードディ
ジタルレベル総和値CDSが−2であり、しかもはじめ
の部分が“0”の連続で始まるすなわち“00〜”の変
調コードの場合である。
ジタルレベル総和値CDSが−2であり、しかもはじめ
の部分が“0”の連続で始まるすなわち“00〜”の変
調コードの場合である。
【0031】第4の条件で、変調コードは、上記と同様
にコードディジタルレベル総和値CDSが−2であり、
しかもはじめの部分が“10〜”で始まる変調コードの
場合である。
にコードディジタルレベル総和値CDSが−2であり、
しかもはじめの部分が“10〜”で始まる変調コードの
場合である。
【0032】第5の条件で、変調コードは、コードディ
ジタルレベル総和値CDSが−4であり、しかもはじめ
の部分は“0”の連続した“00〜”で始まり、終わり
の部分も“0”の連続した“〜00”で終わる変調コー
ドの場合である。
ジタルレベル総和値CDSが−4であり、しかもはじめ
の部分は“0”の連続した“00〜”で始まり、終わり
の部分も“0”の連続した“〜00”で終わる変調コー
ドの場合である。
【0033】最後に第6の条件で、変調コードは、上記
と同様にコードレベル総和値CDSは−4であり、しか
もはじめの部分が“10〜”で始まり、終わりの部分が
“0”の連続した“〜00”で終わる変調コードの場合
である。
と同様にコードレベル総和値CDSは−4であり、しか
もはじめの部分が“10〜”で始まり、終わりの部分が
“0”の連続した“〜00”で終わる変調コードの場合
である。
【0034】たとえば、上記した第1から第6までの条
件について表4のテーブル4で示すと、第1の条件を満
足する変調コードは、被変調コードであるNRZデータ
30〜33に対する変調コードが対応している。また、
第2の条件を満足する変調コードは、被変調コードであ
るNRZデータ241〜248に対する変調コードが対
応している。第3の条件を満足する変調コードは、被変
調コードであるNRZデータ34〜40及び191に対
する変調コードが対応している。第4の条件を満足する
変調コードは、被変調コードであるNRZデータ101
〜105に対する変調コードが対応している。第5の条
件を満足する変調コードは、被変調コードであるNRZ
データ185〜190に対応する変調コードが対応して
いる。第6の条件を満足する変調コードは、被変調コー
ドであるNRZデータ90〜100に対する変調コード
が示している。
件について表4のテーブル4で示すと、第1の条件を満
足する変調コードは、被変調コードであるNRZデータ
30〜33に対する変調コードが対応している。また、
第2の条件を満足する変調コードは、被変調コードであ
るNRZデータ241〜248に対する変調コードが対
応している。第3の条件を満足する変調コードは、被変
調コードであるNRZデータ34〜40及び191に対
する変調コードが対応している。第4の条件を満足する
変調コードは、被変調コードであるNRZデータ101
〜105に対する変調コードが対応している。第5の条
件を満足する変調コードは、被変調コードであるNRZ
データ185〜190に対応する変調コードが対応して
いる。第6の条件を満足する変調コードは、被変調コー
ドであるNRZデータ90〜100に対する変調コード
が示している。
【0035】このようにしてレベル総和値DSV=−2
のときも上記同様に16ビットからなる先頭ビットから
任意の第kビットまでのディジタルレベルの総和の絶対
値であるCDS(k)は、−1≦CDS(k)≦5の範
囲にあることが判る。この範囲の変調コードにおいて、
符号間の連結を考慮に入れた条件を課して変調コードを
作成したテーブルが、表5である。
のときも上記同様に16ビットからなる先頭ビットから
任意の第kビットまでのディジタルレベルの総和の絶対
値であるCDS(k)は、−1≦CDS(k)≦5の範
囲にあることが判る。この範囲の変調コードにおいて、
符号間の連結を考慮に入れた条件を課して変調コードを
作成したテーブルが、表5である。
【0036】波形レベル総和値DSV=±2のとき、被
変調コードのNRZデータ0〜255に対する変調コー
ドは、すべて表1に示している。この波形レベル総和値
DSV=±2のとき変調コードは、それぞれ上記した6
種類の条件から構成されている。また、上記した表2に
示すテーブル0と表3に示すテーブル1の相互関係と同
様に、表4に示したテーブル4は、表5に示したテーブ
ル5における一つの被変調コードであるNRZデータに
対応する変調コードの全16ビットの各ビットデータを
反転して作成された変調コードである。
変調コードのNRZデータ0〜255に対する変調コー
ドは、すべて表1に示している。この波形レベル総和値
DSV=±2のとき変調コードは、それぞれ上記した6
種類の条件から構成されている。また、上記した表2に
示すテーブル0と表3に示すテーブル1の相互関係と同
様に、表4に示したテーブル4は、表5に示したテーブ
ル5における一つの被変調コードであるNRZデータに
対応する変調コードの全16ビットの各ビットデータを
反転して作成された変調コードである。
【0037】この8−16ビット変換では、単に一つの
入力データに対して複数個の変換コードが対応し、この
中から直流成分の除去された入力データに対応する変換
コードを迅速に選択する必要性が生じることから、上記
の条件をすべて満足する変調コードのテーブルを予め作
成した。たとえば上記テーブルをリードオンリーメモリ
(ROM)内に書き込んでおき、対応するデータを読み
出して入力されるNRZデータをディジタル変調してい
る。本実施例では、上記した8−16変換規則及び符号
間の連結における規則を満足する6種類のテーブルを用
いている。以下にこれらのテーブル作成について説明す
る。
入力データに対して複数個の変換コードが対応し、この
中から直流成分の除去された入力データに対応する変換
コードを迅速に選択する必要性が生じることから、上記
の条件をすべて満足する変調コードのテーブルを予め作
成した。たとえば上記テーブルをリードオンリーメモリ
(ROM)内に書き込んでおき、対応するデータを読み
出して入力されるNRZデータをディジタル変調してい
る。本実施例では、上記した8−16変換規則及び符号
間の連結における規則を満足する6種類のテーブルを用
いている。以下にこれらのテーブル作成について説明す
る。
【0038】この変調データとして示すテーブルは、波
形レベル総和値DSV=0の場合、先ず、テーブル0と
テーブル2を用いて被変調コードデータであるNRZデ
ータに対応させる変調コードを作成する。この場合、テ
ーブル0は、変調コードのはじめの部分が“00〜”で
始まる変調コードかあるいは、“01〜”始まる変調コ
ードかによってテーブルのデータに2分して作成してい
る。
形レベル総和値DSV=0の場合、先ず、テーブル0と
テーブル2を用いて被変調コードデータであるNRZデ
ータに対応させる変調コードを作成する。この場合、テ
ーブル0は、変調コードのはじめの部分が“00〜”で
始まる変調コードかあるいは、“01〜”始まる変調コ
ードかによってテーブルのデータに2分して作成してい
る。
【0039】上記と同様にレベル総和値DSV=0の場
合、テーブル2は、変調コードのはじめの部分が“00
〜”で始まる変調コードかあるいは、“11〜”始まる
変調コードかでテーブルのデータに2分して作成してい
る。
合、テーブル2は、変調コードのはじめの部分が“00
〜”で始まる変調コードかあるいは、“11〜”始まる
変調コードかでテーブルのデータに2分して作成してい
る。
【0040】また、テーブル1とテーブル3は、上記し
たテーブル0とテーブル2に収められているデータ全1
6ビットを反転させて変調コードを作成している。テー
ブル1の場合は、変換のはじめの部分が“11〜”で始
まる変調コードかあるいは、“10〜”始まる変調コー
ドからなるテーブルのデータに2分して作成している。 テーブル3の場合は、変換のはじめの部分が“11〜”
で始まる変調コードかあるいは、“01〜”始まる変調
コードからなるテーブルのデータに2分して作成してい
る。
たテーブル0とテーブル2に収められているデータ全1
6ビットを反転させて変調コードを作成している。テー
ブル1の場合は、変換のはじめの部分が“11〜”で始
まる変調コードかあるいは、“10〜”始まる変調コー
ドからなるテーブルのデータに2分して作成している。 テーブル3の場合は、変換のはじめの部分が“11〜”
で始まる変調コードかあるいは、“01〜”始まる変調
コードからなるテーブルのデータに2分して作成してい
る。
【0041】このように、レベル総和値DSV=0の場
合は、この作成されたデータの組み合わせから4つのテ
ーブルを作成する。このときの被変調コードであるNR
Zとの対応は任意にとることができる。また、レベル総
和値DSV=±2のテーブルに対しては、同様に変調コ
ードのはじめの部分が“00〜”で始まる変調コードか
あるいは、“10〜”始まる変調コードかによってテー
ブルのデータを2分して作成し、全16ビットを反転さ
せてそれぞれ“11〜”と“01〜”で始まる変調コー
ドからなるテーブルのデータを作成している。この場合
、この作成されたデータの組み合わせから2つのテーブ
ルを作成する。作成された2つのテーブルが、テーブル
4とテーブル5である。レベル総和値DSV=±2の場
合もまた、このときの被変調コードであるNRZとの対
応は任意にとることができる。
合は、この作成されたデータの組み合わせから4つのテ
ーブルを作成する。このときの被変調コードであるNR
Zとの対応は任意にとることができる。また、レベル総
和値DSV=±2のテーブルに対しては、同様に変調コ
ードのはじめの部分が“00〜”で始まる変調コードか
あるいは、“10〜”始まる変調コードかによってテー
ブルのデータを2分して作成し、全16ビットを反転さ
せてそれぞれ“11〜”と“01〜”で始まる変調コー
ドからなるテーブルのデータを作成している。この場合
、この作成されたデータの組み合わせから2つのテーブ
ルを作成する。作成された2つのテーブルが、テーブル
4とテーブル5である。レベル総和値DSV=±2の場
合もまた、このときの被変調コードであるNRZとの対
応は任意にとることができる。
【0042】このようにしてディジタル変調するため、
6種類のテーブルが作成される。次に、上記作成された
6種類のテーブルの選択する条件を説明する。このテー
ブルの選択する条件には、変調されたコードを連結する
ときの条件が重要な意味をもっている。すなわち継続し
て伝送あるいは記録されるディジタルデータのどの部分
をとっても“0”または“1”の連続する数が2以上か
ら5以下にし、かつ、直流成分の除去して、かつ、上記
DSVの絶対値を3以下にする条件を満足させる必要が
あるからである。
6種類のテーブルが作成される。次に、上記作成された
6種類のテーブルの選択する条件を説明する。このテー
ブルの選択する条件には、変調されたコードを連結する
ときの条件が重要な意味をもっている。すなわち継続し
て伝送あるいは記録されるディジタルデータのどの部分
をとっても“0”または“1”の連続する数が2以上か
ら5以下にし、かつ、直流成分の除去して、かつ、上記
DSVの絶対値を3以下にする条件を満足させる必要が
あるからである。
【0043】従って、上記条件を満足させるためのテー
ブル選択条件は、現時点のブロックまでの波形レベル総
和値DSV=0及びDSV=±2の値に対して現時点の
ブロックから一つ前のブロックの終わり2ビットによっ
てテーブル0からテーブル5までそれぞれ選択を行う。 テーブル0は、レベル総和値DSV=0かつ、一つ前の
ブロックの符号の終わりが“1”と“0”すなわち“〜
10”のときに選択する。 テーブル1は、レベル総和値DSV=0かつ、一つ前の
ブロックの符号の終わりが“0”と“1”すなわち“〜
01”のときに選択する。 テーブル2は、レベル総和値DSV=0かつ、一つ前の
ブロックの符号の終わりが“1”で連続して“〜11”
のときに選択する。 テーブル3は、レベル総和値DSV=0かつ、一つ前の
ブロックの符号の終わりが“0”で連続して“〜00”
のときに選択する。 テーブル4は、レベル総和値DSV=±2かつ、一つ前
のブロックの符号の終わりが“1”で連続して“〜11
”のときに選択する。 テーブル5は、レベル総和値DSV=±2かつ、一つ前
のブロックの符号の終わりが“0”で連続して“〜00
”のときに選択する。ここでは、6種類のテーブルによ
るディジタル変調方式の例を示したが、符号語の前ビッ
トとの反転情報を示すテーブルを用いると、2つのテー
ブルでも変換させることができる。
ブル選択条件は、現時点のブロックまでの波形レベル総
和値DSV=0及びDSV=±2の値に対して現時点の
ブロックから一つ前のブロックの終わり2ビットによっ
てテーブル0からテーブル5までそれぞれ選択を行う。 テーブル0は、レベル総和値DSV=0かつ、一つ前の
ブロックの符号の終わりが“1”と“0”すなわち“〜
10”のときに選択する。 テーブル1は、レベル総和値DSV=0かつ、一つ前の
ブロックの符号の終わりが“0”と“1”すなわち“〜
01”のときに選択する。 テーブル2は、レベル総和値DSV=0かつ、一つ前の
ブロックの符号の終わりが“1”で連続して“〜11”
のときに選択する。 テーブル3は、レベル総和値DSV=0かつ、一つ前の
ブロックの符号の終わりが“0”で連続して“〜00”
のときに選択する。 テーブル4は、レベル総和値DSV=±2かつ、一つ前
のブロックの符号の終わりが“1”で連続して“〜11
”のときに選択する。 テーブル5は、レベル総和値DSV=±2かつ、一つ前
のブロックの符号の終わりが“0”で連続して“〜00
”のときに選択する。ここでは、6種類のテーブルによ
るディジタル変調方式の例を示したが、符号語の前ビッ
トとの反転情報を示すテーブルを用いると、2つのテー
ブルでも変換させることができる。
【0044】この新しい8−16変換方式は、図1に示
すような状態遷移に従って動作する。先ず、この図1中
で用いている記号について説明する。特に、コードディ
ジタルレベル総和値CDS、変調コード内の先頭ビット
から任意のビットまでの波形レベル総和値CDS(k)
及び波形レベル総和値DSVは、それぞれ上記した数1
、数2及び数3で表している。
すような状態遷移に従って動作する。先ず、この図1中
で用いている記号について説明する。特に、コードディ
ジタルレベル総和値CDS、変調コード内の先頭ビット
から任意のビットまでの波形レベル総和値CDS(k)
及び波形レベル総和値DSVは、それぞれ上記した数1
、数2及び数3で表している。
【0045】さらに、この新しい8−16に変換におけ
る状態遷移をするかどうかを示すJTは、図1に示すよ
うに、この新しい8−16変換方式では、2つの状態数
しか採り得ない。従って、この状態遷移を示すJTは、
1ビットの2値データで示すことができる。また、この
状態遷移を示すJTは、具体的に回路動作させる上で後
述する状態S0 、S1 を選択している。換言すれば
、この8−16変換して変調するためのデータが格納さ
れているレベル総和値DSV=0とレベル総和値DSV
=±2のいずれのテーブルを選択するかに用いている。
る状態遷移をするかどうかを示すJTは、図1に示すよ
うに、この新しい8−16変換方式では、2つの状態数
しか採り得ない。従って、この状態遷移を示すJTは、
1ビットの2値データで示すことができる。また、この
状態遷移を示すJTは、具体的に回路動作させる上で後
述する状態S0 、S1 を選択している。換言すれば
、この8−16変換して変調するためのデータが格納さ
れているレベル総和値DSV=0とレベル総和値DSV
=±2のいずれのテーブルを選択するかに用いている。
【0046】図1に示すようにレベル総和値DSV=0
は、状態S0 を示し、一方、レベル総和値DSV=±
2は、状態S1 を示している。たとえば、数3に示す
ように右辺第1項の16ビットからなる(n−1)番目
の変調コード内の波形レベル総和DSV(n−1)=0
の状態を示している。この状態S0 において、次のn
番目の16ビットからなる変調コード内のコードディジ
タルレベル総和値CDS(n)=0のとき、n番目の波
形レベル総和値はDSV(n)=0になる。状態遷移を
するかどうかを示すJTは、JT=0になり、これらの
条件によって、状態遷移は、起こさず状態S0 に戻る
(ループ1)。
は、状態S0 を示し、一方、レベル総和値DSV=±
2は、状態S1 を示している。たとえば、数3に示す
ように右辺第1項の16ビットからなる(n−1)番目
の変調コード内の波形レベル総和DSV(n−1)=0
の状態を示している。この状態S0 において、次のn
番目の16ビットからなる変調コード内のコードディジ
タルレベル総和値CDS(n)=0のとき、n番目の波
形レベル総和値はDSV(n)=0になる。状態遷移を
するかどうかを示すJTは、JT=0になり、これらの
条件によって、状態遷移は、起こさず状態S0 に戻る
(ループ1)。
【0047】また、上記と同様に(n−1)番目の変調
コード内の波形レベル総和DSV(n−1)=0の状態
S0 において、次のn番目の16ビットからなる変調
コード内のコードディジタルレベル総和値CDS(n)
=±2のとき、状態遷移をするかどうかを示すJTは、
JT=1になる。この条件によって、状態は、状態S0
から状態S1 に遷移する。このとき、数3の左辺に
示すn番目の16ビットからなる変調コードのレベル総
和値はDSV(n)=±2になる。
コード内の波形レベル総和DSV(n−1)=0の状態
S0 において、次のn番目の16ビットからなる変調
コード内のコードディジタルレベル総和値CDS(n)
=±2のとき、状態遷移をするかどうかを示すJTは、
JT=1になる。この条件によって、状態は、状態S0
から状態S1 に遷移する。このとき、数3の左辺に
示すn番目の16ビットからなる変調コードのレベル総
和値はDSV(n)=±2になる。
【0048】この状態S0 から遷移した状態S1 に
ついて、次の8−16変換が行われる。この状態S1
における条件を順を追って説明すると、上記したように
数3に示すように右辺第1項の16ビットからなるn番
目の変調コード内の波形レベル総和値DSV(n)=±
2の状態を示している。この状態S1 において、次の
(n+1)番目の変調コード内のコードディジタルレベ
ル総和値CDS(n+1)=0のとき、波形レベル総和
値はDSV(n+1)=±2になる。よって、状態遷移
をするかどうかを示すJTは、JT=1になり、状態遷
移を起こさず、状態状態S1 に戻る(ループ2)。
ついて、次の8−16変換が行われる。この状態S1
における条件を順を追って説明すると、上記したように
数3に示すように右辺第1項の16ビットからなるn番
目の変調コード内の波形レベル総和値DSV(n)=±
2の状態を示している。この状態S1 において、次の
(n+1)番目の変調コード内のコードディジタルレベ
ル総和値CDS(n+1)=0のとき、波形レベル総和
値はDSV(n+1)=±2になる。よって、状態遷移
をするかどうかを示すJTは、JT=1になり、状態遷
移を起こさず、状態状態S1 に戻る(ループ2)。
【0049】また、n番目の16ビットからなる上記し
た変調コード内の波形レベル総和値はDSV(n)=+
2のとき、この状態S1 において、次の(n+1)番
目の変調コード内のコードディジタルレベル総和値がC
DS(n+1)=−4、あるいは波形レベル総和値がD
SV(n)=−2のとき、次の(n+1)番目の16ビ
ットからなる変調コード内のコードディジタルレベル総
和値がCDS(n+1)=+4の場合、波形レベル総和
値はDSV(n+1)=−2あるいは波形レベル総和値
はDSV(n+1)=+2になる。状態遷移をするかど
うかを示すJTは、JT=1になる。(ループ3)。
た変調コード内の波形レベル総和値はDSV(n)=+
2のとき、この状態S1 において、次の(n+1)番
目の変調コード内のコードディジタルレベル総和値がC
DS(n+1)=−4、あるいは波形レベル総和値がD
SV(n)=−2のとき、次の(n+1)番目の16ビ
ットからなる変調コード内のコードディジタルレベル総
和値がCDS(n+1)=+4の場合、波形レベル総和
値はDSV(n+1)=−2あるいは波形レベル総和値
はDSV(n+1)=+2になる。状態遷移をするかど
うかを示すJTは、JT=1になる。(ループ3)。
【0050】次に、(n+1)番目の波形レベル総和値
DSV(n+1)がDSV(n+1)=±2の値のとき
、上記(n+1)番目の波形レベル総和値DSVに対応
して次の(n+2)番目の16ビットからなる変調コー
ド内のコードディジタルレベル総和値がCDS(n+2
)=−2あるいは+2をとると、(n+2)番目の波形
レベル総和値はDSV(n+2)=0になる。これによ
って、状態遷移をするかどうかを示すJTは、JT=0
になるので、状態S1 から状態S0 に遷移が起こる
。
DSV(n+1)がDSV(n+1)=±2の値のとき
、上記(n+1)番目の波形レベル総和値DSVに対応
して次の(n+2)番目の16ビットからなる変調コー
ド内のコードディジタルレベル総和値がCDS(n+2
)=−2あるいは+2をとると、(n+2)番目の波形
レベル総和値はDSV(n+2)=0になる。これによ
って、状態遷移をするかどうかを示すJTは、JT=0
になるので、状態S1 から状態S0 に遷移が起こる
。
【0051】図1に示した状態遷移図は、このように波
形レベル総和値DSV=0、かつ、次の16ビットから
なる変調コード内のコードディジタルレベル総和値がC
DS=±2のとき、あるいは波形レベル総和値DSV=
±2かつ次の16ビットからなる変調コード内のコード
ディジタルレベル総和値がCDS=−2あるいは+2の
場合、状態遷移が起こることを示している。
形レベル総和値DSV=0、かつ、次の16ビットから
なる変調コード内のコードディジタルレベル総和値がC
DS=±2のとき、あるいは波形レベル総和値DSV=
±2かつ次の16ビットからなる変調コード内のコード
ディジタルレベル総和値がCDS=−2あるいは+2の
場合、状態遷移が起こることを示している。
【0052】上記した状態S0 及びS1 の2つの状
態に対応してテーブルを持っているが、その中に共通の
変調コードが56個あるから、8−16変換によるディ
ジタル変調方式の符号数は、456個になる。さらに、
この同期パターンに3つの符号を用いているから、最終
的にこのディジタル変調方式の符号数は、459個にな
る。
態に対応してテーブルを持っているが、その中に共通の
変調コードが56個あるから、8−16変換によるディ
ジタル変調方式の符号数は、456個になる。さらに、
この同期パターンに3つの符号を用いているから、最終
的にこのディジタル変調方式の符号数は、459個にな
る。
【0053】8−16変換によるディジタル変調方式で
は、上記のように状態遷移が極めて簡単なため、ディジ
タル変調する際に波形レベル総和値であるDSVを計算
する必要がなくなり、たとえば8−14変換(EFM)
のハードウェア構成に比べて約30%減少させることが
できる。
は、上記のように状態遷移が極めて簡単なため、ディジ
タル変調する際に波形レベル総和値であるDSVを計算
する必要がなくなり、たとえば8−14変換(EFM)
のハードウェア構成に比べて約30%減少させることが
できる。
【0054】また、この8−16変換によるディジタル
変調方式は、復号時にシリアル・データから16ビット
の並列のデータに並べかえる必要がある。このディジタ
ル変調方式は16ビットの並列のデータに並べかえるた
めの符号の境界を示すセルフ・ロックパターンを持って
いる。このセルフ・ロックパターンのチェックは、一つ
前のブロックのパターン4ビットと次のブロックのパタ
ーン6ビットとの、この相前後するブロックのパターン
の計10ビットをチェックすることによって行われる。 すなわち、一つ前のブロックのパターン4ビットが、そ
れぞれすべて“1”あるいは“0”であっても、次のブ
ロックのパターン6ビットの最初の1ビットが上記パタ
ーン4ビットのデータと同じ“1”をとり、次のビット
から5ビットが“0”をとるかあるいは、逆に最初の1
ビットが上記パターン4ビットのデータと同じ“0”を
とり、次のビットから5ビットが“1”をとるようにす
ることによって、セルフ・ロックするためのパターンは
、同一レベルの期間が2.5Tずつになる。
変調方式は、復号時にシリアル・データから16ビット
の並列のデータに並べかえる必要がある。このディジタ
ル変調方式は16ビットの並列のデータに並べかえるた
めの符号の境界を示すセルフ・ロックパターンを持って
いる。このセルフ・ロックパターンのチェックは、一つ
前のブロックのパターン4ビットと次のブロックのパタ
ーン6ビットとの、この相前後するブロックのパターン
の計10ビットをチェックすることによって行われる。 すなわち、一つ前のブロックのパターン4ビットが、そ
れぞれすべて“1”あるいは“0”であっても、次のブ
ロックのパターン6ビットの最初の1ビットが上記パタ
ーン4ビットのデータと同じ“1”をとり、次のビット
から5ビットが“0”をとるかあるいは、逆に最初の1
ビットが上記パターン4ビットのデータと同じ“0”を
とり、次のビットから5ビットが“1”をとるようにす
ることによって、セルフ・ロックするためのパターンは
、同一レベルの期間が2.5Tずつになる。
【0055】この符号中において、2.5T−2.5T
というパターンは、符号間の連結時にしか発生しないた
め、このパターンを検出することよって、セルフ・ロッ
クとして利用することができる。このように8−16変
換によるディジタル変調方式では、符号中の上記セルフ
・ロックパターンの発生確率が低いため、SYNCパタ
ーン及びプリアンブル・パターンにこのセルフ・ロック
パターンを含ませている。しかし、このセルフ・ロック
が外れると、SYNC検出もできなくなるので、疑似的
にロックする確率を大幅に低く抑える必要がある。
というパターンは、符号間の連結時にしか発生しないた
め、このパターンを検出することよって、セルフ・ロッ
クとして利用することができる。このように8−16変
換によるディジタル変調方式では、符号中の上記セルフ
・ロックパターンの発生確率が低いため、SYNCパタ
ーン及びプリアンブル・パターンにこのセルフ・ロック
パターンを含ませている。しかし、このセルフ・ロック
が外れると、SYNC検出もできなくなるので、疑似的
にロックする確率を大幅に低く抑える必要がある。
【0056】このため、セルフ・ロックパターンは、2
.5T−3T及び3T−3Tというパターンを用いるこ
とも考えられる。この場合には、8−16変換による符
号に含まれないパターンを使うことで、符号間とSYN
Cとの広くすることができ、疑似的にロックする確率を
低く抑えるている。
.5T−3T及び3T−3Tというパターンを用いるこ
とも考えられる。この場合には、8−16変換による符
号に含まれないパターンを使うことで、符号間とSYN
Cとの広くすることができ、疑似的にロックする確率を
低く抑えるている。
【0057】この8−16変換によるディジタル変調方
式は、ブロック符号を用いているため、同期及びエラー
検出が容易に行うことができる。この方式によれば、エ
ラー検出能力は、8−14変換方式に比べて3.5倍高
い。
式は、ブロック符号を用いているため、同期及びエラー
検出が容易に行うことができる。この方式によれば、エ
ラー検出能力は、8−14変換方式に比べて3.5倍高
い。
【0058】また、この8−16変換によるディジタル
変調方式は、符号間の距離が比較的広いためエラーの中
にはハミング距離が最も近い符号が一つしかない場合も
存在する。従って、このようなエラーは、ハミング距離
が最も近い符号であった確率が高いため、エラー符号と
置き換えることができ、求める符号語とみなしていわゆ
るハミング訂正して復号する。このとき、すべてのエラ
ーに対する上記ハミング訂正が可能な符号数は、全体の
15%程度である。
変調方式は、符号間の距離が比較的広いためエラーの中
にはハミング距離が最も近い符号が一つしかない場合も
存在する。従って、このようなエラーは、ハミング距離
が最も近い符号であった確率が高いため、エラー符号と
置き換えることができ、求める符号語とみなしていわゆ
るハミング訂正して復号する。このとき、すべてのエラ
ーに対する上記ハミング訂正が可能な符号数は、全体の
15%程度である。
【0059】次に、新しい8−16変換方式によるエン
コーダについて図2を参照しながら回路構成を説明する
。このエンコーダのリードオンリーメモリであるROM
14には、入力端子10を介して同期信号が入力され、
入力端子11を介して被変調コードである入力データ列
が入力されている。この入力データ列は、8ビット毎に
分離したNRZである。また、入力端子13を介してこ
のデコーダを動作させるクロック信号が、並列に供給さ
れる複数ビットを直列な1ビットで出力する並列−直列
変換器15と、J−Kフリップフロップ16のクロック
端子に供給している。このクロック信号は、記録クロッ
ク信号として出力端子18から出している。入力端子1
2を介して上記クロック信号の1/16に分周した周波
数のクロック信号を上記のROM14に供給している。
コーダについて図2を参照しながら回路構成を説明する
。このエンコーダのリードオンリーメモリであるROM
14には、入力端子10を介して同期信号が入力され、
入力端子11を介して被変調コードである入力データ列
が入力されている。この入力データ列は、8ビット毎に
分離したNRZである。また、入力端子13を介してこ
のデコーダを動作させるクロック信号が、並列に供給さ
れる複数ビットを直列な1ビットで出力する並列−直列
変換器15と、J−Kフリップフロップ16のクロック
端子に供給している。このクロック信号は、記録クロッ
ク信号として出力端子18から出している。入力端子1
2を介して上記クロック信号の1/16に分周した周波
数のクロック信号を上記のROM14に供給している。
【0060】このROM14は、6種類持っているテー
ブルのいずれを読み出すかを選択するテーブル選択信号
をROM14から出力し、また、このROM14に入力
している。このテーブルを選択する条件は、上述した通
りで、レベル総和値DSVの値と一つ前のブロックの符
号の終わりの2ビットの採るデータによって選択される
。
ブルのいずれを読み出すかを選択するテーブル選択信号
をROM14から出力し、また、このROM14に入力
している。このテーブルを選択する条件は、上述した通
りで、レベル総和値DSVの値と一つ前のブロックの符
号の終わりの2ビットの採るデータによって選択される
。
【0061】この入力される8ビットの被変調コードの
NRZデータは、上記のテーブル選択に従いROM14
の選択されたテーブル番号の被変調コードであるNRZ
データに応じて8ビットから16ビットで構成される変
調コードに変換される。このROM14からの出力は、
16ビットの並列な信号である。
NRZデータは、上記のテーブル選択に従いROM14
の選択されたテーブル番号の被変調コードであるNRZ
データに応じて8ビットから16ビットで構成される変
調コードに変換される。このROM14からの出力は、
16ビットの並列な信号である。
【0062】並列に供給される複数ビットを直列な1ビ
ットで出力する並列−直列変換器15は、このROM1
4からの出力信号を入力し、入力端子13から供給され
るクロック信号で直列な1ビットの信号に変換して出力
する。この出力信号は、J−Kフリップフロップ16の
J端子とK端子に供給される。このJ−Kフリップフロ
ップ16は、このJ−Kフリップフロップのクロック端
子に入力端子13を介して供給されるクロック信号の立
ち上がりタイミングでJ端子とK端子に供給される信号
の状態に応じて信号の状態を保持あるいは反転して出力
する。この出力信号は、出力端子17を介し、記録デー
タとして出力している。
ットで出力する並列−直列変換器15は、このROM1
4からの出力信号を入力し、入力端子13から供給され
るクロック信号で直列な1ビットの信号に変換して出力
する。この出力信号は、J−Kフリップフロップ16の
J端子とK端子に供給される。このJ−Kフリップフロ
ップ16は、このJ−Kフリップフロップのクロック端
子に入力端子13を介して供給されるクロック信号の立
ち上がりタイミングでJ端子とK端子に供給される信号
の状態に応じて信号の状態を保持あるいは反転して出力
する。この出力信号は、出力端子17を介し、記録デー
タとして出力している。
【0063】さらに、この新しい8−16変換方式によ
るデコーダについて図3を参照しながら回路構成を説明
する。入力端子20を介して供給される再生データと、
入力端子21を介して供給される再生クロックが、それ
ぞれ直列−並列変換器22に入力されている。この入力
される再生クロックのタイミングによって、直列に1ビ
ットごとに入力される再生データが、複数ビットたとえ
ば、16ビットを並列に変換されて出力される。この直
列−並列変換器22からの出力は、いわゆるバレルシフ
ター25とウィンドウ検出器24に送っている。このと
きウィンドウ検出器24に入力する信号は、上記直列−
並列変換器22から出力される16ビットの出力信号の
内の12ビットからなる信号を供給している。
るデコーダについて図3を参照しながら回路構成を説明
する。入力端子20を介して供給される再生データと、
入力端子21を介して供給される再生クロックが、それ
ぞれ直列−並列変換器22に入力されている。この入力
される再生クロックのタイミングによって、直列に1ビ
ットごとに入力される再生データが、複数ビットたとえ
ば、16ビットを並列に変換されて出力される。この直
列−並列変換器22からの出力は、いわゆるバレルシフ
ター25とウィンドウ検出器24に送っている。このと
きウィンドウ検出器24に入力する信号は、上記直列−
並列変換器22から出力される16ビットの出力信号の
内の12ビットからなる信号を供給している。
【0064】また、入力端子21を介して供給される再
生クロック信号は、分周回路23に送っている。この分
周回路23で1/16に分周されたクロック信号が、ウ
ィンドウ検出器24、バレルシフター25及びROM2
6に供給されている。ウィンドウ検出器24では、8−
16変換されたブロックからなる符号と符号の境界を示
すパターンを検出する機能を有している。この検出を行
うために、ウィンドウ検出器24は、検出された境界を
示すパターンと上記分周回路23で1/16に分周され
たクロックとの位相差をエッジからのずれ量として4ビ
ットのディジタル符号に変換して上記バレルシフター2
5に送る。
生クロック信号は、分周回路23に送っている。この分
周回路23で1/16に分周されたクロック信号が、ウ
ィンドウ検出器24、バレルシフター25及びROM2
6に供給されている。ウィンドウ検出器24では、8−
16変換されたブロックからなる符号と符号の境界を示
すパターンを検出する機能を有している。この検出を行
うために、ウィンドウ検出器24は、検出された境界を
示すパターンと上記分周回路23で1/16に分周され
たクロックとの位相差をエッジからのずれ量として4ビ
ットのディジタル符号に変換して上記バレルシフター2
5に送る。
【0065】バレルシフター25は、直列−並列変換器
22から出力される16ビットの出力信号をウィンドウ
検出器24から供給される4ビットのディジタル符号に
応じて位相をシフトさせる。この16ビットからなる位
相が調整された信号はROM26に供給する。
22から出力される16ビットの出力信号をウィンドウ
検出器24から供給される4ビットのディジタル符号に
応じて位相をシフトさせる。この16ビットからなる位
相が調整された信号はROM26に供給する。
【0066】このROM30は、分周回路23から供給
される1/16に分周された再生クロック信号によって
動作させて、供給された16ビット信号に対応した8ビ
ットからなる出力データを出力端子27を介して出力す
る。この他にも、ROM30は、SYNC検出ビット、
エラー検出ビットをそれぞれ出力端子28、29を介し
て出力する。
される1/16に分周された再生クロック信号によって
動作させて、供給された16ビット信号に対応した8ビ
ットからなる出力データを出力端子27を介して出力す
る。この他にも、ROM30は、SYNC検出ビット、
エラー検出ビットをそれぞれ出力端子28、29を介し
て出力する。
【0067】このように構成することにより、この新し
い8−16変換方式による復号が行われる。一方、この
新しい8−16変換方式とM2 コード変換方式の周波
数特性が、スペクトルアナライザによって解析され、こ
の結果を図4に示す。図4に示すようにこの新しい8−
16変換方式の周波数特性が示すスペクトルのレベルは
、約5MHz付近を境にM2 コード変換方式の周波数
特性が示すスペクトルのレベルより小さくなっている。 すなわち最大反転間隔TMAX を小さくなるようにし
たため、低域成分が抑圧されていることを示している。 表6に各変換の特性パラメータを示す。
い8−16変換方式による復号が行われる。一方、この
新しい8−16変換方式とM2 コード変換方式の周波
数特性が、スペクトルアナライザによって解析され、こ
の結果を図4に示す。図4に示すようにこの新しい8−
16変換方式の周波数特性が示すスペクトルのレベルは
、約5MHz付近を境にM2 コード変換方式の周波数
特性が示すスペクトルのレベルより小さくなっている。 すなわち最大反転間隔TMAX を小さくなるようにし
たため、低域成分が抑圧されていることを示している。 表6に各変換の特性パラメータを示す。
【表6】
【0068】表6に示すようにこの新しい8−16変換
方式は、ディジタル変調コードにおけるM2 コードの
最小反転間隔TMIN 、検出窓幅TW 、直流成分を
含まないいわゆるDCフリーコードであることを示すレ
ベル総和値DSVと同じに保ちながら、最大反転間隔T
MAX を小さくする。このため、低域成分は、M2
コード変調の場合より抑圧できる。
方式は、ディジタル変調コードにおけるM2 コードの
最小反転間隔TMIN 、検出窓幅TW 、直流成分を
含まないいわゆるDCフリーコードであることを示すレ
ベル総和値DSVと同じに保ちながら、最大反転間隔T
MAX を小さくする。このため、低域成分は、M2
コード変調の場合より抑圧できる。
【0069】上述したように、この新しい8−16変換
方式は、M2 コードと比較して低域成分が少ないため
、記録時における隣接トラック間のクロストーク量を少
なくしてアイパターンのS/N比を良くすることができ
る。
方式は、M2 コードと比較して低域成分が少ないため
、記録時における隣接トラック間のクロストーク量を少
なくしてアイパターンのS/N比を良くすることができ
る。
【0070】また、記録するために用いる最短波長は、
M2 コードと同じにしても最大反転間隔TMAX が
2.5Tと短いので、再生側でのPLL方式によるクロ
ックのロックが容易になる。
M2 コードと同じにしても最大反転間隔TMAX が
2.5Tと短いので、再生側でのPLL方式によるクロ
ックのロックが容易になる。
【0071】この新しい8−16変換方式は、スペクト
ラムの集中度が良いので、オーバーライト時の消去率を
良くすることができる。さらに、この新しい8−16変
換方式は、変調コードを記録しているROM内のテーブ
ルの並び方を工夫したことによってハードウェアの占め
る量を少なくすることができる。
ラムの集中度が良いので、オーバーライト時の消去率を
良くすることができる。さらに、この新しい8−16変
換方式は、変調コードを記録しているROM内のテーブ
ルの並び方を工夫したことによってハードウェアの占め
る量を少なくすることができる。
【0072】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のディジタル変調方式によれば、入力データ列を8ビ
ット毎に分離し、この8ビットのデータを16ビットか
らなるディジタル変調コードに変換するディジタル変調
方式において、上記16ビットの変調コードは、第2ビ
ットから第15ビットの間において“0”または“1”
の連続する数が2以上であり、かつ、第1ビットから第
16ビットの間に“0”または“1”の連続する数が5
以下であり、かつ、第13ビットから第16ビットの間
に“0”または“1”の連続する数が4以下であり、か
つ、上記変調コードの各ビットの“1”を“+1”とし
、“0”を“−1”として累積的に加算した値DSVを
計算するときの上記変調コード内の16ビットすべての
総和値CDSの絶対値を4以下、かつ、上記変調コード
内の先頭ビットから任意の第kビットまでの和の値CD
S(k)の絶対値を5以下にするような条件を満足する
ものとなし、このような条件を満足する16ビットの変
調コードを継続して伝送あるいは記録する際にディジタ
ルデータのどの部分をとっても“0”または“1”の連
続する数を2以上から5以下にし、かつ、直流成分を除
去して、かつ、上記DSVの絶対値を3以下にする条件
を満たすことより、変調における低域成分を少なくでき
る。たとえばディジタルビデオテープレコーダを高密度
記録化させていくための狭トラックへの短波長記録を実
現する手段として、従来用いられてきたディジタル変調
方式のM2 コードよりもさらに良いエラーレートを実
現することができ、スペクトラムの集中度が良いので、
オーバーライト時の消去率を良くできる。また、変調コ
ードを記録しているROM内のテーブルの並び方を工夫
することによってハードウェアの占める量を少なくする
ことができる。
明のディジタル変調方式によれば、入力データ列を8ビ
ット毎に分離し、この8ビットのデータを16ビットか
らなるディジタル変調コードに変換するディジタル変調
方式において、上記16ビットの変調コードは、第2ビ
ットから第15ビットの間において“0”または“1”
の連続する数が2以上であり、かつ、第1ビットから第
16ビットの間に“0”または“1”の連続する数が5
以下であり、かつ、第13ビットから第16ビットの間
に“0”または“1”の連続する数が4以下であり、か
つ、上記変調コードの各ビットの“1”を“+1”とし
、“0”を“−1”として累積的に加算した値DSVを
計算するときの上記変調コード内の16ビットすべての
総和値CDSの絶対値を4以下、かつ、上記変調コード
内の先頭ビットから任意の第kビットまでの和の値CD
S(k)の絶対値を5以下にするような条件を満足する
ものとなし、このような条件を満足する16ビットの変
調コードを継続して伝送あるいは記録する際にディジタ
ルデータのどの部分をとっても“0”または“1”の連
続する数を2以上から5以下にし、かつ、直流成分を除
去して、かつ、上記DSVの絶対値を3以下にする条件
を満たすことより、変調における低域成分を少なくでき
る。たとえばディジタルビデオテープレコーダを高密度
記録化させていくための狭トラックへの短波長記録を実
現する手段として、従来用いられてきたディジタル変調
方式のM2 コードよりもさらに良いエラーレートを実
現することができ、スペクトラムの集中度が良いので、
オーバーライト時の消去率を良くできる。また、変調コ
ードを記録しているROM内のテーブルの並び方を工夫
することによってハードウェアの占める量を少なくする
ことができる。
【図1】ディジタル変調方式の状態遷移を示す状態遷移
図
図
【図2】ディジタル変調方式のエンコーダのブロック回
路図
路図
【図3】ディジタル変調方式のデコーダのブロック回路
図
図
【図4】ディジタル変調方式における新8−16ビット
変換方式とM2 コードの変換方式の場合の周波数特性
を示す図
変換方式とM2 コードの変換方式の場合の周波数特性
を示す図
14、26・・・・・ROM
15・・・・・・・・並列−直列変換器16・・・・・
・・・J−Kフリップフロップ22・・・・・・・・直
列−並列変換器23・・・・・・・・分周回路 24・・・・・・・・ウィンドウ検出器25・・・・・
・・・バレルシフター
・・・J−Kフリップフロップ22・・・・・・・・直
列−並列変換器23・・・・・・・・分周回路 24・・・・・・・・ウィンドウ検出器25・・・・・
・・・バレルシフター
Claims (1)
- 【請求項1】 入力データ列を8ビット毎に分離し、
この8ビットのデータを16ビットからなるディジタル
変調コードに変換するディジタル変調方式において、上
記16ビットの変調コードは、第2ビットから第15ビ
ットの間において“0”または“1”の連続する数が2
以上であり、かつ、第1ビットから第16ビットの間に
“0”または“1”の連続する数が5以下であり、かつ
、第13ビットから第16ビットの間に“0”または“
1”の連続する数が4以下であり、かつ、上記変調コー
ドの各ビットの“1”を“+1”とし、“0”を“−1
”として累積的に加算した値DSVを計算するときの上
記変調コード内の16ビットすべての総和値CDSの絶
対値を4以下、かつ、上記変調コード内の先頭ビットか
ら任意の第kビットまでの和の値CDS(k)の絶対値
を5以下にするような条件を満足するものとなし、この
ような条件を満足する16ビットの変調コードを継続し
て伝送あるいは記録する際にディジタルデータのどの部
分をとっても“0”または“1”の連続する数を2以上
から5以下にし、かつ、直流成分を除去して、かつ、上
記DSVの絶対値を3以下にする条件を満たすようにす
ることを特徴とするディジタル変調方式。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2414666A JPH04225625A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ディジタル変調方式 |
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---|---|---|---|
JP2414666A JPH04225625A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ディジタル変調方式 |
Publications (1)
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---|---|
JPH04225625A true JPH04225625A (ja) | 1992-08-14 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2414666A Pending JPH04225625A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ディジタル変調方式 |
Country Status (5)
Country | Link |
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EP (1) | EP0493044B1 (ja) |
JP (1) | JPH04225625A (ja) |
KR (1) | KR920013939A (ja) |
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1991
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- 1991-12-20 DE DE69117035T patent/DE69117035T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1991-12-27 KR KR1019910024694A patent/KR920013939A/ko not_active Application Discontinuation
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