JPH0421396B2 - - Google Patents
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- JPH0421396B2 JPH0421396B2 JP56140971A JP14097181A JPH0421396B2 JP H0421396 B2 JPH0421396 B2 JP H0421396B2 JP 56140971 A JP56140971 A JP 56140971A JP 14097181 A JP14097181 A JP 14097181A JP H0421396 B2 JPH0421396 B2 JP H0421396B2
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- Japan
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- signal
- color
- circuit
- pal
- secam
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims 4
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 7
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/793—Processing of colour television signals in connection with recording for controlling the level of the chrominance signal, e.g. by means of automatic chroma control circuits
- H04N9/7933—Processing of colour television signals in connection with recording for controlling the level of the chrominance signal, e.g. by means of automatic chroma control circuits the level control being frequency-dependent
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/83—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
- H04N9/835—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal involving processing of the sound signal
- H04N9/8355—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal involving processing of the sound signal the sound carriers being frequency multiplexed between the luminance carrier and the chrominance carrier
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/86—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded sequentially and simultaneously, e.g. corresponding to SECAM-system
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はPALおよびSECAM方式カラーテレビ
ジヨン信号に対応するカラー映像信号記録装置お
よび記録再生装置に関するものである。
ジヨン信号に対応するカラー映像信号記録装置お
よび記録再生装置に関するものである。
現在世界のカラーテレビの方式はNTSC,
PAL,SECAMの三方式に大きく分けられる。例
えば、NTSC方式は日本、アメリカなどで採用さ
れPALはイギリス、ヨーロツパ、中近東、そし
て、SECAMはフランス、中近東および東欧諸国
で採用されている。このため従来のVTRは各方
式ごとに製造され、カラーテレビ方式と同一の方
式のVTRが各国で使用されている。しかし、前
述の如くヨーロツパや中近東ではPAL,SECAM
両方式が共存している形となり、これが問題とな
つている。
PAL,SECAMの三方式に大きく分けられる。例
えば、NTSC方式は日本、アメリカなどで採用さ
れPALはイギリス、ヨーロツパ、中近東、そし
て、SECAMはフランス、中近東および東欧諸国
で採用されている。このため従来のVTRは各方
式ごとに製造され、カラーテレビ方式と同一の方
式のVTRが各国で使用されている。しかし、前
述の如くヨーロツパや中近東ではPAL,SECAM
両方式が共存している形となり、これが問題とな
つている。
例えばソフトテープについては統一することが
できないため、PAL/SECAM両方式のソフトを
製作しなければならず非常に能率が悪い状態であ
る。
できないため、PAL/SECAM両方式のソフトを
製作しなければならず非常に能率が悪い状態であ
る。
また、フランスでの有線テレビはPAL方式を
採用しており、現状のSECAM方式VTRでは対
応ができない状態である。また、フランスと近隣
諸国との国境付近の地方ではPAL方式も受信す
ることができ、SECAMだけでなくPAL方式も記
録、再生できるVTRが望まれる。
採用しており、現状のSECAM方式VTRでは対
応ができない状態である。また、フランスと近隣
諸国との国境付近の地方ではPAL方式も受信す
ることができ、SECAMだけでなくPAL方式も記
録、再生できるVTRが望まれる。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、PAL/SECAM両方のカラーテレビ方式を
記録、再生できるカラー映像信号記録装置および
記録再生装置を提供するにある。
くし、PAL/SECAM両方のカラーテレビ方式を
記録、再生できるカラー映像信号記録装置および
記録再生装置を提供するにある。
本発明では入力端子と記録アンプの間にテレビ
方式変換回路を入れることにより、入力信号のカ
ラーテレビ方式にかかわらず常にPAL方式VTR
で記録し、再生時には再生アンプと出力端子の間
にカラーテレビ方式変換回路を入れることにより
出力信号としてPAL/SECAM両方式を出力する
ものである。
方式変換回路を入れることにより、入力信号のカ
ラーテレビ方式にかかわらず常にPAL方式VTR
で記録し、再生時には再生アンプと出力端子の間
にカラーテレビ方式変換回路を入れることにより
出力信号としてPAL/SECAM両方式を出力する
ものである。
第1図に本発明の一実施例を示す。第1図は入
力信号としてPAL/SECAM両方式をもち、再生
およびモニタ信号をPAL方式テレビジヨンで受
像する例である。チユーナ1あるいは映像信号入
力端子2からPALおよびSECAM信号が入力され
る。
力信号としてPAL/SECAM両方式をもち、再生
およびモニタ信号をPAL方式テレビジヨンで受
像する例である。チユーナ1あるいは映像信号入
力端子2からPALおよびSECAM信号が入力され
る。
切替スイツチ3でチユーナ1あるいは映像信号
入力端子2のいずれかを選択し、AGC回路4で
レベルを一定に保つ。AGC回路4からの出力信
号はPALであれSECAMであれ、記録/再生切替
スイツチ21およびL.P.F.5,B.P.F.6に入力さ
れる。B.P.F.6により取り出されたカラー信号は
PAL/SECAM判別回路8でPAL信号かSECAM
信号かを判別される。
入力端子2のいずれかを選択し、AGC回路4で
レベルを一定に保つ。AGC回路4からの出力信
号はPALであれSECAMであれ、記録/再生切替
スイツチ21およびL.P.F.5,B.P.F.6に入力さ
れる。B.P.F.6により取り出されたカラー信号は
PAL/SECAM判別回路8でPAL信号かSECAM
信号かを判別される。
まずPAL信号が入力された時の処理について
説明する。
説明する。
判別回路8でPALと判別されるとBPF6の出
力信号は、直接PAL/SECAM切替回路9を通り
カラー信号記録回路10を経て記録回路14に入
力される。一方L.P.F.5で取り出された輝度信号
も直接PAL/SECAM切替回路12を通り輝度信
号記録回路13を経て記銀回路14に入力され
る。
力信号は、直接PAL/SECAM切替回路9を通り
カラー信号記録回路10を経て記録回路14に入
力される。一方L.P.F.5で取り出された輝度信号
も直接PAL/SECAM切替回路12を通り輝度信
号記録回路13を経て記銀回路14に入力され
る。
次にSECAM信号が入力された時について説明
する。判別回路8でSECAMと判別されるとB.P.
F.6の出力信号はSECAM→PAL方式変換回路7
によりPAL方式に変換された後、切替回路9、
カラ信号記録回路10を経て記録回路14に入力
される。一方、方式変換回路7でカラー信号が受
ける時間ずれなどに対しては、輝度信号を遅延回
路11を通すことにより補正を行なつている。記
録回路14で記録処理された場合はロータリート
ランス15を介して磁気ヘツド16に加えられ
る。勿論ロータリートランス15はスリツプリン
グなど他の方式を使うことによりなくすことはで
きる。上記のようにPAL/SECAM両方式の信号
を全てPAL信号に変換してVTRに記録する。
する。判別回路8でSECAMと判別されるとB.P.
F.6の出力信号はSECAM→PAL方式変換回路7
によりPAL方式に変換された後、切替回路9、
カラ信号記録回路10を経て記録回路14に入力
される。一方、方式変換回路7でカラー信号が受
ける時間ずれなどに対しては、輝度信号を遅延回
路11を通すことにより補正を行なつている。記
録回路14で記録処理された場合はロータリート
ランス15を介して磁気ヘツド16に加えられ
る。勿論ロータリートランス15はスリツプリン
グなど他の方式を使うことによりなくすことはで
きる。上記のようにPAL/SECAM両方式の信号
を全てPAL信号に変換してVTRに記録する。
再生時には再生アンプ17で増幅された信号が
輝度信号再生処理回路19、カラー信号再生処理
回路18でそれぞれ処理し、C/Y混合器20で
加算混合されPAL映像信号となる。記録/再生
切替回路21はビデオ出力に記録信号をとるか、
再生信号をとるか選択するもので、記録モードの
場合には、受信された入力信号がAGC4を通つ
てそのまま出力され、再生モード時にはVTRか
らの再生PAL信号が出力される。切替回路21
の出力信号は直接、映像出力端子22に出力され
る一方、R.F.コンバータ23を経て、PAL/
SECAM両用受信機24、PAL専用受信機25に
加えられる。
輝度信号再生処理回路19、カラー信号再生処理
回路18でそれぞれ処理し、C/Y混合器20で
加算混合されPAL映像信号となる。記録/再生
切替回路21はビデオ出力に記録信号をとるか、
再生信号をとるか選択するもので、記録モードの
場合には、受信された入力信号がAGC4を通つ
てそのまま出力され、再生モード時にはVTRか
らの再生PAL信号が出力される。切替回路21
の出力信号は直接、映像出力端子22に出力され
る一方、R.F.コンバータ23を経て、PAL/
SECAM両用受信機24、PAL専用受信機25に
加えられる。
第1図の特徴は第1とした輝度信号とクロマ信
号を分離した後(以下Y,C分離と称す)に、
SECAM信号をPAL信号に変換していることと、
第2としてY,C分離する前にAGC回路4を設
けていることである。
号を分離した後(以下Y,C分離と称す)に、
SECAM信号をPAL信号に変換していることと、
第2としてY,C分離する前にAGC回路4を設
けていることである。
第1の特徴はSECAM信号をPAL信号に変換す
る際に生じる性能劣化を最小にする働きがある。
即ち、通常の変換では、複合映像信号をY,C分
離した後SECAM→PAL変換を行ない、さらに
Y,C混合を行ないPALの複合映像信号を作る。
そして、このPAL方式複合映像信号をテープに
記録するため、再度Y,C分離をする。このため
Y,C分離を2度行なうことになり信号の劣化が
大きくなる。これに対して第1図では、SECAM
→PAL変換の前にY,C分離するだけであり、
Y,C分離のままSECAM→PAL変換が行なわ
れ、そのままテープに記録する。したがつて、
Y,C分離が一度しか行なわれないため信号劣化
が少なくなる。
る際に生じる性能劣化を最小にする働きがある。
即ち、通常の変換では、複合映像信号をY,C分
離した後SECAM→PAL変換を行ない、さらに
Y,C混合を行ないPALの複合映像信号を作る。
そして、このPAL方式複合映像信号をテープに
記録するため、再度Y,C分離をする。このため
Y,C分離を2度行なうことになり信号の劣化が
大きくなる。これに対して第1図では、SECAM
→PAL変換の前にY,C分離するだけであり、
Y,C分離のままSECAM→PAL変換が行なわ
れ、そのままテープに記録する。したがつて、
Y,C分離が一度しか行なわれないため信号劣化
が少なくなる。
第2の特徴は回路構成を簡単にするというメリ
ツトを提供する。即ち、記録時に記録信号をテレ
ビ24でモニタする必要があるわけだが、モニタ
が正しく行なわれるためにはRFコンバータ23
に規定レベルの信号を入力する必要があり、この
ため記録信号をAGC回路4を通した後、RFコン
バータ23に入力する必要がある。一方AGC回
路4は輝度信号記録回路13の動作を規格通りに
するためにも必要である。したがつて、上記二つ
の目的に対して1ケのAGC回路で済ますには第
1図の構成が最も良いことになる。SECAM→
PAL変換後にAGC回路を設ける場合にはPAL複
合映像信号を作つた後にAGC回路を設けるか、
記録/再生切替をY,C各々について行なうかの
いずれかになり、第1図の構成より性能劣化ある
いは回路の増加を伴うことになる。
ツトを提供する。即ち、記録時に記録信号をテレ
ビ24でモニタする必要があるわけだが、モニタ
が正しく行なわれるためにはRFコンバータ23
に規定レベルの信号を入力する必要があり、この
ため記録信号をAGC回路4を通した後、RFコン
バータ23に入力する必要がある。一方AGC回
路4は輝度信号記録回路13の動作を規格通りに
するためにも必要である。したがつて、上記二つ
の目的に対して1ケのAGC回路で済ますには第
1図の構成が最も良いことになる。SECAM→
PAL変換後にAGC回路を設ける場合にはPAL複
合映像信号を作つた後にAGC回路を設けるか、
記録/再生切替をY,C各々について行なうかの
いずれかになり、第1図の構成より性能劣化ある
いは回路の増加を伴うことになる。
第1図における遅延回路11はSECAM→PAL
変換器7で生じるクロマ信号の遅延時間を補償す
るためのものである。
変換器7で生じるクロマ信号の遅延時間を補償す
るためのものである。
SECAM→PAL変換器7は第5図などに示すよ
うに1H遅延回路54を用いており、変換器7を
通るクロマ信号は(1/2H+Δτ)だけ遅延するこ
とになる。これに対する遅延回路11の遅延時間
はΔτかあるいは(1H+Δτ)に選ばれることにな
る。遅延時間をΔτに選べば補償不足となり、
(Δτ+1H)に選べば過補償になる。しかし、ク
ロマ信号はVTRの再生クロマ回路18で輝度信
号より1H遅れることや、テレビの中でも同様な
ことが起るので、総合的には遅延回路11の遅延
時間を(Δτ+1H)と選ぶことは好ましい方向と
なる。
うに1H遅延回路54を用いており、変換器7を
通るクロマ信号は(1/2H+Δτ)だけ遅延するこ
とになる。これに対する遅延回路11の遅延時間
はΔτかあるいは(1H+Δτ)に選ばれることにな
る。遅延時間をΔτに選べば補償不足となり、
(Δτ+1H)に選べば過補償になる。しかし、ク
ロマ信号はVTRの再生クロマ回路18で輝度信
号より1H遅れることや、テレビの中でも同様な
ことが起るので、総合的には遅延回路11の遅延
時間を(Δτ+1H)と選ぶことは好ましい方向と
なる。
一方、変換回路7の遅延時間を200nS以下に設
計できる場合は、回路11,12を不要とするこ
とができる。即ち、変換回路7の遅延時間が
200nSの場合、入力信号がPALの場合はクロマ信
号が輝度信号より100nS進んで記録され、入力信
号がSECAN信号の場合はクロマ信号が輝度信号
に対して100nS遅れるようフイルタ5,6を設計
することも考えられる。
計できる場合は、回路11,12を不要とするこ
とができる。即ち、変換回路7の遅延時間が
200nSの場合、入力信号がPALの場合はクロマ信
号が輝度信号より100nS進んで記録され、入力信
号がSECAN信号の場合はクロマ信号が輝度信号
に対して100nS遅れるようフイルタ5,6を設計
することも考えられる。
あるいはPAL,SECAMのニーズに合わせて
PALを優先するセツトにおいては入力信号が
PALの場合、輝度、クロマ信号を時間的に一致
させて記録し、入力信号がSECAMの場合は、ク
ロマ信号が輝度に対して200nS遅れて記録される
ようにすることで回路11,12を削除すること
ができる。同様にSECAMを優先するようにでき
ることはいうまでもない。
PALを優先するセツトにおいては入力信号が
PALの場合、輝度、クロマ信号を時間的に一致
させて記録し、入力信号がSECAMの場合は、ク
ロマ信号が輝度に対して200nS遅れて記録される
ようにすることで回路11,12を削除すること
ができる。同様にSECAMを優先するようにでき
ることはいうまでもない。
第2図は本発明の別の実施例であり、SECAM
方式テレビジヨンで再生およびモニタ信号を受像
する例である。
方式テレビジヨンで再生およびモニタ信号を受像
する例である。
第1図の場合と異なる点は記録ではSECAM→
PAL方式変換回路26の出力を輝度信号記録回
路13、カラー信号記録回路10に加えるだけで
なく再生側に設けた記録/再生切替回路27,2
8にも加えていることである。チユーナ1、映像
信号入力端子2から入力された信号は、前述の第
1図の説明と同様な処理をされPAL方式で記録
される。
PAL方式変換回路26の出力を輝度信号記録回
路13、カラー信号記録回路10に加えるだけで
なく再生側に設けた記録/再生切替回路27,2
8にも加えていることである。チユーナ1、映像
信号入力端子2から入力された信号は、前述の第
1図の説明と同様な処理をされPAL方式で記録
される。
再生時には、再生アンプ17、輝度信号再生処
理回路19、カラー信号再生処理回路18を通つ
た信号が記録/再生切替回路27,28に加えら
れる。切替回路27,28には記録/再生どちら
の時もPAL信号が加えられており、出力信号は
C/Y混合器20で加算され、PAL信号として
映像信号出力端子29に出力される。他方、切替
回路27,28の出力信号はPAL→SECAM方式
変換回路30にも入力されSECAM信号も出力す
る。記録/再生切替回路21の出力信号は直接映
像出力端子22に出力される一方、R.F.コンバー
タ23を経てSECAM受像機34に加えられる。
勿論、映像信号出力端子22,29は切換回路を
設置することにより1個にすることも可能であ
る。
理回路19、カラー信号再生処理回路18を通つ
た信号が記録/再生切替回路27,28に加えら
れる。切替回路27,28には記録/再生どちら
の時もPAL信号が加えられており、出力信号は
C/Y混合器20で加算され、PAL信号として
映像信号出力端子29に出力される。他方、切替
回路27,28の出力信号はPAL→SECAM方式
変換回路30にも入力されSECAM信号も出力す
る。記録/再生切替回路21の出力信号は直接映
像出力端子22に出力される一方、R.F.コンバー
タ23を経てSECAM受像機34に加えられる。
勿論、映像信号出力端子22,29は切換回路を
設置することにより1個にすることも可能であ
る。
第3図に本発明の別の実施例を示す。入力とし
てPAL方式テレビカメラ信号、出力としてPAL
およびSECAM方式の映像信号あるいは、
SECAM受像機用R.F.信号をもつものである。
てPAL方式テレビカメラ信号、出力としてPAL
およびSECAM方式の映像信号あるいは、
SECAM受像機用R.F.信号をもつものである。
PAL方式テレビカメラ35から輝度信号、カ
ラー信号が別々にカメラ/ライン切替回路36,
37に入力される。また映像信号入力端子2に入
力された信号はL.P.F.5およびB.P.F.6により輝
度信号、カラー信号に分離されカメラ/ライン切
替回路36,37に入力される。切替回路36,
37を経た信号はAGC回路38、ACC回路39
でそれぞれ一定レベルにされ、記録回路40に入
力する。他方、AGC38、ACC39の出力は再
生側に設置した記録/再生切替回路27,28に
も加えられる。
ラー信号が別々にカメラ/ライン切替回路36,
37に入力される。また映像信号入力端子2に入
力された信号はL.P.F.5およびB.P.F.6により輝
度信号、カラー信号に分離されカメラ/ライン切
替回路36,37に入力される。切替回路36,
37を経た信号はAGC回路38、ACC回路39
でそれぞれ一定レベルにされ、記録回路40に入
力する。他方、AGC38、ACC39の出力は再
生側に設置した記録/再生切替回路27,28に
も加えられる。
再生時には再生アンプ17、カラー信号再生処
理回路18、輝度信号再生処理回路19を通つた
信号が記録/再生切替回路27,28に加えられ
る。切替回路27,28で記録か、再生かを選択
され、一方はC/Y混合回路20で輝度信号とカ
ラー信号とを加算後、映像信号出力端子29に出
力される。他方はPAL→SECAM方式変換回路3
0でPAL信号をSECAM信号に変換した後、直接
映像信号出力端子22に出力されるか、あるいは
RFコンバータ23を経て、SECAM受像機34
に加えられる。
理回路18、輝度信号再生処理回路19を通つた
信号が記録/再生切替回路27,28に加えられ
る。切替回路27,28で記録か、再生かを選択
され、一方はC/Y混合回路20で輝度信号とカ
ラー信号とを加算後、映像信号出力端子29に出
力される。他方はPAL→SECAM方式変換回路3
0でPAL信号をSECAM信号に変換した後、直接
映像信号出力端子22に出力されるか、あるいは
RFコンバータ23を経て、SECAM受像機34
に加えられる。
第2図の特徴の第1は、Y,C分離のままで
PAL→SECAM変換を行なつていること、第2は
Y,C分離状態で記録/再生切替27,28を行
なつていること、第3はPAL信号出力端子29
を新設していることである。
PAL→SECAM変換を行なつていること、第2は
Y,C分離状態で記録/再生切替27,28を行
なつていること、第3はPAL信号出力端子29
を新設していることである。
第1の特徴は、第1図と同じ理由でPAL→
SECAM変換に伴う信号劣化を最小にする。第2
の特徴はPAL信号を記録する際にSECAM方式テ
レビ34でモニタすることができるというメリツ
トになる。
SECAM変換に伴う信号劣化を最小にする。第2
の特徴はPAL信号を記録する際にSECAM方式テ
レビ34でモニタすることができるというメリツ
トになる。
第3の特徴はVTRの再生信号を別のVTRにダ
ビングする際に生じる画質劣化を最小にすること
ができる。即ち、出力端子29から得られる信号
はPALであり、このまま記録できるのに対して、
出力端子22から得られる信号は再生信号を
PALからSECAMに変換しており、さらにこれを
記録用VTRにおいて、SECAMからPALに変換
せねばならず、この変換回路で画質劣化を生じ
る。
ビングする際に生じる画質劣化を最小にすること
ができる。即ち、出力端子29から得られる信号
はPALであり、このまま記録できるのに対して、
出力端子22から得られる信号は再生信号を
PALからSECAMに変換しており、さらにこれを
記録用VTRにおいて、SECAMからPALに変換
せねばならず、この変換回路で画質劣化を生じ
る。
第2図における切替回路21は記録/再生の切
替だけでなく、記録時のモニタ信号をPALで出
すかSECAMで出すかの選択回路としても動作す
る。
替だけでなく、記録時のモニタ信号をPALで出
すかSECAMで出すかの選択回路としても動作す
る。
第4図に本発明の別の実施例を示す。第4図は
SECAM→PAL方式変換回路、PAL→SECAM方
式変換回路を1チツプ化して構成するものであ
る。
SECAM→PAL方式変換回路、PAL→SECAM方
式変換回路を1チツプ化して構成するものであ
る。
入力信号が輝度信号とカラー信号に分離される
までは前述の方法と同じである。記録/再生切替
回路41,42は1チツプ化したSECAM→PAL
およびPAL→SECAM方式変換回路43の入力側
に設けられる。
までは前述の方法と同じである。記録/再生切替
回路41,42は1チツプ化したSECAM→PAL
およびPAL→SECAM方式変換回路43の入力側
に設けられる。
まず記録について説明する。方式変換回路43
に入力された信号は自動判別により方式変換を行
なう。なお方式変換回路43の出力にはPALお
よびSECAM各方式の輝度信号およびカラー信号
を出力する。例えばPAL信号が入力された時に
は方式変換回路43はPAL→SECAM方式変換回
路として機能し、変換されたSECAM信号と、何
ら処理を行なつていないPAL信号の両方を出力
する。SECAM信号を入力した場合も同様にして
両方式の信号を出力する。このうち記録時には
PAL信号が記録回路14などを通つて記録され
る。また、VTRでは記録時にテープ・ヘツド系
を通さない信号を出力させ、モニタすることがで
きる(以下これをE.E.モードと呼ぶ)。記録と同
時に行なわれるE.E.モードではモニタに使用する
テレビによつて切り替えられるPAL/SECAM切
替回路44,45に方式変換回路43からの信号
が入力される。PAL/SECAMの方式選択を行な
つた後、信号はC/Y混合器20で加算混合し、
スルー/EE,PB切替回路46を経て直接、映像
信号出力端子22に出力するか、RFコンバータ
23を経てPALあるいはSECAM方式テレビ受像
機に出力される。ここでスルーとは入力された信
号と変換せずに直接出力信号として出力すること
をいう。
に入力された信号は自動判別により方式変換を行
なう。なお方式変換回路43の出力にはPALお
よびSECAM各方式の輝度信号およびカラー信号
を出力する。例えばPAL信号が入力された時に
は方式変換回路43はPAL→SECAM方式変換回
路として機能し、変換されたSECAM信号と、何
ら処理を行なつていないPAL信号の両方を出力
する。SECAM信号を入力した場合も同様にして
両方式の信号を出力する。このうち記録時には
PAL信号が記録回路14などを通つて記録され
る。また、VTRでは記録時にテープ・ヘツド系
を通さない信号を出力させ、モニタすることがで
きる(以下これをE.E.モードと呼ぶ)。記録と同
時に行なわれるE.E.モードではモニタに使用する
テレビによつて切り替えられるPAL/SECAM切
替回路44,45に方式変換回路43からの信号
が入力される。PAL/SECAMの方式選択を行な
つた後、信号はC/Y混合器20で加算混合し、
スルー/EE,PB切替回路46を経て直接、映像
信号出力端子22に出力するか、RFコンバータ
23を経てPALあるいはSECAM方式テレビ受像
機に出力される。ここでスルーとは入力された信
号と変換せずに直接出力信号として出力すること
をいう。
次に再生について説明する。輝度信号再生処理
回路19およびカラー信号再生処理回路18から
の再生信号は記録/再生切替回路41,42を経
て、記録時同様、方式変換回路43に入力され、
PAL→SECAM方式変換を行なう。モニタに使用
するテレビ47によつてPAL/SECAM切替回路
44,45の選択を行なつた後、C/Y混合器2
0、スルー/EE,PB切替回路46を経て出力さ
れる。
回路19およびカラー信号再生処理回路18から
の再生信号は記録/再生切替回路41,42を経
て、記録時同様、方式変換回路43に入力され、
PAL→SECAM方式変換を行なう。モニタに使用
するテレビ47によつてPAL/SECAM切替回路
44,45の選択を行なつた後、C/Y混合器2
0、スルー/EE,PB切替回路46を経て出力さ
れる。
このようにすることにより、PAL/SECAM両
方式のテレビ信号を入出力できるVTRを構成す
ることができる。
方式のテレビ信号を入出力できるVTRを構成す
ることができる。
第1図から第4図までの共通の問題として、ク
ロマ信号が輝度信号に対して遅れるという問題が
ある。しかしこの問題は現状のVHSやβ方式の
VTR,PAL,SECAM方式のテレビにも生じて
おり、クロマ信号の輝度信号に対する許容される
遅延時間は1.5H程度である。
ロマ信号が輝度信号に対して遅れるという問題が
ある。しかしこの問題は現状のVHSやβ方式の
VTR,PAL,SECAM方式のテレビにも生じて
おり、クロマ信号の輝度信号に対する許容される
遅延時間は1.5H程度である。
各部で発生するクロマ信号の輝度信号に対する
遅延時間を整理して示すと次のようになる。
SECAM→PAL変換において0.5H,PAL方式
VTRの再生回路において1.0H,PAL→SECAM
変換において0.5H,PAL,SECAMテレビにお
いて0.5Hである。
遅延時間を整理して示すと次のようになる。
SECAM→PAL変換において0.5H,PAL方式
VTRの再生回路において1.0H,PAL→SECAM
変換において0.5H,PAL,SECAMテレビにお
いて0.5Hである。
したがつてSECAM信号を記録再生して
SECAMテレビで見る場合、クロマ信号は輝度信
号に対して2.5H遅れることになる。一方PAL信
号をPALテレビで見る場合は1.5H遅れとなる。
クロマ信号の遅れを補償するには輝度信号を遅延
すればよいわけだが、輝度信号を数H遅らせるこ
とは極めて困難であり、1H遅延が現実的妥協点
である。
SECAMテレビで見る場合、クロマ信号は輝度信
号に対して2.5H遅れることになる。一方PAL信
号をPALテレビで見る場合は1.5H遅れとなる。
クロマ信号の遅れを補償するには輝度信号を遅延
すればよいわけだが、輝度信号を数H遅らせるこ
とは極めて困難であり、1H遅延が現実的妥協点
である。
輝度信号を1H遅延させる場合、どこで行なう
かが問題となる。最も都合のよいところは第1図
の輝度信号再生回路19である。
かが問題となる。最も都合のよいところは第1図
の輝度信号再生回路19である。
なぜなら、下記の全ての使い方に対して有効で
あるからである。第1の使い方はPAL信号を記
録再生し、もう一度記録、再生(ダビング)を繰
り返しPALテレビで見る場合、クロマ信号の遅
延は0.5Hとなり全く問題ない。
あるからである。第1の使い方はPAL信号を記
録再生し、もう一度記録、再生(ダビング)を繰
り返しPALテレビで見る場合、クロマ信号の遅
延は0.5Hとなり全く問題ない。
第2の使い方はSECAM信号をPALに変換し、
記録、再生を2度繰り返し、PAL信号をSECAM
信号に変換してSECAMテレビで見る場合、クロ
マ信号の遅延は1.5Hとなり、許容できる画質と
なる。
記録、再生を2度繰り返し、PAL信号をSECAM
信号に変換してSECAMテレビで見る場合、クロ
マ信号の遅延は1.5Hとなり、許容できる画質と
なる。
さらに高画質を要求する場合は、第2図の
PAL→SECAM変換器中の輝度信号を1H遅らせ
るのがよい。このようにすると上記第2の使い方
の場合でもクロマ信号の遅れを0.5Hとすること
ができる。
PAL→SECAM変換器中の輝度信号を1H遅らせ
るのがよい。このようにすると上記第2の使い方
の場合でもクロマ信号の遅れを0.5Hとすること
ができる。
SECAM→PAL変換回路で輝度信号を1H遅ら
せる方法が考えられるが、この場合は再生回路と
の間に合性が生じてしまい好ましくない。
せる方法が考えられるが、この場合は再生回路と
の間に合性が生じてしまい好ましくない。
第5図にSECAM→PAL方式変換回路の具体例
を示す。入力端子48から入力されたSECAM信
号はFM復調回路49によつてB−Y信号および
R−Y信号の線順次信号に復調される。復調され
たSECAM信号はPAL変調器50に入力され、入
力端子53からの副搬送波で変調される。変調は
位相処理回路52で位相を90゜ずらせた副搬送波
とずらせない副搬送波とで1H切替回路51によ
り1Hごとに交互に行なわれるので変調出力は第
5図に示すようになる。変調信号を1H遅延回路
54によつて1Hだけ遅延させ、加算器55で元
の信号と加算し、他方、減算器56で元の信号と
減算した信号とを1H切替回路57により1Hごと
に交互に出力させることにより出力端子58には
変換されたPAL信号が出力される。
を示す。入力端子48から入力されたSECAM信
号はFM復調回路49によつてB−Y信号および
R−Y信号の線順次信号に復調される。復調され
たSECAM信号はPAL変調器50に入力され、入
力端子53からの副搬送波で変調される。変調は
位相処理回路52で位相を90゜ずらせた副搬送波
とずらせない副搬送波とで1H切替回路51によ
り1Hごとに交互に行なわれるので変調出力は第
5図に示すようになる。変調信号を1H遅延回路
54によつて1Hだけ遅延させ、加算器55で元
の信号と加算し、他方、減算器56で元の信号と
減算した信号とを1H切替回路57により1Hごと
に交互に出力させることにより出力端子58には
変換されたPAL信号が出力される。
第6図にSECAM→PAL方式変換回路の他の具
体例を示す。入力端子59からは変調PAL信号
が入力される。第5図の加算回路55、減算回路
56、1H切替回路57の構成を極性反転回路6
0を用いて構成するようにしたもので出力端子5
8には変換されたPAL信号が出力される。
体例を示す。入力端子59からは変調PAL信号
が入力される。第5図の加算回路55、減算回路
56、1H切替回路57の構成を極性反転回路6
0を用いて構成するようにしたもので出力端子5
8には変換されたPAL信号が出力される。
第7図にSECAM→PAL方式変換回路の他の具
体例を示す。第7図は第6図の構成を変えたもの
である。
体例を示す。第7図は第6図の構成を変えたもの
である。
第8図にSECAM→PAL方式変換回路の他の具
体例を示す。第8図は第7図の構成を変えたもの
である。第8図の特徴は遅延回路を通ることによ
つて生じる輝度信号に対するカラー信号の時間ず
れを補正するために1H遅延回路54の前に輝度
信号61を入力させることである。
体例を示す。第8図は第7図の構成を変えたもの
である。第8図の特徴は遅延回路を通ることによ
つて生じる輝度信号に対するカラー信号の時間ず
れを補正するために1H遅延回路54の前に輝度
信号61を入力させることである。
カラー処理回路に遅延回路を用いる時には常に
このC/Y時間ずれが問題となる。したがつて方
式変換回路でも輝度信号が遅延回路を通るように
構成しC/Y時間ずれの補正を行なう。
このC/Y時間ずれが問題となる。したがつて方
式変換回路でも輝度信号が遅延回路を通るように
構成しC/Y時間ずれの補正を行なう。
第9図にPAL→SECAM方式変換回路の具体例
を示す。入力端子62から入力されたPAL信号
は1H遅延回路54、極性反転回路60、加算回
路63,64を用いて相隣るラインの和と差をと
つて、第9図に示すように、R−Y,B−Y信号
成分に分離される。分離された信号は同期検波回
路65,66において入力端子70からの副搬送
波により同期検波される。同期検波回路65では
B−Y信号の検波が行なわれ、同期検波回路66
では位相処理回路68,69で位相を90゜および
−90°ずらせた副搬送波をラインスイツチ67を
切替えることによりR−Y信号の検波が行なわれ
る。検波された信号は1H切替回路57により、
B−Y信号およびR−Y信号の線順次信号に変換
し、FM変調器71に入力される。FM変調器7
1では1H切替回路72を切替えて異なる副搬送
波73,74で変調し、走査線ごとに搬送周波数
が異なるSECAMカラー信号が出力端子75から
出力される。
を示す。入力端子62から入力されたPAL信号
は1H遅延回路54、極性反転回路60、加算回
路63,64を用いて相隣るラインの和と差をと
つて、第9図に示すように、R−Y,B−Y信号
成分に分離される。分離された信号は同期検波回
路65,66において入力端子70からの副搬送
波により同期検波される。同期検波回路65では
B−Y信号の検波が行なわれ、同期検波回路66
では位相処理回路68,69で位相を90゜および
−90°ずらせた副搬送波をラインスイツチ67を
切替えることによりR−Y信号の検波が行なわれ
る。検波された信号は1H切替回路57により、
B−Y信号およびR−Y信号の線順次信号に変換
し、FM変調器71に入力される。FM変調器7
1では1H切替回路72を切替えて異なる副搬送
波73,74で変調し、走査線ごとに搬送周波数
が異なるSECAMカラー信号が出力端子75から
出力される。
ところでPALのR−Y信号は1Hごとに180゜位
相が切り替るがSECAM信号に変換するとR−Y
信号は1Hおきに出力され、結局、一定方向の位
相をもつた信号しか出力されないことになる。し
たがつて2個の位相処理回路68,69はどちら
か1個で済むことになる。
相が切り替るがSECAM信号に変換するとR−Y
信号は1Hおきに出力され、結局、一定方向の位
相をもつた信号しか出力されないことになる。し
たがつて2個の位相処理回路68,69はどちら
か1個で済むことになる。
第10図にPAL→SECAM方式変換回路の他の
具体例を示す。第10図は位相処理回路68を1
個にし、同期検波回路66をも1個にしたもので
ある。つまり第9図でB−Y,R−Yごとに行な
つていた同期検波を1H切替回路57を同期検波
回路の前にもつてくることにより1個で済ませた
ものである。
具体例を示す。第10図は位相処理回路68を1
個にし、同期検波回路66をも1個にしたもので
ある。つまり第9図でB−Y,R−Yごとに行な
つていた同期検波を1H切替回路57を同期検波
回路の前にもつてくることにより1個で済ませた
ものである。
第11図にPAL→SECAM方式変換回路の他の
具体例を示す。加算回路64と1H切替回路57
の間に位相処理回路68を入れることにより同期
検波回路66の副搬送波入力を1個にしたもので
ある。
具体例を示す。加算回路64と1H切替回路57
の間に位相処理回路68を入れることにより同期
検波回路66の副搬送波入力を1個にしたもので
ある。
第10図、第11図はクロス信号の変換につい
てのみ説明しているが、第10図、第11図で前
述のクロマ信号の輝度信号に対する遅れ補償を行
なう場合は、輝度信号回路に1H遅延回路を挿入
すればよい。挿入すべき1H遅延回路は0〜3MHz
の帯域幅を要するのでCCD(Charg Coupled
Device)を用いるのがよい。このCCDを駆動す
るクロツク周波数は必要帯域幅から2sc(sc:ク
ロマサブキヤリア周波数≒4.43MHz)が妥当とな
る。クロマ信号用1H遅延回路54の必要帯域幅
は4.43±1.0MHz程度であり、ガラス遅延線を用
いるのが妥当である。第12図は複合映像信号と
なつたPAL信号をSECAM信号に変換する回路で
あり、かつ上記遅延補償機能を持つPAL→
SECAM変換回路の一実施例である。
てのみ説明しているが、第10図、第11図で前
述のクロマ信号の輝度信号に対する遅れ補償を行
なう場合は、輝度信号回路に1H遅延回路を挿入
すればよい。挿入すべき1H遅延回路は0〜3MHz
の帯域幅を要するのでCCD(Charg Coupled
Device)を用いるのがよい。このCCDを駆動す
るクロツク周波数は必要帯域幅から2sc(sc:ク
ロマサブキヤリア周波数≒4.43MHz)が妥当とな
る。クロマ信号用1H遅延回路54の必要帯域幅
は4.43±1.0MHz程度であり、ガラス遅延線を用
いるのが妥当である。第12図は複合映像信号と
なつたPAL信号をSECAM信号に変換する回路で
あり、かつ上記遅延補償機能を持つPAL→
SECAM変換回路の一実施例である。
第12図が第10図と異る点は以下の通りであ
る。入力端子76はPAL複合映像信号が入力さ
れる。遅延回路77は複合映像信号をほぼ1H遅
延させるものであり、必要帯域は0〜5MHzとな
り、クロツク周波数3scのCCDを用いるのが妥
当である。
る。入力端子76はPAL複合映像信号が入力さ
れる。遅延回路77は複合映像信号をほぼ1H遅
延させるものであり、必要帯域は0〜5MHzとな
り、クロツク周波数3scのCCDを用いるのが妥
当である。
LPF78は1H遅延した複合映像信号からクロ
マ信号を除くためのものである。BPF79はク
ロマ信号を抜き取るためのフイルタである。
マ信号を除くためのものである。BPF79はク
ロマ信号を抜き取るためのフイルタである。
混合器80は輝度信号とクロマ信号を加算して
SECAM複合映像信号を出力するものである。
SECAM複合映像信号を出力するものである。
第12図では輝度信号を1H遅延させることで
輝度信号とクロマ信号の遅延合わせを行なうこと
と、CCD構成の広帯域な1H遅延回路により輝度
信号とクロマ信号を同時に遅延させることで回路
構成を簡単にすることを特長としている。
輝度信号とクロマ信号の遅延合わせを行なうこと
と、CCD構成の広帯域な1H遅延回路により輝度
信号とクロマ信号を同時に遅延させることで回路
構成を簡単にすることを特長としている。
本発明を用いることでPAL/SECAM両用地域
においてPAL/SECAMの両方式を記録、再生で
き、VTRの高機能化を図れる。
においてPAL/SECAMの両方式を記録、再生で
き、VTRの高機能化を図れる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2
図は本発明の別の実施例を示す回路図、第3図は
本発明の別の実施例を示す回路図、第4図は本発
明の別の実施例を示す回路図、第5図、第6図、
第7図、第8図は本発明のSECAM PAL変換の
具体例を示す回路図、第9図、第10図、第11
図、第12図は本発明のPAL SECAM変換の具
体例を示す回路図である。 1:チユーナ、3:切替スイツチ、4:AGC
回路、5:LPF、6:BPF、7:方式変換回路、
8:判別回路、9:切替回路、10:カラー信号
記録回路。
図は本発明の別の実施例を示す回路図、第3図は
本発明の別の実施例を示す回路図、第4図は本発
明の別の実施例を示す回路図、第5図、第6図、
第7図、第8図は本発明のSECAM PAL変換の
具体例を示す回路図、第9図、第10図、第11
図、第12図は本発明のPAL SECAM変換の具
体例を示す回路図である。 1:チユーナ、3:切替スイツチ、4:AGC
回路、5:LPF、6:BPF、7:方式変換回路、
8:判別回路、9:切替回路、10:カラー信号
記録回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 PAL方式およびSECAM方式のいずれの方式
のカラー映像信号であつても記録可能にされたビ
デオテープレコーダであつて、 記録されるべきカラー映像信号が入力される自
動利得制御回路と、 上記自動利得制御回路の出力信号から輝度信号
成分と色信号成分とを分離する分離回路と、 上記輝度信号成分により周波数変調を行う周波
数変調回路を含み、上記輝度信号成分を信号処理
する輝度信号信号処理回路と、 上記記録されるべきカラー映像信号がPAL方
式のときには上記色信号成分をそのまま出力し、
上記記録されるべきカラー映像信号がSECAM方
式のときには上記色信号成分をPAL方式に方式
変換して出力するPAL方式色信号出力回路と、 上記PAL方式色信号出力回路から出力される
色信号を低域変換する周波数変換回路を含み、こ
の色信号を信号処理する色信号信号処理回路と、 上記輝度信号信号処理回路および色信号信号処
理回路からの出力信号を混合して磁気テープに記
録する記録手段と、 上記自動利得制御回路の出力信号をモニター用
信号として外部出力する外部出力手段と、 からなることを特徴とするカラー映像信号記録装
置。 2 PAL方式およびSECAM方式のいずれの方式
のカラー映像信号であつても記録再生可能にされ
たビデオテープレコーダであつて、 記録されるべきカラー映像信号が入力される自
動利得制御回路と、 上記自動利得制御回路の出力信号から輝度信号
成分と色信号成分とを分離する分離回路と、 上記輝度信号成分により周波数変調を行う周波
数変調回路を含み、上記輝度信号成分を信号処理
する輝度信号信号処理回路と、 上記記録されるべきカラー映像信号がPAL方
式のときには上記色信号成分をそのまま出力し、
上記記録されるべきカラー映像信号がSECAM方
式のときには上記色信号成分をPAL方式に方式
変換して出力するPAL方式色信号出力回路と、 上記PAL方式色信号出力回路から出力される
色信号を低域変換する周波数変換回路を含み、こ
の色信号を信号処理する色信号信号処理回路と、 上記輝度信号信号処理回路および色信号信号処
理回路からの出力信号を混合して磁気テープに記
録する記録手段と、 上記磁気テープに記録された信号を再生する再
生手段と、 上記再生手段により再生された再生信号から再
生輝度信号を発生する輝度再生手段と、 上記再生手段により再生された再生信号から再
生PAL方式色信号を発生する色再生手段と、 上記輝度再生手段からの再生輝度信号と上記色
再生手段とからの再生PAL方式色信号と混合し
て外部出力するPAL外部出力手段と、 上記再生PAL方式色信号をSECAM方式色信号
に変換して上記再生輝度信号と混合して外部出力
するSECAM外部出力手段と、 からなることを特徴とするカラー映像信号記録再
生装置。 3 PAL方式およびSECAM方式のいずれの方式
のカラー映像信号であつても記録再生可能にされ
たビデオテープレコーダであつて、 記録されるべきカラー映像信号が入力される自
動利得制御回路と、 上記自動利得制御回路の出力信号から輝度信号
成分と色信号成分とを分離する分離回路と、 上記輝度信号成分により周波数変調を行う周波
数変調回路を含み、上記輝度信号成分を信号処理
する輝度信号信号処理回路と、 上記記録されるべきカラー映像信号がPAL方
式のときには上記色信号成分をそのまま出力し、
上記記録されるべきカラー映像信号がSECAM方
式のときには上記色信号成分をPAL方式に方式
変換して出力するPAL方式色信号出力回路と、 上記PAL方式色信号出力回路から出力される
色信号を低域変換する周波数変換回路を含み、こ
の色信号を信号処理する色信号信号処理回路と、 上記輝度信号信号処理回路および色信号信号処
理回路からの出力信号を混合して磁気テープに記
録する記録手段と、 上記磁気テープに記録された信号を再生する再
生手段と、 上記再生手段により再生された再生信号から再
生輝度信号を発生する輝度再生手段と、 上記再生手段により再生された再生信号から再
生PAL方式色信号を発生する色再生手段と、 記録時には上記分離回路からの輝度信号成分
を、再生時には上記輝度再生手段からの再生輝度
信号を選択する第1の録再切換スイツチと、 記録時には上記分離回路からの色信号成分を、
再生時には上記色再生手段からの再生色信号を選
択する第2の録再切換スイツチと、 上記第2の録再切換スイツチからの色信号が
SECAM方式のときにはそのまま出力し、上記第
2の録再切換スイツチからの色信号がPAL方式
のときには上記色信号成分をSECAM方式に方式
変換して出力するSECAM方式色信号出力回路
と、 上記第1の録再切換スイツチからの輝度信号と
上記SECAM方式色信号出力回路からのSECAM
方式色信号とを混合する混合回路と、 PAL方式色信号の記録時には上記自動利得制
御回路の出力信号を、再生時およびSECAM方式
色信号の記録時には上記混合回路の出力信号を選
択して外部出力する外部出力手段と、 からなることを特徴とするカラー映像信号記録再
生装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56140971A JPS5843689A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | カラー映像信号記録装置および記録再生装置 |
AT82304682T ATE21475T1 (de) | 1981-09-09 | 1982-09-07 | Farbvideosignal-aufzeichnungs- und wiedergabeeinrichtung. |
DE8282304682T DE3272586D1 (en) | 1981-09-09 | 1982-09-07 | Color video signal recording and reproducing apparatus |
EP19820304682 EP0076047B1 (en) | 1981-09-09 | 1982-09-07 | Color video signal recording and reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56140971A JPS5843689A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | カラー映像信号記録装置および記録再生装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63214962A Division JPH0191595A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | カラー映像信号記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843689A JPS5843689A (ja) | 1983-03-14 |
JPH0421396B2 true JPH0421396B2 (ja) | 1992-04-09 |
Family
ID=15281089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56140971A Granted JPS5843689A (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | カラー映像信号記録装置および記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843689A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60246195A (ja) * | 1984-05-22 | 1985-12-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 線順次による映像信号の記録・再生方式 |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP56140971A patent/JPS5843689A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5843689A (ja) | 1983-03-14 |
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