JPH04201771A - オートブレーキ装置 - Google Patents
オートブレーキ装置Info
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- JPH04201771A JPH04201771A JP33856790A JP33856790A JPH04201771A JP H04201771 A JPH04201771 A JP H04201771A JP 33856790 A JP33856790 A JP 33856790A JP 33856790 A JP33856790 A JP 33856790A JP H04201771 A JPH04201771 A JP H04201771A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に係り、従来の一定の減速率制御方式がら機体速度に応
じて減速率を任意の自由曲線で表される関数関係によっ
て変化させる機体速度感応型減速率制御方式とすること
により、所謂乗り心地のよいブレーキ操作と制動距離並
びに制動時間の短縮化を同時に達成できる航空機や高速
鉄道車両用オートブレーキ装置に関する。
の構成は、第1図に図に示すように、制御盤(1)で選
択された設定減速率が入力された制御装置(2)では、
センサー(3)からの減速率、及び車輪(6)の回転数
センサー(8)からの車輪回転数信号を基に、所要の演
算した制御信号を、油圧源(4)からの圧油を制御する
、電気油圧サーボバルブあるいはソレノイド型オンオフ
バルブ等の油圧制御バルブ(5)に出力し、車輪(6)
のブレーキ装置(7)に所要のブレーキ圧油を送るよう
制御する構成からなる。
速、天候、特に雨が降っているか、晴天か、雪面か等の
諸条件及び機体速度、機体着陸重量等によって、まずパ
イロットはコックピットで制御盤(1)の選択スイッチ
により、ある1つの設定減速率を選択する。
)は、操縦者が選択したコマンド信号に対応する一定の
設定減速率が得られるよう、車輪(6)の回転数信号よ
り計算される機体減速率、あるいは直接センサー(3)
で計測される機体減速率と、選択された設定減速率との
差が零になるように、ブレーキ圧力を調整するものであ
る。
減速率を設定すると、オートブレーキ制御が不可能とな
る。すなわち、設定減速率に到達する以前にスキッドが
発生し、オートブレーキ制御からアンチスキッド制御に
オーバーライドされるためオートブレーキ制御が不可能
となる。
がサイクリックに発生して乗客等へ与える乗り心地が低
下するため、通常、パイロットは所要の減速率より低め
の設定減速率を選択し、アンチスキッド制御とならない
、すなわち、乗り心地のよいブレーキ操作を優先してい
る。
に得られる最大減速率以下に設定することになり、低速
になるに従って最大減速率が増加するというメリットを
捨てざるを得ないのである。
2図に示すように、同一の路面状態であれば車両速度が
高くなるに連れて減少する。
、乗り心地を優先してスムーズなブレーキ操作ができる
ように、例えば第3図すに示す如く、その時の速度で期
待される最大減速率よりも低い値で一定の減速率を選択
する。
に連れて、設定減速率を路面の最大摩擦係数より得られ
る最大減速率との差がさらに開くことになり、スムーズ
なブレーキ操作と停止距離の短縮化は相反する条件とな
っている。
オートブレーキ装置において、乗り心地のよいブレーキ
操作を優先するために、ブレーキの制動距離が延びる問
題に鑑み、所謂乗り心地のよいブレーキ操作と制動距離
並びに制動時間の短縮化を同時に達成できる構成からな
る航空機や高速鉄道車両用オートブレーキ装置の提供を
目的としている。
車輪回転数信号より算出される機体減速率およびlまた
は直接センサーで計測される機体減速率との差をなくす
ように一定の減速率で、油圧源から車輪のブレーキ装置
への圧油を調整するための油圧制御バルブを制御するオ
ートブレーキ装置において、 速度計からの機体速度信号を制御装置に人力させて、機
体速度に応じて、予め設定した関数で目標減速率を変化
させる制御手段を制御装置に設けたことを特徴とするオ
ートブレーキ装置である。
のその時の速度で期待される最大減速率(曲線A)より
も低い値で一定の減速率(直線4)で制御する方式から
、同図aに示す如く、折れ線(曲線1)、直線(直線2
)、その他任意の自由曲線(曲線3)で表される種々の
関数関係によって、機体、車両速度に応じて、減速率を
変化させ、スムーズなブレーキ操作と制動距離及び制動
時間の短縮化を同時に達成するものである。
装置は、目標減速率を機体、車両速度によって可変にす
ることで、路面の摩擦特性を有効に活用でき、従来の制
御方式と同様にスムーズなブレーキ操作に加えて、停止
距離、時間を従来に比べて短縮できる。
化させるための任意の自由曲線で表される種々の関数は
、滑走路の長さ、風向、風速、天候、特に雨が降ってい
るか、晴天か、雪面か等の諸条件及び機体速度、機体着
陸重量等によって、パイロットがコックピットで制御盤
の選択スイッチにより選択できるように、予め複数種類
の関数を条件に応じて設定することができる。
例えば、制動力の設定をミニマム、ミデイアム、マキシ
ムと段階付けし、機体、車両速度が1100k/hrの
とき、目標減速率をそれぞれ0.2g、043g、0.
4gと設定した際、速度が300km/hrのとき、そ
れぞれ0.1g、0.2g、 0.3gになるように、
速度が高速になるほど目標減速率を下げるような関数、
制御方法を採用することができる。
加することにより、従来の構成を利用することができる
。
設定減速率を機体、車両速度データに依存させて、希望
の曲線又は関数関係に予めプログラムすることによって
、容易に適用できる。
ーキ装置以外に一般車両用自動減速、停止装置に適用で
き、その他一般産業用機器の自動減速、停止装置にも適
用できる。
れた制御装置の一例を示す回路図であり、第4図はこの
発明による制御装置の回路図、第5図は従来の回路図で
ある。
に示す従来の構成をそのまま利用し、制御装置(2)の
中に組み込まれた制御則の一部、すなわち、設定減速率
指示信号部を変更することにより構成されている。
成される場合、第5図に示す如く、設定減速率は通常、
ツェナー・ダイオードと、適当な抵抗を用いた分圧回路
を用いた定電圧回路で構成され、減速度電圧の印加に伴
い、オペアンプ(1o)にて所要のブレーキ圧力得るた
めに所要の誤差信号が発信される。
を定義する速度電圧を用いて、速度電圧に依存させて複
数準備した分圧回路を適宜選択させることによって、機
体速度感応型の減速率制御方法を実現している。
12)(13)にて電圧比較し、アナログマルチプレク
サ(14)を介して減速率が選定されて、オペアンプ(
10)にて所要のブレーキ圧カ得るために所要の誤差信
号が発信される。
を機体速度によって変化させることができ、円滑な制動
が得られて乗り心地がよく、カリ制動距離並びに制動時
間が短縮される。
、特に300km/hr以上の高速がらの減速に適用す
ると、円滑な制動が得られて乗り心地がよく、かつ制動
距離並びに制動時間が短縮される。
装置は、従来の一定の減速率制御方式から機体、車両速
度に応じて減速率を任意の自由曲線で表される関数関係
によって変化させる速度感応型減速半制御方式とするこ
とにより、所謂乗り心地のよい円滑な制動と、制動距離
並びに制動時間の短縮化を同時に達成できる。
キ装置には、実施例の如く、ハードウェアの一部回路を
変更、追加することにより、従来のハードウェアを利用
できる利点がある。
レーキ装置では、ハードウェアはそのままで、制御用ソ
フトウェアを一部変更することにより、従来のハードウ
ェアをそのまま利用できる。
した構成と制御方法を示すブロック図である。 第2図は機体速度と最大摩擦係数との関係を示すグラフ
である。 第3図は機体速度と減速率との関係を示すグラフであり
、同図aはこの発明の場合、同図すは従来の場合を示す
。 第4図はこの発明による制御装置の回路図である。第5
図は従来の制御装置の回路図である。 1・・・制御盤、2・・・制御装置、3・・・センサー
、4・・・油圧源、5・・・油圧制御パルプ、6・・・
車輪、7・・・ブレーキ装置、8・・・回転数センサー
、10・−・オペアンプ、11,12,13・・・コン
パレーター、14・・・アナログマルチプレクサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 制御装置にて操縦者が制御盤で選択した設定減速率と、
車輪回転数信号より算出される機体減速率および/また
は直接センサーで計測される機体減速率との差をなくす
ように一定の減速率で、油圧源から車輪のブレーキ装置
への圧油を調整するための油圧制御バルブを制御するオ
ートブレーキ装置において、 速度計からの機体速度信号を制御装置に入力させて、機
体速度に応じて、予め設定した関数で目標減速率を変化
させる制御手段を制御装置に設けたことを特徴とするオ
ートブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2338567A JP2772715B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | オートブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2338567A JP2772715B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | オートブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04201771A true JPH04201771A (ja) | 1992-07-22 |
JP2772715B2 JP2772715B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=18319392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2338567A Expired - Lifetime JP2772715B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | オートブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772715B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019147542A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | ランディングギア引き込み制動を制御する方法および装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647344A (en) * | 1979-09-12 | 1981-04-30 | Goodyear Aerospace Corp | Control circuit for automatic brake |
JPS5957053A (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | 列車減速度制御装置 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2338567A patent/JP2772715B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647344A (en) * | 1979-09-12 | 1981-04-30 | Goodyear Aerospace Corp | Control circuit for automatic brake |
JPS5957053A (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | 列車減速度制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019147542A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | ランディングギア引き込み制動を制御する方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2772715B2 (ja) | 1998-07-09 |
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