JPH04208040A - 交流発電機の固定子 - Google Patents
交流発電機の固定子Info
- Publication number
- JPH04208040A JPH04208040A JP33850290A JP33850290A JPH04208040A JP H04208040 A JPH04208040 A JP H04208040A JP 33850290 A JP33850290 A JP 33850290A JP 33850290 A JP33850290 A JP 33850290A JP H04208040 A JPH04208040 A JP H04208040A
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- Japan
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- stator
- insulating sheet
- slot
- alternator
- stator core
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- Pending
Links
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は交流発電機の固定子に関するものである。
従来、交流発電機における固定子は、固定子鉄心の各ス
ロット内に絶縁シート（例えば、２枚のポリアミド紙を
合成樹脂にて接合したもの）を介して固定子コイルが多
数本重ねられた状態で巻回されている。
ロット内に絶縁シート（例えば、２枚のポリアミド紙を
合成樹脂にて接合したもの）を介して固定子コイルが多
数本重ねられた状態で巻回されている。
ところが、発電機の作動時において固定子コイルが振動
すると、固定子鉄心も振動し耳障りな異音が生じたり磁
気音か発生しヱいた。
すると、固定子鉄心も振動し耳障りな異音が生じたり磁
気音か発生しヱいた。
この発明の目的は、固定子からの異音や磁気音の発生を
未然に防止し、発電機の作動時の騒音を低減することか
できる交流発電機の固定子を提供することにある。
未然に防止し、発電機の作動時の騒音を低減することか
できる交流発電機の固定子を提供することにある。
この発明は、固定子鉄心の内周面に形成された多数条の
スロットと、前記固定子鉄心に巻回され、その一部が前
記各スロット内で多数本に重ねられた固定子コイルと、
前記スロットの内壁と各固定子コイルとの間に介装され
、制振性絶縁材よりなる絶縁シートとを備えた交流発電
機の固定子をその要旨とするものである。
スロットと、前記固定子鉄心に巻回され、その一部が前
記各スロット内で多数本に重ねられた固定子コイルと、
前記スロットの内壁と各固定子コイルとの間に介装され
、制振性絶縁材よりなる絶縁シートとを備えた交流発電
機の固定子をその要旨とするものである。
発電機の作動に伴う固定子コイルの振動が、制振性絶縁
材よりなる絶縁シー・トにより減衰されて固定子鉄心に
伝達され、異音や磁気音の発生が未然に防止される。
材よりなる絶縁シー・トにより減衰されて固定子鉄心に
伝達され、異音や磁気音の発生が未然に防止される。
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
明する。
第２図には交流発電機の断面図を、又、第３図には固定
子の側断面図を示す。これらの図に示すように、発電機
内には軸受１により回転子２が回転可能に支持され、こ
の回転子２には界磁コイル３が巻回されるとともに、冷
却用のファン４が備えられている。回転子２の周囲には
この回転子２を取り巻くように環状の固定子鉄心５が配
設され、同固定子鉄心５の内周面全体には多数条のスロ
ット６が前後方向（第２図において左右方向）に向けて
凹設されている。
子の側断面図を示す。これらの図に示すように、発電機
内には軸受１により回転子２が回転可能に支持され、こ
の回転子２には界磁コイル３が巻回されるとともに、冷
却用のファン４が備えられている。回転子２の周囲には
この回転子２を取り巻くように環状の固定子鉄心５が配
設され、同固定子鉄心５の内周面全体には多数条のスロ
ット６が前後方向（第２図において左右方向）に向けて
凹設されている。
第１図はスロット６の詳細を示す正面図、第４図はスロ
ット６内に配設される絶縁シート７を示す斜視図である
。これらの図に示すように、絶縁シート７は厚さ０．８
ｍａのシリコンゴムよりなり、シリコンゴムは耐熱性、
絶縁性に加え制振性を有している。絶縁シート７はＵ字
状に折曲されている。一方、前記固定子鉄心５のスロッ
ト６は開口部６ａの幅が狭くなるように形成され、スロ
ット６内には前記絶縁シート７かスロット６の開口部６
ａ側に向けて開口した状態で配設されている。
ット６内に配設される絶縁シート７を示す斜視図である
。これらの図に示すように、絶縁シート７は厚さ０．８
ｍａのシリコンゴムよりなり、シリコンゴムは耐熱性、
絶縁性に加え制振性を有している。絶縁シート７はＵ字
状に折曲されている。一方、前記固定子鉄心５のスロッ
ト６は開口部６ａの幅が狭くなるように形成され、スロ
ット６内には前記絶縁シート７かスロット６の開口部６
ａ側に向けて開口した状態で配設されている。
又、前記固定子鉄心５には銅製の固定子コイル８が巻回
されている。その結果、前記各スロット６の絶縁シート
７内には固定子コイル８が多数本重ねられた状態で配置
されている。
されている。その結果、前記各スロット６の絶縁シート
７内には固定子コイル８が多数本重ねられた状態で配置
されている。
このように前記固定子鉄心５、絶縁シート７、固定子コ
イル８によって本実施例の固定子か構成されている。
イル８によって本実施例の固定子か構成されている。
この固定子を備えた発電機と、従来の固定子（絶縁シー
トとして、２枚のポリアミド紙を合成樹脂にて接合した
もの）を備えた交流発電機とを対象にして騒音レベルを
測定した。その結果を第５図に示し、この図において従
来の発電機は破線で、実施例の発電機は実線で示してい
る。同図から、実施例の発電機の騒音レベルが低減され
ていることが分かる。
トとして、２枚のポリアミド紙を合成樹脂にて接合した
もの）を備えた交流発電機とを対象にして騒音レベルを
測定した。その結果を第５図に示し、この図において従
来の発電機は破線で、実施例の発電機は実線で示してい
る。同図から、実施例の発電機の騒音レベルが低減され
ていることが分かる。
この騒音の低減効果は以下の理由による。
従来の固定子では、第６図に示すように、固定子鉄心５
と固定子コイル８との間に制振性のない絶縁シートＳが
介在されていたために、剛体直結構造となっていた。即
ち、固定子コイル８に発生した振動ＦＯがそのまま固定
子鉄心５の振動Ｆ１（＝ＦＯ）として伝えられていた。
と固定子コイル８との間に制振性のない絶縁シートＳが
介在されていたために、剛体直結構造となっていた。即
ち、固定子コイル８に発生した振動ＦＯがそのまま固定
子鉄心５の振動Ｆ１（＝ＦＯ）として伝えられていた。
しかし、本実施例では、第７図に示すように、固定子コ
イル８と固定子鉄心５との間に制振性のある絶縁シート
７が介在されていることにより、バネ９とダンパ１０を
有する減衰系構造となる。よって、固定子コイル８の振
動ＦＯは減衰された後に、固定子鉄心５の振動Ｆｌ
（＜ＦＯ）として伝えられ、騒音が低減されることとな
る。
イル８と固定子鉄心５との間に制振性のある絶縁シート
７が介在されていることにより、バネ９とダンパ１０を
有する減衰系構造となる。よって、固定子コイル８の振
動ＦＯは減衰された後に、固定子鉄心５の振動Ｆｌ
（＜ＦＯ）として伝えられ、騒音が低減されることとな
る。
このように本実施例の交流発電機の固定子においては、
スロット６の内壁と各固定子コイル８との間に制振性絶
縁材（シリコンゴム）よりなる絶縁シート７を介装した
ので、発電機の作動に伴う固定子コイル８の振動が絶縁
シート７により減衰されて固定子鉄心５に伝達されて、
異音や磁気音の発生か未然に防止される。よって、発電
機の作動時の騒音を低減できることとなる。
スロット６の内壁と各固定子コイル８との間に制振性絶
縁材（シリコンゴム）よりなる絶縁シート７を介装した
ので、発電機の作動に伴う固定子コイル８の振動が絶縁
シート７により減衰されて固定子鉄心５に伝達されて、
異音や磁気音の発生か未然に防止される。よって、発電
機の作動時の騒音を低減できることとなる。
以上詳述したようにこの発明によれば、固定子からの異
音や磁気音の発生を未然に防止し、発電機の作動時の騒
音を低減することができる優れた効果を発揮する。
音や磁気音の発生を未然に防止し、発電機の作動時の騒
音を低減することができる優れた効果を発揮する。
第１図は実施例の固定子におけるスロット内の詳細を示
す正面図、第２図は交流発電機の断面図、第３図は固定
子の正面図、第４図は絶縁シートの斜視図、第５図は実
施例の固定子と従来の固定子とをそれぞれ装備した交流
発電機の騒音レベルを示す図、第６図は従来の固定子に
おける振動伝達モデルを示す図、第７図は実施例の固定
子における振動伝達モデルを示す図である。 ５は固定子鉄心、６はスロット、７は絶縁シート、８は
固定子コイル。 特許出願人 日本電装 株式会社 代 理 人 弁理士 恩１）博宣（ほか１名）第４図 第１図 第５図 オルタネータω転やｉ（ｒｐｍ）
す正面図、第２図は交流発電機の断面図、第３図は固定
子の正面図、第４図は絶縁シートの斜視図、第５図は実
施例の固定子と従来の固定子とをそれぞれ装備した交流
発電機の騒音レベルを示す図、第６図は従来の固定子に
おける振動伝達モデルを示す図、第７図は実施例の固定
子における振動伝達モデルを示す図である。 ５は固定子鉄心、６はスロット、７は絶縁シート、８は
固定子コイル。 特許出願人 日本電装 株式会社 代 理 人 弁理士 恩１）博宣（ほか１名）第４図 第１図 第５図 オルタネータω転やｉ（ｒｐｍ）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、固定子鉄心の内周面に形成された多数条のスロット
と、 前記固定子鉄心に巻回され、その一部が前記各スロット
内で多数本に重ねられた固定子コイルと、前記スロット
の内壁と各固定子コイルとの間に介装され、制振性絶縁
材よりなる絶縁シートとを備えたことを特徴とする交流
発電機の固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33850290A JPH04208040A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 交流発電機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33850290A JPH04208040A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 交流発電機の固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04208040A true JPH04208040A (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=18318763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33850290A Pending JPH04208040A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 交流発電機の固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04208040A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010016241A1 (de) | 2009-03-31 | 2011-02-03 | DENSO CORPORATION, Kariya-shi | Stator für eine rotierende elektrische Maschine und Verfahren zur Herstellung des Stators |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33850290A patent/JPH04208040A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010016241A1 (de) | 2009-03-31 | 2011-02-03 | DENSO CORPORATION, Kariya-shi | Stator für eine rotierende elektrische Maschine und Verfahren zur Herstellung des Stators |
| US8212449B2 (en) | 2009-03-31 | 2012-07-03 | Denso Corporation | Stator for rotary electric machine and method of manufacturing the stator |
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