JPH04205175A - 図面管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水道、ガスの配管系統や電気、電話の配線系統
などの施設図面をディジタル情報化して管理する図面管
理装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、水道、ガス、電気、電話などの配管、配線系統な
どの施設の状況管理を紙やポリエステルフィルムに描い
た図面を用いて行っている。この際、施設に変更が生じ
ると図面を修正することを必要とする。図面の修正作業
は総て人手により行わなければならず、多くの労力およ
び時間を要すると共に誤記の生ずる割合が高いという問
題点を持っている。この問題点を解決するため、例えば
特開昭６３−２５４５６５号公報に記載されているよう
に施設図面をディジタル情報化して管理することが提案
されている。施設図面をディジタル情報化して管理する
にはファイル装置に記憶されている多数の施設図面（地
形図、系統図、シンボル図など）をディスプレイ装置に
モニタ表示して行っている。

また５図面の修正作業もディスプレイ装置に表示して行
っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように施設図面をディジタル情報で管理する場合、
部分修正等が少なく、検索利用が多い図面、例えば給水
装置台帳などはイメージ画像で記憶保存することが、入
力も簡便で実用向きである。

このため、給水装置台帳は電子ファイリングシステムに
記憶することが従来より一部で行われている。しかしな
がら、記憶した図面は何万枚と莫大であり、その中から
目的の図面を検索するためには、あらかじめ検索目的に
応じた検索項目を検索キーとして作成し、図面を登録し
ておく必要がある。この検索項目の設計は将来の利用方
法を踏まえて行わなければならず、検索項目の追加等は
大変な労力と時間を必要とする。したがって、記憶した
図面をいかに短時間に、かつ容易に検索するかが運用面
で重要な点である。

一方、給水装置台帳などはディジタル情報化された施設
図面と地理的位置や情報の関連性がある。

したがって、施設図面をディジタル情報化して管理する
図面管理装置と電子ファイリングシステムとを結合して
、図面管理装置から電子ファイリングシステムに対して
目的の図面を指定する方法が考えられる。ところが、図
面枚数が多く１枚の光ディスクに全図面を格納できない
場合は、複数枚に渡って記憶せざるを得す、この場合、
光デイスク交換やファイル検索時間がかかるという問題
点がある。

本発明は上記点に対処して成されたもので、その目的と
するところは、施設図面の図面管理装置の図面検索キー
を図形に対応する属性情報の中に組み込むことにより、
地理的位置関係を利用してイメージ画像図面検索を容易
にかつ高速にできる図面管理装置を提供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は検索キーを施設図面の図形と対応する属性情
報の中に光デイスクキャビネット番号。

ファイル番号、及びレコード番号を設けて、この検索キ
ーを電子ファイリングシステムに伝達することにより、
２回目以降の検索時に同一の光デイスクキャビネット番
号、ファイル番号を選択したかの判定をすることにより
達成される。

〔作用〕

電子ファイリングシステムから目的のイメージ画像を検
索する時、検索キーとして、光デイスクキャビネット番
号、ファイル番号、レコード番号の３通りを図面管理装
置から伝達し、図面の検索処理をする。この際、現在検
索中のキャビネット番号とファイル番号を記憶しておき
、２度目以降。

同一キャビネット番号及びファイル番号が指定されたと
きは再度、キャビネットオープン、及びファイルオープ
ン処理を削除することにより目的のレコード番号に対応
したイメージ画像の検索を高速にすることができる。ま
た、図面管理装置の検索キーの作成は検索図面の地理的
位置、及び図形の種類によりキャビット番号及びファイ
ル番号を自動決定することにより検索キー作成を容易に
することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第２図は本発明の一実施例である図面管理装置の基本構
成図である。

第２図においてファイル装置２０３には施設図面データ
が格納されている。施設図面データは地形図や管路図な
どの図形データと図形に関係する町名２個人名、管理口
径、管種などの、文字・数値で表現される属性データと
がある。格納さ九でいる図形データは紙に書いた図面を
一定間隔でスキャンして読取りデータの濃淡に応じて濃
淡階調化し、ディジタル画像を得てコード化したデータ
を得る図面入力装置２０４から入力する。施設図面は第
３図（ａ）に示すように複数図面から成り、各々分割し
て図形データファイルを作る。図形データは第３図（ｂ
）のように直交座標系で示され、図面サイズでそのＸ、
Ｙ軸方向の長さＸ。＋Ｙａが決まる。これらの図形デー
タは第４図（ｂ）〜（ｄ）のように道路、摩砕、管路と
階層分離したデータ記憶構造となっている。これらのデ
ータを必要に応じて各階層を重ね合わせ第４図（ａ）の
ような図形データにする。一方、属性データはキーボー
ド２０６またはフロッピーディスクなど一括してデータ
を入力できるデータ入力装Ｎ２Ｏ３を用いてファイル装
置！２０３へ入力する。オペレータがマウス２０７を操
作してディスプレイ装置（ＣＲＴ）２０５上に図面を表
示するには、まずオペレータがマウス２０７を操作して
ＣＲＴ画面上に表示しである機能選択用のアイコンへカ
ーソルＣＵを移動して指定する。「図面読出し」のアイ
コンを指定すると、中央処理装置（ＣＰＵ）２０１はフ
ァイル装置２０３から該当の図面データ（図形データと
その属性データ）を検索しメインメモリ２０２に一時格
納する。メインメモリ２０２は画面データの検索や編集
などの処理を実行するためのプログラムや処理中のデー
タを記憶する働きをする。メインメモリ２０２に一時記
憶している図面データはＣＲＴ２０５の表示領域である
有効表示座標に合わせて、ＣＰＵ２０１でデータ編集さ
れた後にＣＲＴ２０５に表示される。オペレータはこの
表示画面により目的の図面内容を知ることができる。

なお、細かな部分を把握するには部分拡大して表示する
。このためには例えばマウス２０７によりカーソルＣＵ
を移動させてＣＲＴ表示領域から矩形の任意領域を対角
線上の両端で指定して任意倍率に拡大あるいは縮小させ
る。具体的にはメインメモリ２０２に記憶されている該
当図面データの一部をＣＰＵ２０１を介して拡大、縮小
編集しＣＲＴ２０５に表示する。

次に目的の図面をファイル装Ｗ２Ｏ３から検索し、図面
データを編集後ＣＲＴ２０５に表示し、その表示画面の
中から検索したい項目に対する図形を指示し、指示図形
と対応するイメージ画像データを電子ファイリングシス
テム２１０に検索表示することについて説明する。

第１図は本発明の実施例の要部を示すもので、電子ファ
イリングシステムから指示した図面を検索処理する処理
の一例を示した図である。第１図においてディスプレイ
表示面１０１は目的の図面を検索修正するための機能選
択をするマウス操作用アイコン領域１０２、マウス操作
により検索された図面を表示する図面表示領域１０３と
から構成されている。図面表示領域１０３上に目的の施
設図面を表示し、表示管理図面から属性情報に対応した
図面を検索指示する処理は次のような手順により処理す
る。

第２図に示すマウス２０７を用いて、ディスプレイ表示
面１０１上のアイコン領域１０２にマウス２０７の操作
と一対一に対応して動くカーソルＣＵを移動し、「図面
検索」のアイコンを選択指令する。図面検索には直接、
目的の図面Ｎαを指定する図面Ｈａ検索、全体の図面の
位置関係を示す索引図より目的の図面を検索する索引図
検索、目標物指定による目標物検索、町名指定による町
名検索等があり、この中から用途に応じて使い分けをす
る。この選択指令がＣＰＵ　２０１の操作入力部１０４
に入力されると、ＣＰＵ２０１の図形検索部１０５がフ
ァイル装置２０３から該当図面データを索引し、メイン
メモリ２０２に一時格納する。ＣＰＵ２０１内では図面
表示領域１０３に合せてその図面データを編集し、図面
表示領域１０３に表示する。

次に、その表示画面の中から目的の図形を選別し、その
図形に対応するイメージ画像図面を検索する場合につい
て説明する。マウス２０７を操作してカーソルＣＵを移
動し、アイコン領域１０２の「台帳検索処理」アイコン
を選択指令する。この選択指令はＣＰＵ２０１の操作入
力部１０４で受付は後、台帳検索処理部１１３に入力さ
れる。台帳検索処理部１１３は図面管理装置の通信制御
装置２０９と電子ファイリングシステム２１０と通信回
線を結合するため、伝送処理部１１０に対し通信接続指
令を与える。伝送処理部１１０は電子ファイリングシス
テム２１０の伝送処理部１１０とあるかじめ決められた
通信手順に従い通信回線結合をする。通信回線が正常に
接続完了後、目的の図面に対応する図形を選択する。マ
ウス２０７を操作して台帳図面の検索したい表示図形を
拡大し、その図形上の線、または領域をカーソルＣＵで
指示する。属性検索部１０７は図形指示位置を操作入力
部１０４より受付けて、その該当図形にあらかじめ割付
けられた図形整理Ｎｏを検索キーとして、ファイル装置 データを検索し、メインメモリ２０２に一時格納すると
同時に図面表示領域１０３の属性表示部に表示する。こ
の属性データ内には電子ファイリングシステム２１０か
ら該当のイメージ画像図面を検索表示するのに必要な検
索キーが記憶されている。

第５図は検索キーの生成内容を示したものである。電子
ファイリングシステム２１０が光デイスク装置２１１か
ら該当のイメージ画像画面を検索する場合は、少なくと
も３つの検索情報を必要とする。即ち、光デイスクメデ
ィア毎に割付けるキャビネット名称、同一キャビネット
名称内のファイリング単位に割付けるファイル名称、お
よびファイル名称内の各図面単位に割付けるレコード番
号である。この３種類の検索情報の中で、キャビネット
名称は図面管理装置の処理単位である図面番号のグルー
プ、例えばａ□〜ａｉはキャビネット名称１とし、施設
図面の図面番号より生成する。

また、ファイル名称は施設図面上の指示図形の種別より
生成する。例えば指示図形が給水栓歯であれば、そのフ
ァイル名称は給水装置台帳とする。

さらにレコード番号は指示された該当図形の属性情報デ
ータより生成する。例えば、給水装置属性情報の中には
、その属性情報の一貫番号として、レコード番号を付け
ているため、このレコード番号をそのまま検索しレコー
ド番号とする。このようにして生成したキャビネット名
称、ファイル名称、レコード番号の検索キー情報は伝送
処理部１１０へ入力し、通信手順に合った通信データに
編集後、電子ファイリングシステム２１０の伝送処理部
１１０へ送信する。

電子ファイリングシヌテム２１０図面検索部１１１は、
図面管理装置のＣＰＵ２０１からの検索キー情報に基づ
いて、光デイスク装置２１１より該当イメージ画像図面
を検索し、検索データ表示部で編集後、ディスプレイ部
２１２に表示する。

さらに、連続して検索する場合は、図面表示領域１０３
はの該当図形を選択すれば、属性情報の中のキャビネッ
ト名称、ファイル名称が同一であり、検索時間が短縮さ
れる。

一方、検索方法としては属性情報に検索条件を指定する
ことでも処理できる。キーボード２０６で検索条件、例
えば検索したい給水装置台帳の所有者連語番号をキーイ
ンすると、属性検索部１０７はファイル装置２０３の属
性ファイルより該当の属性情報を検索する。次にその属
性情報内にある図面番号より該当の施設図面を図形ファ
イルより検索し、図面表示領域１０３に表示すると同時
に、その該当イメージ画像図面の検索情報であるレコー
ド番号を生成する。この検索情報を電子ファイリングシ
ステム２１０に位置することにより該当図面がディスプ
レイ部２１２に表示される。

このようにして施設図面の該当図形の指示、あるいは図
形と結合した属性情報の条件検索で生成される検索情報
を電子ファイリングシステムに伝送することにより、大
量のイメージ画像図面の中から簡単な操作で高速検索で
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、施設図面上の図形の種別
で電子ファイリングシステムの図面検索キーの一部を自
動作成し、かつ２度目以降に同一種別の図面を指示した
とき検索時間が短縮されるため、イメージ画像図面を高
速に、かつ容易に検索できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を示す構成図、第２図
は本発明の一実施例を示す全体構成図、第３図はファイ
ル装置に格納されている図面構成と図形座標位置の関係
を示す図、第４図は図形データの階層構成図、第５図は
検索キーの構成定義の一例を示す図である。 １０１・・・ディスプレイ表示面、１０２・・・アイコ
ン領域、１０３・・・図面表示領域、１０４・・操作入
力部、１０５・・・図形検索部、１０６・・・検索条件
入力部、１０７・・・属性検索部、１０８・・・表示編
集部。 １０９・・・検索キー抽出部、１１０・・・伝送処理部
、１１１・・・図面検索部、１１２・・・検索データ表
示部、１１３・・・台帳検索処理部、２０１・・・ＣＰ
Ｕ、２０２・・・メインメモリ、２０３・・・ファイル
装置、２０４・・・図面入力装置、２０５・・・ＣＲＴ
、２０６・・・キーボード、２０７・・・マウス、２０
８・・・データ入力装置、２０９・・・通信制御装置、
２１０・・・電子ファイリングシステム、２１１・・・
光デイスク装置、２１２第２図 第３図 （ａ）　　図面構成 （ｂ）　　図形座標 ＬＩ　　　　　　　　　　　　　　　Ｘ。 第４図 第５図 （８）　施設図面の図面番号より生成−一−−キャビネ
・ント名称り生成 り生成

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、施設全体の施設図をディジタル情報として記憶して
   おき、必要とする施設図を検索してディスプレイ装置に
   表示するようにした図面管理装置において、イメージ画
   像を記憶する電子ファイリングリシステムを設け、前記
   図面管理装置から所定の検索指令を前記電子ファイリン
   グシステムに与えて図面検索処理を実行するようにした
   ことを特徴とする図面管理装置。