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JPH04173734A - 抗真菌性外用剤 - Google Patents

抗真菌性外用剤

Info

Publication number
JPH04173734A
JPH04173734A JP30151190A JP30151190A JPH04173734A JP H04173734 A JPH04173734 A JP H04173734A JP 30151190 A JP30151190 A JP 30151190A JP 30151190 A JP30151190 A JP 30151190A JP H04173734 A JPH04173734 A JP H04173734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antifungal
dissolved
agent
added
amine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30151190A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Usukura
臼倉 昌利
Hiroyuki Sato
裕之 佐藤
Shigemi Kondo
近藤 繁美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUSUI SEIYAKU KK
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Original Assignee
NITSUSUI SEIYAKU KK
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUSUI SEIYAKU KK, Nissui Pharmacetuical Co Ltd filed Critical NITSUSUI SEIYAKU KK
Priority to JP30151190A priority Critical patent/JPH04173734A/ja
Publication of JPH04173734A publication Critical patent/JPH04173734A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、次の一般式(I) (式中、R’ 、R’及びR3の少なくとも1個はハロ
ゲン原子を示し、残余は水素原子を示す)で表わされる
抗真菌薬を含有し、安定で治療効果の高い抗真菌性外用
剤に関する。
〔従来の技術〕
皮膚における真菌感染症には1酊、カンジダ症慶風など
がある。これらの治療には抗真菌薬が使用されるが、真
菌類は薬剤に対する抵抗性が非常に強いため治療薬には
強力な抗菌力が必要とされる。このため強力な抗菌活性
を持つ薬剤の開発が行われ、現在までに優れた抗真菌薬
が開発されている。@記一般式(I)で表される抗真菌
薬(ミコナゾール、エコナゾール、イソコナゾール等)
はその1つであり、強い抗菌力及び広い抗菌スペクトル
を有することから汎用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、一般式(I)で表わされる抗真菌薬(以
下、「抗真菌薬(■)」という)は、どれも外用剤に使
用される一般的な溶媒に対しては非常に溶解性が低く、
これらを溶解させた外用剤の調製は困難であった。この
ため液状塗布剤においては多くの場合溶媒に懸濁させて
使用されていたが、これでは十分な治療効果が得られる
とは言い難いうえ、安定性についても問題があった。ま
た軟膏剤においても、水溶性基剤、非水溶性基剤に対す
る溶解性が共に低いため、基剤中に分散させて使用され
ることが多く、液状塗布剤と同様の問題点があり、さら
に基剤との分離等についても懸念される。
これらの問題点を解決するため、抗臭菌薬(I)を溶解
させる方法が検討されている。特公平1−31485号
公報には、抗真菌薬(I)を溶解せしとるため、ハツカ
油、サリチル酸メチル、クロタミトン等を溶解補助剤と
して使用する方法が示されている。しかしこの方法にお
いては、これらの溶解補助剤を用いても即座に溶解させ
られるわけではなく、溶解するまでには時間がかかり、
さらに70〜80℃に加熱する必要があるため、薬物が
分解してしまう恐れがある。
従って、抗真菌薬(I)を基剤中に溶解せしめてなる、
安定で十分な治療効果を有する抗真菌性外用剤が望まれ
ていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記実状に鑑み鋭意研究を行なった結果
、溶解補助剤としてアミン類を用いれば外用剤に汎用さ
れている一般的な基剤中に抗真菌薬(I)を容易に溶解
せしめることができ、安定な外用剤が得られることを見
出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は抗真菌薬(I)をアミン類を用いて
外用基剤の全部又は一部に溶解して配合したことを特徴
とする抗真菌性外用剤を提供するものである。
抗真菌薬(I)は式中のR1−R3により多種のものが
考えられるが、本発明ではこれらの一種又は二種以上を
組合せて用いることができる。この配合量は特に制限は
ないが、組成物全体に対して0.1〜10重量%(以下
、単に「%」で示す)が好ましく、特に1〜2%が好ま
しい。
本発明において用いられるアミン類としては、例えば、
ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイ
ン酸クロルフェニラミン、リドカイン、塩酸リドカイン
、塩酸プロ力イン、塩酸ジブカイン、塩酸テトラカイン
、塩酸オキシブプロ力イン、エタノールアミン、ジェタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパツ
ールアミン、トリイソプロパツールアミン、n−アミル
アミン等が挙げられる。これらは単独でも、二種以上を
組合せて用いてもよく、配合量は抗真菌薬(I)を基剤
中に溶解させ得る量であれば特に制限されないが、組成
物全体に対して0.01%以上、特に0.01〜60%
が好ましい。これが0.01%未満であると溶解補助剤
として有効に作用しない場合があり、好ましくない。
本発明の外用剤の好ましい剤形は液状塗布剤、軟膏、ゲ
ルなどであり、それらに使用する外用基剤は特に制限は
ないが、−船釣に使用され安全性の高いものが好ましい
。例を挙げると、エタノール、プロパツール等の低級ア
ルコール類;プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール、クリセリン等のグリコール類ニオリーブ油、ダ
イズ油等の油脂類;セタノーノベステ了すルアルコール
等の脂肪酸高級アルコール類;ステアリン酸、オレイン
酸等の高級脂肪酸類;ミツロウ、サラシミツロウ、ミリ
スチン酸イソプロピル等の脂肪酸エステル類;ワセリン
、流動パラフィン、プラスチベース、ラノリン等の炭化
水素類等が挙げられる。
これら例示の基剤は、単独で用いても二種以上を混合し
て用いても、更にこれらの一種又は二種以上と水とを組
合せたものを用いてもよい。これらの基剤は抗真菌薬(
I)を溶解できる量配合すればよいが、0.01〜99
.89%、特に10〜99.89%配合するのが好まし
い。
本発明の外用剤には、上記の必須成分の他ヒドロ牛ジプ
ロピルセルロース、エチルセルロース、ホリヒニルピロ
リドン、カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリ
ウム等のゲル化剤;乳化剤、吸収促進剤、抗酸化剤、着
色剤、香料等を本発明の効果を損なわない限り、必要に
応じて配合することもできる。
本発明の外用剤は、前記アミン類を添加する以外は常法
により製造することができるが、基剤にアミン類を溶解
した後、抗真菌薬(I)を溶解せしめることが好ましい
。このようにして得られた溶液は更に乳化物又はゲルと
してもよい。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明する
実施例1 (液状塗布剤) 硝酸ミコナゾール        1%ジフェンヒドラ
ミン       1%エタノール         
  98%計                  1
00 %少量のエタノールにジフェンヒドラミンを加え
攪拌し均一な溶液とした。この溶液に硝酸ミコナゾール
を加えて攪拌溶解し、さらにエタノールを加えて製剤を
得た。
実施例2 (液状塗布剤) 硝酸ミコナゾール        2%リドカイン  
          2%計            
      100 %少量のエタノールにリドカイン
を加え攪拌し溶解させた。この溶液に硝酸ミコナゾール
を加えて攪拌溶解し、さらにエタノールを加えて製剤を
得た。
実施例3 (液状塗布剤) 硝酸ミコナゾール        3%ジェタノールア
ミン       10%計            
      100 %少量のエタノールにジェタノー
ルアミンを加え攪拌し均一な溶液とした。この溶液に硝
酸ミコナゾールを加えて攪拌溶解し、さらにエタノール
を加えて製剤を得た。
実施例4  (ゲル) 硝酸ミコナゾール          1%ジフェンヒ
ドラミン          1%プロピレングリコー
ル        45%2−プロパツール     
    25%ヒドロキシプロピルセルロース    
5%計                100 %2
−プロパツール、プロピレングリコール及びジフェンヒ
ドラミンを混合し均一な溶液とし、これに硝酸コミナゾ
ールを加え、攪拌溶解させた。
この溶液にヒドロキシプロピルセルロース及ヒ精製水を
加えて攪拌し、製剤を得た。
実施例5  (軟膏) 硝酸ミコナゾール          1%ジェタノー
ルアミン         3%白色ワセリン    
        86%計             
      100 %白色ワセリン及びステアリン酸
を加温して溶解し、ジェタノールアミンを加えて均一な
溶液とした。これに硝酸ミコナゾールを加えて攪拌し溶
解させた後、室温にて固化させ製剤を得た。
実施例6 (クリーム) 硝酸ミコナゾール            1%リドカ
イン                 2%セタノー
ル                5%ポリオキシエ
チレン(30)セチルエーテル  2%グリセリンモノ
ステアレート(自己乳化型)10%流動パラフィン  
           10%白色ワセリン     
          5%トリエタノールアミン   
        3%プロピレングリコール     
     10%計                
     100%セタノール、ポリオキシエチレン(
30)セチルエ−チル、グリセリンモノステアレート、
流動パラフィン、白色ワセリンを加温して溶解し、これ
にリドカイン、トリエタノールアミンを加えた後さらに
硝酸ミコナゾールを加えて攪拌溶解させ油相とした。別
に精製水とプロピレングリコールを混合したものを水相
とし、水相及び油相を70〜80℃に加温しながら両相
を混合して乳化させ製剤を得た。
実施例1〜6の本発明外用剤は、いずれも薬効成分であ
る抗真菌薬(I)が製剤中に溶けているので抗真菌活性
の発現性は良好であり、かつ製剤も安定であった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、外用基剤中に抗真菌薬が均一に溶解し
ているため、その薬効発現性及び安定性に優れた抗真菌
性外用剤を提供することができた。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) 〔式中、R^1、R^2及びR^3の少なくとも1個は
    ハロゲン原子を示し、残余は水素原子を示す〕で表わさ
    れる抗真菌薬を、アミン類を用いて外用基剤の全部又は
    一部に溶解して配合したことを特徴とする抗真菌性外用
    剤。
JP30151190A 1990-11-07 1990-11-07 抗真菌性外用剤 Pending JPH04173734A (ja)

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JP30151190A JPH04173734A (ja) 1990-11-07 1990-11-07 抗真菌性外用剤

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JP (1) JPH04173734A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000033815A1 (fr) * 1998-12-10 2000-06-15 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Preparations poudreuses en aerosol contenant un fongicide
WO2007002761A3 (en) * 2005-06-27 2007-03-08 Barrier Therapeutics Inc Micogel topical formulations
JP2010083815A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd カンジダ症予防又は治療剤
JP2010083814A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd カンジダ症予防又は治療剤

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WO2007002761A3 (en) * 2005-06-27 2007-03-08 Barrier Therapeutics Inc Micogel topical formulations
JP2010083815A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd カンジダ症予防又は治療剤
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