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JPH041634B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH041634B2
JPH041634B2 JP15131084A JP15131084A JPH041634B2 JP H041634 B2 JPH041634 B2 JP H041634B2 JP 15131084 A JP15131084 A JP 15131084A JP 15131084 A JP15131084 A JP 15131084A JP H041634 B2 JPH041634 B2 JP H041634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
skin
current
conductor
polarization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15131084A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS6131169A (en
Inventor
Minoru Sasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advance KK
Original Assignee
Advance KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advance KK filed Critical Advance KK
Priority to JP15131084A priority Critical patent/JPS6131169A/en
Priority to CA000461979A priority patent/CA1262564A/en
Priority to DE8484305910T priority patent/DE3479191D1/en
Priority to AU32492/84A priority patent/AU575068B2/en
Priority to EP84305910A priority patent/EP0138347B1/en
Priority to DE3486412T priority patent/DE3486412T2/en
Priority to EP88103452A priority patent/EP0308572B1/en
Priority to US06/792,245 priority patent/US4764164A/en
Publication of JPS6131169A publication Critical patent/JPS6131169A/en
Priority to AU18506/88A priority patent/AU599493B2/en
Publication of JPH041634B2 publication Critical patent/JPH041634B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electrotherapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はイオントフオレーゼ用デバイスに関す
る。 イオン性薬剤の経皮吸収を促進する効果的な局
所投薬方法として、イオントフオレーゼは近時
益々注目されつつある(Glass JM et al.,Int.J.
Dermatol.19 519(1980);Russo J.,Am.J.
Hosp.Pharm.37 843(1980)Gangarosa LP et
al.,J.Pharmacol.Exp.Ther.212 377(1980);
Kwon BS et al.,J.Infect.Dis.140 1014
(1979);Hill JM et al.,Ann.NY.Acad.Sci.284
604(1977)及びTannebaum M.Phys.Ther.60
792(1980)、等々)。 これら先行技術に於けるイオントフオレーゼ
は、通常、持続平流発生装置又は断続平流発生装
置の出力端子と、薬液含浸脱脂綿等で金属板等の
導体を被覆して成る関導子及び類似構成の不関導
子とを連続してなされるものであるためその実施
はかなり煩雑であり、投薬方法として極めて有効
なものであるにも拘わらずその普及は限定されざ
るを得ないものであつた。また、このイオントフ
オレーゼは投与する薬剤の極性と同一の極性を持
つ持続平流または断続平流を利用して使用するも
のであるが、皮膚は第1図の皮膚等価回路図に示
すように、オーム抵抗Rdcと、分極抵抗Rpolと
分極容量Cpolとより成る分極インピーダンスZ
とを有している。このオーム抵抗Rdcを専ら電流
路とする例えば持続平流等の通常のイオントフオ
レーゼにおいてはRdcが極めて高抵抗であるため
治療に必要な量の薬剤を投与するには、高電圧を
皮膚に印加しなければならず、そのため皮膚に対
する刺激が強く、やけど,発赤等を引起こす恐れ
があつた。さらに、皮膚の損傷防止を考慮し、低
電圧で行なうと必要量の投与は極めて困難なもの
であつた。 また、前記皮膚Sのオーム抵抗Rdcは電源の周
波数に依存しない10KΩ・cm〜1MΩ・cm程度の
単純抵抗であるが、分極インピーダンスZは使用
する電圧の周波数が例えば10KHz以上の場合実質
的にゼロに収束することが知られている。
(Yamamoto,et al.,Med.& Biol.Eng.&
Comput.,(1978)16.592−594;山本ら.,医用
電子と生体工学(昭和48年)第11巻第5号337−
342.) 従つて高い周波数の電圧を人体に印加すると分
極インピーダンスZは低下するため低電圧でのイ
オントフオレーゼが可能となるものであるが、皮
膚Sの分極インピーダンスZは第1図の皮膚等価
回路図に示すように分極抵抗Rpolと分極容量
Cpolとの並列回路で表わされるため、第2図a
に示すような直流パルスを単に印加しても、分極
容量Cpolは充電,放電を繰返し、パルス出力の
休止時に、充電された残存電荷(分極)を分極抵
抗Rpolを介して極めて緩慢に放電(脱分極)す
るため、第2図bに示すように薬剤導入に係わる
電流は実質的に持続平流を使用した場合と変わり
無いものとなり、周波数の高い直流パルスを単に
印加しても皮膚インピーダンスの低下は起こり得
ないものであつた。 また、第2図cに示すように直流パルスの出力
時間を短くし、分極容量Cpolによる残存電荷
(分極)が生じても、電流値が充分低くなるまで
のパルスの休止時間の間隔を広げることにより、
すなわちデユーテイ比を小さくすることにより皮
膚インピーダンスZを低くすることも考えられる
が、残存電極(分極)は皮膚上に残存する電荷で
あり薬剤投与には関与しないため導入効率の点で
問題を有するものであつた。 本発明は、上記欠点を解消したもので、皮膚イ
ンピーダンスを充分に低下することができ、それ
により低電圧、高電流での使用を可能にし、更に
は高電圧印加に於いても皮膚に対する刺激が少な
くやけど、発赤等の恐れが無い安全なイオントフ
オレーゼ用デバイスを提供することを目的とす
る。 また、本発明は、治療パルス出力時に分極容量
に貯えられた残存電荷を有効に回収することによ
り低電力消費のイオントフオレーゼ用デバイスを
提供することを目的とする。 さらに本発明は小形軽量のイオントフオレーゼ
用デバイス、特に人体皮膚に直接貼着し得る極め
て操作簡単且つ軽量構造のイオントフオレーゼ用
デバイスを提供することを目的とする。 以下、本発明の第1の実施例を図面第3図乃至
第6図を参照して詳細に説明する。 第3図において1はブロツク図で示したイオン
トフオレーゼ用デバイスである。2は電源例えば
6[V]の乾電池である。3はパルス発振機構で、
第6図aに示すような例えば50KHz程度の直流パ
ルスを発振するための機構である。4はイオン性
薬剤を含有した関導子で、5は不関導子である。
6は、前記関導子4及び不関導子5に接続された
人体である。 7は残存電荷回収用キヤパシタで、電源2と並
列に接続されている。8はインダクタである。こ
のインダクタ8はスイツチ機構9に接続されてい
る。このスイツチ機構9は、前記パルス発振機構
3より出力される治療パルス10,10,…の休
止と同時に、第5図に示す残存電荷を回収するた
めの閉回路すなわちインダクタ8が両導子4,5
に直列に接続された閉回路を形成するために設け
られたもので、パルス発振機構3に並列に接続さ
れている。 次に、このよう構成された本発明イオントフオ
レーゼ用デバイスの使用方法及び作用を説明す
る。まず、人体6に関導子4及び不関導子5を貼
着する。この操作により第4図に示す薬剤導入回
路が形成される。すなわち、パルス発振機構3は
第6図aに示すパルス10を出力する。このパル
ス10の出力時間Tの間、人体6の皮膚Sの主と
して分極インピーダンスZに電流は流れ(パルス
電流Ia),関導子4のイオン性薬剤は主として分
極抵抗Rpolを通して経皮吸収される。そして治
療パルス10が休止すると同時にすなわちパルス
発振機構3がOFFになると同時にスイツチ機構
9はONし、第5図に示す残存電荷回収回路が形
成される。この回路により、治療パルス10の出
力時に人体6の皮膚Sの分極インピーダンスZの
分極容量Cpolに充電された残存電荷は、分極容
量Cpolとインダクタ8とのL−C共振により、
残存電荷回収用キヤパシタ7に回収される。そし
てこの回収された電荷は、次の治療パルス10の
出力時に放電される。また、この作用は、分極容
量Cpolに充電された残存電荷(分極)を治療パ
ルス10の休止時間に放電(脱分極)することに
なり(脱分極電流Ib)、両導子間の電位は所定値
以下、好ましくは等レベルになる。 尚、上記実施例においては、脱分極するととも
に残存電荷を回収する手段としてL−C共振を利
用したものについて説明したが、これに限定され
るものでは無く、単に残存電荷回収用キヤパシタ
を設けたものであつても良く、またR−C共振に
より回収する構成等、残存電荷を回収できる構成
であればいかなる手段であつても良い。 さらに、薬剤導入効率や残有電荷回収効率を考
慮し、トランス,チヤージポンプ式昇圧回路,
DC−DCコンバータ等のパルス電圧を昇圧するた
めの機構を設けたものであつても良い。また治療
パルスの立上り立下り時に、人体に大きなピーク
電流が流れるが、このピーク電流を制限するため
の出力電流制限回路を設けたものであつても良
い。 さらに、電源電圧・パルス巾及び発振周波数も
導入する薬剤の特性、用途に応じ任意に変更した
ものであつても良いが、通常、デユーテイ比0.1
〜0.7、周波数1KHz〜500KHz程度の値が採用さ
れ、好ましくはデユーテイ比0.1〜0.4、周波数5K
Hz〜200KHzが好適に使用され得る。また、これ
らを可変するための機構を設け個人差による微調
整を含めたコントロールデリバリーができるよう
にしたものであつても良い。 また、本発明で言う脱分極の程度は、皮膚に定
常的に印加されることになる残存分極電圧が皮膚
イリテーシヨン(刺激)を生起しない範囲内であ
れば足り、使用パルス電圧等の使用諸条件によつ
て適宜決定され得るものであるが、通常、好まし
くは残存電圧3[V]以内、より好ましくは1.5
[V]以内である。 これをパルス電流量に対する脱分極電流量の比
で示せば、通常、脱分極電流量はパルス電流量の
約50%以上、好ましくは60%以上、より好ましく
70%以上である。 さらに、他の観点からすれば、脱分極電流値が
実質的にゼロレベルに近接した定常値になる程度
の範囲が好ましい。 他方、皮膚イリテーシヨン(刺激)の生起しな
い範囲内であれば、パルス電圧と同時に一定の定
常バイアス電圧等が更に印加されていてもよいこ
とは明らかであろう。すなわち、パルス・イオン
トフオレーゼと微弱な平流イオントフオレーゼは
前記範囲内で併用され得る。 また、上記実施例においては、皮膚等価回路の
一般的例について説明したが、導子の電気的特性
を考慮した場合も略同様のことが言える。 以上の説明で明らかなように本発明イオントフ
オレーゼ用デバイスによれば、持続平流または単
なる断続平流を使用したものに比較して、同じ電
源電圧を印加した場合略10数倍〜数10倍の電流が
流れることになり、数倍〜数10倍のイオン性薬剤
導入効果が得られる。また、低電圧で必要量の薬
剤投与ができるため、或いは、例えば50[V]等
の高電圧印加においてさえ皮膚に対する刺激が著
しく弱く、やけど、発赤等の恐れがが少なく、さ
らに長時間の使用にも適したイオントフオレーゼ
用デバイスが得られる。 さらに、皮膚の分極容量に貯えられる残存電荷
は薬剤導入には関与しない無駄な電荷であるが、
本発明イオントフオレーゼ用デバイスによれば、
残存電荷を極めて有効に回収し、次の治療パルス
出力時に放電させる構成としたため著しく電力消
費が軽減される効果を有する。また低電力消費の
ため、比較的小容量で小型の電池で所定の薬剤導
入ができるためデバイス自体の小型軽量化にも極
めて有効なものとなり得る。 尚、以上は実用上の観点から周期的パルスにつ
いて説明したが、本質的には非周期的パルスにあ
つても同等の効果が得られるものであること及び
パルス波形等は矩形波に限定されず随意であるこ
とは当然である。 次に本発明イオントフオレーゼ用デバイスの各
構成要素及び実施形態等についてより詳細に説明
する。 第7図はパルス電圧を昇圧するトランスを設
け、このトランスの2次側巻線をインダクタとし
て利用し、このインダクタと負荷容量とのL−C
共振により、負荷容量の残存電荷を脱分極すると
ともに回収するようにした回路の一実施例であ
る。図において、2は電源で、デバイス1全体を
小型軽量化するために例えばボタン状に形成され
た3[V]のリチウム電池を使用している。この
電源2はパルス発振機構3に接続されている。こ
のパルス発振機構3は例えば非安定マルチバイブ
レータ回路で形成されており、周波数50KHz,デ
ユーテイ比0.2のパルスを出力するように構成さ
れている。11はトランスである。このトランス
11はパルス電圧を昇圧するために設けられたも
ので例えば巻線比が1:3に構成されている。ま
た、このトランス11の2次側はL−C共振用の
インダクタ8として作用するように構成されてい
る。9はスイツチングトランジスタである。この
スイツチングトランジスタ9は、前記パルス発振
機構3からのパルス出力により前記トランス11
の1次側をON−OFFするために設けられたもの
である。12は回路保護用のダイオードである。
7は残存電荷回収用のキヤパシタすなわちコンデ
ンサである。4,5は関導子及び不関導子で人体
6に接続されている。本実施例の作用及び効果は
上記実施例と同一のためその説明を省略する。 次に第8図を参照して本発明イオントフオレー
ゼ用デバイスの回路の第2の実施例を詳細に説明
するが前記第1の実施例と同一部分には同一符号
を付してその説明を省略する。 本実施例は誘導電流を誘起するためのトランス
を設け、このトランスの作用により負荷容量の残
存電荷を脱分極するとともに回収するようにした
回路である。図において15は誘導電流誘起トラ
ンスである。このトランス15は1次側の両導子
4,5間に直列に接続され、2次側17は、逆電
流防止用のダイオード18を介して2次電池19
に接続されている。3はパルス発振機構で、前記
2次電池19に接続されるとともに第1及び第2
のFET20,21のゲートに接続されている。 次に本実施例の作用を説明する。まず、パルス
発振機構3は2次電池19を電源として第6図に
示すようなパルス10を発生する。このパルス1
0の立上りと同時にFET20のドレイン−ソー
ス間は導通する。従つて、パルス10の出力時間
Tの間、人体6の皮膚Sの主として分極インピー
ダンスZに電流は流れ(パルスス電流Ia),関導
子4のイオン性薬剤は主として分極抵抗Rpolを
通して経皮吸収される。そしてパルス10が休止
すると同時にFET20はOFFとなり、FET21
は導通する。従つて、分極インピーダンスZの分
極容量Cpolに充電された残存電荷は、誘導電流
誘起トランス15の1次側16を含む閉回路によ
り瞬時に脱分極される。同時にトランス15によ
り2次側17には誘導電流が誘起される。この誘
導電流はダイオード18を介して2次電池19の
効率良く回収される。 尚、上記実施例においては残存電荷を2次電池
に回収したものについて説明したが、コンデンサ
に回収するようしたものであつても良い。また誘
導電流誘起効率や2次電池またはコンデンサへの
充電効率を考慮し、トランスの巻線比を適宜変換
したものであつても良い。 次に本発明イオントフオレーゼ用デバイスの全
体構成の実施例を以下に詳述する。 第9図及び第10図は第1の実施例を示す。図
において30は皮膚一体貼着型すなわちプラスタ
ー形状に構成したイオントフオレーゼ用デバイス
で、関導子31と不関導子32とを有している。
前記関導子31は、柔軟シート乃至フイルム状に
形成したイオン性薬剤含有導電性ゲル層33と、
アルミニウム箔等の金属箔,導電性ゴム乃至樹脂
フイルムまたはカーボンフイルムや導電塗料等で
形成された電流分散用導電性部材層34とを積層
して一体的に形成したものである。また、不関導
子32は柔軟シート乃至フイルム状に形成された
導電性ゲル層35と、前記と同様アルミニウム箔
等で形成された電流分散用導電性部材層36とを
積層して一体的に形成したものである。前記関導
子31の上面略中央部にはパワーサプライユニツ
ト37が設置されている。このパワーサプライユ
ニツト37には、電源例えばいわゆるボタン状電
池と、パルス発振機構と、このパルス発振機構の
治療パルス休止時に前記両導子31,32の電位
を等レベルにするための手段及び残存電荷を回収
するための手段とが内設されており、その一方の
出力端子例えば(−)端子が電流分散用導電性部
材層34に接触するように設置されている。また
このパワーサプライユニツト37の(+)端子は
その両端近傍を除く下面に絶縁コーテイングを施
した例えばアルミニウム箔のリード線38により
前記不関導子32の電流分散用導電性部材層36
に接続されている。39は絶縁性バツキング層で
ある。この絶縁性バルキング層39は例えば非導
電性の合成樹脂を柔軟シート乃至フイルム状に形
成したもので、前記関導子31及び不関導子32
はこの絶縁性バツキング層39に離間して配置固
着されている。すなわち、関導子31,不関導子
32及びパワーサプライユニツト37は絶縁性バ
ツキング層39により一体的に支持連結されてい
る。 次にこのように構成したイオントフオレーゼ用
デバイスの作用及び使用法を説明する。まず人体
の治療希望位置に関導子31が当接するように貼
着する。これと同時に関導子31と不関導子32
とは閉回路を形成し、パルス発振が開始されて関
導子31のイオン性薬剤含有導電性ゲル層33中
のイオン性薬剤の経皮浸透は加速される。 本実施例によると、人体皮膚に直接貼着し得る
極めて操作簡単且つ軽量で、充分な薬剤投与効果
の得られるイオントフオレーゼ用デバイスが得ら
れる。 次に第11図及び第12図を参照して本発明イ
オントフオレーゼ用デバイスを、皮膚一体貼着型
すなわちプラスター形状に構成した第2の実施例
について詳細に説明する。図において40はイオ
ントフオレーゼ用デバイスで、41は関導子、4
2は不関導子を示す。この関導子41及び不関導
子42の電流分散用導電性部材層43,44は5
mm程度離間して配置されており、その下面には例
えば0.3mm程度の極薄に形成されたイオン性薬剤
含有導電性ゲル層45が一体に貼着されている。
また、不関導子42及び関導子43は絶縁性バツ
キング層46により一体的に支持連結されてい
る。47及び48は各々関導子41,不関導子4
2に接続された端子である。この端子47,48
の頂部は前記絶縁性バツキング層46を貫通して
突出しており、パワーサプライユニツト49はこ
の端子47,48により電気的に接続されるとと
もに機械的に支持連結される。 本実施例のイオントフオレーゼ用デバイスの使
用方法は前記第1の実施例と同一のため省略す
る。本実施例によると関導子41及び不関導子4
2に積層配置する導電性ゲル層を同一すなわち一
枚のイオン性薬剤含有導電性ゲル層45を各電流
分散用導電性部材層43,44に貼着した構成と
したため、各導子間に若干のリーク電流が生じる
が、導電性ゲル層自体が抵抗を有しており導電性
部材層43,44間の距離が導電性ゲル層45の
厚さに対して極めて大きいためイオン性薬剤の皮
膚浸透効果にはほとんど影響を生じない。 本実施例によると、前記第1の実施例の効果の
他にその製造工程が極めて簡易且つ能率的になる
効果を有する。すなわち、導電性ゲル層,導電性
部材層,絶縁性バツキング層を積層配置した一本
の帯状シートを所定の間隔をもつて切断したもの
に端子及びパワーサプライを取付けるのみでデバ
イスが得られ大量生産を考慮した場合において非
常に有用な効果を奏する。さらに実施例のように
両端子の配置間隔を狭くしデバイス上面の略中央
部にパワーサプライを配置すると、デバイス全体
に対するパワーサプライの大きさの影響はほとん
ど無いものとなり、人体の曲面部に貼着する場合
においても柔軟性をほとんど損なわずに良好に使
用することができる。 次に図面第13図を参照して本発明イオントフ
オレーゼ用デバイスの第3の実施例を詳細に説明
する。図において51はイオントフオレーゼ用デ
バイスで、52は不関導子を示す。54はパワー
サプライで、その(−)端子は関導子52の電流
分散用導電性部材層55に接続され、また(+)
端子はリード線56を介して不関導子53の電流
分散用導電性部材層57に接続されている。 本実施例の構成によると、関導子と不関導子と
はリード線の長さの範囲で任意に離して人体に貼
着することができ、貼着部位が小さい場合や比較
的大きな曲率の面にも無理無く使用することがで
きる。また、高温多湿時に使用し、皮膚が多量に
発汗した場合も、各導子は離れているため表皮を
流れる電流の影響を全く受けないプラスター構造
体が得られる。 次に図面第14図を参照して本発明イオントフ
オレーゼ用デバイスの第4の実施例を詳細に説明
する。図において61はイオントフオレーゼ用デ
バイスで、62はその関導子、63は不関導子を
示す。この両導子62,63はリード線64を介
してパワーサプライ65に接続されている。この
パワーサプライ65には電源例えば単三形乾電池
4本と、トランスを利用したパルス発振機構及
び、治療パルスの休止時に両導子62,63の電
位を等レベルにするための例えばスイツチ機構と
残存電荷を回収するための手段とが内設されてい
る。さらにこのパワーサプライ65には出力電流
可変回路とタイマー回路とが内設されている。 本実施例によると、パワーサプライを両導子と
別体にしたため、回路スペース的に余裕ができ大
容量の乾電池を使うことができる。また両導子は
単なるフイルム状の超軽量シートとなるため人体
への貼着も極めて容易になる。さらに出力電流可
変回路を内設したため、使用者の皮膚抵抗、導入
する薬剤の種類、必要量等により任意に出力電流
量をコントロールすることができる。またタイマ
ー回路を設けたため、薬剤の過剰投与を防ぐこと
ができる等の効果を有する。 尚、上記実施例においては、関導子にイオン性
薬剤を含有した導電性ゲルを使用したものについ
て説明したが、これに限定されるものでは無く、
吸水紙等の紙材、ガーゼ等の布材、脱脂綿等の繊
維材、合成樹脂連続発泡体または吸水性樹脂等の
スポンジ乃至多孔質材等イオン性薬剤乃至電解質
液を含浸保持できるものであればいかなるもので
あつても良い。また、実施例においては関導子の
導電性ゲル層にあらかじめイオン性薬剤を含有し
たものについて説明したが、イオン性薬剤は使用
時に導子および/または皮膚に付与するようにし
たものであつても良い。すなわち、導電性ゲル層
にはイオン性薬剤を含有していないものを使用し
治療開始時にイオン性薬剤を含有した軟膏、クリ
ーム等を導子および/または皮膚に塗付し皮膜形
成させた後、導子を貼着し治療を行なうようにし
たイオントフオレーゼ用デバイスであつても良
い。さらに、有効薬剤イオン種の陰陽に応じて導
子の陰陽を自在に変換し得るべく極性切換手段を
当該デバイスに付加したものであつてもよい。 また、とくに薬剤投与量に応じて生体の状況が
変化する場合や、生体の状況に応じて薬剤投与量
を制御しなくてはいけない場合においては、前記
生体状況を監視しながら出力電流を自動的に制御
するためのフイードバツク機構を内設した構成に
したものであつても良い。例えば、特にインシユ
リンの投与のように、血液中の血糖値により投与
量を制御する必要のある場合には、血糖値を監視
するセンサーをパワーサプライに接続し、このセ
ンサーの検知出力により自動的に出力電流およ
び/または出力時間等を制御するフイードバツク
機構を設けたものであつても良い。このように構
成した場合は従来の投与方法では到底なし得なか
つた生体状況に応じた最適な薬剤投与を行なうこ
とができる。 本例プラスター構造体の各構成要素等に付き更
に詳細に分説すれば次の通りである。 導電性ゲル層 この層は好適には、カラヤガム,トラガカント
ガム,ザンサンガス等の天然樹脂多糖類又はポリ
ビニルアルコール部分ケン化物,ポリビニルホル
マール,ポリビニルメチルエーテル及びそのコー
ポリマ,ポリビニルピロリドン,ポリビニルメタ
クリレート等のビニル系樹脂,ポリアクリル酸及
びそのナトリウム塩,ポリアクリルアミド及びそ
の部分加水分解物,ポリアクリル酸エステル部分
ケン化物,ポリ(アクリル酸−アクリルアミド)
等のアクリル系樹脂など、親水性を有する各種天
然又は合成樹脂類を水及び/又はエチレングリコ
ール,グリセリン等のアルコール類で柔軟可塑化
して自己保形性、皮膚接着性を有する柔軟フイル
ム乃至シート状ゲルとして提供される。 他方、これに充分な導電性を付与すべく塩化ナ
トリウム,炭酸ナトリウム,くえん酸カリウム
等々の電解質が所用量(通常1〜15%程度)添加
される。このようにして得られる本発明で好適な
導電性ゲル層は、柔軟フイルム乃至シート状であ
つて皮膚に密着し得るものであるため、皮膚接触
抵抗が低く薬剤イオンの経皮浸透に効果的である
のみならず、接着テープ等の他の皮膚接着手段を
要せず構造体全体を皮膚に貼着支持し得るという
使用上の利点をも併せ有するものである。特にゲ
ル層の基材として前記カラヤガス等の天然樹脂多
糖類を使用した場合は、その天然高分子酸構造に
よるPH緩衝性乃至皮膚保護性、著しく高い保水能
力、適度な皮膚粘着性等により、単に電気化学的
に良好な導電性ゲルを提供し得るのみならず好適
な皮膚適合性が得られるものである。 又、これらゲル層の組成配合に当つては、所謂
電気泳動用ゲルの場合とほぼ同様の電気化学的配
慮がなされるべきことは当然であるが、主として
使用薬剤の種類と所要投与量(用量)、貼着使用
時間、使用電池の出力及び皮膚接触面積等々によ
り、そのイオン・モビリテイ乃至電導度が所要値
になるよう適宜実施されるものである。 ここで、本例に於ける好適な導電性ゲル層のみ
ならず幾つかをより具体的に示せば下記の通りで
ある: 1 常法により、平均分子量44万、ケン化度約60
%のポリビニルアルコール粉末30gを調製し、
これに予め80℃に加熱された10%NaCl含有蒸
留水40g及びグリセリン30gを添加、撹拌し、
次いで得られた混合物を80℃に加熱されたホツ
トプレス機により圧力0.6Kg/cm2で約20分間加
熱加圧して厚さ3mmの柔軟シート状物を得た。
この柔軟シート状物は充分な皮膚接着性を有し
且つその直流比抵抗(以下、同様)は0.8K
Ω・cmであつた。 2 上記1と同様にして下記組成により柔軟シー
ト状の導電性ゲル層を製造した。 組成例 A ポリビニルピロリドン(GAF社製PVP−
K90;平均分子量36万) ……20g 10%NaCl含有蒸留水 ……40g グリセリン ……40g 得られたシートは強い皮膚接着性を有し且
つその比抵抗は0.2KΩ・cmであつた。 組成例 B ポリビニルホルマール(平均分子量160万,
ホルマール化度15%;原料ポリビニルアルコ
ールのケン化度60%) ……15g 5%NaCl含有蒸留水 ……70g プロピレングリコール ……15g 得られたシートは充分な皮膚接着性を有
し、その比抵抗は1.0KΩ・cmであつた。 組成例 C ポリビニルアセトアセタール(平均分子量44
万,アセタール化度30%;出発ポリビニルア
ルコールのケン化度70%) ……40g 15%NaCl含有蒸留水 ……50g エチレングリコール ……10g 充分な皮膚粘着性を有し、比抵抗0.75K
Ω・cm。 3 ポリアクリル酸ソーダ(日本純薬社製アロン
ビスSS;平均分子量300〜500万)20gを5%
NaCl含有蒸留水12g及びグリセリン溶液68g
と均一に混和し、80℃で10分間加熱加圧して柔
軟シート状物を得た。このシートは適度の皮膚
接着性を有し且つその比抵抗は1昼夜放置後で
0.5KΩ・cmであつた。 4 カラヤガス30gと5%NaCl含有蒸留水30g
及びグリセリン40gとを混和し、加熱加圧して
同様にシートを作成した。比抵抗0.65KΩ・
cm。 5 ポリアクリル酸ソーダ(日本純薬社製アロン
ビスS;平均分子量300〜500万)20gを7%
NaCl含有精製水80gと混和、加熱加圧して同
様にシートを作成した。比抵抗0.47KΩ・cm。 また、特に電気化学的観点からすれば、プラプ
ラノロール,インスリン,リドカイン,システイ
ン等の塩基性薬剤はポリアクリル酸、メチルビニ
ルエーテル・無水マレイン酸共重合体(G.A.F.
社製GANTREZR AN−169等)、カルボキシポ
リエチレン(GOODRICH社製CARBOPOLR
等)等の酸性高分子を、又、アスコルビン酸、サ
リチル酸、亜硝酸、リン酸リボフラビン、リン酸
ベタメタゾン、トレチノイン(trans−retinoic
acid)等々の酸性薬剤はポリアクリルアミド等の
塩基性高分子を各々ゲル基材とすることにより目
的薬剤の高能率の移動を達成し得ることが理解さ
れよう。 例えばプロプラノロール用ゲル組成の一例を示
せば下記の通りである。 カーボポールR 491又はGANTREZR AN−
169 30重量部 グリセリン 45重量部 水 15重量部 プロプラノロール 10重量部 更に、このゲル組成物を厚さ約0.1〜0.5mm程度
の自己接着性フイルムとしたものは、前記の通り
関導子・不関導子一体型フイルム電極として使用
に極めて好適となる。 更に又、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン等々の非イオン性高分子も又、電気化学
的に比較的高効率のゲルを提供し得るものである
ことが理解されよう。 上記から明らかな通り、本発明導電性ゲル層の
ゲル基材組成乃至範囲は特定のものに限定される
ものではなく広汎な親水性高分子類を水及び/又
はアルコール類にて柔軟可塑化して使用に供され
るものであるが、通常、保形性を有するためには
親水性高分子10〜70重量%及び残部水及び/又は
アルコールの組成範囲内で選択実施される。上記
例示の各導電性ゲル層はそれ自体が充分な皮膚粘
着性を有するものであるが、所望の場合、アクリ
ル系粘着剤、酢酸ビニルエマルジヨン系粘着剤等
の感圧性粘着成分を更に添加してもよい。 このように、構造体の周辺部乃至端部等に皮膚
接着性且つ導電性のゲル層を配置することによ
り、接着テープ等の他の固定手段を何ら要せずに
当該構造体全体が皮膚に固定保持される。 尚、導電性ゲル層が関導子の夫である場合は、
前掲各ゲル組成中、電解質成分、即ち塩化ナトリ
ウムの1部又は全部に代えて所要のイオン性薬剤
を添加溶存せしめれば足りるものである。所要の
場合、保水性部材層を着脱自在にし、予め薬液含
浸済の当該部材を使用時に構造体所定位置に配
置、施術使用してもよい。又、吸水性部材に代え
て、寒天ゲル,ゼラチンゲル等の電気泳動分野で
汎用の非粘着性ハイドロゲルを使用してもよいこ
とは明らかである。寒天水ゲル組成の1例を示せ
ば次の通りである。 寒天水 4.0重量部 精製水 100.0 〃 ビタミンC 5.0 〃 (アスコルビン酸:そのNa塩〜1:1) この種のハイドロゲル片は、予め構造体に積層
配置されてもよく、或いは前述の通り使用時に配
置されるようにしてもよい。 尚、このように寒天ゲル等の非粘着性ハイドロ
ゲルを使用する場合は、本例の構造体外延部分に
更に接着テープ等の皮膚粘着性固定手段が任意に
付加されるものであることは当然である。 イオン性薬剤 イオン解離性薬剤であれば全て使用し得るが、
イオントフオレーゼ分野に於いて既に汎用されて
いるものの1部を例示すれば次の通りである:ヨ
ードカリ,塩酸プロカイン,メリコール,ビタミ
ンB1,B2,B6,C等の各種皮膚ビタミン,ヒス
タミン,サリチル酸ナトリウム,デキサメタゾ
ン,リン酸ベタメタゾン,エピネフエリン,ハイ
ドロコルヂリン,イドクソリジン,プロプラノロ
ール,亜硝酸塩,ブレオマイシン,ウンデシレン
塩酸,デキサメタゾンリン酸エステルのナトリウ
ム塩,ブレドニゾロンリン酸ナトリウム,アリメ
マジン,クロルフエニラミン,クレマスチン,ジ
ベンクラミド,コルヒチン,ジクロフエナツク,
クロルプロマジン,クロルジアゼポキシド,クロ
ナゼパム,デジプラミン,イソプラミン,アトロ
ピン,エルゴタミン,ニフエジピン,アルプレノ
ロール,インデノロール,オクスプレノロール,
イソプレナリン,プロプラノロール,ベタニジ
ン,クロニジン,グアネチジン,ヒドララジン,
プラゾジン,エフエドリン,サルブタモール,テ
ルブタリン,メトクロプラミド,等々。 使用例 1 本発明イオントフオレーゼ用デバイスの関導子
及び不関導子の実施例及び使用例をより詳細に説
明すれば下記の通りである。 すなわち、両導子の導電性ゲル層は前出カーボ
ポールR 491 20重量%,蒸留水30重量%及びグ
リセリン40重量%より成る厚さ1.5mm、面積48cm2
の粘弾性ゲルであり、関導子のイオン性薬剤含有
導電性ゲル層はこれに更に5重量%サリチル酸ナ
トリウムが添加され、不関導子の導電性ゲル層に
は3重量%程度の塩化ナトリウムが添加されてい
る。 これを6V電源に接続された10KHzの治療パル
ス(デユーテイ比30%)を出力するパワーサプラ
イを一体的に積層、貼着使用される。 尚、この使用例に於けるプラスター構造体は鎮
痛・消炎剤として使用されるものであるが、この
場合、皮膚刺激性のない範囲内でのバイアス電圧
の同時印加又は脱分極後の同様の範囲内での一定
程度の残存分極電圧の残存維持は血管拡張作用を
示す所謂平流療法(Galvanization)が併せなさ
れることになるので、神経痛、関節痛、リウマチ
様関節炎等の疾患に対して相乗的著効を示すもの
であることが理解されよう。 使用例 2 1 メトプロロール(抗不整脈剤) 10%メトプロロール(チバ・ガイギイ社)を
含有する下記第1表に示す組成の電極シート
(各電極共厚さ1mm,面積50cm2)を()年令
31才,体重75Kg及び()年令39才,体重56Kg
の健常男性被験者各々の左の前腕に関導子及び
不関導子各1枚、相互の間隔を乱1cmあけて貼
着固定し、50KHz、デユーテイ比20%(パルス
幅4μs)、電圧10[V]の条件下、本発明脱分極
方式でイオントフオレーゼ施療した(平均パル
ス電流:50mA)。通電後、Ohr,4hr,8hrの
時点で右腕静脈よりヘパリン処理したチユーブ
で20mlずつ採血し、これをサンプルとした。 血しよう画分中のトメプロロール濃度は
Degen及びRiess(J.Chromat.121,72−75
(1976))の気液クロマトグラフ法に従い、イオ
ン化検出装置を備えた日立モデル163を用いて、
インジエクシヨンに於いては220℃,オーブン
では200℃の温度条件で測定した。カラムは2
%シリコンを充填したQF−1ガラス製カラム
(2m)を用いた。 測定結果を第2表に示す。 尚、上記施療に於いて、発赤等の皮膚刺激は
皆無であつた。
The present invention relates to a device for iontophoresis. Iontophoresis has recently attracted increasing attention as an effective topical administration method that promotes transdermal absorption of ionic drugs (Glass JM et al., Int.J.
Dermatol.19 519 (1980); Russo J., Am.J.
Hosp.Pharm.37 843 (1980) Gangarosa LP et
al., J.Pharmacol.Exp.Ther.212 377 (1980);
Kwon BS et al., J.Infect.Dis.140 1014
(1979); Hill JM et al., Ann.NY.Acad.Sci.284
604 (1977) and Tannebaum M.Phys.Ther.60
792 (1980), etc.). Iontophoresis in these prior art technologies usually involves connecting the output terminal of a continuous current generator or an intermittent current generator to a conductor such as a conductor such as a metal plate covered with absorbent cotton impregnated with a chemical solution, or a similar structure. Since it is administered in succession with a guan inductor, it is quite complicated to implement, and although it is an extremely effective medication method, its widespread use has been limited. In addition, this iontophoresis is used by using continuous or intermittent plain current that has the same polarity as the drug to be administered, but the skin has an ohmic current as shown in the skin equivalent circuit diagram in Figure 1. Polarization impedance Z consisting of resistance Rdc, polarization resistance Rpol, and polarization capacitance Cpol
It has In normal iontophoresis, such as continuous current, which uses this ohmic resistance Rdc as the exclusive current path, Rdc has an extremely high resistance, so in order to administer the amount of drug necessary for treatment, a high voltage must be applied to the skin. As a result, it was highly irritating to the skin and could cause burns, redness, etc. Furthermore, it has been extremely difficult to administer the required amount when low voltage is used to prevent damage to the skin. In addition, the ohmic resistance Rdc of the skin S is a simple resistance of about 10KΩ・cm to 1MΩ・cm that does not depend on the frequency of the power supply, but the polarization impedance Z is substantially zero when the frequency of the voltage used is, for example, 10KHz or higher. It is known that it converges to
(Yamamoto, et al., Med. & Biol. Eng. &
Comput., (1978) 16.592−594; Yamamoto et al. , Medical Electronics and Bioengineering (1971) Vol. 11 No. 5 337-
342.) Therefore, when a high frequency voltage is applied to the human body, the polarization impedance Z decreases, making iontophoresis possible at a low voltage, but the polarization impedance Z of the skin S is equivalent to the skin equivalent in Figure 1. Polarization resistance Rpol and polarization capacitance as shown in the circuit diagram
Since it is represented by a parallel circuit with Cpol, Figure 2a
Even if a DC pulse as shown in Figure 1 is simply applied, the polarization capacitance Cpol repeats charging and discharging, and when the pulse output is stopped, the residual charge (polarization) is discharged (de-energized) very slowly through the polarization resistor Rpol. (polarization), the current involved in drug introduction is essentially the same as when using a continuous current, as shown in Figure 2b, and the skin impedance does not decrease even if a high-frequency DC pulse is simply applied. It couldn't have happened. In addition, as shown in Figure 2c, it is possible to shorten the output time of the DC pulse and increase the interval of the pulse pause time until the current value becomes sufficiently low even if residual charge (polarization) occurs due to the polarization capacitance Cpol. According to
In other words, it is possible to lower the skin impedance Z by reducing the duty ratio, but this poses a problem in terms of introduction efficiency because the residual electrode (polarization) is an electric charge that remains on the skin and is not involved in drug administration. It was hot. The present invention solves the above-mentioned drawbacks, and can sufficiently reduce skin impedance, thereby enabling use at low voltage and high current, and furthermore, even when high voltage is applied, skin irritation is avoided. The purpose of the present invention is to provide a safe device for iontophoresis with little risk of burns, redness, etc. Another object of the present invention is to provide an iontophoresis device that consumes low power by effectively recovering the residual charge stored in the polarization capacitor when outputting a therapeutic pulse. A further object of the present invention is to provide a small and lightweight iontophoresis device, particularly an iontophoresis device that is extremely easy to operate and has a lightweight structure that can be directly attached to human skin. Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 3 to 6. In FIG. 3, reference numeral 1 indicates an iontophoresis device shown in a block diagram. 2 is a power source, for example, a 6 [V] dry battery. 3 is a pulse oscillation mechanism,
This is a mechanism for oscillating a DC pulse of approximately 50 KHz, for example, as shown in FIG. 6a. 4 is a seki conductor containing an ionic drug, and 5 is a non-seki conductor.
Reference numeral 6 denotes a human body connected to the above-mentioned Kankan conductor 4 and Insenkan inductor 5. 7 is a capacitor for recovering residual charge, which is connected in parallel with the power supply 2. 8 is an inductor. This inductor 8 is connected to a switch mechanism 9. This switch mechanism 9 is configured such that, at the same time as the treatment pulses 10, 10, . 5
It is provided to form a closed circuit connected in series to the pulse oscillation mechanism 3, and is connected in parallel to the pulse oscillation mechanism 3. Next, the method of use and operation of the device for iontophoresis of the present invention constructed as described above will be explained. First, the Guan inductor 4 and the inkan inductor 5 are attached to the human body 6. Through this operation, the drug introduction circuit shown in FIG. 4 is formed. That is, the pulse oscillation mechanism 3 outputs the pulse 10 shown in FIG. 6a. During the output time T of the pulse 10, a current flows mainly through the polarization impedance Z of the skin S of the human body 6 (pulse current Ia), and the ionic drug in the separator 4 is absorbed transdermally mainly through the polarization resistance Rpol. The switch mechanism 9 is turned on at the same time as the treatment pulse 10 is stopped, that is, the pulse oscillation mechanism 3 is turned off, and the residual charge recovery circuit shown in FIG. 5 is formed. With this circuit, the residual charge charged in the polarization capacitance Cpol of the polarization impedance Z of the skin S of the human body 6 when the treatment pulse 10 is output is caused by the L-C resonance between the polarization capacitance Cpol and the inductor 8.
The residual charge is collected by the capacitor 7 for collecting the remaining charge. This recovered charge is then discharged when the next therapeutic pulse 10 is output. In addition, this action causes the residual charge (polarization) charged in the polarization capacitance Cpol to be discharged (depolarization) during the pause time of the treatment pulse 10 (depolarization current Ib), and the potential between both conductors is maintained at a predetermined level. below the value, preferably at the same level. In addition, in the above embodiment, an explanation has been given of a method using L-C resonance as a means for depolarizing and recovering residual charge, but the present invention is not limited to this, and a capacitor for recovering residual charge is simply provided. Alternatively, any means may be used as long as the residual charge can be recovered, such as a structure in which the residual charge is recovered by R-C resonance. Furthermore, considering drug introduction efficiency and residual charge recovery efficiency, a transformer, charge pump type booster circuit,
It may be provided with a mechanism for boosting the pulse voltage, such as a DC-DC converter. Further, a large peak current flows through the human body at the rise and fall of the treatment pulse, and an output current limiting circuit may be provided to limit this peak current. Furthermore, the power supply voltage, pulse width, and oscillation frequency may be arbitrarily changed depending on the characteristics and application of the drug to be introduced, but the duty ratio is usually 0.1.
~0.7, frequency of about 1KHz to 500KHz, preferably duty ratio of 0.1 to 0.4, frequency of 5K
Hz to 200KHz may be suitably used. Further, a mechanism for varying these may be provided to enable control delivery including fine adjustment based on individual differences. In addition, the degree of depolarization referred to in the present invention is sufficient as long as the residual polarization voltage that is constantly applied to the skin does not cause skin irritation (stimulation), and the usage conditions such as the pulse voltage used etc. Although the residual voltage can be determined as appropriate, the residual voltage is usually preferably within 3 [V], more preferably 1.5
It is within [V]. If this is expressed as a ratio of the amount of depolarizing current to the amount of pulse current, the amount of depolarizing current is usually about 50% or more, preferably 60% or more, more preferably about 60% or more of the pulse current.
70% or more. Furthermore, from another point of view, a range in which the depolarization current value is a steady value substantially close to zero level is preferable. On the other hand, it is clear that a constant steady bias voltage or the like may be further applied at the same time as the pulse voltage, as long as skin irritation does not occur. That is, pulsed iontophoresis and weak plain current iontophoresis can be used together within the above range. Further, in the above embodiments, a general example of the skin equivalent circuit has been described, but substantially the same can be said when considering the electrical characteristics of the conductor. As is clear from the above explanation, according to the iontophoresis device of the present invention, when the same power supply voltage is applied, the iontophoresis device of the present invention has a power of approximately 10 times to several 10 times as much as that of a device using a continuous current or a simple intermittent current. Current will flow, resulting in an ionic drug introduction effect several to several tens of times greater. In addition, because the required amount of drug can be administered at a low voltage, or even when applying a high voltage such as 50 [V], irritation to the skin is extremely low, there is little risk of burns or redness, and it can be used for a long time. A device for iontophoresis that is also suitable for use can be obtained. Furthermore, the residual charge stored in the polarized capacitance of the skin is a waste charge that is not involved in drug introduction;
According to the iontophoresis device of the present invention,
Since the residual charge is very effectively collected and discharged when the next treatment pulse is output, it has the effect of significantly reducing power consumption. Furthermore, due to the low power consumption, it is possible to introduce a prescribed drug with a relatively small capacity and small battery, which can be extremely effective in reducing the size and weight of the device itself. Although periodic pulses have been explained above from a practical point of view, essentially the same effect can be obtained even with non-periodic pulses, and the pulse waveform etc. is not limited to rectangular waves. Of course it is voluntary. Next, each component and embodiment of the iontophoresis device of the present invention will be described in more detail. In Figure 7, a transformer is provided to boost the pulse voltage, the secondary winding of this transformer is used as an inductor, and the L-C between this inductor and the load capacitance is
This is an example of a circuit that uses resonance to depolarize and recover residual charge in a load capacitor. In the figure, reference numeral 2 denotes a power source, which uses a 3 [V] lithium battery shaped like a button, for example, in order to make the entire device 1 smaller and lighter. This power source 2 is connected to a pulse oscillation mechanism 3. This pulse oscillation mechanism 3 is formed of, for example, an unstable multivibrator circuit, and is configured to output pulses with a frequency of 50 KHz and a duty ratio of 0.2. 11 is a transformer. This transformer 11 is provided to boost the pulse voltage, and has a winding ratio of 1:3, for example. Further, the secondary side of this transformer 11 is configured to act as an inductor 8 for L-C resonance. 9 is a switching transistor. This switching transistor 9 is configured to operate the transformer 11 by the pulse output from the pulse oscillation mechanism 3.
This is provided to turn on and off the primary side of the 12 is a diode for circuit protection.
7 is a capacitor for recovering residual charge. Reference numerals 4 and 5 are connected to the human body 6 by means of a conductor and a conductor. The operation and effect of this embodiment are the same as those of the above embodiment, so the explanation thereof will be omitted. Next, a second embodiment of the circuit of the iontophoresis device of the present invention will be explained in detail with reference to FIG. Omitted. This embodiment is a circuit in which a transformer for inducing an induced current is provided, and the residual charge of the load capacitance is depolarized and recovered by the action of the transformer. In the figure, 15 is an induced current induction transformer. This transformer 15 is connected in series between both conductors 4 and 5 on the primary side, and the secondary side 17 is connected to a secondary battery 19 via a diode 18 for preventing reverse current.
It is connected to the. 3 is a pulse oscillation mechanism connected to the secondary battery 19 and connected to the first and second
is connected to the gates of FETs 20 and 21. Next, the operation of this embodiment will be explained. First, the pulse oscillation mechanism 3 generates a pulse 10 as shown in FIG. 6 using the secondary battery 19 as a power source. This pulse 1
At the same time as 0 rises, conduction occurs between the drain and source of the FET 20. Therefore, during the output time T of the pulse 10, the current flows mainly through the polarization impedance Z of the skin S of the human body 6 (pulse current Ia), and the ionic drug in the separator 4 is absorbed transdermally mainly through the polarization resistance Rpol. Ru. Then, at the same time as pulse 10 stops, FET20 turns OFF, and FET21
is conductive. Therefore, the residual charge charged in the polarization capacitance Cpol of the polarization impedance Z is instantaneously depolarized by the closed circuit including the primary side 16 of the induced current induction transformer 15. At the same time, an induced current is induced in the secondary side 17 by the transformer 15. This induced current is efficiently recovered by the secondary battery 19 via the diode 18. Incidentally, in the above embodiment, an explanation has been given of a case in which the residual charge is collected in a secondary battery, but a structure in which the residual charge is collected in a capacitor may also be used. Further, the winding ratio of the transformer may be appropriately changed in consideration of the induced current induction efficiency and the charging efficiency of the secondary battery or the capacitor. Next, an example of the overall configuration of the iontophoresis device of the present invention will be described in detail below. 9 and 10 show a first embodiment. In the figure, reference numeral 30 denotes an iontophoresis device that is integrally attached to the skin, that is, in the form of a plaster, and has a separator 31 and a separator 32.
The conductor 31 includes an ionic drug-containing conductive gel layer 33 formed in the form of a flexible sheet or film;
It is integrally formed by laminating a current dispersion conductive member layer 34 formed of metal foil such as aluminum foil, conductive rubber or resin film, carbon film, conductive paint, or the like. Further, the indifferent conductor 32 is integrally formed by laminating a conductive gel layer 35 formed in the shape of a flexible sheet or film and a current dispersion conductive member layer 36 formed of aluminum foil or the like as described above. It was formed. A power supply unit 37 is installed approximately at the center of the upper surface of the conductor 31. This power supply unit 37 includes a power source, for example, a so-called button-shaped battery, a pulse oscillation mechanism, a means for bringing the potentials of both conductors 31 and 32 to the same level when the treatment pulse of this pulse oscillation mechanism is stopped, and a residual charge. A means for recovering the current is provided therein, and one of the output terminals, for example, the (-) terminal, is installed so as to be in contact with the current dispersion conductive member layer 34. Further, the (+) terminal of the power supply unit 37 is connected to the current dispersion conductive material layer 38 of the indifferent conductor 32 by a lead wire 38 made of, for example, aluminum foil, whose lower surface except near both ends is coated with an insulator.
It is connected to the. 39 is an insulating backing layer. This insulating bulking layer 39 is made of, for example, a non-conductive synthetic resin formed in the form of a flexible sheet or film.
are spaced apart and fixed to this insulating backing layer 39. That is, the inductor 31, inductor 32, and power supply unit 37 are integrally supported and connected by the insulating backing layer 39. Next, the operation and usage of the iontophoresis device constructed as described above will be explained. First, the guide element 31 is attached so as to be in contact with the desired treatment position on the human body. At the same time, Seki Douko 31 and Inkan Douko 32
forms a closed circuit, pulse oscillation is started, and transdermal penetration of the ionic drug in the ionic drug-containing conductive gel layer 33 of the conductor 31 is accelerated. According to this example, an iontophoresis device can be obtained which is extremely easy to operate and lightweight, and which can be directly attached to the human skin, and which can provide a sufficient drug administration effect. Next, with reference to FIGS. 11 and 12, a second embodiment in which the iontophoresis device of the present invention is configured to be integrally attached to the skin, that is, in the form of a plaster, will be described in detail. In the figure, 40 is an iontophoresis device, 41 is a seki conductor, and 4 is a device for iontophoresis.
2 indicates an indifferent conductor. The conductive material layers 43 and 44 for current dispersion of the conductor 41 and the conductor 42 are 5
They are arranged at a distance of about mm, and an ionic drug-containing conductive gel layer 45 formed extremely thin, for example, about 0.3 mm, is adhered to the lower surface thereof.
Further, the non-conducting conductor 42 and the disconducting conductor 43 are integrally supported and connected by an insulating backing layer 46. 47 and 48 are Seki conductor 41 and Inkan conductor 4, respectively.
This is the terminal connected to 2. This terminal 47, 48
The top portion of the power supply unit 49 protrudes through the insulating backing layer 46, and the power supply unit 49 is electrically connected and mechanically supported and connected by the terminals 47 and 48. The method of using the iontophoresis device of this example is the same as that of the first example, so the description thereof will be omitted. According to this embodiment, the Seki conductor 41 and the Inkan conductor 4
Since the conductive gel layers laminated in the conductive gel layers 2 and 2 are the same, i.e., one ionic drug-containing conductive gel layer 45 is attached to each of the current dispersion conductive member layers 43 and 44, there is a slight gap between each conductor. However, since the conductive gel layer itself has resistance and the distance between the conductive member layers 43 and 44 is extremely large compared to the thickness of the conductive gel layer 45, the ionic drug does not penetrate the skin. It has almost no effect on the effect. According to this embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, the manufacturing process is extremely simple and efficient. In other words, a device can be obtained by simply attaching terminals and a power supply to a single belt-shaped sheet in which a conductive gel layer, a conductive material layer, and an insulating backing layer are laminated and cut at predetermined intervals, and mass production is possible. This has a very useful effect when considering the following. Furthermore, if the spacing between both terminals is narrowed and the power supply is placed approximately in the center of the top surface of the device as in the example, the size of the power supply has almost no effect on the entire device, and it can be attached to the curved surface of the human body. It can be used satisfactorily with almost no loss in flexibility even when Next, a third embodiment of the iontophoresis device of the present invention will be described in detail with reference to FIG. 13 of the drawings. In the figure, 51 is a device for iontophoresis, and 52 is an indifferent conductor. Reference numeral 54 denotes a power supply, the (-) terminal of which is connected to the current dispersion conductive material layer 55 of the conductor 52, and the (+)
The terminal is connected to the current dispersion conductive member layer 57 of the indifferent conductor 53 via a lead wire 56. According to the configuration of this embodiment, the guan conductor and the guan conductor can be attached to the human body at any distance within the length of the lead wire, and when the attachment site is small or has a relatively large curvature. It can also be used easily on surfaces such as Furthermore, even when the skin sweats profusely due to use in hot and humid conditions, a plaster structure can be obtained that is completely unaffected by the current flowing through the epidermis because the conductors are separated from each other. Next, a fourth embodiment of the iontophoresis device of the present invention will be described in detail with reference to FIG. 14 of the drawings. In the figure, 61 is a device for iontophoresis, 62 is an inductor thereof, and 63 is an inductor thereof. Both conductors 62 and 63 are connected to a power supply 65 via a lead wire 64. This power supply 65 includes a power source such as four AA batteries, a pulse oscillation mechanism using a transformer, and a switch mechanism for making the potentials of both conductors 62 and 63 equal to the same level when the treatment pulse is stopped. Means for recovering the electric charge is provided therein. Furthermore, this power supply 65 includes an output current variable circuit and a timer circuit. According to this embodiment, since the power supply is separate from both conductors, the circuit space can be increased and a large capacity dry cell battery can be used. Furthermore, since both conductors are simply film-like ultra-light sheets, it is extremely easy to attach them to the human body. Furthermore, since a variable output current circuit is installed, the amount of output current can be controlled arbitrarily depending on the skin resistance of the user, the type of drug to be introduced, the required amount, etc. Furthermore, since a timer circuit is provided, it has the advantage of being able to prevent excessive administration of drugs. In the above example, a conductive gel containing an ionic drug was used as the conductor, but the present invention is not limited to this.
Paper materials such as water-absorbing paper, cloth materials such as gauze, fiber materials such as absorbent cotton, sponges or porous materials such as open synthetic resin foams or water-absorbing resins, as long as they can be impregnated with and retain ionic drugs or electrolyte solutions. It can be anything. In addition, in the examples, the conductive gel layer of the conductor was described as containing an ionic drug in advance, but the ionic drug was applied to the conductor and/or the skin during use. Also good. That is, a conductive gel layer that does not contain an ionic drug is used, and at the beginning of treatment, an ointment, cream, etc. containing an ionic drug is applied to the conductor and/or the skin to form a film. It may also be an iontophoresis device to which a conductor is attached for treatment. Furthermore, a polarity switching means may be added to the device so as to freely change the yin and yang of the conductor depending on the yin and yang of the effective drug ion species. In addition, especially when the biological condition changes depending on the drug dose, or when the drug dose must be controlled according to the biological condition, the output current can be automatically adjusted while monitoring the biological condition. It is also possible to have a configuration in which a feedback mechanism for controlling the speed is internally provided. For example, when it is necessary to control the dose based on the blood sugar level, especially when administering insulin, a sensor that monitors the blood sugar level can be connected to the power supply, and the detection output of this sensor can be used to automatically control the dose. A feedback mechanism for controlling output current and/or output time may be provided. With this configuration, it is possible to perform optimal drug administration according to the biological condition, which was impossible with conventional administration methods. Each component of the plaster structure of this example will be explained in more detail as follows. Conductive gel layer This layer is preferably made of natural resin polysaccharides such as karaya gum, gum tragacanth, xanthan gas, or partially saponified polyvinyl alcohol, vinyl resins such as polyvinyl formal, polyvinyl methyl ether and its copolymers, polyvinyl pyrrolidone, polyvinyl methacrylate, etc. Polyacrylic acid and its sodium salt, polyacrylamide and its partially hydrolyzed product, partially saponified polyacrylic ester, poly(acrylic acid-acrylamide)
Various hydrophilic natural or synthetic resins such as acrylic resins such as acrylic resins are softened and plasticized with water and/or alcohols such as ethylene glycol and glycerin to produce flexible films or sheets that have self-shape retention and skin adhesion. Supplied as a gel. On the other hand, electrolytes such as sodium chloride, sodium carbonate, potassium citrate, etc. are added in a required amount (usually about 1 to 15%) to impart sufficient electrical conductivity. The conductive gel layer suitable for the present invention obtained in this way is in the form of a flexible film or sheet and can adhere to the skin, so it has low skin contact resistance and is effective for percutaneous penetration of drug ions. Not only that, but it also has the advantage of being able to adhere and support the entire structure to the skin without requiring other skin adhesion means such as adhesive tape. In particular, when a natural resin polysaccharide such as Karaya gas is used as a base material for the gel layer, its natural polymeric acid structure provides PH buffering and skin protection properties, extremely high water retention capacity, moderate skin adhesion, etc. Not only can a gel with good electrochemical conductivity be provided, but also suitable skin compatibility can be obtained. In addition, when formulating the composition of these gel layers, it goes without saying that electrochemical considerations should be made in much the same way as in the case of so-called electrophoresis gels, but the main consideration is the type of drug used and the required dosage (dose). ), the application time, the output of the battery used, the skin contact area, etc., are appropriately carried out so that the ion mobility or conductivity reaches the required value. Here, the preferred conductive gel layer in this example, as well as some more specific examples, are as follows: 1. The average molecular weight is 440,000, and the degree of saponification is approximately 60 using a conventional method.
Prepare 30g of % polyvinyl alcohol powder,
To this, 40 g of distilled water containing 10% NaCl and 30 g of glycerin, which had been preheated to 80°C, were added and stirred.
The resulting mixture was then heated and pressed for about 20 minutes at a pressure of 0.6 kg/cm 2 using a hot press heated to 80° C. to obtain a flexible sheet with a thickness of 3 mm.
This flexible sheet-like material has sufficient skin adhesion and its DC specific resistance (hereinafter the same) is 0.8K.
It was Ω・cm. 2 A flexible sheet-like conductive gel layer was manufactured using the following composition in the same manner as in 1 above. Composition example A Polyvinylpyrrolidone (PVP- manufactured by GAF)
K90; average molecular weight 360,000)...20g Distilled water containing 10% NaCl...40g Glycerin...40g The obtained sheet had strong skin adhesion and its specific resistance was 0.2KΩ·cm. Composition example B Polyvinyl formal (average molecular weight 1.6 million,
Degree of formalization: 15%; degree of saponification of raw material polyvinyl alcohol: 60%) ...15g Distilled water containing 5% NaCl ...70g Propylene glycol ...15g The obtained sheet has sufficient skin adhesion and its specific resistance was 1.0KΩ・cm. Composition example C Polyvinyl acetoacetal (average molecular weight 44
(30% acetalization degree; 70% saponification degree of starting polyvinyl alcohol) ...40g Distilled water containing 15% NaCl ...50g Ethylene glycol ...10g Sufficient skin adhesion, specific resistance 0.75K
Ω・cm. 3 Sodium polyacrylate (Aronbis SS manufactured by Nippon Pure Chemical Industries, Ltd.; average molecular weight 3 million to 5 million) 20 g at 5%
12g of distilled water containing NaCl and 68g of glycerin solution
The mixture was mixed uniformly with the mixture and heated and pressed at 80°C for 10 minutes to obtain a flexible sheet. This sheet has moderate skin adhesion and its specific resistance after being left for one day and night.
It was 0.5KΩ・cm. 4 30g of Karaya gas and 30g of distilled water containing 5% NaCl
and 40 g of glycerin were mixed and heated and pressed to prepare a sheet in the same manner. Specific resistance 0.65KΩ・
cm. 5 Sodium polyacrylate (Aronbis S manufactured by Nippon Pure Chemical Industries, Ltd.; average molecular weight 3 million to 5 million) 20 g 7%
A sheet was prepared in the same manner by mixing with 80 g of NaCl-containing purified water and applying heat and pressure. Specific resistance 0.47KΩ・cm. In addition, especially from an electrochemical point of view, basic drugs such as prapranolol, insulin, lidocaine, and cysteine are made of polyacrylic acid, methyl vinyl ether/maleic anhydride copolymer (GAF
GANTREZ R AN-169, etc.), carboxypolyethylene (CARBOPOL R, manufactured by GOODRICH)
etc.), ascorbic acid, salicylic acid, nitrous acid, riboflavin phosphate, betamethasone phosphate, tretinoin (trans-retinoic acid, etc.).
It will be understood that highly efficient transfer of target drugs can be achieved by using basic polymers such as polyacrylamide as gel bases for acidic drugs such as Acid). For example, an example of a gel composition for propranolol is as follows. Carbopol R 491 or GANTREZ R AN−
169 30 parts by weight Glycerin 45 parts by weight Water 15 parts by weight Propranolol 10 parts by weight In addition, this gel composition is made into a self-adhesive film with a thickness of about 0.1 to 0.5 mm, as described above. It is extremely suitable for use as a conductor-integrated film electrode. Additionally, it will be appreciated that non-ionic polymers such as polyvinyl alcohol, polyvinylpyrrolidone, etc. may also provide gels with relatively high electrochemical efficiency. As is clear from the above, the gel base material composition or range of the conductive gel layer of the present invention is not limited to a specific one, and a wide range of hydrophilic polymers can be softened and plasticized with water and/or alcohols. However, in order to have shape retention, the composition is usually selected within the range of 10 to 70% by weight of the hydrophilic polymer and the balance water and/or alcohol. Each of the above-mentioned conductive gel layers has sufficient skin adhesion by itself, but if desired, a pressure-sensitive adhesive component such as an acrylic adhesive or a vinyl acetate emulsion adhesive may be added. It's okay. In this way, by arranging the skin-adhesive and conductive gel layer around the periphery or end of the structure, the entire structure can be attached to the skin without the need for any other fixing means such as adhesive tape. It is held fixed. In addition, if the conductive gel layer is the husband of Seki Doko,
In each of the above-mentioned gel compositions, it is sufficient to add and dissolve a required ionic drug in place of part or all of the electrolyte component, ie, sodium chloride. If necessary, the water-retaining member layer may be made removable, and the member impregnated with a chemical solution may be placed at a predetermined position in the structure during use and used for treatment. Furthermore, it is clear that in place of the water-absorbing member, non-adhesive hydrogels commonly used in the field of electrophoresis, such as agar gel and gelatin gel, may be used. An example of an agar water gel composition is as follows. Agar water 4.0 parts by weight Purified water 100.0 〃 Vitamin C 5.0 〃 (Ascorbic acid: its Na salt ~ 1:1) This type of hydrogel piece may be layered on the structure in advance, or as described above during use. It may be arranged. In addition, when using a non-adhesive hydrogel such as agar gel in this way, it is natural that skin-adhesive fixing means such as adhesive tape may be optionally added to the outer extension of the structure in this example. It is. Ionic drugs All ion dissociative drugs can be used, but
Some examples of those already widely used in the field of iontophoresis are as follows: iodopotassium, procaine hydrochloride, melicol, various skin vitamins such as vitamin B 1 , B 2 , B 6 , C, and histamine. , sodium salicylate, dexamethasone, betamethasone phosphate, epinephrine, hydrocordyline, idoxolidine, propranolol, nitrites, bleomycin, undecylene hydrochloride, sodium salt of dexamethasone phosphate, brednisolone sodium phosphate, alimemazine, chlorpheniramine , clemastine, dibenclamide, colchicine, diclofenac,
Chlorpromazine, chlordiazepoxide, clonazepam, digipramine, isopramine, atropine, ergotamine, nifedipine, alprenolol, indenolol, oxprenolol,
Isoprenaline, propranolol, betanidine, clonidine, guanethidine, hydralazine,
Prazodine, efuedrine, salbutamol, terbutaline, metoclopramide, etc. Usage Example 1 Examples and usage examples of the Kan inductor and Inkan inductor of the iontophoresis device of the present invention will be described in more detail as follows. That is, the conductive gel layers of both conductors are made of 20% by weight of Carbopol R 491, 30% by weight of distilled water, and 40% by weight of glycerin, and have a thickness of 1.5 mm and an area of 48 cm 2 .
It is a viscoelastic gel, and the ionic drug-containing conductive gel layer of Seki Doko is further added with 5% by weight of sodium salicylate, and the conductive gel layer of Sekidoko contains approximately 3% by weight of sodium chloride. is added. A power supply that outputs 10KHz treatment pulses (duty ratio 30%) is connected to a 6V power supply and is laminated and attached to the unit. In addition, the plaster structure in this usage example is used as an analgesic/anti-inflammatory agent, but in this case, a bias voltage is applied simultaneously within a range that does not cause skin irritation, or a similar range after depolarization is applied. Maintaining a certain level of residual polarization voltage within the body is combined with so-called galvanization, which has a vasodilatory effect, so it has a synergistic effect on diseases such as neuralgia, arthralgia, and rheumatoid arthritis. It will be understood that this is an indication of effectiveness. Usage example 2 1 Metoprolol (antiarrhythmic drug) Electrode sheets containing 10% metoprolol (Ciba-Geigy) and having the composition shown in Table 1 below (each electrode 1 mm thick, area 50 cm 2 )
31 years old, weight 75Kg and () age 39 years, weight 56Kg
One Seki conductor and one Inkan conductor were fixed on the left forearm of each healthy male subject at a random distance of 1 cm from each other at 50 KHz, a duty ratio of 20% (pulse width 4 μs), and a voltage of 10 [ Iontophoresis was performed using the depolarization method of the present invention under the conditions of [V] (average pulse current: 50 mA). After energization, 20 ml of blood was collected from the right arm vein using a heparinized tube at Ohr, 4 hr, and 8 hr, and this was used as a sample. Tomeprolol concentration in blood plasma fraction is
Degen and Riess (J. Chromat. 121, 72-75
(1976)) using a Hitachi model 163 equipped with an ionization detector.
Measurements were made at a temperature of 220°C in the injection chamber and 200°C in the oven. Column is 2
A QF-1 glass column (2 m) packed with % silicon was used. The measurement results are shown in Table 2. In addition, there was no skin irritation such as redness during the above treatment.

【表】【table】

【表】 2 ジクロフエナツクナトリウム(抗炎症剤) 2%ジクロフエナツクナトリウム(チバ・ガ
イギイ社)を含有する下記第3表に示す組成の
電極シート(厚さ1mm,面積50cm2)を年令35
才,体重55Kgの健常男性被験者の左の前腕に2
枚、相互の間隔を約1cmあけて貼着固定し、前
記メトプロロールに於ける使用例と同様の条件
で通電し、5時間後に20ml採血して血液の各サ
ンプルを得、その血しよう画分を準備した。 ジクロフエナツクナトリウムの血しよう画分
中の濃度はGeiger,Degen及びSioufi(J.
Chromat.111,293−298,(1976))の方法をわ
ずかに修正した気−液クロマトグラフ法によ
り、イオン化検出装置を備えた日立モデル163
を用いて前記例と同一の温度条件で測定した。
カラムは、2%シリコンを充填したガラス製
QF−1カラム(2m)を用いた。 その結果、ジクロフエナツクナトリウムの5
時間目の血しようレベルは約128ng/mlであ
つた。
[Table] 2. Diclofenac sodium (anti-inflammatory agent) Electrode sheets (thickness 1 mm, area 50 cm 2 ) containing 2% diclofenac sodium (Ciba-Geigy) and having the composition shown in Table 3 below were used at different ages. 35
2 on the left forearm of a healthy male subject aged 55 kg.
The sheets were pasted and fixed with a distance of about 1 cm between each other, and electricity was applied under the same conditions as in the usage example for metoprolol. After 5 hours, 20 ml of blood was collected to obtain each blood sample, and the blood plasma fraction was collected. Got ready. The concentration of diclofenac sodium in the blood plasma fraction was determined by Geiger, Degen and Sioufi (J.
Chromat.111, 293-298, (1976)) using a gas-liquid chromatography method with slight modifications to the Hitachi model 163 equipped with an ionization detector.
The measurement was carried out under the same temperature conditions as in the previous example.
The column is made of glass filled with 2% silicon.
A QF-1 column (2m) was used. As a result, 5
The blood plasma level at hour was approximately 128 ng/ml.

【表】 * ポリアクリルアミド:三井
サイアナミド社製
前記使用例1に示す型のプラスター構造体は各
種の皮膚疾患の治療乃至美容用栄養剤の浸透等の
目的にも有用であることが明らかであろう。 例えば両導子の導電性ゲル層を前出
GANTREZR AN−169 20重量%,20%NaCl含
有蒸留水15重量%及びグリセリン65%重量%より
成る厚さ1.5mm、面積約12cm2の皮膚接着性を有す
る粘弾性ゲルで形成し、その使用時において、関
導子の導電性ゲル層に3%アスコルビン酸ナトリ
ウム含有水溶液(アンプル貯蔵)1〜数mlを滴下
含浸めしめ、次いで患部に構造体全体を貼着して
施術を開始する。 周知の通り、ビタミンC(アスコルビン酸)乃
至その誘導体(アスコルビン酸ナトリウム等)
は、所謂肝斑,雀卵斑,各種黒皮症等の色素沈着
症に有効なものであり、イオントフオレーゼによ
る施術も美容乃至皮膚科にあつては既にその有用
性が知られているものであるが、前述の通り操作
の煩雑により一般に普及を見ていないものであ
る。しかし乍ら、本例はこれによれば極めて簡易
な操作で当該施術可能となるものであり、治療乃
至美容用プラスターとして画期的なものと云い得
る。 その他のゲル基材 本発明導電性ゲル層のゲル基材の好適例の幾つ
かは先述した通りであるが、更に所謂生体用電極
材料等として公知の多様な親水性高分子材が随意
に選択使用され得るものであることが改めて指摘
される。例えば、 特開昭52年95895号, 同54年77489号 同 55年52742号, 同55年81635号 同 55年129035号, 同56年15728号 同 56年63939号, 同56年36940号 同 56年60534号, 同56年89270号 同 56年143141号, 同57年28505号 同 57年49431号, 同57年52463号 同 57年55132号, 同57年131428号 同 57年160439号, 同57年164064号 同 57年166142号, 同57年168675号 同 57年4569号, 同58年10066号 実開昭54年80689号, 同56年135706号 同 56年138603号, 同57年93305号 同 57年179413号, 同57年185309号 等々に開示の各種親水性高分子材は、その含水率
等を適宜調整することにより本発明導電性ゲル層
のゲル基材として使用し得るものである。 このように、本発明導電性ゲル層のゲル基材は
親水性高分子であつて水及び/又はアルコール類
により柔軟可塑化されて、好ましくは、皮膚接着
性の粘弾性ゲルを与えるものであれば足り、特定
材に限定されるものではなく、使用薬剤との適合
性、皮膚適合性及び導電性等を考慮してその基材
組成が決定される。又、これらゲル層を使い捨て
もしくは他の夫と変換すること等は自在である。
[Table] * Polyacrylamide: Manufactured by Mitsui Cyanamid Co., Ltd. It is clear that the plaster structure of the type shown in Use Example 1 above is useful for the treatment of various skin diseases and the penetration of beauty nutrients. . For example, if the conductive gel layer of both conductors is
GANTREZ R AN-169 20% by weight, 15% by weight of distilled water containing 20% NaCl, and 65% by weight of glycerin, formed from a viscoelastic gel with skin adhesive properties with a thickness of 1.5 mm and an area of approximately 12 cm 2 , and its use At this time, 1 to several ml of a 3% sodium ascorbate-containing aqueous solution (stored in ampules) is dripped into the conductive gel layer of the conductor, and the entire structure is then applied to the affected area to begin the treatment. As is well known, vitamin C (ascorbic acid) or its derivatives (sodium ascorbate, etc.)
is effective for pigmentation disorders such as so-called melasma, sparrow spots, and various types of melasma, and treatment using iontophoresis is already known to be useful in cosmetics and dermatology. However, as mentioned above, it is not widely used due to the complicated operation. However, this example allows the treatment to be performed with extremely simple operations, and can be said to be revolutionary as a therapeutic or cosmetic plaster. Other gel base materials Some preferred examples of the gel base material for the conductive gel layer of the present invention are as described above, but various hydrophilic polymer materials known as so-called biological electrode materials may also be selected at will. It is once again pointed out that it can be used. For example, JP-A No. 95895 of 1972, No. 77489 of 1974, No. 52742 of 1975, No. 81635 of 1975, No. 129035 of 1973, No. 15728 of 1973, No. 63939 of 1972, No. 36940 of 1972, No. 56 60534, 1956, 89270, 1956, 28505, 1957, 49431, 1957, 52463, 1957 55132, 1957, 131428, 1957 160439, 1957, 57 No. 164064, No. 166142, No. 1957, No. 168675, No. 1957, No. 4569, No. 10066, No. 1958, No. 80689, No. 1973, No. 135706, No. 1983 No. 138603, No. 1956, No. 93305, No. 1983 Various hydrophilic polymer materials disclosed in 1957 No. 179413, 1957 No. 185309, etc. can be used as the gel base material of the conductive gel layer of the present invention by appropriately adjusting their water content. As described above, the gel base material of the conductive gel layer of the present invention is a hydrophilic polymer which is softened and plasticized with water and/or alcohol to preferably provide a skin-adhesive viscoelastic gel. However, the base material composition is not limited to a specific material, and the composition of the base material is determined in consideration of compatibility with the drug used, skin compatibility, electrical conductivity, etc. Furthermore, these gel layers can be disposable or replaced with other materials.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図は皮膚を等価回路に置換えた説明図、第
2図は従来のイオントフオレーゼにおける波形を
示し、aはそのパルス電圧波形図、bはaの波形
を印加した時に人体に流れる電流波形図、cはa
のデユーテイ比を小さくしたパルスを印加した場
合の電流波形図を示す。 第3図は本発明イオントフオレーゼ用デバイス
の実施例を示すブロツク回路図で、第4図はその
治療パルス出力時の閉回路図を示し、第5図は治
療パルス休止時の閉回路図を示す。第6図aは導
子より出力される治療パルス電圧波形図を示し、
bはaの波形を印加した時に人体に流れる電流波
形図を示す。第7図及び第8図は本発明イオント
フオレーゼ用デバイスのより詳細な一実施例を示
すブロツク回路図を示す。第9図及び第10図は
本発明イオントフオレーゼ用デバイスの全体構成
の第1の実施例を示し、第9図は−線に沿つ
た断面図、第10図は底面図を示す。第11図及
び第12図は同第2の実施例を示し第11図はXI
−XI線に沿つた断面図、第12図は斜視図を示
す。第13図及び第14図は同第3及び第4の実
施例を示し、第13図はその断面図、第14図は
その斜視図を示す。 S…皮膚、Rdc…オーム抵抗、Z…分極インピ
ーダンス、Rpol…分極抵抗、Cpol…分極容量、
1…イオントフオレーゼ用デバイス、2…電源、
3…パルス発振機構、4…関導子、5…不関導
子、6…人体、7…コンデンサ(残存電荷回収用
キヤパシタ)、8…インダクタ、9…スイツチン
グトランジスタ、10,10…治療パルス、11
…トランス、15…誘導電流誘起トランス、16
…1次側、17…2次側、19…2次電池、a
…パルス電流、b…脱分極電流、30,40,
51,61…イオントフオレーゼ用デバイス、3
1,41,52,62…関導子、32,42,5
3,63…不関導子、33,45…イオン性薬剤
含有導電性ゲル層、35…導電性ゲル層、37,
49,54,65…パワーサプライユニツト。
Fig. 1 is an explanatory diagram in which the skin is replaced with an equivalent circuit, Fig. 2 shows the waveform in conventional iontophoresis, a is the pulse voltage waveform diagram, and b is the current waveform flowing through the human body when the waveform a is applied. Figure, c is a
A current waveform diagram is shown when a pulse with a reduced duty ratio is applied. Fig. 3 is a block circuit diagram showing an embodiment of the iontophoresis device of the present invention, Fig. 4 shows a closed circuit diagram when the therapeutic pulse is output, and Fig. 5 shows a closed circuit diagram when the therapeutic pulse is stopped. show. FIG. 6a shows a therapeutic pulse voltage waveform diagram output from the conductor,
b shows a waveform diagram of the current flowing through the human body when the waveform of a is applied. 7 and 8 are block circuit diagrams showing a more detailed embodiment of the iontophoresis device of the present invention. 9 and 10 show a first embodiment of the overall configuration of the iontophoresis device of the present invention, FIG. 9 is a sectional view taken along the - line, and FIG. 10 is a bottom view. Figures 11 and 12 show the second embodiment, and Figure 11 is XI.
A sectional view taken along the line -XI, and FIG. 12 a perspective view. FIG. 13 and FIG. 14 show the third and fourth embodiments, with FIG. 13 showing a sectional view thereof, and FIG. 14 showing a perspective view thereof. S...skin, Rdc...ohmic resistance, Z...polarization impedance, Rpol...polarization resistance, Cpol...polarization capacitance,
1... Device for iontophoresis, 2... Power supply,
3...Pulse oscillation mechanism, 4...Separate conductor, 5...Separate conductor, 6...Human body, 7...Capacitor (residual charge recovery capacitor), 8...Inductor, 9...Switching transistor, 10, 10...Treatment pulse , 11
...Transformer, 15...Induced current induced transformer, 16
...Primary side, 17...Secondary side, 19...Secondary battery, a
... Pulse current, b... Depolarization current, 30, 40,
51, 61...Device for iontophoresis, 3
1, 41, 52, 62...Seki Deiko, 32, 42, 5
3,63... Indifferent conductor, 33,45... Ionic drug-containing conductive gel layer, 35... Conductive gel layer, 37,
49, 54, 65...Power supply unit.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 電源とパルス発振機構と関導子及び不関導子
とを有するイオントフオレーゼ用デバイスにおい
て、前記パルス発振機構の治療パルス休止時に前
記両導子間を脱分極するとともに、分極容量に貯
えられた残存電荷を回収する手段を設けたことを
特徴とするイオントフオレーゼ用デバイス。 2 インダクタを両導子間に直列に設け、このイ
ンダクタンスと負荷容量とのL−C共振により分
極容量に貯えられた残存電荷を脱分極するととも
に回収することを特徴とする前記特許請求の範囲
第1項記載のイオントフオレーゼ用デバイス。 3 インダクタは、パルス電圧昇圧用のトランス
を利用することを特徴とする前記特許請求の範囲
第1項または第2項記載のイオントフオレーゼ用
デバイス。 4 分極容量に貯えられた残存電荷を脱分極する
とともに回収するために、誘導電流誘起トランス
を設け、このトランスの1次側を両導子間に直列
に接続するとともに2次側を2次電池またはコン
デンサに接続したことを特徴とする前記特許請求
の範囲第1項記載のイオントフオレーゼ用デバイ
ス。
[Scope of Claims] 1. In an iontophoresis device having a power source, a pulse oscillation mechanism, an inductor and an inductor, depolarizing between the two inductors when the treatment pulse of the pulse oscillation mechanism is stopped; , an iontophoresis device characterized in that it is provided with means for recovering residual charges stored in a polarization capacitor. 2 An inductor is provided in series between both conductors, and the residual charge stored in the polarization capacitance is depolarized and recovered by L-C resonance between the inductance and the load capacitance. The iontophoresis device according to item 1. 3. The iontophoresis device according to claim 1 or 2, wherein the inductor utilizes a transformer for boosting pulse voltage. 4 In order to depolarize and recover the residual charge stored in the polarization capacitor, an induced current induction transformer is provided, and the primary side of this transformer is connected in series between both conductors, and the secondary side is connected to a secondary battery. The iontophoresis device according to claim 1, characterized in that the device is connected to a capacitor or a capacitor.
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