JPH0416163A - 整腸用組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｕ産業上の利用分野コ 本発明は、整腸用組成物に関する。更に詳しくは、般食
品、健康食品、機能性食品などの食品素材をはじめ、医
薬、飼料分野において使用され得る乳酸菌及びビフィズ
ス菌の増殖作用による整腸機能、体調維持機能をもっ組
成物に関する。

７従来の技術］ オリゴ糖は、腸内において乳酸菌及びビフィズス菌を増
殖させる機能をもち、便通を良くする整腸作用を有し、
しかも大腸内で癌が発生するのを抑制する作用を呈する
ので、従来より種々の健康食品なとに使用されつつある
（食品と開発２４　Ｆ２（（１９８９）　Ｐ、６０〜６
７）。

又、ユッカもその抽出物や破砕品は、腸内に生息して（
・るビフィズス菌を増殖させ、整腸作用を有する。

発明か解決しようとする課題］ しかしなから、十分な整腸作用を発揮させるにめには、
それぞれを単独で用いる場合、多量のオリゴ糖、ユッカ
を使用しなければならず、少量を摂取するだけでこれら
の作用を充分に発揮する整腸用組成物について研究かす
すめられているが、未だかかる整腸組成物は見出されて
いないのが現状である。

［課題を解決しようとするｆめの手段］そこで、本発明
者等は前記従来技術に鑑みて、少量使用するだけで優れ
た整腸作用なとを発揮する整腸用組成物をうるべく鋭意
研究を重ねたところ、驚くべきことにオリゴ糖とユッカ
とを併用しに組成物が乳酸菌やビフィズス菌増殖作用に
著しい効果を発揮すること、つまりユッカ及びオリゴ糖
を単独使用する場合から全く予想出来なかった著しく大
きな相乗効果を得ることを見出し、本発明を完成するに
至った。

即ち、本発明はユッカとイソマルトオリゴ糖、ガラクト
オリゴ糖、フラクトオリゴ糖から選ばれるオリゴ糖とか
配合されてなる整腸用組成物に関する。

前記の如く本発明はユッカとオリゴ糖を併用した場合に
は、それぞれ単独で用いｆコ場合に比べて、格段優れ１
こ整腸作用が呈されるという知見に基ついてなされたも
のである。

尚、本明細書にいう整腸作用とは、腸内のビフィズス菌
の増殖か促進されることによる排便促進や腸内の有害・
菌の抑制、腸内フローラの正常化、腸管内圧の正常化、
便量の増加による大腸内の有害物質の希釈及び腸壁に付
着している油状汚物を除去することによる吸収作用の正
常化なとの作用をいう。

本発明の整腸用組成物は前記のような整腸作用を有する
ので便秘の予防などのために好適に使用しうるしのであ
り、ヒト及び動物の排泄物の臭気抑制効果かあり、更に
成人病をも予防しうるちのである。

本発明に用いられるオリゴ糖とは、例えばビフィズス菌
の増殖促進物質として用いられているフラクトオリゴ糖
、ガラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖の３って、こ
れらはいずれも生体に安全であることか確認されている
オリゴ糖である。ｅＪｌ　これらのオリゴ糖は単独で、
又は２種以上を組合わせて用いてもよい。また、かかろ
オリゴ糖の形状については、特に限定はなく、例えば粒
子状、粉末状、顆粒状、液状など任意の形で用いられう
る。

本発明に用いられるユッカは、非アルコール性飲料やア
イスクリームなどの添加剤として用いられているもので
あり、これも生体に安全であることか確認されている。

又、ユッカ又はその抽出物には、有害バクテリアの毒素
が要因であるといわれる関節炎やリューマチに効能かあ
り、又、飼料に添加すると家畜の成長を促進し、牛肉や
牛乳の産出量を増加させる効果かあるといわれている。

本発明においてユッカは、ユッカのすべての部分、即ち
、花、種子、種子莢、果実、葉、茎、及び根を用いるこ
とができ、常法（こより乾燥して得られる粉末や抽出液
などとして用いられろ。

前記のユッカの抽出物をうる方法としては、例えば前記
ユッカを沸騰水により煮沸する方法、アルコールなどの
有機溶媒で抽出する方法、ユッカを単に圧搾する方法な
とが挙げられるか、本発明はこれらの方法のみ限定され
るものではない。

面記ユッカとオリゴ糖は、その混合比（ユッカ、オリゴ
糖１重量基準、以下同様）力（１：９〜９：１、好まし
くは１５〜５：ｌ、特に好ましくは２：４〜４２となる
ように調整される。前記混合比が９，１をこえる場合及
びＩ・９未満である場合のいずれも目的とする整腸作用
が相乗的に発揮されにくくなる傾向がある。

かくして得られる本発明の整腸用組成物の使用量は、成
人に対して通常１日あたり０．２〜１０ｇである。

本発明の組成物の形態は水溶液、水懸濁液、水飴状、乾
燥固型、粉末状又はカプセル等任意の形で用いられる。

本発明の整腸用組成物は、そのままの状態で使用されて
もよいが、更に例えば、ヨーグルト、豆乳、牛乳なとの
飲物やビスケットなどの菓子類などの食物に混合されて
使用されてもよい。整腸用組成物を食物に混合する場合
には、該整腸用組成物の食物中における自存率は０１〜
２０重量％、なかんつく０２〜１０重量％となるように
調整されるのか好ましい。本発明の整腸組成物には、更
に薬理学的に許容しうる、例えば保存剤、ソルビン酸、
デヒドロ酢酸などの添加剤か適宜配合されても良い。

３作　用 本発明のユッカとオリゴ糖との組成物は、極ぬで優れた
整腸機能をもつ。

二実施例 次に実施例を挙げて本発明の整腸用組成物を更に具体的
に説明する。

実施例１〜２、対照例１〜８ 乳酸菌培養の培地（ペプトン５９／ｃ、イーストエキス
５９／ａ、硫酸マクネンウム・７水和物１ｙ／ρを混合
溶解し、水酸化ナトリウム水溶液でＰＨ７に調整して製
造）及びビフィズス菌培養の培＠（カザミノ酸８ｇ、Ｑ
、イーストエキス４．８９／ρ、ポリペプトン３．２９
／ｌ！、Ｌ−システィン０．４ｇ／（１、食塩ｒ　、　
５９＃、ノニオンイオン性界面活性剤であるアトラスパ
ウダー社製の商品名Ｔｗｅｅｎ８０（ポリオキノエチレ
ンソルヒタンモノオレート系）１．０１？／Ｑをそれぞ
れ混合溶解し、水酸化ナトリウム水溶液でＰＨ７に調整
して製造）の２つの培地を準備しｆコ。

次にそれぞれの培地にユッカとオリゴ糖を１：１の割合
て２９／ｇ加え基本培地とし１こ。尚、対照例はユッカ
及びオリゴ糖を単独で加えた。

上記基本培地を滅菌した後、一定量の菌懸濁液（乳酸菌
二うクトバチリウス　ブレビ゛ス（Ｌａｃｔｏｂａｃｉ
ｌｌｕｓ　　ｂｒｅｖｉｓ）　ｊ及びビフィズス菌［ビ
フィドバクテリウム　ブレへ（ｂｉｆｉｄｏ　ｂｕｃｔ
ｅｒｉｕｍ　ｂｒｅｖｅ）コを植え、乳酸菌培養培地は
３０℃で４８時門静置培養し、ビフィズス菌培養培地は
３７°Ｃて９６時間嫌気培養した。培養後、顕微鏡にて
生育した菌数を測定した。この結果を第１表に示す。

実施例３〜８ 実施例１，２においてユッカとオリゴ糖の混合比を変更
した以外は、同じ条件下で実験を行った。この結果を第
３表及び第４表に示す。

第　　１　　表 尚、初発の菌数は３ＸＩＯ’個で有る。

第２表 尚、初発の菌数は５ｘｌＯ’個で有る。

第３表 手続補正書 平成２年６月７日 第４表 事件の表示 平成２年特許願第１１６６３７号 ２　発明の名称 整腸用組成物 一効　果ｊ 本願の二ツカとオリゴ糖からなる組成物は、乳酸菌やビ
フィズス菌等に対して優れた増殖作用を発揮するので、
整腸用組成物として有効である。

３　補正をする者 事件との関係　特許出願人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ユッカ粉末とイソマルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ
   糖、フラクトオリゴ糖の少なくとも１種のオリゴ糖を混
   合してなる整腸用組成物。 ２、ユッカとオリゴ糖の重量混合比が１：９〜９：１の
   割合である請求項１記載の組成物。 ３、ユッカとオリゴ糖の重量混合比が１：５〜５：１の
   割合である請求項１記載の組成物。