JPH04150127A - 電話機の通話回路 - Google Patents
電話機の通話回路Info
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- JPH04150127A JPH04150127A JP26959290A JP26959290A JPH04150127A JP H04150127 A JPH04150127 A JP H04150127A JP 26959290 A JP26959290 A JP 26959290A JP 26959290 A JP26959290 A JP 26959290A JP H04150127 A JPH04150127 A JP H04150127A
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 5
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は電話機の通話回路に関し、例えば、テレビジョ
ン電話機(以下、テレビ電話機と呼ぶ)等のハンズフリ
ー通話が可能な電話機を相手とする電話機に適用し得る
ものである。
ン電話機(以下、テレビ電話機と呼ぶ)等のハンズフリ
ー通話が可能な電話機を相手とする電話機に適用し得る
ものである。
[従来の技術]
ハンズフリー通話が可能な電話機として、例えばテレビ
電話機がある。従来のテレビ電話機の全体構成を第2図
に示す。また、その通話回路部の詳細を第3図に示す。
電話機がある。従来のテレビ電話機の全体構成を第2図
に示す。また、その通話回路部の詳細を第3図に示す。
第2図において、テレビ電話機は、加入者の操作に供す
ると共に制御情報等を表示するための操作部10と、ハ
ンズフリー通話を可能とするスピーカ20及びマイクロ
フォン30と、ハンドセット通話を可能とするハンドセ
ット40と、加入者等を撮像するビデオカメラ50と、
ビデオ信号を表示するモニタ装置60とを備えている。
ると共に制御情報等を表示するための操作部10と、ハ
ンズフリー通話を可能とするスピーカ20及びマイクロ
フォン30と、ハンドセット通話を可能とするハンドセ
ット40と、加入者等を撮像するビデオカメラ50と、
ビデオ信号を表示するモニタ装置60とを備えている。
音声系構成要素であるスピーカ20、マイクロフォン3
0及びハンドセット40は、第3図に詳細を示す通話回
路部70に接続されている。
0及びハンドセット40は、第3図に詳細を示す通話回
路部70に接続されている。
通話回路部70は、第3図に示すように、マイクロフォ
ン30からスピーカ20へのエコーパスによる音響エコ
ーを除去するエコーキャンセラ回路71と、マイクロフ
ォン30からの音声信号又はハンドセット40の送話部
41からの音声信号を操作部10からのハンドセット通
話かハンズフリー通話を指示する制御信号10aによっ
て選択する切替回路72と、操作部10からのこの制御
信号10aによって選択動作して相手局からの受信音声
信号をスピーカ20又はハンドセット40の受話部42
に与える切替回路73と、切替回路72からの送信音声
信号を増幅して第2図のスイッチ(送信及び受信音声信
号について共通に示している)80に出力する増幅器7
4と、スイッチ80からの受信音声信号を増幅して切替
回路73に与える増幅器75とから構成されている。
ン30からスピーカ20へのエコーパスによる音響エコ
ーを除去するエコーキャンセラ回路71と、マイクロフ
ォン30からの音声信号又はハンドセット40の送話部
41からの音声信号を操作部10からのハンドセット通
話かハンズフリー通話を指示する制御信号10aによっ
て選択する切替回路72と、操作部10からのこの制御
信号10aによって選択動作して相手局からの受信音声
信号をスピーカ20又はハンドセット40の受話部42
に与える切替回路73と、切替回路72からの送信音声
信号を増幅して第2図のスイッチ(送信及び受信音声信
号について共通に示している)80に出力する増幅器7
4と、スイッチ80からの受信音声信号を増幅して切替
回路73に与える増幅器75とから構成されている。
第2図に示す上述したスイッチ80は、操作部10から
の制御信号に応じて切り替わるものであり、音声信号の
みを授受する場合には、通話回路部70を第1の音声コ
ーデック部100に接続させ、また、音声信号及びビデ
オ信号を授受する場合には、通話回路部70を第2の音
声コーチツク部110に接続させる。
の制御信号に応じて切り替わるものであり、音声信号の
みを授受する場合には、通話回路部70を第1の音声コ
ーデック部100に接続させ、また、音声信号及びビデ
オ信号を授受する場合には、通話回路部70を第2の音
声コーチツク部110に接続させる。
第1の音声コーデック部100は、送信音声信号を64
Kbit/sの音声データに符号化したり、64Kbi
t/sの受信音声データを復号化したりするものてあり
、Bチャネル上1フ2部140のBa端子に接続されて
いる。第2の音声コーデック部110は、送信音声信号
を16Kbit / sの音声データに符号化したり、
16Kbit / sの受信音声データを復号化したり
するものであり、伝送制御部130に接続されている。
Kbit/sの音声データに符号化したり、64Kbi
t/sの受信音声データを復号化したりするものてあり
、Bチャネル上1フ2部140のBa端子に接続されて
いる。第2の音声コーデック部110は、送信音声信号
を16Kbit / sの音声データに符号化したり、
16Kbit / sの受信音声データを復号化したり
するものであり、伝送制御部130に接続されている。
ビデオ系構成要素であるビデオカメラ50及びモニタ装
置60は、ビデオコーデック部120に接続されている
。ビデオコーデック部120は、送信ビデオ信号を48
Kbit/sのビデオデータに符号化したり、48Kb
it/sの受信ビデオデータを復号化したりするもので
あり、伝送制御部130に接続されている。
置60は、ビデオコーデック部120に接続されている
。ビデオコーデック部120は、送信ビデオ信号を48
Kbit/sのビデオデータに符号化したり、48Kb
it/sの受信ビデオデータを復号化したりするもので
あり、伝送制御部130に接続されている。
伝送制御部130は、送信音声データ及びビデオデータ
の64Kbit/sデータへの合成処理や、64Kbi
t/s受信テータを音声データ及びビデオデータに振り
分ける処理等を実行するものであり、Bチャネル上1フ
2部140の−Bb端子に接続されている。
の64Kbit/sデータへの合成処理や、64Kbi
t/s受信テータを音声データ及びビデオデータに振り
分ける処理等を実行するものであり、Bチャネル上1フ
2部140の−Bb端子に接続されている。
二のテレビ電話機は、パーソナルコンピュータなどのデ
ータ処理装置か接続可能となっており、DTEインタフ
ェース部160と、データ処理装置の通信速度とテレビ
電話機の通信速度との違いに応しるための速度変換部1
50とを備えている。
ータ処理装置か接続可能となっており、DTEインタフ
ェース部160と、データ処理装置の通信速度とテレビ
電話機の通信速度との違いに応しるための速度変換部1
50とを備えている。
速度変換部150は、Bチャネル上1フ2部140のB
c端子に接続されている。
c端子に接続されている。
Bチャネル上1フ2部140は、I SDNのBチャネ
ル(2B)を選択するものであり、レイヤ1/レイヤ2
制御部170に接続される。
ル(2B)を選択するものであり、レイヤ1/レイヤ2
制御部170に接続される。
また、レイヤ3制御部90は、レイヤ3の処理を実行す
るものであって、操作部10からの制御信号をDチャネ
ル情報としてレイヤ1/レイヤ2制御部170に与え、
また、レイヤ1/レイヤ2制御部170からDチャネル
情報から制御信号を得て操作部10に与えるものである
。
るものであって、操作部10からの制御信号をDチャネ
ル情報としてレイヤ1/レイヤ2制御部170に与え、
また、レイヤ1/レイヤ2制御部170からDチャネル
情報から制御信号を得て操作部10に与えるものである
。
レイヤ1/レイヤ2制御部170は、レイヤ1及びレイ
ヤ2の処理を行なうものであって、ドライバ/レシーバ
部180及び回線インタフェース部190を介してl5
DN網と接続可能となっている。
ヤ2の処理を行なうものであって、ドライバ/レシーバ
部180及び回線インタフェース部190を介してl5
DN網と接続可能となっている。
[発明が解決しようとする課題]
このようなテレビ電話機でビデオ信号を含めた通信を行
なう場合において、受話側がハンズフリー通話を選択し
ているときには、送話側の送信音声信号がある時間だけ
遅延した後に、エコーとして送話側に戻ってきて通話に
支障をきたすという問題点があった。
なう場合において、受話側がハンズフリー通話を選択し
ているときには、送話側の送信音声信号がある時間だけ
遅延した後に、エコーとして送話側に戻ってきて通話に
支障をきたすという問題点があった。
第4図は、このような遅延時間の説明図である。
例えばハンドセット40の送話部41からの送信音声信
号(第4図(A>>41aを、第2の音声コーデック部
110が処理する際に時rA t 1の遅延が生しる(
第4図(B))。この遅延時間t1は、テレビ電話機以
外の電話機等が音声信号を符号化する際の遅延時間より
かなり大きいものとなっている。音声信号とビデオ信号
とを同時にBチャネル上で伝送する場合、ビデオコーデ
ック部120では、48kbit/sでビデオ信号を伝
送するために符号化、復号化を行なっているので、その
処理のなめに遅延時間が生じている。音声コ−デック部
110では、ビデオコーデック部120と同期をとるこ
とで、音声と画像が違和感なく同時に伝送できるように
、音声コーデック部110でも同様の長い遅延時間(t
l)をとっており、そのため、この遅延時間t1は大き
いものとなっている。
号(第4図(A>>41aを、第2の音声コーデック部
110が処理する際に時rA t 1の遅延が生しる(
第4図(B))。この遅延時間t1は、テレビ電話機以
外の電話機等が音声信号を符号化する際の遅延時間より
かなり大きいものとなっている。音声信号とビデオ信号
とを同時にBチャネル上で伝送する場合、ビデオコーデ
ック部120では、48kbit/sでビデオ信号を伝
送するために符号化、復号化を行なっているので、その
処理のなめに遅延時間が生じている。音声コ−デック部
110では、ビデオコーデック部120と同期をとるこ
とで、音声と画像が違和感なく同時に伝送できるように
、音声コーデック部110でも同様の長い遅延時間(t
l)をとっており、そのため、この遅延時間t1は大き
いものとなっている。
送話側からの音声信号が受話側に届くまでにも回線遅延
時間t2が生じ(第4図(C))、受話側のテレビ電話
機の第2の音声コーデック部110が復号処理する際に
も処理遅延時間t1が生じる(第4図(D))。この後
、スピーカ20から発声されるのであるが、この音声は
マイクロフォン30で音響エコーとして捕捉され、この
エコーパスを通過する際にも音響結合遅延時間t3が生
じる(第4図(E))。
時間t2が生じ(第4図(C))、受話側のテレビ電話
機の第2の音声コーデック部110が復号処理する際に
も処理遅延時間t1が生じる(第4図(D))。この後
、スピーカ20から発声されるのであるが、この音声は
マイクロフォン30で音響エコーとして捕捉され、この
エコーパスを通過する際にも音響結合遅延時間t3が生
じる(第4図(E))。
この音響エコーは、エコーキャンセラ71によって除去
されるのであるが、受話側のテレビ電話機の環境によっ
ては、十分に除去できないことも生じ、大きなレベルの
残留音響エコーがエコーキャンセラ71から出力される
ことがある。
されるのであるが、受話側のテレビ電話機の環境によっ
ては、十分に除去できないことも生じ、大きなレベルの
残留音響エコーがエコーキャンセラ71から出力される
ことがある。
このような残留音響エコーが、受話側から送話側に伝送
されて送話側のスピーカ20から発声されるのであるが
、この際にも上述と同様に、受話側の音声コーデック部
110での処理遅延時間t1、回線での伝送遅延時間t
2及び送話側の音声コーデック部110での処理遅延時
間t1が生じる(第4図(F)〜(H))。
されて送話側のスピーカ20から発声されるのであるが
、この際にも上述と同様に、受話側の音声コーデック部
110での処理遅延時間t1、回線での伝送遅延時間t
2及び送話側の音声コーデック部110での処理遅延時
間t1が生じる(第4図(F)〜(H))。
従って、加入者が当該電話機に対して音声を発声した後
、4t1 +2t2 +t3でなる遅延時間後に、その
音声が当該電話機のスピーカ20がら発声される。この
総遅延時間が大きいなめに、加入者が発声中に戻ってき
た音声を認識でき、通話に支障をきたしていた。
、4t1 +2t2 +t3でなる遅延時間後に、その
音声が当該電話機のスピーカ20がら発声される。この
総遅延時間が大きいなめに、加入者が発声中に戻ってき
た音声を認識でき、通話に支障をきたしていた。
ハンズフリー通話が可能な電話機としてテレビ電話機以
外に自動車電話機等もあり、これらにおいても同様な問
題が生じていた。なお、遅延時間はテレビ電話機の方が
大きく、特にテレビ電話機においてエコーバックの問題
が大きい。
外に自動車電話機等もあり、これらにおいても同様な問
題が生じていた。なお、遅延時間はテレビ電話機の方が
大きく、特にテレビ電話機においてエコーバックの問題
が大きい。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、発
話側に残留音響エコーが戻ってきてもその発声を押さえ
ることができる電話機の通話回路を提供しようとするも
のである。
話側に残留音響エコーが戻ってきてもその発声を押さえ
ることができる電話機の通話回路を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段]
かかる課題を解決するため、本発明においては、ハンズ
フリー通話が可能な電話機と通信可能な電話機の通話回
路に以下の手段を設けた。すなわち、送信音声信号のレ
ベルを検出して、送信音声信号の有音開始時点から、送
信音声信号の有音終了時点後一定時間経過した時点まで
有意な時間信号を出力するレベル検出手段と、受信音声
信号を増幅する受信用増幅器の増幅動作を上記時間信号
が有意な開停止させる増幅器制御手段とを設けた。
フリー通話が可能な電話機と通信可能な電話機の通話回
路に以下の手段を設けた。すなわち、送信音声信号のレ
ベルを検出して、送信音声信号の有音開始時点から、送
信音声信号の有音終了時点後一定時間経過した時点まで
有意な時間信号を出力するレベル検出手段と、受信音声
信号を増幅する受信用増幅器の増幅動作を上記時間信号
が有意な開停止させる増幅器制御手段とを設けた。
[作用]
本発明において、レベル検出手段は、送信音声信号のレ
ベルを検出して、送信音声信号の有音開始時点から、送
信音声信号の有音終了時点後一定時間経過した時点まで
有意な時間信号を増幅器制御手段に出力し、増幅器制御
手段は、受信音声信号を増幅する受信用増幅器の増幅動
作をこの時間信号が有意な間だけ停止する。
ベルを検出して、送信音声信号の有音開始時点から、送
信音声信号の有音終了時点後一定時間経過した時点まで
有意な時間信号を増幅器制御手段に出力し、増幅器制御
手段は、受信音声信号を増幅する受信用増幅器の増幅動
作をこの時間信号が有意な間だけ停止する。
その結果、相手電話機から、エコーバックがあってもそ
れが増幅されないため、エコー音声の発声を押さえるこ
とができる。
れが増幅されないため、エコー音声の発声を押さえるこ
とができる。
[実施例]
以下、本発明を、テレビ電話機の通話回路部に適用した
一実施例を図面を参照して詳述する。
一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図はこの実施例の通話回路部を示すブロック図であ
り、第3図との対応部分には同一符号を付して示してい
る。第5図はこの実施例の各部タイミングチャートであ
る。
り、第3図との対応部分には同一符号を付して示してい
る。第5図はこの実施例の各部タイミングチャートであ
る。
第1図において、この実施例の通話回路部70Aは、従
来の通話回路部70が有するエコーキャンセラ71、切
替回路72.73、送信用増幅器74及び受信用増幅器
75に加えて、2個のスイッチ76.77及びレベル検
出回路78を備えている。
来の通話回路部70が有するエコーキャンセラ71、切
替回路72.73、送信用増幅器74及び受信用増幅器
75に加えて、2個のスイッチ76.77及びレベル検
出回路78を備えている。
スイッチ76は、受信用増幅器75に並列に設けられて
いるものであり、閉成時に受信用増幅器75を短絡させ
るものである。このスイッチ76に対するオンオフ制御
信号78aは、レベル検出回路78から与えられるよう
になされている。
いるものであり、閉成時に受信用増幅器75を短絡させ
るものである。このスイッチ76に対するオンオフ制御
信号78aは、レベル検出回路78から与えられるよう
になされている。
スイッチ77は、その一端がハンドセット40の送話部
41に接続され、他の一端がレベル検出回路78に接続
されたものであり、送話部41からの送信音声信号41
aのレベル検出回路78への供給を制御するものである
。この実施例の操作部10Aは、このスイッチ77のオ
ンオフ状態を指示するための操作キーを有するものであ
り、この操作キーがオン操作されたときにスイッチ77
を閉成させる。
41に接続され、他の一端がレベル検出回路78に接続
されたものであり、送話部41からの送信音声信号41
aのレベル検出回路78への供給を制御するものである
。この実施例の操作部10Aは、このスイッチ77のオ
ンオフ状態を指示するための操作キーを有するものであ
り、この操作キーがオン操作されたときにスイッチ77
を閉成させる。
レベル検出回路78は、スイッチ77を介した送信音声
信号41aのレベルを検出して有音か無音かを判別する
ものであり、有音区間及び有音区間の終了時点から一定
の区間Tの間、スイッチ76を閉成させるオンオフ制御
信号78aを出力するものである。なお、この一定時間
Tは、上述の課題の項で説明した総遅延時間4tl +
2t2 +t3であることが望ましい。
信号41aのレベルを検出して有音か無音かを判別する
ものであり、有音区間及び有音区間の終了時点から一定
の区間Tの間、スイッチ76を閉成させるオンオフ制御
信号78aを出力するものである。なお、この一定時間
Tは、上述の課題の項で説明した総遅延時間4tl +
2t2 +t3であることが望ましい。
次に、以上のような新たな構成要素が加わった通話回路
部70Aを有するテレビ電話機が通話する際の動作を説
明する。
部70Aを有するテレビ電話機が通話する際の動作を説
明する。
ここで、少なくとも送話側がこの実施例によるテレビ電
話機であって、ハンドセット通話を行なうものとする。
話機であって、ハンドセット通話を行なうものとする。
また、受話側のテレビ電話機はハンズフリー通話を行な
うものとする。さらに、音声信号及びビデオ信号を同時
に送受信するものとして説明する。
うものとする。さらに、音声信号及びビデオ信号を同時
に送受信するものとして説明する。
加入者は、いままでの通話状態に基づいて、また、好み
に応じて、エコーによる支障を避けたい場合には操作部
〕、OAを操作してスイッチ77を閉成させる(第5図
(B))。
に応じて、エコーによる支障を避けたい場合には操作部
〕、OAを操作してスイッチ77を閉成させる(第5図
(B))。
この状態において、加入者がハンドセット40の送話部
41に発声を行なうと、送話部4]からの第5図(A)
に示す送信音声信号41aが相手電話機に向かって送信
されると共に、スイッチ77を介してレベル検出回路7
8に与えられる。レベル検出回路78は送信音声信号4
1aの有音開始を検出すると、第5図(C)に示すオン
オフ制御信号78aをオン状態を指示するものとする。
41に発声を行なうと、送話部4]からの第5図(A)
に示す送信音声信号41aが相手電話機に向かって送信
されると共に、スイッチ77を介してレベル検出回路7
8に与えられる。レベル検出回路78は送信音声信号4
1aの有音開始を検出すると、第5図(C)に示すオン
オフ制御信号78aをオン状態を指示するものとする。
これにより受信用増幅器75が短絡される。
レベル検出回路78は送信音声信号41aの有音期間中
及び有音区間が終了してもその後所定期間Tだけ継続し
てオンオフ制御信号78aをオン状態を指示するものと
する。
及び有音区間が終了してもその後所定期間Tだけ継続し
てオンオフ制御信号78aをオン状態を指示するものと
する。
他方、通話回路部70Aから出力された送信音声信号は
、従来と同様に処理されてハンズフリー通話状態にある
受話側の相手テレビ電話機に送信される。受話側のテレ
ビ電話機による音響エコーの除去が不十分であると、残
留音響エコーが送話側である当該テレビ電話機に戻って
くる。
、従来と同様に処理されてハンズフリー通話状態にある
受話側の相手テレビ電話機に送信される。受話側のテレ
ビ電話機による音響エコーの除去が不十分であると、残
留音響エコーが送話側である当該テレビ電話機に戻って
くる。
この残留音響エコーに対しても従来と同様に処理され、
残留音響エコー信号(受信音声信号)が通話回路部70
Aに与えられる。通話回路部70Aに与えられる残留音
響エコー信号は、送信音声信号41aに比較して時間T
(=4tl +2t2+t3)だけ遅れたものとなっ
ている。しかし、送信音声信号41aの有音区間が終了
してもその後所定期間Tだけ継続してオンオフ制御信号
78aをオン状態を指示するものとしているので、残留
音響エコー信号が与えられている期間T2(第5図(D
〉)は、受信用増幅器75が短絡されている期間内にあ
り、その結果、その信号42aは増幅されずにハンドセ
ット40の受話部42に与えられる。
残留音響エコー信号(受信音声信号)が通話回路部70
Aに与えられる。通話回路部70Aに与えられる残留音
響エコー信号は、送信音声信号41aに比較して時間T
(=4tl +2t2+t3)だけ遅れたものとなっ
ている。しかし、送信音声信号41aの有音区間が終了
してもその後所定期間Tだけ継続してオンオフ制御信号
78aをオン状態を指示するものとしているので、残留
音響エコー信号が与えられている期間T2(第5図(D
〉)は、受信用増幅器75が短絡されている期間内にあ
り、その結果、その信号42aは増幅されずにハンドセ
ット40の受話部42に与えられる。
従って、受話部42から発声されたとしても耳障りにな
らない程度のものとなる。
らない程度のものとなる。
上述のように、上記実施例によれば、送信音声信号41
aのレベルを検出するレベル検出回路78と、受信用増
幅器75を短絡させるスイッチ76とを設けたので、残
留音響エコーが大きく発声されることを防止することが
できる。テレビ電話機では残留音響エコーの遅延時間が
かなり大きいために、このような効果が得られることは
、他の電話機以上に意義がある。
aのレベルを検出するレベル検出回路78と、受信用増
幅器75を短絡させるスイッチ76とを設けたので、残
留音響エコーが大きく発声されることを防止することが
できる。テレビ電話機では残留音響エコーの遅延時間が
かなり大きいために、このような効果が得られることは
、他の電話機以上に意義がある。
また、スイッチ77を設けて、残留音響エコーの悪影響
の除去動作を実行するか否かを加入者に委ねるようにし
たので、加入者は好みに応じて当該機能を利用すること
ができる。因に、当該機能を利用すると、ダブルトーク
状態での会話が不可能となったり、相手加入者の音声の
頭部分がカツトされる恐れがあり、上述のように、加入
者に当該機能を利用するか否かを選択させることは好ま
しい。
の除去動作を実行するか否かを加入者に委ねるようにし
たので、加入者は好みに応じて当該機能を利用すること
ができる。因に、当該機能を利用すると、ダブルトーク
状態での会話が不可能となったり、相手加入者の音声の
頭部分がカツトされる恐れがあり、上述のように、加入
者に当該機能を利用するか否かを選択させることは好ま
しい。
なお、電話機による会話の場合、交互に発話することが
多く、上述した残留音響エコーの悪影響の除去機能を選
択しても、問題となることは少ないと考えられる。
多く、上述した残留音響エコーの悪影響の除去機能を選
択しても、問題となることは少ないと考えられる。
上述の実施例においては、ハンドセット40の送話部4
1から出力された送信音声信号をスイッチ77を介して
レベル検出回FI1178に与えるものを示したが、切
替回#172を介した送信音声信号をスイッチ77を介
してレベル検出回路78に与えるようにして送話側がハ
ンズフリー通話であっても残留音響エコーの発声を防止
できるようにしても良い。
1から出力された送信音声信号をスイッチ77を介して
レベル検出回FI1178に与えるものを示したが、切
替回#172を介した送信音声信号をスイッチ77を介
してレベル検出回路78に与えるようにして送話側がハ
ンズフリー通話であっても残留音響エコーの発声を防止
できるようにしても良い。
また、本発明は、テレビ電話機に限定されるものではな
く、同様な問題を有する他の電話機に対しても適用する
ことができる。
く、同様な問題を有する他の電話機に対しても適用する
ことができる。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、送信音声信号のレベル
を検出して、送信音声信号の有音開始時点から、送信音
声信号の有音終了時点後一定時間経過した時点まで有意
な時間信号を出力するレベル検出手段と、受信音声信号
を増幅する増幅器の増幅動作を時間信号が有意な開停止
させる増幅器制御手段とを設けたので、相手電話機から
与えられた残留音響エコーの発声を防止、軽減すること
ができる。
を検出して、送信音声信号の有音開始時点から、送信音
声信号の有音終了時点後一定時間経過した時点まで有意
な時間信号を出力するレベル検出手段と、受信音声信号
を増幅する増幅器の増幅動作を時間信号が有意な開停止
させる増幅器制御手段とを設けたので、相手電話機から
与えられた残留音響エコーの発声を防止、軽減すること
ができる。
第1図は本発明による電話機の通話回路の一実施例を示
すブロック図、第2図はテレビ電話機の構成を示すブロ
ック図、第3図は従来の通話回路部の構成を示すブロッ
ク図、第4図は残留音響エコーの遅延時間の説明に供す
るタイミングチャーh、第5図は上記実施例の各部タイ
ミングチャートである。 10A・・・操作部、20・・・スピーカ、30・・・
マイクロフォン、40・・・ハンドセット、70A・・
・通話回路部、71・・・エコーキャンセラ、72.7
3・・・切替回路、74・・・送信用増幅器、75・・
・受信用増幅器、 76. 77・・・スイッチ、 78・・・レベル検出 回路。
すブロック図、第2図はテレビ電話機の構成を示すブロ
ック図、第3図は従来の通話回路部の構成を示すブロッ
ク図、第4図は残留音響エコーの遅延時間の説明に供す
るタイミングチャーh、第5図は上記実施例の各部タイ
ミングチャートである。 10A・・・操作部、20・・・スピーカ、30・・・
マイクロフォン、40・・・ハンドセット、70A・・
・通話回路部、71・・・エコーキャンセラ、72.7
3・・・切替回路、74・・・送信用増幅器、75・・
・受信用増幅器、 76. 77・・・スイッチ、 78・・・レベル検出 回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ハンズフリー通話が可能な電話機と通信可能な電話機の
通話回路において、 送信音声信号のレベルを検出して、送信音声信号の有音
開始時点から、送信音声信号の有音終了時点後一定時間
経過した時点まで有意な時間信号を出力するレベル検出
手段と、 受信音声信号を増幅する受信用増幅器の増幅動作を上記
時間信号が有意な間だけ停止させる増幅器制御手段と を備えたことを特徴とする電話機の通話回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26959290A JPH04150127A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 電話機の通話回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26959290A JPH04150127A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 電話機の通話回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04150127A true JPH04150127A (ja) | 1992-05-22 |
Family
ID=17474509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26959290A Pending JPH04150127A (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 電話機の通話回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04150127A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7203308B2 (en) | 2001-11-20 | 2007-04-10 | Ricoh Company, Ltd. | Echo canceller ensuring further reduction in residual echo |
-
1990
- 1990-10-09 JP JP26959290A patent/JPH04150127A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7203308B2 (en) | 2001-11-20 | 2007-04-10 | Ricoh Company, Ltd. | Echo canceller ensuring further reduction in residual echo |
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