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JPH04146703A - 指輪およびその製造方法 - Google Patents

指輪およびその製造方法

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Publication number
JPH04146703A
JPH04146703A JP26949490A JP26949490A JPH04146703A JP H04146703 A JPH04146703 A JP H04146703A JP 26949490 A JP26949490 A JP 26949490A JP 26949490 A JP26949490 A JP 26949490A JP H04146703 A JPH04146703 A JP H04146703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noble metal
linear pattern
ring
end surface
precious metal
Prior art date
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Granted
Application number
JP26949490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3127927B2 (ja
Inventor
Norio Hashimoto
範夫 橋本
Takashi Toida
戸井田 孝志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP02269494A priority Critical patent/JP3127927B2/ja
Publication of JPH04146703A publication Critical patent/JPH04146703A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は指輪の構造とその指輪の製造方法に関し、とく
に色調の異なる貴金属材料を組合せた指輪の構造とその
製造方法に関する。
〔従来技術とその課題〕
従来の指輪は単一の貴金属で製造している。したがって
従来の指輪は、形状および表面の模様のみの変化で多様
性をもたせており、色調の面では変化に乏しいという問
題を有する。
そこで上記の問題点を除去するため、たとえば特開昭6
0−148634号公報において、色調の異なる貴金属
材料を組合せた指輪が提案されている。
この公報に記載の指輪は、断面形状が矩形でかつ同一の
外形および内径を有するリング状の色調の異なる貴金属
材料の端面どうしを溶接により接合している。このため
色調の異なる貴金属を組合せた指輪の接合部は直線状と
なる。したがって従来における色調の異なる貴金属材料
からなる指輪は、直線的な組合せとなり、組合せの変化
が乏しいという課題を有する。
本発明の目的は上記課題を解決して、異なる色調を有す
る貴金属材料を組合せる指輪において、新しいデザイン
の指輪と、この指輪の製造方法とを提供することにある
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため本発明における指輪の構造と、
その指輪の製造方法とは、下記記載の構造と製造方法と
を採用する。
(イ) 同一径を有し、かつ色調の異なる第1の貴金属
と第2の貴金属との端面どうしを溶接により接合する指
輪において、第1の貴金属と第2の貴金属との接合部は
非直線模様を有する。
(ロ)第1の貴金属の一方の端面にプレス加工により非
直線模様を形成する工程と、第2の貴金属の一方の端面
にプレス加工により非直線模様を形成する工程と、第1
の貴金属の非直線模様を形成した端面と第2の貴金属の
非直線模様を形成した端面とを溶接して第1の貴金属と
第2の貴金属とを固着する工程と、表面仕上げ加工を行
なう工程とを有する。
ヒ慢 第1の貴金属の両端面にプレス加工により非直線
模様を形成する工程と、第2の貴金属の一方の端面にプ
レス加工により非直線模様を形成する工程と、第1の貴
金属の非直線模様を形成した両端面にそれぞれ一方の端
面に非直線模様を形成した第2の貴金属を溶接して第1
の貴金属の両端面に第2の貴金属を固着する工程と、表
面仕上げ加工を行なう工程とを有する。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
本発明における指輪の構造を第1図(c)を用℃・て説
明する。
プラチナ合金(Pt90−PdlO)からなる第1の貴
金属11と、18カラツトイエローゴールド(Au 7
5.0−Ag 12.5−Cu 12.5 )からなる
第2の貴金属13との端面どうしを固着した接合部は、
非直線模様15を有する。
次に第1図(c)に示す本発明の指輪の製造方法を第1
図(a)〜(C)、および第6図を用いて説明する。
まず第1図(a)に示すように、第1の貴金属11とし
て、外径20則、肉厚1.3+nm、幅4.0−のリン
グ状の形状を有するプラチナ合金を用意する。
その抜工1の貴金属11の一方の端面に非直線模様15
を、プレス加工により形成する。プレス加工による非直
線模様15の形成は、第6図に示す装置により行なう。
第1の貴金属11であるリング状の試料36を、下ダイ
セット26の内径ガイド29とダイス27との間のノッ
クアウト61上に配置する。上ダイセット21にはパン
チ25を固定する。このパンチ25かあるいはノックア
ウト61かの℃・ずれか一方に、第1の貴金属11に形
成する非直線模様15を形成する。上ダイセット21と
下グイセクト23とをプレス装置にセクトし、その後上
ダイセット21に圧力を加えながら下ダイセット26に
降下させ、試料63を塑性変形させて、第1の貴金属1
1の一方の端面に非直線模様15を形成する。非直線模
様15を形成した第1の貴金属11は、外形20mm、
肉厚15薗、全幅寸法2.5Mとなる。
次に第1図(blに示すように、18カラツトイエロー
ゴールドからなる第2の貴金属16の一方の端面に、第
1の貴金属11に形成した非直線模様15と嵌合する非
直線模様15を形成する。この第2の貴金属16の非直
線模様15の形成は、第1図(a)を用t・て説明した
方法と同様な製造方法にて行なう。
次に第1図(C)に示すように、第1の貴金属11の非
直線模様15を形成した端面と、第2の貴金属13の非
直線模様15を形成した端面とを溶接して、第1の貴金
属11と第2の貴金属13とを固着する。この第1の貴
金属11と第2の貴金属16との固着は、金ろう(Au
 50.0−Ag 30.5−Cu 17.5−Zn 
2.0 )を用い、この金ろうを第1の貴金属11と第
2の貴金属13との接合部近傍に供給して行なう。ろう
付は作業は電気炉を用い、不活性ガス雰囲気または還元
性ガス雰囲気中で、温度830℃、時間10分の条件で
行ない、色調の異なる貴金属材料を組合せた指輪17を
得る。
その後指輪17の外周、内周および端面の研削と研磨の
表面仕上げ加工を行ない指輪として完成する。
本発明の他の実施例を第2図〜第5図を用〜・て説明す
る。
第2図に示す指輪は、第1の貴金属110両端面に第2
の貴金属16を設ける構造とする。第1の貴金属11と
第2の貴金属13との接合部は、非直線模様15を有す
る。
この第2図に示す指輪の製造方法を次に説明する。まず
第1の貴金属110両端面に、プレス加工により、非直
線模様15を形成する。この第1の貴金属110両端面
に非直線模様15を形成する方法としては、以下に記載
の方法により行なう。
第6図に示すパンチ25とノックアウト61との双方に
非直線模様を形成し、このパンチ25とノックアウト6
1とを用い、プレス加工により、第1の貴金属110両
端面に非直線模様15を形成する。その後第1図を用い
て説明した方法と同様な方法により、第2の貴金属13
の一方の端面に非直線模様15を形成する。その後筒1
の貴金属11の両端面に第2の貴金属13をろう付けに
より接合し、第1の貴金属11の両端面に第2の貴金属
13を設けた指輪を得る。ろう付は方法は、第1図を用
いて説明した方法と同様な方法により行なう。その後表
面仕上げ加工を行なう。
第3図に示す指輪は、それぞれ一方の端面に非直線模様
15を形成した第1の貴金属11と第2の貴金属13と
の接合部に隙間19を設ける構造とする。
この第3図に示す指輪の製造方法は、それぞれ非直線模
様15を形成した第1の貴金属11と第2の貴金属13
とのろう接合の際、第1の貴金属11と第2の貴金属1
3との非直線模様15の相対位置をずらすことにより形
成する。
第4図および第5図に示す指輪は、異なる色調の貴金属
材料を組合せた指輪ではないが、第1の貴金属11ある
いは第2の貴金属16の両端面に、第2図に示す第1の
貴金属11と同様な方法により、非直線模様15を形成
したものである。
第4図に示す指輪は、指輪の幅方向の中心線に対して左
右端面形状が対称であり、第5図に示す指輪は、指輪の
幅方向の中心線に対して左右端面形状が非対称となるよ
うな形状を有する。
以上の説明においては、第1の貴金属としてプラチナ合
金、第2の貴金属として18カラツトイエローゴールド
を用いた例で説明したが、第1の貴金属として18カラ
ツトイエローゴールト、第2の貴金属としてプラチナ合
金を用いても良い。
さらに18カラツトイエローゴールドの代わりに、18
カラツトホワイトゴールド(Au75.0−Ag 12
.5−Pd 12.5 )、あるいは18カラツトレン
ドゴールド(Au75.0−Ag7.5−Cu17.5
)等の金合金を用いても良い。
さらに一方の端面にのみ非直線模様を形成した第1図(
a)、(b)に示す形状の指輪を、指輪として用いても
良い。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明の指輪の構造およ
び指輪の製造方法によれば、色調の異なる貴金属材料を
組合せた指輪において、直線的な組合せだけでなく、新
しいデザインの指輪とこの指輪の製造方法が得られると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)は本発明の指輪の構造および指輪
の製造方法を示す斜視図、第2図〜第5図はいずれも本
発明の他の実施例における指輪の構造を示す斜視図、第
6図は本発明の指輪を製造するための装置を示す断面図
である。 11・・・・・・第1の貴金属、13・・・・・・第2
の貴金属、15・・・・・・非直線模様。 第1図 (b) (C) 182m 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)同一径を有し、かつ色調の異なる第1の貴金属と
    第2の貴金属との端面どうしを溶接により接合する指輪
    において、 該第1の貴金属と第2の貴金属との接合部は非直線模様
    を有することを特徴とする指輪。(2)第1の貴金属の
    一方の端面にプレス加工により非直線模様を形成する工
    程と、 第2の貴金属の一方の端面にプレス加工により非直線模
    様を形成する工程と、 該第1の貴金属の非直線模様を形成した端面と該第2の
    貴金属の非直線模様を形成した端面とを溶接して前記第
    1の貴金属と第2の貴金属とを固着する工程と、 表面仕上げ加工を行なう工程と、 を有することを特徴とする指輪の製造方法。 (3)第1の貴金属の両端面にプレス加工により非直線
    模様を形成する工程と、 第2の貴金属の一方の端面にプレス加工により非直線模
    様を形成する工程と、 該第1の貴金属の非直線模様を形成した両端面にそれぞ
    れ一方の端面に非直線模様を形成した該第2の貴金属を
    溶接して前記第1の貴金属の両端面に前記第2の貴金属
    を固着する工程と、 表面仕上げ加工を行なう工程と、 を有することを特徴とする指輪の製造方法。
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