JPH041362Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH041362Y2 JPH041362Y2 JP7498985U JP7498985U JPH041362Y2 JP H041362 Y2 JPH041362 Y2 JP H041362Y2 JP 7498985 U JP7498985 U JP 7498985U JP 7498985 U JP7498985 U JP 7498985U JP H041362 Y2 JPH041362 Y2 JP H041362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pilot
- engine
- speed
- stroke
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、エンジンで駆動される油圧ポンプの
吐出油をパイロツト油で切換操作される主バルブ
によつてアクチユエータに供給するようにした油
圧回路に関するものである。
吐出油をパイロツト油で切換操作される主バルブ
によつてアクチユエータに供給するようにした油
圧回路に関するものである。
従来の技術
第7図に示すように、エンジン1で駆動される
可変油圧ポンプ2の吐出路3を左右パイロツト油
受部4,5に供給されるパイロツト圧で切換えら
れ、かつ中立時Nには入口ポート6aを遮断する
クローズトセント型の主バルブ6を介して図示し
ないアクチユエータに接続制御すると共に、パイ
ロツト油圧ポンプ7の吐出油をパイロツト弁8で
前記左右パイロツト油受部4,5に供給制御し、
かつ前記可変油圧ポンプ2の吐出量変更部材、例
えばサーボ弁9に供給するようにした油圧回路が
知られている。
可変油圧ポンプ2の吐出路3を左右パイロツト油
受部4,5に供給されるパイロツト圧で切換えら
れ、かつ中立時Nには入口ポート6aを遮断する
クローズトセント型の主バルブ6を介して図示し
ないアクチユエータに接続制御すると共に、パイ
ロツト油圧ポンプ7の吐出油をパイロツト弁8で
前記左右パイロツト油受部4,5に供給制御し、
かつ前記可変油圧ポンプ2の吐出量変更部材、例
えばサーボ弁9に供給するようにした油圧回路が
知られている。
この油圧回路であれば、パイロツト弁8の操作
レバー10を微操作することで左右パイロツト油
受部4,5に供給するパイロツト油圧を微調整す
ることで主バルブ6を通過する油量を微調整して
アクチユエータの速度を微調整できる。
レバー10を微操作することで左右パイロツト油
受部4,5に供給するパイロツト油圧を微調整す
ることで主バルブ6を通過する油量を微調整して
アクチユエータの速度を微調整できる。
考案が解決しようとする課題
パイロツト弁8が出力するパイロツト油圧は第
8図に示すように操作レバー10のストロークに
比例して順次高くなり、エンジン回転数が変化し
てパイロツト油圧ポンプ7の吐出量が増減しても
パイロツト油圧は操作レバー10のストロークに
よつて決定される。
8図に示すように操作レバー10のストロークに
比例して順次高くなり、エンジン回転数が変化し
てパイロツト油圧ポンプ7の吐出量が増減しても
パイロツト油圧は操作レバー10のストロークに
よつて決定される。
つまり、パイロツト油圧ポンプ7の吐出路には
リリーフ弁が設けられて吐出圧が一定に維持さ
れ、パイロツト弁8は操作レバー10のストロー
クに応じて入力圧を減圧して出力する減圧タイプ
の弁となり、その出力圧は操作レバー10のスト
ロークによつて決定される。
リリーフ弁が設けられて吐出圧が一定に維持さ
れ、パイロツト弁8は操作レバー10のストロー
クに応じて入力圧を減圧して出力する減圧タイプ
の弁となり、その出力圧は操作レバー10のスト
ロークによつて決定される。
このために、操作レバー10のストロークとア
クチユエータ速度、つまり主バルブ6を通過する
油量とは第9図に示すようになり、操作レバー1
0を微操作した微小油量域aではエンジン回転数
がフル回転数(100%)の時でもパーシヤル(50
%)の時でも同一となつてしまうから、操作感覚
が合わない。
クチユエータ速度、つまり主バルブ6を通過する
油量とは第9図に示すようになり、操作レバー1
0を微操作した微小油量域aではエンジン回転数
がフル回転数(100%)の時でもパーシヤル(50
%)の時でも同一となつてしまうから、操作感覚
が合わない。
すなわち、通常この種の油圧回路はパワーシヨ
ベル等の土木機械に用いられ、この土木機械を操
作する運転者はアクチユエータを速く動かす時に
エンジン回転数を高速回転とし、遅く動かす時に
はエンジン回転数を低速回転とするので、前述の
ようにエンジン回転数がフル回転数の時でもパー
シヤルの時でも操作レバー10のストロークとア
クチユエータ速度が同一であると運転者の操作感
覚が合わない。
ベル等の土木機械に用いられ、この土木機械を操
作する運転者はアクチユエータを速く動かす時に
エンジン回転数を高速回転とし、遅く動かす時に
はエンジン回転数を低速回転とするので、前述の
ようにエンジン回転数がフル回転数の時でもパー
シヤルの時でも操作レバー10のストロークとア
クチユエータ速度が同一であると運転者の操作感
覚が合わない。
課題を解決するための手段及び作用
エンジン1で駆動される油圧ポンプと、この油
圧ポンプの吐出油をアクチユエータに供給する主
バルブ6と、この主バルブ6に切換用のパイロツ
ト油圧を供給し、かつソレノイドへの供給電流値
に比例した圧力を出力するパイロツト弁8と、操
作レバー10のストロークに比例した指令電流を
出力する手段と、エンジン1の回転数を検出する
エンジン回転センサ15と、前記指令電流を、フ
ルエンジン回転数と検出エンジン回転数の差に応
じて減少して前記パイロツト弁8のソレノイドに
供給する演算装置12より構成した油圧回路。
圧ポンプの吐出油をアクチユエータに供給する主
バルブ6と、この主バルブ6に切換用のパイロツ
ト油圧を供給し、かつソレノイドへの供給電流値
に比例した圧力を出力するパイロツト弁8と、操
作レバー10のストロークに比例した指令電流を
出力する手段と、エンジン1の回転数を検出する
エンジン回転センサ15と、前記指令電流を、フ
ルエンジン回転数と検出エンジン回転数の差に応
じて減少して前記パイロツト弁8のソレノイドに
供給する演算装置12より構成した油圧回路。
これにより、エンジン回転数がフル回転数より
低下した時にはフルエンジン回転数と検出エンジ
ン回転数の差に応じてパイロツト弁8のソレノイ
ドへの供給電流値が減少し、そのパイロツト弁8
の出力するパイロツト油圧がフルエンジン回転数
の時より低圧となつて主バルブ6よりアクチユエ
ータに供給される流量が減少してアクチユエータ
の速度がフルエンジン回転数の時より遅くでき
る。
低下した時にはフルエンジン回転数と検出エンジ
ン回転数の差に応じてパイロツト弁8のソレノイ
ドへの供給電流値が減少し、そのパイロツト弁8
の出力するパイロツト油圧がフルエンジン回転数
の時より低圧となつて主バルブ6よりアクチユエ
ータに供給される流量が減少してアクチユエータ
の速度がフルエンジン回転数の時より遅くでき
る。
実施例
第1図は油圧回路図であり、従来と同一部材は
符号を同一として説明を省略する。
符号を同一として説明を省略する。
パイロツト弁8はソレノイドへの供給電流値に
比例したストロークだけ移動して通過油量を増減
する比例電磁弁となり、そのソレノイドにはコン
トローラ11より電流が供給されコントローラ1
1は第2図に示すように演算装置12と記憶装置
13とを備え、その演算装置12には操作レバー
10のストロークに比例した電流を検出する手
段、例えばポテンシヨンメータ14よりの指令電
流Aとエンジン回転センサ15よりのエンジン回
転数Nとが入力され、指令電流Aをエンジン回転
数Nに応じて補正し、その補正指令電流A′をパ
イロツト弁8のソレノイドに供給するようにして
ある。
比例したストロークだけ移動して通過油量を増減
する比例電磁弁となり、そのソレノイドにはコン
トローラ11より電流が供給されコントローラ1
1は第2図に示すように演算装置12と記憶装置
13とを備え、その演算装置12には操作レバー
10のストロークに比例した電流を検出する手
段、例えばポテンシヨンメータ14よりの指令電
流Aとエンジン回転センサ15よりのエンジン回
転数Nとが入力され、指令電流Aをエンジン回転
数Nに応じて補正し、その補正指令電流A′をパ
イロツト弁8のソレノイドに供給するようにして
ある。
例えば、エンジン回転数Nがフル回転N0の時
には第3図aに示すように、操作レバーのストロ
ークに比例した指令電流Aがそのまま補正指令電
流A′となり、パーシヤル1/2N0の時には第4図a
に示すように指令電流Aを補正して補正指令電流
A′とし、パイロツト油圧と補正指令電流との関
係、パイロツト油圧とアクチユエータへの油量
(主バルブ6の通過油量)との関係、操作レバー
のストロークとアクチユエータへの油量との関係
は第3図b,c,dと第4図b,c,dに示すよ
うになるようにしてある。
には第3図aに示すように、操作レバーのストロ
ークに比例した指令電流Aがそのまま補正指令電
流A′となり、パーシヤル1/2N0の時には第4図a
に示すように指令電流Aを補正して補正指令電流
A′とし、パイロツト油圧と補正指令電流との関
係、パイロツト油圧とアクチユエータへの油量
(主バルブ6の通過油量)との関係、操作レバー
のストロークとアクチユエータへの油量との関係
は第3図b,c,dと第4図b,c,dに示すよ
うになるようにしてある。
この様であるから、パイロツト油圧と操作レバ
ーのストロークとは第5図に示すように、エンジ
ン回転数Nがフル回転数N0、パーシヤル1/2N0
の時で変化し、操作レバーのストロークとアクチ
ユエータの速度との関係もN0と1/2N0の時で変
化するから、好ましい操作感覚となる。
ーのストロークとは第5図に示すように、エンジ
ン回転数Nがフル回転数N0、パーシヤル1/2N0
の時で変化し、操作レバーのストロークとアクチ
ユエータの速度との関係もN0と1/2N0の時で変
化するから、好ましい操作感覚となる。
また、複数の主バルブ6を同時操作する時には
各主バルブ6と対向したパイロツト弁8への供給
電流を、各主バルブ6の通過油量がマツチングし
て各アクチユエータが負荷の大小に関係なく移動
するように設定すれば良い。
各主バルブ6と対向したパイロツト弁8への供給
電流を、各主バルブ6の通過油量がマツチングし
て各アクチユエータが負荷の大小に関係なく移動
するように設定すれば良い。
考案の効果
エンジン回転数がフル回転数より低下した時に
はフルエンジン回転数と検出エンジン回転数の差
に応じてパイロツト弁8のソレノイドへの供給電
流値が減少し、そのパイロツト弁8の出力するパ
イロツト油圧がフルエンジン回転数の時より低圧
となつて主バルブ6よりアクチユエータに供給さ
れて流量が減少してアクチユエータの速度がフル
エンジン回転数の時より遅くなる。
はフルエンジン回転数と検出エンジン回転数の差
に応じてパイロツト弁8のソレノイドへの供給電
流値が減少し、そのパイロツト弁8の出力するパ
イロツト油圧がフルエンジン回転数の時より低圧
となつて主バルブ6よりアクチユエータに供給さ
れて流量が減少してアクチユエータの速度がフル
エンジン回転数の時より遅くなる。
したがつて、エンジン1の回転数に応じて同じ
操作レバー10のストロークでもアクチユエータ
の速度を異ならせることができ、好ましい操作感
覚となる。
操作レバー10のストロークでもアクチユエータ
の速度を異ならせることができ、好ましい操作感
覚となる。
第1図は本考案の実施例を示す油圧回路図、第
2図は要部の拡大説明図、第3図a,b,c,d
と第4図a,b,c,dとは補正指令電流と操作
レバーのストロークとの関係、パイロツト油圧と
補正指令電流との関係、油量とパイロツト油圧と
の関係、油量と操作レバーのストロークとの関係
を示す表図、第5図は操作レバーストロークとパ
イロツト油圧との関係を示す表図、第6図は操作
レバーストロークとアクチユエータ速度との関係
を示す表図、第7図は従来例の油圧回路図、第8
図はその操作レバーストロークとパイロツト油圧
との関係を示す表図、第9図は操作レバーのスト
ロークとアクチユエータ速度との関係を示す表図
である。 1はエンジン、6は主バルブ、8はパイロツト
弁。
2図は要部の拡大説明図、第3図a,b,c,d
と第4図a,b,c,dとは補正指令電流と操作
レバーのストロークとの関係、パイロツト油圧と
補正指令電流との関係、油量とパイロツト油圧と
の関係、油量と操作レバーのストロークとの関係
を示す表図、第5図は操作レバーストロークとパ
イロツト油圧との関係を示す表図、第6図は操作
レバーストロークとアクチユエータ速度との関係
を示す表図、第7図は従来例の油圧回路図、第8
図はその操作レバーストロークとパイロツト油圧
との関係を示す表図、第9図は操作レバーのスト
ロークとアクチユエータ速度との関係を示す表図
である。 1はエンジン、6は主バルブ、8はパイロツト
弁。
Claims (1)
- エンジン1で駆動される油圧ポンプと、この油
圧ポンプの吐出油をアクチユエータに供給する主
バルブ6と、この主バルブ6に切換用のパイロツ
ト油圧を供給し、かつソレノイドへの供給電流値
に比例した圧力を出力するパイロツト弁8と、操
作レバー10のストロークに比例した指令電流を
出力する手段と、エンジン1の回転数を検出する
エンジン回転センサ15と、前記指令電流を、フ
ルエンジン回転数と検出エンジン回転数の差に応
じて減少して前記パイロツト弁8のソレノイドに
供給する演算装置12より構成したことを特徴と
する油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7498985U JPH041362Y2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7498985U JPH041362Y2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61191504U JPS61191504U (ja) | 1986-11-28 |
JPH041362Y2 true JPH041362Y2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=30615790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7498985U Expired JPH041362Y2 (ja) | 1985-05-22 | 1985-05-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041362Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0742705A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | Yutani Heavy Ind Ltd | 作業機械の油圧装置 |
-
1985
- 1985-05-22 JP JP7498985U patent/JPH041362Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61191504U (ja) | 1986-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4759183A (en) | Control arrangement for at least two hydraulic loads fed by at least one pump | |
JP2613041B2 (ja) | 油圧制御装置 | |
JPH041362Y2 (ja) | ||
JPH1077661A (ja) | 建設機械の制御回路 | |
JP2919051B2 (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
JPH0611036A (ja) | 静流体圧伝動装置 | |
JP2560291Y2 (ja) | 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 | |
JP2903909B2 (ja) | 建設機械の制御回路 | |
JP2563848Y2 (ja) | 建設機械の制御回路 | |
JP2002257101A (ja) | 旋回駆動用油圧装置 | |
JP3018788B2 (ja) | 油圧ポンプの制御回路 | |
JP3099538B2 (ja) | 方向制御弁の切換制御装置 | |
JPH02261902A (ja) | クローズドセンタ・ロードセンシングシステムにおけるポンプの吐出容積の可変回路 | |
JPH0874805A (ja) | 建設機械の油圧制御装置 | |
JP2571982Y2 (ja) | 建設機械の制御回路 | |
JPH02286885A (ja) | 可変容量ポンプの容量制御装置 | |
JP2563216B2 (ja) | 油圧回路 | |
JPS63186004A (ja) | 油圧回路 | |
KR950003940A (ko) | 유압작동기의 방향 및 속도 제어장치 | |
JP3248549B2 (ja) | オートアクセル装置 | |
JP2821339B2 (ja) | アタッチメント付建設機械の制御装置 | |
JPH06117402A (ja) | 負荷感応型油圧制御装置 | |
JP3748578B2 (ja) | 作業機械の旋回制御装置 | |
JP2645521B2 (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
JPH0244612Y2 (ja) |