JPH04110005A - 複合フィルターエレメント - Google Patents
複合フィルターエレメントInfo
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- JPH04110005A JPH04110005A JP22845090A JP22845090A JPH04110005A JP H04110005 A JPH04110005 A JP H04110005A JP 22845090 A JP22845090 A JP 22845090A JP 22845090 A JP22845090 A JP 22845090A JP H04110005 A JPH04110005 A JP H04110005A
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Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
口産業上の利用分野〕
本発明は工作機械の加工液の濾過に使用するフィルター
エレメントに関する。
エレメントに関する。
然しなから、上記の複合フィルターエレメントでは、当
初の外層の目の粗いフィルター層の上に粗粒子が堆積し
、内層の目の細かいフィルター層の上に微粒子が堆積す
るが、外層フィルターと内層フィルターとが完全に接合
されているため、時間と共に微粒子が目の粗い外層フィ
ルターを埋める結果となる。そのため目づまり状態とな
り易く、使用不可能となるまでの時間寿命が必ずしも十
分ではない。
初の外層の目の粗いフィルター層の上に粗粒子が堆積し
、内層の目の細かいフィルター層の上に微粒子が堆積す
るが、外層フィルターと内層フィルターとが完全に接合
されているため、時間と共に微粒子が目の粗い外層フィ
ルターを埋める結果となる。そのため目づまり状態とな
り易く、使用不可能となるまでの時間寿命が必ずしも十
分ではない。
依って本発明は、十分な濾過量に耐えられる、即ち、長
寿命のフィルターエレメントの提供を目的とする。
寿命のフィルターエレメントの提供を目的とする。
従来から、単一の層から成るフィルターエレメントや、
目の粗さの異なる複数のフィルター層を、その隣接表面
全体に接合剤を塗布して完全接合した複合フィルターエ
レメント等が工作機械の加工液の濾過用に用いられてい
る。
目の粗さの異なる複数のフィルター層を、その隣接表面
全体に接合剤を塗布して完全接合した複合フィルターエ
レメント等が工作機械の加工液の濾過用に用いられてい
る。
上記目的に鑑みて本発明は、目の粗いフィルター層を外
層にし、目の細かなフィルター層を順次内層として、該
複数種類のフィルター層を隣接するフィルター層間に粒
子が堆積する空隙ができるように積層して構成したこと
を特徴とする特許イルターエレメントを提供する。
層にし、目の細かなフィルター層を順次内層として、該
複数種類のフィルター層を隣接するフィルター層間に粒
子が堆積する空隙ができるように積層して構成したこと
を特徴とする特許イルターエレメントを提供する。
各フィルター層は接合されてはいなし）ので、層間に空
隙が生じ、濾過対象液中の微粒子を多量に堆積させるこ
とができる。更に、外層程目の粗いフィルター層として
いるので、粒子径の大きな粒子程外方の層に堆積し、よ
り細かな微粒子は外方の層を透過して内方の層上に順次
堆積することができる。従って、各層を無駄なく有効に
利用することができ、結果的に寿命が延び、濾過量も多
くなる。
隙が生じ、濾過対象液中の微粒子を多量に堆積させるこ
とができる。更に、外層程目の粗いフィルター層として
いるので、粒子径の大きな粒子程外方の層に堆積し、よ
り細かな微粒子は外方の層を透過して内方の層上に順次
堆積することができる。従って、各層を無駄なく有効に
利用することができ、結果的に寿命が延び、濾過量も多
くなる。
以上本発明を添付図面に示す実施例に基づき、更に詳細
に説明する。
に説明する。
第４図は複合フィルターエレメント１０をロール状に巻
回したものを略示図示している。そのＡＩを拡大したも
のを第１図に示す。この複合フィルターエレメント１０
は２層から成り、上層は粗い目のフィルター層１０ａ、
下層は細かな目のフィルター層１０ｂであり、両層は接
合剤を使用することなく、単に積層させているだけであ
る。この構成において、上層側の汚濁液を下層側から吸
引して濾過すると、上層１０ａの上面には粒子径の大き
な汚濁粒子が濾過によって堆積し、綾目の粗いフィルタ
ー層１０ａを通過した粒子径の小さな汚濁粒子は目の細
かな下層１０ｂの上面、即ち、上層１０ａと下層１０ｂ
との間に堆積する。こうして、いわば２段階の濾過行程
を一度に行うことと同様の効果を生ずる。
回したものを略示図示している。そのＡＩを拡大したも
のを第１図に示す。この複合フィルターエレメント１０
は２層から成り、上層は粗い目のフィルター層１０ａ、
下層は細かな目のフィルター層１０ｂであり、両層は接
合剤を使用することなく、単に積層させているだけであ
る。この構成において、上層側の汚濁液を下層側から吸
引して濾過すると、上層１０ａの上面には粒子径の大き
な汚濁粒子が濾過によって堆積し、綾目の粗いフィルタ
ー層１０ａを通過した粒子径の小さな汚濁粒子は目の細
かな下層１０ｂの上面、即ち、上層１０ａと下層１０ｂ
との間に堆積する。こうして、いわば２段階の濾過行程
を一度に行うことと同様の効果を生ずる。
また、第２図は第１図の上層１０ａと下層１０ｂとを、
所々、接合部１４によって散点状に接合したもの、第３
図は帯状の接合部１８によって線状に接合した複合フィ
ルターエレメント１２又は１６を示している。この様に
、上層１０ａと下層１０ｂとを部分的に接合すると、取
り扱い中に分離することがないため非常に便利であると
共に、両層を全面的に接合しているわけではないので第
１図の複合フィルターエレメント１０と同等の濾過効果
を示す。
所々、接合部１４によって散点状に接合したもの、第３
図は帯状の接合部１８によって線状に接合した複合フィ
ルターエレメント１２又は１６を示している。この様に
、上層１０ａと下層１０ｂとを部分的に接合すると、取
り扱い中に分離することがないため非常に便利であると
共に、両層を全面的に接合しているわけではないので第
１図の複合フィルターエレメント１０と同等の濾過効果
を示す。
上記第２図に示す複合フィルターエレメント１２の濾過
作用の効果を実験的に確認しであるのでそれにつき第５
図にて説明する。上層１０ａは２０ミクロン以上の粒子
を捕えることができ、下層１０ｂは１．２ミクロン以上
の粒子を捕えることができるフィルターから成り、濾過
対象液は水溶性の加工液中にグラファイト切削粉の混入
した汚濁加工液であり、その粒度分布を第６図に示す。
作用の効果を実験的に確認しであるのでそれにつき第５
図にて説明する。上層１０ａは２０ミクロン以上の粒子
を捕えることができ、下層１０ｂは１．２ミクロン以上
の粒子を捕えることができるフィルターから成り、濾過
対象液は水溶性の加工液中にグラファイト切削粉の混入
した汚濁加工液であり、その粒度分布を第６図に示す。
図の横軸は対数表示による粒子径を示し、右側の縦軸は
各サイズ粒子の体積百分率、左側の縦軸は破線で示す累
積体積百分率を示す。即ち、例えば粒子径が１０ミクロ
ンの粒子は約１２パーセント含有されており、また、１
０ミクロン以下の粒子は全体の約５０パーセント存在し
ている。ある大きさのフィルター面積を介して、この加
工液を毎分２０リツトルの濾過流量で濾過し、フィルタ
ーが目詰まりをおこして吸引に要する圧力が５０００ｍ
ｍＡｑ （５ｍ水柱）となった時点をフィルターの寿命
とすると、その間に濾過した総濾過量が２６０リツトル
であった。一方、同一のフィルターを完全接合したもの
で濾過した場合には５０リツトルの濾過量であった。従
って、本発明による複合フィルターエレメントでは、５
倍以上濾過量が増加している。これを寿命時間で比較す
ると、本発明に係る複合フィルターエレメント１２では
１３分であり、単一フィルターでは２．６分である。
各サイズ粒子の体積百分率、左側の縦軸は破線で示す累
積体積百分率を示す。即ち、例えば粒子径が１０ミクロ
ンの粒子は約１２パーセント含有されており、また、１
０ミクロン以下の粒子は全体の約５０パーセント存在し
ている。ある大きさのフィルター面積を介して、この加
工液を毎分２０リツトルの濾過流量で濾過し、フィルタ
ーが目詰まりをおこして吸引に要する圧力が５０００ｍ
ｍＡｑ （５ｍ水柱）となった時点をフィルターの寿命
とすると、その間に濾過した総濾過量が２６０リツトル
であった。一方、同一のフィルターを完全接合したもの
で濾過した場合には５０リツトルの濾過量であった。従
って、本発明による複合フィルターエレメントでは、５
倍以上濾過量が増加している。これを寿命時間で比較す
ると、本発明に係る複合フィルターエレメント１２では
１３分であり、単一フィルターでは２．６分である。
以上の説明から明らかな様に本発明によれば、加工液用
の長寿命のフィルターエレメントの提供が可能となる。
の長寿命のフィルターエレメントの提供が可能となる。
第１図は本発明に係る複合フィルターエレメントの一実
施態様の部分図、 第２図は他の実施態様の部分図、 第３図は更に他の実施態様の部分図、 第４図は本発明に係る複合フィルターエレメントをロー
ル状に巻回させた状態の図、 第５図は本発明の効果確認用の実験データのグラフ図、 第６図は第５図の実験に使用した加工液の粒子径分布グ
ラフ図である。 ｌＱａ・・・目の粗゛、・Ａ上層、１０ｂ・・目の細か
な下層、１４・・・点状の接合部分、１８・・・線状の
接合部分。
施態様の部分図、 第２図は他の実施態様の部分図、 第３図は更に他の実施態様の部分図、 第４図は本発明に係る複合フィルターエレメントをロー
ル状に巻回させた状態の図、 第５図は本発明の効果確認用の実験データのグラフ図、 第６図は第５図の実験に使用した加工液の粒子径分布グ
ラフ図である。 ｌＱａ・・・目の粗゛、・Ａ上層、１０ｂ・・目の細か
な下層、１４・・・点状の接合部分、１８・・・線状の
接合部分。
Claims (1)
- １、目の粗いフィルター層を外層にし、目の細かなフィ
ルター層を順次内層として、該複数種類のフィルター層
を隣接するフィルター層間に粒子が堆積する空隙ができ
るように積層して構成したことを特徴とする複合フィル
ターエレメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22845090A JPH04110005A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 複合フィルターエレメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22845090A JPH04110005A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 複合フィルターエレメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04110005A true JPH04110005A (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=16876685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22845090A Pending JPH04110005A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 複合フィルターエレメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04110005A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998013123A1 (fr) * | 1996-09-25 | 1998-04-02 | Chisso Corporation | Filtre a haute precision |
| US6749753B1 (en) | 1996-09-25 | 2004-06-15 | Chisso Corporation | Filter of high accuracy |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50157266A (ja) * | 1974-06-10 | 1975-12-19 | ||
| JPS6356811A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-11 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP22845090A patent/JPH04110005A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50157266A (ja) * | 1974-06-10 | 1975-12-19 | ||
| JPS6356811A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-11 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998013123A1 (fr) * | 1996-09-25 | 1998-04-02 | Chisso Corporation | Filtre a haute precision |
| US6749753B1 (en) | 1996-09-25 | 2004-06-15 | Chisso Corporation | Filter of high accuracy |
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