JPH04117964A

JPH04117964A - 腹膜透析システム

Info

Publication number: JPH04117964A
Application number: JP23565190A
Authority: JP
Inventors: Hideki Aoki; 秀希青木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-09-07
Filing date: 1990-09-07
Publication date: 1992-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、腹膜透析システムに関する。

般に腹膜透析は、腹腔内へ透析液を注入し、腹膜を介し
た透析液と血液との接触によって発生する浸透圧の差を
用いて血中の不純物を透析液内へ取り出し、体外へり］
出することの繰り返しである。６Ｙ＝っで透析液と血液
とか腹膜を介してなるべく接触することか好ましいか、
透析液の流れる通路か特定され−Ｃしよう、いわゆるｃ
　ｈ　ａ　ｎ　ｎ　ｅ　ｒ　ｉ　ｎ　ｇ現象や透析液か
下腹部方向に偏って循環しやすい傾向かあることから、
上記接触範囲か限定されてしまい、思う様に透析効率は
上がらないのか現況であった。

上記に鑑み、本発明者らは鋭意研究の結果透析の際、腹
部に物理的振動を加えることにより、腹腔内の透析液の
拡散が促され、透析効率が飛躍的に向上することを知見
し、本発明に到達したものである。

以下本発明の詳細な説明する。

本発明は腹膜透析時に物理的振動を加えればよいもので
あるが、分説ずれば次の通りである。

腹膜透析時腹膜透析にはＣＡ　Ｐ　Ｄ　（ＣｏｎｔｉｎｕｏｕｓＡ
ｍｂｕｌａＬｏｒｙ　ＰｅｒｉＬｏｎｅａｌ　Ｄｉａｌ
ｙｓｉｓ）に示される様に１日４回毎日定時に透析液の
体外循環を行う方法。

Ｉ　Ｐ　Ｄ　（ＩｎｔｅｒｍｉＬ＋、ｅｎＬ　Ｐｅｒｉ
Ｌｏｎｅａｌ　Ｄｉａｌｙｓｉｓ）に示される様に隔日
定時に集中して透析液の循環を行う方法。

ＣＧ　Ｆ　Ｄ　（Ｃｏｎｒｉｎｕｏｕｓ　Ｃｙｃｌｉｎ
ｇ　ＰｅｒｉｔｏｎｅａｌＤｉａｌｙｓｉｓ）に示され
る様に毎日、定時に集中して透析液の循環を行う方法等
々かある。又、透析液は注入、排出を連続して行う場合
と、透析液を所用時間、体内に貯留し−Ｃおく場合かあ
る。

従って本発明に於いて透析時とけ、上記に示した様な様
々な方法に於いて透析液が体内を循環している間、すな
わち腹膜を介して血液中の不純物を透析している間を示
すものである。但し、腹腔から透析液の排出のみの間は
含まれないものとする。

尚、ＣＡ、　Ｐ　Ｄ、ＩＰＤ、ＣＧＦＤ等は経時的な特
徴かある他は、基本的な透析カテゴリは変わらないこと
から、上記透析方法に限られるものではなく、腹膜透析
全般に本発明は適応可能である。

＊　＊　Ｂ、４町勲物理的振動は、ハ・イアレータ−等か発生させる直接的
振動。低周波治療器等、電気刺激を体内に印加すること
によつ−Ｃ生ずる筋肉、腸の振動、これに代表される間
接的振動等を示す。

直接的振動装置　−上述の如くパイブレーク等電気エネ
ルギーを機械的振動に変換する装置値、あんま器、ロー
ラー、ボール等のマツサージ用具、吸引もみマツサージ
用具、鍼等がある。

間接的振動装置：上述の如く低周波治療器等の電気刺激
装置能、高周波による温熱刺激装置、生体内に干渉状の
電気刺激を与える装置、静電気、レーザ刺激装置等かあ
る。

尚、上記に限定されるものでなく、筋肉又ま腸に刺激を
与え得るものであればいかなる装置であってもかまわな
いものである。これら物理的振動の適応範囲は少なくと
も腹部であり、局所、全域の区別は透析経過に応じ適宜
変更するものである。又、直接的振動の振動数は１〜３
（ＩＨ，の低周波、又は１（Ｈ２）以下の超低周波でも
よいが、３０（Ｈ２）以上であってもかまわない。又、
間接的な振動にあっては、特に周波数は特定されるもの
ではない。

振動の強さはクロナキシー値に達しない程度に筋肉を振
動させることが好ましいが、特に限定されない。振動の
方向も又透析経過に応じ適宜調整されればよいものであ
る。

以上、詳述の如く本発明は、透析時腹部に対し、物理的
振動を加えることによって、透析効率を上昇させること
ができ、透析液の少量化、液交換回数の低減化、透析時
間の短縮化を実現可能とする等の効果を有するものであ
る。

（動物実験）ＣＣＰＤ法に基づき、腎臓を摘出した雑種成犬に対し、
透析を行った。最初、ブドウ糖濃度１５％のＣＡＰＤ用
透析液（２Ｑ）を腹腔内Ｃコ供給し、貯留４゛る。その
際、ノくイブレータ（松丁パ電■−社製、１号Ｖ２４１
Ｂ）ｌこよって腹部周辺を振動させた。約３０分後、体
内の透析液を交換し、再び上記バイブレータ−で腹部周
辺な振動させた。体内の透析液を排出する場合は、パイ
ブレーク−の振動は停止させた。

これを８回繰り返し、透析効率の目安として血中クレア
チニン量の経時的変化を第１図に示した。比較としてパ
イブレーク−を使用しない場合の実験も行った。バイブ
レ−ターを使用しない以外は、上記と同様の実験を１日
据え置いて行ったものである。（１−Ａ）が本発明を用
いて行った結果を示し、（１−Ｂ）か比較例の結果を示
す。明らかに比較例に比ベクレアチニン量が低下し、当
該被実験犬に関しては、透析効率の上昇が認められた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の動作を示すグラフである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）透析液を腹腔内及び生体外間を循環させて透析を
行う腹膜透析システムに於いて、透析時生体を振動させ
る為に駆動する物理的振動手段を有することを特徴とす
る腹膜透析システム。