JPH04100914U - 空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガラス - Google Patents
空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガラスInfo
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- JPH04100914U JPH04100914U JP1076991U JP1076991U JPH04100914U JP H04100914 U JPH04100914 U JP H04100914U JP 1076991 U JP1076991 U JP 1076991U JP 1076991 U JP1076991 U JP 1076991U JP H04100914 U JPH04100914 U JP H04100914U
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和装置の使用時で、入射光量或は室内
温度が所定値以上の場合に、入射光量を減少させ、空気
調和効率を向上させる。 【構成】 自動車に日射センサ5及び温度センサ6を設
ける。そして、空気調和装置2の使用時で、上記センサ
5、6の内、何れか一方のセンサの検出値が所定値以上
の場合に、制御器3が、印加する電圧値に応じて光の透
過率を調整自在とした自動車用ウインドガラス1、1に
印加する電圧値を変化させる。これにより、入射光量を
減少させる。 【効果】 空気調和装置による自動車室内の空気調和を
効率良く行なう事が可能となる。
温度が所定値以上の場合に、入射光量を減少させ、空気
調和効率を向上させる。 【構成】 自動車に日射センサ5及び温度センサ6を設
ける。そして、空気調和装置2の使用時で、上記センサ
5、6の内、何れか一方のセンサの検出値が所定値以上
の場合に、制御器3が、印加する電圧値に応じて光の透
過率を調整自在とした自動車用ウインドガラス1、1に
印加する電圧値を変化させる。これにより、入射光量を
減少させる。 【効果】 空気調和装置による自動車室内の空気調和を
効率良く行なう事が可能となる。
Description
【0001】
本考案に係る、空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウイ
ンドガラスは、空気調和装置運転時、自動車室内に入射する光量或は自動車室内
の温度が所定値以上の場合に、上記自動車用ウインドガラスから自動車室内に入
射する光量を減少させる事によって、自動車室内の空気調和を効率良く行なえる
様にするものである。
【0002】
自動車に空気調和装置を設け、例えば自動車室内が高温となった場合に、自
動車室内に設けた吹き出し口から冷風を吹き出させ、自動車室内を冷房する事が
一般的に行なわれている。
【0003】
しかしながら、自動車用ウインドガラスとして従来使用されている強化ガラス
や合わせガラス等は、太陽光を透過させ易い為、夏期等、日差しが強い場合には
自動車室内に入射する光量が増加する事によって自動車室内の温度が上昇する傾
向となり、空気調和装置による冷房効率が悪化する事が避けられない。
【0004】
特開昭63−78816号公報、実開昭60−142119号公報には、それ
ぞれ自動車室内に入射する光量が多い場合に、入射する光量を減少させる技術が
開示されているが、これら各公報に開示された技術は、何れも空気調和装置の冷
房効率を向上させる事とは直接結び付くものではない。
【0005】
この為、乗員が快適なドライブを行なう上で、又、省エネルギの観点からも、
入射する光量が多い場合でも空気調和装置による空気調和の効率が悪化する事が
なく、自動車室内の空気調和を速やかに行なえる技術の出現が望まれていた。
【0006】
本考案の空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガ
ラスは、上述の様な事情に鑑みて考えられたものである。
【0007】
本考案は、自動車の窓開口に設けられ、印加する電圧値に応じて光の透過率(
以下、単に透過率と呼ぶ。)を調整自在な自動車用ウインドガラスに関するもの
である。
【0008】
この様な本考案の空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウ
インドガラスは、自動車室内の空気調和を行なう空気調和装置と、自動車用ウイ
ンドガラスに電圧を印加する為の電源と、自動車室内に入射する光量及び自動車
室内の温度を検出する検出手段と、この検出手段からの検出信号により、自動車
用ウインドガラスに印加する電圧値を制御する制御器とを有する。
【0009】
そして、この内の制御器は、上記空気調和装置の運転時で、上記検出手段が検
出する、自動車室内に入射する光量或は自動車室内の温度が所定値以上の場合に
、自動車用ウインドガラスに印加する電圧値を変化させ、この自動車用ウインド
ガラスの透過率を変化させて、自動車室内に入射する光量を減少させる。
【0010】
本考案の空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガ
ラスは、上述の様に構成される為、検出手段が検出する、自動車室内に入射する
光量或は自動車室内の温度が、所定値以上である場合、即ち空気調和装置に大き
な負担を強いる場合に、制御器が自動車用ウインドガラスに印加する電圧値を変
化させ、この自動車用ウインドガラスの透過率を変化させて入射する光量を減少
させる為、入射する光によってもたらされる熱量も減少し、自動車室内は速やか
に空気調和される。
【0011】
次に図示の実施例を説明しつつ、本考案を更に詳しく説明する。
【0012】
図1は、本考案の空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウ
インドガラスの構成を示すブロック図、図2は同じく作用を示すフローチャート
である。
【0013】
本考案の空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガ
ラスに於いては、自動車の窓開口に設けられる自動車用ウインドガラスとして、
印加する電圧値に応じて透過率が変化自在なガラスを用いている。この様な自動
車用ウインドガラス1、1は、前述した各公報に記載された様に、液晶素子を添
着したもの等、従来から知られているものを採用出来る。
【0014】
又、本考案の空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウイン
ドガラスは、図1に示す様に、自動車室内の空気調和を行なう空気調和装置2と
、上記自動車用ウインドガラス1、1に電圧を印加する為の電源3と、検出手段
を成す、自動車室内に入射する光量を検出する日射センサ5及び自動車室内の温
度を検出する温度センサ6と、これら日射センサ5或は温度センサ6からの検出
信号により、上記自動車用ウインドガラス1、1に印加する電圧値を制御する制
御器4とを有する。
【0015】
この制御器4は、上記空気調和装置2から送り出される風量等を制御する為に
設けられた空調用制御器に、更に日射センサ5及び温度センサ6からの検出信号
を入力し、この検出信号に応じて自動車用ウインドガラス1、1に印加する電圧
値を制御する機能を付加したものである。
【0016】
そして、上記空気調和装置の運転時、上記日射センサ5が検出する入射光量が
所定値以上の場合、或は、上記温度センサ6が検出する自動車室内の温度と所望
とする自動車室内の温度(空気調和装置の設定温度)との差が所定値以上の場合
に、上記制御器4は、上記自動車用ウインドガラス1、1に印加する電圧値を変
化させ、自動車用ウインドガラス1、1の透過率を変化(減少)させて、自動車
室内に入射する光量を減少させる様に機能する。
【0017】
上述の様に構成される、本考案の空気調和装置に連動して入射光量を自動調整
する自動車用ウインドガラスは、次の様に作用する。
【0018】
図2のフローチャートに示す様に、先ず空気調和装置2を運転しているか否か
を制御器4が判断する。空気調和装置2が運転されていない場合には、図2に破
線Aで囲んで示す様に、必要に応じてダッシュボート等に設けたスイッチを操作
する事により自動車用ウインドガラス1、1に電圧を印加し、この自動車用ウイ
ンドガラス1、1の透過率を変化させて、自動車室内に入射する光量を制限する
。
【0019】
空気調和装置2が運転されている場合は、先ず日射センサ5により自動車室内
に入射する光量の多少(強弱)を検出する。この検出値が予め制御器4に記憶さ
せてある設定値以上の場合、制御器4は上記自動車用ウインドガラス1、1に印
加する電圧値を変化させ、この自動車用ウインドガラス1、1の透過率を変化さ
せて、自動車用ウインドガラス1、1を介して自動車室内に入射する光量を減少
させる。
【0020】
更に、上記日射センサ5が検出する入射光量が上記設定値以下であった場合で
も、上記日射センサ5と共に検出手段を成す温度センサ6が検出する自動車室内
の温度と、所望とする自動車室内の温度(設定温度)との差が一定以上である場
合には、やはり制御器4を介して自動車用ウインドガラス1、1に印加する電圧
値を変化させ、自動車用ウインドガラス1、1の透過率を変化させて入射光量を
減少させる。
【0021】
この様に、入射光量が設定値以上の場合や自動車室内の温度が所望温度を大き
く上回っている場合、即ち、空気調和装置2に大きな負担を強いる状態である場
合に、自動車室内に入射する光量を減少させる為、空気調和装置2の負荷を軽減
出来、速やかに自動車室内を所望温度にする事が可能となる。
【0022】
尚、温度センサ6が検出する自動車室内の温度が、所望とする自動車室内の温
度と大きな差がある場合、上述した様に入射光量を減少させるが、夏期の夜間或
は雨天時等、時間帯や天候によっては気温は高いが入射する光量は著しく少ない
場合も考えられる。この様な場合、自動車室内の温度が高いと言う理由のみで無
条件に入射光量を減少させると、安全な運転を行なう上で支障を来す事も考えら
れる。この為、本実施例に於いては図2に破線Bで囲んで示す様に、入射光量を
再チェックし、入射光量が基準値以下の場合には入射光量を減少させる事のない
様にしている。
【0023】
更に、本実施例に於いては入射光量の調整を確実に行なう為、自動車用ウイン
ドガラス1、1に電圧を印加した場合、電圧を印加してから一定時間経過後に電
源3の電圧値を検出し、この電圧値が正常であれば、日射センサ5、温度センサ
6の検出信号により制御器4が入射光量を制限する必要があると判断する限り、
自動車用ウインドガラス1、1に電圧を印加し続け、上記電圧値が正常でなけれ
ば自動車用ウインドガラス1、1に電圧を印加するのを停止する。これによって
、電源(バッテリー)の過放電を防止出来る。
【0024】
空気調和装置2によって自動車室内を空気調和する事により、自動車室内の温
度が所望温度に近付いた場合(即ち、温度センサ6が検出する自動車室内の温度
と所望温度との差が一定以下になった場合)には、制御器4が入射光量を制限す
る必要はないと判断し、自動車用ウインドガラス1、1に電圧を印加するのを停
止する。
【0025】
尚、本考案に於いては、空気調和装置2から吹き出す風量等を、上記制御器4
により自動的に調整する場合及び手動により調整する場合の何れの場合であって
も使用出来るが、手動により行なう場合、温度設定を低温側に、或は、風量調整
スイッチを『強』にした場合に、入射光量及び自動車室内の温度を検出し、自動
車用ウインドガラス1、1に電圧印加、及び印加停止を行なう様に構成する事も
出来る。
【0026】
本考案の空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガ
ラスは、上述の様に構成され作用する為、空気調和装置による自動車室内の空気
調和を効率良く行なえるようになり、車室内の快適性を向上させられる。
【図1】本考案の構成を示すブロック図である。
【図2】本考案の作用を示すフローチャートである。
1 自動車用ウインドガラス
2 空気調和装置
3 電源
4 制御器
5 日射センサ
6 温度センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車の窓開口に設けられ、印加する電
圧値に応じて光の透過率を調整自在な自動車用ウインド
ガラスであって、自動車室内の空気調和を行なう空気調
和装置と、自動車用ウインドガラスに電圧を印加する為
の電源と、自動車室内に入射する光量及び自動車室内の
温度を検出する検出手段と、この検出手段からの検出信
号により、自動車用ウインドガラスに印加する電圧値を
制御する制御器とを有し、この制御器は、上記空気調和
装置の運転時で、上記検出手段が検出する、自動車室内
に入射する光量或は自動車室内の温度が所定値以上の場
合に、自動車用ウインドガラスに印加する電圧値を変化
させ、この自動車用ウインドガラスの光の透過率を変化
させて自動車室内に入射する光量を減少させる事を特徴
とする、空気調和装置に連動して入射光量を自動調整す
る自動車用ウインドガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1076991U JPH04100914U (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1076991U JPH04100914U (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100914U true JPH04100914U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31743950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1076991U Pending JPH04100914U (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 空気調和装置に連動して入射光量を自動調整する自動車用ウインドガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04100914U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19828517A1 (de) * | 1998-06-26 | 1999-12-30 | Johns Manville Int Inc | Monofile auf der Basis von Polyethylen-2,6-naphthalat |
JP2018177193A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | 大日本印刷株式会社 | 車両用調光システム、調光部材の制御方法、調光部材の制御プログラム、車両 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0315820A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Omron Corp | 液晶ガラスの偏光度制御装置 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP1076991U patent/JPH04100914U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0315820A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-24 | Omron Corp | 液晶ガラスの偏光度制御装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19828517A1 (de) * | 1998-06-26 | 1999-12-30 | Johns Manville Int Inc | Monofile auf der Basis von Polyethylen-2,6-naphthalat |
DE19828517C2 (de) * | 1998-06-26 | 2000-12-28 | Johns Manville Int Inc | Monofile auf der Basis von Polyethylen-2,6-naphthalat |
JP2018177193A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | 大日本印刷株式会社 | 車両用調光システム、調光部材の制御方法、調光部材の制御プログラム、車両 |
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