JPH04107807A - タンタル固体電解コンデンサ - Google Patents
タンタル固体電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPH04107807A JPH04107807A JP2225543A JP22554390A JPH04107807A JP H04107807 A JPH04107807 A JP H04107807A JP 2225543 A JP2225543 A JP 2225543A JP 22554390 A JP22554390 A JP 22554390A JP H04107807 A JPH04107807 A JP H04107807A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tantalum
- wire
- tantalum powder
- electrolytic capacitor
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 45
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はタンタル固体電解コンデンサに関し、さらに詳
しく言えば、その陽極引出しリード線に関するものであ
る。
しく言えば、その陽極引出しリード線に関するものであ
る。
タンタル固体電解コンデンサにおいては、そのタンタル
粉末の焼結時に、タンタル線からなる陽極引出しリード
線を焼結体の長さの約2/3程度埋設するようにしてい
る。
粉末の焼結時に、タンタル線からなる陽極引出しリード
線を焼結体の長さの約2/3程度埋設するようにしてい
る。
より一層の高容麓化を図るため、タンタル粉末も高倍率
のものが用いられ、しかもその成形密度を低下させてい
る。そのため、タンタル粉末と陽極引出しリード線の接
触面積が低下し、焼結後のリード線引き抜き強度が弱く
なる傾向にある。
のものが用いられ、しかもその成形密度を低下させてい
る。そのため、タンタル粉末と陽極引出しリード線の接
触面積が低下し、焼結後のリード線引き抜き強度が弱く
なる傾向にある。
本発明は上記従来の欠点を解決するためになされたもの
で、その構成上の特徴は、タンタル粉末の焼結体にタン
タルからなる陽極引出しリード線を植設してなるコンデ
ンサ素子を有するタンタル固体電解コンデンサにおいて
、上記陽極引出しリード線の少なくとも上記焼結体内に
埋設される埋設部分の表面を、エツチングにより使用す
るタンタル粉末の平均粒径とほぼ等しい粗面度をもって
粗面化したことにある。
で、その構成上の特徴は、タンタル粉末の焼結体にタン
タルからなる陽極引出しリード線を植設してなるコンデ
ンサ素子を有するタンタル固体電解コンデンサにおいて
、上記陽極引出しリード線の少なくとも上記焼結体内に
埋設される埋設部分の表面を、エツチングにより使用す
るタンタル粉末の平均粒径とほぼ等しい粗面度をもって
粗面化したことにある。
陽極引出しリード線の表面がタンタル粉末の平均粒径と
ほぼ等しい粗面度をもって粗面化されているため、タン
タル粉末との接触面積が増大され。
ほぼ等しい粗面度をもって粗面化されているため、タン
タル粉末との接触面積が増大され。
かつ、引き抜き強度も改善される。
以下、比較例とともに本発明の実施例について説明する
。
。
く比較例〉耐電圧4V、静電容量100μFのタンタル
固体電解コンデンサを試作するため、40,000μF
v/gのタンタル粉末を60■使用し、成形密度5.5
で成形し、陽極引出しリード線としてφ0.25のタン
タル線を植設した。この成形体を1450℃で焼結した
のち、タンタル線を引っ張ったところ、0.8〜1.0
kgで抜けてしまった。
固体電解コンデンサを試作するため、40,000μF
v/gのタンタル粉末を60■使用し、成形密度5.5
で成形し、陽極引出しリード線としてφ0.25のタン
タル線を植設した。この成形体を1450℃で焼結した
のち、タンタル線を引っ張ったところ、0.8〜1.0
kgで抜けてしまった。
〈実施例〉陽極引出しリード線として用いるφ0.25
のタンタル線を)tF:HNO,:H,0= 2=3=
5(容積比)のエツチング溶液に10分間浸漬し、その
表面の粗面度を使用するタンタル粉末の粒径に近い1.
5μlとした。
のタンタル線を)tF:HNO,:H,0= 2=3=
5(容積比)のエツチング溶液に10分間浸漬し、その
表面の粗面度を使用するタンタル粉末の粒径に近い1.
5μlとした。
このタンタル線を上記比較例と同じ成形体に植設し、同
成形体を上記比較例と同じ条件で焼結したにの場合、タ
ンタル線の引き抜き強度は。
成形体を上記比較例と同じ条件で焼結したにの場合、タ
ンタル線の引き抜き強度は。
1.5〜2.0kgであった。
次に、タンタル線の粗面粒径を種々変えてその引き抜き
試験をした結果を次表に示す、なお、使用したタンタル
粉末の粒径は1.2〜1.5μ−であり、また、抜き不
良品数は試料100個中におけるものである(引っ張り
強度1kg)。
試験をした結果を次表に示す、なお、使用したタンタル
粉末の粒径は1.2〜1.5μ−であり、また、抜き不
良品数は試料100個中におけるものである(引っ張り
強度1kg)。
(表)
この表からも、タンタル線の粗面粒径は使用するタンタ
ル粉末の平均粒径に近似していることが好ましいと言え
る。
ル粉末の平均粒径に近似していることが好ましいと言え
る。
以上説明したように1本発明によれば、陽極弓出しリー
ド線(タンタル線)の表面を、使用するタンタル粉末の
平均粒径とほぼ等しい粗面度をもって粗面化して同タン
タル粉末製の焼結体内に植設するようにしたことにより
、高容菫でしがもS極引出しリード線の引き抜き強度の
高いタンタル固体電解コンデンサが提供される6 特許出願人 エルナー株式会社
ド線(タンタル線)の表面を、使用するタンタル粉末の
平均粒径とほぼ等しい粗面度をもって粗面化して同タン
タル粉末製の焼結体内に植設するようにしたことにより
、高容菫でしがもS極引出しリード線の引き抜き強度の
高いタンタル固体電解コンデンサが提供される6 特許出願人 エルナー株式会社
Claims (1)
- (1)タンタル粉末の焼結体にタンタルからなる陽極引
出しリード線を植設してなるコンデンサ素子を有するタ
ンタル固体電解コンデンサにおいて、上記陽極引出しリ
ード線の少なくとも上記焼結体内に埋設される埋設部分
の表面を、エッチングにより上記タンタル粉末の平均粒
径とほぼ等しい粗面度をもって粗面化したことを特徴と
するタンタル固体電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2225543A JPH04107807A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | タンタル固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2225543A JPH04107807A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | タンタル固体電解コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107807A true JPH04107807A (ja) | 1992-04-09 |
Family
ID=16830943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2225543A Pending JPH04107807A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | タンタル固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04107807A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001085273A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ形固体電解コンデンサ |
JP2010500771A (ja) * | 2006-08-16 | 2010-01-07 | ハー.ツェー.スタルク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 構造化した焼結活性表面を有する半製品およびその製造方法 |
JP2018164060A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体電解コンデンサ、および固体電解コンデンサに用いられる多孔質焼結体を製造するための金型ならびに方法 |
CN110957138A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-04-03 | 湖南华冉科技有限公司 | 钽电容器外壳的内壁处理方法 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP2225543A patent/JPH04107807A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001085273A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ形固体電解コンデンサ |
JP2010500771A (ja) * | 2006-08-16 | 2010-01-07 | ハー.ツェー.スタルク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 構造化した焼結活性表面を有する半製品およびその製造方法 |
JP2018164060A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体電解コンデンサ、および固体電解コンデンサに用いられる多孔質焼結体を製造するための金型ならびに方法 |
CN110957138A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-04-03 | 湖南华冉科技有限公司 | 钽电容器外壳的内壁处理方法 |
CN110957138B (zh) * | 2019-11-18 | 2024-04-16 | 湖南华冉科技有限公司 | 钽电容器外壳的内壁处理方法 |
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