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JPH04104671A - 輝度レベル変更方法 - Google Patents

輝度レベル変更方法

Info

Publication number
JPH04104671A
JPH04104671A JP2222782A JP22278290A JPH04104671A JP H04104671 A JPH04104671 A JP H04104671A JP 2222782 A JP2222782 A JP 2222782A JP 22278290 A JP22278290 A JP 22278290A JP H04104671 A JPH04104671 A JP H04104671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brightness level
minimum
level
brightness
maximum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2222782A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nishihata
誠 西端
Osamu Nakamura
理 中村
Hiroki Shitamae
下前 弘樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2222782A priority Critical patent/JPH04104671A/ja
Publication of JPH04104671A publication Critical patent/JPH04104671A/ja
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [目次] 概要 産業上の利用分野(第6図) 従来の技術 (第7図) 発明が解決しようとする課題(第8図)課題を解決する
ための手段 (第1図)作用 (第1図) 実施例 (a)本発明の一実施例(第2図〜第4図)・本発明の
構成(第2図) ・ヒストグラム作成部(第2図、第3図)・累積画素数
演算部(第3図) ・最小・最大輝度レベル決定部(第2図)・レベル変換
部(第2図、第4図) ・動作 (b)本発明の他の実施例(第5図) 発明の効果 [概要] 赤外線映像装置における多素子型赤外線検知器の各赤外
線検知素子から出力される輝度レベルを信号処理側の輝
度レンジの値に変更する輝度レベル変更方法に関し。
動作環境、赤外線のゆらぎ等により、最小、最大輝度レ
ベルが影響を受けず安定し、正しくレベル変更ができ、
従って信号処理の精度を向上でき、しかも表示画面がち
らつくことがなり)赤外線映像装置の輝度レベル変更方
法を提供することを目的とし、 1フレーム毎に各赤外線検知素子の輝度レベルに基づい
てヒストグラムを作成し、ヒストグラムにおける最小輝
度から最大輝度方向に発生頻度を累積してゆき、累積頻
度が設定値以上になった際の第1輝度レベルを真の最小
輝度レベルとすると共に、ヒストグラムにおける最大輝
度から最小輝度方向に発生頻度を累積してゆき、累積頻
度が設定値以上になった際の第2輝度レベルを真の最大
輝度レベルとし、真の最小輝度レベル及び最大輝度レベ
ルをそれぞれ、信号処理側における輝度レンジの最小値
及び最大値に変更する割合で1次フレームにおける各赤
外線検知素子の輝度レベルを変更するように構成す、る
[産業上の利用分野コ 本発明は赤外線映像装置の輝度レベル変更方法に係わり
、特に赤外線映像装置における多素子型赤外線検知器の
各赤外線検知素子から出力される輝度レベルを信号処理
側の輝度レンジの値に変更する輝度レベル変更方法に関
する。
赤外線映像装置は、第6図に示すように目的物体及び目
的物体付近から放射される赤外線を赤外線光学系1によ
り光学的に集光し、集光された赤外線を、冷却器2で冷
却された多素子型赤外線検知器3で電気信号に変換し、
該電気信号を増幅器4で増幅後、ADコンバータ5でデ
ジタルの画像データにAD変換して信号処理部6に入力
し、信号処理部6において所定の解析処理を行って目的
物の位置を確認し、あるいは可視像をCRT等のデイス
プレィ装置(図示せず)に表示し、表示された映像に基
づいて目的物体を視認する。
多素子型赤外線検知器3は例えば64x64またはL2
8X128の赤外線検知素子をマトリクス状に配列して
構成され、各赤外線検知素子から赤外線の強さに応じた
値(輝度レベル)を有する電気信号が出力される。従っ
て、ADコンバータ5から出力される画像データは輝度
レベルをデジタルで表現したものである。
[従来の技術] かかる多素子型赤外線検知器を用いた赤外線映像装置に
おいて、各赤外線検知素子から得られる輝度レベル(画
像データ)は、第7図に示すように広いダイナミックレ
ンジDRi、例えば212のダイナミックレンジを有し
ているが、画像データを取り込んで処理する側(画像デ
ータ処理装置、画像表示装置等)のダイナミックレンジ
DRoはそれより相当狭く、例えば2sのダイナミック
レンジしかない。このため、赤外線検知素子から得られ
た輝度レベルを信号処理側のレンジに変換する必要があ
る。
このため、従来は多素子型赤外線検知器出力に基づいて
得られる画像データを1画面(フレームという)毎に参
照し、1フレームの検知画像データのうち最小輝度レベ
ルL win及び最大輝度レベルL tsaxを検出し
、これら最小、最大輝度レベルを次のフレームにおける
最小、最大輝度レベルとみなしてレベル変更を行ってい
る。すなわち、次フレームにおいて、前記最小、最大輝
度レベルLwin、 L■axが信号処理側における輝
度レンジの最小、最大値Min、 Maxに変更される
割合で、各赤外線検知素子の輝度レベルLを信号処理側
における輝度レンジMに変更するようにしている。尚、
第7図において、DRdは多素子型赤外線検知器が検出
した全背景情報レンジである。
[発明が解決しようとする課81 多素子型赤外線検知器は、その動作環境が悪化すると、
例えば冷却温度が変動すると敏感に影響を受け、S/N
比の劣化した赤外線検知素子が現れ、該赤外線検知素子
の出力レベルが不安定になる。また、自然背景の赤外線
のゆらぎ等が同様に赤外線検知素子の出力レベルを不安
定にする。このため、同一背景を検知撮像する場合であ
っても。
動作環境や赤外線のゆらぎ等により、最小、最大輝度レ
ベルL win 、 L 11axが変動する。第8図
はかかる状況を説明するためのヒストグラムであり、横
軸に赤外線検知素子の出力レベル(11度レベル)を、
縦軸に1フレ一ム分の所定出力レベルの出現頻度を示し
ており、同一背景を検知撮像する場合であっても、動作
環境や赤外線のゆらぎ等により、最小、最大輝度レベル
La1n、 Lr5axが矢印で示すように変動し、ヒ
ストグラムは完全には一致しない。
このように、従来は動作環境、赤外線のゆらぎ等により
最小、最大輝度レベルL win + L rmaxが
変動するため、正しくレベル変換ができず、同一背景で
あってもレベル変換後のデータが一定せず信号処理の精
度を劣化させ、しかも表示画像がちらつく問題があった
又、従来は1フレーム毎に最小、最大レベルを決定し、
該最小、最大レベルを用いて次のフレームにおけるレベ
ル変換を行っているため、撮像背景の明るさが急変する
と、画面上でも明るさが大幅に変化し、見ずらい問題が
あった。
以上から本発明の目的は、動作環境、赤外線のゆらぎ等
により、最小、最大輝度レベルが影響を受けず安定し、
正しくレベル変更ができ、従って信号処理の精度を向上
でき、しかも表示画面がちらつくことがない赤外線映像
装置の輝度レベル変更方法を提供することである。
本発明の別の目的は、撮像背景の明るさが急変しても、
該変化を緩和して画面上で明るさが漸増あるいは漸減す
るようにできる赤外線映像装置の輝度レベル変更方法を
提供することである。
本発明の更に別の目的は、簡mな演算でレベル変換でき
る赤外線映像装置の輝度レベル変更方法を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
11は1フレーム毎に各赤外線検知素子の出力である画
像データ(輝度レベル)に基づいてヒストグラムを作成
するヒストグラム作成部、12はヒストグラムにおける
最小輝度から最大輝度方向に、あるいは最大輝度から最
小輝度方向に発生頻度(画素数)を累積する累積画素数
演算部、13は累積画素数が設定値以上になった際の輝
度レベルを真の最小輝度レベル、最大輝度レベルとする
最小・最大輝度レベル決定部、14は真の最小輝度レベ
ル及び最大輝度レベルをそれぞれ信号処理側における輝
度レンジの最小値及び最大値に変更する割合で、次フレ
ームにおける各赤外線検知素子の輝度レベルを変更する
レベル変換部である。
[作用コ ヒストグラム作成部11は、1フレーム毎に各赤外線検
知素子出力から得られる画像データ(輝度レベル)に基
づいて、横軸に輝度レベル、縦軸に発生頻度をとったヒ
ストグラムを作成する。しかる後、累積画素数演算部1
2はヒストグラムにおける最小輝度L winから最大
輝度方向に発生画素数を累積してゆき、最小・最大輝度
レベル決定部13は累積画素数が設定値N thr以上
になった際の第1輝度レベルを真の最小輝度レベルL 
cminとする。ついで、累積画素数演算部12はヒス
トグラムにおける最大輝度L maxから最小輝度方向
に発生画素数を累積してゆき、最小・最大輝度レベル決
定部13は累積画素数が設定値N thr以上になった
際の第2輝度レベルを真の最大輝度レベルL c+ma
xとする。かかる状態において、レベル変換部14は、
真の最小輝度レベルL emin及び最大輝度レベルL
 cmaxをそれぞれ信号処理側における輝度レンジの
最小値Min及び最大値Maxに変更する割合で、次フ
レームにおける各赤外線検知素子から得られる輝度レベ
ルLを信号処理側のレベルMに変更する。
最小輝度レベルL win近傍や最大輝度レベルL+i
ax近傍のS/N比が劣化した所定個数の赤外線検知素
子を除外すると最小、最大輝度レベルは安定する。従っ
て1本発明により得られた最小輝度レベルL cmin
、最大輝度レベルL cmaxは動作環境、赤外線のゆ
らぎ等により影響を受けず安定し、正しくレベル変換が
でき信号処理の精度を向上でき、しかも表示画像がちら
つくことはない。
又、最小・最大輝度レベル決定部13は、最新の複数の
フレームにおける第1輝度レベルの平均値及び第2輝度
レベルの平均値をそれぞれ真の最小輝度レベルと真の最
大輝度レベルとし、この真の最小、最大輝度レベルを用
いて、レベル変換部14は各赤外線検知素子から得られ
る輝度レベルLを信号処理側のレベルMに変更する。こ
れにより、撮像背景の明るさが急変しても、該変化を緩
和して画面上で明るさが漸増あるいは漸減するようにで
きる。
更に、レベル変換器14は、真の最小輝度レベルL c
min +真の最大輝度レベルLcraax、信号処理
側の輝度レンジの最大値Max、最小値Minを用いて
、次式 %式%) あるいは1次式 M = (L −Lcmax)  37’r + Ma
xη= (Max−Min) / (LclI+ax 
−LeIlin)に基づいて、各赤外線検知素子の輝度
レベルLを信号処理側の値Mに変換し、この際(Lcm
ax−Lcmin )とηの関係をメモリに記憶してお
き、  (Lcmax −L cmin )を演算し、
該演算結果に応じたηをメモリから読み出してMを演算
するようにしたから、簡単な演算でレベル変換すること
ができる。
[実施例コ (a)本発明の一実施例 本111欠鼻栽ヨ 第2図は本発明の一実施例構成図であり、第1図と同一
部分には同一符号を付している。図中、11は1フレー
ム毎に各赤外線検知素子の画像データ(11度レベル)
に基づいてヒストグラムを作成するヒストグラム作成部
、12はヒストグラムにおける最小輝度L minから
最大輝度方向に、あるいは最大輝度Lmaxから最小輝
度方向に発生頻度(画素数)を累積する累積画素数演算
部、13は累積画素数Vaが設定値Nthr以上になっ
た際の輝度レベルを真の最小輝度レベルL cmin、
最大輝度レベルL waxとして記憶する最小・最大輝
度レベル決定部、14は真の最小輝度レベル及び最大輝
度レベルを用いて各赤外線検知素子の輝度レベルLを信
号処理部のレンジに変更するレベル変換部である。
15はアドレス発生部であり、(1)真の最小輝度レベ
ルLc■inを決定する際は、累積画素数Vaが設定値
N thr以上になるまで、最小輝度L winを記憶
するメモリllbのアドレスから始めて順次アドレスを
アップ方向に歩進して出力し、(2)真の最大輝度レベ
ルL c+waxを決定する際は、累積画素数Vaが設
定値Nthr以上になるまで、最大輝度り鳳aスを記憶
するアドレスから始めて順次アドレスをダウン方向に歩
進して出力する。尚1mビットの画像データ(輝度レベ
ル)Lはそのまま該輝度レベルLの発生頻度を記憶する
メモリllbのアドレスとなる。
16はセレクタであり、ヒストグラム作成時には、mビ
ットで表現された輝度レベルLをアドレスとして選択・
出力し、真の最小、最大輝度レベルL cmin、 L
 tsaxを決定する際には、アドレス発生部15から
出力されるアドレスを選択・出力する。
ヒストグラム作 部 ヒストグラム作成部11は、セレクタ16から出力され
るアドレスを記憶するアドレスレジスタ11aと、作成
されたヒストグラムを記憶するメモリ(RAM)1 l
 bと、アドレスレジスタにセットされたアドレスが指
示する記憶位置からデータ(発生頻度)を読み出す読出
制御部11cと、ヒストグラム作成時にメモリから読出
された発生頻度に1を加算する+1加算器lidと、加
算結果をメモリに書き込む書込制御部lieを有してい
る。
メモリllbは1画像データ<m度しベル)のダイナミ
ックレンジを21とすれば、少なくとも211個の輝度
レベルに応じた記憶位置(アドレス)を備えている。そ
して、ヒストグラム作成時、mビットで表現された輝度
レベルLが人力されると。
該輝度レベルがそのままメモリアドレスとなり、該アド
レスから発生頻度(輝度レベルLの発生頻度で初期値は
ゼロ)が読出され、+1加算器11dで+1加算された
後、元のアドレスに格納されるようになっている。以後
、同様に輝度レベルがアドレスとなってアドレスレジス
タllaにセットされる毎に上記処理が繰り返され、1
フレ一ム分のヒストグラムがメモリllbに作成される
又、真の最小輝度レベルL cmin、最大輝度レベル
L n+axを決定する際には、アドレス発生部ISか
ら出力されるアドレス(輝度レベルを意味する)が順次
アドレスレジスタllaにセットされ、該アドレスが指
示する記憶位置から発生頻度(発生画素数)が読出され
るようになっている。
第3図は以上により作成したヒストグラムHGの例であ
り、横軸に21″個の赤外線検知素子出力レベル(!1
1度レベル)がとられ、縦軸に各輝度レベルに応じた発
生頻度(発生画素数)とられている。尚、DRiは多素
子型赤外線検知器のダイナミックレンジ、DRdは多素
子型赤外線検知器が実際に検出した1フレ一ム分の実背
景情報レンジ。
L winは最小輝度レベル、L Llaxは最大輝度
レベルである。
、画、′ 部 累積画素数演算部12は、ヒストグラム作成後に、真の
最小、最大輝度レベルL c+1in−L Llaxを
決定する際に、読出制御部11cから出力される発生画
素数を累積して記憶すると共に、後段の最小、最大輝度
レベル決定部13に出力する。
真の最小輝度レベルL c+sinを決定する際、アド
レス発生部15は最小輝度L winを記憶するアドレ
スから始めて順次アドレスをアップしてアドレスレジス
タllaにセットする。このため、読出制御部11cに
より最小輝度レベルの発生画素数、次に大きい輝度レベ
ルの発生画素数、・・・が順次メモリllbから読出さ
れて累積画素数演算部12により累積される(第3図斜
線部Act参照)。又、真の最大輝度レベルLcmax
を決定する際は、アドレス発生部15は最大輝度Lma
xを記憶するアドレスから始めて順次アドレスをダウン
してアドレスレジスタllaにセットする。このため、
読出制御部11cにより最大輝度レベルの発生画素数、
次に小さい輝度レベルの発生画素数、・・・が順次メモ
リllbから読出されて累積画素数演算部12により累
積される(第3図斜線部AC2参照)。
小・ 大  レベル 最小・最大輝度レベル決定部13は、累積画素数演算部
12から出力される累積画素数Vaと予め設定されてい
る設定値N thrの大小を比較する比較器13aと、
Va≧N thrとなった時トリガパルスp t、 p
 t’ を発生するトリガパルス発生部13bと、真の
最小、最大輝度レベルL cmin 、 L cmax
を記憶するラッチ回路13c、13dを有している。最
小輝度レベルL winや最大輝度レベルL■ax (
第3図)は動作環境や自然背景の赤外線のゆらぎにより
変化し、その幅は比較的大きい。しかし、最小輝度レベ
ル近傍及び最大輝度レベル近傍のS/N比が劣化した所
定個数の赤外線検知素子を除外すると最小、最大輝度レ
ベルは安定する。
このため、本発明では、ヒストグラムにおける最小輝度
L +*inから最大輝度方向に発生画素数を累積して
ゆき、累積画素数Vaが前記所定個数(設定値) N 
thr以上になった際の輝度レベルを真の最小輝度レベ
ルL c+*inとし、またヒストグラムにおける最大
輝度Lmaxから最小輝度方向に発生画素数を累積して
ゆき、累積画素数Vaが設定値Nthr以上になった際
の輝度レベルを真の最大輝度レベルLcmaxとしてい
る。尚、設定値N thrは実験的に決定される。
比較器13aは、Va≧N thrとなるまでアドレス
発生部15をしてアドレスをアップ(最小輝度レベル決
定時)あるいはダウンさせ(最大輝度レベル決定時)、
Va≧Nthrとなるとアドレス発生部にアドレスの発
生を停止させる。
トリガパルス発生部13bは、最小輝度レベルLc■i
n決定時にVa≧N thrとなると、トリガパルスp
tを発生し、その時アドレス発生部15から発生してい
るアドレス(輝度レベル)を真の最小輝度レベルL c
minとしてラッチ回路13cに格納し、また最大輝度
レベルL cmax決定時にVa≧N thrとなると
、トリガパルスPt′ を発生し、その時アドレス発生
部15から発生しているアドレス(輝度レベル)を真の
最大輝度レベルLcmaxとしてラッチ回路13dに格
納する。
レベル変換部 第4図に示すように、前フレームにおける真の最小輝度
レベルをL c+++in +真の最大輝度レベルをL
 co+ax 、また信号処理側の輝度レンジの最小値
をMin、最小値をMax、現フレームにおける赤外線
検知素子の輝度レベルをLとすれば、該輝度レベルLを
次式 %式%(1) に基づいて、あるいは次式 M= (L−LcIIax)  ” ’rl+Max 
 ・・・(3)η= (May −Min) / (L
cmax −LcIIlin)に基づいて信号処理側の
輝度レンジにおけるレベルMに変換することができる。
尚、ηは変換率である。
このため、レベル変換部14は予め(L c+++ax
 −Lcmin)と変換率ηの関係を記憶するメモリ1
4aと、(L cmax −L c+*in )を演算
してメモリ14aのアドレスを発生する減算器14bと
、(1)式。
(3)式のいずれの演算式を用いてレベル変換するかに
応じて最小輝度レベルL cminと最大輝度レベルL
 cn+axを選択的に出力するセレクタ14cと、(
1)式の演算式によりレベル変換する場合には(L −
L cmin)を演算し、(3)式の演算式によりレベ
ル変換する場合には(L −L cmax)を演算する
減算器14dと、減算器14dの減算結果にメモリ14
aから読み出された変換率ηを乗算する乗算器14eと
、(1)式によりレベル変換する場合にはOを、(3)
式によりレベル変換する場合にはM a Xをそれぞれ
補正レベル値として出力する補正レベル値発生部14f
と1乗算結果に補正レベル値を加算して(1)式又は(
3)式の演算結果Mを出力する加算器14gを有してい
る。
1走 次に、第2図の全体的動作を説明する。
赤外線検知素子により検知された赤外線の強さに応じた
輝度レベルLを示す画像データが入力されると、ヒスト
グラム作成部11は1フレ一ム分の輝度レベルを用いて
、横軸に輝度レベル、縦軸に発生頻度をとったヒストグ
ラムを作成して、メモリllbに記憶する。
ヒストグラムが作成されると、累積画素数演算部12は
ヒストグラムにおける最小輝度L@inから最大輝度方
向に発生画素数を累積してゆき、最小・最大輝度レベル
決定部13は累積画素数Vaが設定値N thr以上に
なった際の第1の輝度レベルを真の最小輝度レベルL 
cminとしてラッチ回路13cに記憶する。
ついで、累積画素数演算部12はヒストグラムにおける
最大輝度L waxから最小輝度方向に発生画素数を累
積してゆき、最小・最大輝度レベル決定部13は累積画
素数Vaが設定値Nthr以上になった際の第2の輝度
レベルを真の最大輝度レベルL c+aaxとしてラッ
チ回路13dに記憶する。
かかる状態において、次のフレームの画像データが各赤
外線検知素子から入力されると、前述のヒストグラム作
成処理が行われると共に、レベル変換部14は入力され
た輝度レベルLに対して(1)式または(3)式のレベ
ル変換処理を行い、得られたレベルMを信号処理部に入
力する。
尚、予め(1)式、(3)式のいずれの演算式を用いて
レベル変換するかを示す信号LC8(レベルコントロー
ル切替信号)がセレクタ14c、補正レベル値発生部1
4fに入力されている。又、予めメモリ14aには、(
L cmax −L cmin)と変換率ηの関係が記
憶されており、割算を含む(2)式の演算を行わなくて
も良いようになっている。このため、(1)式又は(3
)式のMは加減算と乗算のみにより簡単に演算すること
ができる。
以上、最小輝度レベルL cmin、最大輝度レベルL
 cmaxは動作環境、赤外線のゆらぎ等により影響さ
れず、従って正しくレベル変換ができ、信号処理の精度
を向上でき、しかも表示画像がちらつくことはない。
(b)本発明の他の実施例 ところで、1フレーム毎に最小、最大レベルを決定し、
該最小、最大レベルを用いて次のフレームにおけるレベ
ル変換を行うと、撮像背景の明るさが急変すると、画面
上でも明るさが頻繁に変化し、見ずらくなる。例えば、
あるフレームの明るさが急激に暗くなると、画面は一旦
暗くなるが、次のフレームで元の急変前の明るさに戻り
、頻繁に明るさが変化して見ずらくなる。このため、本
願発明では複数フレームの最小、最大輝度レベルの平均
値をとって真の最小、最大輝度レベルLcmin 、 
L c++axとするようにしている。この結果、前記
例では一旦暗くなった後、明るさが直ちに元の明るさに
戻らず漸増するようにして見やすくしている。
第5図は複数フレームの最小、最大輝度レベルL cm
in 、 L cmaxの平均値を真の最小、最大輝度
レベルL cmin’ 、 L cmax’ とする最
小・最大輝度レベル決定部13の構成図であり、第2図
と同一部分には同一符号を付している。
第4図において、第2図における最小・最大輝度レベル
決定部と異なる点は、(1)最新のNフレーム(例えば
32フレーム)分の最小、最大輝度レベルL cmin
 、 L c+*axを記憶するシフトレジスタ13e
、13fが設けられている点と、(2)Nフレーム分の
最小、最大輝度レベルL cn+in 、 L crs
axを積算して、その平均値L cmin’ 、 L 
cmax’ を演算する平均値演算部13g、13hが
設けられている点である。
新たなフレームの最小、最大輝度レベルL cmin 
L c+saxが決定されてラッチ回路13c、13d
に記憶されると、該最小、最大輝度レベルはシフトレジ
スタ13e、13fの先頭位置にシフトされると共に、
それまでシフトレジスタに記憶されていたN個の最小、
最大輝度レベルは右にシフトし、末桁の、換言すれば最
も古い最小、最大輝度レベルは1弾き出されて消滅する
又、平均値の演算に際しては、各シフトレジスタ13e
、13fに記憶されている最小、最大輝度レベルは順次
1づつ右にシフトされながら平均値演算部13g、13
hに入力されて積算されると共に、シフトレジスタ13
e、13fの先頭に戻され、元の位置に戻ったとき最小
、最大輝度レベルの積算が完了する。しかる後、平均値
演算部13g、13hは積算値を1/Nして最小、最大
輝度レベル(第2図)の平均値L cmin’ 、 L
 cmax′を演算してセレクタ14c(第2図参照)
と減算器14bに出力する。
この平均値を真の最小、最大輝度レベルとする方法では
、フレームの明るさが急変しても、真の最小、最大輝度
レベルは急変しないから、画面かの明るさがゆっくりと
変化して見やすくなる。
以上5本発明を実施例により説明したが、本発明は請求
の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能
であり1本発明はこれらを排除するものではない。
[発明の効果コ 以上本発明によれば、1フレーム毎に各赤外線検知素子
の輝度レベルに基づいてヒストグラムを作成し、ヒスト
グラムにおける最小輝度から最大輝度方向に発生頻度を
累積してゆき、累積頻度が設定値以上になった際の輝度
レベルを真の最小輝度レベルとすると共に、ヒストグラ
ムにおける最大輝度から最小輝度方向に発生頻度を累積
してゆき、累積頻度が設定値以上になった際の輝度レベ
ルを真の最大輝度レベルとしてレベル変換するように構
成したから、動作環境、赤外線のゆらぎ等により最小、
最大輝度レベルは影響を受けず安定し、正しくレベル変
換ができ信号処理の精度を向上でき、しかも表示画像が
ちらつくことはない。
又、本発明によれば、最新の複数のフレームにおける最
小輝度レベルの平均値及び最大輝度レベルの平均値をそ
れぞれ真の最小輝度レベルと真の最大輝度レベルとする
ように構成したから、撮像背景の明るさが急変しても、
該変化を緩和して画面上の明るさを漸増あるいは漸減さ
せて見やすくできる。
更に、本発明によれば、真の最小輝度レベルLcmin
 、真の最大輝度レベルLcmaxとすれば、(L c
+sax −L c+*in )と変換率ηの関係をメ
モリに記憶しておき、(L cmax −L c+*i
n )を演算し、該演算結果に応じたηをメモリから読
み出してMを演算するようにしたから、割算のない簡単
な演算でレベル変換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例構成図、 第3図はヒストグラム説明図、 第4図はレベル変換の演算説明図、 第5図は最小・最大輝度レベル決定部の別の構成図、 第6図は赤外線映像装置の構成図、 第7図はレベル変換の概W8説明図。 第8図は従来の問題点を説明するためのヒストグラムで
ある。 11・・ヒストグラム作成部 12・・累積画素数演算部 13・・最小・最大輝度レベル決定部 14・・レベル変換部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多素子型赤外線検知器の各赤外線検知素子から出
    力される輝度レベルを信号処理側の輝度レンジにおける
    値に変更する赤外線映像装置の輝度レベル変更方法にお
    いて、 1フレーム毎に各赤外線検知素子の輝度レベルに基づい
    てヒストグラムを作成し、 ヒストグラムにおける最小輝度から最大輝度方向に発生
    頻度を累積してゆき、累積頻度が設定値以上になった際
    の第1輝度レベルを真の最小輝度レベルとすると共に、
    ヒストグラムにおける最大輝度から最小輝度方向に発生
    頻度を累積してゆき、累積頻度が設定値以上になった際
    の第2輝度レベルを真の最大輝度レベルとし、 真の最小輝度レベル及び最大輝度レベルをそれぞれ、信
    号処理側における輝度レンジの最小値及び最大値に変更
    する割合で、次フレームにおける各赤外線検知素子の輝
    度レベルを変更することを特徴とする輝度レベル変更方
    法。
  2. (2)最新の複数のフレームにおける前記第1輝度レベ
    ルの平均値及び第2輝度レベルの平均値をそれぞれ真の
    最小輝度レベルと真の最大輝度レベルとすることを特徴
    とする請求項1記載の輝度レベル変更方法。
  3. (3)前記真の最小輝度レベルをLcmin、真の最大
    輝度レベルをLcmaxとし、また信号処理側の輝度レ
    ンジの最大値をMax、最小値をMinとすると、次式 M=(L−Lcmin)・η η=(Max−Min)/(Lcmax−Lcmin)
    に基づいて、各赤外線検知素子の輝度レベルLを信号処
    理側の値Mに変換することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の輝度レベル変更方法。
  4. (4)前記真の最小輝度レベルをLcmin、真の最大
    輝度レベルをLcmaxとし、また信号処理側の輝度レ
    ンジの最大値をMax、最小値をMinとすると、次式 M=(L−Lcmax)・η+Max η=(Max−Min)/(Lcmax−Lcmin)
    に基づいて、各赤外線検知素子の輝度レベルLを信号処
    理側の値Mに変換することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の輝度レベル変更方法。
  5. (5)予め(Lcmax−Lcmin)とηの関係をメ
    モリに記憶しておき、(Lcmax−Lcmin)を演
    算し、該演算結果に応じたηをメモリから読み出して前
    記値Mを演算することを特徴とする請求項4または請求
    項5記載の輝度レベル変更方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09247541A (ja) * 1996-03-08 1997-09-19 Sony Corp 撮像装置
JP2001154646A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Fujitsu Ltd 赤外線画像表示装置
JP2002354347A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Minolta Co Ltd 固体撮像装置
US10367998B2 (en) 2017-02-03 2019-07-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Method for controlling imaging device, and imaging device

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