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JP7534189B2 - 表示装置 - Google Patents

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JP7534189B2
JP7534189B2 JP2020183760A JP2020183760A JP7534189B2 JP 7534189 B2 JP7534189 B2 JP 7534189B2 JP 2020183760 A JP2020183760 A JP 2020183760A JP 2020183760 A JP2020183760 A JP 2020183760A JP 7534189 B2 JP7534189 B2 JP 7534189B2
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Description

本発明は、表示装置に関する。
テレビ受像機などの表示装置を床や家具の上に設置する際、表示画面を有する本体部にスタンド部を取り付けて、当該スタンドを床や家具の上に載置(必要に応じて固定)する方法がある。そして、本体部へのスタンド部の取り付け方法には、様々な方法が知られている。
例えば特許文献1には、本体部であるディスプレイ本体のブラケット部材と、当該ブラケット部材が上方からスライドされることにより取り付けられるスタンド部材とを備えた液晶ディスプレイを開示している。図26は、特許文献1の構成を示す図である。特許文献1の液晶ディスプレイは、ディスプレイ本体に取り付けられるブラケット部材915と、ブラケット部材915が上方からスライドされることにより取り付けられる一対の支持部933cを含むスタンド部材933とを備える。また、ブラケット部材915は、スタンド部材933の一対の支持部933cにそれぞれ当接することによりブラケット部材915のスタンド部材933に対する下方向への移動を規制する一対の規制部915bを含む。更に、ブラケット部材915は、スタンド部材933の一対の支持部933cをそれぞれ前後方向に挟み込むことにより、スタンド部材933に対するブラケット部材915の前後方向への移動を規制する一対の規制部915eを含む。
特開2008-102286号公報
しかしながら、特許文献1の構成は、スタンド部材933の一部のみ、具体的には突起部933eのみが、ブラケット部材915の規制部915eへ差し込まれて取り付けられた態様となっている。そのため、スタンド部材933のブラケット部材915への取り付け安定性に関して課題がある。
そこで本発明の一態様は、スタンド部を簡単且つ良好に取り付けることができる表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、本体部およびスタンド部を備え、前記本体部およびスタンド部の一方は、第1接合部を備え、前記本体部およびスタンド部の他方は、第2接合部を備え、前記第1接合部は、第1中央部と、前記第1中央部を挟むように起立した一対の内壁部と、前記内壁部の上部から前記第1中央部とは反対側に延伸した延伸部と、を備え、前記第2接合部は、第2中央部と、前記第2中央部を挟む一対の溝部の内面を構成する溝構成部と、を備え、前記溝構成部は、前記第2中央部とは離間した位置において前記溝部を部分的に蓋する蓋部を備えており、前記内壁部および前記延伸部を前記溝部に挿入し、スライドさせることによって、前記第1中央部と前記第2中央部とが当接するとともに、前記延伸部と前記蓋部とが当接して、前記第1接合部と前記第2接合部とが接合する。
本発明の一態様によれば、スタンド部を簡単且つ良好に取り付けることができる表示装置を提供できる。
本発明の一実施形態の表示装置の分解図である。 図1中のPで示す領域の部分拡大図である。 図2に示す切断線A-A’における矢視断面図である。 図2に示す切断線B-B’における矢視断面図である。 図1中のQで示す領域の部分拡大図である。 図5に示す切断線C-C’における矢視断面図である。 図5に示す切断線D-D’における矢視断面図である。 本発明の一実施形態の表示装置の第1接合部と第2接合部との接合の様子を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態の表示装置の第1接合部と第2接合部との接合の様子を模式的に示した断面図である。 本発明の他の実施形態の表示装置の一部を拡大した拡大図である。 本発明の他の実施形態の表示装置の第1接合部と第2接合部との接合の様子を模式的に示した側面図である。 本発明の他の実施形態の表示装置の第1接合部と第2接合部との接合の様子を模式的に示した側面図である。 本発明の他の実施形態の第2接合部の構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部の構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部と第2接合部とを接合させる過程を説明する図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部と第2接合部との接合が完了した段階の第1接合部および第2接合部の部分断面図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部および第2接合部を、第1,2中央部に対して垂直方向から見た図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部と第2接合部とが接合する途中段階の図である。 図18中の切断線E-E´における矢視断面図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部と第2接合部との接合が完了した段階の図である。 図20中の切断線F-F´における矢視断面図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部と第2接合部とが接合を完了させている状態において、当接している第1中央部と第2中央部とを、スライド方向に沿って切断した断面図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部および第2接合部を、第1,2中央部に対して垂直方向から見た図である。 本発明の他の実施形態の第1接合部と第2接合部とを接合させる過程を説明する図であり、接合完了後にスライド部の上面側から見た平面図である。 図24に示す状態を、スライド部の底面側から見た平面図である。 従来技術の構成を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明に係る表示装置の一実施形態について、図1から図9を用いて説明する。
図1は、本実施形態の表示装置の分解図である。なお、表示装置と併せて示している三次元座標は、水平面をXY平面と規定し、鉛直方向をZ方向と規定している。
図1に示す表示装置1は、本体部50およびスタンド部60を備える。本体部50は、画像表示を行う表示部51と、表示部51の周囲および背面を覆う筐体52とを有する。本体部50は、これら以外の構成を有していてもよい。表示部51の具体的な構成は、周知の構成を採用することができ、且つ当該構成は本発明と直接は関係しないため、此処での説明を省略する。
スタンド部60は、本体部50と接続することによって、表示部51を正面に向けて本体部50を起立させるための構成である。スタンド部60は、表示装置1を設置する棚や家具の表面に対向する底面62を有する。底面62は、水平面(図1中のXY平面)と平行である。また、スタンド部60は、底面62とは反対側に、水平面と平行な上面64を有する。上面64は、本体部50とスタンド部60とが接続されている状態において、本体部50の筐体52の下面54と対向する。
本体部50とスタンド部60との接続は、スタンド部60に設けられた第1接合部10と、本体部50に設けられた第2接合部20とが接合することによって実現される。本体部50とスタンド部60とが接続した状態において、スタンド部60の底面62および上面64は水平に位置し、本体部50の表示部51の表示面が鉛直方向(図1ではXZ平面)に広がった配置をとる。
以下、第1接合部10および第2接合部20について、詳述する。なお、以下では、スタンド部60が第1接合部10を備え、本体部50が第2接合部20を備える構成を例に挙げて説明する。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、スタンド部60が第2接合部20を備え、本体部50が第1接合部10を備えていてもよい。
(第1接合部10)
図2は、図1中のPで示す領域の部分拡大図である。図3は、図2に示す切断線A-A’における矢視断面図であり、図4は、図2に示す切断線B-B’における矢視断面図である。
第1接合部10は、図2に示すように、スタンド部60の一部において上面64を凸、底面62を凹にして隆起した台座部66の頂上部分に設けられている。
第1接合部10は、第1中央部11と、第1中央部11を挟むように起立した一対の内壁部13a,13bと、これら内壁部13a,13bの上部から第1中央部11とは反対側に延伸した延伸部15a,15bと、を備える。
第1中央部11は、台座部66の頂上部分に構成される平板部分の一部である。第1中央部11は、X方向に沿った一対の縁辺と、Y方向に沿った一対の縁辺とからなる凡そ四角形の表面11aを有している。表面11aは、第1接合部10と第2接合部20とが接合した状態において、第2接合部20の第2中央部22の表面22aと当接する面である。
第1中央部11は、Y方向に沿った一対の縁辺のうちの一方の縁辺に、内壁部13aが隣接しており、他方の縁辺に、内壁部13bが隣接している。
第1中央部11は、X方向に沿った一対の縁辺において、台座部66の隆起部分の上端と連続している。また、第1中央部11のX方向に沿った一対の縁辺のうちの一方の辺(図2の紙面上側の辺)には、他方の辺(図2の紙面下側の辺)よりも台座部66の隆起部分の上端と連続している長さが、X方向の正負方向にそれぞれ長さX1(図2)ほど長い。そして、これら長さX1を有するそれぞれの部分(図2中の拡張部12a,12b)の、台座部66の隆起部分の上端と連続している側とは離間した位置には、壁14を有する。壁14は、凡そZ方向正方向に立ち上がっている。壁14の上部は、延伸部15a,15bに繋がっている。壁14は、図4にも示している。
第1中央部11には、図2に示すように、中央位置に第1貫通孔17が設けられている。第1貫通孔17には、後述するように、第1接合部10と第2接合部20とが接合した状態で挿入部材を挿入することができる。なお、この態様については、別の実施形態で説明する。
内壁部13a,13bは、X方向に沿って第1中央部11を挟んで両側にあり、第1中央部11のY方向に沿った一対の縁辺のそれぞれから、凡そZ方向正方向に立ち上がっている。ここで、内壁部13a,13bの壁面は、図3に示すように、Z方向に対して傾斜していてよい。具体的には、図3に示すように、一方の内壁部13aと、他方の内壁部13bとは、立ち上がりの基端部分である第1中央部11側から立ち上がりの先端部である上部に向かって、互いの距離が徐々に長くなる(離れる)ように傾斜している。
内壁部13a,13bは、図2に示すように、Y方向に長く、Z方向に短い細長い矩形である。内壁部13a,13bの短手方向に沿った一対の端辺のうちの一方の端辺は、先述の壁14に繋がっている。これに対し、他方の端辺は、他の部分と繋がっておらず外部に露出した状態になっている。
延伸部15a,15bは、内壁部13a,13bの上部に位置する。図3に示すように、一方の延伸部15aは、内壁部13aの上部からX方向負方向に延伸している。また、他方の延伸部15bは、内壁部13bの上部からX方向正方向に延伸している。図2に示すように、延伸部15a,15bは、Y方向に長く、X方向に短い、細長い矩形である。
延伸部15a,15bの短手方向に沿った一対の端辺のうちの一方の端辺は、先述の壁14に繋がっている(図4)。すなわち、壁14および拡張部12a,12bを介して台座部66の隆起部分の上端まで連続している。これに対し、他方の端辺は、台座部66の隆起部分の上端から離間しており、他方の端辺と当該上端との間には隙間がある。すなわち、当該他方の端辺と、Y方向に沿った延伸端部とは、他の部分と繋がっておらず、外に露出した状態となっている。
延伸部15a,15bのそれぞれの台座部66側の面と、台座部66の隆起部分の上端とのZ方向に沿った差は、後述する第2接合部20の蓋部28のZ方向に沿った厚さと同じか、あるいは当該厚さよりも僅かに大きく構成されている。
すなわち、内壁部13a,13bおよび延伸部15a,15bのそれぞれの外に露出側の端辺は、一連であり、XZ平面で見ると略L字型になっている。本実施形態では、第1接合部10と第2接合部20とを接合するときに、この略L字型の端部を第2接合部の溝部24に挿入して溝部24の長手方向に沿ってスライドさせる。ここで、スライドの方向は、スタンド部60の上面64と平行な方向である。具体的には、Y方向である。これにより、内壁部13a,13bおよび延伸部15a,15bが溝部24に挿入される。
スタンド部60への第1接合部10の形成方法としては、例えば、板金を切り起こす方法がある。この方法では、先ず、板金のスタンド部60をプレス加工して台座部66を設ける。次いで、台座部66の頂上部分を構成する四角形の平板部分に対し、一対の辺を残し、残りの一対の辺に沿って切り起こして、内壁部13a,13bおよび延伸部15a,15bを設ける。このようにして設けられた第1接合部10は、板金から形成される台座部66の頂上部分に構成される平板部分が切り起こされた部分であるといえる。
スタンド部60は、SECC、SPCC等から構成することができる。なお、本実施形態では、板金のスタンド部60を切り起こして第1接合部10を設けているが、本発明はこれに限定されない。第1接合部10とスタンド部60とは別部材から構成し、両者を固定することによって実現してもよい。
なお、第1接合部10の構成要素として台座部66を含んでも良い。なお、台座部66の隆起の高さは特に制限はないが、例えば、本体部50のサイズ等により適宜設定すればよい。なお、台座部66が無くても良い。
(第2接合部20)
図5は、図1中のQで示す領域の部分拡大図である。図6は、図5に示す切断線C-C’における矢視断面図であり、図7は、図5に示す切断線D-D’における矢視断面図である。
第2接合部20は、図5に示すように、本体部50の筐体52の下面54に配設されている。なお、本体部50の筐体52と、第2接合部20とは別部材で構成することができ、第2接合部20は例えば金属から構成することができる。なお、別部材で構成する態様に限らない。
第2接合部20は、第2中央部22と、第2中央部22を挟む一対の溝部24の内面を構成する溝構成部26と、を備えている。また、溝構成部26は、第2中央部22とは離間した位置において溝部24を部分的に蓋する蓋部28を備えている。
第2中央部22は、X方向に延びる一対の辺と、Y方向に延びる一対の辺とに囲まれた四角形の表面22aを有する。表面22aは、第1接合部10と第2接合部20とが接合した状態において、第1接合部10の第1中央部11の表面11a(図2および図3)と当接する構成となっており、表面22aの大きさは第1中央部11の表面11aの大きさと略等しい。
第2中央部22には、図5に示すように、中央部分に第2貫通孔27が設けられている。第2貫通孔27には、後述するように、第1接合部10と第2接合部20とが接合した状態で挿入部材を挿入することができる。
溝構成部26は、Y方向に沿って長手方向を有する溝部24の内面を構成する。ここで、溝部24は、第2中央部22を挟んでX方向正方向側に1つ、X方向負方向側に1つある。これを図6に示す断面図でみれば、一方の溝部24と、第2中央部22と、他方の溝部24とが、X方向に沿って並んで配されている。
蓋部28は、それぞれの溝構成部26における、第2中央部22とは離間した位置において溝部24を部分的に覆っている。第2中央部22とは離間した位置とは、溝構成部26のZ方向負方向側の端部のうちの、溝部24を挟んで、第2中央部22のY方向に延びる一対の辺に対向する部分の少なくとも一部である。蓋部28は、溝構成部26における、溝部24を挟んで、第2中央部22のY方向に延びる一対の辺に対向する部分が、第2中央部22に向かって折れ曲がっている部分によって構成される。蓋部28のY方向に沿った長さは、図5に示すように、第2中央部22のY方向に沿った長さよりも短い。長さが足らない部分については、蓋部28が無く、溝部24がZ方向負側に開口している。また、蓋部28のY方向に沿った先端縁辺と、第2中央部22のY方向に沿った辺とは離間しており、その間はY方向に延びたスリット25として開口している(図6)。なお、第2中央部22の表面22aと、蓋部28のZ方向負側の表面とは、同一平面内にある。一方、
溝構成部26における、第2中央部22のX方向に延びる一対の辺のうちの一方の辺に隣接している領域には、先述のように蓋部28は無く開口している。この開口している部分に位置する溝構成部26の端部26a(図7)は、蓋部28よりもZ方向正側に位置している。これにより、後述するように第1接合部10と第2接合部20とを接合させる際に、第1接合部10の延伸部15a,15bおよび内壁部13a,13bを、当該開口している部分から溝部24に挿し込みやすい。要するに、蓋部28における長手方向(Y方向)の長さは、第2中央部22あるいは溝部24の長手方向(Y方向)の長さよりも短く、長さが足りない部分である、蓋部28に覆われていない開口は、延伸部15a,15bおよび内壁部13a,13bを挿し込む挿し込み口(端部26aがある開口)である。
蓋部28の溝部24側の面は、第1接合部10と第2接合部20とが接合した状態において、延伸部15a,15bの台座部66側の面と当接する。
第2接合部20の形成方法としては、板金の第2接合部20を用いて、当該板金を折り曲げることによって溝構成部26を設ければよい。なお、この形成方法に限らず、複数の部材同士を組み合わせて固定するなどして形成してもよい。また、第2接合部20を、筐体52の下面54に固定する方法に関しても特に制限はなく、ボルト留めなどを用いることができる。
(第1接合部10と第2接合部20との接合)
以上で説明した第1接合部10と第2接合部20との接合について説明する。図8および図9は、第1接合部10と第2接合部20との接合の様子を模式的に示した断面図である。本実施形態では、水平方向(XY平面に平行な方向)にスタンド部60をスライドさせて、スタンド部60の第1接合部10を、本体部50の第2接合部20と接合する。基本的には、図1に示すように、本体部50の表示部51を床などの安定した面に向けて置き、スタンド部60を概ね鉛直方向に沿って上から下に向かって降ろすと同時に、第1接合部10と第2接合部20と接合する。このように、本体部50に比べて軽量なスタンド部60のほうを動かすほうがスライド動作を行いやすい。ただし、この方法に限らず、本体部50を動かしてもよく、本体部50およびスタンド部60の双方を動かしても良い。
図8に示すように、接合の際には、第1接合部10の内壁部13a,13bおよび延伸部15a,15bを、第2接合部20の溝部24に挿入し、矢印方向にスライドさせる。このとき、図9に示すように、内壁部13a,13bは、蓋部28の第2中央部22に近い側の先端縁と、第2中央部22との間に形成されたスリット25に挿入される。このようにスライドすることにより、蓋部28の溝部24側の面と、延伸部15a,15bの台座部66側の面とが当接する。また、図9に示すように、このとき、第1接合部10の第1中央部11の表面11aと、第2接合部20の第2中央部22の表面22aとが、当接する。なお、このとき、スタンド部60は、蓋部28の短手方向に沿った先端縁部の一方が、壁14に接触してもよい。
(本実施形態による効果)
以上のように、本実施形態の表示装置1によれば、内壁部13a,13bおよび延伸部15a,15bが溝部24に挿入されて第1接合部10と第2接合部20とが接合された状態において、第1中央部11と第2中央部22とが当接する。更に、この状態において、延伸部15a,15bと蓋部28とも当接する。このように、本実施形態によれば、接合部同士の当接領域が比較的広い。そのため、スタンド部60が本体部50に対して安定して取付けられ、安定性が高い表示装置1を提供できる。また、本実施形態の表示装置1によれば、特に工具を使用することなくスタンド部60を本体部50に対して取り付けることができる。また、本実施形態の表示装置1では、スライドの方向は、スタンド部60の上面64と平行な方向であり、スタンド部60から第1接合部10が顕著に突出しない。そのため、図26に示すようなスタンドから支持部材933cが顕著に突出している構造とは異なり、安全であり、製品出荷時にコンパクトに梱包することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図10は、本実施形態の表示装置1Aの一部を拡大した拡大図である。本実施形態の表示装置1Aと、上述の実施形態1の表示装置1との相違点は、第1接合部および第2接合部の配置にある。具体的には、本実施形態の表示装置1Aは、上述の実施形態1のスタンド部60が備える第1接合部10と同様の構成である第1接合部10Aを、本体部50Aが備える。また、実施形態1の本体部50が備える第2接合部20と同様の構成である第2接合部20Aを、スタンド部60Aが備える。更に、実施形態1では、第1、2接合部10,20の第1、2中央部11,22の表面11a,22aが、水平方向に広がるように本体部50およびスタンド部60に配設されている。これに対して、本実施形態では、第1、2接合部10A,20Aの第1、2中央部11,22の表面11a,22aが、鉛直方向に広がるように本体部50Aおよびスタンド部60Aに配設されている。なお、図10では、第1接合部10Aの表面11aは、紙面奥側に向いた面である。
(第1接合部10A)
本実施形態では、本体部50Aの筐体52の背面55に、第1接合部10Aが設けられている。第1接合部10A自体の構造としては、実施形態1の第1接合部10と同じである。すなわち、第1接合部10Aは、第1中央部11と、第1中央部11を挟むように起立した一対の内壁部13a,13bと、これら内壁部13a,13bの上部から第1中央部11とは反対側に延伸した延伸部15a,15bとを備える。
本実施形態では、表面11aが鉛直方向(XZ平面)に広がっている。また、内壁部13a,13bは、表面11aのZ方向に延びた一対の辺から、表面11a側を基端部分として、Y方向正側に向かって起立している。そして、内壁部13a,13bの起立した上部において、X方向に延伸している。
第1接合部10Aは、実施形態1の第1接合部10と同様に、板金を切り起こして形成することができる。
(第2接合部20A)
本実施形態では、スタンド部60Aに設けられた台座部66Aの頂上部分に、第2中央部22の表面22aを鉛直方向(XZ平面)と平行となるように第2接合部20Aが立設された態様となっている。
第2接合部20Aは、蓋部28によって覆われていない広く開口した部分を頂上側に向けて、スタンド部60Aに設けられている。これにより、当該開口部分に、第1接合部10Aの延伸部15a,15bの鉛直方向下側の先端を挿し込むことができる。そして、そのまま第1接合部10Aを鉛直方向下方に下ろすことによって、内壁部13a,13bをスリット25に挿入しつつ、延伸部15a,15bを溝部24に挿入することができる。
第2接合部20Aは、台座部66Aの頂上部分を折り曲げたり切り起こしたりして形成することができるが、第2接合部20Aを別部材から構成し、台座部66Aの頂上部分に固定してもよい。第2接合部20A自体は、実施形態1で説明したように、板金のものを折り曲げたり切り起こしたりして形成することができる。
(第1接合部10Aと第2接合部20Aとの接合)
以上で説明した第1接合部10Aと第2接合部20Aとの接合について説明する。図11および図12は、第1接合部10Aと第2接合部20Aとの接合の様子を模式的に示した図である。本実施形態では、鉛直方向(XZ平面に平行な方向)に本体部50Aをスライドさせて、本体部50Aの第1接合部10Aを、スタンド部60Aの第2接合部20Aと接合する。接合メカニズムは、実施形態1で説明しているので詳細は割愛するが、図11に示すように、第1接合部10Aの内壁部13a,13bおよび延伸部15a,15bを、第2接合部20Aの溝部24に挿入し、下方にスライドさせる。図11に示すようにスライドして挿入されるに従って、蓋部28の溝部24側の面(紙面奥側の面)と、延伸部15a,15bの立ち上がり基端部分に近い側の面(紙面手前側の面)とが当接する。また、図11に示すように、このとき、第1接合部10Aの第1中央部11の表面11aと、第2接合部20Aの第2中央部22の表面22aとが、当接する。なお、本体部50Aは、蓋部28の短手方向に沿った先端縁部の一方が、先述の壁14に当接してもよい。
以上の本実施形態の表示装置1Aによっても、実施形態1の表示装置1と同じく、接合部同士の当接領域が比較的広い。そのため、スタンド部60Aが本体部50Aに対して安定して取付けられ、安定性が高い表示装置1Aを提供できる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図13は、本体部50の筐体52の下面54の部分拡大図であり、実施形態1の図5に対応している。また、図14は、スタンド部60に設けられた第1接合部10の拡大図であり、実施形態1の図2に対応する。本実施形態では、第1,2接合部に突起がある点において、第1,2接合部に突起が無い上述の実施形態1と相違する。また、本実施形態では、第1接合部と第2接合部とを接合する際に、両者の間にクリアランスが設けられている点においても、上述の実施形態と相違する。以下、これらについて、図13から図16に基づいて説明する。
(第2接合部20)
図13に示すように、本体部50に設けられた第2接合部20には、各蓋部28Aにおけるスライドの方向の奥側に、第2突起部29が設けられている。第2突起部29は、第1接合部10と第2接合部20とが接合するときに、各蓋部28Aにおける延伸部15Aa,15Abと当接する面に設けられている凸である。第2突起部29は、第1接合部10と第2接合部20とが接合したとき、延伸部15Aa,15Abと当接する(図16)。具体的には、蓋部28Aにおける、延伸部15Aa,15Abおよび内壁部13a,13bを挿し込む挿し込み口(端部26aがある開口)側の端部とは反対側の端部近傍に、第2突起部29が設けられている。
(第1接合部10)
図14に示すように、スタンド部60に設けられた第1接合部10には、延伸部15Aa,15Abにおけるスライドの方向の手前側に第1突起部19が設けられている。第1突起部19は、第1接合部10と第2接合部20とが接合するときに、延伸部15Aa,15Abにおける蓋部28Aと当接する面に設けられている凸である。第1突起部19は、第1接合部10と第2接合部20とが接合したとき、蓋部28Aと当接する。具体的には、延伸部15Aa,15Abにおける壁14側の端部近傍に、第1突起部19が設けられている。
次に、図15および図16を用いて、第1接合部10と第2接合部20との間のクリアランスについて説明する。図15は、延伸部15Aa,15Abおよび内壁部13a,13bを挿し込み口に挿し込む段階の第1接合部10および第2接合部20の部分断面図である。図16は、第1接合部10と第2接合部20との接合が完了した段階の第1接合部10および第2接合部20の部分断面図である。
図15の上段に示すように延伸部15Aa,15Abおよび内壁部13a,13bの端部と、第2接合部20の蓋部28Aに隣接した挿し込み口(端部26aがある開口)とを近接させる。そして、例えばスタンド部60を水平方向にY方向負方向にスライドさせると、図15の中段に示すように、挿し込み口(端部26aがある開口)に延伸部15Aa,15Abおよび内壁部13a,13bの端部が挿し込まれる。このとき、図15の下段に示すように、延伸部15Aa,15Abの端部と、蓋部28Aとの間には、クリアランス(図15中のCL)がある。これは、延伸部15Aa,15Abの台座部66側の面と、台座部66の隆起部分の上端66bとのZ方向に沿った差が、蓋部28AのZ方向に沿った厚さよりも大きく構成されているためである。このようにクリアランスがあるため、挿し込みが容易となる。
そして、更にスライドすると、図16に示すように、延伸部15Aa,15Abが、その長手方向において全て溝部24に挿入された状態となる。この状態で、図16の下側に示すように、蓋部28Aに設けられた第2突起部29は延伸部15Aa,15Abと当接し、延伸部15Aa,15Abに設けられた第1突起部19は蓋部28Aと当接する。このように当接することによって、挿入当初には先述したクリアランスCLがある場合であっても、第1接合部10と第2接合部20とが接合したときにはがたつきがなく、安定して接合できる。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態と、上述の実施形態1との相違点は、第1接合部10Bの内壁部および延伸部の向きと、第2接合部20Bの第2中央部22Bと蓋部28Bとの間隔(スリット25Bの幅)とにある。図17は、本実施形態の第1接合部10Bおよび第2接合部20Bを、第1,2中央部11B,22Bに対して垂直方向から見た図である。
(第1接合部10B)
本実施形態では、図17に示すように、スタンド部60の第1接合部10Bの内壁部13Ba,13Bbおよび延伸部15Ba,15Bbが、スライドの方向の奥側に向かって、第1中央部11B側に傾いている。ここで、スライド方向とは、スタンド部60をスライドさせることを仮定したスタンド部60のスライド方向のことである。図17でいうところの紙面上部から下部に向かう方向が、スライド方向である。すなわち、スライド方向の奥側とは、内壁部13Ba,13Bbおよび延伸部15Ba,15Bbを、スタンド部60の第2接合部20Bの溝部24に先ず挿し込む側のことである。一方、内壁部13Ba,13Bbおよび延伸部15Ba,15Bbの、壁14に隣接している側の端部は、第1接合部10Bにおけるスライド方向の手前側であると言える。すなわち、本実施形態では、第1接合部10Bは、一方の延伸部15Baの延伸端部から、他方の延伸部15Bbの延伸端部までのX方向に沿った長さに関して、第2接合部20Bの溝部24に先ず挿し込む側が、壁14に隣接している側よりも短い。
(第2接合部20B)
本体部50の第2接合部20Bについては、図17に示すように、第2中央部22Bと蓋部28Bとの間隔(スリット25Bの幅)が、スライドの方向の手前側よりも奥側の方が狭くなっている。ここで、スライド方向は先述のとおり図17の紙面上部から下部に向かう方向である。すなわち、スリット25Bの幅は、図17の紙面下部に向かって狭くなっている。
(第1接合部10Bと第2接合部20Bとの接合)
これら第1接合部10Bと第2接合部20Bとが接合する過程を、図18から図21を用いて説明する。図18は、第1接合部10Bと第2接合部20Bとが接合する途中段階の図であり、図19は、図18中の切断線E-E´における矢視断面図である。図20は、第1接合部10Bと第2接合部20Bとの接合が完了した段階の図であり、図21は、図20中の切断線F-F´における矢視断面図である。
本体部50の第2接合部20Bの溝部24に、スタンド部60の第1接合部10Bの内壁部13Ba,13Bbおよび延伸部15Ba,15Bbの略L字型を有する端部を挿し込む(図18)。この段階では、図18に示すように、蓋部28Bと、延伸部15Ba,15Bbとが向き合っている領域において、延伸部15Ba,15Bbの延伸端部と、当該延伸端部が対向する溝構成部26との間には、十分なクリアランスが設けられている。図19に示す断面でみれば、そのクリアランスは、1mmある。なお、この段階において、蓋部28Bの第2中央部22B側の端部と、内壁部13Ba,13Bbとの間には1mmのクリアランスがあり、向き合っている蓋部28Bと延伸部15Ba,15Bbとの間にも、0.3mmのクリアランスが設けられている。
図18および図19の段階から更に、水平方向にスタンド部60をスライドさせると、延伸部15Ba,15Bbの延伸端部と、溝構成部26との間のクリアランスは次第に縮まる。これは、内壁部13Ba,13Bbおよび延伸部15Ba,15Bbは、スライドの方向の手前側のほうが、スライドの方向の奥側よりも、第1中央部11Bから離れるように傾いているためである。すなわち、延伸部15Baの延伸端部と、延伸部15Bbの延伸端部とのX方向に沿った長さは、スライドの方向の奥側から手前側に向かって長くなるためである。
そして、内壁部13Ba,13Bbおよび延伸部15Ba,15Bbを、溝部24に完全に挿入させると、図20および図21に示すように、延伸部15Ba,15Bbの延伸端部と、溝構成部26との間は、0.1mm程度と略クリアランスが無い状態となる。この段階で、蓋部28Bの第2中央部22B側の端部と、内壁部13Ba,13Bbとの間も、0.1mm程度と略クリアランスが無い状態となる。また、蓋部28Bと延伸部15Ba,15Bbとは当接して、クリアランスが無い状態となる。
なお、本実施形態では、上述の実施形態3において説明した第1突起部19および第2突起部29(図20)を備えている。すなわち、図21では、第1突起部19が蓋部28Bに当接している。また、図示はしないが、このとき、第2突起部29が延伸部15Ba,15Bbと当接している。なお、図20および図21の段階で、に示した、第1接合部10Bの第1中央部11Bの表面11Ba(図17)と、第2接合部20Bの第2中央部22Bの表面22Ba(図17)とは、当接している。
本実施形態によれば、第1接合部10Bと第2接合部20Bとを接合するときに、内壁部13Ba,13Bbおよび延伸部15Ba,15Bbを溝部24に挿入しやすい。また、接合が完了した状態では、クリアランスは無くなっている状態となるため、がたつきが無く、安定して接合することができる。
また、本実施形態によれば、第1突起部19および第2突起部29によって、がたつきが無く安定した接合状態を実現することができる。
〔実施形態5〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態と、先述の実施形態1との相違点は、本実施形態では、第1接合部10の第1中央部11と、第2接合部20の第2中央部22とが当接した状態において、これらの中央部分に挿入部材を挿入して固定している点にある。
図22は、第1接合部10と第2接合部20とが接合を完了させている状態において、当接している第1中央部11と第2中央部22とを、スライド方向に沿って切断した断面図である。図22に示すように、第1中央部11には、中央部分に第1貫通孔17が設けられている。また、第2中央部22には、中央部分に第2貫通孔27が設けられている。図22に示す状態において、第1貫通孔17と第2貫通孔27とは重畳する位置にあり、当該位置に、挿入部材70が挿入されている。挿入部材70としては、例えば、つまみネジ(ノブネジ)を採用できる。この場合、第1貫通孔17と第2貫通孔27に雌ネジ構造が設けられていても良い。
このように、本実施形態によれば、挿入部材70によって第1中央部11と第2中央部22とが固定される。これにより、この状態において、第1接合部10と第2接合部20とが、第1中央部11および第2中央部22の表面に対して水平方向(図22ではX,Y方向)に位置ずれせず、本体部50へのスタンド部60の安定した取り付けを実現することができる。
なお、挿入部材70は、つまみネジに限らない。第1中央部11と第2中央部22がその表面に対して水平方向にずれないように出来ればよい。そのため、挿入部材70は、つまみネジ以外であっても、例えばその他のネジや、樹脂クリップ等であってもよく、特に限定されないが、工具なしに取り付けられるものであることが好ましい。
〔実施形態6〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図23は、本実施形態の第1接合部10Cおよび第2接合部20Cを、第1,2中央部11C,22Cに対して垂直方向から見た図である。本実施形態では、第1接合部10Cの延伸部15Ca,15Cbの形状と、第2接合部20Cの蓋部28Cの形状(スリット25Cの形状)とが、上述の実施形態1と相違する。
具体的には、延伸部15Ca,15Cbは、スライドの方向の手前側に、スライドの方向の奥側よりも延伸長が長い第1変化部16a,16bを備えている。ここで、スライド方向とは、スタンド部60をスライドさせることを仮定したスタンド部60のスライド方向のことである。図23でいうところの紙面上部から下部に向かう方向が、スライド方向である。すなわち、スライド方向の奥側とは、内壁部13Ca,13Cbおよび延伸部15Ca,15Cbを、スタンド部60の第2接合部20Cの溝部24に先ず挿し込む側のことである。一方、内壁部13Ca,13Cbおよび延伸部15Ca,15Cbの、壁14に隣接している側の端部は、第1接合部10Cにおけるスライド方向の手前側であると言える。
一方の本体部50の第2接合部20Cについては、図23に示すように、蓋部28Cが、スライドの方向の手前側よりも、スライドの方向の奥側の方が、蓋部28Cの幅が広くなった第2変化部21a,21bを有している。ここでもスライド方向は先述のとおり図23の紙面上部から下部に向かう方向である。すなわち、スリット25Cの幅は、図23の紙面下部において他の部分よりも狭くなっている。
(第1接合部10Cと第2接合部20Cとの接合)
これら第1接合部10Cと第2接合部20Cとは、図23に示すように、延伸部15Ca,15Cbの延伸端部と、当該延伸端部が対向する溝構成部26との間には、十分なクリアランス、具体的には約1mmのクリアランスがある。
一方、これら第1接合部10Cと第2接合部20Cとが接合を完了させた状態を、図24に示す。図25は、図24の状態を裏面から見た状態を示し、スタンド部60を、底面62から見た状態を示す。
第1接合部10Cと第2接合部20Cとの接合が完了した状態では、図24に示すように、延伸部15Ca,15Cbの第1変化部16a,16bが溝部24に挿入されており、第1変化部16a,16bと溝構成部26との間のクリアランスは無い。
また、第1接合部10Cと第2接合部20Cとの接合が完了した状態で、図25に示すように、内壁部13Ca,13Cbは、スリット25に、蓋部28Cの第2変化部21a,21bと、第2中央部22Cとの間の、幅が狭くなっている部分まで、挿入されている。
以上のように、本実施形態によれば、溝24への挿入時にはクリアランスを有して挿入作業が容易である。その一方で、挿入が完了して接合された状態となれば、第1変化部16a,16bと第2変化部21a,21bとにより、溝24に延伸部15Ca,15Cbを嵌合させることができ、安定した接合を実現することができる。
なお、本実施形態では、上述の実施形態3において説明した第1突起部19および第2突起部29を備えている(図23)。すなわち、図21では、第1突起部19が蓋部28Bに当接している。また、図示はしないが、このとき、第2突起部29が延伸部15Ba,15Bbと当接している。これにより、第1突起部19および第2突起部29によって、がたつきが無く安定した接合状態を実現することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置は、本体部およびスタンド部を備え、前記本体部およびスタンド部の一方は、第1接合部を備え、前記本体部およびスタンド部の他方は、第2接合部を備え、前記第1接合部は、第1中央部と、前記第1中央部を挟むように起立した一対の内壁部と、前記内壁部の上部から前記第1中央部とは反対側に延伸した延伸部と、を備え、前記第2接合部は、第2中央部と、前記第2中央部を挟む一対の溝部の内面を構成する溝構成部と、を備え、前記溝構成部は、前記第2中央部とは離間した位置において前記溝部を部分的に蓋する蓋部を備えており、前記内壁部および前記延伸部を前記溝部に挿入し、スライドさせることによって、前記第1中央部と前記第2中央部とが当接するとともに、前記延伸部と前記蓋部とが当接して、前記第1接合部と前記第2接合部とが接合する。
前記の構成によれば、(本体部に対して)スタンド部を良好に取り付けることができる表示装置を提供できる。具体的には、前記内壁部および前記延伸部が前記溝部に挿入されて前記第1接合部と前記第2接合部とが接合された状態において、前記第1中央部と前記第2中央部とが当接しており、且つ前記延伸部と前記蓋部とが当接している。これにより、当接領域が比較的広く、安定してスタンド部が本体部に対して取付けられる。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、前記第1接合部または前記第2接合部は、前記スタンド部の上面に設けられており、前記スライドの方向は前記スタンド部の上面と平行な方向であってもよい。
前記の構成によれば、スタンド部から接合部が突出しないため、安全であり、製品出荷時にコンパクトに梱包することができる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様1または2において、前記延伸部における前記スライドの方向の手前側に第1突起部が設けられており、前記第1接合部と前記第2接合部とが接合するときには、前記第1突起部と前記蓋部とが当接する構成であってもよい。
前記の構成によれば、第1接合部と第2接合部とが高い接合力(嵌合力)で接合(嵌合)される構成を実現できる。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様1から3において、前記蓋部における前記スライドの方向の奥側に第2突起部が設けられており、前記第1接合部と前記第2接合部とが接合するときには、前記第2突起部と前記延伸部とが当接する構成であってもよい。
前記の構成によれば、第1接合部と第2接合部とが高い接合力(嵌合力)で接合(嵌合)される構成を実現できる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様1から4において、前記内壁部および前記延伸部は、前記スライドの方向の奥側に向かって、前記第1中央部側に傾いていてもよい。
前記の構成によれば、第1接合部と第2接合部とを接合するときに、前記内壁部および前記延伸部を前記溝部に挿入しやすくなる。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様1から5において、前記延伸部は、前記スライドの方向の手前側に、前記スライドの方向の奥側よりも延伸長が長い変化部を備えていてもよい。
前記の構成によれば、第1接合部と第2接合部とを接合するときに、前記内壁部および前記延伸部を前記溝部に挿入しやすくなるとともに、挿入が完了した状態において、前記変化部が前記溝部に嵌合することによって、第1接合部と第2接合部との接合力(嵌合力)の向上に寄与できる。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様1から6において、前記第2中央部と前記蓋部との間隔に前記内壁部が挿入され、前記第2中央部と前記蓋部との間隔は、前記スライドの方向の手前側よりも奥側の方が狭くなっていてもよい。
前記の構成によれば、前記第2中央部と前記蓋部との間隔に前記内壁部を挿入しやすく、挿入が完了した状態において前記内壁部の、第2中央部および蓋部に対する嵌合力の向上に寄与できる。
本発明の態様8に係る表示装置は、上記態様1から7において、前記第1中央部には第1貫通孔が設けられており、前記第2中央部には第2貫通孔が設けられており、前記第1接合部と前記第2接合部とが接合した状態で、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔に挿入される挿入部材をさらに備えていてもよい。
前記の構成によれば、前記挿入部材が前記第1貫通孔および前記第2貫通孔に挿入されることにより、第1中央部と第2中央部との接合状態を維持させることができ、接合が解除される方向への第1中央部または第2中央部の不都合な移動を規制することができる。
本発明の態様9に係る表示装置は、上記態様1から8において、前記第1接合部は板金からなり、前記内壁部および前記延伸部は当該板金が切り起こされた部分であり、前記第2接合部は板金からなり、前記溝構成部は当該板金が折り曲げられた部分であってもよい。
前記の構成によれば、板金を切り起こしたり折り曲げて構成していることから、構造的強度が高く、取り付け安定性が向上する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、1A 表示装置
10、10A、10B、10C 第1接合部
11、11B 第1中央部
11a、22a、11Ba、22Ba 表面
12a,12b 拡張部
13a、13b、13Ba、13Bb、13Ca,13Cb 内壁部
15a、15b、15Aa,15Ab、15Ba、15Bb、15Ca,15Cb 延伸部
16a,16b 第1変化部
17 第1貫通孔
19 第1突起部
20、20A、20B、20C 第2接合部
21a,21b 第2変化部
22、22B、22C 第2中央部
24 溝部
25、25B、25C スリット
26 溝構成部
26a 端部
27 第2貫通孔
28、28A、28B、28C 蓋部
29 第2突起部
50、50A 本体部
51 表示部
52 筐体
54 下面
55 背面
60、60A スタンド部
62 底面
64 上面
66、66A 台座部
66b 上端
70 挿入部材

Claims (8)

  1. 本体部およびスタンド部を備えた表示装置であって
    前記スタンド部は、前記表示装置を設置面に設置したときに当該設置面に対向する底面と、前記底面の反対側にある上面であって、前記本体部と接合する側にある前記上面とを有し、
    前記本体部およびスタンド部の一方は、第1接合部を備え、
    前記本体部およびスタンド部の他方は、第2接合部を備え、
    前記第1接合部または前記第2接合部は、前記スタンド部の前記上面に設けられており、
    前記第1接合部は、第1中央部と、前記第1中央部を挟むように起立した一対の内壁部と、前記内壁部における起立して立ち上がった先端部である上部から前記第1中央部とは反対側に延伸した延伸部と、を備え、
    前記第2接合部は、第2中央部と、前記第2中央部を挟む一対の溝部の内面を構成する溝構成部と、を備え、
    前記溝構成部は、前記第2中央部とは離間した位置において前記溝部を部分的に蓋する蓋部を備えており、
    前記内壁部および前記延伸部を前記溝部に挿入し、前記スタンド部の前記上面と平行な方向である特定のスライド方向にスライドさせることによって、前記第1中央部と前記第2中央部とが当接するとともに、前記延伸部と前記蓋部とが当接して、前記第1接合部と前記第2接合部とが接合することを特徴とする表示装置。
  2. 前記延伸部における前記特定のスライド方向の手前側に第1突起部が設けられており、前記第1接合部と前記第2接合部とが接合するときには、前記第1突起部と前記蓋部とが当接することを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記蓋部における前記特定のスライド方向の奥側に第2突起部が設けられており、前記第1接合部と前記第2接合部とが接合するときには、前記第2突起部と前記延伸部とが当接することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記内壁部および前記延伸部は、前記特定のスライド方向の奥側に向かって、前記第1中央部側に傾いていることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記延伸部は、前記特定のスライド方向の手前側に、前記特定のスライド方向の奥側よりも延伸長が長い変化部を備えていることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記第2中央部と前記蓋部との間隔に前記内壁部が挿入され、
    前記第2中央部と前記蓋部との間隔は、前記特定のスライド方向の手前側よりも奥側の方が狭くなっていることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記第1中央部には第1貫通孔が設けられており、
    前記第2中央部には第2貫通孔が設けられており、
    前記第1接合部と前記第2接合部とが接合した状態で、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔に挿入される挿入部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記第1接合部は板金からなり、前記内壁部および前記延伸部は当該板金が切り起こされた部分であり、
    前記第2接合部は板金からなり、前記溝構成部は当該板金が折り曲げられた部分であることを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の表示装置。
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