JP7533937B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents
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対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出部と、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定部と、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定部と、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示部と、
を備えている、
ことを特徴とする。
対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出ステップと、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
コンピュータに、
対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出ステップと、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以下、実施の形態における、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムについて、図1~図12を参照しながら説明する。
最初に、実施の形態における画像処理装置の概略構成について図1を用いて説明する。図1は、実施の形態における画像処理装置の概略構成を示す構成図である。
(a)特徴点の組合せの除去後に点群データを構成している点の個数
(b)除去されなかった特徴点の組合せにおける平均誤差
(c)特徴点の組合せの除去後の点群データの点の個数と除去前における点群データの点の個数との比率(以下「誤差割合」と表記する。)
(d)特徴点の組合せの除去後における平均誤差と除去前における平均誤差との比率(以下「残点群割合」と表記する。)
次に、実施の形態における画像処理装置10の動作について図9を用いて説明する。図9は、実施の形態における画像処理装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1~図8を参照する。また、実施の形態1では、画像処理装置10を動作させることによって、画像処理方法が実施される。よって、実施の形態における画像処理方法の説明は、以下の画像処理装置10の動作説明に代える。
以上のように、実施の形態では、特徴点の組合せにおける誤差について複数の閾値が設定され、閾値毎に、物体の点群データの状況を示す指標が算出され、閾値毎の指標が画面に表示される。そして、ユーザが、いずれかの閾値を選択すると、点群データ上で、選択した閾値に応じて削除される部分が示される。つまり、実施の形態によれば、複数の画像から対応する特徴点の組合せを抽出して3次元形状を構築するに際して、誤りのある特徴点の組合せが3次元形状に与える影響が可視化されることになる。
実施の形態におけるプログラムとしては、コンピュータに、図9に示すステップA1~A8を実行させるプログラムが挙げられる。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、実施の形態における画像処理装置と画像処理方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、誤差算出部11、閾値設定部12、状態特定部13、状態表示部14、画像取得部15、特徴点抽出部16、3次元座標算出部17、及び3次元形状構築部18として機能し、処理を行なう。実施の形態では、データ格納部19は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置によって実現できる。コンピュータとしては、汎用のPCの他に、スマートフォン、タブレット型端末装置が挙げられる。
ここで、実施の形態におけるプログラムを実行することによって、画像処理装置を実現するコンピュータについて図12を用いて説明する。図12は、実施の形態における画像処理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出部と、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定部と、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定部と、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示部と、
を備えている、
ことを特徴とする画像処理装置。
付記1に記載の画像処理装置であって、
前記誤差算出部が、
前記特徴点の組合せ毎に、当該特徴点の組合せを構成する1つの特徴点の抽出元の画像に対応するカメラ行列を、当該組合せの前記3次元座標に適用することによって、当該組合せの前記3次元座標を前記1つの特徴点が抽出された画像上に投影した場合の2次元座標を算出し、算出した2次元座標と前記1つの特徴点の2次元座標との差分を、誤差として算出する、
ことを特徴とする画像処理装置。
付記1または2に記載の画像処理装置であって、
前記対象物の複数の画像それぞれから、対応する特徴点の組合せを抽出する、特徴点抽出部と、
前記特徴点の組合せ毎に、当該組合せを構成する特徴点それぞれのカメラ行列を算出し、算出した前記カメラ行列を用いて、当該組合せの特徴点に対応する、前記対象物の3次元座標を算出する、3次元座標算出部と、
前記特徴点の組合せ毎に算出された前記3次元座標を用いて、前記対象物の3次元形状を構築する、3次元形状構築部と、
を更に備えている、
ことを特徴とする画像処理装置。
付記3に記載の画像処理装置であって、
前記3次元形状構築部が、前記対象物の3次元形状として、前記3次元座標に存在する点の集合で構成された点群データを構築し、
前記状態特定部が、複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記点群データの状況を示す指標を算出することで、前記対象物の3次元形状の状態を特定し、
前記状態表示部が、複数の前記閾値それぞれ毎に、算出した前記指標を表示する、
ことを特徴とする画像処理装置。
付記4に記載の画像処理装置であって、
前記状態特定部が、複数の前記閾値それぞれ毎に、前記指標として、
前記特徴点の組合せの除去後に前記点群データを構成している点の個数、除去されなかった前記特徴点の組合せにおける平均誤差、前記特徴点の組合せの除去後の前記点群データの点の個数と除去前における前記点群データの点の個数との比率、及び前記特徴点の組合せの除去後における平均誤差と除去前における平均誤差との比率のうち、少なくとも1つを算出する、
ことを特徴とする画像処理装置。
付記4または5に記載の画像処理装置であって、
前記状態表示部が、複数の前記閾値のうち1つが選択されると、前記点群データ上で、選択された前記閾値によって除去される前記特徴点の組合せが対応する部分を特定し、そして、前記点群データを表示すると共に、特定した前記部分を表すアイコンも表示する、
ことを特徴とする画像処理装置。
対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出ステップと、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示ステップと、
を有する、
ことを特徴とする画像処理方法。
付記7に記載の画像処理方法であって、
前記誤差算出ステップにおいて、
前記特徴点の組合せ毎に、当該特徴点の組合せを構成する1つの特徴点の抽出元の画像に対応するカメラ行列を、当該組合せの前記3次元座標に適用することによって、当該組合せの前記3次元座標を前記1つの特徴点が抽出された画像上に投影した場合の2次元座標を算出し、算出した2次元座標と前記1つの特徴点の2次元座標との差分を、誤差として算出する、
ことを特徴とする画像処理方法。
付記7または8に記載の画像処理方法であって、
前記対象物の複数の画像それぞれから、対応する特徴点の組合せを抽出する、特徴点抽出ステップと、
前記特徴点の組合せ毎に、当該組合せを構成する特徴点それぞれのカメラ行列を算出し、算出した前記カメラ行列を用いて、当該組合せの特徴点に対応する、前記対象物の3次元座標を算出する、3次元座標算出ステップと、
前記特徴点の組合せ毎に算出された前記3次元座標を用いて、前記対象物の3次元形状を構築する、3次元形状構築ステップと、
を更に有する、
ことを特徴とする画像処理方法。
付記9に記載の画像処理方法であって、
前記3次元形状構築ステップにおいて、前記対象物の3次元形状として、前記3次元座標に存在する点の集合で構成された点群データを構築し、
前記状態特定ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記点群データの状況を示す指標を算出することで、前記対象物の3次元形状の状態を特定し、
前記状態表示ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、算出した前記指標を表示する、
ことを特徴とする画像処理方法。
付記10に記載の画像処理方法であって、
前記状態特定ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、前記指標として、
前記特徴点の組合せの除去後に前記点群データを構成している点の個数、除去されなかった前記特徴点の組合せにおける平均誤差、前記特徴点の組合せの除去後の前記点群データの点の個数と除去前における前記点群データの点の個数との比率、及び前記特徴点の組合せの除去後における平均誤差と除去前における平均誤差との比率のうち、少なくとも1つを算出する、
ことを特徴とする画像処理方法。
付記10または11に記載の画像処理方法であって、
前記状態表示ステップにおいて、複数の前記閾値のうち1つが選択されると、前記点群データ上で、選択された前記閾値によって除去される前記特徴点の組合せが対応する部分を特定し、そして、前記点群データを表示すると共に、特定した前記部分を表すアイコンも表示する、
ことを特徴とする画像処理方法。
コンピュータに、
対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出ステップと、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示ステップと、
を実行させる、プログラム。
付記13に記載のプログラムであって、
前記誤差算出ステップにおいて、
前記特徴点の組合せ毎に、当該特徴点の組合せを構成する1つの特徴点の抽出元の画像に対応するカメラ行列を、当該組合せの前記3次元座標に適用することによって、当該組合せの前記3次元座標を前記1つの特徴点が抽出された画像上に投影した場合の2次元座標を算出し、算出した2次元座標と前記1つの特徴点の2次元座標との差分を、誤差として算出する、
ことを特徴とするプログラム。
付記13または14に記載のプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記対象物の複数の画像それぞれから、対応する特徴点の組合せを抽出する、特徴点抽出ステップと、
前記特徴点の組合せ毎に、当該組合せを構成する特徴点それぞれのカメラ行列を算出し、算出した前記カメラ行列を用いて、当該組合せの特徴点に対応する、前記対象物の3次元座標を算出する、3次元座標算出ステップと、
前記特徴点の組合せ毎に算出された前記3次元座標を用いて、前記対象物の3次元形状を構築する、3次元形状構築ステップと、
を更に実行させる、
ことを特徴とするプログラム。
付記15に記載のプログラムであって、
前記3次元形状構築ステップにおいて、前記対象物の3次元形状として、前記3次元座標に存在する点の集合で構成された点群データを構築し、
前記状態特定ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記点群データの状況を示す指標を算出することで、前記対象物の3次元形状の状態を特定し、
前記状態表示ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、算出した前記指標を表示する、
ことを特徴とするプログラム。
付記16に記載のプログラムであって、
前記状態特定ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、前記指標として、
前記特徴点の組合せの除去後に前記点群データを構成している点の個数、除去されなかった前記特徴点の組合せにおける平均誤差、前記特徴点の組合せの除去後の前記点群データの点の個数と除去前における前記点群データの点の個数との比率、及び前記特徴点の組合せの除去後における平均誤差と除去前における平均誤差との比率のうち、少なくとも1つを算出する、
ことを特徴とするプログラム。
付記16または17に記載のプログラムであって、
前記状態表示ステップにおいて、複数の前記閾値のうち1つが選択されると、前記点群データ上で、選択された前記閾値によって除去される前記特徴点の組合せが対応する部分を特定し、そして、前記点群データを表示すると共に、特定した前記部分を表すアイコンも表示する、
ことを特徴とするプログラム。
11 誤差算出部
12 閾値設定部
13 状態特定部
14 状態表示部
15 画像取得部
16 特徴点抽出部
17 3次元座標算出部
18 3次元形状構築部
19 データ格納部
20 表示装置
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス
Claims (18)
- 対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出部と、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定部と、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定部と、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示部と、
を備えている、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記誤差算出部が、
前記特徴点の組合せ毎に、当該特徴点の組合せを構成する1つの特徴点の抽出元の画像に対応するカメラ行列を、当該組合せの前記3次元座標に適用することによって、当該組合せの前記3次元座標を前記1つの特徴点が抽出された画像上に投影した場合の2次元座標を算出し、算出した2次元座標と前記1つの特徴点の2次元座標との差分を、誤差として算出する、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1または2に記載の画像処理装置であって、
前記対象物の複数の画像それぞれから、対応する特徴点の組合せを抽出する、特徴点抽出部と、
前記特徴点の組合せ毎に、当該組合せを構成する特徴点それぞれのカメラ行列を算出し、算出した前記カメラ行列を用いて、当該組合せの特徴点に対応する、前記対象物の3次元座標を算出する、3次元座標算出部と、
前記特徴点の組合せ毎に算出された前記3次元座標を用いて、前記対象物の3次元形状を構築する、3次元形状構築部と、
を更に備えている、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3に記載の画像処理装置であって、
前記3次元形状構築部が、前記対象物の3次元形状として、前記3次元座標に存在する点の集合で構成された点群データを構築し、
前記状態特定部が、複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記点群データの状況を示す指標を算出することで、前記対象物の3次元形状の状態を特定し、
前記状態表示部が、複数の前記閾値それぞれ毎に、算出した前記指標を表示する、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載の画像処理装置であって、
前記状態特定部が、複数の前記閾値それぞれ毎に、前記指標として、
前記特徴点の組合せの除去後に前記点群データを構成している点の個数、除去されなかった前記特徴点の組合せにおける平均誤差、前記特徴点の組合せの除去後の前記点群データの点の個数と除去前における前記点群データの点の個数との比率、及び前記特徴点の組合せの除去後における平均誤差と除去前における平均誤差との比率のうち、少なくとも1つを算出する、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4または5に記載の画像処理装置であって、
前記状態表示部が、複数の前記閾値のうち1つが選択されると、前記点群データ上で、選択された前記閾値によって除去される前記特徴点の組合せが対応する部分を特定し、そして、前記点群データを表示すると共に、特定した前記部分を表すアイコンも表示する、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出ステップと、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示ステップと、
を有する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項7に記載の画像処理方法であって、
前記誤差算出ステップにおいて、
前記特徴点の組合せ毎に、当該特徴点の組合せを構成する1つの特徴点の抽出元の画像に対応するカメラ行列を、当該組合せの前記3次元座標に適用することによって、当該組合せの前記3次元座標を前記1つの特徴点が抽出された画像上に投影した場合の2次元座標を算出し、算出した2次元座標と前記1つの特徴点の2次元座標との差分を、誤差として算出する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項7または8に記載の画像処理方法であって、
前記対象物の複数の画像それぞれから、対応する特徴点の組合せを抽出する、特徴点抽出ステップと、
前記特徴点の組合せ毎に、当該組合せを構成する特徴点それぞれのカメラ行列を算出し、算出した前記カメラ行列を用いて、当該組合せの特徴点に対応する、前記対象物の3次元座標を算出する、3次元座標算出ステップと、
前記特徴点の組合せ毎に算出された前記3次元座標を用いて、前記対象物の3次元形状を構築する、3次元形状構築ステップと、
を更に有する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項9に記載の画像処理方法であって、
前記3次元形状構築ステップにおいて、前記対象物の3次元形状として、前記3次元座標に存在する点の集合で構成された点群データを構築し、
前記状態特定ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記点群データの状況を示す指標を算出することで、前記対象物の3次元形状の状態を特定し、
前記状態表示ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、算出した前記指標を表示する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項10に記載の画像処理方法であって、
前記状態特定ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、前記指標として、
前記特徴点の組合せの除去後に前記点群データを構成している点の個数、除去されなかった前記特徴点の組合せにおける平均誤差、前記特徴点の組合せの除去後の前記点群データの点の個数と除去前における前記点群データの点の個数との比率、及び前記特徴点の組合せの除去後における平均誤差と除去前における平均誤差との比率のうち、少なくとも1つを算出する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項10または11に記載の画像処理方法であって、
前記状態表示ステップにおいて、複数の前記閾値のうち1つが選択されると、前記点群データ上で、選択された前記閾値によって除去される前記特徴点の組合せが対応する部分を特定し、そして、前記点群データを表示すると共に、特定した前記部分を表すアイコンも表示する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータに、
対象物の複数の画像それぞれから抽出された、対応する特徴点の組合せそれぞれについて、対応する前記対象物の3次元座標が算出されている場合に、前記特徴点の組合せ毎に、対応する前記3次元座標についての誤差を算出する、誤差算出ステップと、
前記特徴点の組合せそれぞれについて算出された前記誤差の中から最大値と最小値とを特定し、前記最小値から前記最大値までの間で、複数の閾値を設定する、閾値設定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記対象物の3次元形状の状態を特定する、状態特定ステップと、
複数の前記閾値それぞれ毎に、特定された前記状態を画面上に表示する、状態表示ステップと、
を実行させる、プログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
前記誤差算出ステップにおいて、
前記特徴点の組合せ毎に、当該特徴点の組合せを構成する1つの特徴点の抽出元の画像に対応するカメラ行列を、当該組合せの前記3次元座標に適用することによって、当該組合せの前記3次元座標を前記1つの特徴点が抽出された画像上に投影した場合の2次元座標を算出し、算出した2次元座標と前記1つの特徴点の2次元座標との差分を、誤差として算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13または14に記載のプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記対象物の複数の画像それぞれから、対応する特徴点の組合せを抽出する、特徴点抽出ステップと、
前記特徴点の組合せ毎に、当該組合せを構成する特徴点それぞれのカメラ行列を算出し、算出した前記カメラ行列を用いて、当該組合せの特徴点に対応する、前記対象物の3次元座標を算出する、3次元座標算出ステップと、
前記特徴点の組合せ毎に算出された前記3次元座標を用いて、前記対象物の3次元形状を構築する、3次元形状構築ステップと、
を更に実行させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項15に記載のプログラムであって、
前記3次元形状構築ステップにおいて、前記対象物の3次元形状として、前記3次元座標に存在する点の集合で構成された点群データを構築し、
前記状態特定ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、誤差が当該閾値以上となる前記特徴点の組合せを除去した場合について、前記点群データの状況を示す指標を算出することで、前記対象物の3次元形状の状態を特定し、
前記状態表示ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、算出した前記指標を表示する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項16に記載のプログラムであって、
前記状態特定ステップにおいて、複数の前記閾値それぞれ毎に、前記指標として、
前記特徴点の組合せの除去後に前記点群データを構成している点の個数、除去されなかった前記特徴点の組合せにおける平均誤差、前記特徴点の組合せの除去後の前記点群データの点の個数と除去前における前記点群データの点の個数との比率、及び前記特徴点の組合せの除去後における平均誤差と除去前における平均誤差との比率のうち、少なくとも1つを算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項16または17に記載のプログラムであって、
前記状態表示ステップにおいて、複数の前記閾値のうち1つが選択されると、前記点群データ上で、選択された前記閾値によって除去される前記特徴点の組合せが対応する部分を特定し、そして、前記点群データを表示すると共に、特定した前記部分を表すアイコンも表示する、
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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Citations (3)
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-
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Patent Citations (3)
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Title |
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全方位カメラ搭載移動ロボットによる画像列を用いた3次元環境モデリング,電気学会研究会資料 情報処理研究会 IP-06-11~19 産業システム情報化研究会,2006年08月11日 |
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