JP7528823B2 - クリーンルームの風量制御システム及び風量制御方法 - Google Patents
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Description
1-1.風量制御システムの構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る風量制御システム100の構成を示す図である。風量制御システム100は、例えば、細胞の培養を伴うバイオ系施設のクリーンルーム2に適用される。クリーンルーム2内には、細胞の加工に用いる安全キャビネット4と細胞を培養するインキュベータ6とが設置されている。また、図示は省略するが、クリーンルーム2内には、培養器に振動を与えることで細胞と培養液とを均一に混合させる自動振動装置が設置される場合もある。
次に、上記のように構成された風量制御システム100における風量制御について図2及び図3を用いて説明する。風量制御では、所望の風量状態を実現するように、制御装置50により給気装置110の運転と排気装置120の運転とが制御される。
VSA=v0×RSA1
VEA=v0×REA1
VRA=VSA-VEA
VSA=30m3×30回/hr=900m3/hr
VEA=30m3×2回/hr=60m3/hr
VRA=900m3/hr-60m3/hr=840m3/hr
VSA=v0×RSA2
VEA=VEA_SHIFT
VRA=VSA-VEA
VSA=30m3×30回/hr=900m3/hr
VEA=600m3/hr
VRA=900m3/hr-600m3/hr=300m3/hr
VSA=v0×RSA3
VEA=v0×REA3
VRA=VSA-VEA
VSA=30m3×15回/hr=450m3/hr
VEA=30m3×2回/hr=60m3/hr
VRA=450m3/hr-60m3/hr=390m3/hr
2-1.排気装置の構成
本発明の第2実施形態は排気装置の構成に特徴を有し、その他の構成は第1実施形態のものと共通する。図4は、本実施形態に係る排気装置122の構成を示す図である。
次に、上記のように構成された排気装置122による排気風量制御について図5を用いて説明する。
以下、上記実施形態の変形例について説明する。まず、図6は、給気装置の構成の変形例を示す図である。図6に示す変形例は、外気ダクト40に設置されたPCD70を有する。或いは、PCD70に代えてCAV72を外気ダクト40に設けてもよい。PCD70或いはCAV72が外気ダクト40に設けられることで、大気圧の変化の給気風量への影響を抑えることができる。
4:安全キャビネット
6:インキュベータ
8:タブレット端末(工程管理端末)
9:フットスイッチ
10:給気ダクト
12:給気口
14:高性能フィルタ
16:定風量装置
18:外気還気処理空調機
20:還気ダクト
22:還気口
30:排気ダクト
32:排気口
36:室圧制御ダンパ
38:排気ファン
40:外気ダクト
50:制御装置
52:プロセッサ
54:メモリ
56:室圧センサ
60:副排気ダクト
64:定風量装置
66:排気ファン
70:室圧制御ダンパ
72:定風量装置
100:風量制御システム
110:給気装置
120:排気装置
122:排気装置
Claims (10)
- 細胞の加工に用いる安全キャビネットと前記細胞を培養するインキュベータとが設置されるクリーンルームの風量制御システムであって、
前記クリーンルームから還気ダクトを介して還流される空気と外気ダクトを介して外部から取り込まれる空気とを空調及び浄化し、空調及び浄化された空気を給気ダクトを介して前記クリーンルームに給気する給気装置と、
前記クリーンルームの室圧を陽圧に維持しながら前記クリーンルームから外部へ排気ダクトを介して排気を行う排気装置と、
前記給気装置の運転と前記排気装置の運転とを制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記安全キャビネットで細胞加工が行われる細胞加工工程では、前記給気装置と前記排気装置とを第1運転モードで運転し、
前記細胞加工工程から前記インキュベータにて細胞培養を行う細胞培養工程へ移行する移行工程では、前記クリーンルームからの排気風量が前記第1運転モードでの排気風量よりも大きい第2運転モードで前記給気装置と前記排気装置とを運転し、
前記細胞培養工程では、前記クリーンルームへの給気風量が前記第1運転モードでの給気風量よりも小さい第3運転モードで前記給気装置と前記排気装置とを運転する
ことを特徴とするクリーンルームの風量制御システム。 - 前記制御装置は、
前記第2運転モードでは、前記クリーンルームへの給気風量を前記第1運転モードでの給気風量に維持するように前記給気装置と前記排気装置とを運転する
ことを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームの風量制御システム。 - 前記制御装置は、
前記第3運転モードでは、前記クリーンルームからの排気風量を前記第2運転モードでの排気風量よりも小さくするように前記給気装置と前記排気装置とを運転する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーンルームの風量制御システム。 - 前記クリーンルームには工程管理端末が設置され、
前記制御装置は、
前記工程管理端末において前記細胞加工工程の完了が確認された場合、前記第1運転モードから前記第2運転モードへの切り替えを実行する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクリーンルームの風量制御システム。 - 前記クリーンルームにはフットスイッチが設置され、
前記制御装置は、
前記フットスイッチの操作が検知された場合、前記第1運転モードから前記第2運転モードへの切り替えを実行する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクリーンルームの風量制御システム。 - 前記クリーンルームには加工された細胞に振動を与える自動振動装置が設置され、
前記制御装置は、
前記自動振動装置の運転接点がオンになった場合、前記第1運転モードから前記第2運転モードへの切り替えを実行する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクリーンルームの風量制御システム。 - 前記排気装置は、
前記第1運転モードから前記第3運転モードまでの排気風量を排気可能な排気ファンと、
前記排気ファンの上流に設けられて前記クリーンルームの室圧を陽圧に維持するように動作する室圧制御ダンパと、
を前記排気ダクトに備え、
前記給気装置は、
給気ファンを内蔵する空調機と、
前記空調機の下流に設けられた給気側定風量装置と、
を前記給気ダクトに備え、
前記制御装置は、
前記給気側定風量装置に設定風量を出力し、
前記排気ファンへ排気設定風量を出力し、
前記室圧制御ダンパへ室圧計測値に応じて制御出力を出力する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーンルームの風量制御システム。 - 前記排気装置は、
第1排気風量を排気可能な第1ファンと、
前記第1ファンの上流に設けられて前記クリーンルームの室圧を陽圧に維持するように動作する室圧制御ダンパと、
を前記排気ダクトに備え、
前記第1排気風量よりも大きい第2排気風量を排気可能な第2ファンと、
前記第2ファンの上流に設けられた定風量装置と、
を前記排気ダクトから前記室圧制御ダンパより上流で分岐した副排気ダクトに備え、
前記制御装置は、
前記第1運転モードでは前記第2ファンを停止し、
前記第2運転モードでは前記第2ファンを動作させ、
前記第3運転モードでは前記第2ファンを停止する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーンルームの風量制御システム。 - 前記制御装置は、
前記第2運転モードでは前記第2ファンの排気風量がゼロから前記第2排気風量まで漸増するように前記定風量装置を制御する
ことを特徴とする請求項8に記載のクリーンルームの風量制御システム。 - 細胞の加工に用いる安全キャビネットと前記細胞を培養するインキュベータとが室内に設置され、前記室内から還流される空気と外部から取り込まれる空気とを空調及び浄化し、空調及び浄化された空気を前記室内に給気する給気装置と、前記室内の室圧を陽圧に維持しながら前記室内から外部へ排気を行う排気装置とが設けられたクリーンルームの風量制御方法であって、
前記安全キャビネットで細胞加工が行われる細胞加工工程では、前記給気装置と前記排気装置とを第1運転モードで運転し、
前記細胞加工工程から前記インキュベータにて細胞培養を行う細胞培養工程へ移行する移行工程では、前記クリーンルームからの排気風量が前記第1運転モードでの排気風量よりも大きい第2運転モードで前記給気装置と前記排気装置とを運転し、
前記細胞培養工程では、前記クリーンルームへの給気風量が前記第1運転モードでの給気風量よりも小さい第3運転モードで前記給気装置と前記排気装置とを運転する
ことを特徴とするクリーンルームの風量制御方法。
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