JP7526972B2 - 注湯済み鋳型の冷却方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、夫々搬送レールの敷かれた複数の冷却ライン、各冷却ライン上に並べられて載置された複数の注湯済み鋳型の一端を押圧することで移動させるプッシャー装置、プッシャー装置に押された複数の注湯済み鋳型の他端を支持するクッション装置、および各冷却ライン間を連絡するトラバーサ装置が記載されている。複数の注湯済み鋳型は、冷却ライン上に連続して並べられ、上流側のプッシャー装置および下流側のクッション装置から挟持された状態で、1つの鋳型の搬送方向の長さに相当する1ピッチずつ間欠的に搬送される。
また、鋳造品には、鋳込み重量または材質等の違いで製品ごとに冷却時間を変更したい場合、少なくとも冷却ライン単位で実施しなければならず、注湯済み鋳型毎に異なる冷却時間を設定して最適な冷却を実施することが困難であるという問題があった。
注湯後の冷却が必要な前記注湯済み鋳型を、前記冷却エリアの複数の前記所定の定位置のいずれかに搬入する鋳型搬入装置と、前記冷却エリアにおいて冷却された各前記注湯済み鋳型を、前記冷却エリアにおいて、前記鋳型搬入装置により搬入された前記所定の定位置から搬出する鋳型搬出装置と、を備えている。
本発明に係る注湯済み鋳型の冷却装置を鋳造ラインに具体化した第一実施形態について、図1~図17を参照して以下に説明する。
図1は、本発明に係る注湯済み鋳型の冷却装置1を含む鋳造ラインCLの全体の概要を示している。本明細書において、注湯済み鋳型PMが鋳造ラインCLの第一・第二搬送路TP1,TP2に沿って搬送される方向を「搬送方向」という。鋳型の搬送を水の流れに例えて、鋳造ラインCLにおいて搬送の始点となる側を「上流側」、搬送の終点となる側を「下流側」という。搬送方向において上流方向を「後方」といい、下流方向を「前方」というものとする。搬送路TP1,TP2の搬送方向に延在する中心線を想定した場合に、その中心線より遠い側を「外側」、近い側を「内側」というものとする。
鋳造ラインCLは、造型装置ME、第一鋳型搬送装置MT1、注湯エリアPA、第一トラバーサT1、第二鋳型搬送装置MT2、第二トラバーサT2、ジャケット錘移し替え装置WT、搬入準備装置2、冷却エリア3、及び鋳型排出装置4を備えている。
鋳造ラインCLは、造型した鋳型に溶湯を注入し、注湯済み鋳型PMを搬送し、注湯済み鋳型PMを所定時間冷却し、型バラシして鋳造品を鋳型から取り出す鋳造工程を実行する。
造型装置MEは、水分、粘結材などが調整された鋳物砂を押圧することで上鋳型と下鋳型とを形成し、下鋳型に上鋳型を重ねて鋳型を造型する。造型装置MEは、公知技術であるため、詳細な説明は省略する。
第一鋳型搬送装置MT1は、第一搬送路TP1と第一プッシャー装置PD1と第一クッション装置CD1とを備えている。第一鋳型搬送装置MT1は、造型装置MEで造型された鋳型Mを台車Cに載せて注湯エリアPAまで搬送し、注湯エリアPAで注湯された注湯済み鋳型PMを、さらに第一トラバーサT1まで搬送する。
第一搬送路TP1は、搬送方向に沿って設けられ床面(図示せず)から立ち上がる架台(図示せず)と、架台上に設けられ搬送方向に沿って平行に対に延在する搬送レール(図示せず)とを備えている。搬送レールには、夫々鋳型Mが載置される複数の台車Cが一列に並べられる。
注湯エリアPAは、金属を高温で溶かす溶解炉(図略)と溶けた金属の湯を鋳型に注入するトリベTRBと備えている。溶解炉およびトリベTRBは公知技術であるため説明を省略する。
第一トラバーサT1は、鋳型Mが載置された台車Cを載置する台車載置台T1aと搬送レールに直交する遷移レールT1bと台車載置台T1aを遷移レールT1b上で駆動させる駆動装置(図略)とを備えている。台車載置台T1aは、側面に搬送方向に沿って延在する回転軸を有する4つの車輪を備えている。第一トラバーサT1は、公知技術であるため説明を省略する。
第二鋳型搬送装置MT2は、第二搬送路と第二プッシャー装置PD2と第二クッション装置CD2とを備えている。
第二鋳型搬送装置MT2は、第一鋳型搬送装置MT1とは逆方向に鋳型Mが載置された台車Cを搬送するもので、第二搬送路TP2、第二プッシャー装置PD2、および第二クッション装置CD2の構成は同様なので説明を省略する。第二搬送路TP2の下流側には、第二搬送路TP2から冷却エリア3に向けて注湯済み鋳型PMを搬出するための搬送路搬出位置TUPが設けられている。
第二トラバーサT2は、第一トラバーサT1とは逆方向に鋳型Mが取り除かれた台車Cを搬送するもので、その構成は第一トラバーサT1と同様なので、説明を省略する。
ジャケット錘移し替え装置WTは、第一搬送路TP1の注湯エリアPAの上流側位置および第二搬送路TP2の前記上流側位置に対応する下流側の位置に設けられている。ジャケットおよび錘(図示せず)は、鋳型Mに上方から被せられ、注湯時の内圧による鋳型Mの損傷破壊を防止するものである。ジャケット錘移し替え装置WTは、公知技術であるので、説明を省略する。
搬送路搬出位置TUPと冷却エリア3との間には、搬入準備装置2が設けられている。
搬入準備装置2は、図2に示すように、搬送準備テーブル21と押圧スライド装置22と鋳型押出装置23とを備えている。
搬送準備テーブル21は、第二搬送路TP2で搬送されてきた注湯済み鋳型PMを冷却エリア3に送るように連絡する。搬送準備テーブル21は、支持板211と平滑板212とを備えている。支持板211は、図3に示すように、例えば鉄製で矩形長板状に形成され、第二搬送路TP2を挟む支柱221a(後述)の一方と第二搬送路TP2とは反対側に離間した支柱221aとの間に横架されている。平滑板212は、例えば鉄製の略矩形薄板状に形成され、支持板211の上に固定されている。平滑板212は、注湯済み鋳型PMが滑らかに移動するように、表面粗さが小さく設定されている。
押圧スライド装置22は、搬送路搬出位置TUPに位置決めされる台車Cに載置された注湯済み鋳型PMを、搬送準備テーブル21の連結本体部215(方向変換位置DCP)までスライドさせる。押圧スライド装置22は、図3に示すように、支持フレーム221と移動台車222と押し板223と駆動装置224とを備えている。
連結部222cは、例えば鉄製で四角柱状に形成され、移動台車222の搬送準備テーブル21側の上部に、例えば、溶接等により固定されている。
鋳型押出装置23は、押圧スライド装置22により搬送準備テーブル21の連結本体部215(方向変換位置DCP)に載置された注湯済み鋳型PMを、冷却準備位置CPP(後述する)まで移送する。
鋳型押出装置23は、図4に示すように、搬送準備テーブル21を挟んで冷却エリア3の反対側に設けられた押出し台231の上に固定されている。鋳型押出装置23は、押出しシリンダ装置232および押出板233を備えている。
冷却エリア3は、注湯済み鋳型PMを一定時間貯留し、注湯された鋳物が、その後の型バラシの際に外気温で急冷されても鋳物の組織が状態変化しないところまで徐冷する。
冷却エリア3には、図5に示すように、上段下段に形成された基枠31と、基枠31の上段に吊下げられた鋳型搬入搬出装置33とが設けられている。また、基枠31の下段には、複数の「所定の定位置PDP1~PDP13」が設定配置されている。搬入搬出される注湯済み鋳型PMは、鋳型載置トレイ32に載置された状態で、搬入搬出および冷却が行われる。
基枠31は、構成する各部材が、例えば鉄製の断面矩形状の中空管材で形成されている。基枠31は、図5に示すように、支柱311と下段横部材312と上段横部材313と下段支持部材314と上段支持部材315とを備えている。支柱311は、第二搬送路TP2の搬送方向に対して平行に五対配設されている。下段横部材312は、第二搬送路TP2の搬送方向に対して直交する方向に対向する支柱311間において、途中の高さ位置に横架されている。下段支持部材314は、下段横部材312と同じ高さ位置で搬送方向に沿って二本互いに平行に横架されている。下段支持部材314は、上流側の四本の支柱311間に水平に設けられている。上段支持部材315は、支柱311の先端部に搬送方向に沿って二本、水平にかつ互いに平行に横架されている。上段支持部材315は、五本の支柱311すべてに支持されるとともに、上流側において搬送準備テーブル21の連結本体部215の上方となる位置まで水平方向に突出するように形成されている。対向する上段支持部材315の両端部の間には、上段横部材313が設けられている。
所定の定位置PDPは、複数の位置(本実施形態では13カ所)PDP1~PDP13に設定されている。所定の定位置PDPは、下段支持部材314の上面に突設される位置決めガイド316で設定される。位置決めガイド316は、図5に示すように、例えば鋼鉄製の棒材で形成され中心が垂直方向に立設されている。位置決めガイド316の基端部が下段支持部材314に例えば溶接等によって固定され、先端部は面取り面が周設されている。位置決めガイド316は、例えば四つで一組となるように水平方向に矩形状に配置されている。具体的には、図1に示すように、位置決めガイド316を、対となった下段支持部材314の対向する位置(矩形の長辺を構成する)と、同一の下段支持部材314で鋳型載置トレイ32(後述する)の巾に対応する離間位置(矩形の短辺を構成する)と、の四カ所に配置することで矩形状とする。
鋳型載置トレイ32は、図7、8および9に示すように、例えば鋼鉄製で長方形の板状に形成されている。鋳型載置トレイ32の長辺の両端の縁部下面には、下方に突出する長辺部リブ32aが長辺に沿って設けられている。対向する長辺の中央を結ぶ線上には、下方に突出するとともに長辺部リブ32aに対して直角な方向に延在する中央部リブ32bが設けられている。対向する短辺には、短辺の端より所定幅内側の位置に下方に突出するとともに長辺部リブ32aに対して直角な方向に延在する短辺部リブ32cが夫々設けられている。
なお、「リブ」とは、板材などの要所に設ける突起状の補強部材をいう。
鋳型搬入搬出装置33は、鋳型載置トレイ32に載せられて冷却準備位置CPPに位置決めされた注湯済み鋳型PMを、いずれかの所定の定位置PDPに搬入する。そして、冷却された注湯済み鋳型PMを、鋳型排出装置4がある型バラシ位置MRPに搬出する。
鋳型搬入搬出装置33は、図6に示すように、搬入搬出台車331とレール332と昇降シリンダ装置333と昇降フレーム334と把持装置335とを備えている。
昇降シリンダ333aは、搬入搬出台車本体部331aの中央に上下方向に嵌設されて固定され、下方に昇降シリンダ333aの開口部が開口するように設けられている。昇降シリンダ333aの開口部には、昇降ピストン333bが下方に向かって前進後退するように挿入されている。
昇降ガイドロッド333c2および昇降ピストン333bの下端に当たる先端部には、昇降フレーム334が例えばボルト締め等により固定されている。
把持装置335は、軸承部335aと把持爪335bとを備えている。軸承部335aは、昇降フレーム334の四隅の下面に夫々設けられ、第二搬送路TP2の搬送方向に対して平行な方向に延在する回転軸を支持する。各軸承部335aには、基端部において回転軸に支持される把持爪335bが夫々設けられている(合計四つ)。把持爪335bは、搬送方向に直角な方向に対向する把持爪335bにおいて、夫々先端部が内側に屈曲して鈎状に形成されている。対向する把持爪335bは、搬送方向に直角な面内において先端部(下端)が開閉する。把持爪335bの開閉は、例えば油圧機構(図略)を利用して開閉するものでもよい。
鋳型排出装置4は、図1および図5に示すように、基枠31における一番下流側にある支柱311に取り付けられ、鋳型搬入搬出装置33により搬出されてきた注湯済み鋳型PMを振動コンベヤVC上に排出する。鋳型排出装置4は、基端支持部41と突出腕部42と突き出し板部43とを備えている。
突出腕部42は、例えば鉄製の矩形筒状部材で形成され、基端部が基端支持部41に例えば溶接等によって固定されている。突出腕部42は、先端部が鋳型搬入搬出装置33に向かって一対突出するように配設されている。
制御装置は、注湯済み鋳型PMを、冷却準備位置CPP、いずれかの所定の定位置PDPなどに位置センサPSからの信号に基づいて位置決めする鋳型搬入搬出装置33の位置制御を行う。
また、本実施形態では、注湯済み鋳型PMの搬入搬出および冷却を鋳型載置トレイ32に載せて行うこととしたが、これに限定されない。例えば自硬性鋳型を使用する場合、鋳型載置トレイ32を使用することなく搬送することが可能となる。
次に、上記のように構成された第一実施形態の注湯済み鋳型の冷却装置1の作動について、図5、図9、図10、図11~図17を参照して以下に説明する。
予め、図9に示すように、注湯済み鋳型PMは、第二搬送路TP2の搬送路搬出位置TUPに位置決めされ、移動台車222によって、搬送準備テーブル21の方向変換位置DCPに移される。本実施形態では、冷却エリア3において、3つの注湯済み鋳型PMを一つの組として取り扱うため、図10に示すように、搬送準備テーブル21に第二搬送路TP2の搬送方向に対して直角な方向に3つ並べる。
なお、本実施形態においては、冷却に必要な時間が同様な注湯済み鋳型PMが冷却される場合を想定している。
なお、工場のレイアウトにより水平方向のスペースが取れる場合には、他の注湯済み鋳型PMに接触を防止するため、水平方向に逃げる構造としてもよい。
制御装置は、所定の定位置PDP1に位置決めされた注湯済み鋳型PMを必要な冷却時間だけ貯留して冷却を行う(鋳型冷却工程)。
次に、制御装置は、図15に示すように、空となった鋳型載置トレイ32を把持した鋳型搬入搬出装置33を冷却準備位置CPPに移動させ、方向変換位置DCPに位置決めされた注湯済み鋳型PMが移される準備を行う。以下同様の動作を順に繰り返す。
これによると、注湯済み鋳型PMの冷却エリア3の所定の定位置PDP1~PDP13への搬入、冷却された注湯済み鋳型PMの所定の定位置PDP1~PDP13からの搬出を一つの鋳型搬入搬出装置33で行うので、設備コストの低減と省スペース化を図ることができる。
これによると、横方向(搬送方向に直角な水平方向)に比べて高さ方向の寸法が小さい注湯済み鋳型PMを上方へ持ち上げて搬送するので、最小の動きで他の注湯済み鋳型PMを超えて、搬送することができる。
これによると、鋳型搬入搬出装置33によって、所定の定位置PDP1~PDP13に載置され冷却が完了した注湯済み鋳型PMを並べられた順に搬出すればよい。そのため、注湯済み鋳型PMに必要な冷却をおこなう工程を容易かつ確実に実施することができる。
そして、注湯済み鋳型PMは、所定の定位置PDP1~PDP13に位置決めされる際に、鋳型載置トレイ32に載置された状態で搬入され、所定の定位置PDP1~PDP13から搬出される際に、鋳型載置トレイ32に載置された状態で搬出される。
これによると、各所定の定位置PDP1~PDP13に設けられた簡易な構造の位置決めガイド316により、注湯済み鋳型PMが載置された鋳型載置トレイ32は上下方向から容易かつ確実に位置決めされる。
必要な冷却時間が短い注湯済み鋳型PMの場合、冷却エリア3に入る前に搬送される工程や冷却エリア3を移動する工程で必要な冷却時間が経過する。このような冷却時間が短い注湯済み鋳型PMは、鋳型搬入工程に連続して鋳型搬出工程を行うことで、効率よく冷却工程を経過させ、注湯済み鋳型PMから作られる鋳物の生産効率を向上させることができる。
第一実施形態においては、必要な冷却時間が同様な注湯済み鋳型PMを、冷却エリア3に順番に並べて搬入し、搬入された順番に従って搬出したが、これに限定されない。
例えば、図18に示すように、各注湯済み鋳型PMの必要な冷却時間を制御装置CDの記憶部MDに記憶しておき、冷却エリア3に搬入された時点より必要な冷却時間経過まで演算部AUでカウントし、冷却時間が経過した注湯済み鋳型PMから搬出するようにしてもよい。
次に、制御装置CDは、いずれの所定の定位置PDP1~PDP13にどの注湯済み鋳型PMが、鋳型搬入搬出装置33により搬入されたかを記憶し、搬入された時刻より注湯済み鋳型PMに必要な冷却時間(予め実験的・経験的に求められ冷却時間記憶部CTSに記憶されている)が経過する時間のカウントを経過時間演算部ETCで開始する。同様にして、複数の注湯済み鋳型PMを、夫々所定の定位置PDP1~PDP13に搬入し、必要な冷却時間が経過する時間のカウントを行う。
必要な冷却時間が経過した注湯済み鋳型PMから搬出することが可能となるので、余分な冷却時間を取ることなく効率よく注湯済み鋳型PMを冷却して搬出することができる。
搬入搬出検知センサIODS、経過時間演算部ETCおよび冷却時間記憶部CTSにより、主に冷却完了検知装置が構成される。
これによると、冷却完了検知装置によって、冷却エリア3に搬入された注湯済み鋳型PMのうち、必要な冷却が完了した注湯済み鋳型PMを任意の所定の定位置PDPから選択することができる。そして、必要な冷却が完了したと選択された注湯済み鋳型PMを直ちに搬出することができるので、無駄のない高効率の冷却を実施することができる。
第一実施形態においては、鋳型排出装置4を冷却エリア3の下流側の端部に配置したが、これに限定されない。例えば、図19に示すように、冷却エリア3の途中に鋳型排出装置4を設けてもよい。この鋳型排出装置4は、対向する下段支持部材314の途中の上面に横架された基端支持部41に突出腕部42が固定されている。
冷却エリア3の途中に鋳型排出装置4を設けることで、工場内に配置される注湯済み鋳型の冷却装置のレイアウトの自由度を向上することができる。
1-15.第一実施形態の別例3
第一実施形態では、基枠31に固定された突出し装置(鋳型排出装置4)を備え、これにより鋳型搬入搬出装置33により搬送される注湯済み鋳型PMを、型バラシ位置MRPにおいて鋳型載置トレイ32から突き出して落下させたが、これに限定されない。
この鋳型搬入搬出装置93には、鋳型搬入搬出装置93の搬入搬出台車本体部931aに対して搬送方向に沿って相対的に移動する付設突出し装置94が一体として組み合わされている。この付設突出し装置94によって、鋳型搬入搬出装置93により搬送される注湯済み鋳型PMを鋳型載置トレイ32から突き出して落下させる。
以下、主に付設突出し装置94について詳述する。
突出し台車943aは、支持レール942に沿って搬入搬出台車本体部931aに対して相対的に移動する。突出し台車943aは、図21に示すように、例えば鉄製の長方形の板状に形成され、突出し台車943aの両側部の四か所には転動輪943dの回転軸が搬送方向に直角な方向に延在するように設けられている。回転軸には、夫々転動輪943dが回転自在に支承されている。
また、付設突出し装置94(鋳型排出装置)が鋳型搬入搬出装置93に一体に付設されているので、型バラシ位置MRPに固定された突出し装置(鋳型排出装置4)を設ける必要がない。そのため、工場内のレイアウトに応じて、冷却エリア3内の任意の位置に型バラシ位置MRPを設定することを容易に行うことができる。
次に、上記のように構成された第一実施形態の別例3について、鋳型搬入搬出装置93の付設突出し装置94の主な作動について、図23~図25を参照して以下に説明する。
図23は、3つの注湯済み鋳型PMが方向変換位置DCPに配置され、鋳型搬入搬出装置93が空の鋳型載置トレイ32を冷却準備位置CPPに搬入した状態を示している。この場合、付設突出し装置94の押圧板943bは、昇降フレーム334に接触しない上流端に配置されている。
その他の作動は、第一実施形態の注湯済み鋳型の冷却装置と同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明に係る注湯済み鋳型の冷却装置を造型ラインに具体化した第二実施形態について、図26~図38を参照して以下に説明する。
第二実施形態の注湯済み鋳型の冷却装置51を実施した鋳造ラインCL2は、基枠531の上流部側、搬入準備装置52、鋳型載置トレイ532及び鋳型排出装置54が第一実施形態と相違する。さらに、注湯済み鋳型は、注湯時に鋳枠が取り外されていない鋳枠付き鋳型である点が第一実施例と相違する。
基枠531は、図26に示すように、上流側において上段支持部材315および下段支持部材314が上流側に搬入準備装置52を超える位置まで延長されている。上流側の支柱311は、上段支持部材315および下段支持部材314の上流側の端部を支持するように構成されている。下段支持部材314の「方向変換位置DCP」には、位置決めガイド316が所定の定位置PDPと同様に四つのカ所に配置され、鋳型載置トレイ532を位置決めできるように構成される。
第一実施形態において搬入準備装置2は、搬送準備テーブル21と押圧スライド装置22と鋳型押出装置23とを備えていたが、第二実施形態の搬入準備装置52では、搬送準備テーブル21がなく、押圧スライド装置22に代わって鋳型移送装置521が設けられ、鋳型押出装置23に代わって鋳型載置台移行装置522が設けられている。第一実施形態で連結本体部215に設定されていた「方向変換位置DCP」は、説明上の容易性を考慮して第二実施形態においても同様の位置に同じ名称を使用する。以下、主に相違点について説明する。
鋳型移送装置521は、搬送路搬出位置TUPに位置決めされる台車Cに載置された注湯済み鋳型PMを、鋳型載置台移行装置522までスライドさせる。鋳型移送装置521は、図29に示すように、搬入フレーム521a、移載装置521c、鋳枠取外し装置521d、搬入当接部521e、および搬入押圧機構521fを備えている。鋳型移送装置521は、公知技術であるため説明を省略する。公知技術として、例えば「特開2018-111125号公報」に記載された鋳型搬入装置を挙げることができる。本実施形態において、図31に示すように、鋳枠取外し装置521dによって鋳枠付きの注湯済み鋳型から鋳枠が取り外され、冷却エリア3に搬入される前には、鋳枠のない注湯済み鋳型PMとなっている。
鋳型載置台移行装置522は、鋳型移送装置521より「方向変換位置DCP」に搬送された注湯済み鋳型PMを90度搬送方向を変えて冷却準備位置CPPに搬送する。
鋳型載置台移行装置522は、図27に示すように、移行レール522a、移行台車522b、移行移動機構522c、昇降機構522dおよび移行昇降台522eを備えている。
移行昇降台522eは、例えば鉄製で矩形状の板状に形成されている。移行昇降台522eの搬送方向に沿った辺の長さは、搬送方向に沿って並んだ一対の位置決めガイド316の配置位置の巾より少し長く形成されている。移行昇降台522eの搬送方向に直角な方向に沿った辺の長さは、対向する下段支持部材314の間の長さよりも短く形成されている。移行昇降台522eの上面には、四か所に昇降ガイド522e1が突設されている。
鋳型載置トレイ532には、図32,図33および図34に示すように、鋳物砂の脱落を防止する脱落防止壁部532aが設けられている。脱落防止壁部532aは、鋳型載置トレイ532が冷却エリア3に並べられた際に、並べられた前後の端部に垂直方向に立設されている。脱落防止壁部532aは、鋳型載置トレイ532の長辺部リブ32aに沿って搬送方向に直角な方向に延在している。その他の構成は、第一実施形態における鋳型載置トレイ32と同様であるので、説明を省略する。
鋳型排出装置54は、冷却エリア3の下流端に設けられ、搬送方向に直角な方向から鋳型載置トレイ532に載せられた注湯済み鋳型PMに衝突して、注湯済み鋳型PMを鋳型載置トレイ532から振動コンベヤVCに落下させる。
鋳型排出装置54は、冷却エリア3の下流端の一方の脇に固定された架台TSに設けられている。鋳型排出装置54は、図35に示すように、排出シリンダ541と排出シリンダ541より前進後退するように突出する排出ピストン542とを備えている。
次に、上記のように構成された第二実施形態の注湯済み鋳型の冷却装置51の作動について、図28、図30、図33~図38を参照して以下に説明する。
(方向変換位置DCPから冷却準備位置CPPまでの作動)
3つの注湯済み鋳型PMは、図28に示すように、方向変換位置DCPに位置決めされた鋳型載置台移行装置522に配置された鋳型載置トレイ532に載置された状態にある。そして、注湯済み鋳型PMが載置された鋳型載置トレイ532は、鋳型載置台移行装置522の移行昇降台522eの上方であって、方向変換位置DCPの位置決めガイド316の先端に載置されている。
その後の所定の定位置PDO1~PDO13への搬入は、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
制御装置は、図28に示すように、注湯済み鋳型PMを支持した鋳型搬入搬出装置33を、型バラシ位置MRPで停止させる。
制御装置は、図35に示すように、鋳型排出装置54の排出シリンダ541を駆動させ、排出ピストン542を前進させる。これにより排出板542aが注湯済み鋳型PMを鋳型載置トレイ532から押し出して、注湯済み鋳型PMを振動コンベヤVCに落下させる。
その他の作動は、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
これによると、注湯済み鋳型PMに崩れが生じた場合にも、脱落防止壁部532aにより鋳物砂が鋳型載置トレイ532から外部へ飛散することを防止することができる。
注湯時に鋳枠があり(有枠鋳型)、注湯後かつ冷却前に鋳枠が鋳型から取り外される注湯済み鋳型の場合には、鋳型が崩れ易くなる場合があるので、脱落防止壁部532aは、特に有効である。
次に、本発明に係る注湯済み鋳型の冷却装置を鋳造ラインに具体化した第三実施形態について、図39~図44を参照して以下に説明する。
第三実施形態の注湯済み鋳型の冷却装置61は、鋳型搬入搬出装置が、鋳型の搬入と搬出とを兼用して行うものではなく、冷却エリア3へ注湯済み鋳型PMの搬入を行う鋳型搬入装置63aと、冷却エリア3から注湯済み鋳型PMを搬出する鋳型搬出装置63bとが、それぞれ専用の装置として設けられている点において第一実施形態の注湯済み鋳型の冷却装置1と相違する。
鋳型搬入装置63aは、第一実施形態における鋳型搬入搬出装置33と基本構造は同じであるが、昇降シリンダ装置333および昇降フレーム334が、第一実施形態における搬入搬出台車331に相当する搬入台車631aの中央に設けられておらず、下流側へ偏心した位置に設けられている(図39参照)。
鋳型搬出装置63bは、第一実施形態における搬入搬出台車331に相当する搬出台車631bにおいて鋳型搬入装置63aと対称となる位置に駆動装置331c、昇降シリンダ装置333および昇降フレーム334が設けられている。すなわち、鋳型搬出装置63bは、昇降シリンダ装置333および昇降フレーム334が、搬出台車631bの中央に設けられておらず、上流側へ偏心した位置に設けられている(図39参照)。
その他の構成および作用は第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、上記のように構成された第三実施形態の注湯済み鋳型の冷却装置61の作動について、図39~図44を参照して以下に説明する。
図39に示すように、鋳型搬入装置63aは、空の鋳型載置トレイ32を支持した状態で、冷却準備位置CPPに位置決めされている。注湯済み鋳型PMが方向変換位置DCPに配置され、鋳型押出装置23によって、冷却準備位置CPPに押し出されようとしている。
制御装置は、鋳型押出装置23を駆動させて、注湯済み鋳型PMを冷却準備位置CPPに押し出し、鋳型搬入装置63aの鋳型載置トレイ32上に注湯済み鋳型PMを載置させる。
次に、制御装置は、図41に示すように、鋳型搬入装置63aを所定の定位置PDP1まで移動させ、注湯済み鋳型PMを所定の定位置PDP1に搬入する。
次に、制御装置は、図42に示すように、PDP2に置かれていた空の鋳型載置トレイ32を鋳型搬入装置63aによって、上流側に搬送する。同時に、制御装置CDは、所定の定位置PDP3に置かれていた注湯済み鋳型PMを下流側に向かって搬送する。
以下、同様に作動を実施する。
次に、本発明に係る注湯済み鋳型の冷却装置を鋳造ラインに具体化した第四実施形態について、図45~図47を参照して以下に説明する。
第四実施形態の注湯済み鋳型の冷却装置71は、図45に示すように、搬送方向に平行に延在する二つの冷却エリア(第一冷却エリア731および第二冷却エリア732)が設けられている点において第一実施形態と相違する。また、二つの冷却エリア731,732で注湯済み鋳型PMを搬入搬出するための鋳型搬入搬出装置733は、二つの冷却エリア731,732に跨る搬入搬出台車7331を有している。
その他の構成は第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
例えば、図48に示すように、搬送準備テーブル821を第一冷却エリア731および第二冷却エリア732に対応するように第二搬送路TP2の搬送方向に直角に延在させてもよい。そして、鋳型押出装置23を第一冷却エリア731および第二冷却エリア732に対応させて一つずつ設けてもよい。
Claims (11)
- 複数の台車を並べた搬送路において、各前記台車に注湯済み鋳型を載置して搬送する搬送工程と、
前記搬送路に並行に設けられた冷却エリアにおいて、複数の前記注湯済み鋳型を、鋳型載置トレイに載置して搬入搬出可能な複数の所定の定位置に夫々位置決めし、位置決め後の冷却中において、前記注湯済み鋳型を移動させない鋳型冷却工程と、
前記搬送路と前記冷却エリアとの間に設けられた搬入準備装置によって、前記搬送路から前記冷却エリアへの前記注湯済み鋳型の連絡を行う搬入準備工程と、
前記搬入準備工程で準備された注湯後の冷却が必要な前記注湯済み鋳型を、前記冷却エリアの複数の前記所定の定位置のいずれかに鋳型搬入装置によって搬入する鋳型搬入工程と、
前記鋳型冷却工程で冷却された各前記注湯済み鋳型を、前記鋳型搬入装置により搬入された前記所定の定位置から鋳型搬出装置によって搬出する鋳型搬出工程と、
を備え、
前記搬入準備工程は、前記搬送路上から前記注湯済み鋳型を前記搬送路から交差する位置にある方向変換位置まで移送する方向変換位置への移送工程と、
前記方向変換位置で移送方向の変換をした前記注湯済み鋳型を、前記冷却エリアの手前にある冷却準備位置まで移送する冷却準備位置への移送工程と、を備え、
前記注湯済み鋳型を、前記冷却エリアでの冷却を経ることなく、前記鋳型搬入工程に連続して前記鋳型搬出工程を行う工程をさらに備えた注湯済み鋳型の冷却方法。 - 前記搬入準備装置は、前記方向変換位置が設けられた搬送準備テーブルをさらに備え、
前記搬送準備テーブルは、前記搬送路上に設けられた鋳型載置面と同じ高さ位置に上面が設けられる請求項1に記載の方法。 - 前記鋳型搬入装置と前記鋳型搬出装置とは、一つの鋳型搬入搬出装置が兼用している請求項1に記載の方法。
- 前記鋳型搬入装置および前記鋳型搬出装置は、前記注湯済み鋳型を上方へ持ち上げて搬送する請求項1に記載の方法。
- 前記冷却エリアにおいて、前記所定の定位置には、載置される複数の前記注湯済み鋳型が冷却が完了する順に並ぶように前記鋳型搬入装置により搬入する請求項1に記載の方法。
- 各前記注湯済み鋳型の必要な冷却が完了したことを検知する冷却完了検知工程をさらに備えた請求項1に記載の方法。
- 前記注湯済み鋳型は、前記所定の定位置に位置決めされる際に、前記鋳型載置トレイに載置された状態で搬入され、前記所定の定位置から搬出される際に、前記鋳型載置トレイに載置された状態で搬出される請求項1に記載の方法。
- 前記冷却エリアの各前記所定の定位置には、前記鋳型載置トレイを上下方向に着脱可能に位置決めする位置決め装置が夫々設けられている請求項7に記載の方法。
- 各前記鋳型載置トレイには、複数の前記鋳型載置トレイが前記冷却エリアに並べられた際に、並べられた前後の端部に夫々立設され、前記注湯済み鋳型を構成する鋳物砂の前記鋳型載置トレイからの脱落を防止する脱落防止壁部が夫々設けられている請求項7に記載の方法。
- 一端部が基枠に固定され、他端部が前記鋳型搬出装置に対向すると共に前記鋳型搬出装置の搬送方向に沿って突出する突出し装置が設けられ、前記鋳型搬出装置により搬送される前記注湯済み鋳型を、前記鋳型載置トレイから突き出して落下させる前記突出し装置による突出し工程をさらに備える請求項7に記載の方法。
- 前記鋳型搬入搬出装置には、前記鋳型搬入搬出装置の搬送方向に沿って前記鋳型搬入搬出装置に対して相対的に移動する付設突出し装置が付設され、前記所定の定位置より前記注湯済み鋳型を搬出する際に、搬送される前記注湯済み鋳型を前記鋳型載置トレイから突き出して落下させる前記付設突出し装置による突出し工程を備える請求項3に記載の方法。
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