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JP7520588B2 - 情報処理システム、その制御方法 - Google Patents

情報処理システム、その制御方法 Download PDF

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JP7520588B2 JP2020104632A JP2020104632A JP7520588B2 JP 7520588 B2 JP7520588 B2 JP 7520588B2 JP 2020104632 A JP2020104632 A JP 2020104632A JP 2020104632 A JP2020104632 A JP 2020104632A JP 7520588 B2 JP7520588 B2 JP 7520588B2
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Description

本発明は、複数の情報処理装置における連携技術に関する。
近年、オフィスに設置される画像処理装置(例えばMFP)は、メニュー画面を備えるものが一般的になってきている。メニュー画面は、MFPにインストールされている複数のアプリケーション(以下、「アプリ」と呼ぶ)の中からどのアプリを呼び出すかをユーザに選択させるための画面である。メニュー画面において、アプリはボタンが押下されることで呼び出される。
また、アプリに特定の設定値を与えて呼び出すボタンをメニュー画面に表示する技術が開示されている(例えば特許文献1)。そのボタンは押下されると、設定値を反映したアプリの設定画面を表示したり、設定値を反映したアプリの処理の実行を行う。
特許第5599085号
しかしながら、従来の技術では、ひとつのボタンに割り当てられる動作はひとつしかなかった。したがって、例えば、ボタン押下でアプリの処理を所定の設定値にて実行する動作と、ボタン押下でアプリの設定画面を開く動作との2種類の動作のいずれかをユーザが選択できるようにするためには、それぞれの動作に対応づけた2つのボタンをメニュー画面に表示させなければならない。すなわち、複数種類のアプリのそれぞれが複数種類の動作を行うことが可能な装置において、いずれのアプリにいずれの動作を行わせるかユーザが選択可能にするためには、メニュー画面には多数のボタンを表示させることになる。これではユーザにとっては所望のボタンを探すのが手間になる。
画像処理装置の機能に関するボタンを表示部に表示する表示制御手段と、前記機能を実行する実行手段を備え、前記表示制御手段は、前記表示部に表示された前記ボタンの第一領域が選択された場合、前記機能に関する設定画面を表示し、前記ボタンの前記第一領域とは異なる第二領域が選択された場合、前記機能に設定された設定値のうち第1の設定値に関する設定画面を表示し、前記実行手段は、前記ボタンの前記第一領域とも前記第二領域とも異なる第三領域が選択された場合、前記機能を実行することを特徴とする画像処理装置。
本発明によれば、メニュー画面に表示するボタン数を増やさずとも、ユーザによりボタンが押下された時に当該ボタンの押下に応じて、アプリの処理を実行するか、アプリの設定画面を開くかを切り替えることができる。
本発明の実施形態における情報処理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態におけるMFPのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるファイルサーバおよびユーザPCのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるMFPのソフトウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるボタン管理テーブルの例である。 本発明の実施形態におけるメニュー画面の例である。 本発明の実施形態におけるMFPの一連の処理の流れを示したシーケンス図である。 本発明の実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるメニュー画面に表示するボタンの例である。 本発明の第2の実施形態におけるボタン管理テーブルの例である。 本発明の第2の実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるMFPのソフトウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるユーザ管理テーブルの例である。 本発明の第4の実施形態におけるメニュー画面の例である。 本発明の第4の実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態におけるMFPの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるアプリケーションの設定画面の例である。 本発明の実施形態におけるメニュー画面に表示するボタンの例である。
以下、本実施形態を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。本システムは、LAN(Local Area Network)110を介して接続されるMFP101、ファイルサーバ102、ユーザPC103から構成される。LAN110上の装置はお互いのネットワークを通して、相互に通信可能である。図1は典型的なネットワーク構成の例であり、各装置がLAN110またはWAN(不図示)のどちらにあっても構わない。また各装置の数が増減してもよい。
MFP101は、スキャナ、プリンタを有する画像処理装置の一例である。ファイルサーバ102は、MFP101およびユーザPC103からアクセスできるネットワークフォルダを有するサーバである。例えばMFP101がスキャンした画像データをファイルサーバ102に送信し、ファイルサーバ102は当該画像データをフォルダに保存する。ユーザPC103は、ユーザが業務を行うために使用するPCであり、ユーザの操作により、プリンタドライバ等を用いて印刷データをMFP101に送信することができる。
図2は、MFP101のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU211を含む制御部210は、MFP101全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212やHDD214に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御処理を実行する。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD214は、画像データや各種プログラムを記憶する。
操作部I/F215は、操作部219と制御部210とを接続する。操作部219には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードなどが備えられている。プリンタI/F216は、プリンタ220と制御部210とを接続する。プリンタ220で印刷すべき画像データはプリンタI/F216を介して制御部210からプリンタ220に転送され、プリンタ220において記録媒体上に印刷される。スキャナI/F217は、スキャナ221と制御部210とを接続する。スキャナ221は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。ネットワークI/F218は、制御部210(MFP101)をLAN110に接続する。ネットワークI/F218は、LAN110上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
図3は、ファイルサーバ102およびユーザPC103のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU311を含む制御部310は、装置全体の動作を制御する。CPU311は、ROM312やHDD314に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、各種のプログラムやデータを記憶する。表示部I/F315は、表示部318と制御部310とを接続する。キーボードI/F316は、キーボード319と制御部310とを接続する。CPU311は、キーボード319を介したユーザからの指示を認識し、認識した指示に応じた画面を表示部318に表示する。ネットワークI/F317は、制御部310をLAN110に接続する。ネットワークI/F317は、LAN110上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
図4は、本実施形態のMFP101におけるソフトウェア構成図である。MFP101のHDD214やROM212に記憶されているプログラムを、CPU211がRAM213に読み出し、実行することで、後述の処理が実現される。
ボタン管理部401は、MFP101のメニュー画面に表示するボタンを管理する。ボタン管理テーブル402は、MFP101のメニュー画面に表示するボタンの情報を保持するテーブルであり、RAM213またはHDD214に記録される。メニュー表示部403は、操作部219にメニュー画面を表示する。メニュー表示部403は、ボタン管理テーブル402が保持しているボタンをメニュー画面に表示する。コピーアプリ404は、コピー機能を提供するアプリケーションである。プリントアプリ405は、MFP101に蓄積された印刷ジョブを印刷(以降、留め置き印刷)する機能を提供するアプリケーションである。プリントアプリ405は、ユーザPC103などの外部装置から受け取った印刷データをいったんHDD214に保存しておき、別途ユーザからの指示によって印刷を行う。送信アプリ406は、スキャンした画像データをユーザが指定した宛先に送信する機能を提供するアプリケーションである。送信先のひとつとしてファイルサーバ102のネットワークフォルダを指定することができる。ファクスアプリ407は、ファクス機能を提供するアプリケーションである。404から407のアプリケーションは一例であり、MFP101は他のアプリケーションを備えていてもよい。
図5に本実施形態に係るボタン管理テーブル402の一例を示す。一行がひとつのボタンに関するボタン情報であり、図5のボタン管理テーブル402では一例として511行~516行の6つのボタンが定義されている。
ボタン管理テーブル402は、501列~504列の4つの列を持つ。ボタンID501列は、ボタンを一意に識別するための識別子を定義する列である。ボタン名称502列は、ボタンの名称を定義する列である。呼び出しアプリ503列は、ユーザによってボタンが選択された際に呼び出されるアプリケーション(アプリ)を定義する列である。設定値504列は、アプリを呼び出す際にパラメータとして付与する設定値を定義する列である。ここで設定値とはアプリの機能に関する設定を示す値であり、パラメータはアプリを呼び出す際に付与する変数であり、設定値やフラグを示す情報を含む。設定値504列に値が設定されているボタン(例えば511行)は、ボタンに紐付いた設定値を反映した状態でアプリを呼び出し、もしくは処理実行できるボタンである。このように設定値が紐付いたボタンを以降、カスタムボタンと呼ぶ。一方、設定値504に値が設定されていないボタン(例えば514行)は、アプリに設定値を付与せずそのまま呼び出すためのボタン(以降、アプリボタン)である。
図6に本実施形態に係るMFP101のメニュー画面の一例を示す。図6にはボタン管理テーブル402で定義されているボタン511からボタン516の6つのボタンが表示されている。ボタン管理テーブル402で定義されているようにボタン511、512、513はカスタムボタンであり、ボタン514、515、516はアプリボタンである。
カスタムボタンの表示についてボタン511を例に説明する。カスタムボタン内は領域601と領域602の2つの領域から成る。ユーザが領域601を押下した場合と領域602を押下した場合では動作が異なる。ユーザが領域601を押下した場合、呼び出しアプリ503列で定義したアプリの設定画面が、設定値504列で定義した設定値を反映した状態で呼び出される。一方、ユーザが領域602を押下した場合、呼び出しアプリ503列で定義したアプリのジョブが、設定値504列で定義した設定値で実行される。つまり、領域602が押下されると確認画面、設定画面を開くことなく処理が即実行される。
ラベル603には、ボタン名称502列に定義したボタン名称が表示されている。ラベル604には、設定値504列で定義した設定値を一定のルールに基づいて文字列化した設定値が表示されている。例えば、アプリにとって重要な設定値のみ表示したり、標準の設定値からの差分のみを表示したりする。ここではコピーの設定値「一部」「白黒」「片面」が示されている。ラベル605には、領域602を押下した場合に、アプリのジョブが実行されることをユーザに示すための文字列が表示されている。アイコン606には、領域601を押下した場合に、アプリの設定画面が呼び出されることをユーザに示すための画像が表示されている。アイコン607には、領域602を押下した場合に、アプリのジョブが実行されることをユーザに示すための画像が表示されている。ボタン511はカスタムボタンの表示の一例であり、他の表示を行ってもよい。例えば、領域を左右に分割したり、ボタンの一部分のみを実行のための領域としてもよい。
アプリボタンの表示についてボタン514を例に説明する。アプリボタンはひとつの領域から構成され、ユーザがボタンを押下すると呼び出しアプリ503列で定義したアプリが呼び出される。ラベル608には、ボタン名称502列に定義したボタン名称が表示されている。
ページ表示領域609は、メニュー画面の総ページ数と現在表示しているページを示す。図6の例では、メニュー画面が3ページあり、現在1ページ目が表示されていることを示している。メニュー画面をフリック操作等で遷移させることができる。
なお、本実施例ではアプリケーションを呼び出すためにボタンを用いているが、他の形態例えばリストを用いて表示してもよい。
カスタムボタンの表示形態は、上記の形態に限らない。図21を用いてカスタムボタンの表示形態の別の例を示す。図21のボタン2100、2110、2120、2130は全てボタン511を示している。同じ機能、性質を示すものは同じ番号を付す。ボタン2100、2110は領域2101と領域2102の2つの領域からなる。ユーザが領域2101を押下した場合、定義された設定値でジョブが実行され、領域2102を押下した場合、定義した設定値が反映された状態で設定画面が開かれる。図で示すように領域2101と領域2102の表示形態は互いに異なるようにしても良い。ラベル2103はボタン名称が表示されている。ラベル2104には、設定値504列で定義した設定値を一定のルールに基づいて文字列化した設定値が表示されている。ボタン2101のラベル2104は「1部/白黒/両面」で、ボタン2102のラベル2104は「1部」となっている。ユーザがボタン2101の領域2102を押下した場合は、「1部/白黒/両面」つまり部数とカラー設定と片面/両面の設定を変更できる設定画面を開き、ユーザがボタン2102の領域2102を押下した場合は、「1部」つまり部数のみを変更できる設定画面を開くようにしても良い。
アイコン2105はボタンに対応する処理を示す画像が表示されている。アイコン2106には、領域2101を押下した場合に、アプリのジョブが実行されることをユーザに示すための画像が表示されている。
ボタン2120においては、ユーザがアイコン2107を押下すると設定値が反映された設定画面が開き、アイコン2107以外の領域2108を押下すると定義された設定値で処理が実行される。アイコン2106は領域2108が押下されると処理が即実行されることを示す。設定画面を開いて設定を変更する頻度が少ないユーザにとっては、処理を即実行する領域2108が大きい方が利便性が高い。アイコン2107には押下すると設定画面が開くことをユーザに示す画像が表示される。
ボタン2130においては、ユーザがアイコン2106を押下すると定義された設定値で処理が実行され、アイコン2107以外の領域2109を押下すると設定値が反映された設定画面が開く。アイコン2106という狭い領域が押下されない限り、処理は実行されないので、誤操作等で処理が実行されてしまうことを防げる。
アイコン2106やアイコン2107は、ボタンの初回実行時まで非表示にするようにしても良い。例えばユーザが初めてボタンを押下する時に、ボタン押下で処理が即実行される旨をユーザに示すと、初めてボタンにアイコン2106やアイコン2107が表示されるようにしても良い。そして次回以降、ボタンの特定の領域を押下すると処理が即実行される。またこれらのカスタムボタンの表示形態はアプリボタンに適応しても良い。
図20は、ユーザがメニュー画面でボタン511の領域601を押下した際に呼び出されるアプリの設定画面の一例である。ボタン511の呼び出しアプリ503は「コピーアプリ404」と定義されているため、呼び出されているアプリはコピーアプリ404である。また図20は、ボタン511の設定値504列で定義した設定値を反映した状態になっている。
ラベル2001は、呼び出されたアプリケーションの名称を表示している。領域2002~2006は、コピーアプリ404の現在の設定値を表示している。ボタン511の設定値、504列で定義されている設定値は「1部」「白黒」「片面」であるため、領域2005には「1部」、領域2002には「白黒」、領域2006には「片面」が表示されている。設定値504列に定義されていない設定値(領域2003、2004)にはデフォルト値が表示されている。
領域2002~2006は、デフォルト値から変更されている設定値の場合、領域を示す枠を二重の線として表現している。図20では領域2002(カラー選択のデフォルト値は「カラー」)がデフォルト値とは異なる設定値となっているため、二重の線として表現されている。なお、ボタン511の設定値504列には「1部」が設定されているが、部数のデフォルト値は「1部」であり、デフォルト値と同じであるため、領域2005は一本の線で表現されている。
なお、領域2002~2006は、それぞれの領域を押下すると各設定値を変更するためのダイアログが表示され、ユーザは各設定値を変更可能である。
ボタン2007は、各設定値をデフォルト値に戻すためのボタンである。ボタン2008は、現在の設定されている設定値でジョブを開始するためのボタンである。
図7は、本実施例における一連の処理の流れを示したシーケンス図である。ボタンの登録から、メニュー画面(ボタン)の表示、ボタン押下によるアプリ呼び出しまでの一例を示す。MFP101のHDD214に記憶されているプログラムを、CPU211がRAM213に読み出し、解析、実行することで、図7のシーケンスの処理および後述するフローチャートの各ステップが実行される。
最初にステップS701で、各アプリ(404~407)は、アプリの起動時にボタン管理部401にボタンの登録指示を行う。本シーケンスではボタンを登録するタイミングをアプリの起動時にしているが、これは一例であり、別のタイミングであってもよい。ボタンの登録指示にはボタン管理テーブル402の各列の情報(ボタン名称、呼び出しアプリ、設定値)が含まれている。
ステップS702で、ボタンの登録指示を受け取ったボタン管理部401は、受け取ったボタン情報をボタン管理テーブル402に保存する。
ステップS703で、メニュー表示部403は、ユーザからメニュー画面の表示指示を受け取る。ステップS704で、メニュー表示部403は、ボタン管理部401にボタン情報の取得依頼を行う。ステップS705で、ボタン管理部401は、ステップS704に対するレスポンスとして、ボタン情報をメニュー表示部403に返す。ステップS706で、メニュー表示部403は、ステップS705で受け取ったボタン情報をもとにメニュー画面を操作部219に表示する。
ステップS707で、メニュー表示部403は、ユーザが行った操作(ボタン押下)を受け取る。ステップS708で、メニュー表示部403は、ステップS707で受け取ったユーザの操作を元に呼び出すアプリと呼び出しに際して付与するパラメータを決定する。ステップS709で、メニュー表示部は、ステップS708の決定に従いアプリの呼び出しを行う。ステップS710で、呼び出されたアプリは、呼び出しに際して付与されたパラメータに従って処理を行う。
図8は、本実施形態におけるMFP101の処理を説明するためのフローチャートである。ユーザからのメニュー画面表示要求を受けて、メニュー画面を操作部219に表示するまでの処理を記載する。また、図8のフローチャートは、図7のシーケンス図のステップS703からS706の処理に相当する。
ステップS801で、メニュー表示部403はメニュー画面の表示要求を受け取る。メニュー画面の表示要求は、ユーザが画面をメニュー画面に遷移させる操作であったり、システムの通知(例えば一定時間ユーザの操作がない場合にメニュー画面を表示する)であったりする。ステップS802で、メニュー表示部403は、メニュー画面に表示するボタンのボタン情報を、ボタン管理部401を通してボタン管理テーブル402から読み込む。本実施例では、表示するボタンは全ユーザ共通のため、ボタン管理テーブル402に保存されているすべてのボタン情報を読み込む。一方、ユーザ毎に異なるボタンを表示したり、ボタンに有効期限をつけたりしてもよい。その場合、ボタン管理テーブル402に列を追加して、必要な情報をボタン毎に管理するようにすればよい。以降の説明において、ステップS802で取得したボタン情報群を「ボタンリスト」と呼ぶ。
ステップS803からステップS807は、ボタンリストからボタン情報を1件ずつ取り出して処理するためのステップである。ステップS803で、メニュー表示部403は、ボタンリストから以降のステップで処理するためのボタン情報を1件取り出す。ステップS804で、直前のステップでボタン情報が取り出せたか否かを判定する。メニュー表示部403は、ボタン情報が取り出せていればステップS805へ処理を進め、そうでなければ処理を終了する。以降の説明において、単に「ボタン情報」と記載した場合、ステップS803で取り出したボタン情報を指すものとする。
ステップS805で、メニュー表示部403は、ボタン情報の設定値504列に設定値があるか否かを判定する。メニュー表示部403は設定値があればステップS807へ処理を進め、そうでなければステップS806へ処理を進める。ステップS806で、メニュー表示部403は、ボタン情報に対応するアプリボタンを表示する。アプリボタンは図6の514~516の各ボタンに示したように、個々のボタンが1つの領域で構成されるボタン(すなわち、複数の領域に分割されていないボタン)であり、ボタンの中央にボタン名称502を表示する。またユーザがボタンを押下したときに、どのボタンであるかを識別するために、ボタンのデータとしてボタンID501を紐づけておく。ステップS806の後は、ステップS803に処理を戻す。
ステップS807で、メニュー表示部403は、ボタン情報に対応するカスタムボタンを表示する。カスタムボタンは図6の511~513の各ボタンに示したように、個々のボタンが複数の領域で構成されるボタン(すなわち、1つのボタンを複数の領域に分割したボタン)であり、ボタン名称502や設定値504の情報などをボタンに表示する。またユーザがボタンを押下したときに、どのボタンであるかを識別するために、ボタンのデータとしてボタンID501を紐づけておく。ステップS807の後は、ステップS803に処理を戻す。
図9は、本実施形態におけるMFP101の処理を説明するためのフローチャートである。図8のフローチャートで表示したメニュー画面において、ユーザの操作を検知し、ユーザ操作に応じてアプリを呼び出す処理を説明する。また、図9のフローチャートは、図7のシーケンス図のステップS707からS710の処理に相当する。
ステップS901で、メニュー表示部403はメニュー画面に対するユーザの操作を検知する。ステップS902で、メニュー表示部403は前ステップで検知したユーザ操作がボタンの押下にあたるか否かを判定する。メニュー表示部403は、ユーザ操作がボタンの押下であると判定した場合ステップS903へ処理を進め、そうでなければ処理を終了する。以降の説明において、ステップS901でユーザが押下したボタンを「押下ボタン」と呼ぶ。ステップS903で、メニュー表示部403は、押下ボタンに紐づけられたボタンID501からボタンを一意に特定し、ボタン情報をボタン管理テーブル402から取得する。以降の説明において、単に「ボタン情報」と記載した場合、ステップS903で取得したボタン情報を指すものとする。
ステップS904で、メニュー表示部403は、押下ボタンが領域分割されたボタン(すなわちカスタムボタン)であるか否かを判定する。領域分割されたボタンであるか否かは、ボタン情報の設定値504列に値が定義されているか否かで判定する。メニュー表示部403は、押下ボタンが領域分割されたボタンの場合ステップS906へ処理を進め、そうでなければステップS905へ処理を進める。
ステップS905で、メニュー表示部403は、押下ボタンに対応するアプリに設定値を付与せずに呼び出す。呼び出すアプリはボタン情報の呼び出しアプリ503列に定義されているアプリである。その後、メニュー表示部403はステップS909に処理を進める。ステップS909の処理は後述する。
ステップS906で、メニュー表示部403は、ステップS901でユーザがボタンの中のどの領域を押下したかを判定する。判定の例として、図6のボタン511を用いて説明する。メニュー表示部403は、ユーザが押下した領域が「設定領域」(すなわち領域601)の場合ステップS907へ処理を進め、ユーザが押下した領域が「実行領域」(すなわち領域602)の場合ステップS908へ処理を進める。
ステップS907で、メニュー表示部403は、押下ボタンに対応するアプリに設定値を含むパラメータを付与して呼び出す。呼び出すアプリはボタン情報の呼び出しアプリ503列に定義されているアプリである。付与するパラメータは、ボタン情報の設定値504列に定義されている設定値および呼び出し時にジョブの実行を行わずに設定画面を表示するという指示(実行フラグOFF)である。その後、メニュー表示部403はステップS909に処理を進める。
ステップS908で、メニュー表示部403は、押下ボタンに対応するアプリにパラメータを付与して呼び出す。呼び出すアプリはボタン情報の呼び出しアプリ503列に定義されているアプリである。付与するパラメータは、ボタン情報の設定値504列に定義されている設定値および呼び出し時にジョブの実行を開始するという指示(実行フラグON)である。その後、メニュー表示部403はステップS909に処理を進める。
ステップS909で、呼び出されたアプリは呼び出し時に付与されたパラメータに従って処理を行う。例えば、パラメータに設定値が含まれていなければ、アプリを初期状態で表示する。また、パラメータに設定値および実行フラグOFFが付与されていれば、アプリは設定値を反映した設定画面を表示する。パラメータに設定値および実行フラグONが付与されていれば、アプリは渡された設定値でジョブの実行を開始する。
以上、本実施形態において説明した手順により、ひとつのボタンを押下する領域に従って設定画面を呼び出すか、処理を実行するか、という2つの処理を行うことができるため、ユーザの利便性が向上する。
また本実施形態では、ボタンが設定値付きか否かに応じてボタン領域を分割するか否かを決定していたが、これに限るものではなく例えばボタン押下で呼び出されるアプリの種類等に応じてボタンの領域を分割するか否かを決定しても良い。さらに、ボタンが設定値付きでなくとも、ボタンの領域を分け、アプリの初期状態の設定画面を開くか、アプリを初期状態の設定で処理を実行するというように領域に応じて異なる処理を割り当てても良い。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、設定値付きのボタンを2つの領域に分割する実施例を説明した。領域を2つに分割するのは一例であり、3つ以上に分割してもよい。さらに、ボタン毎に分割する領域を変えるようにしてもよい。そこで、第2の実施形態ではボタン毎に分割する領域の数を変えるように構成した実施形態を説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態を変形したものであるため、差分のみを説明する。
図10で、第2の実施形態におけるメニュー画面に表示するボタンの例を説明する。図10(a)は、ボタンを3つの領域に分割した例である。ボタン1000は後述する図11のボタン管理テーブル402で定義されている。ボタン1000は領域1001、1002、1003の3つの領域を持つ。領域1001は図6における領域601と同等の領域であり、ユーザが領域1001を押下した場合、アプリの設定画面が設定値を反映した状態で呼び出される。領域1002は図6における領域602と同等の領域であり、ユーザが領域1002を押下した場合、アプリのジョブが実行される。領域1003は、図6には存在しなかった領域であり、ユーザが領域1003を押下した場合、アプリの設定画面が設定値を反映していない初期状態で呼び出される。
図10(b)は、図6のカスタムボタンで示した2つの領域に加えて、設定値項目毎の領域を設けた例である。ボタン1010は後述する図11のボタン管理テーブル402で定義されている。領域1011は図6における領域601と同等の領域であり、ユーザが領域1011を押下した場合、アプリの設定画面が設定値を反映した状態で呼び出される。領域1012は図6における領域602と同等の領域であり、ユーザが領域1012を押下した場合、アプリのジョブが実行される。領域1013、1014、1015は、設定値504列に定義された設定値がそれぞれ領域に独立して示されたものであり、ユーザがこれらの領域を押下した場合、押下した領域に対応する設定値のみを変更する画面が表示される。例えば、ユーザが領域1015を押下した場合、解像度の設定を変更する画面が表示される。
図11に第2の実施形態に係るボタン管理テーブル402の一例を示す。図5で説明したボタン管理テーブル402から表示形式1101列が追加されている。図11のボタン管理テーブル402では1111行~1116行の6つのボタンが定義されているが、501列から504列の内容は図5と同じであるため、表示形式1101列についてのみ説明する。
表示形式1101列は、メニュー画面においてボタンをどのような形状で表示するかを定義している列である。本実施形態では一例として3つの表示方式が設定されている。「TypeA」は、第1の実施形態で説明したカスタムボタンのように2つの領域に分割して表示する方式である。「TypeB」は、図10(a)で示したように領域を3つに分割して表示する方式である。「TypeC」は、図10(b)で示したように設定値ごとの領域を設ける方式である。これらの表示方式は一例であり、別の表示方式を用意してもよい。
図12で、第2の実施形態におけるメニュー画面の表示処理を説明する。図12は図8を変形したフローチャートである。図8との差分のみ説明する。図8との違いは、ステップS807に代わってステップS1201~S1204を処理するところである。
ステップS1201で、メニュー表示部403は、ボタン管理テーブル402の表示形式1101列を参照して以降の処理を振り分ける。メニュー表示部403は表示形式1101列が、「TypeA」であればステップS1202へ、「TypeB」であればステップS1203へ、「TypeC」であればステップS1204へ処理を進める。
ステップS1202で、メニュー表示部403は、ボタン情報に対応するカスタムボタンを図6の511のように2領域に分割して表示する。ステップS1202の後は、ステップS803に処理を戻す。
ステップS1202で、メニュー表示部403は、ボタン情報に対応するカスタムボタンを図6の511のように2領域に分割して表示する。ステップS1202の後は、ステップS803に処理を戻す。
ステップS1203で、メニュー表示部403は、ボタン情報に対応するカスタムボタンを図10(a)のように3領域に分割して表示する。ステップS1203の後は、ステップS803に処理を戻す。
ステップS1204で、メニュー表示部403は、ボタン情報に対応するカスタムボタンを図10(b)のように設定値毎の領域に分割して表示する。ステップS1204の後は、ステップS803に処理を戻す。
図13で、第2の実施形態におけるメニュー画面からのアプリ呼び出し処理について説明する。図13は図9を変形したフローチャートである。図9との差分のみ説明する。
ステップS906に代わってステップS1301で条件分岐を行う。ステップS1301で、メニュー表示部403は、ステップS901でユーザがボタンの中のどの領域を押下したかを判定する。判定の例として、図6のボタン511および図10のボタン1000、ボタン1010を用いて説明する。メニュー表示部403は、ユーザが押下した領域が「各設定値の領域」(すなわち領域1013、1014、1015のいずれか)の場合、ステップS1302へ処理を進める。またメニュー表示部403は、ユーザが押下した領域が「設定領域」(すなわち領域601、1001、1011のいずれか)の場合、ステップS907へ処理を進める。またメニュー表示部403は、ユーザが押下した領域が「実行領域」(すなわち領域602、1002、1012のいずれか)の場合、ステップS908へ処理を進める。またメニュー表示部403は、ユーザが押下した領域が「最初から設定」領域(すなわち領域1003)の場合、ステップS905へ処理を進める。
ステップS1302で、メニュー表示部403は、押下ボタンに対応するアプリにパラメータを付与して呼び出す。呼び出すアプリはボタン情報の呼び出しアプリ503列に定義されているアプリである。付与するパラメータは、ボタン情報の設定値504列に定義されている設定値およびステップS1301で判定した領域の設定項目のみを変更する設定画面を表示するという指示である。
ステップS1303で、呼び出されたアプリは呼び出し時に付与されたパラメータに従って処理を行う。直前のステップがステップS905、907、S908の場合の処理は図9と同様であるため説明を省略し、直前のステップがステップS1302の場合の説明を行う。直前のステップがステップS1302の場合、アプリは通知された設定項目のみ変更できる設定画面を例えばポップアップ等で表示する。また、設定画面は変更対象の設定値のみを表示するようにしてもよいし、他の設定値を変更できないように無効化した状態で表示するようにしてもよい。また、設定変更後に即座にジョブを実行するようにしてもよいし、ジョブの実行前に確認画面を表示するようにしてもよい。
以上、本実施形態において説明した手順により、ひとつのボタンに対してより多様な処理をボタン毎に割り当てられることが可能になるため、ユーザの利便性が向上する。
(第3の実施形態)
第1の実施形態および第2の実施形態では、設定値付きのボタンを複数の領域に分割する実施例を説明した。ひとつのボタンの中で領域を分割することにより、デザインによっては各々の領域が狭くなってしまうケースが考えられる。その場合、ユーザは意図とは異なった領域を押下してしまう可能性がある。そこで第3の実施形態ではユーザの押し間違えを防ぐために、押下した位置の近傍に複数の領域があった場合は、もう一度ユーザに処理を問い合わせるように構成した実施形態を説明する。第3の実施形態は、第2の実施形態を変形したものであるため、差分のみを説明する。
図14で、第3の実施形態におけるメニュー画面からのアプリ呼び出し処理について説明する。図14は図13を変形したフローチャートであるため、図13との差分のみ説明する。図13との違いは、ステップS904とステップS1301の間にステップS1401~S1404の処理が追加されているところである。
ステップS1401で、メニュー表示部403は、ステップS901でユーザが押下した位置から一定の距離内に存在する領域(つまり、ユーザが押下した位置を中心とした、一定距離の半径を持つ円内に少なくとも一部が入っている領域)を検索する。例えば、図10(b)において領域1014の左下端を押下した場合、領域1014および近接する領域1012、1013の3つの領域が得られる。領域を検索する際に用いる一定の距離は、例えば一般的なユーザの指の大きさと同じ程度になるような値を用いればよい。
ステップS1402で、メニュー表示部403は、ステップS1401で得られた領域がひとつか否かを判定する。メニュー表示部403は、ステップS1401で得られた領域がひとつであればステップS1301へ処理を進め、そうでなければステップS1403へ処理を進める。
ステップS1403で、メニュー表示部403は、ステップS1401で得られた複数の領域を選択肢とするダイアログを操作部219に表示し、ユーザの選択を待ち受ける。例えば、ステップS1401で得られた領域が領域1012、1013、1014の場合、「実行開始」「カラー設定」「両面読込設定」を選択肢として提示する。
ステップS1404で、メニュー表示部403は、ダイアログに対してユーザが選んだ選択肢を受け取り、その選択肢をユーザの押下領域としてステップS1301へ処理を進める。例えば、ユーザが「カラー設定」を選んだ場合、ステップS1301の判定において、ユーザは領域1013を押下したものとして判定される。
以上、本実施形態において説明した手順により、ユーザが領域の分割されたボタンを押下した時、各々の領域が接する位置を押下した場合でもユーザの意図しない処理が実行されることを防ぐことが可能になり、ユーザの利便性が向上する。
なお、本実施形態では各領域の接した位置を押下した場合にダイアログを表示するように構成したが、他の方法を用いてもよい。例えば、ステップS1402で得られた領域が複数ある場合は、何も押下していないとして処理を終了してもよい。ユーザは改めて所望の領域を押し直せばよい。
別の例として、ステップS1402で得られた領域が複数ある場合は、所定のルールに基づいて一つの領域を選び出すように構成してもよい。例えば、候補として設定画面を開く領域と実行指示を出す領域があった場合には設定画面を開く領域を優先することで、ユーザが意図しない実行を防ぐようにしても良い。また、候補として複数の設定領域があった場合にはユーザの変更頻度が高いものを優先したりしてもよい。
(第4の実施形態)
第1から第3の実施形態では、カスタムボタンを複数の領域に分割することによって、ひとつのボタンに対して複数の処理を割り当てる実施例を説明した。第4の実施形態では、ひとつのカスタムボタンに対して二本指タップ、ダブルタップ、ピンチアウト等の操作方法によって複数の処理を切り替える実施例を説明する。また、操作方法は個人による好みがあるため、ユーザごとに適用する操作方法を変えられるように構成した実施例を説明する。第4の実施形態は、第2の実施形態を変形したものであるため、差分のみを説明する。
図15は、本実施形態のMFP101におけるソフトウェア構成図である。図15は図4を変形したソフトウェア構成図であるため、差分のみ説明する。図4との差分は、ユーザ管理部1501とユーザ管理テーブル1502が追加されている点である。
ユーザ管理部1501は、ユーザの情報を管理する。MFP101を使用するユーザを認証したり、ユーザ毎の情報を管理したりする。ユーザ管理テーブル1502は、ユーザごとの情報を保持するテーブルであり、RAM213またはHDD214に記録される。
図16は、本実施形態におけるユーザ管理テーブル1502の一例を示す。図16のユーザ管理テーブル1502では一例として1611行~1616行の6つのユーザ情報が定義されている。
ユーザ管理テーブル1502は、1601列~1603列の3つの列を持つ。ユーザID1601列は、ユーザを一意に識別するための識別子を定義する列である。設定呼び出し操作1602列は、メニュー画面に表示しているカスタムボタンに対して設定画面を呼び出すための操作方法を定義している。実行呼び出し操作1603列は、メニュー画面に表示しているカスタムボタンに対して実行を指示するための操作方法を定義している。例えば、1611行のユーザは、カスタムボタンに対して、設定画面を呼び出したければタップ操作を行い、実行を指示したければ2本指でのタップ操作を行えばよい。
なお、ユーザ管理テーブル1502は操作方法による処理の割り当てを定義するが、第1から第3の実施形態で説明したようなボタンの領域分割による処理の割り当てを定義してもよい。例えば、1615行のユーザは、第2の実施形態で説明した「TypeA」(領域を2つに分割する)の領域分割によってボタンに異なる処理を割り当てる旨が定義されている。
図17は、本実施形態に係るMFP101のメニュー画面の一例を示す。図17(a)はユーザ管理テーブル1502の1611行のユーザがMFP101にログインしたときに表示されるメニュー画面の例である。画像1701は、実行呼び出し操作は2本指でのタップ操作によって指示できる旨を示すための画像である。ラベル1702は、ログインしているユーザのユーザIDを示している。ボタン1703は、ユーザがログアウトするためのボタンである。
図17(b)はユーザ管理テーブル1502の1612行のユーザがMFP101にログインしたときに表示されるメニュー画面の例である。画像1711は、実行呼び出し操作はボタンの長押し操作によって指示できる旨を示すための画像である。
図17では、実行呼び出し操作を示す画像しか表示していないが、設定呼び出し操作を示す画像を表示するように構成してもよい。また、画像ではなくラベルで説明を行うように構成してもよい。
図18で、第4の実施形態におけるメニュー画面の表示処理を説明する。図18は図12を変形したフローチャートである。図12との差分のみ説明する。図12との違いは、操作の前にログインを行ってユーザを特定している点(ステップS1801~S1802)と、ユーザ管理テーブル1502で定義されたユーザの操作方法によってボタンの表示を変えている点(ステップS1803~S1805)である。
ステップS1801で、ユーザ管理部1501は、ユーザのログイン操作によりユーザ認証を行う。以降の説明において、ステップS1801でログインしたユーザのことを「ログインユーザ」と呼ぶ。ステップS1802で、メニュー表示部403は、ログインユーザのメニュー画面における操作方法(設定呼び出し操作1602列、実行呼び出し操作1603列)をユーザ管理テーブル1502から取得する。
ステップS1803で、メニュー表示部403は、前ステップで取得したログインユーザのメニュー画面において、設定呼び出しと実行呼び出しの処理の割り当てがボタンの「領域分割」によると定義されているか否かを判定する。メニュー表示部403は、「領域分割」と定義されていればステップS1804へ処理を進め、そうでなければステップS1805へ処理を進める。
ステップS1804で、メニュー表示部403は、ログインユーザの設定呼び出し操作1602列および実行呼び出し操作1603列に定義された領域分割の種類によって以降の処理を振り分ける。メニュー表示部403は領域分割の種類が、「TypeA」であればステップS1202へ、「TypeB」であればステップS1203へ、「TypeC」であればステップS1204へ処理を進める。
ステップS1805で、メニュー表示部403は、ボタン情報に対応するカスタムボタンを表示する。そのとき、図17の画像1701、1711に示したように操作方法を示す画像をボタンに付与する。
図19で第4の実施形態におけるメニュー画面からのアプリ呼び出し処理について説明する。図19は図13を変形したフローチャートであるため、図13との差分のみ説明する。なお、図13のステップS1301以降の処理は本実施形態においても同じ処理を行うため、図の記載を省略する。
ステップS1901で、メニュー表示部403は、前ステップで検知したユーザ操作がボタンの描画されている領域に対する操作であるか否かをもって、ボタンに対する操作であるか否かを判定する。メニュー表示部403は、ユーザ操作がボタンに対する操作であると判定した場合ステップS1902へ処理を進め、そうでなければ処理を終了する。以降の説明において、ステップS901でユーザが操作したボタンを「操作ボタン」と呼ぶ。
ステップS1902で、メニュー表示部403は、ログインユーザのメニュー画面における操作方法(ユーザ管理テーブル1502の設定呼び出し操作1602列、実行呼び出し操作1603列)が「領域分割」と定義されているか否かを判定する。メニュー表示部403は、ログインユーザのメニュー画面における操作方法が「領域分割」と定義されていれば、図13のフローチャートのステップS1301へ処理を進め、そうでなければステップS1903へ処理を進める。
ステップS1903で、メニュー表示部403は操作ボタンがアプリボタンであるか否かを判定する。メニュー表示部403は操作ボタンがアプリボタンであればステップS905へ処理を進め、そうでなければステップS1904へ処理を進める。
ステップS1904で、メニュー表示部403は、ステップS901でユーザが行った操作が、設定呼び出し操作1602列に定義した操作と一致するか否かを判定する。メニュー表示部403は、操作が一致する場合ステップS1904へ処理を進め、そうでなければステップS1905へ処理を進める。
ステップS1905で、メニュー表示部403は、ステップS901でユーザが行った操作が、実行呼び出し操作1603列に定義した操作と一致するか否かを判定する。メニュー表示部403は、操作が一致する場合ステップS908へ処理を進め、そうでなければ処理を終了する。
以上、本実施形態において説明した手順により、ひとつのカスタムボタンに対してユーザが行った操作方法によって、複数の処理を行うことが可能になり、ユーザの利便性が向上する。また本実施形態では、ユーザがログインを行い、ユーザごとに設定呼び出し操作と実行呼び出し操作を定義している構成を示した。しかし、これに限るものではなく設定呼び出し操作と実行呼び出し操作のデフォルト設定を保持しておき、ログインしていないユーザにはデフォルト設定を適応するようにしても良い。
(その他の実施形態)
本発明は、以下の情報処理を実行することによっても実現される。その処理は、上述した実施形態の機能を実現させるソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (15)

  1. 画像処理装置の機能に関するボタンを表示部に表示する表示制御手段と、
    前記機能を実行する実行手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記表示部に表示された前記ボタンの第一領域が選択された場合、前記機能に関する設定画面を表示し、前記ボタンの前記第一領域とは異なる第二領域が選択された場合、前記機能に設定された設定値のうち第1の設定値に関する設定画面を表示し、
    前記実行手段は、前記ボタンの前記第一領域とも前記第二領域とも異なる第三領域が選択された場合、前記機能を実行することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記実行手段は、前記ボタンの前記第一領域とも前記第二領域とも異なる第三領域が選択された場合、前記機能に関する設定画面を開くことなく前記第1の設定値を含む設定値で前記機能を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記機能に関する複数の設定値を前記第二領域に表示可能であり、前記第二領域における前記第1の設定値が表示された領域が選択された場合、前記第1の設定値に関する設定画面を表示し、前記第1の設定値とは異なる第2の設定値が表示された領域が選択された場合、前記第2の設定値に関する設定画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記ボタンは複数の領域に分割されて表示される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記ボタンが選択された領域を判定する判定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記ボタンの前記第一領域が選択されたと判定された場合、前記機能に関する設定画面を表示し、前記第二領域が選択されたと判定された場合、前記機能に設定された設定値のうち少なくとも第1の設定値に関する設定画面を表示し、前記第三領域が選択されたと判定された場合、前記実行手段は、前記第1の設定値を含む設定値で前記機能を実行する
    することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第一領域には、前記機能を実行することを示す画像が表示される
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記第一領域には、前記機能に関する設定画面が開くことを示す画像が表示され、前記第二領域には、前記第1の設定値に関する設定画面が開くことを示す画像が表示される
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記第1の設定に関する設定画面において、前記第1の設定値を変更可能である
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記機能に関する設定画面において、前記第1の設定値を含む、前記機能に関する設定値の変更が可能である
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記ボタンは前記画像処理装置の機能を用いるアプリケーションを呼び出すボタンである
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 前記ボタンが押下された場合であり、かつ前記押下された位置の近傍に複数の領域が含まれる場合、所定の処理を行う
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 前記所定の処理とは、前記複数の領域の中から一つの領域を選択させるダイアログを表示する処理である
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記画像処理装置は、前記ボタンに関する情報であるボタン情報をさらに有し、
    前記表示制御手段は、前記ボタン情報が、前記機能に関する処理の設定値が紐づくボタン情報である場合、複数の領域で構成されるボタンを表示し、前記機能に関する設定値が紐づいていないボタン情報である場合、1つの領域で構成されるボタンを表示する
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  14. 像処理装置の機能に関するボタンを表示部に表示する表示制御ステップと、
    前記機能を実行する実行ステップを有し、
    前記表示制御ステップは、前記表示部に表示された前記ボタンの第一領域が選択された場合、前記機能に関する設定画面を表示し、前記ボタンの前記第一領域とは異なる第二領域が選択された場合、前記機能に設定された設定値のうち第1の設定値に関する設定画面を表示し、
    前記実行ステップは、前記ボタンの前記第一領域とも前記第二領域とも異なる第三領域が選択された場合、前記機能を実行することを特徴とする方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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