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JP7515518B2 - 界面活性剤ブレンド組成物 - Google Patents

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JP7515518B2 JP2021566959A JP2021566959A JP7515518B2 JP 7515518 B2 JP7515518 B2 JP 7515518B2 JP 2021566959 A JP2021566959 A JP 2021566959A JP 2021566959 A JP2021566959 A JP 2021566959A JP 7515518 B2 JP7515518 B2 JP 7515518B2
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Description

本開示は、一般に、界面活性剤ブレンド、より具体的には、界面活性剤ブレンド組成物および界面活性剤ブレンドを製造するための関連する方法に関する。
序論
洗浄製品は通常、洗浄製品の洗浄性能を高めるために1つ以上の界面活性剤を含む。液体界面活性剤は、洗浄製品に使用されると、様々な有益な洗浄特性をもたらす。例えば、水に溶解した液体界面活性剤は、水に溶解した場合、固体界面活性剤よりも優れた洗浄性能と表面の濡れ性を呈する。液体界面活性剤を組み込んだ洗浄製品は、通常、液体濃縮物として製造および販売されている。しかしながら、液体濃縮洗浄製品は、液体濃縮物の流動性により、処理、輸送、保管、および使用中に問題を生じさせる。固体洗浄製品は、固体洗浄製品が呈する流体特性が不足しているため、通常、液体濃縮洗浄製品よりも処理、輸送、保管、および使用が容易である。従って、液体界面活性剤を組み込んだ固体洗浄製品の発明は有利であろう。
固体形態の洗浄製品を作成するための従来のアプローチは、組み込むことができる液体界面活性剤の量に制限がある。液体界面活性剤の濃度が洗浄成分内で増加するにつれて、洗浄製品組成物の固体成分は液体界面活性剤で希釈されるようになる。従って、洗浄製品の硬度は、洗浄製品が固体と見なされなくなるまで、液体界面活性剤濃度の増加とともに低下する。この理解と一致して、US4861518Aは、液体エトキシル化アルコール界面活性剤を、10重量%~14重量%の好ましい濃度に特異的に制限する固体床洗浄製品を開示している。
従って、20重量%以上の液体界面活性剤が存在し、洗浄製品を固体化するのに十分な硬度を呈する洗浄製品の発見は驚くべきことである。
本発明は、20重量%~80重量%の液体界面活性剤を含み、23℃で275g以上の硬度を呈する界面活性剤ブレンドである。
本発明は、ポリエチレングリコールを含む界面活性剤ブレンドにおいて、23℃以上の流動点を有するエトキシル化アルコールを、23℃未満の流動点を有するエトキシル化アルコールと共に使用し、界面活性剤ブレンドの自己組織化されたミセル構造を形成することができることを発見した結果である。ポリエチレングリコールと組み合わせたエトキシル化アルコールの界面活性剤ブレンドは、特定の重量パーセント範囲にわたって液体界面活性剤の添加を増加させると、界面活性剤ブレンドの硬度が増加するという驚くべき結果を呈する。
本開示は、固体洗浄製品の形成および処理において特に有用である。
本発明は、界面活性剤ブレンドを含む組成物に関し、本界面活性剤ブレンドは、5,000g/mol~9,000g/molの平均分子量を有するポリエチレングリコールと、式R-O(EO)-H(式中、Rは、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、または7~25個の炭素を有する複素環式基であり、(EO)は、ポリオキシエチレン鎖であり、nは、3~9である)を有する第1のエトキシル化アルコールであって、23℃未満の流動点を有する、第1のエトキシル化アルコールと、式R-O(EO)-H(式中、Rは、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、または7~25個の炭素を有する複素環式基であり、(EO)は、ポリオキシエチレン鎖であり、mは、12~20である)を含む第2のエトキシル化アルコールであって、23℃以上の流動点を有する、第2のエトキシル化アルコールと、を含み、さらに、第1のエトキシル化アルコールは、界面活性剤ブレンドの総重量の20重量%~80重量%である。
本明細書で使用される場合、「および/または」という用語は、2つ以上の項目の列挙で使用される場合、列挙された項目のうちのいずれか1つをそれ自体で用いるか、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組み合わせを用いることができることを意味する。例えば、組成物が、成分A、B、および/またはCを含有すると記載されている場合、組成物は、A単独、B単独、C単独、AおよびBの組み合わせ、AおよびCの組み合わせ、BおよびCの組み合わせ、またはA、B、およびCの組み合わせを含有し得る。
特に記載がない限り、すべての範囲はエンドポイントを含む。ポリマー式の下付き文字値は、ポリマー中の指定された成分のモル平均値を指す。
試験方法は、試験方法番号でハイフン付きの2桁の数字で日付が示されていない限り、この文書の優先日における最新の試験方法を指す。試験方法への参照は、試験協会への参照と試験方法番号との両方を含む。試験方法機関は、次の略語のうちの1つにより参照される:ASTMはASTM International(旧名American Society for Testing and Materials)を指し、ENはEuropean Normを指し、DINはDeutsches Institut fur Normungを指し、ISOはInternational Organization for Standardsを指す。
本明細書で使用される場合、エトキシル化アルコールに関する「液体」という用語は、流動点が23℃未満であるエトキシル化アルコールを指す。本明細書で使用される場合、エトキシル化アルコールに関する「固体」という用語は、23℃以上で流動点を有するエトキシル化アルコールを指す。液体の流動点は、液体がその流動特性を失う温度である。流動点は、米国材料試験協会((ASTM))規格D97に従って決定される。
本明細書で使用される場合、「平均分子量」という用語は、数平均分子量であり、ASTM標準D4274によって記載されるようなヒドロキシル数分析を使用して試験される。
本明細書で使用される場合、成分の「wt%」または「重量パーセント」または「重量によるパーセント」は、特に反対の記載がない限り、成分が含まれる組成物または物品の総重量に基づく。本明細書で使用される場合、全ての百分率は、特に明記されていない限り、重量に基づく。
界面活性剤ブレンド
本発明は、ポリエチレングリコール、第1のエトキシル化アルコールおよび第2のエトキシル化アルコールを含む界面活性剤ブレンドを含む。ポリエチレングリコール、第1のエトキシル化アルコール、および第2のエトキシル化アルコールの比率に基づいて、界面活性剤ブレンドは、実施例の項で説明されるように、硬度試験によって決定される、23℃で273g以上の硬度を有利に示す。界面活性剤ブレンドの1つ以上の特性を逸脱することなく改善するために、本明細書の趣旨から逸脱することなく1つ以上の流動助剤(例えば、ヒュームドシリカ)および不活性成分(例えば、ポリマー、防腐剤、染料およびマーカー、水など)を含めることができることが理解されよう。界面活性剤ブレンドは、10重量%以下、または5重量%以下、または2重量%以下、または1重量%以下の追加の硬化剤を含んでも、追加の硬化剤を含まなくてもよい。
ポリエチレングリコール
界面活性剤ブレンドは、ポリエチレングリコールを含む。ポリエチレングリコールは、式H-(O-CH-CH-OHによって表されるエチレンオキシドのオリゴマーまたはポリマーを指し、式中、qは、ポリエチレングリコールポリマーの繰り返し単位の数を指す。ポリエチレングリコールのq値は68~250の範囲にあり得る。
ポリエチレングリコールの平均分子量は、3,000g/mol以上、または3,500g/mol以上、または4,000g/mol以上、または4,500g/mol以上、または5,000g/mol以上、または5,500g/mol以上、または6,000g/mol以上、または6,500g/mol以上、または7,000g/mol以上、または7,500g/mol以上、または8,000g/mol以上、または8,500g/mol以上、または9,000g/mol以上、または9,500g/mol以上、または10,000g/mol以上、または10,500g/mol以上、または11,000g/mol以上であり、同時に、
11,000g/mol以下、または10,500g/mol以下、または10,000g/mol以下、または9,500g/mol以下、または9,000g/mol以下、または8,500g/mol以下、または8,000g/mol以下、または7,500g/mol以下、または7,000g/mol以下、または6,500g/mol以下、または6,000g/mol以下、または5,500g/mol以下、または5,000g/mol以下、または4,500g/mol以下、または4,000g/mol以下、または3,500g/mol以下、または3,000g/mol以下であり得る。例えば、ポリエチレングリコールの平均分子量は、3,000g/mol~11,000g/mol、または4,000g/mol~10,000g/mol、または5,000g/mol~9,000g/mol、または6,000g/mol~9,000g/mol、または7,000g/mol~9,000g/molであり得る。同じまたは異なる重量パーセントの異なる平均分子量ポリエチレングリコールのブレンドを、界面活性剤ブレンドに利用することができる。
ポリエチレングリコールは、界面活性剤ブレンドの10重量%~50重量%であり得る。界面活性剤ブレンドは、10重量%以上、または12重量%以上、または14重量%以上、または16重量%以上、または18重量%以上、または20重量%以上、または25重量%以上、または30重量%以上、または35重量%以上、または40重量%以上、または45重量%以上、または50重量%以上であり、同時に、50重量%%以下、または45重量%以下、または、40重量%以下、または35重量%以下、または30重量%以下、または25重量%以下、または20重量%以下、または15重量%以下、または10重量%以下のポリエチレングリコールを含み得る。例えば、界面活性剤ブレンドは、10重量%~60重量%のポリエチレングリコール、または20重量%~50重量%のポリエチレングリコール、または20重量%~40重量%のポリエチレングリコール、または20重量%~30重量%のポリエチレングリコールを含み得る。
エトキシ化アルコール
界面活性剤ブレンドは、2つ以上のエトキシル化アルコールを含む。界面活性剤ブレンドは、第1のエトキシル化アルコールおよび第2のエトキシル化アルコールを含む。界面活性剤ブレンドは、第1および第2のエトキシル化アルコールの他に追加のエトキシル化アルコールを含み得る。第1のエトキシル化アルコールは、式R-O(EO)-Hを有し、第2のエトキシル化アルコールは、式R-O(EO)-Hを有し、式中、Rは、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、および7~25個の炭素を有する複素環式基であり、(EO)は、オキシエチレン単位の平均数を表す下付き文字nまたはmを有するポリオキシエチレン鎖である。本明細書で定義されるように、下付き文字のnおよびm値は、プロトン核磁気共鳴分光法および炭素13核磁気共鳴分光法によって試験および決定される。
第1のエトキシル化アルコールの下付き文字nは、3以上、4以上、5以上、6以上、7以上、8以上、または9以上であり、同時に、9以下、8以下、7以下、6以下、5以下、4以下、または3以下であり得る。例えば、下付き文字nは、3~9、4~9、5~9、6~9、または7~9であり得る。第2のエトキシル化アルコールの下付き文字mは、12以上、13以上、14以上、15以上、16以上、17以上、18以上、19以上、または20以上であり、同時に、20以下、19以下、18以下、17以下、16以下、15以下、14以下、13以下、または12以下であり得る。例えば、下付き文字mは、12~20、13~20、14~20、15~20、16~20、17~20、または18~20であり得る。
界面活性剤ブレンドで利用される第1および第2のエトキシル化アルコールは、23℃で互いに異なる相である。例えば、1つ以上のエトキシル化アルコールは、23℃で固体であり得るが、1つ以上のエトキシル化アルコールは、23℃で液体であり得る。前述および今後の説明は、「未希釈」または実質的に純粋なエトキシル化アルコールに関連していることが理解されよう。
第1のエトキシル化アルコールは23℃の液体であり、従って、第1のエトキシル化アルコールの流動点は22℃以下である。第1のエトキシル化アルコールの流動点は、22℃以下、20℃以下、15℃以下、10℃以下、9℃以下、6℃以下、5℃または4℃以下、3℃以下、2℃以下、-5℃以下、-8℃以下、-10℃以下、-15℃以下、-20℃以下、-25℃以下、-30℃以下、-35℃以下、-40℃以下、-45℃以下、-50℃以下であり、同時に-50℃以上、-45℃以上、-40℃以上、-35℃以上、-30℃以上、-25℃以上、-20℃以上、-15℃以上、-10℃以上、-8℃以上、-5℃以上、2℃以上、3℃以上、4℃以上、5℃以上、6℃以上、9℃以上、10℃以上、15℃以上、20℃以上であり得る。例えば、第1のエトキシル化アルコールの流動点は、-50℃~22℃、または-50℃~0℃、または-25℃~22℃、または-25℃~0℃、または0℃~22℃、または-10℃~10℃であり得る。
第2のエトキシル化アルコールは23℃で固体であり、従って、第2のエトキシル化アルコールの流動点は23℃以上である。第2のエトキシル化アルコールの流動点は、23℃以上、24℃以上、25℃以上、26℃以上、27℃以上、28℃以上、29℃、30℃以上、31℃以上、32℃以上、33℃以上、34℃以上、35℃以上、36℃以上、37℃以上、38℃以上、39℃以上、40℃以上、41℃以上、42℃以上、43℃以上、44℃以上、45℃以上、46℃以上、47℃以上、48℃以上、49℃以上、50℃以上であり、同時に50℃以下、49℃以下、48℃以下、47℃以下、46℃以下、45℃以下、44℃以下、43℃以下、42℃以下、41℃以下、40℃以下、39℃以下、38℃以下、37℃以下、36℃以下、35℃以下、34℃以下、33℃以下、32℃以下、31℃以下、30℃以下、29℃以下、28℃以下、27℃以下、26℃以下、25℃以下、24℃以下であり得る。例えば、第2のエトキシル化アルコールの流動点は、23℃~50℃、または23℃~40℃、または30℃~50℃であり得る。
第1のエトキシル化アルコールは、界面活性剤ブレンドの20重量%~80重量%であり得る。第1のエトキシル化アルコールは、界面活性剤ブレンド中に、20重量%以上、25重量%以上、30重量%以上、35重量%以上、40重量%以上、45重量%以上、50重量%以上、55重量%以上、60重量%以上、65重量%以上、70重量%以上、75重量%以上、または80重量%以上、同時に80重量%以下、75重量%以下、70重量%以下、65重量%以下、60重量%以下、55重量%以下、50重量%以下、45重量%以下、40重量%以下、35重量%以下、30重量%以下、25重量%以下、20重量%以下で存在し得る。例えば、界面活性剤ブレンドは、20重量%~80重量%、または30重量%~70重量%、または20重量%~65重量%、または40重量%~60重量%の第1のエトキシル化アルコールを含み得る。
第2のエトキシル化アルコールは、界面活性剤ブレンドの総重量の20重量%~60重量%であり得る。第2のエトキシル化アルコールは、界面活性剤ブレンド中に、20重量%以上、25重量%以上、30重量%以上、35重量%以上、40重量%以上、45重量%以上、50重量%以上、55重量%以上、60重量%以上、同時に60重量%以下、55重量%以下、50重量%以下、45重量%%以下、40重量%以下、35重量%以下、30重量%以下、25重量%以下、20重量%以下で存在し得る。例えば、界面活性剤ブレンドは、20重量%~60重量%、または20重量%~40重量%、または40重量%~60重量%の第2のエトキシル化アルコールを含み得る。
界面活性剤ブレンドは、ポリエチレングリコールおよび任意の充填剤と比較して、組み合わされた第1および第2のエトキシル化アルコールの比較的高い重量画分を含む。界面活性剤ブレンドの総重量に対して、組み合わされた第1および第2のエトキシル化アルコールは、40重量%以上、45重量%以上、50重量%以上、55重量%以上、60重量%以上、65重量%以上、70重量%以上、75重量%以上、80重量%以上、85重量%以上、同時に90重量%以下、85重量%以下、80重量%以下、75重量%以下、70重量%以下、65重量%以下、60重量%以下、55重量%以下、50重量%以下、45重量%以下、40重量%以下、35重量%以下を占め得る。例えば、第1および第2のエトキシル化アルコールは、界面活性剤ブレンドの総重量の40重量%~90重量%、または40重量%~80重量%、または50重量%~70重量%を占め得る。そのような特徴は、界面活性剤ブレンド中に存在する非活性成分を制限することにおいて有利であり得、それにより、界面活性剤ブレンドの効力を増加させる。
エトキシル化アルコールの混合
液体界面活性剤を利用する固体洗剤の形成への従来のアプローチは、(1)得られる洗剤は、液体界面活性剤を組み合わせることにより23℃で柔らかい、かつ/または(2)得られる洗剤は、洗剤の硬さを保つために限られた濃度で存在する、のどちらかの結果をもたらす。本発明の発明者らは、液体エトキシル化アルコール、固体エトキシル化アルコール、およびプロピレングリコールを混合することが、特定の範囲にわたって液体界面活性剤の重量パーセントの増加とともに驚くほどの硬さの増加を示す界面活性剤ブレンドをもたらすことを発見した。このような結果は、液体の固体への割合を増やすと、通常、固体の分離および/または二相系の形成により硬度が低下するため、直感に反している。
理論に拘束されることなく、第1の液体のエトキシル化アルコールを第2の固体のエトキシル化アルコールおよびポリエチレングリコールと組み合わせると、自己組織化された固体分散系の形成をもたらす。固体分散系は、23℃以上で液体の第1エトキシル化アルコールを第2エトキシル化アルコールおよびポリエチレングリコール内で安定化する。言い換えれば、界面活性剤ブレンドは、23℃以上で、硬度、安定性、粘度、加工性(例えば、粉末、フレーク、顆粒、および/またはペレットに形成される能力)および他の個体性の特徴を示す。第1および第2のエトキシル化アルコールの組成物を調整することにより、界面活性剤ブレンドは、第1の液体のエトキシル化アルコールの重量パーセントの増加とともに、増加した固体特性(例えば、硬さ)を示し得る。
界面活性剤ブレンドの硬度は、驚くべき方法で、第1のエトキシル化アルコールの濃度の変化に伴って変化する。第1および第2のエトキシル化アルコールの特定の組成物について、第1のエトキシル化アルコールの濃度が界面活性剤ブレンドの総重量の20%未満である場合、界面活性剤ブレンドの硬度は、第1のエトキシル化アルコールの添加の増加とともに予想されるとおり低下する。驚くべきことに、第1のエトキシル化アルコールが相対的に20重量%以上に達すると、界面活性剤ブレンドの硬度は、第1のエトキシル化アルコールの濃度の増加とともに硬度が低下し始める前に、ピーク硬度まで徐々に増加する。理論に拘束されることなく、第1および第2のエトキシル化アルコールの相対濃度は、界面活性剤ブレンド中の第1のエトキシル化アルコールの安定性を変化させ、界面活性剤ブレンドによって示される一定範囲の硬度値をもたらす。通常観測されるのは、界面活性剤ブレンドの硬度が増加する曲線(「硬度曲線」)であり、最大またはピークの硬度が達成されるまで、第1のエトキシレートアルコールの重量%が増加し、その後、硬度値が低下する。
界面活性剤ブレンドの硬度はグラム(g)の単位で提供され、実施例の項で説明されているように硬度試験によって測定される。界面活性剤ブレンドは、200g以上、225g以上、250g以上、275g以上、300g以上、325g以上、350g以上、375g以上、400g以上、425g以上、450g以上、475g以上、500g以上、525g以上、550g以上、575g以上、600g以上、625g以上、650g以上、同時に650g以下、625g以下、600g以下、575g以下、550g以下、525g以下、500g以下、475g以下、450g以下、425g以下、400g以下、375g以下、350g以下、325g以下、300g以下、275g以下、250g以下、225g以下、200g以下の硬度を示す。例えば、界面活性剤ブレンドは、200g~650g、または300g~600g、または350g~600g、または400g~550gの範囲の硬度を示し得る。
第1のエトキシル化アルコール、第2のエトキシル化アルコールおよびポリエチレングリコールを混合して界面活性剤ブレンドを形成することにより、界面活性剤ブレンドは、23℃超の軟化温度を示し得る。界面活性剤ブレンドは様々な分子量成分の混合物であるため、界面活性剤ブレンドは、軟化開始温度および最大軟化温度を示し得る。軟化開始温度は、視覚的に観察されるように、界面活性剤ブレンドが液体に移行し始める温度である。界面活性剤ブレンドの最大軟化温度は、界面活性剤ブレンドの成分の体積の大部分が固体から液体に移行する温度である。界面活性剤ブレンドの軟化開始温度または最大軟化温度は、50℃以上、51℃以上、52℃以上、53℃以上、54℃以上、55℃以上、56℃以上、57℃以上、58℃以上、59℃以上、60℃以上であり得る。
界面活性剤ブレンドは、第1の(液体)エトキシル化アルコールを増加することで達成される「ピーク」または最大硬度を示すが、そのようなピーク硬度は、界面活性剤ブレンドを利用するために必要ではない場合がある。例えば、最大硬度に達成しないポリエチレングリコール、第1のエトキシル化アルコールおよび第2のエトキシル化アルコールの混合物は、依然として十分な硬度、および疎水性-親油性バランス、曇点、臨界ミセル濃度および/または界面活性剤ブレンドの性能に関連する他の特性などの他の様々な望ましい特性を提供し得る。従って、所与の界面活性剤ブレンドは、ピーク硬度ではない可能性があるが、それでも、固体と見なされ、望ましい界面活性剤特性を提供するのに十分な硬度を示す。
界面活性剤ブレンドは、第1のエトキシル化アルコール、第2のエトキシル化アルコールおよびポリエチレングリコールを最低温度60℃(および成分の炭化によって定義される上限温度)の溶融混合物に加熱することによって調製することができる。溶融混合物は、押出機、加熱および攪拌されたタンク、または他の同様の加熱構造体において形成され得る。溶融混合物は、所定の時間(例えば、約30分間~2時間)混合され、次いで、冷却すると固化する。固化は、能動的冷却または受動的冷却のいずれかによって達成することができる。
固体界面活性剤ブレンドの形成後、界面活性剤ブレンドは、噴霧乾燥、穴あけ、ペレタイザーによる押し出し、および/または他の方法によって小片に処理され得る。得られる界面活性剤ブレンドは、粉末、フレーク、顆粒、ペレットまたは他の形状因子の形態であり得る。
界面活性剤ブレンドは、配合された洗浄組成物に含まれ得る。例えば、配合された洗浄組成物は、配合された洗浄組成物を作製するために、他の固体および/または液体添加剤(例えば、芳香剤、染料、着色剤、流動助剤、洗剤)と組み合わされ、ブレンドされ、または他の方法で混合される界面活性剤ブレンドを含み得る。洗浄組成物を形成する方法は、1)ポリエチレングリコール、23℃未満の流動点を有する第1のエトキシル化アルコール、および23℃以上の流動点を有する第2のエトキシル化アルコールを含む界面活性剤ブレンドを形成する工程であって、界面活性剤ブレンドは、250g以上の硬度を有する、形成する工程と、2)界面活性剤ブレンドを1つ以上の固体および/または液体添加剤と混合して、洗浄組成物を形成する工程と、を含む。添加剤は、香料、界面活性剤、苛性(例えば、NaOH、KOHなど)、流動助剤、他の洗浄製品成分および/またはそれらの組み合わせを含み得る。
配合された洗浄組成物、またはそれ自体の界面活性剤ブレンドの使用において、水または他の極性溶媒を適用して(例えば、浸漬および/または表面接触によって)、洗浄製品または界面活性剤ブレンドの溶解をもたらし、水溶性ポリエチレングリコールと第1および第2のエトキシル化アルコールを得る。第1および第2のエトキシル化アルコールは、その後、洗浄剤および/または湿潤剤として作用し得る。
本開示の使用は、様々な利点を提供し得る。第1に、ポリエチレングリコール、第1のエトキシル化アルコールおよび第2のエトキシル化アルコールの混合物は、濃縮された液体界面活性剤を固体として取り扱うことを可能にする。液体界面活性剤を洗剤ブレンドに組み込む従来のアプローチは、界面活性剤をゲル化するのに十分な低温で実行するか、または洗剤が20重量%未満の界面活性剤を含むような大量の硬化剤を添加する必要がある。液体の第1のエトキシル化アルコールと第2のエトキシル化アルコールおよびポリエチレングリコールとの固体分散体を形成することにより、界面活性剤ブレンドの成分が混合され、かつ/または23℃以上で保存され、なおかつ20重量%以上の界面活性剤を含むことができる。
第2に、界面活性剤ブレンドの固体形状因子は、界面活性剤ブレンドを様々な固体洗浄製品に組み込むことを可能にする。液体界面活性剤を組み込んだ従来の洗剤は、保管または輸送中に洗剤がゲル化または分離することが多く、その結果、性能が不均一または低下する可能性がある。固体形状の界面活性剤ブレンドを利用することにより、界面活性剤ブレンドを他の様々な固体材料と組み合わせて、23℃以上で、固体洗浄製品(例えば、洗濯洗剤、脱脂剤、万能クリーナー、ガラスクリーナーなど)を得ることができる。
第3に、液体の第1のエトキシル化アルコールの広範囲の重量パーセントを利用して、固体界面活性剤ブレンドを形成することができる。多くの場合、固体分散体においは、自己組織化を開始するために成分を正確に混合する必要性に悩まされ得る。形成を可能にする液体の第1のエトキシル化アルコールにおける、許容可能な重量パーセント範囲が広いことは、固体界面活性剤ブレンドを生成しながら、疎水性-親油性バランス、曇点、臨界ミセル濃度などの望ましい特性の調整を可能にする。
特に指定のない限り、硬度試験は硬度測定値を決定するために行われ、直径3.81センチメートル(cm)の固体パックで実行した。固形パックは、カーバープレスを使用し、13.8メガパスカル(MPa)の圧力を加え調製した。硬度の測定は、5ミリメートル(mm)の球状プローブを備えた、Texture Technologies’TA.XT Plus テクスチャーアナライザーを用いて実施した。硬度試験では、固体パックに1mm/秒で3mm移動するのに必要とする硬度値をグラムで記録した。その距離で測定された最大グラムを、硬度値として記録した。次の表で報告されている硬度値は、同じパックで5回別個に測定した平均である。
実施例1~35は、液体界面活性剤(例えば、第1のエトキシル化アルコール)、固体界面活性剤(例えば、第2のエトキシル化アルコール)およびポリエチレングリコールを含む、本開示と一致する界面活性剤(例えば、界面活性剤ブレンド)である。以下の手順で実施例を調製した。液体界面活性剤および固体界面活性剤の指定された重量パーセントを、ブレンドを形成するために指定された重量パーセントのポリエチレングリコールと共に添加した。各実施例のポリエチレングリコールは、8,000g/molの数平均分子量を有していた(Dow ChemicalからCARBOWAX(商標)ポリエチレングリコール(PEG)8000として入手可能)。ブレンドを70℃に加熱した。次に、オーバーヘッドミキサーを使用してブレンドを毎分100回転で混合し、30分間完全に混合させた。混合を直ちに停止し、ブレンドを23℃に冷却させた。以下の表では、EO5は、C12~1425~29O[CHCHO]H(TERGITOL(商標)15-S-5界面活性剤としてDow Chemicalから入手可能)を表し、EO7は、C12~1425~29O[CHCHO]H(TERGITOL(商標)15-S-7界面活性剤としてDow Chemicalから入手可能)を表し、EO9は、C12~1425~29O[CHCHO]H(TERGITOL(商標)15-S-9界面活性剤としてDow Chemicalから入手可能)を表し、EO12は、C12~1425~29O[CHCHO]12H(TERGITOL(商標)15-S-12界面活性剤としてDow Chemicalから入手可能)を表し、EO15は、C12~1425~29O[CHCHO]15H(TERGITOL(商標)15-S-15界面活性剤としてDow Chemicalから入手可能)を表し、EO20は、C12~1425~29O[CHCHO]20H(TERGITOL(商標)15-S-20界面活性剤としてDow Chemicalから入手可能)を表す。
表1は、異なる固体界面活性剤と共に液体界面活性剤としてEO5を組み込んだ洗浄製品の実施例1~10を提供する。
実施例1~10の硬度データから分かるように、洗剤の硬度は、存在する液体界面活性剤の重量パーセントに依存することを示す。組成空間の端で、実施例1、5、6および10は、液体界面活性剤の重量パーセントが増加するにつれて硬度が減少するという予想される挙動を示す。しかしながら、実施例1~5および6~10の硬度を、液体界面活性剤の重量パーセントの変化に関して調べると、予想外の結果が明らかになる。両方の例の組に見られるように、硬度測定値は、最初は液体界面活性剤の添加で硬度が減少し、次に最大または「ピーク」硬度に達するまで液体界面活性剤の重量パーセントの増加とともに驚くことに増加する「曲線」を形成する。ピークの硬度後、洗剤の硬度は、液体界面活性剤の重量比および重量パーセントの増加とともに減少する。サンプル1~5の最大硬度は、335gで約40重量%の液体と固体の界面活性剤比で達した。実施例1~5と同様に、実施例6~10は、液体界面活性剤濃度の増加に伴う洗剤の硬度の増加を示し、421gの硬度を有する60重量%の液体界面活性剤でピーク硬度に達した。理論に拘束されることなく、実施例6~10の固体界面活性剤の違いが、界面活性剤内の液体界面活性剤のより大きな安定化を提供し、硬度曲線をより高い重量パーセントに「シフト」させたと考えられる。
表2に、異なる固体界面活性剤を含む液体界面活性剤としてEO7を組み込んだ洗剤の実施例11~20を提供する。
実施例11~20の硬度データから分かるように、液体界面活性剤濃度の増加に関して、硬度曲線が再び存在する。実施例11~15および16~20の各セットの最大硬度は、約40重量%の液体界面活性剤で到達し、硬度は、液体界面活性剤濃度の増加または減少のいずれかとともに減少する。特に、実施例16~20の硬度曲線は実施例11~15に関してシフトしなかったが、EO15固体界面活性剤ははるかに硬い界面活性剤を生成した。理論に拘束されることなく、EO12のより低い流動点およびEO7とEO12の間の相互作用は、例11~15によって達成される硬さの値に寄与する要因であると考えられる。
表3に、異なる固体界面活性剤を含む液体界面活性剤としてC12~1425~29O[CHCHO]Hを組み込んだ洗剤の実施例21~35を提供する。
表3の硬度データから分かるように、同じ液体界面活性剤と共に異なる固体界面活性剤を使用すると、液体界面活性剤の重量パーセントに関して硬度曲線のピークがシフトする。
ここで表1~3を参照すると、液体界面活性剤と固体界面活性剤の組成を変えることにより、得られる洗剤のピーク硬度を液体界面活性剤のより高いまたはより低い重量パーセントにシフトすることができる。さらに、液体界面活性剤および固体界面活性剤の組成物を変えることを利用して、得られる洗剤の最大硬度を増加または減少させることができる。一般に、洗剤のより高い硬度値は、より高い平均モルエトキシレート値を有する液体および固体界面活性剤の使用によって得られる。表1~3の結果は、多くの観点から予想外で驚くべきものである。第1に、実施例は一般に、液体界面活性剤の添加がピーク硬度に達するまで実際に硬度を増加させる傾向を示し、これは液体の取り込みが、多くの場合固体強度を低下させるので直感的ではない。第2に、個々の実施例(例えば、実施例9)は、実際には、大部分の重量パーセントが液体界面活性剤であるが、液体界面活性剤と固体界面活性剤のその組み合わせに対して最大の硬度値をもたらし、驚くべき結果をさらに補強する。第3に、実施例セット1~5、11~15、16~20、21~25および26~30はそれぞれ、対応する液体界面活性剤を含まない実施例よりも高い硬度を示す実施例を含む液体界面活性剤を有する。例えば、実施例3、3、13、18、24および28は、それぞれ実施例1、11、16、21および26よりも高い硬度値を有する。
(態様)
(態様1)
界面活性剤ブレンドを含む組成物であって、前記界面活性剤ブレンドは、
ポリエチレングリコールであって、5,000g/mol~9,000g/molの平均分子量を有する、ポリエチレングリコールと、
式R-O(EO) -Hを含む第1のエトキシル化アルコールであって、式中、Rは、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、または7~25個の炭素を有する複素環式基であり、(EO)は、ポリオキシエチレン鎖であり、nは、3~9であり、前記第1のエトキシル化アルコールは、23℃未満の流動点を有する、第1のエトキシル化アルコールと、
式R-O(EO) -Hを含む第2のエトキシル化アルコールであって、式中、Rは、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、または7~25個の炭素を有する複素環式基であり、(EO)は、ポリオキシエチレン鎖であり、mは、12~20であり、前記第2のエトキシル化アルコールは、23℃以上の流動点を有する、第2のエトキシル化アルコールと、を含み、
さらに、前記第1のエトキシル化アルコールは、前記界面活性剤ブレンドの総重量の20重量%~80重量%である、組成物。
(態様2)
前記ポリエチレングリコールが、7,000g/mol~9,000g/molの平均分子量を有する、態様1に記載のいずれかの組成物。
(態様3)
前記ポリエチレングリコールが、8,000g/molの平均分子量を有する、態様2に記載の組成物。
(態様4)
前記ポリエチレングリコールが、前記界面活性剤ブレンドの総重量の10重量%~50重量%である、態様1に記載の組成物。
(態様5)
前記ポリエチレングリコールが、前記界面活性剤ブレンドの総重量の20重量%である、態様4に記載の組成物。
(態様6)
前記第1のエトキシル化アルコールのnが、5~9であり、前記第2のエトキシル化アルコールのmが、15~20である、態様1に記載の組成物。
(態様7)
前記第1のエトキシル化アルコールが、前記界面活性剤ブレンドの総重量の30重量%~70重量%である、態様1に記載の組成物。
(態様8)
前記第1のエトキシル化アルコールが、前記界面活性剤ブレンドの総重量の40重量%~60重量%である、態様8に記載の組成物。
(態様9)
前記第1のエトキシル化アルコールの前記流動点が、-25℃~22℃である、態様1~8のいずれか一項に記載の組成物。
(態様10)
前記第2のエトキシル化アルコールの前記流動点が、23℃~35℃である、態様9に記載の組成物。

Claims (10)

  1. 界面活性剤ブレンドを含む固体組成物であって、前記界面活性剤ブレンドは、
    ポリエチレングリコールであって、5,000g/mol~9,000g/molの平均分子量を有する、ポリエチレングリコールと、
    式R-O(EO)-Hを含む第1のエトキシル化アルコールであって、式中、Rは、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、または7~25個の炭素を有する複素環式基であり、(EO)は、ポリオキシエチレン鎖であり、nは、3~9であり、前記第1のエトキシル化アルコールは、23℃未満の流動点を有する、第1のエトキシル化アルコールと、
    式R-O(EO)-Hを含む第2のエトキシル化アルコールであって、式中、Rは、アルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、または7~25個の炭素を有する複素環式基であり、(EO)は、ポリオキシエチレン鎖であり、mは、12~20であり、前記第2のエトキシル化アルコールは、23℃以上の流動点を有する、第2のエトキシル化アルコールと、を含み、
    さらに、前記第1のエトキシル化アルコールは、前記界面活性剤ブレンドの総重量の20重量%~80重量%である、組成物。
  2. 前記ポリエチレングリコールが、7,000g/mol~9,000g/molの平均分子量を有する、請求項1に記載のいずれかの組成物。
  3. 前記ポリエチレングリコールが、8,000g/molの平均分子量を有する、請求項2に記載の組成物。
  4. 前記ポリエチレングリコールが、前記界面活性剤ブレンドの総重量の10重量%~50重量%である、請求項1に記載の組成物。
  5. 前記ポリエチレングリコールが、前記界面活性剤ブレンドの総重量の20重量%である、請求項4に記載の組成物。
  6. 前記第1のエトキシル化アルコールのnが、5~9であり、前記第2のエトキシル化アルコールのmが、15~20である、請求項1に記載の組成物。
  7. 前記第1のエトキシル化アルコールが、前記界面活性剤ブレンドの総重量の30重量%~70重量%である、請求項1に記載の組成物。
  8. 前記第1のエトキシル化アルコールが、前記界面活性剤ブレンドの総重量の40重量%~60重量%である、請求項に記載の組成物。
  9. 前記第1のエトキシル化アルコールの前記流動点が、-25℃~22℃である、請求項1~8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記第2のエトキシル化アルコールの前記流動点が、23℃~35℃である、請求項9に記載の組成物。
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