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JP7508268B2 - 施設検索システムおよび施設情報登録方法 - Google Patents

施設検索システムおよび施設情報登録方法 Download PDF

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JP7508268B2 JP2020087002A JP2020087002A JP7508268B2 JP 7508268 B2 JP7508268 B2 JP 7508268B2 JP 2020087002 A JP2020087002 A JP 2020087002A JP 2020087002 A JP2020087002 A JP 2020087002A JP 7508268 B2 JP7508268 B2 JP 7508268B2
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Description

本発明は、施設検索システムおよび施設情報登録方法に関し、特に、随時更新されるデータベースを対象として施設情報の検索を行うシステムに用いて好適なものである。
一般的なナビゲーション装置は、装置内に備えられた地図データベースを対象として所望の施設を検索し、検索された施設を目的地や中継地(以下、単に目的地という)に設定することができるようになされている。地図データは、実際の道路や周辺施設などを反映して生成される。そのため、新しく作られる道路や施設に対応するために、地図データベースは適宜更新する必要がある。近年のナビゲーション装置において、この地図データベースの更新は、インターネットを介して接続されたサーバ装置からナビゲーション装置に地図データをダウンロードすることによって行われる。
しかし、ナビゲーション装置の地図データベースは、常に最新の状態に保たれているわけではない。サーバ装置からのダウンロードによって最新の状態に地図データベースを更新したとしても、そのダウンロードされる地図データの中に、現実に存在する新しい施設に関する情報が登録されていないこともある。この場合、ユーザが装置内の地図データベースを対象として所望の施設を検索しようとしても、所望の施設が抽出されず、目的地として設定することができない。
このようなときに、ナビゲーション装置からインターネットに接続し、ウェブサイトを対象として所望の施設をオンライン検索し、その結果得られた施設の情報を用いて目的地の設定を行うことができるようになされたナビゲーション装置も存在する。しかしながら、オンライン検索の対象となるウェブサイトの情報はナビゲーション用の情報ではないこともあり、通常の施設検索(オフライン検索)とオンライン検索とは別メニューとなっていることが多い。
そのため、ナビゲーション装置内の地図データベースに登録されていない施設情報については、オフライン検索によって該当の施設を見つけられなかった場合に、別メニューを開いてオンライン検索をしなければ見つけられず、二度手間になって使いづらい。また、ウェブサイトを対象としたオンライン検索は最新情報を入手できて便利ではあるが、検索キーワードにヒットする件数が多く、所望の施設に関する情報を手動で絞り込まなければならないため、面倒である。
なお、サーバが、インターネット端末装置における検索履歴または閲覧履歴から推定されたユーザの行き先に関連する情報である推定行き先情報を収集してナビゲーション装置へ送信し、ナビゲーション装置が、サーバから受信した推定行き先情報を目的地設定画面に表示するようにしたナビゲーションシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この特許文献1に記載のシステムは、ユーザによるオンライン検索または閲覧の履歴からサーバが推定した行き先をおすすめ情報として提示するだけなので、上述の問題を解決する手法を提供するものではない。
また、ナビゲーション装置において、記憶部に記憶されたネットワークデータに基づいて、端末側経路情報を生成して経路探索条件とともにナビゲーションサーバに送信した後、ナビゲーションサーバにおいて、記憶部に記憶された最新のネットワークデータに基づいて、ナビゲーション装置から受信した経路探索条件を満たす経路のサーバ側経路情報を生成し、端末側経路情報とサーバ側経路情報との差分をナビゲーション装置に送信することにより、端末側で最新のネットワークデータに基づく経路探索結果を利用可能とするナビゲーションシステムも知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この特許文献2に記載のシステムでは、まずは端末側で記憶部に記憶されたネットワークデータに基づいて経路探索をしなければならない。そのため、その際に所望の施設が記憶部に登録されていなければ、所望の施設をオンライン検索することによって目的地の設定に必要な情報を得なければならず、上述した問題が同様に生じてしまう。
また、情報コンシューマが地図情報提供システムを用いる際に、Web上に散在する情報をデータベースが管理する必要最小限の情報と連携し、データベース上のレコードに関連した様々な情報をネットワークから求めることができるようにしたシステムも知られている(例えば、特許文献3参照)。しかしながら、この特許文献3に記載のシステムは、データベース上のレコードに関連した様々な情報をネットワークから求めてアプリケーションプログラムにて表示するものであり、そもそもデータベースに登録されていない施設に関する情報は取得することができない。
また、プログラム実行手段で実行されたカテゴリ/コンテンツ情報をユーザの指定した配置順序にカテゴリ別にコンテンツ情報を統合表示してユーザに同時に配信することにより、各種カテゴリ別コンテンツ情報の相互融合を図り、かつ生活必需情報を統合した各種カテゴリ別コンテンツ情報を1つのポータルサイトに統合して配信することができるようにしたシステムも知られている(例えば、特許文献4参照)。しかしながら、この特許文献4に記載のシステムも、上述の問題を解決する手法を提供するものではない。
WO2017/33301号公報 特開2011-47750号公報 特開2002-63214号公報 特開2004-280841号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、オフライン検索とオンライン検索とを切り替えて行うという面倒な操作を極力行うことなく、最新の施設を含む所望の施設情報を検索によって得ることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、端末装置内の内部記憶部を対象として、ユーザにより指定された検索条件に合致する施設情報の検索を行うオフライン検索部を備えたシステムにおいて、端末装置外で通信ネットワークに接続されたサイトの外部記憶部から施設情報の取得を行い、取得された施設情報のうち内部記憶部にはない施設情報を、その取得時以降にオフライン検索が可能な情報として内部記憶部に登録するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、端末装置内の内部記憶部に装置内部の情報として記憶されている施設情報だけでなく、通信ネットワークに接続されたサイトの外部記憶部から取得されて内部記憶部に登録された施設情報も対象としてオフライン検索が行われる。外部記憶部から取得される施設情報には、最新の施設に関する施設情報が含まれている可能性があるので、内部記憶部を対象としたオフライン検索と外部記憶部を対象としたオンライン検索とを切り替えて行うという面倒な操作を極力行うことなく、最新の施設を含む所望の施設情報をオフライン検索のみによって簡単に得ることができる。
第1の実施形態による施設検索システムの全体構成例を示す図である。 第1の実施形態による端末装置の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態による内部記憶部に記憶される施設情報が有する項目の一例を示す図である。 第1の実施形態による端末装置の動作例を示すフローチャートである。 変形例に係る端末装置の機能構成例を示すブロック図である。 変形例に係る内部記憶部に記憶される施設情報が有する項目の一例を示す図である。 第2の実施形態による端末装置の機能構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態による端末装置の機能構成例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による施設検索システムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態による施設検索システムは、インターネットまたは携帯電話網などの通信ネットワーク500に接続可能な機能を有する端末装置100を備えて構成される。
端末装置100は、施設情報を利用して所定の処理を実行するアプリケーションプログラムが実装された端末であり、例えばスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等により構成される。本実施形態において、端末装置100は、施設情報を含む地図データを利用して経路探索や経路案内などの処理を実行するナビゲーション装置であるものとして説明する。ナビゲーション装置は、車両に搭載された車載ナビゲーション装置であってもよいし、ナビゲーション用アプリケーションプログラムがインストールされたスマートフォン等の携帯端末であってもよい。
地図データ配信サーバ200は、特許請求の範囲の専用サーバ装置に相当するものであり、施設情報を含む更新用の地図データを端末装置100に非定期で配信する。更新用の地図データは、実際に存在する道路や施設などを反映して生成されたものであり、新規の道路や施設、変更された道路や施設、廃止された道路や施設などの情報を含んでいる。なお、更新用の地図データは、現実世界の最新の状態を忠実に100%反映しているとは限らず、最新の情報が含まれていない可能性があるデータである。地図データ配信サーバ200から端末装置100に配信される更新用の地図データによって、端末装置100の記憶装置に記憶されている地図データが更新される。
端末装置100は、通信ネットワーク500を介して、ウェブ空間上に存在する複数のウェブサイト300を対象としてキーワード検索を行い、検索結果をディスプレイに表示する機能を有している。また、端末装置100は、通信ネットワーク500を介して複数のウェブサイト300にアクセスし、当該ウェブサイト300から情報を収集して保存する機能も有している。例えば、端末装置100は、端末装置100の記憶装置に記憶された地図データには含まれていない施設情報を複数のウェブサイト300から検索したり、地図データには含まれていない施設情報を複数のウェブサイト300から収集したりする。
図2は、第1の実施形態による端末装置100の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、第1の実施形態による端末装置100は、機能構成として、オフライン検索部11、オンライン検索部12、施設情報取得部13、施設情報登録部14および内部記憶更新部15を備えている。また、端末装置100は、記憶媒体として、内部記憶部101を備えている。内部記憶部101は、施設情報を含む地図データを記憶する地図データ記憶領域101aと、ウェブサイト300から取得した施設情報を記憶する施設情報記憶領域101bとを有している。
上記各機能ブロック11~15は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック11~15は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
内部記憶更新部15は、地図データ配信サーバ200から施設情報を含む更新用の地図データをダウンロードして内部記憶部101の地図データ記憶領域101aに記憶させる。図3(a)は、地図データ記憶領域101aに記憶される地図データに含まれる施設情報が有する項目の一例を示す図である。図3(a)に示すように、地図データに含まれる施設情報は、施設の名称、住所、電話番号、ジャンル、緯度経度等の位置情報などを有している。ここに示す情報は一例であり、この他の情報を有していてもよい。
図3(b)は、施設情報記憶領域101bに記憶される施設情報が有する項目の一例を示す図である。図3(b)に示すように、施設情報記憶領域101bに記憶される施設情報も、地図データに含まれる施設情報と同様に、施設の名称、住所、電話番号、ジャンル、緯度経度等の位置情報などを有している。この施設情報記憶領域101bには、地図データ記憶領域101aに記憶されている地図データには含まれていない施設情報であって、ウェブサイト300から取得された施設情報が記憶される。ただし、全ての項目の情報をウェブサイト300から取得できるとは限らない。よって、施設情報記憶領域101bに記憶される施設情報は、施設の名称、住所、電話番号、ジャンルおよび位置情報のうち、ウェブサイト300から実際に取得できた情報だけが含まれるものとなる。
オフライン検索部11は、端末装置100の内部記憶部101を対象として、ユーザにより指定された検索条件に合致する施設情報の検索を行う。これは、ナビゲーション装置が一般的に有している施設検索機能に相当するものである。例えば、オフライン検索部11は、施設の名称、住所、電話番号、ジャンルの何れかに関する検索キーをユーザ操作に基づいて入力し、当該検索キーに合致する施設情報を内部記憶部101から検索し、その検索結果をディスプレイに表示する。ユーザは、オフライン検索部11により検索された施設を誘導経路の目的地に設定することが可能である。
本実施形態において、オフライン検索部11は、内部記憶部101の地図データ記憶領域101aおよび施設情報記憶領域101bの両方を対象として施設情報の検索を実行する。すなわち、本実施形態では、オフライン検索部11は、地図データ記憶領域101aに記憶されている地図データに含まれている施設情報だけでなく、ウェブサイト300から取得されて施設情報記憶領域101bに記憶された施設情報も対象として、検索キーに合致する施設情報の検索を行う。
オンライン検索部12は、ユーザによる検索キーを指定する操作に基づいて、ウェブ空間上に存在する外部記憶部(図示せず)を対象として施設の検索を行う。ここで、外部記憶部とは、複数のウェブサイト300のデータが記憶されているサーバ装置またはストレージである。すなわち、オンライン検索部12は、複数のウェブサイト300を対象として、ユーザにより入力された検索キーに合致する施設の検索を行う。このオンライン検索部12による検索は、公知のウェブサイトの検索エンジンにより提供される検索機能に相当するものである。
例えば、オンライン検索部12は、施設の名称、住所、電話番号、ジャンルの何れかに関する検索キーをユーザ操作に基づいて入力し、当該検索キーに合致する情報を含んだウェブページを複数のウェブサイト300から検索し、その検索結果をディスプレイに表示する。具体的なユースケースの一例として、ユーザは、施設の名称を検索キーとしてオフライン検索部11による検索を行った結果、所望の施設情報が見つからなかった場合(検索キーとして入力した施設の名称に合致する施設情報が内部記憶部101に記憶されていない場合)、同じ施設の名称を検索キーとしてオンライン検索部12による検索を行う。
このオンライン検索部12により表示される検索結果は、検索キーとして入力した施設の名称が含まれる1以上のウェブページのハイパーリンク(以下、単にリンクという)の一覧画面である。ユーザは、一覧の中から何れかのリンクを選択して遷移先のウェブページを閲覧することにより、所望の施設に関する情報が掲載されたウェブページを探す。そして、ユーザは、見つけた所望のウェブページを閲覧して施設の住所や電話番号を確認し、これを用いて目的地を設定する。このとき、例えば住所を検索キーとしてオフライン検索部11を実行し、検索された住所地を目的地として設定することが可能である。
施設情報取得部13は、端末装置100の外部で通信ネットワーク500に接続された各ウェブサイト300の外部記憶部から施設情報の取得を行う。例えば、施設情報取得部13は、オンライン検索部12により検索された施設のうちユーザにより選択された施設の施設情報を取得する。ユーザにより選択された施設とは、ユーザが目的地として設定した施設である。施設情報取得部13は、このユーザにより選択された施設の名称、住所、電話番号、ジャンルおよび位置情報のうち、ウェブサイト300から実際に取得できる情報を取得する。これらの情報は、ナビゲーション装置の施設検索機能(名称検索、住所検索、電話番号検索、ジャンル検索)において検索キーとして指定可能な情報である。
上述したユースケースにおいて、施設の名称を検索キーとして検索されてユーザにより選択されたウェブページに住所および電話番号が掲載されている場合、施設情報取得部13は、施設の名称、住所および電話番号を取得する。なお、ウェブページの内容を解析して施設のジャンルを特定することによってジャンルの情報を取得するようにしてもよい。また、公知のジオコーディング技術を用いて、ウェブページに掲載されている住所を緯度経度の位置情報に変換することによって施設の位置情報を取得するようにしてもよい。
また、施設情報取得部13は、オンライン検索部12により検索された施設のうちユーザにより選択された施設の施設情報に加えて、当該施設情報により示される施設(ユーザにより選択された施設)の関連施設に関する施設情報を各ウェブサイト300の外部記憶部から更に取得するようにしてもよい。関連施設とは、例えば、チェーン店や支店などである。施設情報取得部13は、例えば、ユーザにより選択された施設に関する施設情報の取得元のウェブページの内容を解析し、チェーン店や支店が存在すると判定された場合に、ウェブページのリンクを辿ってチェーン店や支店の施設情報を取得する。
施設情報登録部14は、施設情報取得部13により取得された施設情報のうち内部記憶部101にはない施設情報を、その取得時以降にオフライン検索部11によるオフライン検索が可能な情報として内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録する。例えば、施設情報登録部14は、オンライン検索部12により検索された施設のうちユーザにより選択された施設の施設情報であって内部記憶部101にはない施設情報を内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録する。
ここで、施設情報登録部14は、オンライン検索部12により検索された施設のうちユーザにより選択された施設の施設情報(以下、取得施設情報という)と同一の施設情報(以下、記憶施設情報という)が内部記憶部101(地図データ記憶領域101aまたは施設情報記憶領域101bの何れか)に記憶されているか否か、すなわち、取得施設情報により示される施設と同一の施設に関する記憶施設情報が内部記憶部101に記憶されているか否かを判定する。そして、取得施設情報に係る施設と同一の施設に関する記憶施設情報が内部記憶部101に記憶されていないと判定された場合に、当該取得施設情報を内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録する。
取得施設情報と記憶施設情報とが同一の施設に関するものか否かの判定は、例えば、取得施設情報に関して施設の名称、住所、電話番号、ジャンルおよび位置情報のうちウェブサイト300から実際に取得できた項目の情報と、内部記憶部101に記憶されている記憶施設情報のうち上記取得できた項目に対応する情報とが全て一致しているか否かを確認することによって行う。なお、取得できた項目の全てではなく、一部の項目(例えば、施設の名称と住所、あるいは、施設の名称と電話番号など)の情報が一致するか否かを判定するようにしてもよい。
1つのユースケースとして示した上述の例のように、オフライン検索部11による検索を行った結果、所望の施設情報が見つからなかったために、それに続けてオンライン検索部12による検索を行った場合は、当該オンライン検索部12により検索されてユーザにより選択された施設の取得施設情報は、内部記憶部101にはない施設情報である。よって、この場合に施設情報登録部14は、当該ユーザにより選択された施設の取得施設情報を内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録することになる。
別のユースケースとして、オフライン検索部11による検索を行うことなく、最初からオンライン検索部12による検索を行った場合は、当該オンライン検索部12により検索された施設のうちユーザにより選択された施設の取得施設情報は、それと同一の記憶施設情報が内部記憶部101に記憶されている可能性もあるし、記憶されていない可能性もある。よって、この場合に施設情報登録部14は、取得施設情報と記憶施設情報とが同一の施設に関するものか否かの判定結果に応じて、取得施設情報を内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録する。
なお、施設情報取得部13が、ユーザにより選択された施設の関連施設に関する施設情報も各ウェブサイト300の外部記憶部から取得するようにした場合、施設情報登録部14は、施設情報取得部13により取得された関連施設に関する施設情報のうち内部記憶部101にはない施設情報を更に内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録する。
また、施設情報登録部14は、施設情報取得部13により取得された施設情報であって内部記憶部101にはない施設情報のうち、ウェブサイト300に掲載されている情報により閉店したことが示されている施設の施設情報を除いて、施設情報を内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録するようにしてもよい。
図4は、以上のように構成した第1の実施形態による端末装置100の動作例(施設情報登録方法の処理手順)を示すフローチャートである。図4において、オンライン検索部12は、ユーザによる検索キーを指定する操作に基づいて、ウェブサイト300を対象として施設の検索を行い、検索キーに合致する情報を含んだウェブページのリンク一覧画面を検索結果として表示する(ステップS1)。
施設情報取得部13は、オンライン検索部12により検索された施設の中から何れかの施設がユーザにより選択されたか否か、すなわち、誘導経路の目的地として施設が設定されたか否かを判定する(ステップS2)。何れの施設もユーザにより選択されなかった場合、図4に示すフローチャートの処理は終了する。一方、何れかの施設が選択された場合、施設情報取得部13は、当該選択された施設の施設情報をウェブサイト300から取得する(ステップS3)。
次いで、施設情報登録部14は、施設情報取得部13により取得された施設情報と同一の施設情報が内部記憶部101に記憶されているか否かを判定する(ステップS4)。ここで、取得施設情報と同一の記憶施設情報が内部記憶部101に既に記憶されている場合、図4に示すフローチャートの処理は終了する。一方、取得施設情報と同一の記憶施設情報が内部記憶部101に記憶されていない場合、施設情報登録部14は、その取得施設情報を、その取得時以降にオフライン検索部11によるオフライン検索が可能な情報として内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録する(ステップS5)。
次に、施設情報取得部13は、オンライン検索部12により検索された施設のうちユーザにより選択された施設の関連施設に関する施設情報を各ウェブサイト300から更に取得する(ステップS6)。そして、施設情報登録部14は、施設情報取得部13により取得された関連施設の施設情報と同一の施設情報が内部記憶部101に記憶されているか否かを判定する(ステップS7)。
ここで、関連施設の取得施設情報と同一の記憶施設情報が内部記憶部101に既に記憶されている場合、図4に示すフローチャートの処理は終了する。一方、関連施設の取得施設情報と同一の記憶施設情報が内部記憶部101に記憶されていない場合、施設情報登録部14は、その関連施設の取得施設情報を、その取得時以降にオフライン検索部11によるオフライン検索が可能な情報として内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録する(ステップS8)。これにより、図4に示すフローチャートの処理は終了する。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、端末装置100の外部で通信ネットワーク500に接続されたウェブサイト300の外部記憶部から施設情報(オンライン検索部12により検索されてユーザにより選択された施設の施設情報。当該選択された施設の関連施設の施設情報を更に含んでもよい)の取得を行い、取得された施設情報のうち内部記憶部101にはない施設情報を、その取得時以降にオフライン検索部11によるオフライン検索が可能な情報として内部記憶部101に登録するようにしている。
このように構成した第1の実施形態によれば、端末装置100内の内部記憶部101の地図データ記憶領域101aに地図データの一部(装置内部の情報)として記憶されている施設情報だけでなく、通信ネットワーク500に接続されたウェブサイト300の外部記憶部から取得されて内部記憶部101の施設情報記憶領域101bに登録された施設情報も対象としてオフライン検索部11によるオフライン検索が行われる。ウェブサイト300から取得される施設情報には、更新用の地図データにも含まれていない最新の施設に関する施設情報が含まれている可能性がある。そのため、ユーザは、内部記憶部101を対象としたオフライン検索とウェブサイト300を対象としたオンライン検索とを切り替えて行うという面倒な操作を極力行うことなく、最新の施設を含む所望の施設情報をオフライン検索のみによって簡単に得ることができる。
(変形例)
次に、上記第1の実施形態による施設検索システムの変形例を説明する。なお、この変形例は、後述する第2の実施形態および第3の実施形態にも同様に適用することが可能である。図5は、変形例に係る端末装置100’の機能構成例を示すブロック図である。なお、この図5において、図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図5に示すように、変形例に係る施設検索システムは、機能構成として、閉店情報登録部16および施設情報削除部17を更に備えている。また、変形例に係る施設検索システムは、オフライン検索部11および内部記憶部101に代えて、オフライン検索部11’および内部記憶部101’を備えている。なお、閉店情報登録部16および施設情報削除部17の両方を備えることに代えて、何れか一方のみを備える構成としてもよい。
閉店情報登録部16は、施設情報取得部13により取得された施設情報により示される施設のうち、ウェブサイト300に掲載されている情報により閉店したことが示されている施設の施設情報が内部記憶部101’(地図データ記憶領域101a’または施設情報記憶領域101b’の何れか)に記憶されている場合、閉店したことを示す閉店情報を内部記憶部101’の施設情報に対する付随情報として登録する。図6は、変形例に係る地図データ記憶領域101a’および施設情報記憶領域101b’の記憶例を示す図である。図6に示すように、変形例では、施設情報に対する付随情報として閉店情報を記憶する。
オフライン検索部11’は、ユーザにより指定された検索条件に合致する施設情報の中に、閉店情報が登録されている施設情報が含まれる場合、当該施設情報により示される施設が閉店していることの情報を含めて検索結果を提示する。例えば、オフライン検索部11’は、オフライン検索の結果として施設の名称、住所、電話番号、ジャンルなどをディスプレイに表示する際に、その施設が閉店している場合にはそのことを表す文字またはマークを表示するようにする。
このようにすれば、目的地として設定すること自体はできても、実際に訪問して利用することのできない施設をユーザに提示することができる。これにより、この提示を受けたユーザは、別の施設を検索して目的地に設定することが可能となる。なお、オフライン検索部11’は、閉店情報が登録されている施設情報については検索の対象から外すようにしてもよい。
施設情報削除部17は、内部記憶更新部15により内部記憶部101’の地図データ記憶領域101a’に対する地図データ(施設情報を含む)の更新が行われた場合、当該更新により地図データ記憶領域101a’に新たに記憶された施設情報(記憶施設情報)により示される施設が、施設情報登録部14により施設情報記憶領域101b’に登録された施設情報(取得施設情報)により示される施設と同じか否かを判定する。そして、同じ施設であると判定された場合に、施設情報登録部14により登録された施設情報を内部記憶部101’の施設情報記憶領域101b’から削除する。
このようにすれば、同じ施設に関する施設情報が地図データ記憶領域101a’および施設情報記憶領域101b’の両方に重複して記憶される無駄をなくすことができる。地図データ記憶領域101a’に記憶された地図データに含まれる記憶施設情報は、施設の名称、住所、電話番号、ジャンル、位置情報の全てを備える。一方、施設情報記憶領域101b’に記憶された取得施設情報は、施設の名称、住所、電話番号、ジャンル、位置情報のうち、ウェブサイト300から実際に取得できた情報のみを備える。よって、施設情報記憶領域101b’から取得施設情報を削除することで、オフライン検索部11’により名称検索、住所検索、電話番号検索、ジャンル検索の全ての検索機能を使える状態とすることを優先して、同じ施設の情報を重複して記憶する無駄をなくすことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図7は、第2の実施形態による端末装置100Aの機能構成例を示すブロック図である。この図7において、図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図7に示すように、第2の実施形態による端末装置100Aは、機能構成として、検索履歴記録部18および検索傾向分析部19を更に備えている。また、第2の実施形態による端末装置100Aは、機能構成として、施設情報取得部13に代えて施設情報取得部13Aを備えている。また、第2の実施形態による端末装置100Aは、記憶媒体として、検索履歴記憶部102を更に備えている。
検索履歴記録部18は、オフライン検索部11によるオフライン検索を実行したときの履歴情報を検索履歴記憶部102に記憶させる。例えば、検索履歴記録部18は、オフライン検索部11によるオフライン検索が実行される都度、ユーザにより入力された検索キーを検索履歴情報として検索履歴記憶部102に逐次記憶させる。具体的には、検索履歴記録部18は、名称検索を実行したときに入力された施設の名称、ジャンル検索を実行したときに入力された施設のジャンルを検索履歴情報として検索履歴記憶部102に記憶させる。
また、検索履歴記録部18は、検索された施設の名称やジャンルを検索履歴情報として検索履歴記憶部102に記憶させるようにしてもよい。例えば、名称検索、住所検索、電話番号検索、ジャンル検索の何れかの検索によって抽出された施設の名称またはジャンルを検索履歴情報として検索履歴記憶部102に記憶させるようにしてもよい。
検索傾向分析部19は、検索履歴記憶部102に記憶されたオフライン検索部11の検索履歴情報に基づいて、ユーザが多く検索している傾向のある施設を分析する。例えば、検索傾向分析部19は、検索キーまたは検索結果として同じ施設名称が所定数以上検索履歴記憶部102に記憶されている場合、その名称の施設を多く検索している傾向があると判断する。また、検索傾向分析部19は、検索キーまたは検索結果として同じジャンルが所定数以上検索履歴記憶部102に記憶されている場合、そのジャンルの施設を多く検索している傾向があると判断する。
施設情報取得部13Aは、第1の実施形態で説明した方法により施設情報を取得することに加え、検索傾向分析部19によりユーザが多く検索している傾向があると分析された施設の関連施設に関する施設情報を取得する。関連施設は、第1の実施形態と同様であり、例えばチェーン店、支店などである。例えば、施設情報取得部13Aは、検索傾向分析部19によりユーザが多く検索している傾向があると分析された名称の施設のチェーン店や支店に関する施設情報をウェブサイト300から取得する。
具体的には、施設情報取得部13Aは、ユーザが多く検索している傾向があると分析された施設の名称を検索キーとしてオンライン検索を実行し、ヒットした1以上のウェブページの内容を解析することにより、チェーン店や支店が存在するか否かを判定する。そして、チェーン店や支店が存在すると判定された場合に、ウェブページのリンクを辿ってチェーン店や支店の施設情報を取得する。なお、施設の名称を検索キーとしてオンライン検索を行うことに代えて、検索エンジンのデータベース作成に一般的に用いられているクローラによって複数のウェブサイト300の情報を取得し、その中から該当の施設名称が含まれるものを選択的に抽出するようにしてもよい。
また、施設情報取得部13Aは、検索傾向分析部19によりユーザが多く検索している傾向がある施設の属性と同じ属性を有する施設に関する施設情報を取得する。施設の属性は、例えばジャンルである。すなわち、施設情報取得部13Aは、検索傾向分析部19によりユーザが多く検索している傾向があると分析されたジャンルと同じジャンルの施設に関する施設情報をウェブサイト300から取得する。具体的には、施設情報取得部13Aは、ジャンルの名称を検索キーとするオンライン検索の実行によりヒットする施設に関する施設情報を取得する。または、施設情報取得部13Aは、クローラによって巡回的に取得されたウェブサイト300の情報を分析して、該当のジャンルに属する施設に関する施設情報を取得する。
なお、施設の属性としてジャンルおよび住所を用い、ユーザが多く検索している傾向があると分析されたジャンルと同じジャンルの施設で、かつ、ユーザが多く検索している傾向があると分析したエリアに属する施設に関する施設情報をウェブサイト300から取得するようにしてもよい。ここで、ユーザが多く検索している傾向があるエリアとは、例えば、検索キーまたは検索結果として使われた住所が所定範囲内に所定数以上含まれる場合に、当該所定範囲を、ユーザが多く検索している傾向があるエリアとすることが可能である。
以上のように構成した第2の実施形態によれば、ユーザがオフライン検索を実行したときにのみ施設情報が施設情報記憶領域101bに登録される第1の実施形態とは異なり、ユーザがオフライン検索を実行していないときにも、バックグラウンド処理として施設情報取得部13Aの処理を実行し、施設情報を施設情報記憶領域101bに随時登録することができる。例えば、施設情報取得部13Aの処理をバッチ処理として定期的に実行し、内部記憶部101に記憶されていない施設情報を施設情報記憶領域101bに随時登録することができる。
このようにすれば、内部記憶部101を対象としたオフライン検索とウェブサイト300を対象としたオンライン検索とを切り替えて行うという面倒な操作を極力行うことなく、現実世界に存在する最新の施設を含む所望の施設情報をオフライン検索部11によるオフライン検索によって取得することができる可能性を高めることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。図8は、第3の実施形態による端末装置100Bの機能構成例を示すブロック図である。この図8において、図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図8に示すように、第3の実施形態による端末装置100Bは、機能構成として、位置検出部20、行動履歴記録部21および行動傾向分析部22を更に備えている。また、第3の実施形態による端末装置100Bは、機能構成として、施設情報取得部13に代えて施設情報取得部13Bを備えている。また、第3の実施形態による端末装置100Bは、記憶媒体として、行動履歴記憶部103を更に備えている。
位置検出部20は、例えばGPS(Global Positioning System)等の位置検出手段を備え、端末装置100Bの現在位置を逐次検出する。
行動履歴記録部21は、位置検出部20により検出される現在位置情報と、地図データ記憶領域101aに記憶されている地図データ(施設情報を含む)とに基づいて、ユーザが訪問した施設に関する施設情報を行動履歴情報として行動履歴記憶部103に記憶させる。すなわち、行動履歴記録部21は、位置検出部20により検出された現在位置情報が、地図データ記憶領域101aに記憶されている地図データ上でどの施設の位置に該当するかを検出し、検出した施設にユーザが訪問したと判断して、その施設に関する施設情報を行動履歴情報として行動履歴記憶部103に記憶させる。行動履歴情報として記憶させる施設情報は、例えば、訪問した施設の名称、住所、ジャンルなどである。
行動傾向分析部22は、行動履歴記憶部103に記憶された行動履歴情報(位置検出部20により検出された位置情報に基づいて検出される訪問施設を表す行動履歴)に基づいて、ユーザが多く訪問している傾向のある施設を分析する。例えば、行動傾向分析部22は、ユーザが訪問した施設として同じ名称の施設が所定数以上行動履歴記憶部103に記憶されている場合、その名称の施設にユーザが多く訪問している傾向があると判断する。また、行動傾向分析部22は、ユーザが訪問した施設のジャンルとして同じジャンルが所定数以上行動履歴記憶部103に記憶されている場合、そのジャンルの施設にユーザが多く訪問している傾向があると判断する。
施設情報取得部13Bは、第1の実施形態で説明した方法により施設情報を取得することに加え、行動傾向分析部22によりユーザが多く訪問している傾向があると分析された施設の関連施設に関する施設情報を取得する。関連施設は、第1の実施形態と同様であり、例えばチェーン店、支店などである。例えば、施設情報取得部13Bは、行動傾向分析部22によりユーザが多く訪問している傾向があると分析された名称の施設のチェーン店や支店に関する施設情報をウェブサイト300から取得する。その取得の具体的な方法は、第2の実施形態で説明した方法と同様であってよい。
また、施設情報取得部13Bは、行動傾向分析部22によりユーザが多く訪問している傾向のある施設の属性と同じ属性を有する施設に関する施設情報を取得する。この場合における施設情報の具体的な取得方法も、第2の実施形態で説明した方法と同様であってよい。
以上のように構成した第3の実施形態によれば、ユーザがオフライン検索を実行したときにのみ施設情報が施設情報記憶領域101bに登録される第1の実施形態とは異なり、ユーザがオフライン検索を実行していないときにも、バックグラウンド処理として施設情報取得部13Bの処理を実行し、施設情報を施設情報記憶領域101bに随時登録することができる。例えば、施設情報取得部13Bの処理をバッチ処理として定期的に実行し、内部記憶部101に記憶されていない施設情報を施設情報記憶領域101bに随時登録することができる。
このようにすれば、内部記憶部101を対象としたオフライン検索とウェブサイト300を対象としたオンライン検索とを切り替えて行うという面倒な操作を極力行うことなく、現実世界に存在する最新の施設を含む所望の施設情報をオフライン検索部11によるオフライン検索によって取得することができる可能性を高めることができる。なお、第2の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせて適用することも可能であり、このようにすれば、最新の施設を含む所望の施設情報をオフライン検索によって取得することができる可能性を更に高めることが可能である。
なお、上記第1~第3の実施形態および変形例では、端末装置100,100’,100A,100Bがナビゲーション装置であり、オフライン検索またはオンライン検索により取得した施設情報を誘導経路の目的地として設定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。ユーザが所望の施設情報を検索し、検索された施設情報を所与の目的のために使用するようになされたシステムに対して、本発明を適用することが可能である。
また、上記第1~第3の実施形態および変形例では、図3に示す項目から成る施設情報を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えばナビゲーション用のアプリケーション以外に本発明を適用する場合において、図3とは異なる項目から成る施設情報を用いるようにしてもよい。
また、上記第1~第3の実施形態および変形例では、図3(a)に示す記憶施設情報と、図3(b)に示す取得施設情報とが互いに同じ項目を有する情報である例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、オフライン検索部11の実行時にユーザにより入力された検索キーを取得施設情報の1つとして含むようにし、検索キーを含む取得施設情報を施設情報記憶領域101bに記憶させるようにしてもよい。
その他、上記第1~第3の実施形態および変形例は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
11,11’ オフライン検索部
12 オンライン検索部
13,13A,13B 施設情報取得部
14 施設情報登録部
15 内部記憶更新部
16 閉店情報登録部
17 施設情報削除部
18 検索履歴記録部
19 検索傾向分析部
20 位置検出部
21 行動履歴記録部
22 行動傾向分析部
100,100’,100A,100B 端末装置
101,101’ 内部記憶部
101a,101a’ 地図データ記憶領域
101b,101b’ 施設情報記憶領域
102 検索履歴記憶部
103 行動履歴記憶部
200 地図データ配信サーバ(専用サーバ装置)
300 ウェブサイト

Claims (9)

  1. 端末装置内の内部記憶部を対象として、ユーザにより誘導経路の目的地を検索するために指定された検索条件に合致する施設情報の検索を行うオフライン検索部と、
    端末装置外で通信ネットワークに接続されたサイトの外部記憶部から、当該サイトのウェブページに掲載されている施設情報の取得を行う施設情報取得部と、
    上記施設情報取得部により取得された施設情報のうち上記内部記憶部にはない施設情報を、その取得時以降に上記オフライン検索部によるオフライン検索が可能な情報として上記内部記憶部に登録する施設情報登録部とを備えた
    ことを特徴とする施設検索システム。
  2. 端末装置内の内部記憶部を対象として、ユーザにより指定された検索条件に合致する施設情報の検索を行うオフライン検索部と、
    端末装置外で通信ネットワークに接続されたサイトの外部記憶部から施設情報の取得を行う施設情報取得部と、
    上記施設情報取得部により取得された施設情報のうち上記内部記憶部にはない施設情報を、その取得時以降に上記オフライン検索部によるオフライン検索が可能な情報として上記内部記憶部に登録する施設情報登録部と、
    上記外部記憶部を対象として施設の検索を行うオンライン検索部とを備え、
    上記施設情報登録部は、上記オンライン検索部により検索された施設のうちユーザにより選択された施設の施設情報であって上記内部記憶部にはない施設情報を上記内部記憶部に登録する
    ことを特徴とする施設検索システム。
  3. 上記施設情報取得部は、上記ユーザにより選択された施設の関連施設に関する施設情報を取得し、
    上記施設情報登録部は、上記施設情報取得部により取得された上記関連施設に関する施設情報のうち上記内部記憶部にはない施設情報を更に上記内部記憶部に登録する
    ことを特徴とする請求項2に記載の施設検索システム。
  4. 上記オフライン検索部による検索の履歴に基づいて、ユーザが多く検索している傾向のある施設を分析する検索傾向分析部を更に備え、
    上記施設情報取得部は、上記検索傾向分析部によりユーザが多く検索している傾向があると分析された施設の関連施設に関する施設情報、または、ユーザが多く検索している傾向がある施設の属性と同じ属性を有する施設に関する施設情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の施設検索システム。
  5. 上記端末装置が備える位置検出手段により検出される位置情報に基づいて検出される訪問施設を表す行動履歴に基づいて、ユーザが多く訪問している傾向のある施設を分析する行動傾向分析部を更に備え、
    上記施設情報取得部は、上記行動傾向分析部によりユーザが多く訪問している傾向があると分析された施設の関連施設に関する施設情報、または、ユーザが多く訪問している傾向のある施設の属性と同じ属性を有する施設に関する施設情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の施設検索システム。
  6. 上記施設情報の提供を行う専用サーバ装置から上記施設情報をダウンロードして上記内部記憶部に記憶させる内部記憶更新部と、
    上記内部記憶更新部により上記内部記憶部に対する上記施設情報の更新が行われた場合、当該更新により新たに記憶された施設情報により示される施設が、上記施設情報登録部により登録された施設情報により示される施設と同じか否かを判定し、同じと判定された場合に、上記施設情報登録部により登録された施設情報を上記内部記憶部から削除する施設情報削除部とを更に備えた
    ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の施設検索システム。
  7. 上記施設情報登録部は、上記施設情報取得部により取得された施設情報であって上記内部記憶部にはない施設情報のうち、閉店したことが示されている施設の施設情報を除いて、施設情報を上記内部記憶部に登録する
    ことを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の施設検索システム。
  8. 上記施設情報取得部により取得された施設情報により示される施設のうち、閉店したことが示されている施設の施設情報が上記内部記憶部に記憶されている場合、閉店したことを示す閉店情報を上記内部記憶部の施設情報に対する付随情報として登録する閉店情報登録部を更に備え、
    上記オフライン検索部は、ユーザにより指定された検索条件に合致する施設情報の中に上記閉店情報が登録されている施設情報が含まれる場合、当該施設情報により示される施設が閉店していることの情報を含めて検索結果を提示する
    ことを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の施設検索システム。
  9. 端末装置内の内部記憶部を対象として、ユーザにより誘導経路の目的地を検索するために指定された検索条件に合致する施設情報の検索を行うオフライン検索部を備えた施設検索システムにおいて、上記内部記憶部に施設情報の登録を行う方法であって、
    上記端末装置の施設情報取得部が、端末装置外で通信ネットワークに接続されたサイトの外部記憶部から、当該サイトのウェブページに掲載されている施設情報の取得を行う第1のステップと、
    上記端末装置の施設情報登録部が、上記施設情報取得部により取得された施設情報のうち上記内部記憶部にはない施設情報を、その取得時以降に上記オフライン検索部によるオフライン検索が可能な情報として上記内部記憶部に登録する第2のステップとを有する
    ことを特徴とする施設情報登録方法。
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