JP7503423B2 - センサの検出条件設定方法、検出条件設定プログラムおよび前記プログラムを格納する記録媒体 - Google Patents
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Description
i) 機械の動作データおよび機械位置データを読み込む機械データ読込みステップ。
ii) センサの作動データおよびセンサ位置データを読み込むセンサデータ読込みステップ。
iii)機械データ読込みステップで読み込まれた機械の動作データおよび機械位置データ、ならびに、センサデータ読込みステップで読み込まれたセンサの作動データおよびセンサ位置データに基づいて、機械の位置に対するセンサの位置のオフセット量を加味しつつ、センサの検出条件を作成するための検出条件作成ステップ。
iv) 検出条件作成ステップで作成された検出条件をセンサに設定するための検出条件設定ステップ。
図1ないし図15は、本発明によるセンサの検出条件設定方法を説明するための図である。ここでは、機械として、本発明の第1、第2の実施例ではロボットを、第3の実施例ではAGV(Automated Guided Vehicle: 無人搬送車)を例にとって説明する。また、センサとして、本発明の第1ないし第3の実施例では、レーザスキャナを例にとって説明する。
同図に示すように、まず、ティーチングペンダントTpによりロボットRに対してティーチングを行う(P1)。この場合には、操作者がティーチングペンダントTpを操作することにより、稼動時におけるロボットRの各ロボットアームやエンドエフェクタのそれぞれの位置や速度等の制御条件を設定する。
本発明の第1の実施例によるセンサ(レーザスキャナ)の検出条件設定方法を図6および図7のフローチャートを用いて説明する。
プログラムがスタートすると、まず、図6のステップS1において、ロボットRの動作データを読み込む。この場合には、ロボットコントローラCに記憶されたロボットRの動作領域データ(たとえば動作領域の2次元/3次元座標データ)をロボットコントローラCから読み込む。ロボットRの動作領域データとして、3次元座標データを採用した場合には、ロボットRの高さ位置や、ロボットRの可動部の高さ方向の座標データが含まれる。
S=K×(Tm+Ts)+C+Zs … (1)
ただし
S: 安全距離(mm)
K: 人体の接近速度(mm/s)
Tm: 機械(ここではロボットR)またはシステム(ここではロボット制御システムRS)の最大停止時間(s)
Ts: レーザスキャナLSの応答時間(s)
C: C=1200-0.4×H(ただし、C≧850)
ここで H: 床面から検出面までの高さ(mm)
1000≧H≧15×(d-50)
d: 物体の最小検出幅(mm)
Zs: 追加安全距離(mm)
本発明の第2の実施例によるセンサ(レーザスキャナ)の検出条件設定方法を図10および図11のフローチャートを用いて説明する。
X0=X2-X1 および Y0=Y2-Y1
前記第1および第2の実施例では、ロボット制御システムを例にとって説明したが、本発明が実行処理されたセンサが用いられる機械としては、ロボット以外でもよく、本発明は、無人搬送車 (AGV:Automated Guided Vehicle)や自動車(自動牽引車含む)等の車両、自動フォークリフト等の特殊車両を含む自律移動体にも適用可能である。なお、これら車両においては、人体や物体が静止している場合でも、車両が移動することで人体や物体が車両に相対的に接近することになるので、この場合においても、人体や物体が本発明における「接近体」に相当する。
S=V×(Tm+Ts)+Zb×L+Zs+Zg … (2)
ただし
S: 安全距離(mm)
V: AGVの最大接近速度(mm/s)
Tm: 機械(ここではAGV)またはシステム(ここではAGV制御システム)の最大停止時間(s)
Ts: レーザスキャナLSの応答時間(s)
Zb: AGVの停止に必要な距離(mm)
L: ブレーキの摩耗係数
Zs: 追加安全距離(mm)
Zg: 床面との隙間が十分に確保できない場合の追加距離(mm)
前記第1および第2の実施例に示したフローチャートは、本発明によるセンサの検出条件設定方法を実行するためのフローチャートの一例を示しており、より細かな処理や円滑な処理のためのステップの追加や変更等は適宜可能である。たとえば、操作者による判断や修正のためのステップを追加する、ロボットが保持するワークの大きさや長さを条件として加えることによって、安全距離を変更するステップを追加する等である。
前記第1ないし第3の実施例では、センサの作動データ/センサデータとして、レーザスキャナLSの応答時間(および位置データ)を読み込むようにした例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。センサの作動データ/センサデータとしては、レーザスキャナLSの応答時間(および位置データ)に加えて、レーザスキャナLSの設置面に対する検出面の上下方向の傾き(すなわち、設置面に対して検出面が仰角/俯角を有している場合)、レーザスキャナLSのスキャニング角、またはレーザスキャナLSの設置面内での左右の傾き(つまり振れ)等を含むようにしてもよい。
前記第1および第2の実施例では、ロボットとして垂直多関節ロボットを例にとって説明したが、本発明は、スカラロボットやパラレルリンクロボット等のその他のロボットに適用するようにしてもよい。また、本発明は、人と協働して作業を行う協働ロボットにも適用可能である。
本発明が適用される機械としては、前記第1、第2の実施例および前記第3の変形例に示すようなロボットや、前記第3の実施例に示すようなAGV等の自律移動体には限定されず、本発明は、その他の機械全般に適用され得る。
前記第1ないし第3の実施例では、センサとしてレーザスキャナを例にとって説明したが、本発明が適用されるセンサは、レーザスキャナに限定されない。たとえば、3Dライダー(3D-LiDAR(light detection and ranging))、CMOSエリアセンサ等のエリアセンサ、イメージセンサ、ミューティング機能を付加したライトカーテン等でもよい。
前記第1ないし第3の実施例では、本発明によるセンサの検出条件設定方法が単一のコンピュータ1で実行される例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。ロボットRに対して動作条件を教示・設定するティーチングペンダント等のティーチング機器で実行されるようにしてもよい。
上述した各実施例および各変形例はあらゆる点で本発明の単なる例示としてのみみなされるべきものであって、限定的なものではない。本発明が関連する分野の当業者は、本明細書中に明示の記載はなくても、上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する種々の変形例やその他の実施例を構築し得る。
前記各実施例および前記各変形例では、本発明が適用される分野として、製造業(つまりファクトリー・オートメーション(FA))の分野を例にとって説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、本発明は、建設業や土木業、運輸業、運送業、医療業、流通業、飲食業、食品業等の分野にも適用できる。
10A: SDカード(記録媒体)
R: ロボット(機械)
LS: レーザスキャナ(センサ)
S: 安全距離
Tp: 応答時間
PR: 検出領域
X0、Y0: オフセット量
S1: 動作データ読込みステップ(機械動作データ読込みステップ)
S1’: 機械データ読込みステップ
S2: 作動データ読込みステップ(センサ作動データ読込みステップ)
S2’: センサデータ読込みステップ
S3、S3’: 検出条件作成ステップ
S4、S4’: 検出条件設定ステップ
T1: 動作領域表示ステップ(表示ステップ)
T7’: 非検出領域生成・表示ステップ
Claims (10)
- 機械に対する接近体の接近を検出するためのセンサの検出条件設定方法であって、
前記機械の動作データおよび機械位置データを読み込む機械データ読込みステップと、
前記センサの作動データおよびセンサ位置データを読み込むセンサデータ読込みステップと、
前記機械データ読込みステップで読み込まれた前記機械の前記動作データおよび前記機械位置データ、ならびに、前記センサデータ読込みステップで読み込まれた前記センサの前記作動データおよび前記センサ位置データに基づいて、前記機械の位置に対する前記センサの位置のオフセット量を加味しつつ、前記センサの検出条件を作成するための検出条件作成ステップと、
前記検出条件作成ステップで作成された前記検出条件を前記センサに設定するための検出条件設定ステップと、
を備えたセンサの検出条件設定方法。 - 請求項1において、
前記動作データが、前記機械の動作領域データを含んでいる、
ことを特徴とするセンサの検出条件設定方法。 - 請求項1において、
前記作動データが、前記センサの応答時間を含んでいる、
ことを特徴とするセンサの検出条件設定方法。 - 請求項1において、
前記検出条件作成ステップで前記センサの前記検出条件を作成する際には、前記機械の動作領域の外側に安全距離を追加して前記センサの検出領域を設定するようにした、
ことを特徴とするセンサの検出条件設定方法。 - 請求項1において、
前記機械の前記動作データを表示する表示ステップをさらに備えた、
ことを特徴とするセンサの検出条件設定方法。 - 請求項1において、
当該検出条件設定方法が、単一の操作端末により実行可能になっている、
ことを特徴とするセンサの検出条件設定方法。 - 請求項1において、
前記機械データ読込みステップで読み込まれた前記機械の前記動作データおよび前記機械位置データ、ならびに、前記センサデータ読込みステップで読み込まれた前記センサの前記作動データおよび前記センサ位置データに基づいて、前記センサの検出領域内に前記センサの非検出領域を生成するための非検出領域生成ステップをさらに備えた、
ことを特徴とするセンサの検出条件設定方法。 - 請求項7において、
前記センサの前記非検出領域を表示する表示ステップをさらに備えた、
ことを特徴とするセンサの検出条件設定方法。 - 請求項1に記載のセンサの検出条件設定方法をコンピュータに実行させるための検出条件設定プログラム。
- 請求項9に記載の検出条件設定プログラムを格納する記録媒体。
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JP2004243427A (ja) | 2003-02-12 | 2004-09-02 | Yaskawa Electric Corp | ロボット制御装置およびロボット制御方法 |
JP2016524544A (ja) | 2013-04-26 | 2016-08-18 | ピルツ ゲーエムベーハー アンド コー.カーゲー | 自動的に作動する機械を保護するための装置および方法 |
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