JP7500135B2 - 容器検査システム - Google Patents
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Description
また、上記属性情報は、例えば、重大な欠点を示す属性や、他の欠点と同時に検出されると重大となる欠点を示す属性などが該当する。
〔発明2〕 さらに、発明2の容器検査システムは、発明1の容器検査システムにおいて、前記欠点情報出力手段は、前記第1の欠点情報と、前記欠点検査手段で検査された全ての欠点についての前記欠点統計量算出手段で算出された前記統計量の情報である第2の欠点情報とを対比的に出力する。
〔発明3〕 さらに、発明3の容器検査システムは、発明1又は2の容器検査システムにおいて、前記欠点検査情報収集手段は、収集開始時刻から一定時間が経過するごとに、該一定時間が経過する間に前記欠点検査手段で行われた検査の前記欠点検査情報を前記欠点の種類ごと且つ前記識別情報ごとに集計し、前記欠点の種類ごと且つ前記型の識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該型の識別情報と収集時刻の情報と該収集時刻に対応する前記一定時間の前記欠点検査情報の集計結果の情報とを対応付けた欠点集計情報を欠点集計情報記憶手段に登録する欠点集計情報登録手段とを備え、前記欠点統計量算出手段は、前記欠点集計情報記憶手段に記憶された前記一定時間ごとの前記欠点集計情報に基づいて、それぞれ異なる長さの複数種類の期間に集計された前記欠点集計情報にそれぞれ対応する前記統計量を算出し、前記欠点情報出力手段は、前記欠点統計量算出手段で算出された、それぞれ異なる長さの複数種類の期間に対応する前記統計量の情報を前記欠点情報として出力する。
このような構成であれば、欠点情報出力手段により、欠点情報が所定規則で並べて出力される。
〔発明7〕 さらに、発明7の容器検査システムは、発明1乃至6のいずれか1の容器検査システムにおいて、前記属性情報付与手段は、重大な欠点である重大欠点を示す属性情報を付与可能に構成されている。
〔発明8〕 さらに、発明8の容器検査システムは、発明1乃至7のいずれか1の容器検査システムにおいて、過去に製造した前記容器又は前記型に対応する前記注目すべき欠点に対して付与された前記属性情報の履歴情報を属性履歴情報記憶手段に登録する属性履歴情報登録手段を備え、前記属性情報付与手段は、前記属性履歴情報記憶手段に記憶された前記履歴情報を参照して前記属性情報の付与を行うことが可能に構成されている。
さらに、発明5の容器検査システムによれば、それぞれ異なる長さの複数種類の期間に収集された情報に基づいて算出された欠点の検出率に対応する第3の欠点情報を出力できるようにしたので、複数の期間の欠点の検出率を対比検討することで、例えば期間の長さによっては見逃してしまう欠点の検出率の特異な変化等を把握することが可能となる。
さらに、発明8の容器検査システムによれば、同種の容器や類似する容器に対して、過去に設定した属性情報を転用又は参照して属性情報を付与することができるので、属性情報の付与作業を軽減することができる。
さらに、発明10の管理用サーバによれば、発明1と同等の効果を得ることができる。
図1乃至図26は、本実施の形態を示す図である。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
以下、容器としてガラス製のびんを生産する場合を例に挙げて説明する。
図1は、本実施の形態に係る容器検査システム1を適用するびん生産工場の一例を示すブロック図である。また、図2は、本実施の形態に係るびんの標準検査ラインの一例を示す図であり、図3は、本実施の形態に係る容器検査システム1の一構成例を示すブロック図である。
このびん生産工場300では、図1に示すように、まず、ガラスの原料をガラス溶解窯301にて1400[℃]程度の熱で溶解し、この溶解したガラス原料をフォアハース302にて温度調整(例えば1150[℃]に調整)する。この温度調整されたガラス溶融体は、シヤブレード321によって順次びん一本分のゴブ322にカットされる。このゴブ322は製びん機303の各金型331に供給される。
また、本実施の形態では、製造された複数のびん成形体HBの一部が抜き取られて、図2に示す電子秤10によってその質量が人手により検査(測定)される。
検査棟305は、検査装置等306と、包装機307とが設置された棟である。本実施の形態において、検査装置等306には、図2に示すように、寸法測定機11と、強度検査機13とが配置されている。加えて、複数種類の欠点を検査する総合検査装置15と、びんの外観を検査する外観検査機17と、目視検査による検査結果を通知する目視検査結果通知機19とが配置されている。
総合検査装置15には、型番読取装置150が組み込まれており、検査装置本体は、各検査機の検査結果の情報を、型番ごと及び欠点の種類ごとに、各型番情報及び各欠点の種類の情報に対応付けて欠点データ処理装置107(図3を参照)へと送信する。
目視検査場では、目視検査員によるびんの目視検査が行われ、欠点が見つかった場合は、目視検査結果通知機19にて、見つかった欠点の種類に対応するボタンが押下されることで、見つかった欠点の情報がデータ収集用端末103(図3を参照)へと送信される。また、欠点の見つかったびんは不良品として排除される。この排除されるびんは、目視検査結果通知機19によって検知され、その検知数が、カウントデータ処理装置109にてカウントされる。
また、包装機307の入口には、包装前通過数センサ25が設けられており、包装機307へと送られるびんが検知され、その検知数が、カウントデータ処理装置109にてカウントされる。
容器検査システム1は、上記説明した各種測定機及び検査機によって、製びん機303で製造されたびんの測定及び検査を行い、これら測定結果及び検査結果の情報に基づいて統計量を算出し、算出した統計量の情報を各種端末へと出力するシステムである。
ゲートウェイ端末105は、管理用サーバ100と、本社ホスト106とをインターネット198を介して接続する機能を有した端末である。
欠点データ処理装置107は、総合検査装置15からの型番情報ごと且つ欠点の種類ごとの検査結果の情報(以下、「欠点検査情報」と称す)を収集するとともに、データ収集用端末103からの要求に応じて一定時間の間に収集された欠点検査情報の集計情報をデータ収集用端末103に送信する機能を有している。
カウントデータ処理装置109は、単独検査機排除数センサ21a~21c、総合検査機排除数センサ23、目視検査排除数センサ24及び包装前通過数センサ25で検知されたびんの検知数をカウントし、そのカウント数情報を収集する機能を有している。そして、データ収集用端末103からの要求に応じて、一定時間の間に収集されたカウント数(検知数)の集計情報をデータ収集用端末103に送信する機能を有している。
次に、管理用サーバ100のハードウェア構成を説明する。
図4は、管理用サーバ100のハードウェア構成の一例を示す図である。
管理用サーバ100は、図4に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。なお、I/F38には、ネットワークアダプタの機能も含まれている。
また、欠点データ処理装置107及びカウントデータ処理装置109は、シーケンサー(PLC(Programmable Logic Controller)とも呼ばれる)から構成されている。即ち、欠点データ処理装置107及びカウントデータ処理装置109は、プロセッサを備えた小型のコンピュータから構成された装置である。
次に、管理用サーバ100の記憶装置42に記憶される各種テーブルについて説明する。
本実施の形態において、各種テーブルの各レコードは、主に、データ収集用端末103を介して収集された各種収集データや、成形側端末101及び品質検査側端末102を介して設定された各種設定データに基づいて管理用サーバ100にて登録又は更新が行われる。即ち、本実施の形態では、管理用サーバ100がデータベースサーバとしての機能も有している。
CID設定データ履歴(製品情報/型番設定etc)テーブル400には、図5(a)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場を示す情報(例えば、T1=第1工場、T2=第2工場、T3=第3工場)、ガラス溶解窯の窯No、製造ラインのラインNo及びテーブルの更新を管理するためのCID更新No1が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、更新日時、製品コード、製品名称、回転数、最大セクション数、最大キャビティ数、型番保護最小時間、1A~12A型番設定日時、1A~12A型番(現)、1A~12A型番(旧)の情報が登録されている。さらに、1B~12B型番設定日時、1B~12B型番(現)、1B~12B型番(旧)、1C~12C型番設定日時、1C~12C型番(現)、1C~12C型番(旧)、1D~12D型番設定日時、1D~12D型番(現)、1D~12D型番(旧)、オプション1~12型番及びその他の情報が登録されている。
CID定時データ履歴(認識本数/排除本数etc)テーブル410には、図5(b)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、収集日時、流れ、セクション、キャビティ、型番、CID読込及びその他の情報が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、更新日時、更新端末名、代表更新No、製品コード、口型、認識本数、型番割排除本数、排除本数、現型番、旧型番及びその他の情報が登録されている。
CID定時データ履歴(認識本数/排除本数etc)_30分ワークテーブル410_1(以下、「30分ワークテーブル410_1)と略記する)は、図5(c)に示すように、管理用サーバ100において、CID定時データ履歴(認識本数/排除本数etc)テーブル410の時系列に連続する30分ぶんの3つのレコードに基づいて生成されるワークテーブルである。例えば、収集日時の時刻が10:20である場合は、収集時刻が10:00、10:10、10:20の3つのレコードに基づいてレコードが生成される。具体的に、30分ワークテーブル410_1は、認識本数、排除本数、型番割排除本数が上記3つのレコードに登録された数値の合計値となったレコードから構成されたテーブルとなる。その他の収集日時及び更新日時以外の情報は3つのレコードと共通となる。
欠点マスタテーブル415には、図5(d)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、欠点コードが登録されている。加えて、この主キー情報ごとに、欠点名(短縮)、検査機名、欠点名及び削除フラグの情報が登録されている。
CID定時データ履歴(欠点情報)テーブル420は、金型の型番情報ごとに製造されたびんに発生した欠点の情報を管理するテーブルである。
なお、CID定時データ履歴(欠点情報)テーブル420は、CID定時データ履歴(認識本数/排除本数etc)テーブル410と同様に、収集開始時刻から一定時間ごとに、一定時間が経過する間に収集及び集計された情報から構成されている。以下、一定時間を「10分」として説明する。
CID定時データ履歴(ピックアップ情報)テーブル430には、図6(c)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、収集日時、流れ、セクション、キャビティ、型番、CID読込及びピックアップNoの情報が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、更新日時、更新端末名、代表更新No、製品コード、ピックアップ欠点コード、ピックアップ欠点名称、ピックアップ欠点検出本数、その他の情報が登録されている。
管理用サーバ100の記憶装置42には、図7(a)~(d)に示す、CIDピックアップ設定履歴テーブル440、CID設定データ履歴(ピックアップコード設定)テーブル450、CID型番変更履歴テーブル460及びCID型番割データ履歴テーブル470が記憶されている。
CIDピックアップ設定履歴テーブル440には、図7(a)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、更新日時及びピックアップコードの情報が登録されている。加えて、この主キー情報ごとに、製品名称、ステーションコード、欠点コード及び重大欠点区分の情報が登録されている。
CID設定データ履歴(ピックアップコード設定)テーブル450には、図7(b)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、CID更新No5及びピックアップコードの情報が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、更新日時、ステーションコード、欠点コード、欠点名称及びその他の情報が登録されている。
CID型番変更履歴テーブル460には、図7(c)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、型番及び型番変更日時の情報が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、更新日時、更新端末名、代表更新No、セクション、キャビティ、その他の情報が登録されている。
CID型番割データ履歴テーブル470には、図7(d)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、収集日時及びSEQの情報が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、更新日時、更新端末名、代表更新No、製品コード、型番割STATUS、実行待ち時間(トータル分)、実行時間(トータル分)、型番割り開始日時、型番割り終了日時、セクション、キャビティ、型番、欠点名称、コメント、型番割本数、その他の情報が登録されている。
管理用サーバ100の記憶装置42には、図8(a)~(d)に示す、CID設定データ履歴(警報設定)テーブル480、CID定時データ履歴(警報情報)テーブル490、びん質量データ履歴テーブル500及びCS定時データ履歴(ライン別歩留り)テーブル510が記憶されている。
CID設定データ履歴(警報設定)テーブル480には、図8(a)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、CID更新No2及び欠点コードの情報が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、表示順、更新日時、重大欠点区分(1:重大欠点/0:欠点)、欠点検出率上限、欠点検出率下限及びその他の情報が登録されている。
CID定時データ履歴(警報情報)テーブル490は、発生条件を満たすことによって発生した警報の発生状況の情報を管理するテーブルである。
びん質量データ履歴テーブル500には、図8(c)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、収集日時及びSEQの情報が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、代表更新No、標準質量、上限質量、下限質量、びん質量、その他の情報が登録されている。
CS定時データ履歴(ライン別歩留り)テーブル510には、図8(d)に示すように、主キー情報として設定される項目ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、主キー情報として、工場、窯No、ラインNo、型替順位及び収集日時の情報が登録されている。加えて、これら主キー情報ごとに、代表更新No、勤務名、製品コード、製品名称、規格質量、回転数、目標歩留り、分数、落下数及び冷出数の情報が登録されている。
なお、CS定時データ履歴(ライン別歩留り)テーブル510は、上記CID定時データ履歴(認識本数/排除本数etc)テーブル410等と同様に、収集開始時刻から一定時間(例えば10分)ごとに、一定時間が経過する間に収集及び集計された情報から構成されている。
〔動作〕
次に、本実施の形態の動作を説明する。
システム利用者が、成形側端末101、品質検査側端末102、データ収集用端末103、オフィス端末104、本社の端末などで、容器検査システム1にて収集された情報に基づく統計情報等を表示するWebシステムを起動することで、上記した5つのメニューを選択するタブが表示された画面が表示される(例えば図16を参照)。以下、成形側端末101、品質検査側端末102、データ収集用端末103及びオフィス端末104を区別しない場合に、単に「利用者端末」と称する。
〔CID(1)初期画面表示処理〕
初めに、システム利用者が利用者端末を介してCID(1)メニューの各項目(図16を参照)のタブを選択した場合に、管理用サーバ100にて実行される初期画面の表示動作について説明する。
CID(1)初期画面表示処理は、CPU30において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS104では、記憶装置42に記憶されているCID定時データ履歴(認識本数/排除本数etc)_30分ワークテーブル410_1の最新のレコードに基づいて、工場、窯No、ラインNo及び製品コードごとに、認識本数、排除本数及び型番割排除本数の合計値の情報を取得する。その後、ステップS106に移行する。
ステップS110では、記憶装置42に記憶されている最新のCID型番割りデータ履歴テーブル470に基づいて、工場、窯No、ラインNo、型番割STATUS(実行中の状態)及び製品コードごとに、セクション、キャビティ及び型番の情報を取得する。その後、ステップS112に移行する。
ワースト5画面600は、成形担当に対してどの金型でどのような欠点が発生しているのかを知らせる画面であり、発生している欠点を早期に修正し、歩留りを上げる事を目的としている。検査機で排除されているデータであるので、検出率の高い欠点や検出数の多い欠点から対応する事で、歩留りを向上させることができる。
期間選択ボタン群82の下には、左から順に、検査本数表示領域83、排除本数表示領域84、排除率表示領域85及び型番割排除数表示領域86が設けられている。図16の例では、「検査本数=1234本」、「排除本数=12本」、「排除率=1.23%」、「型番割排除数=0本」が表示されている。
欠点一覧87は、総合検査装置15で行った全ての欠点の検査について、抽出条件(例えば検出率の降順で1~X位まで)に従って抽出された欠点情報を一覧表示する表示覧である。欠点情報としては、「欠点の名称(例えば、欠点a、欠点b等)」、「セクション・キャビティ(例えば4A、6A等)」、「欠点」及び「セクション・キャビティ」ごとの「総検出率」又は「総本数」、並びに「欠点」ごとの「総検出率」又は「総本数」が表示される。表示順としては、欠点ごとの総検出率の降順で初期画面には1位~5位の欠点情報が上から順に表示される。欠点一覧87の右端には垂直スクロールバーが設けられており、利用者端末の入力装置にて垂直スクロールバーを下にスクロールすることで、6位~X位(例えば10位)までの欠点情報を表示することができるようになっている。
即ち、本実施の形態においては、同じ画面内に、欠点及び重大欠点の発生率や発生本数の順位情報に加えて、型番割りの発生状況も表示するようになっている。
ステップS118では、記憶装置42に記憶されている最新のCID設定データ履歴(ピックアップコード設定)テーブル450に基づいて、工場、窯No及びラインNoごとのピックアップ設定情報(ピックアップコード、ステーションコード、欠点コード、欠点名称などの情報)を取得する。その後、ステップS120に移行する。
これにより、利用者端末には、例えば、図17に示すように、表示条件設定画面601が表示される。
表示条件設定画面601は、図17に示すように、ブラウザの表示領域の上部にメインメニュータブが表示され、その下に、選択状態のCID(1)メニューの各項目を選択するタブが表示されている。図17の例では、「欠点別経時変化」の項目が選択された状態となっている。
表示条件タブ91は、表示条件設定画面601を選択表示するタブであり、グラフタブ92は、後述するピックアップ別検出率の経時変化のグラフ画面608を選択表示するタブである。図17では、表示条件タブ91が選択状態となっており、表示条件設定画面601が表示された状態となっている。
図9に戻って、ステップS114において、「欠点別経時変化」の項目が選択されずにステップS124に移行した場合は、利用者端末からの情報に基づいて、CID(1)メニュー中から「品質モニタリング警報一覧」の項目が選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS126に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS130に移行する。
これにより、利用者端末には、例えば、図18に示すように、品質モニタリング警報一覧画面700が表示される。
品質モニタリング警報一覧画面700は、図18に示すように、設定した期間内(図18の例では当日)において、警報の発生時刻、欠点の名称、各欠点に対する警報内容、警報内容ごとの発生率及び発生回数、対応する金型の型番情報、並びに前回及び今回の発生率の一覧が表示された画面である。
図9に戻って、ステップS124において、「品質モニタリング警報一覧」の項目が選択されずにステップS130に移行した場合は、利用者端末からの情報に基づいて、CID(1)メニュー中からその他の項目が選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS132に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
ステップS134では、ステップS132で取得した情報に基づいて、その他の項目の初期画面を表示するための情報を要求元の利用者端末へと送信する。その後、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
〔CID(2)初期画面表示処理〕
次に、システム利用者が利用者端末を介してCID(2)設定メニューの各項目(図19を参照)のタブを選択した場合に、管理用サーバ100にて実行される初期画面の表示動作について説明する。
CID(2)初期設定画面表示処理は、CPU30において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS204では、記憶装置42に記憶されているCID設定データ履歴(ピックアップコード設定)テーブル450及びCID設定データ履歴(警報設定)テーブル480に基づいて、工場、窯No、ラインNo及び最新のCID更新No5ごとに、ピックアップコード、ステーションコード、欠点コード及び重大欠点区分の情報を取得する。その後、ステップS206に移行する。
これにより、利用者端末には、例えば、図20に示すように、ピックアップコードセッティング画面604の初期画面が表示される。
ピックアップコードセッティング画面604は、図20に示すように、ブラウザの表示領域の上部にメインメニュータブが表示され、その下に、選択状態のCID(2)設定メニューの各項目を選択するタブが表示されている。図20の例では、「ピックアップコード」の項目が選択された状態となっている。
ステップS214では、記憶装置42に記憶されているCID型番割りデータ履歴テーブル470に基づいて、工場、窯No及びラインNoごとに、実行待ち時間(トータル分)、セクション、キャビティ、型番、実行時間(トータル分)、欠点名称、コメント、型番割り開始日時、型番割り終了日時、型番割STATUS、収集日時及びSEQの情報を取得する。その後、ステップS216に移行する。
これにより、利用者端末には、図21に示す、リジェクトセッティング画面605が表示される。
リジェクトセッティング画面605は、基本的には検査機で排除できない又はできていない欠点が発生した場合や金型起因の欠点が発生した場合に、これら欠点の発生したびん及び発生する可能性のあるびんを確実に排除できるように該当の金型を登録するための設定画面である。登録を行うことによって、特定の金型で製造されたびんを一定時間強制的に排除する型番割りの機能を実施することができる。即ち、型番割りは、不良品を流出させないようにする品質重視の機能である。
リジェクトセッティング画面605は、図21に示すように、ブラウザの表示領域の上部にメインメニュータブが表示され、その下に、選択状態のCID(2)設定メニューの各項目を選択するタブが表示されている。図21の例では、「リジェクトセッティング」の項目が選択された状態となっている。
型番割情報一覧表示領域221は、本実施の形態において、リクエストタイム、セクション・キャビティ(SC)、型番、型番割時間、欠点名、コメント及び実行時刻の一覧を表示する領域である。
また、×ボタン225は、未登録型番割情報表示領域223に表示されている型番割情報を選択した状態で押下することで、管理用サーバ100に、利用者端末に確認メッセージを表示させる処理を実行させるとともに、利用者端末側でOKが選択された場合に選択した未登録の型番割情報を削除する処理を実行させる役割を有するボタンである。
これにより、利用者端末には、図19(a)に示す仕上型用のカレントモールド画面602又は図19(b)に示す口型用のカレントモールド画面603が表示される。
仕上型用のカレントモールド画面602は、仕上型の型番情報(現在の型番、変更前の型番及びオプション型番の型番情報)を表示するとともに、金型の交換時に、新たな金型の型番情報の設定、オプション型番の型番情報の設定、型番保護期間の設定等をする画面である。
また、本実施の形態の容器検査システム1では、型番割りが実行されているときに、現金型及び旧金型としてCID設定データ履歴(製品情報/型番設定etc)テーブル400に登録されていない金型で製造されたびんは排除されるようになっている。そのため、本実施の形態では、このような状態でラインを流れる良品のびんを排除しないために、該当するびんの金型をオプション金型としてCID設定データ履歴(製品情報/型番設定etc)テーブル400に登録することで該当するびんが排除されないように保護することができるようになっている。
一方、口型用のカレントモールド画面603は、仕上型と同様に、口型の型番情報(現型番、旧型番)を表示するとともに、口型の交換時に、新たな口型の型番情報の設定、型番保護期間の設定等をする画面である。
ステップS228では、ステップS226で取得した情報に基づいて、その他の項目の初期画面を表示するための情報を要求元の利用者端末へと送信する。その後、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
〔欠点情報表示処理〕
次に、ワースト5画面を介して行われる欠点に係る各種欠点情報の表示処理の動作について説明する。
ここで、図11は、欠点情報表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
欠点情報表示処理は、CPU30において実行されると、図11に示すように、まず、ステップS300に移行する。
なお、最新10分ボタンが選択された場合は、例えば、ステップS304であれば、最新のCID定時データ履歴(認識本数/排除本数etc)テーブル410に基づいて情報を取得する。一方、最新10分以外の他の期間が選択された場合は、各ワークテーブル410_1~410_4のうち、選択された期間に対応するワークテーブルに基づいて情報を取得する。
これにより、利用者端末には、選択された期間に対応する全欠点の欠点情報の一覧(1位~X位まで)及び重大欠点の欠点情報の一覧(1位~X位まで)が表示されたワースト5画面が表示される。このとき、選択ラジオボタン81で「検出率」が選択されている場合、欠点一覧87には、欠点の種類ごとに総検出率で降順にソートされた順番で1位~X位までの欠点情報が表示される。一方、重大欠点一覧88は、選択ラジオボタン81で「検出率」が選択されていても、重大欠点の種類ごとに総検出本数で降順にソートされた順番で1位~X位までの欠点情報が表示される。但し、欠点一覧87及び重大欠点一覧88は、初期表示時において、画面内に表示されるのは1位~5位まで(ワースト5)となっている。右端の垂直スクロールバーを下にスクロールすることで6位~X位までの欠点情報を表示することができる。
一方、ステップS300において、収集期間が選択されずにステップS314に移行した場合は、選択ラジオボタン81の選択内容が変更されたか否かを判定し、変更されたと判定した場合(Yes)は、ステップS316に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS322に移行する。
ステップS318に移行した場合は、欠点一覧87について検出率を表示し且つ本数を非表示にしたワースト5画面を表示するための情報を要求元の利用者端末に送信する。その後、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
これにより、利用者端末の表示装置には、欠点一覧87について、検出率の表示を総検出本数の表示に変更した欠点情報が検出率を表示したときの順位のまま表示される。この欠点情報の表示内容としては、具体的に、欠点の名称、セクション・キャビティ、欠点及びセクション・キャビティごとの検出本数、並びに欠点ごとの総検出本数が表示され、検出率及び総検出率は非表示となる。
一方、ステップS322で「欠点」のリンクが選択されずにステップS326に移行した場合は、利用者端末からの情報に基づいて、「セクション・キャビティ」のリンクが選択されたか否かを判定する。そして、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS328に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
グラフ画面608は、図23に示すように、上側の表示条件タブ91及びグラフタブ92までの表示内容が表示条件設定画面601と同様となっている。表示条件タブ91の下側に、最新収集日時の表示領域211が表示され、表示領域211の右隣に表示条件として設定された欠点名称の表示領域212が表示されている。図23の例では、表示領域211には「2013/9/12(木) 04:00」が表示され、表示領域212には「欠点s」が表示されている。表示領域212の右側で且つグラフタブ92の下側には、スケールを再設定するためのDDL213が表示され、DDL213の右隣には、グラフ内にプロットを表示するか否かのチェックボックス214が表示されている。チェックボックス214の右隣には、表示ボタン215が表示されている。
グラフ216は、表示条件設定画面601で設定された表示条件と、上部のDDL213で設定されたスケールと、チェックボックス214のチェック内容とに基づいて表示されるグラフであり、折れ線グラフとなっている。グラフ216において、縦軸が欠点(図23の例では欠点s)の検出率、横軸が時間となっている。
DDL213にてスケールを再設定し、チェックボックス214のチェック内容を再設定してから表示ボタン215が押下されることで、設定された内容でグラフ216が再表示される。なお、図示省略するが、チェックボックス214にチェックが入っている場合は、グラフ216内にプロットが表示される。
リスト217は、利用者端末の入力装置によって、グラフ216の表示領域が選択(マウス等でクリック)されたときに、その時点での検出率を表示したものである。
次に、表示条件設定画面601を介して行われる表示条件設定処理及び経時変化画面表示処理の動作について説明する。
ここで、図12は、表示条件設定処理及び経時変化画面表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
表示条件設定処理及び経時変化画面表示処理は、CPU30において実行されると、図12に示すように、まず、ステップS350に移行する。
ステップS356では、リストから選択された条件(例えば、表示間隔10時間、率計算間隔10分など)を設定して一連の処理を終了し、元の処理に復帰する。
これにより、利用者端末の表示装置には、例えば、図23に示すようなピックアップ別検出率の経時変化のグラフ画面608が表示される。
次に、ピックアップコードセッティング画面604を介して行われるピックアップコード設定処理の動作について説明する。ここで、ピックアップコードセッティング画面604における以下に説明する各種設定を、品質検査側端末102にて行う場合の動作を説明する。
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図13のフローチャートに示すピックアップコード設定処理を実行する。
ステップS400では、品質検査側端末102からの情報に基づいて、ピックアップNoが選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(Yes)は、ステップS402に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS408に移行する。
ステップS404に移行した場合は、品質検査側端末102からの情報に基づいて、設定ボタン66(「<<」と表記)が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合(Yes)は、ステップS406に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
一方、ステップS402において欠点が選択されずにステップS408に移行した場合は、重大欠点のチェックボックス60dがチェックされたか否かを判定し、チェックされたと判定した場合(Yes)は、ステップS410に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、一連の処理を終了し元の処理に復帰する。
〔過去データ画面606の説明〕
ここで、過去データ画面606は、過去に設定されたピックアップコードセッティングデータ(過去データ)のタイトル(製品名称)一覧を表示した画面であり、任意の過去データに対応する製品名称を一覧表から選択して、現在の製品のピックアップコードの設定に利用することができる。また、製品名を入力することで絞り込み検索を行うこともできるようになっている。即ち、過去に製造した同じ製品又は似たような製品の過去データを利用することでピックアップコードの設定にかかる負荷を軽減することを目的としている。
過去データ一覧72の下側には、左から順に削除ボタン73、選択ボタン74及び戻るボタン75が表示されている。
重大欠点の設定処理は、ピックアップNo1~60にそれぞれ設定された欠点コードのなかに、同一の欠点コードがN個(Nは2以上の自然数)ある場合で且つN個のうちいずれかM個(MはN>Mの自然数)の重大欠点のチェックボックス60dがチェック状態となっており、(N-M)個が非チェック状態となっている場合に、同じ欠点コードに対する非チェック状態のチェックボックス60dを全てチェック状態とする処理となる。
これにより、例えば、図22(b)に示すような、製品名設定画面607が、品質検査側端末102の表示装置に表示される。
ここで、製品名設定画面607は、ピックアップコード設定をした登録対象の製品の製品名を設定する画面である。
製品名設定画面607は、図22(b)に示すように、ウィンドウの表示領域の上部に、製品名を選択及び表示するためのDDLであるDDL76が表示されている。DDL76の下側には、左端から順番に、登録ボタン77、過去データ登録ボタン78及び戻るボタン79が表示されている。
次に、過去データ画面606を介して行われる過去データ設定処理の動作について説明する。
ここで、図14は、過去データ設定処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
CPU30は、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図14のフローチャートに示す過去データ設定処理を実行する。
ステップS450では、品質検査側端末102からの情報に基づいて、表示ボタン71が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合(Yes)は、ステップS452に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS456へと移行する。
ステップS452に移行した場合は、管理用サーバ100の記憶装置42に記憶されているCID設定データ履歴(ピックアップコード設定)テーブル450に基づいて、工場、窯No、ラインNo及び検索製品名入力領域70に入力されている製品名称ごとに、過去データの情報(製品名称、更新日時)を取得して、ステップS454に移行する。
これにより、品質検査側端末102の表示装置に表示されている過去データ画面606の過去データ一覧には、絞り込み検索によって索出された過去データの製品名及び更新日時の一覧が表示される。
ステップS460では、取得した過去データをピックアップコードセッティング画面604に反映し、過去データ画面606を閉じるとともに、過去データの反映されたピックアップコードセッティング画面604を表示するための情報を品質検査側端末102に送信する。その後、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
また、ステップS456において、選択ボタン74が押下されずにステップS462に移行した場合は、品質検査側端末102からの情報に基づいて、削除ボタン73が押下されたか否かを判定する。そして、押下されたと判定した場合(Yes)は、ステップS464に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、ステップS466に移行する。
これにより、品質検査側端末102の表示装置において、過去データ画面606が閉じられるとともに、ピックアップコードセッティング画面604が表示される。
次に、製品名設定画面607を介して行われるピックアップコードセッティングデータ登録処理の動作について説明する。
ここで、図15は、ピックアップコードセッティングデータ登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ピックアップコードセッティングデータ登録処理は、CPU30において実行されると、図15に示すように、まず、ステップS480に移行する。
ここで、製品名称が選択されていない又は入力されていない状態で登録ボタン77が押下された場合はエラーを表示する。
具体的に、登録処理のロジックに対して渡す引数の設定を行う。例えば、ピックアップNo1~60にそれぞれ対応するステーションコード、欠点コード及び重大欠点の引数と、新規登録を示す引数とを含む引数の配列データを生成し、生成した配列データを登録処理用のビジネスロジックに引き渡す。これにより、ピックアップコードセッティング画面604で入力されたピックアップコードセッティングデータがCID設定データ履歴(ピックアップコード設定)テーブル450に登録される。
例えば、ピックアップNo1~60にそれぞれ対応するステーションコード、欠点コード及び重大欠点の引数と、過去データとしての登録を示す引数とを含む引数の配列データを生成し、生成した配列データを登録処理用のビジネスロジックに引き渡す。これにより、ピックアップコードセッティング画面604で入力されたピックアップコードセッティングデータが過去データとしてCID設定データ履歴(ピックアップコード設定)テーブル450に登録される。
これにより、品質検査側端末102の表示装置において、製品名設定画面607が閉じられるとともに、ピックアップコードセッティング画面604が表示される。
また、ライン別歩留り推移画面702は、管理用サーバ100の記憶装置42に記憶されているCS定時データ履歴(ライン別歩留り)テーブル510(図8(d)を参照)に基づいて生成される画面である。このライン別歩留り推移画面702は、図25に示すように、ライン別の歩留りの時間推移を示す表を表示する画面である。
また、モールドリード画面703は、管理用サーバ100の記憶装置42に記憶されているCID定時データ履歴(認識本数/排除本数etc)テーブル410(図5(b)を参照)に登録されているCID読込情報に基づいて生成される画面である。このモールドリード画面703は、図26に示すように、左側に、金型のセクション及びキャビティごと且つ流れごとの型番が正常に読み取られたびんの総本数が表形式で表示されている。この表の右側には、流れごとの正常に読み取られたびんの総本数と、読み取りエラーの発生率と、発生したエラーの種類ごとの検出数と、全流れに対する正常に読み取られたびんの総本数と、読み取りエラーの発生率と、発生したエラーの種類ごとの検出数とが表形式で表示されている。
〔対応関係〕
本実施の形態において、型番読取装置150は、発明1及び10の識別情報読取手段に対応し、総合検査装置15は、発明1乃至5、9及び10の欠点検査手段に対応している。
また、本実施の形態において、ステップS486~S490は、発明8の属性履歴情報登録手段に対応し、重大欠点一覧88に表示される型番情報ごとの重大欠点の総検出数の情報及び製品ごとの重大欠点の総検出数の情報は、発明1、2、3及び10の第1の欠点情報に対応している。
〔本実施の形態の効果〕
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、管理用サーバ100は、データ収集用端末103を介して、総合検査装置15で検査された各種欠点について、欠点の種類ごと且つ型番情報ごとに、びんの認識本数の情報と、欠点の検出本数の情報と、びんの排除数の情報とを含む欠点検査情報を収集するようにした。加えて、製造するびんに発生する可能性のある複数種類の欠点のうち、注目すべき欠点(優先して対処すべき重大な欠点)について、重大欠点であることを示す属性を付与するようにした。そして、属性を付与した重大欠点について収集した欠点検査情報の統計情報である第1の欠点情報を算出し、算出した第1の欠点情報を、利用者端末からの要求に応じて、利用者端末に対して出力するようにした。具体的に、型番情報ごとの各種重大欠点の総検出本数の情報と、製品ごとの各種重大欠点の総検出本数の情報とを含む重大欠点の第1の欠点情報の一覧である重大欠点一覧88が表示されるワースト5画面を、利用者端末の表示装置に表示出力するようにした(図16を参照)。
また、本実施の形態では、総合検査装置15で検査された全て種類の欠点について収集された欠点検査情報の統計情報である第2の欠点情報を算出し、算出した第2の欠点情報を、第1の欠点情報と対比させて、利用者端末に対して出力するようにした。具体的に、型番情報ごとの各種欠点の総検出本数の情報と、製品ごとの各種欠点の総検出本数の情報とを含む第2の欠点情報の一覧である欠点一覧87が重大欠点一覧88と対比させて表示されるワースト5画面を、利用者端末の表示装置に表示出力するようにした。
また、本実施の形態では、最新10分、最新30分、前1時間、前2時間、当シフト、前シフト、当日及び前日のそれぞれ異なる収集期間のうちから任意の1期間を選択して、選択した期間に収集された欠点検査情報に基づいて第1の欠点情報及び第2の欠点情報を算出するようにした。加えて、算出した第1の欠点情報及び第2の欠点情報を利用者端末からの要求に応じて、利用者端末の表示装置に表示出力するようにした(図16を参照)。
また、本実施の形態では、最新10分、最新30分、前1時間、前2時間、当シフト、前シフト、当日及び前日のそれぞれ異なる収集期間のうちから任意の1期間を選択して、選択した期間に収集された欠点検査情報に基づいて第3の欠点情報を算出するようにした。加えて、算出した第3の欠点情報を利用者端末からの要求に応じて、利用者端末の表示装置に表示出力するようにした(図16を参照)。
また、本実施の形態では、過去に製造した同じ製品又は似たような製品の重大欠点の付与情報を含むピックアップコードセッティングデータの過去データを利用(参照)できるようにしたので、重大欠点の属性を付与する作業を含むピックアップコードセッティングにかかる負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態では、欠点一覧87及び重大欠点一覧88の各欠点の順位の横に、期間選択ボタン群82で選択した期間の1つ前の期間に対する順位変動を示す情報(↓、-、↑のいずれか1つ)を表示するようにした。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態においては、ガラスびんの生産工場に本発明を適用する例を説明したが、ガラスびんに限らず、例えばペットボトルや缶等の他の容器に適用してもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、欠点一覧87において、総検出数と検出率とを切り替えて表示する構成としたが、この構成に限らず、両者を同時に表示する構成としてもよい。
Claims (17)
- 容器表面に表された該容器の製造に用いられた成形用の型を識別するための識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
前記容器に発生する可能性のある複数種類の欠点のそれぞれについて当該欠点を検査する欠点検査手段と、
前記欠点検査手段の検査結果の情報及び前記識別情報読取手段で読み取った識別情報に基づいて、前記欠点の種類ごと且つ前記識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該識別情報と対応付けて前記検査結果に関する欠点検査情報を収集する欠点検査情報収集手段と、
前記欠点検査情報収集手段で収集した欠点検査情報に基づいて、前記欠点の種類ごとに当該欠点の統計量を算出する欠点統計量算出手段と、
前記容器又は前記型に応じて、前記複数種類の欠点のうち注目すべき欠点に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、
前記属性情報が付与された欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第1の欠点情報と、前記欠点検査手段で検査した全ての欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第2の欠点情報とを対比的に出力する欠点情報出力手段とを備えることを特徴とする容器検査システム。 - 請求項1において、
前記欠点情報出力手段は、前記属性情報が付与され前記欠点検査手段で検査した一部の欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である前記第1の欠点情報と、前記第2の欠点情報とを対比的に出力することを特徴とする容器検査システム。 - 容器表面に表された該容器の製造に用いられた成形用の型を識別するための識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
前記容器に発生する可能性のある複数種類の欠点のそれぞれについて当該欠点を検査する欠点検査手段と、
前記欠点検査手段の検査結果の情報及び前記識別情報読取手段で読み取った識別情報に基づいて、前記欠点の種類ごと且つ前記識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該識別情報と対応付けて前記検査結果に関する欠点検査情報を収集する欠点検査情報収集手段と、
前記欠点検査情報収集手段で収集した欠点検査情報に基づいて、前記欠点の種類ごとに当該欠点の統計量を算出する欠点統計量算出手段と、
前記容器又は前記型に応じて、前記複数種類の欠点のうち注目すべき欠点に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、
前記属性情報が付与された欠点のうち前記統計量が上位所定数の欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第1の欠点情報と、前記欠点検査手段で検査した全ての欠点のうち前記統計量が上位所定数の欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第2の欠点情報とを対比的に出力する欠点情報出力手段とを備えることを特徴とする容器検査システム。 - 請求項1において、
前記統計量の種類である第1種及び第2種の選択を受け付ける種別選択手段を備え、
前記欠点情報出力手段は、前記第1種の統計量の情報である前記第1の欠点情報と、前記種別選択手段で選択された種類の統計量の情報である前記第2の欠点情報とを対比的に出力することを特徴とする容器検査システム。 - 容器表面に表された該容器の製造に用いられた成形用の型を識別するための識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
前記容器に発生する可能性のある複数種類の欠点のそれぞれについて当該欠点を検査する欠点検査手段と、
前記欠点検査手段の検査結果の情報及び前記識別情報読取手段で読み取った識別情報に基づいて、前記欠点の種類ごと且つ前記識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該識別情報と対応付けて前記検査結果に関する欠点検査情報を収集する欠点検査情報収集手段と、
前記欠点検査情報収集手段で収集した欠点検査情報に基づいて、前記欠点の種類ごとに当該欠点の統計量を算出する欠点統計量算出手段と、
前記容器又は前記型に応じて、前記複数種類の欠点のうち注目すべき欠点に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、
前記属性情報が付与された欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第1の欠点情報を出力する欠点情報出力手段と、
過去に製造した前記容器又は前記型について前記属性情報を付与した履歴であって、当該容器又は当該型ごとに前記属性情報を付与するための付与情報を検索対象情報と対応づけて付与情報記憶手段に登録する付与情報登録手段と、
前記付与情報記憶手段から前記検索対象情報を取得する検索対象情報取得手段と、
前記検索対象情報取得手段で取得した検索対象情報のなかからいずれかの選択を受け付ける検索対象情報選択手段と、
前記検索対象情報選択手段で選択された検索対象情報に対応する前記付与情報を前記付与情報記憶手段から取得する付与情報取得手段とを備え、
前記属性情報付与手段は、前記付与情報取得手段で取得した付与情報に基づいて、前記注目すべき欠点に対して前記属性情報を付与することを特徴とする容器検査システム。 - 請求項5において、
前記検索対象情報取得手段は、与えられた検索キーに対応する前記検索対象情報を前記付与情報記憶手段から取得することを特徴とする容器検査システム。 - 請求項5において、
前記付与情報登録手段は、前記検索対象情報及び前記付与情報の登録又は更新の時期に関する時期情報と対応づけて当該付与情報を登録し、
前記検索対象情報取得手段は、前記検索対象情報及び前記時期情報を前記付与情報記憶手段から取得し、
前記検索対象情報選択手段は、前記検索対象情報取得手段で取得した検索対象情報及び時期情報を提示し、提示した検索対象情報のなかからいずれかの選択を受け付けることを特徴とする容器検査システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1項において、
前記欠点検査情報収集手段は、収集開始時刻から一定時間が経過するごとに、該一定時間が経過する間に前記欠点検査手段で行われた検査の前記欠点検査情報を前記欠点の種類ごと且つ前記識別情報ごとに収集し、
前記欠点の種類ごと且つ前記型の識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該型の識別情報と収集時刻の情報と該収集時刻に対応する前記一定時間の前記欠点検査情報の集計結果の情報とを対応付けた欠点集計情報を欠点集計情報記憶手段に登録する欠点集計情報登録手段とを備え、
前記欠点統計量算出手段は、前記欠点集計情報記憶手段に記憶された前記一定時間ごとの前記欠点集計情報に基づいて、それぞれ異なる長さの複数種類の期間に集計された前記欠点集計情報にそれぞれ対応する前記統計量を算出し、
前記欠点情報出力手段は、前記欠点統計量算出手段で算出した、それぞれ異なる長さの複数種類の期間に対応する前記統計量の情報を前記欠点情報として出力することを特徴とする容器検査システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1項において、
前記欠点検査手段で検査を行った容器の数である欠点検査数を前記型の識別情報ごとに集計する欠点検査数集計手段を備え、
前記欠点検査情報収集手段は、前記欠点検査手段で検査した全ての欠点について、前記識別情報ごと且つ前記欠点の種類ごとに前記欠点の検出数を集計し、
前記欠点統計量算出手段は、前記欠点検査手段で検査した全ての欠点について、前記欠点検査数集計手段で集計した前記欠点検査数の情報と、前記欠点検査情報収集手段で集計した前記欠点の検出数の情報とに基づいて、前記識別情報ごと且つ前記欠点の種類ごとに前記欠点の検出率を算出し、
前記欠点情報出力手段は、前記欠点統計量算出手段で算出した前記検出率の情報である第3の欠点情報を出力することを特徴とする容器検査システム。 - 請求項9において、
前記欠点検査数集計手段は、収集開始時刻から一定時間が経過するごとに、該一定時間が経過する間に前記欠点検査手段で検査を行った容器の数である欠点検査数を前記型の識別情報ごとに集計し、
前記欠点検査情報収集手段は、収集開始時刻から一定時間が経過するごとに、該一定時間が経過するまでの間に前記欠点検査手段で行われた検査の検査結果に基づいて、前記型の識別情報ごと且つ前記欠点の種類ごとに前記一定時間の間の前記欠点の検出数を集計し、
前記型の識別情報ごとに、当該識別情報と収集時刻の情報と該収集時刻に対応する前記一定時間の前記欠点検査数の集計結果の情報とを対応付けた欠点検査数情報を欠点検査数情報記憶手段に登録する欠点検査数情報登録手段と、
前記欠点の種類ごと且つ前記型の識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該型の識別情報と収集時刻の情報と該収集時刻に対応する前記一定時間の前記欠点の検出数の情報とを対応付けた欠点検出数情報を欠点検出数情報記憶手段に登録する欠点検出数情報登録手段とを備え、
前記欠点統計量算出手段は、前記欠点検査数情報記憶手段に記憶された前記一定時間ごとの前記欠点検査数情報と、前記欠点検出数情報記憶手段に記憶された前記一定時間ごとの前記欠点検出数情報とに基づいて、それぞれ異なる長さの複数種類の期間に収集された前記欠点検出数情報及び前記欠点検査数情報に対応する前記欠点の検出率を算出し、
前記欠点情報出力手段は、前記欠点検査手段で検査した全ての欠点について、前記欠点統計量算出手段で算出した、それぞれ異なる長さの複数種類の期間に対応する前記検出率の情報を、前記第3の欠点情報として出力することを特徴とする容器検査システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1項において、
前記欠点情報出力手段は、前記欠点情報を所定規則で並べて出力することを特徴とする容器検査システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1項において、
前記属性情報付与手段は、重大な種類の欠点である重大欠点を示す属性情報を付与可能に構成されていることを特徴とする容器検査システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1項において、
前記欠点が検出された前記容器について、該容器に表された前記識別情報に対応する型で製造された前記容器を選択的に全数排除する容器全数排除手段を備え、
前記欠点情報出力手段は、前記容器全数排除手段で前記全数排除が行われる前記型の識別情報を含む第4の欠点情報を出力することを特徴とする容器検査システム。 - 請求項1記載の識別情報読取手段及び欠点検査手段を利用する管理用サーバであって、
前記欠点検査手段の検査結果の情報及び前記識別情報読取手段で読み取った識別情報に基づいて、前記欠点の種類ごと且つ前記識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該識別情報と対応付けて前記検査結果に関する欠点検査情報を収集する欠点検査情報収集手段と、
前記欠点検査情報収集手段で収集した欠点検査情報に基づいて、前記欠点の種類ごとに当該欠点の統計量を算出する欠点統計量算出手段と、
前記容器又は前記型に応じて、前記複数種類の欠点のうち注目すべき欠点に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、
前記属性情報が付与された欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第1の欠点情報と、前記欠点検査手段で検査した全ての欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第2の欠点情報とを対比的に出力する欠点情報出力手段とを備えることを特徴とする管理用サーバ。 - 請求項3記載の識別情報読取手段及び欠点検査手段を利用する管理用サーバであって、
前記欠点検査手段の検査結果の情報及び前記識別情報読取手段で読み取った識別情報に基づいて、前記欠点の種類ごと且つ前記識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該識別情報と対応付けて前記検査結果に関する欠点検査情報を収集する欠点検査情報収集手段と、
前記欠点検査情報収集手段で収集した欠点検査情報に基づいて、前記欠点の種類ごとに当該欠点の統計量を算出する欠点統計量算出手段と、
前記容器又は前記型に応じて、前記複数種類の欠点のうち注目すべき欠点に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、
前記属性情報が付与された欠点のうち前記統計量が上位所定数の欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第1の欠点情報と、前記欠点検査手段で検査した全ての欠点のうち前記統計量が上位所定数の欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第2の欠点情報とを対比的に出力する欠点情報出力手段とを備えることを特徴とする管理用サーバ。 - 請求項5記載の識別情報読取手段及び欠点検査手段を利用する管理用サーバであって、
前記欠点検査手段の検査結果の情報及び前記識別情報読取手段で読み取った識別情報に基づいて、前記欠点の種類ごと且つ前記識別情報ごとに、当該欠点の種類の情報及び当該識別情報と対応付けて前記検査結果に関する欠点検査情報を収集する欠点検査情報収集手段と、
前記欠点検査情報収集手段で収集した欠点検査情報に基づいて、前記欠点の種類ごとに当該欠点の統計量を算出する欠点統計量算出手段と、
前記容器又は前記型に応じて、前記複数種類の欠点のうち注目すべき欠点に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、
前記属性情報が付与された欠点について前記欠点統計量算出手段で算出した統計量の情報である第1の欠点情報を出力する欠点情報出力手段と、
過去に製造した前記容器又は前記型について前記属性情報を付与した履歴であって、当該容器又は当該型ごとに前記属性情報を付与するための付与情報を検索対象情報と対応づけて付与情報記憶手段に登録する付与情報登録手段と、
前記付与情報記憶手段から前記検索対象情報を取得する検索対象情報取得手段と、
前記検索対象情報取得手段で取得した検索対象情報のなかからいずれかの選択を受け付ける検索対象情報選択手段と、
前記検索対象情報選択手段で選択された検索対象情報に対応する前記付与情報を前記付与情報記憶手段から取得する付与情報取得手段とを備え、
前記属性情報付与手段は、前記付与情報取得手段で取得した付与情報に基づいて、前記注目すべき欠点に対して前記属性情報を付与することを特徴とする管理用サーバ。 - 請求項5記載の容器又は型に応じて、請求項5記載の注目すべき欠点に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、
請求項5記載の第1の欠点情報を出力する欠点情報出力手段と、
請求項5記載の付与情報登録手段、検索対象情報取得手段、検索対象情報選択手段及び付与情報取得手段とを備え、
前記属性情報付与手段は、前記付与情報取得手段で取得した付与情報に基づいて、前記注目すべき欠点に対して前記属性情報を付与することを特徴とする容器検査システム。
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