JP7577621B2 - Hose connection pipe and hose fixing structure - Google Patents
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Description
本開示は、ホースが接続されるホース接続パイプと、ホースとホース接続パイプとを固定するホース固定構造とに関する。 This disclosure relates to a hose connection pipe to which a hose is connected, and a hose fixing structure that fixes the hose and the hose connection pipe.
従来、この種のホース接続パイプとして、外周面に複数の環状係止突部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, this type of hose connection pipe is known to have multiple annular locking projections on its outer periphery (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、上述した従来のホース接続パイプは、ホースへの挿入抵抗が大きいためにホースに接続する作業が困難になることがある。これに対し、従来より小さい挿入抵抗でホースに挿入することが可能な技術の開発が求められている。 However, the conventional hose connection pipes described above have a large insertion resistance to the hose, which can make it difficult to connect them to the hose. There is a need to develop technology that allows them to be inserted into a hose with less insertion resistance than before.
上記課題を解決するためになされた第1の態様は、ホースの内側に前端側から挿入され、外周面に複数の環状係止突部が形成されたホース接続パイプであって、各前記環状係止突部は、その先端から前記前端に向かうにつれて縮径する前側斜面を有し、前記前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違し、前記ホース接続パイプのうち一番前端側の前記環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有する導入部が備えられ、その導入部の前記外周面に前記環状係止突部の前記前側斜面が交差しているホース接続パイプである。 The first aspect achieved to solve the above problem is a hose connection pipe that is inserted into the inside of a hose from the front end side and has multiple annular locking projections formed on its outer circumferential surface, each of the annular locking projections has a front slope that narrows in diameter from its tip toward the front end, and the front slope has a different width depending on the circumferential position, and the hose connection pipe is provided with an introduction section with a cylindrical or tapered outer circumferential surface forward of the annular locking projection at the front end side, and the front slope of the annular locking projection intersects with the outer circumferential surface of the introduction section.
[第1実施形態]
以下、図1~図11を参照して、本開示のホース固定構造を有するホース継手10の第1実施形態について説明する。本実施形態のホース継手10は、ホース90と配管機器99とを接続するためのものであって、図1に示すように、ベーススリーブ30、ホース接続パイプ11、筒形カバー40等の複数の部品を組み付けてなる。なお、以下の説明において、ホース継手10の中心軸J1と平行な方向を「前後方向」といい、ホース継手10の先端側(図1の右側)を単に「前側」、基端側(図1の左側)を単に「後側」と呼ぶこととする。
[First embodiment]
A first embodiment of a
ベーススリーブ30は、例えば金属製であって、前後方向に延びる筒状をなし、軸方向の中間部に正六角形のフランジ部30Fを有する。また、ベーススリーブ30の外周面のうちフランジ部30Fより後側にはネジ部30Nが備えられ、それが配管機器99の図示しない螺子孔に螺合されてホース継手10が配管機器99に接続される。
The
ベーススリーブ30の外周面のうちフランジ部30Fより前側は前端連結部31になっている。前端連結部31は、後端から前方に向かって順番に大径部31A,中径部31B,小径部31Cを備えて段階的に縮径している。また、小径部31C及び中径部31Bの外周面における前縁部からは、それぞれ環状突起31Tが側方に突出している。さらに、小径部31Cより前側はテーパー部31Dになっている。
The outer peripheral surface of the base sleeve 30 forward of the
なお、配管機器99は、流体が流れる流路を備えた機器であれば、どのような機器であってもよく、単なる配管であってもよい。また、ホース継手10と配管機器99との接続は螺子構造でなくてもよく、例えば、フランジ結合や圧入やそれ以外のものであってもよい。また、ホース90及び配管機器99に流れる流体は、液体、気体、気液混合体を問わない。さらに、ベーススリーブ30は、樹脂製であってもよい。
The
ホース接続パイプ11は、例えば、樹脂の射出成形品であって、前後方向に真っ直ぐ延びるパイプの後端部を拡径して後端連結部13を備えた構造をなしている。その後端連結部13は、前述の前端連結部31における大径部31Aと中径部31Bとの段差面に後端面を重ねられる位置まで嵌合され、後端連結部13の内面に形成された係合溝13Aに前端連結部31の中径部31Bの環状突起31Tが係合することで前端連結部31に抜け止めされている。また、前端連結部31の小径部31Cと後端連結部13との間にはOリング80が備えられている。
The
後端連結部13の前端部は、前方に向かって縮径するテーパー部13Bになっている。テーパー部13Bの内面には、前端連結部31のテーパー部31Dが受容される環状凹部13Cが備えられている。そして、環状凹部13Cの内側のテーパー面にテーパー部31Dの外面が当接し、その当接と前述の環状突起31Tと係合溝13Aとの係合によってベーススリーブ30に対するホース接続パイプ11の傾斜が規制されている。
The front end of the rear
ホース接続パイプ11のうちテーパー部13Bより前側は、ホース90の内側に挿入されるノズル部12になっている。そのノズル部12の構造に関しては、後に詳説する。なお、本実施形態のホース接続パイプ11は、樹脂製の成形品であるが、金属の切削部品、鍛造品等であってもよい。また、ホース接続パイプ11とベーススリーブ30とが一体になっていてもよい。
The portion of the
筒形カバー40は、例えば、透明な樹脂の射出成形品であって、図2に示すように、前後方向に延びる円筒体40Hの後端寄り位置から前端に亘る範囲に、同図の上方に膨出する膨出部43を備えた構造をなしている。なお、筒形カバー40は、非透明な樹脂で構成されていてもよい。以下の説明においてホース継手10のうち膨出部43が突出する側を、単に「上側」ということとする。
The
膨出部43は、円筒体40Hの直径より小さい一定の幅をなして前後方向に延び、後端部は閉塞され、前端が開放している。また、膨出部43の天井部は、断面が外側に膨出する円弧状をなして前後方向に延びている。
The
筒形カバー40のうち膨出部43より後側は、後端連結部42になっていて、図1に示すようにホース接続パイプ11の外側に嵌合される。そして、後端連結部42の後端面がベーススリーブ30におけるフランジ部30Fの前面に重ねられ、後端連結部42の内面に形成された係合溝42Aに前端連結部31の大径部31Aの環状突起31Tが係合している。また、後端連結部42の内周面は、ホース接続パイプ11の後端連結部13の外周面に重ねられ、後端連結部42の内周面に形成された段差面が、ホース接続パイプ11の後端連結部13の外周面に形成された段差面に前側から重ねられることで、筒形カバー40によってホース接続パイプ11のベーススリーブ30に対する抜け止めが補強されている。
The rear side of the
筒形カバー40のうち後端連結部42より前側部分、つまり、膨出部43が形成された部分は、ホース接続パイプ11のノズル部12を包囲するフード部41をなしている。そして、フード部41内に、図1に示したホースクランプ60とクリップ70とが収容され、それらをフード部41内に留めるために、フード部41の前端部には、キャップ50が嵌合されている。
The portion of the
図2に示すように、ホースクランプ60は、帯状板金を丸めてなるリング本体61と、リング本体61を構成する帯状板金の両端部から外側に張り出す1対の摘まみ部63とを有する。また、帯状板金の一端部は、他端部に形成された切り欠き61Kに受容されて帯状板金の両端部が、周方向で重なり合っている。さらに、切り欠き61Kは、一方の摘まみ部63の先端寄り位置まで穿設されて、これにより一方の摘まみ部63は門形構造をなしている。そして、1対の摘まみ部63は、通常は、互いに離れて対向し、図示しない工具等にて挟まれて互いに近づけられることで、リング本体61が拡径状態に弾性変形する。また、ホースクランプ60を拡径状態に保持するためにクリップ70が使用される。
As shown in FIG. 2, the
クリップ70は、板金製で、ホースクランプ60の後面に重ねて配置される支持ベース71の上端部から前方に1対の挟持片72が直角曲げされた形状をなしている。そして、拡径状態のホースクランプ60の1対の摘まみ部63の先端部が1対の挟持片72の間に配置されて互いに離間することを規制され、これにより、前述の如くホースクランプ60が拡径状態に保持される。また、支持ベース71には、ノズル部12を跨ぐように開脚した1対の被押圧片73が備えられている。
The
図1に示すように、ホースクランプ60は、拡径状態にされてクリップ70と共にフード部41に収容される。膨出部43には、ホースクランプ60の1対の摘まみ部63とクリップ70の上部が収容される。そして、フード部41内に形成された段差面44にリング本体61の後面が宛がわれる。
As shown in FIG. 1, the
キャップ50は、樹脂の成形品であって、フード部41の前面を覆う蓋部51と、その外縁部から後方に突出する外側嵌合壁52とを有する。そして、図1に示すように、外側嵌合壁52がフード部41の前端部の外側に嵌合されて、フード部41の前端面が蓋部51の後面に突き合わされている。
The
蓋部51の後面からは外側嵌合壁52を一回り小さくした内側嵌合壁53Aが突出していて、フード部41の内側に嵌合されている。また、内側嵌合壁53Aの左右の対向面の間にはアーチ状の連絡壁53Cが差し渡され、その連絡壁53Cと内側嵌合壁53Aの一部とから筒形カバー40の円筒体40H内に嵌合される閉じた円筒状の筒壁53が形成されている。そして、筒壁53の内側がキャップ50を前後方向に貫通するホース挿通孔51Aをなし、図3に示すようにホース挿通孔51A内にノズル部12の前端部が遊嵌され、ノズル部12の前端面とキャップ50の前面とが略面一に配置されている(図1参照)。
An inner
図2に示すように、筒壁53の左右の両側部から1対の係止突起54(図2には、一方の係止突起54のみが示されている)が突出していて、それら係止突起54がフード部41に形成された1対の係止孔41Aに係合してキャップ50がフード部41に抜け止めされている。また、図1に示すように、筒壁53の後端面には、リング本体61の前面が宛がわれ、この筒壁53と前述のフード部41内の段差面44とによってホースクランプ60がフード部41内で前後の両方向で位置決めされる。
As shown in FIG. 2, a pair of locking projections 54 (only one of the locking projections 54 is shown in FIG. 2) protrude from both the left and right sides of the
ホース継手10のうちノズル部12以外の構成の説明は以上である。このホース継手10では、ホース挿通孔51Aからノズル部12の外側にホース90が挿入され、そのホース90がクリップ70の被押圧片73を押圧することで、クリップ70によるホースクランプ60の拡径状態の保持が解除される。具体的には、ホース90により被押圧片73が押されると、クリップ70は、1対の摘まみ部63を挟持している1対の挟持片72の先端部を支点にして上方に回動され、図4(A)から図4(B)の変化として示すように、クリップ70の上端の角部がフード部41の内面に当接し、そこからクリップ70が上端の角部を支点にして回動して、1対の挟持片72の先端部が下方に移動する。これにより、1対の挟持片72の一方がホースクランプ60の切り欠き61Kへとずれて、一方の摘まみ部63が1対の挟持片72の間から外れ、ホースクランプ60が弾性復元して縮径状態になり、ホース90が外側から締め付けられる。
The above is an explanation of the configuration of the
次に、ホース接続パイプ11におけるノズル部12の構成を詳説する。図1に示すように、ノズル部12の外周面のうち前後方向の中間部分には、1対の環状係止突部20A,20Bが突出している。そして、ノズル部12が、上述したように、ホース90内に挿通された状態でホース90がクリップ70によって外側から締め付けられたときに、環状係止突部20A,20Bがホース90の内面に食い込み、ノズル部12とホース90との間がシールされる。また、ノズル部12には、環状係止突部20A,20Bより前側に設けられた導入部16と、環状係止突部20A,20Bより後側に突出形成された基端側環状突部15とが備えられている。また、基端側環状突部15の前後と、1対の環状係止突部20A,20Bの間には、均一外径のノズル部12の基礎部12Sが備えられている。
Next, the configuration of the
以下の説明において、ホース接続パイプ11の中心軸J1(以下、単に「中心軸J1」という)と直交し、図1及び図5における上下方向に延びる基準軸を縦基準軸J2とし、縦基準軸J2と中心軸J1との両方に直交する基準軸を横基準軸J3と呼ぶこととする。また、1対の環状係止突部20A,20Bのうち、前側の環状係止突部20Aに係る部位には符号の末尾に「A」を付す一方、後側の環状係止突部20Bに係る部位には符号の末尾に「B」を付して区別するものとする。
In the following description, the reference axis that is perpendicular to the central axis J1 (hereinafter simply referred to as "central axis J1") of the
図5及び図6に示すように、両環状係止突部20A,20Bは、ノズル部12を取り巻く環状をなし、中心軸J1方向の幅が周方向の位置に応じて変化している。また、環状係止突部20A,20Bは、中心軸J1と縦基準軸J2とを含む架空の基準平面H1に対して左右対称な形状をなしている。さらには、図7に示すように、環状係止突部20A,20Bの周方向における任意の位置の断面の形状は略直角三角形をなし、前側を向く面を構成する前側斜面21A,21Bと、後側を向く面を構成する後向面22A,22Bと、を有している。そして、前側斜面21A,21Bの後端縁23A,23Bと、前側斜面21A,21Bの前端縁24A,24Bとが非平行になって、前側斜面21A,21Bの幅が周方向で変化した形状になっている。
As shown in Figs. 5 and 6, both
ここで、「前側斜面21A,21Bの後端縁23A,23B」とは、環状係止突部20A,20Bにおける周方向の各位置でホース接続パイプ11の中心軸J1から最も離れた先端点を結んでなる線を意味する。本実施形態では、環状係止突部20A,20Bの前側斜面21A,21Bと後向面22A,22Bとが交差する角部が前側斜面21A,21Bの後端縁23A,23Bである(図7参照)。後端縁23A,23Bは、ノズル部12がホース90内に挿通されたときに最も強く押し付けられる部位である。
Here, "rear end edges 23A, 23B of the front
また、「前側斜面21A,21Bの前端縁24A,24B」とは、環状係止突部20A,20Bにおける前端であって、本実施形態では、前側斜面21A,21Bと、環状係止突部20A,20Bより前側部位(導入部16又は基礎部12S)の外周面との交線である(図7参照)。特に、前端縁24Aは、ノズル部12がホース90内に挿通されたときにホース90の先端が最初に乗りあがる部位となっている。
The "
具体的には、図8に示すように、後側の環状係止突部20Bの前側斜面21Bの後端縁23Bは、中心軸J1に対して横基準軸J3と平行な軸回りに傾斜するように配置されている。ここで、基準平面H1とノズル部12の外周面とが交差する2つの位置のうち、ホース接続パイプ11の中心軸J1よりも下方となる位置を第1位置、ホース接続パイプ11の中心軸J1よりも上方となる位置を第2位置とすると、後端縁23Bは、後端縁23B上の第1位置S1と第2位置S2とを結ぶ後側仮想直線28Bに沿う方向に傾斜している。後側仮想直線28Bは、第1位置S1から第2位置S2に向かうに従って前側に向かうように延びている。
Specifically, as shown in FIG. 8, the
一方、後側の環状係止突部20Bの前側斜面21Bの前端縁24Bは、中心軸J1に対して横基準軸J3と平行な軸回りで後端縁23Bとは逆側に傾斜するように配置されている。つまり、前端縁24Bは、前端縁24B上の第1位置Q1と第2位置Q2とを結ぶ前側仮想直線29Bに沿う方向に傾斜していて、前側仮想直線29Bは、第1位置Q1から第2位置Q2に向かうに従って後側に向かうように延びている。
On the other hand, the
これらより、前側仮想直線29Bと後側仮想直線28Bとは、第1位置から第2位置に向かうに従って前側斜面21Bの幅が徐々に狭くなるように配置されている。また、後端縁23B及び前端縁24Bは、中心軸J1の軸方向から見ると、中心軸J1を中心とする円形になっている。なお、後側の環状係止突部20Bが、特許請求の範囲の「第2の環状係止突部」に相当する。
The front imaginary
また、環状係止突部20Bの前側斜面21Bの後端縁23B及び前端縁24Bは、図8に示すように、横基準軸J3の軸方向から見ると、第1位置Q1,S1と第2位置Q2,S2の間が前側に向かって膨らむように湾曲した形状をなしている。また、図9に示すように、縦基準軸J2の軸方向の一方側から見ると、後端縁23Bは、中心軸J1から離れた2端点の間が僅かに前側に向かって膨らむように湾曲する一方、前端縁24Bは、中心軸J1から離れた2端点の間が後側に向かって膨らむように湾曲している。さらには、図10に示すように、縦基準軸J2の軸方向の他方側から見ると、後端縁23Bは、中心軸J1から離れた2端点の間が後側に向かって膨らむように湾曲する一方、前端縁24Bは、中心軸J1から離れた2端点の間が僅かに前側に向かって膨らむように湾曲している。
As shown in Fig. 8, the
また、図8に示すように、前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの後端縁23Aは、中心軸J1に対して横基準軸J3と平行な軸回りで環状係止突部20Bの後端縁23Bとは逆側に傾斜するように配置されている。つまり、後端縁23Aは、後端縁23A上の第1位置R1と第2位置R2とを結ぶ後側仮想直線28Aに沿う方向に傾斜していて、後側仮想直線28Aは、第1位置R1から第2位置R2に向かうに従って後側に向かうように延びている。
As shown in FIG. 8, the
そして、前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの前端縁24Aは、中心軸J1に対して横基準軸J3と平行な軸回りで後端縁23Aと同じ側に傾斜するように配置されている。つまり、前端縁24Aは、前端縁24A上の第1位置P1と第2位置P2とを結ぶ前側仮想直線29Aに沿う方向に傾斜していて、前側仮想直線29Aも、後側仮想直線28Aと同様に、第1位置P1から第2位置P2に向かうに従って後側に向かうように延びている。
The
ただし、前側仮想直線29Aと後側仮想直線28Aとは、中心軸J1に対して横基準軸J3と平行な軸周りで互いに異なる傾斜角で傾斜しており、これにより、前側仮想直線29Aと後側仮想直線28Aとは、第1位置から第2位置に向かうに従って前側斜面21Aの幅が徐々に広くなるように配置されている。また、前側斜面21Aの後端縁23A及び前端縁24Aも中心軸J1の軸方向から見ると、中心軸J1を中心とする円形になっている。なお、前側の環状係止突部20Aが、特許請求の範囲の「第1の環状係止突部」に相当する。
However, the front imaginary
また、前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの後端縁23A及び前端縁24Aも、図8に示すように、横基準軸J3の軸方向から見ると、第1位置P1,R1と第2位置P2,R2の間が前側に向かって膨らむように湾曲した形状をなしている。さらに、図9に示すように、縦基準軸J2の一方側から見ると、後端縁23A及び前端縁24Aは、中心軸J1から離れた2端点の間が僅かに後側に向かって膨らむように湾曲し、図10に示すように、縦基準軸J2の他方側から見ると、後端縁23A及び前端縁24Aは、中心軸J1から離れた2端点の間が僅かに前側に向かって膨らむように湾曲している。
The
また、前側の環状係止突部20Aの前側仮想直線29Aと、後側の環状係止突部20Bの前側仮想直線29Bとは略平行になっている。また、前側の環状係止突部20Aの後端縁23Aと前端縁24Aとの間の最も離れた部分である第2位置P2,R2の間隔は、後側の環状係止突部20Bの後端縁23Bと前端縁24Bとの間の最も接近した部分である第2位置Q2,S2の間隔より僅かに大きく(図9参照)、前側の環状係止突部20Aの後端縁23Aと前端縁24Aとの間の最も接近した部分である第2位置P1,R1の間隔は、後側の環状係止突部20Bの後端縁23Bと前端縁24Bとの間の最も接近した部分である第2位置Q2,S2の間隔より僅かに小さくなっている。
The front virtual
また、前側の環状係止突部20Aより後側の環状係止突部20Bの方がノズル部12の基礎部12Sから僅かに大きく突出している。換言すれば、中心軸J1の軸方向から見た前側の環状係止突部20Aの後端縁23Aの円の外径より、中心軸J1の軸方向から見た後側の環状係止突部20Bの後端縁23Bの円の外径の方が僅かに大きくなっている。さらには、後側の環状係止突部20Bの前端縁24Bは、ノズル部12の基礎部12Sと環状係止突部20Bとの境界線であるので、その前端縁24Bの外径は、ノズル部12の基礎部12Sの外径と同じになっている。一方、前側の環状係止突部20Aの前端縁24Aは、導入部16との境界線であり、ノズル部12の基礎部12Sの外径より大きくなっている。
In addition, the rear
また、両環状係止突部20A,20Bの後向面22A,22Bは、横基準軸J3と平行になっている。これにより、例えば、ホース接続パイプ11を射出成形する際には、中心軸J1と縦基準軸J2とを含む面をパーティングラインとしてホース接続パイプ11を成形するための金型構造の構造を簡素化することができる。
In addition, the
また、環状係止突部20A,20Bの前側斜面21A,21Bの勾配は、前側斜面21A,21Bの幅が最小となった部分で最大になり、前側斜面21A,21Bの幅が最大となった部分で最小になっている。そして、前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの幅が最小となった部分の勾配は例えば、8°~13°であり、前側斜面21Aの幅が最大となった部分の勾配は例えば、3°~8°である。一方、後側の環状係止突部20Bの前側斜面21Bの幅が最小となった部分の勾配は例えば、27°~32°であり、前側斜面21Bの幅が最大となった部分の勾配は例えば、2°~7°である。
The gradient of the
導入部16は、その外周面が前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aと交差していて、前側の環状係止突部20Aの前端と略同一の外径をなしてその環状係止突部20Aから前方に0°~1°の勾配でストレート状又は先細り状に延びている。また、導入部16の軸長は、環状係止突部20A,20Bの何れの最大幅より長くなっていて、ノズル部12のうちホース挿通孔51A内に受容される部分の前端部を除く全体が導入部16になっている。また、ノズル部12のうちホース挿通孔51A内に受容される部分の前端部は、導入部16から先細り状に縮径したテーパー部17になっている。そして、ホース挿通孔51Aの内面のうち導入部16を包囲する部分は、キャップ50に設けられた円筒状の筒壁53によりガイド孔部18になっている。
The outer peripheral surface of the
基端側環状突部15は、ノズル部12を取り巻く円環状をなしている。また、基端側環状突部15の断面形状は、略直角三角形をなして、基端側環状突部15の斜面15Aは前側を向いている。また、基端側環状突部15の先端は、R面状となっている。さらには、基端側環状突部15の外径は、導入部16と略同じ又は僅かに大きく、中心軸J1の軸方向から見た前側の環状係止突部20Aの外径より僅かに小さくなっている。
The base-end
本実施形態のホース継手10の構成に関する説明は以上である。次に、このホース継手10の作用効果について説明する。図1に示すように、ホース継手10は、ネジ部30Nを配管機器99の螺子孔に螺合して、先ずは配管機器99に接続される。その状態でホース90がホース継手10のホース挿通孔51Aを通してホース接続パイプ11の外側に挿入される。
This concludes the description of the configuration of the hose fitting 10 of this embodiment. Next, the effects of the hose fitting 10 will be described. As shown in FIG. 1, the hose fitting 10 is first connected to the
具体的には、ホース90をホース接続パイプ11の外側に挿入していくと、ホース接続パイプ11の前端のテーパー部17に続いて略均一外径をなしてストレートに延びる導入部16がホース90に進入して行き、ホース90がホース接続パイプ11の同軸上に真っ直ぐ延びた状態に矯正されていく。また、ホース90は、ホース挿通孔51Aのガイド孔部18によって外側からも支持されて真っ直ぐ延びた状態に矯正される。
Specifically, when the
そして、ホース90の先端が前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの前端縁24Aに到達する。ここで、前端縁24Aは、ホース90への挿入方向である中心軸J1の軸方向に対して傾斜しているので、ホース90の先端は前側斜面21Aの周方向の一部に最初に乗り上がり、その乗り上がる位置が周方向で移動するようにして環状係止突部20Aが徐々にホース90に進入していく。また、環状係止突部20Aの前側斜面21Aの後端縁23Aも、ホース90への挿入方向である中心軸J1の軸方向に対して傾斜しているので、ホース90の先端が前側斜面21Aの後端縁23Aに乗り上がる位置も周方向で徐々に移動しながら環状係止突部20Aが徐々にホース90に進入していく。
Then, the tip of the
このとき、従来のホース接続パイプであれば、環状係止突部がホース90の先端面の全体に均等に当接した状態から一気にホース90内に進入して大きな挿入抵抗がかかるが、本実施形態のホース接続パイプ11では、環状係止突部20Aがホース90に強く押し付けられる部位が周方向で徐々に移動しながらホース90内に進入して行くので、従来より挿入抵抗が分散して小さくなる。また、前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの後端縁23Aは、中心軸J1の軸方向から見て円形になっているので、環状係止突部20Aの全体がホース90に進入すると、環状係止突部20Aの周方向の全体が略均等にホース90の内周面に押し付けられ、高いシール性が得られる。
At this time, with a conventional hose connection pipe, the annular locking protrusion enters the
前側の環状係止突部20Aの全体がホース90に進入し、続いて後側の環状係止突部20Bがホース90に進入していく。ここで、後側の環状係止突部20Bの前側斜面21Bの前端縁24B及び後端縁23Bも、中心軸J1の軸方向に対して傾斜しているので、前側の環状係止突部20Aと同様に従来より小さい挿入抵抗で環状係止突部20Bがホース90に挿入される。しかも、後側の環状係止突部20Bは、前端縁24Bが最も前側に位置する部分の前側斜面21Bの勾配が最も小さいので、ホース90への進入がよりスムーズに進む。また、前側斜面21Bの後端縁23Bも中心軸J1の軸方向から見て円形になっていて、その上、前側の環状係止突部20Aの後端縁23Aの円の外径より大きいので、環状係止突部20Bがホース90の周方向の全体に均等に強く押し付けられ、高いシール性が得られる。
The entire front
両方の環状係止突部20A,20Bがホース90に進入してからさらにホース90の挿入が進むと、ホース90の先端が基端側環状突部15に到達する。このとき、ホース90は、基端側環状突部15より外径が大きな環状係止突部20Bによって既に拡径されているのでスムーズに基端側環状突部15がホース90に進入する。また、基端側環状突部15の先端はR面状となっているので、この点においても基端側環状突部15はスムーズにホース90に進入する。そして、基端側環状突部15とそれから離れた導入部16との協働によってホース90のホース接続パイプ11に対する傾斜が規制される。
When the
ホース90は、基端側環状突部15が内部に進入したところで、図4(A)に示すようにクリップ70の被押圧片73に当接する。そして、さらにホース90が挿入されることで、前述の通りクリップ70によるホースクランプ60の保持が解除され、ホースクランプ60が縮径変形してホース90を締め付けてホース接続パイプ11に固定する(図11参照)。以上により、ホース継手10とホース90との接続が完了し、ホース継手10によって配管機器99とホース90とが接続される。
When the base end
上述したように本実施形態のホース継手10では、複数の環状係止突部20A,20Bの前側斜面21A,21Bの後端縁23A,23Bが、ホース90への挿入方向に対して傾斜している等の構成により、ホース90を挿入する際の挿入抵抗が従来より抑えられてホース90の接続作業が容易になる。また、両環状係止突部20A,20Bの前側斜面21A,21Bの後端縁23A,23Bの傾斜が互いに逆向きになっているので、ホース接続パイプ11に対するホース90の回転防止の効果も高い。さらには、両環状係止突部20A,20Bの前側斜面21A,21Bの後端縁23A,23Bは、中心軸J1の軸方向から見ると円形であり、両環状係止突部20A,20Bの全体がホースクランプ60に包囲される範囲に配置されているので、ホースクランプ60の締め付けにより、両環状係止突部20A,20Bによって高いシール性を得られる。
As described above, in the
また、各環状係止突部20A,20Bは、前側斜面21A,21Bの後端縁23A,23Bと前端縁24A,24Bとが非平行で、前側斜面21A,21Bの勾配が周方向で変化した形状になっているので、勾配が最も小さい部位では、ホース接続パイプ11のホース90への挿入性が向上し、勾配が最も大きな部位では、環状係止突部20A,20Bの先端角部に角度が鋭くなって、ホース90の内面に対する係止力が高くなるという効果も奏する。
In addition, the rear end edges 23A, 23B and the front end edges 24A, 24B of the front
また、前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの後端縁23Aと後側の環状係止突部20Bの前側斜面21Bの前端縁24Bの傾斜の向きが同じになっているので、隣り合う環状係止突部20A,20B同士の間のデッドスペースを減らすことができる。
In addition, the direction of inclination of the
[第2実施形態]
本実施形態は、図12に示されており、前記第1実施形態に対し、ホース接続パイプ11Bの前側の環状係止突部20Aの形状のみが異なる。そのホース接続パイプ11Bの環状係止突部20Aの前側斜面21Aの後端縁23Aは、前記実施形態のホース接続パイプ11の環状係止突部20Aと同じで、その後側仮想直線28Aは、第1位置R1から第2位置R2に向かうに従って後側に向かうように延びている。一方、ホース接続パイプ11Bの前側斜面21Aの前端縁24Aは、その前側仮想直線29Aが、第1位置P1から第2位置P2に向かうに従って前側に向かうように延びている。即ち、本実施形態では、前側の環状係止突部20Aが、後側の環状係止突部20Bを中心軸J1回りに180°回転させた形状と略同一になっている。
[Second embodiment]
This embodiment is shown in Fig. 12, and differs from the first embodiment only in the shape of the front
本実施形態の構成によれば、前側の環状係止突部20Aも、後側の環状係止突部20Bと同様に、最も前端に位置する部分の前側斜面21Aの勾配が最も小さいので、前側の環状係止突部20Aも後側の環状係止突部20Bと同様にスムーズにホース90に進入する。
According to the configuration of this embodiment, the front
[第3実施形態]
本実施形態は、図13に示されており、ホース接続パイプ11Cの構造のみが第1及び第2の実施形態と異なる。そのホース接続パイプ11Cは、第2実施形態のホース接続パイプ11Bの基端側環状突部15を廃止し、後側の環状係止突部20Bの後方に、その環状係止突部20Bを中心軸J1回りに180°回転させた形状の環状係止突部20Cを備えた形状になっている。
[Third embodiment]
This embodiment is shown in Fig. 13, and differs from the first and second embodiments only in the structure of the
なお、ホース接続パイプ11に設けられる環状係止突部は、2つ又は3つに限定されるものではなく、4つ以上備えていてもよい。
The number of annular locking protrusions provided on the
[第4実施形態]
本実施形態は、図14に示されており、前記第1実施形態と同一構造のホース継手10Aのノズル部12にリング81が嵌合された構造をなしている。リング81は、例えば発泡樹脂製で円筒形状をなしている。また、リング81は、ノズル部12とホース挿通孔51Aとの間の隙間に丁度嵌合される大きさをなし、未使用状態のホース継手10では、ホースクランプ60内とホース挿通孔51A内との跨がる位置に配置され、ホースクランプ60をノズル部12に対して芯出しした状態に支持すると共に、ホース挿通孔51Aからの異物の進入を規制している。そして、ホース挿通孔51Aに挿入されるホース90に押されて移動し、ホース90に基端側環状突部15が進入するまではクリップ70とホース90との間で押し潰される。その状態からホース90が更に挿入されることで、第1実施形態と同様にクリップ70がホースクランプ60の摘まみ部63から外される。
[Fourth embodiment]
This embodiment is shown in Fig. 14, and has a structure in which a
[他の実施形態]
(1)各前記実施形態の各環状係止突部20A,20Bの前側斜面21A,21Bの後端縁23A,23B及び前端縁24A,24Bは、三次元的に湾曲した形状であったが、後端縁23A,23B及び前端縁24A,24Bは、三次元的に湾曲又は屈曲することなく、二次元平面に収まる形状をなしていてもよい。また、三次元的に湾曲した後端縁23A,23B及び前端縁24A,24Bを有する前側斜面21A,21Bを備えた環状係止突部と、二次元平面に収まる後端縁及び前端縁を有する前側斜面21A,21Bを備えた環状係止突部とが混在していてもよい。
[Other embodiments]
(1) In each of the above embodiments, the rear end edges 23A, 23B and the front end edges 24A, 24B of the front side inclined surfaces 21A, 21B of the
(2)前記第1実施形態のホース接続パイプ11は、ホース継手10の一部をなし、筒形カバー40に包囲されていたが、筒形カバーに包囲されず、ホース継手の一部をなしていないホース接続パイプに上記構造を適用してもよい。具体的には、ガス管や水道管等の配管の末端をホース接続パイプとして、そこに上述したように複数の環状係止突部等を備えてもよい。また、そのホース接続パイプにホースを固定するために、例えば、ウォーム螺子で締め付け操作を行うタイプのホースクランプや、結束バンドのようにラッチ構造にて締め付け状態を保持するホースクランプを使用してもよい。
(2) In the first embodiment, the
(3)前記第1実施形態の導入部16は、ノズル部12の基礎部12Sより外径が大きかったが、導入部16の外径は基礎部12Sと同じであってもよい。導入部16の外径が基礎部12Sと同じである場合には、基端側環状突部15をなくすか、基端側環状突部15を環状係止突部20Bと略同一の外径にすればよい。
(3) In the first embodiment, the
(4)前記各実施形態では、環状係止突部20A,20Bの前側斜面21A,21Bの前端縁24A,24Bは、横基準軸J3の軸方向から見て、第1位置と第2位置の間が前側に向かって膨らむように湾曲した形状をなしていたが、図15に示すように、後側に向かって膨らむように湾曲した形状をなしていてもよい。
(4) In each of the above embodiments, the front end edges 24A, 24B of the front
また、環状係止突部20A,20Bの後端縁23A,23Bが横基準軸J3の軸方向から見て、第1位置と第2位置の間が後側に向かって膨らむように湾曲した形状をなしていてもよい。
In addition, the rear end edges 23A, 23B of the
(5)前記各実施形態のホース接続パイプの前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの前端縁24Aは、その前側仮想直線29Aが、中心軸J1に対して後側仮想直線28Aと同方向又は逆方向に、異なる傾斜角で傾斜していたが、中心軸J1に対して直交していてもよい。
(5) In each of the above embodiments, the
(6)前記第1実施形態のノズル部12の前端面は、キャップ50の前面と略面一に配置されていたが、キャップ50の前面より突出してもよいし、キャップ50の前面より後端側に配置されていてもよく、ホース挿通孔51A内に導入部16が受容されていればよい。
(6) In the first embodiment, the front end surface of the
(7)前記第1実施形態では、中心軸J1の軸方向から見た前側の環状係止突部20Aの前側斜面21Aの後端縁23Aの円の外径より、中心軸J1の軸方向から見た後側の環状係止突部20Bの前側斜面21Bの後端縁23Bの円の外径の方が大きくなっていたが、同径であってもよい。
(7) In the first embodiment, the outer diameter of the circle of the
(8)前記第1実施形態の環状係止突部20A,20Bでは、前側斜面21A,21Bと後向面22A,22Bとが交差して角部を形成していたが、図16(A)に示すように、角部が面取りされていてもよい。この場合、面取り面21Mと前側斜面21A,21Bとの交線が後端縁23Tとなり、環状係止突部20A,20Bにおける周方向の各位置でホース接続パイプ11の中心軸J1から最も離れた先端点を結んでなる線となっている。
(8) In the first embodiment, the
また、図16(B)に示すように、前側斜面21A,21Bと後向面22A,22Bとの間が、曲面21Rで繋がれていてもよい。この場合、曲面21R上の中心軸J1方向でホース接続パイプ11の中心軸J1から最も離れた点を周方向に結んでなる線が後端縁23Uとなる。
《 》
16B, the front
《 》
(9)図16(C)に示すように、環状係止突部20A,20Bの前側斜面21A,21Bと、それより前側部位(導入部16又は基礎部12S)の外周面との間が曲面21Kで繋がれていてもよい。この場合、曲面21Kと導入部16又は基礎部12Sとの交線を前端縁24Vとしてもよい。
<付記>
以下、上記実施形態から抽出される特徴群について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお、以下では、理解の容易のため、上記実施形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
(9) As shown in Fig. 16C, the front
<Additional Notes>
The following describes the group of features extracted from the above embodiment, while indicating effects, etc., as necessary. Note that, in the following, for ease of understanding, the corresponding configurations in the above embodiment are appropriately indicated in parentheses, but the present invention is not limited to the specific configurations indicated in parentheses.
例えば、以下の特徴1~18は、「ホースが接続されるホース接続パイプと、ホースとホース接続パイプとを固定するホース固定構造と」に関し、「従来、この種のホース接続パイプとして、外周面に複数の環状係止突部を備えたものが知られている(例えば、特許5516011号(段落[0018]~[0025]、図1,2)参照)。」という背景技術について、「上述した従来のホース接続パイプは、ホースへの挿入抵抗が大きいためにホースに接続する作業が困難になることがある。これに対し、従来より小さい挿入抵抗でホースに挿入することが可能な技術の開発が求められている。」という課題をもってなされたものと考えることができる。
For example, the following
[特徴1]
ホースの内側に前端側から挿入され、外周面に複数の環状係止突部が形成されたホース接続パイプであって、
各前記環状係止突部は、その先端から前記前端に向かうにつれて縮径する前側斜面を有し、
前記前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違し、
前記ホース接続パイプのうち一番前端側の前記環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有する導入部が備えられ、その導入部の前記外周面に前記環状係止突部の前記前側斜面が交差しているホース接続パイプ。
[Feature 1]
A hose connection pipe that is inserted into the inside of a hose from the front end side and has a plurality of annular locking projections formed on its outer circumferential surface,
Each of the annular locking projections has a front inclined surface that decreases in diameter from its tip toward the front end,
The front inclined surface has a width that varies depending on a circumferential position,
The hose connection pipe is provided with an introduction portion having a cylindrical or tapered outer peripheral surface forward of the annular locking projection at the front end side of the hose connection pipe, and the front slope of the annular locking projection intersects with the outer peripheral surface of the introduction portion.
特徴1では、ホース接続パイプが有する複数の環状係止突部の前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違している。つまり、前側斜面の前端縁及び後端縁の一方又は両方が、ホースの挿入方向に対して傾斜している。ここで、従来のホース接続パイプでは、環状係止突部がホースの先端に対して周方向全体に均等に当接した状態から一気にホース内に進入するのに対し、本開示の技術では、例えば、前側斜面の後端縁が傾斜している場合には、ホースの先端のうち環状係止突部が最も強く押し付けられる部位が周方向の全体ではなく一部であり、挿入するに従って押し付けられる部位が周方向で変化しながら環状係止突部がホース内に進入する。また、前側斜面の前端縁が傾斜している場合では、ホースの先端が前側斜面に最初に乗り上がる部位が周方向の一部であり、挿入するに従って乗り上がる部位が周方向で変化しながら環状係止突部20がホース内に進入する。即ち、ホースに挿入する際の挿入抵抗が従来より抑えられてホースの接続作業が容易になる。また、一番前端側の環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有してその外周面に環状係止突部の前側斜面が交差している導入部が備えられているので、その導入部によりホースのホース接続パイプに対する傾斜が規制される。
[特徴2]
前記複数の環状係止突部は、前記ホース接続パイプの中心軸を含んだ基準平面に対して左右対称な形状をなしている特徴1に記載のホース接続パイプ。
In the
[Feature 2]
2. The hose connection pipe according to
特徴2では、環状係止突部はホース接続パイプの中心軸を含んだ基準平面に対して左右対称な形状をなしているのでホースに挿入する際にホースがホース接続パイプに対して傾斜しにくくなる。
In
[特徴3]
前記基準平面と前記ホース接続パイプの外周面とが交差する2つの位置を第1位置及び第2位置とすると、
前記前側斜面の前端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ前側仮想直線と、前記前側斜面の後端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かって離れる位置関係を有する特徴2に記載のホース接続パイプ。
[Feature 3]
When two positions where the reference plane and the outer circumferential surface of the hose connection pipe intersect are defined as a first position and a second position,
The hose connection pipe according to
[特徴4]
前記前側仮想直線が前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側又は後側に向かうように延びている特徴3に記載のホース接続パイプ。
[Feature 4]
4. The hose connection pipe according to claim 3, wherein the front imaginary straight line extends toward the front side or the rear side as it moves from one of the first position and the second position to the other.
[特徴5]
前記後側仮想直線が前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側又は後側に向かうように延びている特徴3又は4に記載のホース接続パイプ。
[Feature 5]
5. The hose connection pipe according to claim 3 or 4, wherein the rear imaginary straight line extends toward the front side or the rear side as it moves from one of the first position and the second position to the other.
[特徴6]
前記環状係止突部には、前記前側仮想直線と前記後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側又は後側の同じ側に向かうように延びている第1の環状係止突部が含まれている特徴3から5の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプ。
[Feature 6]
6. A hose connection pipe according to any one of features 3 to 5, wherein the annular locking protrusion includes a first annular locking protrusion in which the front imaginary straight line and the rear imaginary straight line extend toward the same side, either the front side or the rear side, as they move from one of the first position and the second position to the other.
[特徴7]
前記環状係止突部には、前記前側仮想直線と前記後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側及び後側の一方側と他方側とに向かうように延びている第2の環状係止突部が含まれている特徴3から6の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプ。
[Feature 7]
7. A hose connection pipe according to any one of features 3 to 6, wherein the annular locking protrusion includes a second annular locking protrusion in which the front imaginary straight line and the rear imaginary straight line extend toward one side and the other side of the front and rear as they move from one of the first position and the second position to the other.
特徴3~特徴7では、環状係止突部は、ホースの先端が前側斜面に最初に乗り上がる部位と、最も強く押し付けられる部位とが、周方向で徐々に移動するようにしてホース内に進入することができ、ホースに挿入する際の挿入抵抗を一層抑えることができる。 In features 3 to 7, the annular locking projection can enter the hose in such a way that the portion where the tip of the hose first rides up onto the front slope and the portion where it is pressed most strongly move gradually in the circumferential direction, further reducing the insertion resistance when inserting the hose.
[特徴8]
前記環状係止突部には、前記第1位置から前記第2位置に向かうに従って前記前側斜面の幅が徐々に広くなる前側の環状係止突部と、前記前側の環状係止突部の後側に配置されて、前記第2位置から前記第1位置に向かうに従って前記前側斜面の幅が徐々に広くなる後側の環状係止突部とが含まれている特徴3から7の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプ。
[Feature 8]
The hose connection pipe according to any one of features 3 to 7, wherein the annular locking protrusion includes a front annular locking protrusion whose front sloped surface gradually becomes wider from the first position to the second position, and a rear annular locking protrusion arranged rearward of the front annular locking protrusion and whose front sloped surface gradually becomes wider from the second position to the first position.
特徴8では、前側の環状係止突部は第1位置から第2位置に向かうに従って前側斜面の幅が徐々に広くなる一方、後側の環状係止突部は、第2位置から第1位置に向かうに従って前側斜面の幅が徐々に広くなる。つまり、隣り合う環状係止突部同士の間のデッドスペースを減らすことができる。 In feature 8, the width of the front slope of the front annular locking protrusion gradually increases from the first position to the second position, while the width of the front slope of the rear annular locking protrusion gradually increases from the second position to the first position. In other words, the dead space between adjacent annular locking protrusions can be reduced.
[特徴9]
前記前側の環状係止突部の前記後側仮想直線と、前記後側の環状係止突部の前記後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側及び後側の一方側と他方側とに向かうように延びている特徴8に記載のホース接続パイプ。
[Feature 9]
9. The hose connection pipe according to feature 8, wherein the rear imaginary straight line of the front annular locking protrusion and the rear imaginary straight line of the rear annular locking protrusion extend toward one side and the other side of the front and rear sides as they move from one of the first position and the second position to the other.
特徴9では、前側の環状係止突部の後側仮想直線と、後側の環状係止突部の後側仮想直線とが、第1位置及び第2位置の一方から他方に向かうに従って前側及び後側の一方側と他方側とに向かうように延びているので、ホース接続パイプの中心軸回りにホースが回転したときに、ホース接続パイプに対してホースが回転することが抑えられ、ホースからホース接続パイプが外れることが抑えられる。 In feature 9, the rear virtual straight line of the front annular locking protrusion and the rear virtual straight line of the rear annular locking protrusion extend toward one side of the front and one side of the rear as they move from one of the first position and the second position to the other. This prevents the hose from rotating relative to the hose connection pipe when the hose rotates around the central axis of the hose connection pipe, and prevents the hose connection pipe from coming off the hose.
[特徴10]
前記前側の環状係止突部の前記後側仮想直線と、前記後側の環状係止突部の前記前側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側又は後側の同じ側に向かうように延びている特徴8又は9に記載のホース接続パイプ。
[Feature 10]
10. The hose connection pipe according to feature 8 or 9, wherein the rear imaginary straight line of the front annular locking protrusion and the front imaginary straight line of the rear annular locking protrusion extend toward the same front or rear side as they move from one of the first position and the second position to the other.
特徴10では、前側の環状係止突部の前記後側仮想直線と、後側の環状係止突部の前記前側仮想直線とが、第1位置及び第2位置の一方から他方に向かうに従って前側又は後側の同じ側に向かうように延びているので、隣り合う環状係止突部同士の間のデッドスペースを一層減らすことができる。
In
[特徴11]
前記第1位置及び前記第2位置から90度離れた第3位置を通過するホース接続パイプの径方向から前記環状係止突部を見ると、前記前側斜面の前記後端縁は、前側に向かって膨らむように湾曲している特徴3から10の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプ。
[Feature 11]
A hose connection pipe according to any one of features 3 to 10, wherein when the annular locking protrusion is viewed from a radial direction of the hose connection pipe passing through the first position and a
特徴11では、ホースからホース接続パイプが脱落し難くなると共に、ホースとホース接続パイプとの間のシール性の向上が図られる。
[特徴12]
前記第1位置及び前記第2位置から90度離れた第3位置を通過するホース接続パイプの径方向から前記環状係止突部を見ると、前記前側斜面の前記前端縁は、前側に向かって膨らむように湾曲している特徴3から11の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプ。
[Feature 12]
12. A hose connection pipe according to any one of features 3 to 11, wherein when the annular locking protrusion is viewed from a radial direction of the hose connection pipe passing through the first position and a
[特徴13]
前記ホース接続パイプのうち一番後端側の前記環状係止突部より後側には、前記ホース接続パイプの外周面から突出し、前記導入部と略同一外径の円環状をなした基端側環状突部が備えられている特徴1から12の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプ。
[Feature 13]
13. The hose connection pipe according to any one of
特徴13では、ホース接続パイプの外周面のうち一番後端側の前記環状係止突部より後側で突出する基端側環状突部と導入部との協働によってホースのホース接続パイプに対する傾斜が規制される。
In
[特徴14]
前記環状係止突部は、前記前側斜面と鋭角に交差しかつ後側を向く後向面を有する特徴1から13の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプ。
[Feature 14]
14. The hose connection pipe according to any one of
特徴14では、環状係止突部は前側斜面と鋭角に交差しかつ後側を向く後向面を有するので、環状係止突部をホースの内面に食い込ませやすくなり、ホースからホース接続パイプが外れ難くなる。 In feature 14, the annular locking protrusion intersects with the front slope at an acute angle and has a rearward facing surface that faces rearward, making it easier for the annular locking protrusion to bite into the inner surface of the hose, and making it difficult for the hose connection pipe to come off the hose.
[特徴15]
前記ホース接続パイプの中心軸回りの全周において、前記中心軸から前記前側斜面の後端縁までの距離が均一になっている特徴1から14の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプ。
[Feature 15]
15. A hose connection pipe according to any one of
特徴15では、ホース接続パイプの中心軸回りの全周において、中心軸から前側斜面の後端縁までの距離が均一になっているので周方向で略均等な接圧を得られ、高いシール性が得られる。また、これにより、前側斜面の勾配が周方向で変化した形状になっているので、勾配が最も小さい部位ではホース接続パイプのホースへの挿入性が向上し、勾配が最も大きな部位では、ホースの内面に対する係止力が高くなるという効果を奏する。
In
[特徴16]
特徴1から15の何れか1の特徴に記載のホース接続パイプと、
前記環状係止突部を外側から包囲し、前記ホースを外側から締め付けて前記環状係止突部に押し付ける環状のホースクランプと、を有するホース固定構造。
[Feature 16]
A hose connection pipe according to any one of
a ring-shaped hose clamp that surrounds the ring-shaped locking projection from the outside and tightens the hose from the outside to press it against the ring-shaped locking projection.
特徴16では、環状係止突部を外側から包囲するホースクランプにより、ホースが外側から締め付けられて環状係止突部に押し付けられ、ホースがホース接続パイプに固定される。そして、環状係止突部がホースに食い込んで高いシール性を得ることができる。
In
[特徴17]
前記ホースクランプは、未使用時には拡径状態に弾性変形されてクリップに保持され、使用時に前記クリップによる保持を解除されて弾性復帰し、前記ホースを締め付ける構造をなし、
前記ホース接続パイプを包囲し、内側に前記ホースクランプと前記クリップとを収容する筒形カバーと、
前記筒形カバーの先端部に嵌合されて、前記ホースクランプ及び前記クリップを抜け止めすると共に前記ホースが貫通するホース挿通孔を有するキャップと、を備え、
前記ホース接続パイプの外側に挿入される前記ホースの先端が前記クリップを押して前記ホースクランプから外す特徴16に記載のホース固定構造。
[Feature 17]
The hose clamp is configured such that, when not in use, it is elastically deformed to an expanded state and held by the clip, and when in use, it is released from the hold by the clip and elastically returns to its original state to clamp the hose,
a cylindrical cover that surrounds the hose connection pipe and houses the hose clamp and the clip therein;
a cap that is fitted to the tip end of the cylindrical cover to prevent the hose clamp and the clip from coming off and has a hose insertion hole through which the hose passes,
17. The hose fixing structure according to
特徴17では、ホースをホース挿通孔からホース接続パイプの外側に挿入するだけで、そのホースがクリップを押してホースクランプから外し、ホースクランプによってホースがホース接続パイプに固定される。
In
[特徴18]
前記ホース挿通孔には、前記導入部の外側を包囲する円筒状の筒壁からなるガイド孔部が備えられている特徴17に記載のホース固定構造。
[Feature 18]
18. The hose fastening structure according to
特徴18では、キャップのホース挿通孔のガイド孔部によってもホースのホース接続パイプに対する傾斜が規制される。
In
なお、本明細書及び図面には、特許請求の範囲に含まれる技術の具体例が開示されているが、特許請求の範囲に記載の技術は、これら具体例に限定されるものではなく、具体例を様々に変形、変更したものも含み、また、具体例から一部を単独で取り出したものも含む。 Note that although specific examples of the technology included in the scope of the claims are disclosed in this specification and drawings, the technology described in the claims is not limited to these specific examples, but includes various modifications and variations of the specific examples, as well as parts of the specific examples taken separately.
10,10A ホース継手
11,11B,11C ホース接続パイプ
15 基端側環状突部
16 導入部
18 ガイド孔部
20A 前側の環状係止突部(第1の環状係止突部)
20B 後側の環状係止突部(第2の環状係止突部)
20C 環状係止突部
21A,21B 前側斜面
22A,22B 後向面
23A,23B 後端縁
24A,24B 前端縁
28A,28B 後側仮想直線
29A,29B 前側仮想直線
40 筒形カバー
50 キャップ
51A ホース挿通孔
60 ホースクランプ
70 クリップ
90 ホース
H1 基準平面
P1、Q1,R1,S1 第1位置
P2,Q2,R2,S2 第2位置
10, 10A Hose joint 11, 11B, 11C
20B Rear annular locking protrusion (second annular locking protrusion)
20C
Claims (6)
各前記環状係止突部は、その先端から前記前端に向かうにつれて縮径する前側斜面を有し、
前記前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違し、
前記ホース接続パイプのうち一番前端側の前記環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有する導入部が備えられ、その導入部の前記外周面に前記環状係止突部の前記前側斜面が交差し、
前記複数の環状係止突部は、前記ホース接続パイプの中心軸を含んだ基準平面に対して左右対称な形状をなしていて、
前記基準平面と前記ホース接続パイプの外周面とが交差する2つの位置を第1位置及び第2位置とすると、
前記前側斜面の前端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ前側仮想直線と、前記前側斜面の後端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かって離れる位置関係を有し、
前記前側仮想直線が前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側又は後側に向かうように延びているホース接続パイプ。 A hose connection pipe that is inserted into the inside of a hose from the front end side and has a plurality of annular locking projections formed on its outer circumferential surface,
Each of the annular locking projections has a front inclined surface that decreases in diameter from its tip toward the front end,
The front inclined surface has a width that varies depending on a circumferential position,
The hose connection pipe is provided with an introduction portion having a cylindrical or tapered outer circumferential surface forward of the annular locking projection at the most forward end side, and the front side inclined surface of the annular locking projection intersects with the outer circumferential surface of the introduction portion ,
The plurality of annular engaging projections are shaped symmetrically with respect to a reference plane including a central axis of the hose connecting pipe,
When two positions where the reference plane and the outer circumferential surface of the hose connection pipe intersect are defined as a first position and a second position,
a front virtual straight line connecting the first position and the second position at a front end edge of the front slope and a rear virtual straight line connecting the first position and the second position at a rear end edge of the front slope have a positional relationship in which one of the first position and the second position moves away from the other,
The front imaginary straight line extends toward the front or rear as it moves from one of the first position and the second position to the other .
各前記環状係止突部は、その先端から前記前端に向かうにつれて縮径する前側斜面を有し、
前記前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違し、
前記ホース接続パイプのうち一番前端側の前記環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有する導入部が備えられ、その導入部の前記外周面に前記環状係止突部の前記前側斜面が交差し、
前記複数の環状係止突部は、前記ホース接続パイプの中心軸を含んだ基準平面に対して左右対称な形状をなしていて、
前記基準平面と前記ホース接続パイプの外周面とが交差する2つの位置を第1位置及び第2位置とすると、
前記前側斜面の前端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ前側仮想直線と、前記前側斜面の後端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かって離れる位置関係を有し、
前記環状係止突部には、前記前側仮想直線と前記後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側又は後側の同じ側に向かうように延びている第1の環状係止突部が含まれているホース接続パイプ。 A hose connection pipe that is inserted into the inside of a hose from the front end side and has a plurality of annular locking projections formed on its outer circumferential surface,
Each of the annular locking projections has a front inclined surface that decreases in diameter from its tip toward the front end,
The front inclined surface has a width that varies depending on a circumferential position,
The hose connection pipe is provided with an introduction portion having a cylindrical or tapered outer circumferential surface forward of the annular locking projection at the most forward end side, and the front side inclined surface of the annular locking projection intersects with the outer circumferential surface of the introduction portion,
The plurality of annular engaging projections are shaped symmetrically with respect to a reference plane including a central axis of the hose connecting pipe ,
When two positions where the reference plane and the outer circumferential surface of the hose connection pipe intersect are defined as a first position and a second position,
a front virtual straight line connecting the first position and the second position at a front end edge of the front slope and a rear virtual straight line connecting the first position and the second position at a rear end edge of the front slope have a positional relationship in which one of the first position and the second position moves away from the other,
The hose connection pipe includes a first annular locking protrusion in which the front imaginary straight line and the rear imaginary straight line extend toward the same side, either the front side or the rear side, as they move from one of the first position and the second position to the other .
各前記環状係止突部は、その先端から前記前端に向かうにつれて縮径する前側斜面を有し、
前記前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違し、
前記ホース接続パイプのうち一番前端側の前記環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有する導入部が備えられ、その導入部の前記外周面に前記環状係止突部の前記前側斜面が交差し、
前記複数の環状係止突部は、前記ホース接続パイプの中心軸を含んだ基準平面に対して左右対称な形状をなしていて、
前記基準平面と前記ホース接続パイプの外周面とが交差する2つの位置を第1位置及び第2位置とすると、
前記前側斜面の前端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ前側仮想直線と、前記前側斜面の後端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かって離れる位置関係を有し、
前記環状係止突部には、前記前側仮想直線と前記後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側及び後側の一方側と他方側とに向かうように延びている第2の環状係止突部が含まれているホース接続パイプ。 A hose connection pipe that is inserted into the inside of a hose from the front end side and has a plurality of annular locking projections formed on its outer circumferential surface,
Each of the annular locking projections has a front inclined surface that decreases in diameter from its tip toward the front end,
The front inclined surface has a width that varies depending on a circumferential position,
The hose connection pipe is provided with an introduction portion having a cylindrical or tapered outer circumferential surface forward of the annular locking projection at the most forward end side, and the front side inclined surface of the annular locking projection intersects with the outer circumferential surface of the introduction portion,
The plurality of annular engaging projections are shaped symmetrically with respect to a reference plane including a central axis of the hose connecting pipe,
When two positions where the reference plane and the outer circumferential surface of the hose connection pipe intersect are defined as a first position and a second position,
a front virtual straight line connecting the first position and the second position at a front end edge of the front slope and a rear virtual straight line connecting the first position and the second position at a rear end edge of the front slope have a positional relationship in which one of the first position and the second position moves away from the other,
The hose connection pipe includes a second annular locking protrusion in which the front imaginary straight line and the rear imaginary straight line extend toward one side and the other side of the front and rear as they move from one of the first position and the second position to the other .
各前記環状係止突部は、その先端から前記前端に向かうにつれて縮径する前側斜面を有し、
前記前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違し、
前記ホース接続パイプのうち一番前端側の前記環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有する導入部が備えられ、その導入部の前記外周面に前記環状係止突部の前記前側斜面が交差し、
前記複数の環状係止突部は、前記ホース接続パイプの中心軸を含んだ基準平面に対して左右対称な形状をなしていて、
前記基準平面と前記ホース接続パイプの外周面とが交差する2つの位置を第1位置及び第2位置とすると、
前記前側斜面の前端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ前側仮想直線と、前記前側斜面の後端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かって離れる位置関係を有し、
前記環状係止突部には、前記第1位置から前記第2位置に向かうに従って前記前側斜面の幅が徐々に広くなる前側の環状係止突部と、前記前側の環状係止突部の後側に配置されて、前記第2位置から前記第1位置に向かうに従って前記前側斜面の幅が徐々に広くなる後側の環状係止突部とが含まれていて、
前記前側の環状係止突部の前記後側仮想直線と、前記後側の環状係止突部の前記前側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かうに従って前側又は後側の同じ側に向かうように延びているホース接続パイプ。 A hose connection pipe that is inserted into the inside of a hose from the front end side and has a plurality of annular locking projections formed on its outer circumferential surface,
Each of the annular locking projections has a front inclined surface that decreases in diameter from its tip toward the front end,
The front inclined surface has a width that varies depending on a circumferential position,
The hose connection pipe is provided with an introduction portion having a cylindrical or tapered outer circumferential surface forward of the annular locking projection at the most forward end side, and the front side inclined surface of the annular locking projection intersects with the outer circumferential surface of the introduction portion,
The plurality of annular engaging projections are shaped symmetrically with respect to a reference plane including a central axis of the hose connecting pipe,
When two positions where the reference plane and the outer circumferential surface of the hose connection pipe intersect are defined as a first position and a second position,
a front virtual straight line connecting the first position and the second position at a front end edge of the front slope and a rear virtual straight line connecting the first position and the second position at a rear end edge of the front slope have a positional relationship in which one of the first position and the second position moves away from the other,
the annular locking protrusion includes a front annular locking protrusion, the width of the front inclined surface of which gradually increases from the first position to the second position, and a rear annular locking protrusion, the rear annular locking protrusion being disposed rearward of the front annular locking protrusion, the width of the front inclined surface of which gradually increases from the second position to the first position,
a hose connection pipe in which the rear imaginary straight line of the front annular locking protrusion and the front imaginary straight line of the rear annular locking protrusion extend toward the same side, either the front or the rear, as they move from one of the first position and the second position to the other .
各前記環状係止突部は、その先端から前記前端に向かうにつれて縮径する前側斜面を有し、
前記前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違し、
前記ホース接続パイプのうち一番前端側の前記環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有する導入部が備えられ、その導入部の前記外周面に前記環状係止突部の前記前側斜面が交差し、
前記複数の環状係止突部は、前記ホース接続パイプの中心軸を含んだ基準平面に対して左右対称な形状をなしていて、
前記基準平面と前記ホース接続パイプの外周面とが交差する2つの位置を第1位置及び第2位置とすると、
前記前側斜面の前端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ前側仮想直線と、前記前側斜面の後端縁における前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ後側仮想直線とが、前記第1位置及び前記第2位置の一方から他方に向かって離れる位置関係を有し、
前記第1位置及び前記第2位置から90度離れた第3位置を通過するホース接続パイプの径方向から前記環状係止突部を見ると、前記前側斜面の前記前端縁は、前側に向かって膨らむように湾曲しているホース接続パイプ。 A hose connection pipe that is inserted into the inside of a hose from the front end side and has a plurality of annular locking projections formed on its outer circumferential surface,
Each of the annular locking projections has a front inclined surface that decreases in diameter from its tip toward the front end,
The front inclined surface has a width that varies depending on a circumferential position,
The hose connection pipe is provided with an introduction portion having a cylindrical or tapered outer circumferential surface forward of the annular locking projection at the most forward end side, and the front side inclined surface of the annular locking projection intersects with the outer circumferential surface of the introduction portion,
The plurality of annular engaging projections are shaped symmetrically with respect to a reference plane including a central axis of the hose connecting pipe,
When two positions where the reference plane and the outer circumferential surface of the hose connection pipe intersect are defined as a first position and a second position,
a front virtual straight line connecting the first position and the second position at a front end edge of the front slope and a rear virtual straight line connecting the first position and the second position at a rear end edge of the front slope have a positional relationship in which one of the first position and the second position moves away from the other,
When the annular locking protrusion is viewed from a radial direction of the hose connection pipe passing through the first position and a third position that is 90 degrees away from the second position, the front end edge of the front inclined surface of the hose connection pipe is curved so as to bulge toward the front side .
各前記環状係止突部は、その先端から前記前端に向かうにつれて縮径する前側斜面を有し、
前記前側斜面は、周方向の位置に応じて幅が相違し、
前記ホース接続パイプのうち一番前端側の前記環状係止突部より前側に、円筒状又はテーパー状の外周面を有する導入部が備えられ、その導入部の前記外周面に前記環状係止突部の前記前側斜面が交差し、
前記ホース接続パイプのうち一番後端側の前記環状係止突部より後側には、前記ホース接続パイプの外周面から突出し、前記導入部と略同一外径の円環状をなした基端側環状突部が備えられているホース接続パイプ。 A hose connection pipe that is inserted into the inside of a hose from the front end side and has a plurality of annular locking projections formed on its outer circumferential surface,
Each of the annular locking projections has a front inclined surface that decreases in diameter from its tip toward the front end,
The front inclined surface has a width that varies depending on a circumferential position,
The hose connection pipe is provided with an introduction portion having a cylindrical or tapered outer circumferential surface forward of the annular locking projection at the most forward end side, and the front side inclined surface of the annular locking projection intersects with the outer circumferential surface of the introduction portion,
The hose connection pipe is provided with a base end side annular protrusion protruding from an outer peripheral surface of the hose connection pipe rearward of the annular locking protrusion at the rearmost end of the hose connection pipe and having a circular shape with approximately the same outer diameter as the introduction portion .
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