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JP7568370B2 - 生体センサ - Google Patents

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JP7568370B2 JP2022511903A JP2022511903A JP7568370B2 JP 7568370 B2 JP7568370 B2 JP 7568370B2 JP 2022511903 A JP2022511903 A JP 2022511903A JP 2022511903 A JP2022511903 A JP 2022511903A JP 7568370 B2 JP7568370 B2 JP 7568370B2
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Description

本発明は、生体センサに関する。
心電(ECG:electrocardiography)波形、脈波、脳波、筋電信号等の生体信号を検知するセンサに乾式電極を用いる場合、センサの表面に電極を露出させ、皮膚に直接、電極を接触させて生体電位を計測する。このとき、電極と皮膚が安定して接触していることが望ましい。生体適合性のあるポリマー基板の表面に電極を配置し、皮膚に貼り付けてデータを検出する構成が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
生体センサの電極を直接皮膚に接触させて測定する場合、装着位置によっては、体動の影響により電極に伸縮、歪み等が生じることがある。電極に伸縮、歪み等が生じると皮膚からはがれやすくなり、接触インピーダンスが増大する。電極と皮膚との接触状態は、汗や分泌物に含まれる水分によっても悪化し、ノイズの一因となる。長期間にわたって生体センサを装着するときは、電極と皮膚の間に汗等が蓄積されて、皮膚に痒みを生じることもある。生体センサは、通気性とノイズ抑制効果の両方を備えていることが望ましい。
本発明は、通気性とノイズ抑制効果を備え、安定して生体信号を検出することのできる生体センサを提供することを目的とする。
本発明のひとつの側面では、生体センサは、皮膚の表面から生体情報を検知する電極アセンブリを有し、
前記電極アセンブリは、前記皮膚との接触面から順に、電極、親水性の基材、及び、剛性のカバー、がこの順で配置されており、
前記親水性の基材と前記剛性のカバーの間に空間が設けられている。
上記の構成により、通気性とノイズ抑制効果を実現し、安定して生体信号を検出することができる。
実施形態の生体センサの上面図である。 実施形態の生体センサの底面図である。 生体センサのセンサユニットの模式図である。 センサユニットの変形例である。 生体センサで用いられる電子部品の組み立て工程図である。 電極アセンブリの模式図であり、(A)は上面図、(B)はA-A'断面図である。 電極アセンブリをトップカバーとケーシングで覆った状態の断面図である。 電極アセンブリをトップカバーとケーシングで覆った別の構成の断面図である。 電極の設計例を示す図である。 図7の電極構成を用いた測定の評価結果である。 剛性のカバーを評価するシステムの模式図である。 図9の評価システムの底面図と上面図である。 非伸縮性フィルムを配置しないときのECG波形とそのFFTである。 一対の電極をカバーするワンピース型の非伸縮性フィルムを設けたときのECG波形とそのFFTである。 一対の電極の各々を個別にカバーするセパレート型の非伸縮性フィルムを設けたときのECG波形とそのFFTである。 電極と同じ大きさの開口を持つ非伸縮性フィルムを設けたときのECG波形とそのFFTである。 電極よりも大きい開口を持つ非伸縮性フィルムを設けたときのECG波形とそのFFTである。 電極サンプルに非伸縮性の支持層を用いたときと、伸縮性の支持層を用いたときのECG波形を比較する図である。
発明者は、体動などに起因する電極の歪や伸縮を抑制するとともに、皮膚と接触する電極まわりの通気性を改善することで、生体センサのノイズが低減され、安定した信号測定が可能になることを見いだした。通気性の改善は、装着感の改善と、連続使用可能な期間の延長にもつながる。以下で、生体センサの具体的な構成を説明する。
<生体センサの構成>
図1は、実施形態の生体センサ1の上面図である。生体センサ1が装着される面、すなわち皮膚と接触する面をX-Y面とし、X-Y面と直交する方向をZ方向とする。便宜上、+Z方向にある生体センサ1の上面側を「上側」、-Z方向を「下側」とする。上面図で、全体を収容するケーシング120の形状は実線で描かれ、ケーシング120の内部に収容される実質的なセンサユニットは、破線で描かれている。
図1の構成例では、生体センサ1の主要部はケーシング120の内部に収容されているが、ケーシング120は必須ではなく、省略可能である。ケーシング120を用いる場合は、ケーシング120の端部に通気孔125が設けられる。ケーシング付きの状態で生体センサ1を装着する時間が長くなっても、汗、湿気、熱などを通気孔125から外に逃がすことができる。
生体センサ1は、電子部品150と、電子部品150に電気的に接続される一対の電極アセンブリ30を有する。電極アセンブリ30が配置される面が皮膚との接触面になる。
電極アセンブリ30は、後述するように、皮膚との接触面から順に、電極10、親水性の基材25、及び、電極10とその周辺領域を覆う剛性のカバー31が、この順で配置されている。親水性の基材25と剛性のカバー31の間には、空間または空気層が設けられている。電極アセンブリ30のこの積層構造によって、通気性が確保され、かつ電極10の伸縮、歪みが抑制されて、低ノイズ特性が実現される。電極アセンブリ30の詳細は、図5以降を参照して説明する。
図1では、一対の電極アセンブリ30を用いて、シングルチャネルで生体情報を取得するが、この構成に限定されない。2つの差動の電極アセンブリ30と、1つのグランド用の電極アセンブリを用いてもよいし、2対以上の電極アセンブリ30を用いてマルチチャネルで生体情報を取得してもよい。電極アセンブリ30を皮膚と接触させて生体センサ1を生体に貼り付けることで、ウエアラブルなセンサが実現する。
ケーシング120は、電極アセンブリ30と電子部品150の配置位置に対応して、便宜上、3つの領域101、102、103で示されているが、一体成型可能である。電子部品150を収容する領域102の両側に、一対の電極アセンブリ30のそれぞれが配置される領域101と103が設けられている。
ケーシング120の両端の通気孔125は、電極10が配置される位置よりも外側に設けられている。上述のように、通気孔125を設けることで、汗、分泌など、皮膚から発散される水分を逃がして、電極アセンブリ30に対する水分の影響を低減することができる。
電極アセンブリ30は、配線160によって電子部品150と接続されている。電極アセンブリ30はプローブとして機能し、測定時に皮膚と接触して生体信号を検知する。電極アセンブリ30で検知された生体信号は、電子部品150で処理され、保存される。
領域101と103の少なくとも一方と、中央の領域102との境界に、ノッチ106が形成されていてもよい。ノッチ106を設けることで、ケーシング120が長軸方向(X方向)で屈曲しやすくなる。生体センサ1全体として、生体の表面形状への追従性が良くなり、電極アセンブリ30の皮膚表面からの剥がれを抑制できる。
図2は、生体センサ1の底面図である。皮膚との接触面となる底面(貼付面)に、電極10が露出している。図2では省略されているが、生体センサ1の底面のうち、電極10を除く領域に粘着層を設けてもよい。粘着層を設けることで、電極10を含むセンサユニットを皮膚に固定することができる。
図3Aは、生体センサ1で用いられるセンサユニット100を底面側、すなわち-Z方向から見た模式図である。センサユニット100は、生体センサ1の主要部であり、電子部品150と、電子部品150に電気的に接続される一対の電極アセンブリ30を含む。
電子部品150は、全体が防水フィルム141で保護されている。後述するように、電子部品150は、集積回路(IC)チップ、バッテリー等を含み、動作の信頼性の観点から耐湿性を有することが望ましい。
防水フィルム141は、疎水性と粘着性を有する不織布、疎水性の樹脂などで形成されている。撥水性を高めるために、防水フィルム141の表面に撥水加工がなされていてもよい。撥水加工として、不織布や疎水性樹脂の表面を、薄いシリコーン樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、その他の適切な材料でコーティングしてもよい。
電極アセンブリ30は、-Z方向からみると、電極10、親水性の基材25、及び剛性のカバー31がこの順で配置され、裏面側に電極10が露出している。電極10は、配線160、及び接続部161によって、電子部品150に接続されている。電極10を含む電極アセンブリ30の裏面が、生体との接触面Pcontである。電極10で検知された生体信号は、電子部品150で処理され、一定期間にわたって記録される。
電極10は、たとえば、高分子材料で形成されている。高分子材料は、金属材料と比較して、柔軟性、耐酸化性などに優れ、皮膚との直接接触に適している。電極10は、導電性高分子とバインダー樹脂を含む導電性組成物で形成されてもよい。導電性高分子として、ポリチオフェン、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリフェニレンビニレン、これらのうちの一種類、または二種類以上の組み合わせを用いることができる。一例として、ポリチオフェン化合物、特に、生体との接触インピーダンスがより低く、高い導電性を有する点から、ポリ3、4-エチレンジオキシチオフェン(PEDOT)にポリスチレンスルホン酸(ポリ4-スチレンサルフォネート;PSS)をドープしたPEDOT-PSSを用いる。別の例として、電極10は、カーボンナノ粒子、カーボンナノチューブ、カーボンナノバッド、銀ナノワイヤなどの導電性フィラーと、ポリマーとの混合物で形成されていてもよい。
バインダー樹脂は、水溶性高分子でも水不溶性高分子でもよいが、導電性組成物に含まれる他の成分との相溶性の観点から、実施形態では、水溶性高分子を用いる。水溶性高分子は、水には完全に溶けず、親水性を有する高分子(親水性高分子)を含む。水溶性高分子として、ヒドロキシル基含有高分子等を用いることができる。ヒドロキシル基含有高分子として、アガロース等の糖類、ポリビニルアルコール(PVA)、変性ポリビニルアルコール、又はアクリル酸とアクリル酸ナトリウムとの共重合体等を用いることができる。これらは、一種単独で用いてもよいし、二種以上併用してもよい。これらの中でも、ポリビニルアルコール、又は変性ポリビニルアルコールが好ましく、変性ポリビニルアルコールがより好ましい。
電極10には、1つ以上の孔15が形成されている。生体センサ1が被測定者の皮膚に装着されると、親水性の基材25が、孔15を介して、皮膚と接触する。親水性の基材25は、親水性かつ接着性のあるテープ基材であり、孔15を介して皮膚に押圧されて、電極10を皮膚の所定位置に保持する。孔15の径は、通気性と接着性の観点から、2mm以上、8mm以下が好ましく、より好ましくは、3mm以上、8mm以下、さらに好ましくは5mm以上、8mm以下である。電極10に設けられる孔15の形状は、円形に限定されず、楕円、長円、矩形、三角形、多角形などの孔でもよい。
孔15の径が上記の範囲であれば、親水性の基材25が孔15を通して皮膚に接着し、通気性を確保しながら、電極10と皮膚との接触を維持できる。発汗時や長期間にわたって(たとえば1週間)生体センサ1を用いる場合は、孔15の径が5mm以上、8mm以下であるのが好ましい。
低ノイズで生体信号を取得するために、孔15と電極10のエッジの間に一定の間隔が保たれていることが望ましい。電極10に一定幅以上の導電パスを持たせることで、生体信号取得の信頼性が向上する。導電パスの幅を十分広くとることができれば、一つの電極10に、径が5~6mmの孔を2つ配置する構成であってもよい。
電極10の形状としては、装着者の皮膚表面に保持されて生体信号を検知することができれば、特に限定はないが、親水性の基材25の輪郭に沿った形状であるのが好ましい。生体との接触面積を広くとって、信号対雑音比を向上できるからである。電極10の形状の例は、図7を参照して後述する。親水性の基材25として、たとえば、日東電工株式会社製のキネシオロジーテープを使用できる。キネシオロジーテープは、皮膚刺激の少ないアクリル系粘着剤を使用し、かつ親水性を有する。使用時は、皮膚がひきつることなく肌と密着して、汗などの水分を吸収することができる。使用後は、肌に粘着剤が残らない。
親水性の基材25の電極10と反対側の面に、剛性のカバー31が配置されている。剛性のカバー31は、可撓性ではあるが、電極10及び親水性の基材25と比較して剛性が高い。電極10に対応する領域を、剛性のカバー31で取り囲むことで、体動等に伴う電極10の伸縮や歪みが抑制され、電極10と皮膚との接触性が維持される。
後述するように、剛性のカバー31に、貫通孔設けられていてもよい。貫通孔は通気孔として機能し、電極アセンブリ30の通気性が向上する。
電子部品150と電極アセンブリ30を含むセンサユニット100の全体が、非常にフレキシブルであり、皮膚への追従性が高い。センサユニット100がケーシング120の内部に収容されるときは、生体センサ1の裏面の電極10を除く領域に粘着層を設けて、生体センサ1を皮膚に固定してもよい。
図3Bは、センサユニットの変形例を示す。センサユニット100Aは、図3Aのセンサユニット100に、トップカバー40a、40b、40cを設けた構成である。図3Bは、センサユニット100Aの裏面側、すなわち、-Z方向から見た図であり、電極10が最表面に位置する。
トップカバー40a~40cは、通気性、かつ親水性の接着カバーである。防水フィルム141で保護された電子部品150は、トップカバー40bで覆われる。一対の電極アセンブリ30は、それぞれトップカバー40aと40bで覆われる。
トップカバー40bは電子部品150のサイズよりも大きい。トップカバー40a、40bは、電極アセンブリ30よりも大きい。使用時に、トップカバー40a、40b、40cによって、センサユニット100Aが皮膚に固定される。トップカバー40a~40cは、通気性、親水性に加えて低刺激であることが望しい。一例として、日東電工株式会社製の「Kino white」などのアクリル系テープを用いることができる。
電極アセンブリ30と電子部品150に、個別のトップカバー40a、40b、及び40cを用いることで、センサユニット100Aの柔軟性を高く維持して、被測定者の皮膚に固定することができる。トップカバー40a~40cを設ける場合はケーシング120そのものを用いなくてもよい。
図4は、生体センサ1で用いられる電子部品150の組み立て工程を示す。防水フィルム141の所定の領域に、電気的な絶縁層142を配置する。絶縁層142は、ICチップが配置される位置に設けられ、たとえば、エポキシ樹脂などの絶縁樹脂で形成される。
絶縁層142の上にICチップ145を配置する。ICチップ145から、接続部161を有する配線160が延びている。防水フィルム141の所定の位置にバッテリー180を配置する。バッテリー180はICチップ145と電気的に接続されて、ICチップ145にパワーを供給する。
ICチップ145とバッテリー180を配置した後に、防水フィルム141を二つ折りにして貼り合わせる。配線160は、張り合わされた防水フィルム141の外に引き出されている。配線160の先端の接続部161に、電極アセンブリ30の電極10が接続される。
図5は、電極アセンブリ30の模式図である。図5の(A)は上面図、(B)は(A)のA-A'断面図である。電極アセンブリ30は、皮膚との接触面Pcontの側から、電極10、親水性の基材25、及び剛性のカバー31がこの順に配置されている。
基材25は、電極10と、その周囲を覆っている。電極10の周囲を親水性の基材25で覆うことで、生体センサ1の装着中に、汗などの水分を外部へ逃がすことができる。
基材25を覆って、基材25及び電極10よりも剛性の高いカバー31が配置されている。基材25と剛性のカバー31の間に、空間(または空気層)33が形成されている。空間33は通気性に寄与するとともに、外部からの衝撃の緩衝材となり得る。生体センサ1を装着したユーザの衣服の擦れや、手などの接触によって、生体信号にノイズが混入することを防止できる。
電極10の周囲を覆って剛性のカバー31を配置することで、体動等による電極10の伸縮や歪みが抑制される。日常生活で生体センサ1を装着する際に、装着者の皮膚が大きく伸縮することがあっても、電極10の伸縮は剛性のカバー31によって抑制される。電極10の伸び、ずれなどに起因する接触インピーダンスの増大が抑制され、良好な生体信号波形が取得される。
図5では、矩形の剛性のカバー31が用いられているが、この例に限定されない。剛性のカバー31を、電極10の輪郭に沿った形状にする場合は、より効果的に電極10の伸縮/歪みを抑制することができる。
図6Aは、電極アセンブリ30をトップカバー40とケーシング120で覆った状態の断面図である。図3Bに示したように、センサユニット100Aにトップカバー40を設けるときは、生体センサ1の使用時に、電極アセンブリ30はトップカバー40に覆われる。トップカバー40は、通気性と親水性を有する可撓性の接着フィルムである。トップカバー40により、電極アセンブリ30の全体が皮膚に密着される。
ケーシング120は、必須ではないが、生体センサ1を長期間にわたって使用するときには、センサユニット100Aの全体を保護することができる。ケーシング120は、シリコーンゴム、ウレタンなどの軟質樹脂で形成され得る。ケーシング120の両端に通気孔125が設けられているので、親水性の基材25に吸い取られた水分、汗、分泌物などを、生体センサ1の外部に逃がすことができる。
図6Bは、電極アセンブリ30とトップカバー40とケーシング120で覆った別の構成例を示す。図6Bでは、剛性のカバー31に貫通孔32が設けられている。貫通孔32は、空間33内にこもる汗などの水分、湿気、熱などを逃がすことができる。この場合、外からの水の侵入を防ぎ、かつ空気を通すことのできる多孔質膜35で貫通孔32を覆うことが望ましい。多孔質膜35として、たとえば、「TEMISH」(日東電工株式会社の登録商標)を用いることができる。剛性のカバー31に貫通孔32を設ける場合、トップカバー40とケーシング120の少なくとも一方に、貫通孔32と対応する位置、またはその近傍に、貫通孔を設けてもよい。図6Bでは、トップカバー40に貫通孔42が形成され、ケーシング120に、通気孔125とは別に貫通孔126が形成されているが、貫通孔42、及び126は必須ではない。積層方向で、貫通孔32、貫通孔42、及び通気孔125の少なくとも一部がオーバーラップしていてもよい。これにより、生体センサ1の使用時に、通気性を担保することができる。
<電極の設計例>
図7は、電極10の設計例を示す。電極10は、良導性の導電層11で形成され、皮膚との良好な接触が維持される形状に設計されている。皮膚表面からの電極10の剥がれを抑制するために、導電層11に孔15が形成されている。
生体センサ1の使用時に電極アセンブリ30が皮膚に押圧されると、孔15の中に露出している親水性の基材25が皮膚に押圧されて、電極10を皮膚に接着保持する。皮膚と電極10との接触を安定化するために、孔15はある程度の大きさを持ち、かつ、導電層11に形成される信号検知のための導電パスが阻害されないように配置される。
皮膚と電極10との接触面積を確保するために、電極10の全体の面積は、80mm以上、より好ましくは100mm以上である。孔15の径は、通気性と接着性を両立させるために2mm~8mm、より好ましくは、3mm~8mm、さらに好ましくは5mm~8mmの範囲である。
図7の(A)で、矩形の電極10に、2つの孔15が短辺に沿って形成されている。導電層11に形成される導電パスの最小幅Pminは、電極10のエッジと孔15の間の距離、または2つの孔15の間の距離である。Pminを広く保つために、2つの孔15を電極10の長辺に沿って配置してもよい。2つの孔15で電極10を皮膚に接着することができるので、孔15の径は、2~6mm程度でもよい。
図7の(B)で、U字型の電極10に、一つの孔15が形成されている。電極10の輪郭は、生体センサ1の両端部の輪郭に沿って円弧型に湾曲していてもよい。導電層11に形成される導電パスの最小幅Pminは、電極10のエッジと孔15の間の距離である。
図7の(C)で、矩形の電極10に、長円の孔15が短辺に沿って形成されている。導電層11に形成される導電パスの最小幅Pminは、電極10のエッジと孔15の間の距離である。長円に替えて、楕円形の孔15を形成してもよい。
図7の(D)と(E)は、(B)のU字電極の変形例であり、湾曲部と反対側の基部の形状を変えている。基部の直線部分は、配線160の接続部161を受け取る領域である。基部の形状は、配線160と電極10の間の電気的な接続がとれれば、適切な形状に設計可能である。
図8は、図7の(A)の電極10を用いた評価結果である。電極10の大きさを一定(280mm)にして、孔15の径と配置の異なる複数のサンプルを容易して、生体信号を測定する。各サンプルで、電極10と反対側の基材表面に剛性のカバー31を設け、一対の電極サンプルを皮膚に接着して測定した。
左端のカラムは孔径(mm)、左から2番目のカラムは、導電パスの最小幅Pmin(mm)、右端のカラムは評価結果である。評価結果は、1日経過後のモニタ結果と、7日経過後のモニタ結果を示し、それぞれが正常時と発汗時のモニタ結果を含む。二重丸は、良好な生体信号波形が得られ、皮膚と電極10の間の接触が損なわれなかったことを示す。三角マークは、皮膚と電極10の間の接触がいくらか損なわれているために信号に多少ノイズが混入するが、比較的安定して生体信号波形が得られたことを示す。クロスマークは、ノイズにより生体信号波形が劣化していることを示す。
孔15の直径を2mm、導電パスの最小幅Pminを2mmに設定した配置では、電極10に5個の孔15(中央に1つ、その周囲に4つ)が形成されている。正常状態で、1日間の測定であれば、安定した信号波形が得られる。汗をかいた状態や7日経過後の測定では信号波形が劣化する。
クロスマークの評価のうち、アスタリスクが1つのものは、強い発汗の後、30分で電極アセンブリ30と皮膚の界面で剥がれが生じ、測定ができなくなった。アスタリスクが2つのものは、電極10と皮膚の界面に湿気が蓄積され、感圧接着剤と皮膚との接触が徐々に損なわれたものを示す。
孔15の直径を3mm、導電パスの最小幅Pminを3mmに設定した配置では、電極10に4個の孔15が2×2の配列で形成されている。正常状態であれば、7日経過後も比較的安定した生体信号波形が得られる。7日経過後の強い発汗の後では、生体信号波形にノイズが混入して波形が劣化する。
孔の径が5mm以上のときは、モニタ条件にかかわらず、良好な生体信号波形が得られる。孔の径が5mmと6mmで、カッコ外の数値は、孔15を2つ配置したときの導電パス最小幅Pminを示し、カッコ内の数値は、電極10の中央に一つの孔15を配置したときの導電パス最小幅Pminである。孔15の径が8mmのときは、電極10の中央に一つの孔15を配置して、3mmの導電パス最小幅Pminを確保する。
この測定結果から、電極10を親水性の基材25を覆う構成で、電極10に形成される孔15の直径は、一日の使用であれば2mm~8mmである。生体センサ1を連続して一週間装着する場合は、孔15の径は3mm~8mm、より好ましくは5mm~8mmである。なお、長円や楕円の場合、径は短径と長径の平均値とする。
<剛性のカバーの評価>
図9は、剛性のカバー31の評価システム20Sの模式図、図10は、図9の評価システムの底面図(A)と上面図(B)である。電極10を親水性の基材25で保持し、基材25の電極10と反対側の面に、非伸縮性フィルム60を配置する。非伸縮性フィルム60で、剛性のカバー31を模擬する。非伸縮性フィルム60は可撓性を有するが、基材25と電極10よりも剛性が高く、変形しにくい。
電極10の下面の一部を絶縁層22で覆って、電極10のサイズを14mm×20mmに固定する。電極10に、直径5mmの孔を長辺(長さL)の方向に沿って、2つ配置する。電極10Sは、PEDOT-PSSで形成されており、導電性のフック21でECGモニタに接続されている。
非伸縮性フィルム60の配置領域を変えてECG波形を測定する。図10の(B)で、非伸縮性フィルム60に形成された開口65は、電極10の露出状態を変えるためのものであり、開口65で空間33が模擬される。開口65として、電極10のサイズと同じサイズの開口(図中で、一点鎖線で表示)と、電極10よりも大きい開口の2通りが形成される。
図11A~図11Eは、非伸縮性フィルム60を用いた測定結果である。図11A~図11Eを通して、(a)はECG波形、(b)はその高速フーリエ変換(FFT)スペクトルである。ECG波形の横軸は時間[秒]、縦軸は電位[V]である。FFTスペクトルの横軸は周波数[Hz]、縦軸は大きさ(Magnitude)である。ECG波形のみでは、ピークと同じ周波数で発生する隠れノイズを評価することが困難なので、FFTスペクトルでノイズの状態を観察する。
図11Aは、非伸縮性フィルム60でカバーしないときの測定結果である。非伸縮性フィルム60を用いないので、基材25の上面は全面が空気層に解放されており、基材25と電極10に対する物理的な拘束はない。
ECG波形をみると、波形の開始点から、次の波形の開始点までを結んだ線であるベースラインが安定している。FFTスペクトルでは、0.5Hzまでのノイズに対する信号ピークの比(SNR)は、6.6である。この値を評価の基準にする。
図11Bは、ワンピース型の非伸縮性フィルム60で、一対の電極を覆ったときの測定結果である。このモデルでは、一対の電極10に対応する基材25の表面領域は、非伸縮性フィルム60で覆われるが、基材25と非伸縮性フィルム60の間に空間または空気層が設けられていない。
ECG波形をみると、ベースラインが大きく変動し、波形の上下位置も変動している。FFTスペクトルのSNRは、3.0と低くなる。非伸縮性フィルム60によって電極10が完全に拘束された結果、外部の振動等が直接、電極10に伝わって、ノイズが増大するためと考えられる。
図11Cは、ツーピース型の非伸縮性フィルム60で一対の電極のそれぞれを個別に覆ったときの測定結果である。このモデルでは、個々の電極10に対応する基材25の表面領域が非伸縮性フィルム60で覆われる。
ECG波形をみると、ベースラインが、図10Bよりもさらに大きく変動し、波形の上下位置も変動している。FFTスペクトルのSNRは、2.3とさらに低くなる。非伸縮性フィルム60によって個々の電極10に対応する基材25の領域が覆われた結果、個別の非伸縮性フィルム60から対応する電極10に伝達される振動が増大したためと考えられる。
図11Dは、開口65付きの非伸縮性フィルム60で、電極10の周辺を覆ったときの測定結果である。開口65は、電極10と同じサイズに形成されている。電極10の伸縮または歪みは、周囲を囲む非伸縮性フィルム60によって拘束され、かつ、電極10に対応する領域の基材25は、開口65によって解放されている。
ECG波形をみると、ベースラインが一定で、均一なECG波形が得られている。FFTスペクトルのSNRは、10.0と非常に高い。周囲を囲む非伸縮性フィルム60によって電極10の伸縮が抑制される一方で、空気層により外部からの振動の伝達が緩和されるためと考えられる。
図11Eは、開口65付きの非伸縮性フィルム60で、電極10の周辺を覆ったときの測定結果である。開口65は、電極10よりも大きいサイズに形成されている。具体的には、図10のW方向に沿って、電極10の両側に3mmずつ空間を拡げた開口65を形成する。開口65のL方向のサイズは、電極10の長辺の長さと同じである。電極10の伸縮または歪みは、周囲を取り囲む非伸縮性フィルム60によって拘束される。開口65がW方向に若干広くても、十分に電極10の変形が拘束される。電極10に対応する基材25の表面領域は、開口65によって解放されている。
ECG波形をみると、ベースラインの傾きが一定であり、均一なECG波形が得られている。FFTスペクトルのSNRは、7.5と高い。非伸縮性フィルム60によって電極10の伸縮(特にL方向への伸縮)が抑制される一方で、空気層により外部からの振動の伝達が緩和されるためと考えられる。
図11A~図11Eの結果から、非伸縮性または剛性のカバー31で電極10の伸縮または変形を拘束し、かつ、基材25と剛性のカバー31の間に空間33または空気層を設けることで、ノイズが抑制された良好な生体信号波形が得られる。空間33は、親水性の基材25で吸収された水分を逃がす役割も果たし、電極アセンブリ30の通気性が向上する。剛性のカバー31に貫通孔32を設けて、空間33を外部と連通させることで、通気性はさらに改善される。
図12は、電極サンプルに、非伸縮性の支持層を用いたときと、伸縮性の支持層を用いたときのECG波形を比較する図である。電極10のサイズを14mm×20mmに固定し、直径6mmの孔を2つ、長軸に沿って配置する。電極10間の距離を固定にして、ECG波形を測定する。実線は非伸縮性の支持層を用いたときのECG波形、破線は伸縮性の支持層を用いたときのECG波形である。
非伸縮性の支持層を用いたときは、測定時間にわたって、ECG波形の電位は±1mV未満の範囲、平均的には、±500μVの範囲にある。これに対し、伸縮性の支持層を用いたときは、測定時間にわたって大きく変動し、特に測定開始5秒間は、±4mVの範囲で激しく変動している。
通常の生活活動をしながら生体信号を測定する場合、伸縮性の支持層は電極10とともに伸縮または変形して、接触インピーダンスが変動し、ノイズ成分が増大する。非伸縮性の支持層、すなわち、可撓性はあるが電極10や親水性の基材25に比べて剛性の高い支持層を用いることで、電極10の伸縮を抑制して、ノイズを低減することができる。
生体センサ1で、電極アセンブリ30に剛性のカバー31を設けることで、体動等にともなう電極10の伸縮を抑制する。剛性のカバー31と親水性の基材25の間に空間33を設けることで、外部からの振動の影響を緩和する。これにより、ノイズの少ない生体信号の測定が可能になる。
親水性の基材25で電極10を保持することで、生体センサ1を長期間装着しても、汗等の水分を逃がすことができる。ケーシング120を用いる場合は、ケーシング120に形成された通気孔125によって、汗、湿気などを外に逃がすことができる。剛性のカバー31に貫通孔32を設ける場合は、基材25と剛性のカバー31の間の空間33が多孔質膜外部に連通して、通気性がさらに改善される。
以上、特定の構成例に基づいて本発明を説明してきたが、本発明は上述した例に限定されない。剛性のカバー31は、電極10の伸縮や変形を抑制し、かつノイズまたは振動を緩和できるかぎり、電極10に合わせて適切な形状に設計可能である。電極10の上方に親水性の基材25を介して空間が形成されるならば、電極10を取り囲む領域で剛性のカバー31の縁と親水性の基材25が直接貼り合わせられていてもよい。
剛性のカバー31の材料、すなわち、可撓性、かつ非伸縮性または剛性を有する材料として、剛性を調整したシリコーンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、天然ゴム等を含有する樹脂を用いてもよい。基材25は、親水性を有するものであれば、感圧接着テープであってもよい。図3Bのように、電極アセンブリ30と電子部品150をトップカバー40a、40b、40cで覆う場合は、ケーシング120を省略してもよい。この場合、センサユニット100Aを生体センサ1として用いることができる。
この出願は、2020年3月30日に日本国特許庁に出願された特許出願第2020-059647号を優先権の基礎とし、その全内容を含むものである。
1 生体センサ
10 電極
11 導電層
15 孔
25 基材
30、30A 電極アセンブリ
31 剛性のカバー
32 貫通孔(第1の貫通光)
35 多孔質膜
40、40a、40b、40c トップカバー
42 貫通孔(第2の貫通孔)
100、100A センサユニット
106 ノッチ
120 ケーシング
125 通気孔
150 電子部品
160 配線
特開2012-10978号公報

Claims (11)

  1. 皮膚の表面から生体情報を検知する電極アセンブリ、を有し、
    前記電極アセンブリは、前記皮膚との接触面から順に、電極、親水性の基材、及び、剛性のカバーが、この順で配置されており、
    前記親水性の基材と前記剛性のカバーの間に空間が設けられている、
    生体センサ。
  2. 前記接触面と反対側で、前記電極アセンブリを覆うケーシング、
    をさらに有し、
    前記ケーシングは、通気孔を有する、
    請求項1に記載の生体センサ。
  3. 前記剛性のカバーは、前記電極及び前記親水性の基材よりも伸縮性が低い、
    請求項1または2に記載の生体センサ。
  4. 前記剛性のカバーは、前記親水性の基材を介して、前記電極の周囲を囲んでいる、請求項1~3のいずれか1項に記載の生体センサ。
  5. 前記剛性のカバーは、前記空間と連通する第1の貫通孔と、前記第1の貫通孔を覆う多孔質膜を有する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の生体センサ。
  6. 前記接触面と反対側で、前記電極アセンブリを覆う粘着性かつ可撓性のトップカバー、
    をさらに有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の生体センサ。
  7. 前記接触面と反対側で、前記電極アセンブリを覆う粘着性かつ可撓性のトップカバー、
    をさらに有し、
    前記トップカバーは、前記第1の貫通孔と対応する位置に第2の貫通孔を有する、請求項5に記載の生体センサ。
  8. 前記剛性のカバーは、前記空間と連通する第1の貫通孔を有し、
    前記ケーシングは、前記第1の貫通孔と対応する位置に第3の貫通孔を有する、
    請求項2に記載の生体センサ。
  9. 前記電極アセンブリと電気的に接続される電子部品、
    をさらに有し、前記電子部品は防水フィルムで保護されている、
    請求項1~8のいずれか1項に記載の生体センサ。
  10. 前記電極は、少なくとも一つの孔を有し、前記孔で前記親水性の基材が露出する、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の生体センサ。
  11. 前記電極の前記孔の径は3mmから8mmの範囲である、請求項10に記載の生体センサ。
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