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JP7567708B2 - サーバ - Google Patents

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JP7567708B2 JP2021121624A JP2021121624A JP7567708B2 JP 7567708 B2 JP7567708 B2 JP 7567708B2 JP 2021121624 A JP2021121624 A JP 2021121624A JP 2021121624 A JP2021121624 A JP 2021121624A JP 7567708 B2 JP7567708 B2 JP 7567708B2
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Description

本開示は、サーバに関し、より特定的には、車両を配車するサーバに関する。
国際公開第2019/225046号(特許文献1)は、ユーザに車両を配車する配車装置を開示する。この配車装置は、ユーザに配車うる候補である候補車両に電気自動車が含まれる場合に、電気自動車のバッテリ残量と、電気自動車が現在地からユーザの乗車位置を経由してユーザの目的地まで走行するのに必要な電力消費量とに基づいて、電気自動車を候補車両とするか否かを判定する。
国際公開第2019/225046号
充電レーンに設置された送電装置から非接触で電力を受電可能に構成された受電装置が搭載された車両が提案されている。たとえ配車前の車両のバッテリが低SOC(State Of Charge)状態であっても、当該車両が配車中に充電レーンを走行することによってバッテリを充電できる。その一方で、バッテリの充電を過度に重視した場合には、たとえば意図的に遠回りするなど車両が充電レーンを長時間走行する結果、ユーザが希望する配車時刻に車両の到着が間に合わない可能性がある。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、充電レーンに設置された送電装置から非接触で電力を受電可能に構成された受電装置が搭載された車両において、バッテリの蓄電量確保と配車時刻の遵守とを両立することである。
本開示のある局面に係るサーバは、車両を配車するサーバであって、プロセッサと、プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶するメモリとを備える。車両は、充電レーンに設置された送電装置から非接触で電力を受電可能に構成された受電装置と、受電装置により受電された電力を用いて充電される走行用のバッテリとを含む。プロセッサは、車両の配車を希望するユーザから配車地点および配車時刻を受け、車両が充電レーンを走行する配車ルートを、車両が配車時刻までに配車地点に到達し、かつ、車両が配車地点に到着した時点で車両が配車地点から目的地まで走行可能な電力量がバッテリに確保されているように決定する。
上記構成においては、車両が配車時刻までに配車地点に到達し、かつ、車両が配車地点に到着した時点で車両が配車地点から目的地まで走行可能な電力量がバッテリに確保されているように配車ルートが決定される。よって、上記構成によれば、バッテリの蓄電量確保と配車時刻の遵守とを両立できる。
本開示によれば、バッテリの蓄電量確保と配車時刻の遵守とを両立できる。
本開示の実施の形態に係る配車システムの全体構成を概略的に示す図である。 車両および配車サーバの構成をより詳細に示す図である。 車両および送電装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態における車両の配車ルートの探索の一例を示す図である。 配車ルート毎の配車地点への到着時刻および配車中に充電される電力量の違いを説明するためのタイムチャートである。 本実施の形態における配車ルート探索処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
[実施の形態]
<システム構成>
図1は、本開示の実施の形態に係る配車システムの全体構成を概略的に示す図である。配車システム100は、複数の車両1と、配車サーバ2と、ユーザ端末3とを備える。
複数の車両1の各々は、走行用のバッテリ16(図3参照)が搭載された電動車両であって、たとえば電気自動車(EV)またはプラグインハイブリッド車(PHV)である。各車両1は、送電装置9(図3および図4参照)から非接触での充電が可能に構成されている。以下、送電装置9による非接触式の充電を「非接触充電」とも称する。
本実施の形態において、車両1は、自動運転が可能な車両である。ただし、車両1が自動運転車両であることは必須ではなく、従来の手動運転型の車両であってもよい。車両1の詳細な構成については図2および図3にて説明する。
配車サーバ2は、複数の車両1の配車を管理するサーバである。配車サーバ2は、最新の道路情報を保持するとともに、送電装置9に関する最新の情報を保持している。配車サーバ2の詳細な構成については図2にて説明する。
ユーザ端末3は、配車サービスを利用するユーザが操作する端末であって、スマートホン、PC(Personal Computer)等である。ユーザは、ユーザ端末3を操作することによって、ユーザが希望する配車地点と、ユーザが希望する配車時刻と、車両1が配車地点から向かう目的地とを入力できる。車両1と配車サーバ2とユーザ端末3とは、インターネット等のネットワークを介して双方向通信が可能に構成されている。
図2は、車両1および配車サーバ2の構成をより詳細に示す図である。車両1は、ECU(Electronic Control Unit)11と、自動運転システム12と、ナビゲーションシステム13と、通信モジュール14とを備える。ECU11、自動運転システム12、ナビゲーションシステム13および通信モジュール14は、CAN(Controller Area Network)等の車載ネットワーク15を介して相互に通信可能である。
ECU11は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等のメモリ(いずれも図示せず)とを含む。ECU11は、センサ群(図示せず)の検出値およびメモリに格納されたプログラムに基づいて、車両1が所望の状態となるように車両1内の各機器を制御する。また、ECU11は、配車サーバ2との間で授受される各種情報を生成する。
自動運転システム12は、センサ群からの入力に基づき、車両1の自動運転を実現するための各種制御(車線維持制御、航行制御、停車制御など)をECU11と協調しながら実行する。センサ群は、車両1の外部状況を検出したり、車両1の走行状態に応じた情報および車両1の操作(操舵操作、アクセル操作およびブレーキ操作)を検出したりするセンサを包括的に記載したものである。センサ群は、図示しないが、たとえば、カメラと、レーダ(Radar)と、ライダ(LIDAR:Laser Imaging Detection and Ranging)と、車速センサと、加速度センサと、ジャイロセンサと等を含み得る。本実施の形態において、車両1は、自動運転システム12による無人運転(完全自動運転)が可能に構成されている。つまり、車両1の配車には、すべての状況下においてドライバの乗車もドライバの操作も必要とされない。
ナビゲーションシステム13は、車両1の走行ルートを案内する。ナビゲーションシステム13は、いずれも図示しないが、GPS(Global Positioning System)受信機と、タッチパネル付きのディスプレイとを含む。GPS受信機は、人工衛星(図示せず)からの電波に基づいて車両1の位置を特定する。ナビゲーションシステム13は、GPS受信機により特定された車両1の位置情報(GPS情報)を用いて各種ナビゲーション処理(走行ルートの探索など)を実行する。ディスプレイは、車両1の周辺の道路地図に車両1の現在地および目的地と、送電装置9の設置場所(充電レーン)とを重ね合わせて表示する。
通信モジュール14は、車載DCM(Data Communication Module)であって、ECU11と配車サーバ2とが双方向に通信可能なように構成されている。
配車サーバ2は、アプリケーションサーバ21と、データベースサーバ22とを含む。データベースサーバ22は、車両情報データベース221と、道路情報データベース222と、充電情報データベース223とを含む。
アプリケーションサーバ21は、プロセッサ211と、メモリ212とを含む。プロセッサ211は、プログラムに記述された所定の演算処理を実行するように構成されている。メモリ212は、メモリ112は、プロセッサ111により実行されるプログラムを格納する。また、メモリ212は、プロセッサ211におけるプログラムの実行により生成されるデータと、通信装置(図示せず)を介して車両1等から受信されたデータとを一時的に格納する。
アプリケーションサーバ21は、複数の車両1の各々の位置情報(GPS情報)およびSOC(State Of Charge)情報を収集する。これらの情報は、各車両1から配車サーバ2に定期的に送信される。アプリケーションサーバ21は、収集された情報を車両情報データベース221に格納する。車両情報データベース221には、各車両1の車種、年式、モデル、仕様、状態(たとえばバッテリ16の劣化状態および満充電容量)に関する情報も格納されている。アプリケーションサーバ21は、各車両1の走行履歴、より詳細には、各車両1の走行時に測定された消費電力に関するデータを様々な走行条件(走行ルート、日付、曜日、天候、気温など)毎に取得して車両情報データベース221に格納してもよい。
道路情報データベース222は道路情報を格納する。充電情報データベース223は、送電装置9の仕様(たとえば充電方式、充電能力)、設置場所等に関する情報を格納する。新たに道路が建設されたり、道路の形状が変更されたりする場合がある。また、送電装置9が新規に設置されたり、既存の送電装置9が撤去されたりする場合もある。したがって、道路情報データベース222および充電情報データベース223に格納された情報は、配車サーバ2の管理者により定期的に最新の状態に更新されている。
<非接触充電>
図3は、車両1および送電装置9の構成の一例を概略的に示す図である。車両1は、図2に示した構成に加えて、バッテリ16と、受電装置17とをさらに含む。
バッテリ16は、複数のセルを含む組電池である。各セルは、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池などの二次電池である。バッテリ16は、車両1の駆動力を発生させるための電力をモータジェネレータ(図示せず)に供給する。また、バッテリ16は、モータジェネレータにより発電された電力を蓄える。バッテリ16には、ECU11がバッテリ16のSOCを算出するための電圧センサおよび電流センサ(いずれも図示せず)が設けられている。
受電装置17は、図3に示す例では、車両1の底面を形成するフロアパネルの下面に配置されている。受電装置17内には受電コイルが収容されている。受電コイルは、送電装置9から伝送される電力を非接触で受電する。受電装置17により受電された交流電力は、インバータ(図示せず)により直流電力に変換されてバッテリ16に充電される。
送電装置9は、複数の送電ユニット91~96と、コントローラ90とを含む。なお、図3には送電ユニットの台数が6台の例が示されているが、送電ユニットの台数は特に限定されるものではなく、より多くてもよい。
複数の送電ユニット91~96は、車両1の走行レーン(路面であっても側壁であってもよい)に一列に配置されている。このような走行レーンを「充電レーン」と記載する。複数の送電ユニット91~96は、送電コイル911~961をそれぞれ含む。各送電コイル911~961は、交流電源(図示せず)に電気的に接続されている。図示しないが、複数の送電ユニット91~96の各々には、車両1の通過を検出するためのセンサ(光学センサ、重量センサ等)が設けられている。
コントローラ90は、各センサからの検出信号に基づいて、車両1の走行位置を特定する。そして、コントローラ90は、送電ユニット91~96のうち車両1が上方に位置している送電ユニット内の送電コイルに、交流電源からの交流電力を供給する。
より詳細には、たとえば送電ユニット91の上方に車両1が検出された場合、コントローラ90は、送電コイル911に交流電力を供給する。そうすると、送電コイル911に交流電流が流れることで送電コイル911の周囲に電磁界が形成される。受電装置17内の受電コイルは、当該電磁界を通して非接触で電力を受電する。その後、送電ユニット91の上方に車両1が検出されなくなると、コントローラ90は、送電コイル911への交流電力の供給を停止する。このような一連の制御が送電ユニット91~96毎に行われることで、走行中の車両1に対して非接触で電力を伝送できる(非接触充電)。
<配車ルートの探索>
図4は、本実施の形態における車両1の配車ルートの探索の一例を示す図である。ここでは以下の状況を想定する。配車サーバ2は、ユーザ端末3からの配車要求に応答して、車両1を現在地から配車地点(ユーザの乗車地点)まで配車する。その後、車両1は、ユーザを乗せて図示しない目的地まで走行する。
配車前の車両1のバッテリ16が低SOC状態である場合などには、車両1が配車中に充電レーンを走行することによってバッテリ16を充電できる。この例では、車両1の現在地と配車地点との間に3つの配車ルートR1~R3が探索された例について説明する。各配車ルートR1~R3には充電レーン(送電装置9で示す)が設けられている。なお、図4の例では簡単のため、配車ルートのほぼ全長に亘って充電レーンが設けられているが、充電レーンの設置区間は配車ルートの一部だけであってもよい。
配車ルートR1~R3のうち、配車ルートR1は、車両1の現在地と配車地点との間の最短ルートである。配車ルートR3は、車両1の現在地と配車地点との間の最長ルートである。配車ルートR2は、車両1の現在地と配車地点とを結ぶ距離が中間のルートである。この例では、配車ルートのほぼ全長に亘って充電レーンが設けられているので、配車ルートR3,R2,R1の順に充電レーンの長さが長く、走行中に充電される電力量が大きい。
図5は、配車ルート毎の配車地点への到着時刻および配車中に充電される電力量の違いを説明するためのタイムチャートである。横軸は経過時間を表す。縦軸は、車両1の走行地点から配車地点までの残りの走行距離を上方に表し、バッテリ16のSOCを下方に表す。説明の複雑化を避けるため、ここでは車両1が等速で走行し、かつ、配車ルートR1~R3の間でバッテリ16の充電速度も等しい(SOC変化が1本の直線で示される)とする。
できるだけ大きな電力をバッテリ16に充電するためには、最長の配車ルートR3を選択することが望ましい。その一方で、配車ルートR3は長い分だけ車両1が配車地点に到着するまでの所要時間も長くなり得る。この例では、配車ルートR3が選択された場合の車両1の配車地点への到着時刻はt3であり、ユーザが希望する配車時刻tcに間に合わない。
そこで、本実施の形態においては、車両1の配車ルートを、ユーザが希望する配車時刻までに車両1が配車地点に到達可能な範囲内で、車両1が配車地点に到着した時点で十分な蓄電量(より具体的には、車両1が配車地点から目的地まで走行可能な電力量)がバッテリ16に確保されていうように決定する。
図5の例示に沿って具体的に説明すると、配車サーバ2は、配車時刻を遵守できない配車ルートR3は候補から外す。一方、配車ルートR1,R2のいずれによっても、ユーザの希望配車時刻tcよりも早く車両1が配車地点に到着可能である(時刻t1,t2参照)。したがって、配車サーバ2は、配車ルートR1,R2は候補に残す。
配車ルートR1が選択された場合、配車地点でのバッテリ16のSOCはS1である。配車ルートR2が選択された場合、配車地点でのバッテリ16のSOCはS2である。この例では、車両1が配車地点から目的地まで走行するためには、配車地点でバッテリ16のSOCがX以上であることを要するとする。S1はXよりも低く、S2はXよりも高い。すなわち、配車ルートR1が選択された場合、車両1は配車地点から目的地まで走行するのに別途の充電を要する。これに対し、配車ルートR2が選択された場合には、車両1は途中で充電しなくても配車地点から目的地まで走行できる。したがって、配車サーバ2は、配車ルートR1,R2のうち配車ルートR2を選択する。これにより、目的地までの走行に十分な電力をバッテリ16に確保できるとともに、ユーザが希望する配車時刻についても遵守することが可能になる。
<処理フロー>
図6は、本実施の形態における配車ルート探索処理の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、たとえば予め定められた条件成立時に配車サーバ2(アプリケーションサーバ21)にメインルーチン(図示せず)から呼び出されて実行される。各ステップは、配車サーバ2によるソフトウェア処理により実現されるが、配車サーバ2内に配置されたハードウェア(電気回路)により実現されてもよい。以下、ステップをSと略す。
前述のように、配車サービスの利用を希望するユーザのユーザ端末3から配車要求が配車サーバ2へと送信される。配車要求は、配車地点と、配車時刻と、配車地点を経由した目的地とを含む。配車サーバ2は、ユーザ端末3からの配車要求を受けたかどうかを判定する(S1)。配車要求を受けていない場合(S1においてNO)、配車サーバ2は、処理をメインルーチンに戻す。配車要求を受けると(S1においてYES)、配車サーバ2は、処理をS2に進める。
S2において、配車サーバ2は、車両1の現在地から配車地点までの配車ルートの複数の候補(図4および図5の例では配車ルートR1~R3)を探索する。この探索処理は、各配車ルートが充電レーンを含むことを条件として課す以外は典型的な探索処理と同様である。
S3において、配車サーバ2は、S2にて探索された各候補における配車地点への到着時刻(図5の例では時刻t1~t3)を算出する。配車地点への到着時刻も典型的な探索処理と同様の処理により算出できる。
S4において、配車サーバ2は、複数の候補の各々について、ユーザが希望する配車時刻に先立って車両1が配車地点に到達可能かどうかを判定する。配車サーバ2は、車両1が配車時刻よりも前に配車地点に到達可能な配車ルート(この例では配車ルートR1,R2)は候補に残す(S5)。一方、配車サーバ2は、車両1が配車時刻には配車地点に到達できない配車ルート(この例では配車ルートR3)は候補から除外する(S6)。
S7において、配車サーバ2は、S4~S6の処理で残った少なくとも1つの候補の各々について、配車地点でのバッテリ16のSOCを算出する。そして、配車サーバ2は、算出されたSOCが必要値(X)以上であるかどうかを判定する(S8)。必要値は、前述のように、車両1が配車地点から目的地まで走行するために配車地点でバッテリ16に確保されていることを要する電力量に相当する。必要値は、たとえば、配車サーバ2が車両情報データベース221を参照することで、車両1の過去の走行時に測定された消費電力に関するデータから算出される。
配車サーバ2は、配車地点でのSOCが必要値以上の配車ルート(この例では配車ルートR2)は候補に残す(S9)。一方、配車サーバ2は、配車地点でのSOCが必要値未満の配車ルート(この例では配車ルートR1)は候補から除外する(S10)。
S11において、配車サーバ2は、残った候補が1つだけの場合には、その配車ルートを選択して車両1に送信する。一方、複数の候補が残った場合には、配車サーバ2は、予め定められた条件に従って1つの配車ルートを選択する。たとえば、配車サーバ2は、配車地点でのSOCが最も高い配車ルートを選択できる。ただし、配車ルートの選択条件は、これに限定されるものではない。たとえば、配車サーバ2は、時間遵守を重視する場合(車両1が配車時刻前に配車地点に確実に到着するようにする場合)には、車両1の配車地点への到着時刻が最も早い配車ルートを選択してもよい。配車サーバ2は、バッテリ16の劣化を抑制するため、車両1の配車地点までの走行距離が最も短い配車ルートを選択してもよい。
以上のように、本実施の形態において、配車サーバ2は、ユーザが希望する配車時刻の到来前に車両1が配車地点に到着することを条件に、非接触充電のための走行距離および/または走行時間をできるだけ長くして配車地点において必要な蓄電量がバッテリ16に確保されるようにする。よって、本実施の形態によれば、バッテリ16の蓄電量確保と配車時刻の遵守とを両立できる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2 配車サーバ、21 アプリケーションサーバ、211 プロセッサ、212 メモリ、22 データベースサーバ、221 車両情報データベース、222 道路情報データベース、223 充電情報データベース、3 ユーザ端末、11 ECU、12 自動運転システム、13 ナビゲーションシステム、14 通信モジュール、15 車載ネットワーク、16 バッテリ、17 受電装置、9 送電装置、90 コントローラ、91~96 送電ユニット、911~961 送電コイル、100 配車システム。

Claims (1)

  1. 車両を配車するサーバであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶するメモリとを備え、
    前記車両は、
    充電レーンに設置された送電装置から非接触で電力を受電可能に構成された受電装置と、
    前記受電装置により受電された電力を用いて充電される走行用のバッテリとを含み、
    前記プロセッサは、
    前記車両の配車を希望するユーザから、配車地点と、前記配車地点への配車時刻と、前記配車地点を経由後の目的地とを受け、
    前記車両が前記充電レーンを走行する配車ルートを、前記車両が前記配車時刻までに前記配車地点に到達し、かつ、前記車両が前記配車地点に到着した時点で前記車両が前記配車地点から前記目的地まで走行可能な電力量が前記バッテリに確保されているように決定する、サーバ。
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