JP7567594B2 - 表示装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム - Google Patents
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Description
図1は、輻輳調節矛盾を説明するための模式図である。立体画像を表示する表示装置は、ユーザの右眼と左眼に異なる視差の画像を視認させて、輻輳の違いを利用して立体画像を表示させる。立体画像を表示する場合には、実際に画像が表示される表示面がユーザの眼の焦点位置となり、左右の眼の視線が交差する位置が輻輳位置となる。しかし、図1の例に示すように、立体画像においては、立体画像の奥行き方向であるZ方向における焦点位置PO1と輻輳位置PO2との位置がずれることがある。焦点位置PO1と輻輳位置PO2との位置がずれると、いわゆる輻輳調節矛盾が起こり、眼精疲労やいわゆる3D酔いなどの原因となる。そのため、輻輳調節矛盾を抑制することが求められている。なお、図1の(A)は、焦点位置PO1が輻輳位置PO2よりもユーザの眼EY側にあり、図1の(B)は、輻輳位置PO2が焦点位置PO1よりもユーザの眼EY側にある例を示している。
(表示装置の全体構成)
図2は、第1実施形態に係る表示装置の模式図である。第1実施形態に係る表示装置1は、立体画像を表示する表示装置である。図2に示すように、表示装置1は、ユーザUの頭部に装着される、いわゆるHMD(Head Mount Display)である。例えば、表示装置1は、ユーザUの眼EYに面した位置に表示部10が装着される。そして、表示装置1は、表示部10に画像を表示させて、ユーザUにコンテンツを提供する。なお、図2に示した表示装置1の構成は一例である。例えば、表示装置1は、ユーザUの耳に装着される音声出力部(スピーカ)を備えていてもよい。
表示部10は、立体画像を表示する装置である。表示部10は、表示パネル12と光源部14とを有する。表示パネル12は、マトリクス状に並ぶ複数の画素を有するディスプレイである。本実施形態の例では、表示パネル12は、マトリクス状に並ぶ複数の画素電極と、液晶素子が充填される液晶層とを有する液晶表示パネルである。表示パネル12で画像が表示される面を表示面12Aとする。以下、表示面12AからユーザUの眼EYへ向かう方向を、方向Z1とし、方向Z1と反対方向を、すなわちユーザUの眼EYから表示面12Aに向かう方向を、方向Z2とする。方向Z1、Z2を区別しない場合は、方向Zと記載する。なお、図3では、表示パネル12のユーザUの眼EY側の表面を表示面12Aとしているが、表示面12Aは、ユーザUの眼EY側の表面であることに限られず、ユーザUの眼EY側の表面よりも内側にあってもよい。なお、表示部10は、後述する制御装置60から表示パネル12を駆動させる駆動信号や光源部14の光の照射タイミングを制御する制御信号を受信する。
接眼レンズ20は、表示部10のZ1方向側に設けられる。接眼レンズ20は、光(画像光)を透過する光学素子である。さらに言えば、接眼レンズ20は、表示装置1で最もユーザUの眼EY側にある光学素子(レンズ)である。表示パネル12から出射された画像光Lは、接眼レンズ20を通って、ユーザUの眼EYに入射する。なお、本実施形態では、接眼レンズ20(接眼レンズ)からユーザUの眼EYまでの画像光Lの光路における光軸方向が、方向Zともいえる。なお、本実施形態では、接眼レンズ20は移動せず、表示装置1内での位置が固定されている。
駆動部30は、表示部10をZ方向に移動させる駆動機構であり、アクチュエータであるともいえる。本実施形態では、駆動部30は、表示パネル12及び光源部14を含む表示部10の全体をZ方向に移動させるが、それに限られない。駆動部30は、表示パネル12を、Z方向に移動させるものであってもよい。以降においても、表示部10の移動や表示部10の位置について説明しているが、特に断りのない限り、表示部10全体ではなく、表示パネル12に説明を置き換えてよい。なお、駆動部30は、後述する制御装置60から、駆動制御を行う信号を取得する。
視線検出部40は、ユーザUの眼EYが向いている方向、すなわちユーザUの視線を検出する。視線検出部40は、ユーザUの視線を検出可能な任意のセンサであってよいが、例えば、ユーザUの眼EYを撮像するカメラであってよい。視線検出部40は、制御装置60へ視線の検出結果を送出する。
位置検出部50は、表示部10のZ方向における位置を検出するセンサである。位置検出部50は、表示部10のZ方向における位置を検出可能なセンサであれば、任意のものであってよい。なお、表示部10の全体がZ方向に移動せず、表示パネル12だけがZ方向に移動する場合には、位置検出部50は、表示パネル12のZ方向の位置を検出すればよい。位置情報検出部50は、制御装置60へ位置の検出結果を送出する。
制御装置60は、表示装置1の各部を制御する装置である。図4は、第1実施形態に係る制御装置の模式的なブロック図である。制御装置60は、本実施形態ではコンピュータであり、記憶部62と制御部64とを有する。記憶部62は、制御部64の演算内容やプログラムなどの各種情報を記憶するメモリであり、例えば、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)のような主記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。記憶部62が記憶する制御部64用のプログラムは、制御装置60が読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
画像情報取得部70は、表示部10が表示する立体画像の画像データを取得する。すなわち、画像情報取得部70は、左眼用画像の画像データと、右眼用画像の画像データとを取得する。また、画像情報取得部70は、立体画像の奥行き方向における位置を示す奥行き情報を取得する。立体画像の奥行き方向における位置とは、表示面12Aに画像を表示した際にユーザUに視認される虚像の奥行き方向における位置を指す。奥行き方向とは、表示パネル12の表示面12Aに直交する方向であるとも言え、本実施形態ではZ方向である。奥行き情報は、画像データに関連付けられている。さらに言えば、立体画像は、1フレームに含まれる各画像について、奥行き方向における位置が設定されており、言い換えれば、表示面12A上の位置毎に、奥行き方向における位置が設定されている。そのため、画像情報取得部70は、立体画像についての、表示面12A上の位置毎の奥行き情報を取得するといえる。なお、立体画像は、画素毎に奥行き方向における位置が設定されているが、1つの画像を構成する複数の画素に対しては、奥行き方向における位置が同じとなるように設定されていてもよい。画像情報取得部70は、任意の方法で画像データ及び奥行き情報を取得してよく、記憶部62に予め記憶されていた画像データ及び奥行き情報を読み出してもよいし、図示しない通信部を介して画像データ及び奥行き情報を受信してもよい。また、画像情報取得部70は、画像データに基づき奥行き方向の位置を算出することで、奥行き情報を取得してもよい。
視線情報取得部72は、視線検出部40を制御して、視線検出部40にユーザUの視線を検出させ、視線検出部40による視線の検出結果を取得する。本実施形態では、視線情報取得部72は、視線の検出結果に基づき、ユーザUが注視している注視位置を検出する。注視位置とは、立体画像のうちでユーザUが注視している画像の表示面12A上での位置を指し、言い換えれば、表示面12Aの全域のうちでユーザUが注視している位置を指す。本実施形態では、視線情報取得部72は、ユーザUの視線の検出結果からユーザUの輻輳位置を検出し、輻輳位置と重なる位置にある虚像に対応する画像の、表示面12Aでの位置を、注視位置として検出する。すなわち例えばユーザUの輻輳位置が、立体画像における車の虚像に重なっている場合には、その車の画像の表示面12Aでの位置が、注視位置とされる。ただし、注視位置の検出方法はそれに限られず、ユーザUの視線の検出結果から任意の方法で検出してよい。
位置情報取得部74は、位置検出部50を制御して、位置検出部50に表示部10のZ方向における位置を検出させ、表示部10のZ方向における位置の検出結果を取得する。なお、表示部10の全体がZ方向に移動せず、表示パネル12がZ方向に移動する場合には、位置情報取得部74は、表示パネル12のZ方向の位置の検出結果を取得すればよい。
駆動制御部76は、駆動部30を制御して、駆動部30に表示部10をZ方向に移動させる。駆動制御部76は、表示部10がZ1方向に所定距離移動した後にZ2方向に所定距離移動するZ方向の往復移動(振動)を繰り返し行うように、表示部10を移動させる。駆動制御部76は、表示部10を、Z方向に沿って所定の周期で移動させる。言い換えれば、駆動制御部76は、表示部10のZ方向の往復移動を、所定の周期で行わせる。本実施形態では、Z方向の往復移動の周期(表示部10がZ方向において元の位置に戻ってくるまでの時間)は一定であるが、一定であることに限られず、周期を変化させてもよい。なお、駆動制御部76は、表示部10の全体をZ方向に移動させることに限られず、表示パネル12をZ方向に移動させてよい。
表示制御部78は、画像データに基づいて表示パネル12の各画素を駆動して、表示パネル12に立体画像を表示させる。本実施形態では、表示制御部78は、画像データに基づいて、表示パネル12の画素電極毎の印加電圧を制御して液晶素子を配向させる。これにより、光源部14からの光が液晶層を透過して、立体画像用の画像光LとしてユーザYの眼EYに向けて出射される。
タイミング設定部80は、光源部14の光の照射タイミングを設定する。照射制御部82は、光源部14を制御して光源部14に光を照射させる。照射制御部82は、タイミング設定部80が設定した照射タイミングで、光源部14に光を照射させる。タイミング設定部80は、ユーザUの視線の検出結果と、表示部10のZ方向(画像光Lの光軸方向)における位置とに基づき、照射タイミングを設定する。さらに言えば、タイミング設定部80は、ユーザUの視線の検出結果と、立体画像の奥行き情報と、表示部10のZ方向における位置とに基づき、照射タイミングを設定する。なお、表示部10の全体がZ方向に移動せず、表示パネル12だけがZ方向に移動する場合には、タイミング設定部80は、表示パネル12のZ方向の位置に基づき、照射タイミングを設定すればよい。以下、タイミング設定部80の設定についてより具体的に説明する。
次に、以上説明した制御装置60の処理フローを説明する。図8は、本実施形態に係る制御装置の処理フローを説明するフローチャートである。制御装置60は、表示制御部78により、画像データに基づき表示パネル12の画素を駆動しつつ、駆動制御部76により、表示部10を所定周期でZ方向に往復移動させる。制御装置60は、画素を駆動させつつ表示部10を往復移動させながら、視線情報取得部72により、ユーザUの視線の検出結果を取得し(ステップS10)、視線の検出結果に基づき、注視位置を検出する(ステップS12)。そして、制御装置60は、タイミング設定部80により、注視位置の奥行き情報から、照射位置を設定する(ステップS14)。制御装置60は、位置情報取得部74により、表示部10のZ方向における位置を逐次取得し、表示部10が照射位置から所定距離内に到達したかを判断する(ステップS16)。表示部10が照射位置から所定距離内に到達したら(ステップS16;Yes)、タイミング設定部80は、照射タイミングに到達したと判断し、照射制御部82は、光源部14に光を照射させる(ステップS18)。その後、照射停止タイミングで光の照射を停止させ、処理を終了しない場合は(ステップS20;No)、ステップS10に戻り処理を続ける。一方、表示部10が照射位置から所定距離内に到達していない場合には(ステップS16;No)、ステップS16に戻り、表示部10が照射位置から所定距離内に到達するまで光源部14に光を照射させない。なお、表示部10が照射位置から所定距離内に到達していない場合、すなわちステップS16でNoの場合も、ステップS10に戻ってよい。ステップS20で処理を終了する場合(ステップS20;Yes)、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る表示装置1は、ユーザUに立体画像を提供するものであって、表示部10と、視線情報取得部72と、駆動制御部76と、タイミング設定部80と、照射制御部82とを含む。表示部10は、複数の画素を含む表示パネル12と、表示パネル12に光を照射する光源部14とを有し、光源部14から表示パネル12に照射された光である画像光LをユーザUに到達させることで、ユーザUに立体画像を提供する。視線情報取得部72は、ユーザUの視線の検出結果を取得する。駆動制御部76は、表示部10全体または表示パネル12を、画像光Lの光軸方向(本実施形態ではZ方向)に沿って所定の周期で移動させる。タイミング設定部80は、ユーザUの視線の検出結果と、表示部10全体または表示パネル12の光軸方向(本実施形態ではZ方向)における位置とに基づき、光源部14の光の照射タイミングを設定する。照射制御部82は、照射タイミングで、光源部14に光を照射させる。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、マイクロレンズアレイを設ける点で、第1実施形態とは異なる。第2実施形態において第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態においては、接眼レンズ20をZ方向に移動させる点で、第1実施形態と異なる。第3実施形態において、第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
次に、以上説明した第3実施形態の制御装置60の処理フローを説明する。図12は、第3実施形態に係る制御装置の処理フローを説明するフローチャートである。制御装置60は、表示制御部78により、画像データに基づき表示パネル12の画素を駆動しつつ、駆動制御部76により、接眼レンズ20を所定周期でZ方向に往復移動させる。制御装置60は、画素を駆動させつつ接眼レンズ20を往復移動させながら、視線情報取得部72により、ユーザUの視線の検出結果を取得し(ステップS10b)、視線の検出結果に基づき、注視位置を検出する(ステップS12b)。そして、制御装置60は、タイミング設定部80により、注視位置の奥行き情報から、照射位置を設定する(ステップS14b)。制御装置60は、位置情報取得部74により、接眼レンズ20のZ方向における位置を逐次取得し、接眼レンズ20が照射位置から所定距離内に到達したかを判断する(ステップS16b)。接眼レンズ20が照射位置から所定距離内に到達したら(ステップS16b;Yes)、タイミング設定部80は、照射タイミングに到達したと判断し、照射制御部82は、光源部14に光を照射させる(ステップS18b)。その後、照射停止タイミングで光の照射を停止させ、処理を終了しない場合は(ステップS20b;No)、ステップS10bに戻り処理を続ける。一方、接眼レンズ20が照射位置から所定距離内に到達していない場合には(ステップS16b;No)、ステップS16bに戻り、接眼レンズ20が照射位置から所定距離内に到達するまで光源部14に光を照射させない。なお、接眼レンズ20が照射位置から所定距離内に到達していない場合、すなわちステップS16bでNoの場合も、ステップS10bに戻ってよい。ステップS20bで処理を終了する場合(ステップS20b;Yes)、本処理を終了する。
以上説明したように、第3実施形態に係る表示装置1bは、ユーザUに立体画像を提供するものであって、表示部10と、光学素子と、視線情報取得部72と、駆動制御部76と、タイミング設定部80と、照射制御部82とを含む。表示部10は、複数の画素を含む表示パネル12と、表示パネル12に光を照射する光源部14とを有し、光源部14から表示パネル12に照射された光である画像光LをユーザUに到達させることで、ユーザUに立体画像を提供する。光学素子(本実施形態の例では接眼レンズ20)は、画像光Lの光軸方向において表示部10よりもユーザU側に設けられる。視線情報取得部72は、ユーザUの視線の検出結果を取得する。駆動制御部76は、光学素子を、画像光Lの光軸方向(本実施形態ではZ方向)に沿って所定の周期で移動させる。タイミング設定部80は、ユーザUの視線の検出結果と、光学素子の光軸方向(本実施形態ではZ方向)における位置とに基づき、光源部14の光の照射タイミングを設定する。照射制御部82は、照射タイミングで、光源部14に光を照射させる。
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態においては、接眼レンズ20の替わりにマイクロレンズアレイ20AをZ方向に移動させる点で、第3実施形態と異なる。第4実施形態において、第3実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
次に、変形例について説明する。変形例に係る表示装置1dは、接眼レンズ20の替わりに凹面鏡20Cでディスプレイを拡大する点で、第2実施形態とは異なる。変形例において第2実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
10 表示部
12 表示パネル
14 光源部
20 接眼レンズ
30 駆動部
40 視線検出部
50 位置検出部
60 制御装置
70 画像情報取得部
72 視線情報取得部
74 位置情報取得部
76 駆動制御部
78 表示制御部
80 タイミング設定部
82 照射制御部
L 画像光
U ユーザ
Claims (5)
- ユーザに画像を提供する表示装置であって、
複数の画素を含む表示パネルと、
前記表示パネルに光を照射する光源部と、
前記ユーザの視線の検出結果を取得する視線情報取得部と、
前記表示パネルを、所定の周期で移動させる駆動制御部と、
前記ユーザの視線の検出結果と、前記表示パネルの位置とに基づき、前記光源部の光の照射タイミングを設定するタイミング設定部と、
を含み、
前記タイミング設定部は、画像の奥行き方向の位置を示す奥行き情報にも基づき、前記照射タイミングを設定し、
前記視線情報取得部は、前記視線の検出結果に基づき、前記画像のうちで前記ユーザが注視している注視位置を検出し、
前記タイミング設定部は、前記注視位置の奥行き情報に基づき、前記光源部に光を照射させた場合の光束の開き角が、前記注視位置での奥行き方向の位置から前記ユーザに向けて光を照射した場合の光束の開き角に対応する前記表示パネルの位置である照射位置の情報を取得し、前記表示パネルが前記照射位置に対して所定距離範囲内となるタイミングを、前記照射タイミングとして設定する、
表示装置。 - 前記表示パネルよりも前記ユーザ側に、接眼レンズが設けられる、請求項1に記載の表示装置。
- 前記表示パネルよりも前記ユーザ側に、マイクロレンズアレイが設けられる、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
- 複数の画素を含む表示パネルに光を照射する光源ステップと、
ユーザの視線の検出結果を取得する視線情報取得ステップと、
表示パネルを、所定の周期で移動させる駆動制御ステップと、
前記ユーザの視線の検出結果と、前記表示パネルの位置と、画像の奥行き方向の位置を示す奥行き情報とに基づき、前記光源ステップの光の照射タイミングを設定するタイミング設定ステップと、
を含み、
前記視線情報取得ステップにおいては、前記視線の検出結果に基づき、前記画像のうちで前記ユーザが注視している注視位置を検出し、
前記タイミング設定ステップにおいては、前記注視位置の奥行き情報に基づき、前記表示パネルに光を照射する光源部に光を照射させた場合の光束の開き角が、前記注視位置での奥行き方向の位置から前記ユーザに向けて光を照射した場合の光束の開き角に対応する前記表示パネルの位置である照射位置の情報を取得し、前記表示パネルが前記照射位置に対して所定距離範囲内となるタイミングを、前記照射タイミングとして設定する、
表示制御方法。 - 複数の画素を含む表示パネルに光を照射する光源ステップと、
ユーザの視線の検出結果を取得する視線情報取得ステップと、
表示パネルを、所定の周期で移動させる駆動制御ステップと、
前記ユーザの視線の検出結果と、前記表示パネルの位置と、画像の奥行き方向の位置を示す奥行き情報とに基づき、前記光源ステップの光の照射タイミングを設定するタイミング設定ステップと、
を、コンピュータに実行させ、
前記視線情報取得ステップにおいては、前記視線の検出結果に基づき、前記画像のうちで前記ユーザが注視している注視位置を検出し、
前記タイミング設定ステップにおいては、前記注視位置の奥行き情報に基づき、前記表示パネルに光を照射する光源部に光を照射させた場合の光束の開き角が、前記注視位置での奥行き方向の位置から前記ユーザに向けて光を照射した場合の光束の開き角に対応する前記表示パネルの位置である照射位置の情報を取得し、前記表示パネルが前記照射位置に対して所定距離範囲内となるタイミングを、前記照射タイミングとして設定する、
表示制御プログラム。
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