JP7561410B2 - 自転車の前部子乗せシート及び荷籠用カバー - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の発明にあっては、サイズが前後方向に拡縮する荷籠に対応する荷籠カバーを提供することを課題とする。
本体部の前面又は後面の下端略中央部から上方に向けて係着自在の係着部材(スライドファスナー)を設ける。本体部の前面又は後面の上端縁部分には1又は2以上の係止部材を設け、且つこの係止部材が着脱自在に係止する係止受部を本体部の前面又は後面の適宜位置に設ける。上記係着部材を相互に係着し且つ上記係止部材を係止受部にそれぞれ係止することにより、カバーの大きさが縮小し、逆にこれらの係着及び係止を解除するとカバーの大きさが拡大する。底面開口部の周縁部に伸縮部材を設ける。開口部の左右方向に着脱自在の連結部材を設ける。上面部は蓋として開閉自在に構成したものである。
本体部は表側シート部材と裏側シート部材と両側の襠部シート部材とからなる。それぞれの襠部シート部材は二つ折りされ、その襠部シート部材の重ね合わせ面の上方部分の対応する位置に少なくとも一対の係止部材を設ける。これら一対の係止部材を相互に係止することにより、本体部が広げられた際に、本体部の内容積が小さく限定される。本体部の下端周縁部の全体又はその一部にはゴム紐等の弾性部材が設けられているものである。
他方、上記特許文献2に記載の荷籠カバーは、自転車のハンドル部又は後部荷台に取り付けられた前部荷籠又は後部荷籠の何れをも内部の荷物と共に被覆することができる荷籠カバーであって、その上下方向に内容積を拡縮することができるものである。
同時に、子育てを終えて、上記子乗せシートを使用しなくなった後に、シートの代わりに荷籠を取り付けた場合であっても、当該荷籠をも被覆できる荷籠カバーを提供することもその課題となる。
ここでいう一対のスライドファスナーというのは、相互に歯合する2本のスライドファスナーを意味するものであって、1組のスライドファスナーと言い換えることもできる。
係着部材としては例えばスライドファスナー等が利用され得るが、簡単に開閉でき、蓋部の前方側が本体部と連接しており、その蓋部を前方側に容易に解放することができ、この蓋部の少なくとも後方側に又は前記蓋部の両側及び後方側に覆い部を設けて、係着部材を被覆できるようにし、雨水等の侵入を防止できるように構成している。
図1は、本発明に係る自転車の前部子乗せシート及び荷籠カバーに係る一実施形態の側面説明図である。
図2は、上記実施形態を斜め前方から見た斜視説明図である。
図3は、上記実施形態を背面側斜め横方向から見た説明図である。
即ち、この開口部の周縁部には当該周縁部に沿って挿通部が形成され、この挿通部内に伸縮自在のゴム紐等の伸縮自在紐状部材17を挿通させ、その両端部を上記本体部10の背面部10hの中央下端部から排出させて、換言すると、上記開口部の背面側中央部に設けた開口から外に引き出して、上記伸縮自在紐状部材17の両端部をストッパー部材18により固定して取り付けることができる(図3参照)。
或いは、上記ストッパー部材を用いずに、単に上記挿通部内に環状の伸縮自在紐状部材を挿通させただけの構造であっても実施可能である。
この蓋部11は、その前方縁部11fが本体部10に接続しており、その他の両側面及び後方側が係着部材としてのスライドファスナーによって開閉自在に形成されている。
この蓋部11を開放して内部の子乗せシート又は荷籠内に各種物品を収納することができる。
上記の図では、子乗せシートにカバーを被覆した状態を図示している。
尚、この蓋部11の両側の周縁部には外側に延長する庇状のヘリ部分が設けられており、このヘリ部分も雨除けの効果を有する。勿論、上記覆い部12を蓋部11の両側及び後方側の全てに設けるのも自由である。
この挿通部10g、10gを利用してハンドル部の両端のハンドルグリップG及びブレーキレバーB等を外部に露出させることができる。
図2では、破線で示したスライドファスナー15は、その一方(上方)のスライドファスナー15であって、対を成すもう一方(下方)のスライドファスナーは、図2の前面部10fの底面側に回り込んだ部分に設けられている。
従って、図2の状態では、上記一対のスライドファスナーが分離した状態のため、本体部10の前面部10fは、上下に一番長い状態となっている。
このように、前面部10fを一番短い状態にすることによって、上記子乗せシートの代わりに荷籠を取り付けた際に、この荷籠を被覆する際に相応しい前面部の長さとなるのである。
この図から上記の一対の上方側のスライドファスナー15とこれを被覆する被覆部16の部分を良く見て取ることができる。
この図では、被覆部16を上方に捲り上げた状態を図示しており、その被覆部16の下面に設けられた上方のスライドファスナー15と、その右端側に位置するスライダー15sを見て取ることが出来る。
本体部10の上面部には入口部20が設けられ、この入口部20を閉鎖するように蓋部11が設けられている。
この引っ掛け部25は、上記入口部20の後方側の縁部と両側縁部の後端側に架けて内部に位置する子乗せシートのヘッドレストHの上縁部を覆うように且つ引っ掛けられるように設けられている。
従って、蓋部11が入口部20を閉鎖した際には、この引っ掛け部25は、蓋部11に覆われることとなる。
即ち、上記カバーの本体部10を自転車の子乗せシート又は荷籠に被覆し装着する際には、上記引っ掛け部25を子乗せシートのヘッドレストHの上縁部に又は図示はしていない荷籠の後方上縁部に引っ掛け、本体部10の両側面部10s、10sに設けた挿通部10gにハンドルグリップG等を挿通させ、底面部の開口部を拡大させて子乗せシート又は荷籠に被覆し装着することができる。
また、上記取り付け装着の際に、本体部10の前面部の下端縁部を、即ち底面部の開口部の前方側を子乗せシートの前面下端部又は荷籠の前面下端部に引っ掛けるようにしてもよい。
この図においては、上記図5の状態と同じ状態であるが、その本体部10の蓋部11の裏面を表示することを意図したものである。
図8は、図7に図示した荷籠に上記実施形態に係るカバーを装着した状態の全体説明図である。
その他は、上で記載した通り、子乗せシートに本実施形態に係るカバーを被覆するのと全く同じ要領で荷籠Nにカバーを被覆し装着することができる。
カバー本体部の形状、大きさ又はサイズは、適宜必要に応じて設計変更することが出来る。
本体部の素材は、ポリエステル等の柔軟性のある合成繊維製生地を使用することができるが、その蓋部の内部には芯材を配設して実施することもできる。
上記被覆部の大きさも自由に設計することができる。
引っ掛け部の大きさも適宜自由に設計することができる。
本体部の前面部に設けた一対(1組)の係着部材としてのスライドファスナーも、略平行に設けた一対(1組)のスライドファスナーの間隔長さも自由に設定することができる。
間隔を大きく設ければ、本体部の前面部の上下長さもより大きく調整することができることとなる。
10f 前面部
10g 挿通部
10h 背面部
10s 側面部
11 蓋部
11f 前方縁部(蓋部の)
11k スライドファスナー
12 覆い部
15 スライドファスナー
15s スライダー
16 被覆部
17 伸縮自在紐状部材
18 ストッパー部材
20 入口部
21 収納部
21d 入口
21m 係止部
25 引っ掛け部
B ブレーキレバー
G ハンドルグリップ
H ヘッドレスト
N 荷物
Claims (4)
- 自転車のハンドル部の中央が略U字形状に形成された部分に取り付けられた子乗せシートの略全体を被覆するカバーとして利用することができ、かつ、前記子乗せシートの代わりに取り付けられた荷籠の全体を被覆するカバーとしても利用することができる自転車の前部子乗せシート及び荷籠用カバーであって、
当該カバーの本体部の底面部に開口部を設け、当該開口部から前記子乗せシート又は荷籠の略全体を被覆することができ、
前記本体部の上面部には内部に物品を収納するための入口部が設けられ、
前記本体部の両側面部のそれぞれには自転車のハンドルグリップを挿通させるための挿通部が設けられ、
前記底面部の開口部の周縁部にはこの開口部を拡大縮小することができる拡縮手段を設け、前記入口部にはこの入口部の全体を閉鎖できる開閉自在の蓋部が設けられ、
前記入口部の後方側縁部に子乗せシートのヘッドレストの上縁部又は荷籠の後方上縁部を被覆するように引っ掛けることができる引っ掛け部を設け、
当該引っ掛け部を前記子乗せシートのヘッドレストの上縁部又は前記荷籠の後方上縁部に引っ掛けて前記開口部の拡縮手段を縮小させることにより前記子乗せシート又は荷籠に装着することができ、
前記本体部の前面部に所定間隔を開けて横方向に延びる一対のスライドファスナーを設け、これら一対のスライドファスナーを閉鎖することにより前記前面部の上下方向長さが短くなり、前記スライドファスナーを開放することにより前記前面部の上下方向長さが長くなることを特徴とする自転車の前部子乗せシート及び荷籠用カバー。 - 前記蓋部は、その前方側が前記本体部と接続し、左右側方側と後方側が係着部材によって開閉自在に前記入口部に係着することができ、少なくとも前記蓋部の後方側に又は前記蓋部の左右側方側及び後方側に前記係着部材を被覆する覆い部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自転車の前部子乗せシート及び荷籠用カバー。
- 前記蓋部の裏面にポケット状の収納部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自転車の前部子乗せシート及び荷籠用カバー。
- 前記蓋部と前記入口部の係着部材がスライドファスナー又は面ファスナーであることを特徴とする請求項2又は3に記載の自転車の前部子乗せシート及び荷籠用カバー。
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JP2005343266A (ja) | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Ogk Co Ltd | 二輪車用子供座席のステップ装置 |
JP2012011816A (ja) | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Eri Tone | 自転車チャイルドシート用カバー |
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