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JP7554962B2 - 洗濯機 - Google Patents

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JP7554962B2
JP7554962B2 JP2021071504A JP2021071504A JP7554962B2 JP 7554962 B2 JP7554962 B2 JP 7554962B2 JP 2021071504 A JP2021071504 A JP 2021071504A JP 2021071504 A JP2021071504 A JP 2021071504A JP 7554962 B2 JP7554962 B2 JP 7554962B2
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    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
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Description

本開示は、洗濯機に関する。
特許文献1は、泡および水を洗濯槽に投入する洗濯機を開示する。
特許文献1における洗濯機は、筐体と、洗濯物を収容する洗濯槽と、水および泡を通過させる経路と、経路の下流位置において洗濯槽に水および泡を吐出する吐出部と、を備える。
特開2016-168130号公報
本開示は、泡および水を、見栄えよく洗濯槽に投入できる洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、筐体と、筐体の内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽と、水および剤により泡を生成する泡生成部と、泡生成部の下流に配置され、水および泡を通過させる経路と、経路の前方に配置され、下流位置において洗濯槽に水および泡を吐出する吐出部と、を備え、吐出部は、上下に開口して形成された第1開口部と、第1開口部より下流位置に配置され、上下に開口して形成された第2開口部と、を含第2開口部の開口面積は、第1開口部の開口面積よりも大きく、第2開口部は、第1開口部の前方に配置されている
本開示における洗濯機は、泡および水を、見栄えよく洗濯槽に投入できる。
実施の形態1における洗濯機の蓋体が閉じた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の蓋体が開いた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の分解斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除いた上面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の、流路蓋部を除いた上面図 実施の形態1における洗濯機の流路下部の上面図 実施の形態1における洗濯機の流路下部の側方断面図
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図8を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.洗濯機の構成]
図1、図2に示すように、洗濯機100は、筐体600と、蓋体700と、操作部800と、を備える。筐体600は、下筐体610と、上筐体620と、を含む。下筐体610内には、洗濯槽500が収容される。洗濯槽500は、上方が開口された円筒体であり、衣類を洗浄する洗浄動作を行う。洗浄動作は、既知の様々な洗濯機の洗濯槽が行う動作であってもよい。本実施形態の原理は、洗濯槽500によって実行される特定の洗浄動作に限定されない。
上筐体620は、下筐体610の上方に配置されており、洗濯槽500と連通する投入口621が形成されている。蓋体700は、上筐体620の後部に取り付けられており、投入口621を開閉自在に覆う。使用者が蓋体700を上方に回動すると、洗濯槽500は、投入口621を通じて露出する。使用者は、投入口621から洗濯物を洗濯槽500へ投入できる。
上筐体620の後部には、投入口621の後方となる位置に、操作部800が配設されている。使用者は、操作部800を操作し、洗濯槽500の様々な動作を設定することができる。
操作部800の後部には、給水口200が設けられ、給水口200には、水道栓からの水道水を導入するように給水ホース210が接続されている。
図2に示すように、洗剤タンク450、柔軟剤タンク460及び洗剤ケース400は、給水ユニット300に収納された状態で前面が面一となるように配置されている。
洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、複数回の運転を実施可能な量の剤を貯蔵可能に構成されている。洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460の上面には、上方に開口する洗剤タンク投入部451及び柔軟剤タンク投入部461が設けられている。洗剤タンク投入部451及び柔軟剤タンク投入部461は、液体を注入可能とする。洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、それぞれ透明材料で構成された洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aが設けられており、使用者が目視で剤の量を確認することができる。
一方、洗剤ケース400は、一回の運転に必要な量の剤を使用者が投入するために用いられるものである。洗剤ケース400については、後述する。
[1-1-2.給水ユニット]
図4に示すように、給水ユニット300は、主に、略箱状に形成された給水ユニット筐体部320と、給水ユニット筐体部の上面を覆う流路蓋部340と、給水ユニット筐体部の下底部に取り付けられた流路下部370と、により構成されている。
図3に示すように、給水ユニット筐体部320の背面から見て左部には、給水口200から導入された水を開閉自在に通過させる給水弁310が取り付けられている。給水弁310が開いた状態で、給水弁310から導入された水は、給水ユニット筐体部320に導入される。
給水ユニット筐体部320の背面中央部には、洗濯機100の外部からホース(図示せず)を介して水を吸引するバスポンプ314が配設されている。バスポンプ314は、給水ユニット筐体部320にビス止めで固定されており、バスポンプ用注水口333を介し
て、後述する第一導水経路321と直接接続されている。バスポンプ314は、第一導水経路321から給水されることにより、吸引、吐出動作を開始できる。
図4、図5に示すように、給水ユニット筐体部320は、前方に開口する略箱状に形成されている。給水ユニット筐体部320は、内部空間として、洗剤タンク収容部360と、柔軟剤タンク収容部365と、洗剤ケース収容部350と、を備えている。洗剤タンク収容部360は、洗剤タンク450を、柔軟剤タンク収容部365は、柔軟剤タンク460を、洗剤ケース収容部350は、洗剤ケース400を、それぞれ独立に引き出し可能に収納している。
洗剤ケース流路部330は、洗剤ケース収容部350の上面として配設されており、後述する第一導水経路321及び第二導水経路322が形成されている。
図3に示すように、給水ユニット筐体部320の背面から見て右部には、液剤自動投入装置301が取り付けられている。
[1-1-3.洗剤ケース、第一導水経路、第二導水経路、第三導水経路]
図4に示すように、給水弁310は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313の三つの開閉弁を含み、それぞれの開閉弁を独立に開閉できるように構成されている。
図5に示すように、給水ユニット筐体部320には、給水弁310から導入された水が流れる導水経路が形成されており、給水弁310と導水経路とは直接接続されている。導水経路は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313とそれぞれ独立に連通するように、分岐して形成されている。第一導水筒311と連通する流路を第一導水経路321、第二導水筒312と連通する流路を第二導水経路322、第三導水筒313と連通する流路を第三導水経路323と定義する。
第一導水経路321及び第二導水経路322は、第一導水筒311及び第二導水筒312から供給された水を洗剤ケース流路部330に案内し、下方に位置する洗剤ケース400に注水するように構成されている。
図6に示すように、洗剤ケース400の内部には、粉洗剤、液体洗剤、及び柔軟剤をそれぞれ投入できるように粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられている。
図5に示すように、第一導水経路321は、粉洗剤手動投入部410の上方において上下を連通させるために形成された粉洗剤用注水口331と、液体洗剤手動投入部420の上方において上下を連通させるために形成された液体洗剤用注水口332と、が設けられている。第二導水経路322は、柔軟剤用注水口334の上方において上下を連通させるために形成された柔軟剤用注水口334が設けられている。
粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430は、内部に溜まった液体を下部に排出する排出口(図示せず)がそれぞれ設けられている。排出口から排出された液体は、流路下部370へと落下する。
第一導水経路321には、泡生成用注水口335が設けられている。泡生成用注水口335は、洗剤ケース収容部350に収納された洗剤ケース400よりも後方に配置されている。これにより、泡生成用注水口335から下方に注水された水は、洗剤ケース収容部350を通過することなく、流路下部370に落下する。
第三導水経路323は、液剤自動投入装置301を通過して流路下部370と連通するように構成されている。液剤自動投入装置301の下流側の端部は、流路下部370における第一流路下部経路372と接続されている。これにより、液剤自動投入装置301から吐出された液剤は、第三導水経路323を通過して第一流路下部経路372(図7参照)に流入する。
[1-1-4.流路下部]
図8に示すように、流路下部370は、第三導水経路323を通過した液体が流入する第一流路下部経路372と、洗剤ケース400から排出された液体を通過させる第二流路下部経路373と、泡生成部376と、合流部375と、流路下部吐出口371と、を含む。
図7に示すように、泡生成部376は、第一流路下部経路372の下流側に設けられ、泡生成用注水口335の下方に配置されている。即ち、泡生成部376は、第一流路下部経路372を通過する液体と、泡生成用注水口335から注水された水と、が衝突する位置に設けられている。泡生成部376は、上方に突出して形成された複数のピン377と、泡生成部376の周囲を囲む周囲リブ376aと、周囲リブ376aに囲われた領域への入口である泡生成部入口376cと、周囲リブ376aに囲われた領域からの出口である泡生成部出口376bを含む。
第二流路下部経路373は、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430に設けられた排出口の下方に配置されている。
第一流路下部経路372、第二流路下部経路373および泡生成部376の下流には、合流部375が設けられている。合流部375は、流路下部吐出口371に向かって下方傾斜している。流路下部吐出口371は、合流部375の下流に配置され、液体を洗濯槽500に落下させる。
流路下部吐出口371は、上流側に配置された第1開口部901と、下流側に配置された第2開口部902と、第1開口部901と第2開口部902との間に配置された仕切壁903と、を含む。
第1開口部901は、主に水を吐出するための開口として構成されている。第1開口部901は、前後方向の幅が左右方向の幅よりも細い、スリット状に形成される。第1開口仕切リブ904および第1開口整流リブ905は、第1開口部901の内部に設けられ、仕切壁903から後方に延伸して形成されている。第1開口仕切リブ904は、第1開口部901を複数の空間に区切るとともに、第1開口部901の強度を担保する。第1開口整流リブ905は、第1開口部901を通過する水流を整流する。
仕切壁903は、鉛直方向および水平方向に延伸する壁状に形成されており、第1開口部901と第2開口部902とを区切るように設けられている。仕切壁903は、第1開口部901の後側端部よりも上方に突出して形成されている。
第2開口部902は、主に泡を吐出するための開口として構成されている。第2開口仕切リブ906は、仕切壁903から前方に延伸して形成されており、第2開口部902の強度を担保する。また、洗剤を主成分とする泡は、粘性が高いため、開口面積が狭いと詰まる虞がある。そこで、第2開口仕切リブ906により区切られた第2開口部902の空間は、第1開口仕切リブ904により区切られた第1開口部901の空間より大きく構成されている。
[1-2.動作]
以上のように構成された洗濯機100について、その動作を以下説明する。
[1-2-1.自動投入機能使用時の洗濯運転における水および洗剤泡の流れ]
洗い運転開始前において、液剤自動投入装置301が駆動され、液体洗剤の自動投入が実行される。
液剤自動投入装置301による液体洗剤の自動投入が終了した後、第三導水筒313が開放され、第三導水経路323および液剤自動投入装置301への給水が開始される。給水された水は、第三導水経路323および液剤自動投入装置301に残留する液体洗剤を洗い流し、第一流路下部経路372を通過して泡生成部376に到達する。泡生成部376に到達した洗剤液は、ピン377により拡散され、周囲リブ376aに囲われた領域で滞留する。
続いて、第一導水筒311が開放され、第一導水経路321への給水が開始される。第一導水経路321に導入された水は、粉洗剤用注水口331、液体洗剤用注水口332及びバスポンプ用注水口333、泡生成用注水口335を通過し、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420、バスポンプ314及び泡生成部376に注水される。粉洗剤手動投入部410及び液体洗剤手動投入部420に注水された水は、排出口を通って第二流路下部経路373へ落下する。
泡生成部376に注水された水は、泡生成部376に滞留する洗剤液と衝突し、洗剤泡を生成する。生成された洗剤泡の大部分は、周囲リブ376aを乗り越えて泡生成部376から流出する。洗剤液および水は、泡生成部出口376bを介して泡生成部376から流出する。
泡生成部376および第二流路下部経路373を通過した液体は、合流部375を流下して流路下部吐出口371に到達する。
水は、密度が高いため、第1開口部901から洗濯槽500に落下する。洗剤泡は、量が少ない場合においては、第1開口部901から洗濯槽500に落下する。
洗剤泡が多量に存在する場合、洗剤泡の全てを第1開口部901から落下させることができないことがある。洗剤泡は密度が低いため、落下できなかった洗剤泡は、第1開口部901を上昇して仕切壁903を乗り越える。仕切壁903を乗り越えた洗剤泡は、第2開口部902から洗濯槽500に落下する。
[1-3.作用等]
以上のように、実施の形態1における洗濯機100は、筐体600と、筐体600の内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽500と、水および剤により泡を生成する泡生成部376と、泡生成部376の下流に配置され、水および泡を通過させる合流部375と、合流部375の下流位置において洗濯槽500に水および前記泡を吐出する流路下部吐出口371と、を備え、流路下部吐出口371は、上下に開口して形成された第1開口部901と、第1開口部901より下流位置に配置され、上下に開口して形成された第2開口部902と、を含む。
これにより、水は上流側である第1開口部901から落下し、第1開口部901から落下しきれなかった泡は第2開口部902から落下する。
そのため、第1開口部901から落下しきれなかった泡が、他の箇所、例えば流路下部370と給水ユニット筐体部320との間から漏出することを抑制できる。
本実施の形態のように、第1開口部901と第2開口部902とは、隣接して配置され、流路下部吐出口371は、第1開口部901と第2開口部902との間を仕切るように上下に形成された仕切壁903を有してもよい。
これにより、第1開口部901から落下しきれなかった泡は、仕切壁903を超えて第2開口部902から落下する。
そのため、第1開口部901から落下しきれなかった泡を、効率よく第2開口部902から排出できる。
本実施の形態のように、仕切壁903は、合流部375が第1開口部901に到達する高さより上方に突出して形成されていてもよい。
これにより、密度の大きい水は、仕切壁903を乗り越えにくくなり、第1開口部901から落下する水量が増加する。
そのため、第1開口部901から吐出される水流の水量を確保し、水流を見栄えよく落下させることができる。
本実施の形態のように、第1開口部901は、合流部375の前方に配置され、第2開口部902は、第1開口部901の前方に配置されてもよい。
これにより、第2開口部902から落下する泡は、第1開口部901から落下する水の流れの前方に位置する。
そのため、正面から視認した際、泡の吐出と水の吐出が重なって見えるので、正面からの見栄えがよい。また、泡が水よりも手前に吐出されるため、正面から泡をより良く視認できる。
本実施の形態のように、第1開口部901は、前後方向の幅が左右方向の幅よりも細くなるように構成されてもよい。
これにより、第1開口部901に到達した水は、第1開口部901の長手方向に広がって落下する。
そのため、水量が少ない場合であっても、第1開口部901から落下する水の見栄えがよい。
本実施の形態のように、第2開口部902の開口面積は、第1開口部901の開口面積よりも大きくてもよい。
これにより、第1開口部901は、第1開口部901の一部分から水流が吐出されることを抑制し、第2開口部902は、粘性のある泡の落下を妨げないように構成できる。
そのため、水流は見栄えよく落下させ、泡は効率よく排出できる。
本実施の形態のように、第2開口部902の短手方向の寸法は、第1開口部901の短
手方向の寸法よりも大きくてもよい。
これにより、第1開口部901は、第1開口部901の長手方向に水流が広がりやすく、第2開口部902は、粘性のある泡の落下を妨げないように構成できる。
そのため、水流は見栄えよく落下させ、泡は効率よく排出できる。
本実施の形態における洗濯機100は、下筐体610と、下筐体610の内部に設けられ、上方に開口する有底円筒状である洗濯槽500と、下筐体610の上方に配設され、洗濯槽500と連通する投入口621が形成された上筐体620と、投入口621を開閉自在に覆う蓋体と、投入口621の後方位置において上筐体620に設けられた給水ユニット300と、を備え、給水ユニット300は、水および液体洗剤により洗剤泡を生成する泡生成部376と、水および洗剤泡を通過させる合流部375と、合流部375の下流位置において洗濯槽500に水および洗剤泡を吐出する流路下部吐出口371と、を含み、流路下部吐出口371は、上下に貫通する開口として形成され、上流側と下流側とで仕切るように形成された仕切壁903を有する。
これにより、水は上流側である第1開口部901から落下し、第1開口部901から落下しきれなかった泡は第2開口部902から落下する。
そのため、縦型洗濯機において、第1開口部901から落下しきれなかった泡が、他の箇所から漏出することを抑制できる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗濯機の一例として、縦型洗濯機である洗濯機100を説明した。洗濯機は、縦型洗濯機に限定されず、ドラム式洗濯機であってもよいし、二槽式洗濯機であってもよい。
実施の形態1では、泡生成部の一例として、液剤自動投入装置301により吐出された液剤を泡立てる泡生成部376を説明した。泡生成部は、液剤自動投入装置により吐出された液剤を泡立てる構成に限定されず、手動投入された液剤を泡立てる構成であってもよい。また、実施の形態1では、泡生成部の一例として、ピン377に落下した水と液剤とが衝突して泡が生成される構成を説明した。泡生成部は、泡を生成する構成であればよいので、ポンプ等の駆動力を用いて泡を生成する構成であってもよい。また、泡生成部は、泡の発生を主目的とするものに限定されず、泡が発生するものであればよい。
実施の形態1では、吐出部の一例として、第1開口部と第2開口部とが隣接して配置された流路下部吐出口371を説明した。吐出部は、第1開口部と第2開口部とが隣接して配置された構成に限定されない。例えば、吐出部は、第1開口部と第2開口部が離れた位置に配置されていてもよい。また、第2開口部は、第1開口部の前方に配置された構成に限定されず、異なる位置に配置されていてもよい。
実施の形態1では、第1開口部の一例として、複数の第1開口仕切リブにより区切られた第1開口部を説明した。第1開口部は、複数のリブにより区切られた構成に限定されない。例えば、第1開口部は、複数の独立した開口によって構成されてもよい。第1開口部
を構成する複数の独立した開口は、左右方向に配列されていてもよい。これにより、第1開口部から落下する水を、第1開口部の長手方向に亘って比較的均一に落下させることができる。
実施の形態1では、仕切部の一例として、鉛直方向および水平方向に延伸する壁状に形成された仕切壁903を説明した。仕切部は、第1開口部と第2開口部とを仕切るように上下に設けられていればよいので、壁状に限定されない。例えば、仕切部は、仕切部の上面が、第1開口部から第2開口部に向かって上方傾斜するように形成されていてもよい。
本開示は、泡および水を投入する洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
100 洗濯機
200 給水口
300 給水ユニット
301 液剤自動投入装置
310 給水弁
311 第一導水筒
312 第二導水筒
313 第三導水筒
314 バスポンプ
320 給水ユニット筐体部
321 第一導水経路
322 第二導水経路
323 第三導水経路
330 洗剤ケース流路部
331 粉洗剤用注水口
332 液体洗剤用注水口
333 バスポンプ用注水口
334 柔軟剤用注水口
335 泡生成用注水口
340 流路蓋部
350 洗剤ケース収容部
360 洗剤タンク収容部
365 柔軟剤タンク収容部
370 流路下部
371 流路下部吐出口
372 第一流路下部経路
373 第二流路下部経路
375 合流部
376 泡生成部
376a 周囲リブ
376b 泡生成部出口
376c 泡生成部入口
377 ピン
400 洗剤ケース
410 粉洗剤手動投入部
420 液体洗剤手動投入部
430 柔軟剤手動投入部
450 洗剤タンク
460 柔軟剤タンク
461 柔軟剤タンク投入部
500 洗濯槽
600 筐体
610 下筐体
620 上筐体
621 投入口
700 蓋体
800 操作部
901 第1開口部
902 第2開口部
903 仕切壁
904 第1開口仕切リブ
905 第1開口整流リブ
906 第2開口仕切リブ

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽と、
    前記筐体に形成された洗濯物投入口を開閉自在に覆う蓋体と、
    水および剤により泡を生成する泡生成部と、
    前記泡生成部の下流に配置され、水および前記泡を通過させる経路と、
    前記経路の前方に配置され、下流位置において前記洗濯槽に水および前記泡を吐出する吐出部と、
    を備え、
    前記吐出部は、
    上下に開口して形成された第1開口部と、
    前記第1開口部より下流位置に配置され、上下に開口して形成された第2開口部と、
    を含み、
    前記第2開口部の開口面積は、前記第1開口部の開口面積よりも大きく、
    前記第2開口部は、前記第1開口部の前方に配置されている、
    洗濯機。
  2. 前記第1開口部と前記第2開口部とは、隣接して配置され、
    前記吐出部は、
    前記第1開口部と前記第2開口部との間を仕切るように上下に形成された仕切部を有する、
    請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記仕切部は、前記経路が前記第1開口部に到達する高さより上方に突出して形成されている、
    請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記第1開口部は、前後方向の幅が左右方向の幅よりも細くなるように構成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の洗濯機。
  5. 前記第2開口部の短手方向の寸法は、前記第1開口部の短手方向の寸法よりも大きい、
    請求項1~のいずれか一項に記載の洗濯機。
  6. 下部枠体と、
    前記下部枠体の内部に設けられ、上方に開口する有底円筒状である洗濯槽と、
    前記下部枠体の上方に配設され、前記洗濯槽と連通する洗濯物投入口が形成された上部枠体と、
    前記洗濯物投入口を開閉自在に覆う蓋体と、
    前記洗濯物投入口の後方位置において前記上部枠体に設けられた投入ユニットと、
    を備え、
    前記投入ユニットは、
    水および剤により泡を生成する泡生成部と、
    水および前記泡を通過させる流路と、
    前記流路の前方に配置され、下流位置において前記洗濯槽に水および前記泡を吐出する吐出部と、
    を含み、
    前記吐出部は、
    上下に貫通する開口として形成された開口部と、
    前記開口部を上流側と下流側とで仕切るように形成された仕切部と、
    を有
    前記仕切部により仕切られている下流側の前記開口部である第2開口部は、前記仕切部により仕切られている上流側の前記開口部である第1開口部の前方に配置され、
    前記第2開口部の開口面積は、前記第1開口部の開口面積よりも大きい、
    洗濯機。
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