JP7554031B2 - ストレージシステムおよびストレージ制御方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1にて、次のようなストレージシステムが提案されている。
複数のストレージノードを有する記憶システムにおいて、ストレージノードが、それぞれ記憶領域を提供する1又は複数の記憶装置と、上位装置からの要求に応じて、要求されたデータを対応する記憶装置に読み書きする1又は複数のストレージ制御部を設けている。各ストレージ制御部は、それぞれ上位装置からの要求に応じて要求されたデータを対応する記憶装置に読み書きするために必要な所定の構成情報を保持し、複数の制御ソフトウェアが冗長化グループとして管理され、同一の冗長化グループに属する各制御ソフトウェアがそれぞれ保持する構成情報は同期して更新され、冗長化グループを構成する複数の制御ソフトウェアを、各ストレージノードの負荷を分散するように、それぞれ異なる前記ストレージノードに配置する。
また、代表的な本発明のストレージ制御方法の一つは、不揮発性の記憶デバイスと、前記記憶デバイスへの読み書きするデータを、ストレージ機能を用いて処理するストレージコントローラと、揮発性のメモリと、を備えたストレージシステムにおけるストレージ制御方法であって、前記ストレージコントローラが、データの書き込み要求を受信した場合に、受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、前記メモリに格納したデータにかかるログを前記記憶デバイスに格納し、前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、前記メモリに格納したデータを、前記ストレージ機能を用いて処理して前記記憶デバイスにデステージすることを特徴とする。
開示する実施の形態においては、ストレージノードはメモリ上に制御情報やキャッシュデータを格納する。そしてストレージノードは不揮発デバイスを備える。ホストからの書き込み要求に応じて制御情報やデータを更新する際に、更新データをログ形式でこの不揮発デバイスに格納する。これによって、更新データの不揮発化が可能になる。その後、ホストに応答する。そして、これとは非同期に、メモリ内のデータを記憶デバイスにデステージする。デステージは、ストレージシステムに書き込んだデータを反映して記憶デバイスに書き込む処理を行う。デステージにおいてはシンプロビジョニングやスナップショット、データの冗長化等の各種ストレージ機能が提供され、データを検索したり、ランダムにアクセスしたりできるようにするため、論物変換アドレスを作成するなどの処理がある。対して、ログ形式での不揮発デバイス格納は、メモリ内のデータを失った場合に復元することを目的とするため、格納のための処理が軽くて速い。そのため、揮発性メモリを用いた場合に、データを不揮発性の記憶デバイスにログ形式で素早く格納してホスト装置に完了応答することで、レスポンス性能を高めることができる。
ログ形式での格納の時、制御情報やデータを追記書き形式で格納する。追記書きで格納するため空き領域の回収が必要である。空き領域回収のためにベースイメージ退避方式とガベージコレクション方式の二種類の方式を使い分ける。ベースイメージ退避方式は制御情報やキャッシュデータの一定の対象領域全体を不揮発デバイスに書き出し、その間の更新ログを全て破棄(空き領域として回収)する方式である。ガベージコレクション方式は、更新ログのうち最新ではない不要なログを識別し、不要なログ以外のログを別領域に書き移すことでログ領域を回収する方式である。電断時にはこのベースイメージ退避およびログを用いて制御情報やキャッシュデータをメモリに復元することで失わずに済む。両方式を使い分けて空き領域回収を行うことにより、空き管理のための管理情報を小さくでき、かつ空き領域回収のためのオーバヘッドを小さくすることができ、ストレージの性能を向上させることができる。
(1-1)実施例1のストレージシステムの構成
図1において、全体として実施例1のストレージシステムを示す。
ストレージシステム100は、例えば、複数のホスト装置101(Host)と、複数のストレージノード103(Storage Node)と、管理ノード104(Management Node)とを備える。ホスト装置101とストレージノード103と管理ノード104とは、ファイバーチャネル(Fibre Channel)、イーサネット(登録商標)、LAN(Local Area Network)等から構成されるネットワーク102を介して相互に接続される。
管理ノード104は、システム管理者が本ストレージシステム100全体を管理するために利用するコンピュータ装置である。管理ノード104は、複数のストレージノード103をクラスタと呼ぶグループとして管理する。なお、図1では、クラスタが1つのみ設けられた例を示しているが、ストレージシステム100内に複数のクラスタを設けるようにしてもよい。
ストレージノード103は、CPU(Central Processing Unit)1031、メモリ1032、複数の記憶デバイス1033(Drive)および通信装置1034(NIC:Network Interface Card)を備える。
ストレージノード103は、フロントエンドドライバ1081(Front-end driver)と、バックエンドドライバ1087(Back-end driver)と、1または複数のストレージ制御部1083(Storage Controller)と、データ保護制御部1086(Data Protection Controller)と、を備える。
なお、図3では、2つのストレージ制御部1083により1つのストレージ制御部グループ1085が構成される場合を示している。以下においても、2つのストレージ制御部1083によりストレージ制御部グループ1085が構成されるものとして説明を進めるが、3つ以上のストレージ制御部1083により1つの冗長構成を構成するようにしてもよい。
そして、ストレージ制御部グループ1085では、アクティブモードに設定されたストレージ制御部1083(以下、アクティブストレージ制御部と呼ぶ)、アクティブストレージ制御部が配置されたストレージノード103に障害が発生した場合等に、それまでスタンバイモードに設定されていたストレージ制御部1083(以下、スタンバイストレージ制御部と呼ぶ)の状態がアクティブモードに切り替えられる。これにより、アクティブストレージ制御部が稼働し得なくなった場合に、当該アクティブストレージ制御部が実行していたI/O処理を、スタンバイストレージ制御部により引き継ぐことができる。
この場合、データ保護制御部1086は、ストレージ制御部グループ1085に対して他のストレージノード103内の記憶デバイス1033が提供する物理的な記憶領域を割り当てたときには、当該他のストレージノード103に実装されたデータ保護制御部1086と協働して、そのデータ保護制御部1086との間でネットワーク102を介してデータをやり取りすることにより、そのストレージ制御部グループ1085のアクティブストレージ制御部から与えられたI/Oコマンドに従ってそのデータをその記憶領域にリードまたはライトする。
ホストからのI/O処理や、その他様々な処理のためにストレージ制御部は制御情報やキャッシュデータの更新を行う。この際、メモリ上の制御情報/キャッシュデータを更新するとともに、そのログを記憶デバイスに格納して不揮発化させる。そのために、制御情報ログバッファまたはキャッシュログバッファに更新ログを作成する。ログとは、更新データそれ自体とログヘッダからなり、メモリ上の制御情報やキャッシュデータがどのように更新されたかを示す情報である。ログヘッダには図9に示すように更新位置や更新サイズ、更新同士の順序関係を示す情報が含まれている。
追記書きを行うため、各デバイス上のログ領域は次第に空き領域が減っていき書き込めなくなってしまう。これを避けるため空き領域の回収が必要である。制御情報用のログ領域とキャッシュデータ用ログ領域でそれぞれ異なる方式を用いる。
一方キャッシュデータ用ログ領域の空き領域回収にはガベージコレクション方式を用いる。キャッシュデータは、上書きされたり(後述する非同期デステージによって)キャッシュから削除された場合にそのキャッシュデータのログは無効になる。ガベージコレクション方式は、無効になっているログを除いて、有効な古いログをログ領域の末尾に新規ログとしてコピーすることで、ログ領域を空き領域として回収する。
キャッシュデータログヘッダ管理テーブル10324は、ディスク上の全キャッシュデータログのログヘッダを格納しているテーブルである。
制御情報ログバッファ10325は、制御情報のログを一時的に保持する。キャッシュデータログバッファ10326は、キャッシュデータのログを一時的に保持する。
制御情報ベースイメージ領域は後述するベースイメージ退避処理において制御情報全体をコピーする領域である。制御情報ログ領域10333、キャッシュデータログ領域10334はそれぞれ後述のログ退避処理においてログを退避する先の領域である。永続化領域10335はデータ保護制御部1086によって管理される、ユーザデータを格納する領域である。
それぞれについては後述の各処理フローの中で説明する。
ストレージ制御部1083は、ログ作成処理、ログ退避処理、制御情報更新処理、キャッシュデータ更新処理、ベースイメージ退避処理、ユーザデータキャッシュ領域回収処理、リード処理およびライト処理、非同期デステージ処理を実行する。各処理の詳細については後述する。
図8は、キャッシュディレクトリの一例を示す図である。キャッシュディレクトリはキャッシュエリアを細分化した領域(キャッシュセグメント)の管理情報であり、キャッシュセグメントそれぞれに対応するエントリを持つ。
各ログヘッダにはログシーケンス番号、更新アドレス、更新サイズ、領域種別、有効フラグのフィールドがある。
デステージ処理はストレージ制御部およびデータ保護制御部によって実行される処理であり、記憶デバイス上の永続化領域に当該論理ボリューム番号/論理ボリュームアドレスに対応するデータを書き出す。
このデステージにおいては、各種ストレージ機能すなわちシンプロビジョニング機能やスナップショット機能、データ冗長化機能等が提供される。例えばシンプロビジョニング機能は書き込みに応じて一定サイズで動的に容量を割り当てる機能であり、論理空間と物理空間を対応付ける論物変換アドレスを生成する。またスナップショット機能はある時点のデータを仮想的に保存(これをスナップショットイメージという)しておき、更新があった場合に更新された領域のみ別領域に格納し、スナップショットイメージの参照のための、スナップショットイメージの論理空間から当該別領域の物理空間への論物変換アドレスを生成する。またデータ冗長化機能では、ミラーリングやEC(Erasure Coding)といった技術によりデータを冗長化するため、データの複製を作成して他のノードに格納したり、データから冗長コード(パリティ)を作成して他のノードに格納することによってデータを保護する。シンプロビジョニングやスナップショット機能はストレージ制御部が提供する。データ冗長化機能はデータ保護部が提供する。
デステージ処理の後、キャッシュディレクトリから当該エントリを削除する(ステップ4204)。この際、キャッシュディレクトリ更新であるため制御情報更新処理を不揮発化要否を要に設定して呼び出して更新する。次にユーザデータキャッシュログを無効化する(ステップ4205)。この処理は、キャッシュデータログヘッダ管理テーブルをサーチして、本処理でデステージしたデータと同じアドレス範囲のユーザデータキャッシュログを無効化する処理である。
最後にログヘッダ内のログ有効フラグを「有効」にして(ステップ4505)、本処理は終了する。
図17にログ退避処理の処理フローを示す。まずログバッファを参照し、未退避のログを読み出す(ステップ4701)。次に未退避ログを記憶デバイス上のログ領域に格納する(ステップ4702)。その書き込み位置は、最後に書き込んだログの直後である。
書き込みが完了したらメモリ上のログバッファからログを削除する(ステップ4703)。
ベースイメージ退避方式は、各ログ単位での有効/無効を管理する必要が無い代わりに、更新の有無にかかわらずその対象領域を全て退避するため、一度退避する際のコピー量が大きい。従い、ログ領域の空き容量が埋まるまでの時間が比較的長い、つまり更新ログのサイズがそれぞれ小さいような情報に適する。
図21は実施例2の記憶デバイスおよびベースイメージ領域、ログ領域の構成図である。
本実施例は記憶デバイス上に制御情報ログ領域、キャッシュデータログ領域がそれぞれ複数ある例である。例えば、制御情報ログ領域が記憶デバイスのうち複数台に、キャッシュデータ用ログ領域が残りの記憶デバイスにあっても良いし、両方が前記憶デバイスにあっても良い。
ステップ4711は、退避先記憶デバイスの決定である。複数ある記憶デバイスの中からログ退避する記憶デバイスを選択する。ラウンドロビンに選択しても良いし、記憶デバイスごとの負荷をモニタして最も負荷の小さい記憶デバイスを選択しても良い。複数の記憶デバイスに並行してログを書き出すことで、記憶デバイスの書き込み性能を有効活用して書き込みを速くすることができる。制御情報ログとキャッシュデータログと別々の記憶デバイスに書き込んでもよいし、さらに、制御情報ログを書き込む記憶デバイス、キャッシュデータログを書き込む記憶デバイスを、それぞれ複数にしてもよい。
ステップ41011では複数のデバイスから読み出したベースイメージは結合されて一つのベースイメージとして処理する。ステップ41012では複数記憶デバイスから読み出したログを、制御情報ログ/キャッシュデータログをそうするのと同様にマージ/ソートする。
本実施例3は、圧縮機能をサポートした例である。
圧縮機能はストレージ制御部によってサポートされる各種機能の一例である。圧縮機能とは、ホストより受領したデータをLZ4等のデータ圧縮アルゴリズムによって圧縮して格納することで容量の消費を抑え、ディスクの容量を節約し、ディスクのコストを抑えることができる機能である。また、圧縮処理の時間が増えるが、圧縮後は縮小したサイズでデータ処理をおこなうため、全体として処理時間の短縮が期待できる。
この際、圧縮データおよびメタデータはキャッシュデータ領域に追記書き形式で書きこまれる。なぜならば圧縮機能においては、ホストから受領したデータの圧縮後のサイズは不定である(圧縮効果に依存する)ため、圧縮データを旧データに上書きしようとしても旧データよりもサイズが大きく入れ替えられないことがあるためである。
ゆえに常に新しい領域を確保して書き込み、旧データの領域を空き領域として解放する追記書き方式が適する。また、追記書き形式であるため、圧縮データの格納位置を示す情報(メタデータ)が必要である。このメタデータもキャッシュデータ領域に格納される。
キャッシュデータ領域に格納された圧縮データおよびメタデータは、ホストI/Oに同期して(つまりホストに応答を返す前に)ディスク上のキャッシュデータログ領域に格納される。
図12の説明で示した通り、その処理の中でデータ保護部によって実行されるデステージ処理では、ミラーリングやEC(Erasure Coding)によってデータを冗長化することができる。
また、ストレージコントローラは、前記メモリの空き領域の回収に際し、複数のログを有する記憶領域単位で前記記憶デバイスに書き出して空き領域を回収するベースイメージ退避方式と、ログ単位で前記記憶デバイス書き出して空き領域を回収するガベージコレクション方式とを行う。
かかる構成及び動作により、性能と信頼性の高さを兼ね備えたストレージシステムを実現することができる。
また、前記ログは、ストレージ制御に関する制御情報のログと、前記読み書きに関するユーザデータのログと、を含み、前記制御情報のログは、前記ユーザデータのログよりも、更新の粒度が小さく、前記制御情報のログには前記ベースイメージ退避方式を適用し、前記ユーザデータのログには、前記ガベージコレクション方式を適用する。
このため、ストレージシステム100における制御情報やキャッシュデータ等を記憶装置へと効率的に格納し、性能と信頼性の高さを実現できる。
このため、制御情報のログとユーザデータのログとで管理方式を異ならせても、整合性を容易に確保できる。
このため、データの復旧を効率的に行うことができる。
かかる動作を採用すれば、データの更新サイズに合わせ、空き領域を効率的に管理できる。
すなわち、ストレージコントローラを冗長化したストレージシステムにおいて、制御情報やキャッシュデータ等を記憶装置へと効率的に格納し、性能と信頼性の高さを実現できる。
例えば、上記の実施例では、順序制御情報としてシーケンス番号を用いる構成を例示したが、ログにタイムスタンプを付与し、タイムスタンプを順序制御情報として用いてもよい。また、次のログへのポインタを付与し、順序制御情報として用いてもよい。また、順序制御情報は、ログごとに付与する構成に限定されず、ある程度まとまった範囲のログに付与してもよい。
Claims (13)
- 不揮発性の記憶デバイスと、
前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、
揮発性のメモリと、
を備えたストレージシステムであって、
前記ストレージコントローラは、データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、
前記メモリに格納したデータにかかる複数のログを複数の前記記憶デバイスに並行して格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記メモリに格納したデータを前記記憶デバイスにデステージする
ことを特徴とするストレージシステム。 - 不揮発性の記憶デバイスと、
前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、
揮発性のメモリと、
を備えたストレージシステムであって、
前記ストレージコントローラは、データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、
前記メモリに格納したデータにかかるログを前記記憶デバイスに格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記メモリに格納したデータを前記記憶デバイスにデステージし、
前記データをデステージした場合に、前記デステージしたデータにかかる前記記憶デバイス内のログを無効化し、
前記ストレージコントローラは、前記ログにかかるデータを更新するデータが書き込まれた場合に、更新前の当該データにかかる前記記憶デバイス内のログを無効化し、
前記ストレージコントローラは、
制御情報のログとユーザデータのログに対して処理の順序を示す順序制御情報を付して管理することで、前記制御情報のログと前記ユーザデータのログの順序について整合性を確保する
ことを特徴とするストレージシステム。 - 不揮発性の記憶デバイスと、
前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、
揮発性のメモリと、
を備えたストレージシステムであって、
前記ストレージコントローラは、データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを圧縮して前記メモリに格納し、
圧縮されたデータにかかる圧縮されたログを前記記憶デバイスに格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記圧縮されたデータを前記記憶デバイスにデステージし、
前記データをデステージした場合に、前記デステージしたデータにかかる前記記憶デバイス内のログを無効化し、
前記ストレージコントローラは、前記ログにかかるデータを更新するデータが書き込まれた場合に、更新前の当該データにかかる前記記憶デバイス内のログを無効化する
ことを特徴とするストレージシステム。 - 不揮発性の記憶デバイスと、
前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、
揮発性のメモリと、
を備えたストレージシステムであって、
前記ストレージコントローラは、データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、
前記メモリに格納したデータにかかるログを前記記憶デバイスに格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記メモリに格納したデータを前記記憶デバイスにデステージするものであり、
前記ログには、制御情報ログとキャッシュデータログとが含まれており、前記キャッシュデータログは前記制御情報ログよりもサイズが大きく、
前記ストレージコントローラは、前記制御情報ログと前記キャッシュデータログとを別々にまとめて、複数の前記制御情報ログごと、複数の前記キャッシュデータログごとに、まとめて前記記憶デバイスに格納するものであり、前記キャッシュデータログを圧縮して前記記憶デバイスに格納し、前記制御情報ログを圧縮せずに前記記憶デバイスに格納する
ことを特徴とするストレージシステム。 - 不揮発性の記憶デバイスと、
前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、
揮発性のメモリと、
を備えたストレージシステムであって、
前記ストレージコントローラは、データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、
前記メモリに格納したデータにかかるログを前記記憶デバイスに格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記メモリに格納したデータを前記記憶デバイスにデステージするものであり、
前記ログには、制御情報ログとキャッシュデータログとが含まれており、
前記ストレージコントローラは、前記制御情報ログと前記キャッシュデータログとを別々にまとめて、複数の前記制御情報ログごと、複数の前記キャッシュデータログごとに、まとめて前記記憶デバイスに格納し、
前記ストレージコントローラは、前記記憶デバイスに書き出したログを格納していたメモリの記憶領域にかかる容量の回収に際し、前記制御情報ログについては、一定の対象領域全体を前記記憶デバイスに書き出して空き領域を回収するベースイメージ退避方式を行い、前記キャッシュデータログについては、ログ単位で前記記憶デバイスに書き出して空き領域を回収するガベージコレクション方式を行う
ことを特徴とするストレージシステム。 - 請求項5に記載のストレージシステムであって、
前記ストレージコントローラは、
前記ログを更新する場合に、更新前ログが格納された記憶領域とは別の記憶領域に更新後ログを格納するとともに、更新前ログを無効化し、
前記ベースイメージ退避方式では、その記憶領域の無効化されていない複数のログを前記記憶デバイスに格納するとともに、その記憶領域を空き領域として回収し、
前記ガベージコレクション方式では、前記無効化されたログの記憶領域を空き領域として回収する処理と、無効化されていないログを前記記憶デバイスに格納するとともにそのログが格納されていた記憶領域のログを無効化する処理と、を非同期で行う
ことを特徴とするストレージシステム。 - 請求項1~5のいずれか一つに記載のストレージシステムであって、
前記データにかかるログの前記記憶デバイスへの格納は、前記データのデステージよりも処理が少ない
ことを特徴とするストレージシステム。 - 請求項7に記載のストレージシステムであって、
前記記憶デバイスに格納するログは、メモリ内のデータを復元するためのログであり、
前記記憶デバイスへのデータのデステージは前記ストレージシステムが格納するデータを書き込む/更新するためである
ことを特徴とするストレージシステム。 - 不揮発性の記憶デバイスと、前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、揮発性のメモリと、を備えたストレージシステムにおけるストレージ制御方法であって、
前記ストレージコントローラが、
データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、
前記メモリに格納したデータにかかる複数のログを複数の前記記憶デバイスに並行して格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記メモリに格納したデータを前記記憶デバイスにデステージする
ことを特徴とするストレージ制御方法。 - 不揮発性の記憶デバイスと、前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、揮発性のメモリと、を備えたストレージシステムにおけるストレージ制御方法であって、
前記ストレージコントローラが、
データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、
前記メモリに格納したデータにかかるログを前記記憶デバイスに格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記メモリに格納したデータを前記記憶デバイスにデステージし、
前記データをデステージした場合に、前記デステージしたデータにかかる前記記憶デバイス内のログを無効化し、
前記ストレージコントローラは、前記ログにかかるデータを更新するデータが書き込まれた場合に、更新前の当該データにかかる前記記憶デバイス内のログを無効化し、
前記ストレージコントローラは、
制御情報のログとユーザデータのログに対して処理の順序を示す順序制御情報を付して管理することで、前記制御情報のログと前記ユーザデータのログの順序について整合性を確保する
ことを特徴とするストレージ制御方法。 - 不揮発性の記憶デバイスと、前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、揮発性のメモリと、を備えたストレージシステムにおけるストレージ制御方法であって、
前記ストレージコントローラが、
データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを圧縮して前記メモリに格納し、
圧縮されたデータにかかる圧縮されたログを前記記憶デバイスに格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記圧縮されたデータを前記記憶デバイスにデステージし、
前記データをデステージした場合に、前記デステージしたデータにかかる前記記憶デバイス内のログを無効化し、
前記ストレージコントローラは、前記ログにかかるデータを更新するデータが書き込まれた場合に、更新前の当該データにかかる前記記憶デバイス内のログを無効化する
ことを特徴とするストレージ制御方法。 - 不揮発性の記憶デバイスと、前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、揮発性のメモリと、を備えたストレージシステムにおけるストレージ制御方法であって、
前記ストレージコントローラが、
データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、
前記メモリに格納したデータにかかるログを前記記憶デバイスに格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記メモリに格納したデータを前記記憶デバイスにデステージするものであり、
前記ログには、制御情報ログとキャッシュデータログとが含まれており、前記キャッシュデータログは前記制御情報ログよりもサイズが大きく、
前記ストレージコントローラは、前記制御情報ログと前記キャッシュデータログとを別々にまとめて、複数の前記制御情報ログごと、複数の前記キャッシュデータログごとに、まとめて前記記憶デバイスに格納するものであり、前記キャッシュデータログを圧縮して前記記憶デバイスに格納し、前記制御情報ログを圧縮せずに前記記憶デバイスに格納する
ことを特徴とするストレージ制御方法。 - 不揮発性の記憶デバイスと、前記記憶デバイスへの読み書きするデータを処理するストレージコントローラと、揮発性のメモリと、を備えたストレージシステムにおけるストレージ制御方法であって、
前記ストレージコントローラが、
データの書き込み要求を受信した場合に、
受信した書き込み要求にかかるデータを前記メモリに格納し、
前記メモリに格納したデータにかかるログを前記記憶デバイスに格納し、
前記ログを記憶デバイスに格納したら、前記データの書き込みの要求元に完了応答を行い、
前記メモリに格納したデータを前記記憶デバイスにデステージするものであり、
前記ログには、制御情報ログとキャッシュデータログとが含まれており、
前記ストレージコントローラは、前記制御情報ログと前記キャッシュデータログとを別々にまとめて、複数の前記制御情報ログごと、複数の前記キャッシュデータログごとに、まとめて前記記憶デバイスに格納し、
前記ストレージコントローラは、前記記憶デバイスに書き出したログを格納していたメモリの記憶領域にかかる容量の回収に際し、前記制御情報ログについては、一定の対象領域全体を前記記憶デバイスに書き出して空き領域を回収するベースイメージ退避方式を行い、前記キャッシュデータログについては、ログ単位で前記記憶デバイスに書き出して空き領域を回収するガベージコレクション方式を行う
ことを特徴とするストレージ制御方法。
Priority Applications (3)
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