本出願の実施例は、通信性能を向上させるための通信方法および関連装置を提供し、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSFを介してブロードバンドネットワークゲートウェイBNGデバイスにおけるエンドユーザの動的スケジューリングを実現し、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させる。
この出願の実施形態の第1態様は、コントロールプレーンエンティティ(control plane、CP)に適用される通信方法を提供する。CPは、ブロードバンドネットワークゲートウェイ(broadband gateway network、BNG)に含まれており、そして、BNGは、さらに、ユーザプレーンステアリング機能エンティティ(user plane steering function、USF)を含んでいる。本方法において、CPは、第1メッセージをUSFに送信し、ここで、第1メッセージは、エンドユーザ情報を含み、そして、エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報およびサービスレベルアグリーメントSLA情報を含んでいる。次いで、CPは、USFから第1要求メッセージを受信し、ここで、第1要求メッセージは、ターゲットUPの識別子を含み、そして、ターゲットUPは、エンドユーザに関連付けられている。つまり、第1要求メッセージは、ターゲットUPに基づいて、エンドユーザをスケジュールすることを指示する。次いで、CPは、ターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理する。CPは、第1メッセージをUSFに送信する。第1メッセージは、エンドユーザ情報を含み、そして、エンドユーザ情報に基づいて、USFに、エンドユーザをスケジュールするように指示する。次いで、CPは、USFによって送信された第1要求メッセージで搬送されるターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールすることを決定する。別の言葉で言えば、エンドユーザのスケジューリングポリシが、USFを介して決定される。次いで、CPは、さらに、ターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理し、その結果、エンドユーザのスケジューリングポリシは、USFを介してBNGデバイスで決定される。これにより、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷が軽減され、そして、通信性能が向上する。
この出願の実施形態の第1態様に係る特定の実装において、CPおよびUSFは、第1通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。CPは、第1通信インターフェイスを介してUSFに第1メッセージを送信し、そして、USFは、第1通信インターフェイスを介してCPに第1要求メッセージを送信することができる。
この実施形態において、CPおよびUSFは、第1通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。第1通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを含み、その結果、CPおよびUSFは、第1通信インターフェイスを介して、CPとUSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃える(align)ことができる。これにより、通信効率が向上する。
この出願の実施形態の第1態様に係る特定の実装において、第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および第1操作属性フィールドを含み、そして、第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および第2操作属性フィールドを含むことができる。
この実施形態では、CPとUSFとの間の通信インターフェイス(例えば、第1通信インターフェイス)において、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドを含む。この事例において、CPによりUSFに送信される第1メッセージ、および、USFによりCPに送信される第1メッセージは、少なくとも3つのフィールドをそれぞれ含み得る。その結果、CPおよびUSFは、少なくとも3つのフィールドに基づいて、CPとUSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、この出願の実施形態の第1態様は、エンドユーザがオンラインになることを、CPがスケジュールするシナリオに適用され得る。この事例において、第1メッセージにおいて、第1オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報およびSLA情報を含み、前記SLA情報は、初期SLA情報を含み、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザオンラインである情報を含む。前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第1ステアリング要求である情報を含み、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。
この実施形態では、CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、USFに、スケジュールされるエンドユーザを示すことができる。次いで、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザオンラインである情報を使用して、USFに、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールすることを示す。次に、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、USFは、第2オブジェクトフィールドのユーザアクセス情報を使用して、現在スケジュールされているエンドユーザをCPに示すことができ、指示操作タイプが第2操作フィールドに含まれる第1ステアリング要求である情報を使用して、エンドユーザのGo-Onlineステアリングを実行するようにCPを指示し、そして、第2操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、エンドユーザをターゲットUPに対してステアリングするようにCPを指示する。これは、BNG内のエンドユーザのオンライン接続のスケジューリングを実装する。
特定の実装において、この出願の実施形態の第1態様は、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、SLA更新情報を含み、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザSLA更新である情報を含む。前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第2ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。
この実施形態では、CPがエンドユーザのSLAを更新するときに、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、スケジュールされるエンドユーザをUSFに示すことができ、そして、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザSLA更新である情報を使用して、エンドユーザのSLAを更新するようにUSFを指示する。次いで、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、USFは、第2オブジェクトフィールドのユーザアクセス情報を使用して、現在スケジュールされているエンドユーザをCPに示すことができ、指示操作タイプが第2操作フィールドに含まれる第2ステアリング要求である情報を使用して、更新されたSLAに基づいてエンドユーザのステアリングを実行するようにCPに指示し、そして、第2操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、エンドユーザをターゲットUPに対してステアリングするようにCPに指示することができる。これは、BNG内でエンドユーザのオンライン接続のスケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第1態様に係る特定の実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。
この実施形態では、異なるユーザアクセス情報は、1つ以上の異なるエンドユーザを示すことができる。CPは、ユーザアクセス情報に含まれるステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、QinQ情報、初期ユーザプレーンエンティティUP IDといった情報を使用して、USFに対して、スケジュールされる必要がある1人以上の異なるエンドユーザを示すことができる。このようにして、スケジュールされる必要があるエンドユーザを、複数の実装において、USFに示すことができる。これにより、ソリューションの実装のフレキシビリティが向上する。
この出願の実施形態の第1態様に係る特定の実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。
この実施形態では、ユーザアクセス情報は、SF ID、QinQ情報、および初期UP IDを含み得る。加えて、ユーザアクセス情報が、USFに対して、複数の異なるエンドユーザをスケジュールするように示す必要がある場合、ユーザアクセス情報は、さらに、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDを含み、そして、USFに対して、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDの少なくとも1つに対応する複数の異なるエンドユーザをスケジュールするように示すことができる。
この出願の実施形態の第1態様に係る特定の実装において、ターゲットUPの識別子に基づいて、CPが、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理することは、具体的に、以下を含み得る。CPは、エンドユーザの識別子をターゲットUPに送信する。
この実施形態では、CPが、エンドユーザとBNGとの間の接続をスケジュールするように構成されている。具体的に、CPがターゲットUPの識別子に基づいてエンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理するプロセスにおいて、CPは、エンドユーザの識別子をターゲットUPに送信することができ、その結果、ターゲットUPは、エンドユーザをスケジュールすることを知る。これは、エンドユーザとターゲットUPとの間の動的スケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第2態様は、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSFに適用される通信方法を提供する。USFは、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGに含まれており、そして、BNGは、さらに、コントロールプレーンエンティティCPおよびソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラを含んでいる。本方法において、CPがエンドユーザをスケジュールするとき、USFは、CPから第1メッセージを受信し、ここで、第1メッセージは、エンドユーザ情報を含んでおり、そして、エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報およびサービスレベルアグリーメントSLA情報を含んでいる。次いで、USFは、第1メッセージに基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットUPを決定する。つまり、USFは、ターゲットUPに基づいて、CPに、エンドユーザをスケジュールするよう指示する。次いで、USFは、第1要求メッセージをCPに送信し、ここで、第1要求メッセージは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。USFはCPから第1メッセージを受信する。第1メッセージは、ユーザアクセス情報およびSLA情報を含んでおり、そして、エンドユーザ情報に基づいて、USFに、エンドユーザをスケジュールするよう指示する。次いで、CPは、USFによって送信された第1要求メッセージで搬送されるターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールすることを決定し、その結果、エンドユーザの動的スケジューリングが、USFを介して、BNGデバイスにおいて実装される。これにより、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷が軽減され、通信性能が向上する。
この出願の実施形態の第2態様に係る特定の実装において、CPおよびUSFは、第1通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。CPは、第1通信インターフェイスを介して、第1メッセージをUSFに送信し、そして、USFは、第1通信インターフェイスを介して、第1要求メッセージをCPに送信することができる。
この実施形態では、CPおよびUSFは、第1通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。第1通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを含み、その結果、CPおよびUSFは、第1通信インターフェイスを介して、CPとUSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これにより、通信効率が向上する。
この出願の実施形態の第2態様に係る特定の実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含み、かつ、前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。
この実施形態では、CPとUSFとの間の通信インターフェイス(例えば、第1通信インターフェイス)において、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドを含む。この事例において、CPによりUSFに送信される第1メッセージ、および、USFによりCPに送信される第1メッセージは、少なくとも3つのフィールドをそれぞれ含み得る。その結果、CPおよびUSFは、少なくとも3つのフィールドに基づいて、CPとUSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、この出願の実施形態の第2態様は、エンドユーザがオンラインになることを、CPがスケジュールするシナリオに適用され得る。この事例において、第1メッセージにおいて、第1オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報およびSLA情報を含み、前記SLA情報は、初期SLA情報を含み、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザオンラインである情報を含む。前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第1ステアリング要求である情報を含み、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。
この実施形態では、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、USFに、スケジュールされるエンドユーザを示すことができる。次いで、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザオンラインである情報を使用して、USFに、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールすることを示す。次に、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、USFは、第2オブジェクトフィールドのユーザアクセス情報を使用して、現在スケジュールされているエンドユーザをCPに示すことができ、指示操作タイプが第2操作フィールドに含まれる第1ステアリング要求である情報を使用して、エンドユーザのGo-Onlineステアリングを実行するようにCPを指示し、そして、第2操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、エンドユーザをターゲットUPに対してステアリングするようにCPを指示する。これは、BNG内のエンドユーザのオンライン接続のスケジューリングを実装する。
特定の実装において、この出願の実施形態の第2態様は、CPが、エンドユーザのSLAを更新するシナリオに適用され得る。この事例において、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、SLA更新情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザSLA更新である情報を含む。前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第2ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。
この実施形態では、CPがエンドユーザのSLAを更新するときに、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、スケジュールされるエンドユーザをUSFに示すことができ、そして、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザSLA更新である情報を使用して、エンドユーザのSLAを更新するようにUSFを指示する。次いで、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、USFは、第2オブジェクトフィールドのユーザアクセス情報を使用して、現在スケジュールされているエンドユーザをCPに示すことができ、指示操作タイプが第2操作フィールドに含まれる第2ステアリング要求である情報を使用して、更新されたSLAに基づいてエンドユーザのステアリングを実行するようにCPに指示し、そして、第2操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、エンドユーザをターゲットUPに対してステアリングするようにCPに指示することができる。これは、BNG内でエンドユーザのオンライン接続のスケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第2態様に係る特定の実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。
この実施形態では、異なるユーザアクセス情報は、1つ以上の異なるエンドユーザを示すことができる。CPは、ユーザアクセス情報に含まれるステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、QinQ情報、初期ユーザプレーンエンティティUP IDといった情報を使用して、USFに対して、スケジュールされる必要がある1人以上の異なるエンドユーザを示すことができる。このようにして、スケジュールされる必要があるエンドユーザを、複数の実装において、USFに示すことができる。これにより、ソリューションの実装のフレキシビリティが向上する。
この出願の実施形態の第2態様に係る特定の実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。
この実施形態では、ユーザアクセス情報は、SF ID、QinQ情報、および初期UP IDを含み得る。加えて、ユーザアクセス情報が、USFに対して、複数の異なるエンドユーザをスケジュールするように示す必要がある場合、ユーザアクセス情報は、さらに、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDを含み、そして、USFに対して、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDの少なくとも1つに対応する複数の異なるエンドユーザをスケジュールするように示すことができる。
この出願の実施形態の第2態様に係る特定の実装において、前記BNGは、さらに、ソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラを含み、かつ、前記USFによって、前記CPからの第1メッセージを受信した後で、前記方法は、さらに、以下を含む。前記USFは、さらに、前記第1メッセージに基づいて、前記エンドユーザに関連付けられたターゲットステアリング機能エンティティSFの識別子、および、前記エンドユーザの仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子を決定する。次いで、前記USFは、前記SDNコントローラに第2要求メッセージを送信し、ここで、前記第2要求メッセージは、VLAN識別子、ターゲットSFの識別子、および、ターゲットUPの識別子を含む。
この実施形態では、USFは、さらに、第1メッセージに基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットSFの識別子、および、VLAN識別子を決定することができる。次いで、USFは、VLAN識別子、ターゲットSFの識別子、およびターゲットUPの識別子を含む第2要求メッセージを使用して、ターゲットSF上で、ターゲットUPに対するVLAN識別子に対応するエンドユーザをスケジュールするSDNコントローラを示すことができる。エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするプロセスにおいて、エンドユーザは、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスにスケジュールされ得る。SDNコントローラは、SF内の異なるFサブインターフェイスにアクセスするエンドユーザをスケジュールするようにSFを制御し得る。従って、USFは、第2要求メッセージを使用して、SDNコントローラを介して、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールし得る。このようにして、エンドユーザのスケジューリングポリシがUSFを介してBNG装置で決定されることを前提として、エンドユーザの動的スケジューリングも、また、USFを介して実施される。これは、さらに、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させることができる。
この出願の実施形態の第2態様に係る特定の実装において、USFおよびSDNコントローラは、第2通信インターフェイスを介して、データを交換することができる。前記USFは、第2通信インターフェイスを介して、前記SDNコントローラに第2要求メッセージを送信することができる。
この実施形態において、USFおよびSDNコントローラは、第2通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。第2通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを含み、その結果、USFおよびSDNコントローラは、第2通信インターフェイスを介して、USFとSDNコントローラとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これにより、通信効率が向上する。
この出願の実施形態の第2態様に係る特定の実装において、第2要求メッセージは、第3オブジェクトフィールド、第3操作フィールド、および第3操作属性フィールドを含む。
この実施形態では、USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイス(例えば、第2通信インターフェイス)において、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドを含む。この事例において、USFよりSDNコントローラに送信される第2メッセージは、少なくとも3つのフィールドを含み得る。その結果、USFおよびSDNコントローラは、少なくとも3つのフィールドに基づいて、USFとSDNコントローラとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、この出願の実施形態の第2態様は、USFがエンドユーザをオンラインにするようスケジュールするシナリオに適用され得る。この事例において、第2要求メッセージにおいて、第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第3操作フィールドは、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を含み、そして、第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態では、USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイスにおいて、USFが、第1メッセージに基づいて、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールする必要があると判断した場合、USFは、第3オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SDNコントローラに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第3操作フィールドに含まれる第3ステアリング要求である情報を使用して、SDNコントローラに、エンドユーザのGo-Onlineステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を使用して、SDNコントローラに、ターゲットSFで、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするよう指示する。これは、BNG内のエンドユーザのオンライン接続のスケジューリングを実装する。
特定の実装において、この出願の実施形態の第2態様は、USFがエンドユーザの接続を更新するシナリオに適用され得る。この事例において、第2要求メッセージにおいて、第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第3操作フィールドは、指示操作タイプが第4ステアリング要求である情報を含み、そして、第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態では、USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイスにおいて、USFが、第1メッセージに基づいて、エンドユーザの接続が更新される必要があると判断した場合、USFは、第3オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、USFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第3操作フィールドに含まれる第4ステアリング要求である情報を使用して、SDNコントローラに、更新されたSLAに基づいてエンドユーザのステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を使用して、SDNコントローラに、ターゲットSFで、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするよう指示する。これは、BNG内のエンドユーザの接続更新のスケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第3態様は、ソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラに適用される通信方法を提供する。前記SDNコントローラは、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGに含まれており、そして、前記BNGは、さらに、コントロールプレーンエンティティCPおよびユーザプレーンステアリング機能エンティティUSF含む。前記方法において、前記SDNコントローラは、前記USFからの第2要求メッセージを受信し、ここで、前記第2要求メッセージは、仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子、ターゲットSFの識別子、および、ターゲットUPの識別子を含む。具体的に、前記USFは、第2要求メッセージを使用して、前記SDNコントローラに、前記ターゲットSFにおいて、前記VLAN識別子に対応するエンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続をスケジュールするように指示することができる。次に、SDNコントローラは、前記ターゲットSFにおいて、前記第2要求メッセージに基づいて、前記VLAN識別子に対応するエンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を処理する。前記SDNコントローラは、前記USFから、第2要求メッセージを受信する。ここで、第2要求メッセージは、エンドユーザの識別子、ターゲットUPの識別子、および、ターゲットSFの識別子を含む。具体的に、USFは、第2要求メッセージを使用して、SDNコントローラに、ターゲットSFで、VLAN識別子に対応するエンドユーザと、ターゲットUPとの間の接続をスケジュールするように指示する。次いで、SDNコントローラは、前記第2要求メッセージに基づいて、前記ターゲットSFで、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理し、その結果、SDNコントローラは、USFの指示に基づいて、BNGデバイスで、エンドユーザの動的スケジューリングを実装する。これは、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させることができる。
この出願の実施形態の第3態様に係る特定の実装において、USFおよびSDNコントローラは、第2通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。USFは、第2通信インターフェイスを介して、第2要求メッセージをSDNコントローラに送信することができる。
この実施形態では、USFおよびSDNコントローラは、第2通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。第2通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを含み、その結果、USFおよびSDNコントローラは、第2通信インターフェイスを介して、USFとSDNコントローラとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これにより、通信効率が向上する。
この出願の実施形態の第3態様に係る特定の実装において、前記第2メッセージは、第3オブジェクトフィールド、第3操作フィールド、および、第3操作属性フィールドを含む。
この実施形態では、SDNコントローラとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドを含む。この事例において、USFによりSDNコントローラに送信される第2要求メッセージは、少なくとも3つのフィールドを含み得る。その結果、USFおよびSDNコントローラは、少なくとも3つのフィールドに基づいてUSFとSDNコントローラとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、この出願の実施形態の第3態様は、エンドユーザがオンラインになることを、CPがスケジュールするシナリオに適用され得る。この事例において、第2要求メッセージにおいて、第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第3操作フィールドは、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を含み、そして、第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態では、USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイスにおいて、USFは、第3オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SDNコントローラに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第3操作フィールドに含まれる第3ステアリング要求である情報を使用して、SDNコントローラに、エンドユーザのGo-Onlineステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を使用して、SDNコントローラに、ターゲットSFで、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするよう指示する。これは、BNG内のエンドユーザのオンライン接続のスケジューリングを実装する。
特定の実装において、この出願の実施形態の第3態様は、USFがエンドユーザの接続を更新するシナリオに適用され得る。この事例において、第2要求メッセージにおいて、第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第3操作フィールドは、指示操作タイプが第4ステアリング要求である情報を含み、そして、第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態では、USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイスにおいて、USFは、第3オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、USFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第3操作フィールドに含まれる第4ステアリング要求である情報を使用して、SDNコントローラに、更新されたSLAに基づいてエンドユーザのステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を使用して、SDNコントローラに、ターゲットSFで、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするよう指示する。これは、BNG内のエンドユーザの接続更新のスケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第3態様に係る特定の実装において、前記BNGは、さらに、前記ターゲットSFを含む。第2要求メッセージが、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を含む場合、SDNコントローラが、第2要求メッセージに基づいて、ターゲットSFで、VLAN識別子に対応するエンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理することは、以下を含む。SDNコントローラは、第3要求メッセージをターゲットSFに送信し、ここで、第3要求メッセージは、VLAN識別子およびターゲットUPの識別子を含む。
この実施形態では、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするプロセスにおいて、エンドユーザは、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスにスケジュールされ得る。SDNコントローラは、SF内の異なるSFサブインターフェイスにアクセスするエンドユーザをスケジュールするためにSFを制御することができる。この事例において、SDNコントローラは、BNG内のSFで、第3要求メッセージを使用して、ターゲットUPへのVLAN識別子に対応するエンドユーザを具体的にステアリングし、その結果、エンドユーザは、BNGデバイスでオンラインになる。
この出願の実施形態の第3態様に係る特定の実装において、SDNコントローラおよびSFは、第3通信インターフェイスを介して、データを交換することができる。前記SDNコントローラは、第3通信インターフェイスを介して、前記ターゲットSFに第3要求メッセージを送信することができる。
この実施形態において、SDNコントローラおよびSFは、第3通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。第3通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを含み、その結果、SDNコントローラおよびSFは、第3通信インターフェイスを介して、SDNコントローラとSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これにより、通信効率が向上する。
この出願の実施形態の第3態様に係る特定の実装において、第3要求メッセージは、第4オブジェクトフィールド、第4操作フィールド、および第4操作属性フィールドを含む。
この実施形態では、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドを含む。この事例において、SDNコントローラよりSFに送信される第3メッセージは、少なくとも3つのフィールドを含み得る。その結果、SDNコントローラおよびSFは、少なくとも3つのフィールドに基づいて、SDNコントローラとSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、この出願の実施形態の第3態様は、SDNコントローラがエンドユーザをオンラインにするようスケジュールするシナリオに適用され得る。具体的に、第2要求メッセージは、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を搬送する。この事例において、第3要求メッセージにおいて、第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、そして、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態では、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、SDNコントローラは、第4オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第4操作フィールドに含まれる第5ステアリング要求である情報を使用して、SFに、エンドユーザのGo-Onlineステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、SFに、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするよう指示する。これは、BNG内のエンドユーザのオンライン接続のスケジューリングを実装する。
特定の実装において、この出願の実施形態の第3態様は、SDNコントローラがエンドユーザの接続を更新するシナリオに適用され得る。具体的に、第2要求メッセージは、指示操作タイプが第4ステアリング要求である情報を搬送する。この事例において、第3要求メッセージにおいて、第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、そして、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態では、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、SDNコントローラは、第4オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第4操作フィールドに含まれる第5ステアリング要求である情報を使用して、SFに、更新されたSLAに基づいてエンドユーザのステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、SFに、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするよう指示する。これは、BNG内のエンドユーザの接続更新のスケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第4態様は、ステアリング機能エンティティSFに適用される通信方法を提供する。前記方法において、前記SFは、SDNコントローラからの第3要求メッセージを受信し、ここで、前記第3要求メッセージは、エンドユーザの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。次に、SFは、第3要求メッセージに基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理する。SFは、SDNコントローラによって送信された第3要求メッセージに基づいて、エンドユーザの識別子およびターゲットUPの識別子を決定し、そして、さらに、第3要求メッセージに基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理し得る。これは、BNG内のエンドユーザとSFとの間の接続方法の動的スケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第4態様に係る特定の実装において、SDNコントローラおよびSFは、第3通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。SDNコントローラは、第3通信インターフェイスを介して、第3要求メッセージをターゲットSFに送信することができる。
この実施形態では、SDNコントローラおよびSFは、第3通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。第3通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを含み、その結果、SDNコントローラおよびSFは、第3通信インターフェイスを介して、SDNコントローラとSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これにより、通信効率が向上する。
この出願の実施形態の第4態様に係る特定の実装において、前記第3メッセージは、第4オブジェクトフィールド、第4操作フィールド、および、第4操作属性フィールドを含む。
この実施形態では、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドを含む。この事例において、SDNコントローラによりSFに送信される第3要求メッセージは、少なくとも3つのフィールドを含み得る。その結果、SDNコントローラとSFは、SFとSDNコントローラとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、この出願の実施形態の第4態様は、エンドユーザがオンラインになることを、SDNコントローラがスケジュールするシナリオに適用され得る。この事例において、第3要求メッセージにおいて、第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、そして、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態では、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、SDNコントローラは、第4オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第4操作フィールドに含まれる第5ステアリング要求である情報を使用して、SFに、エンドユーザのGo-Onlineステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、SFに、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするよう指示する。これは、BNG内のエンドユーザのオンライン接続のスケジューリングを実装する。
特定の実装において、この出願の実施形態の第4態様は、SDNコントローラがエンドユーザの接続を更新するシナリオに適用され得る。この事例において、第3要求メッセージにおいて、第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第4操作フィールドは、指示操作タイプが第6ステアリング要求である情報を含み、そして、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態では、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、SDNコントローラは、第4オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第4操作フィールドに含まれる第5ステアリング要求である情報を使用して、SFに、更新されたSLAに基づいてエンドユーザのステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、SFに、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするよう指示する。これは、BNG内のエンドユーザの接続更新のスケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第5態様は、コントロールプレーンエンティティCPに適用される通信方法を提供する。CPは、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGに含まれており、そして、前記BNGは、さらに、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSFを含む。前記方法において、前記CPは、go-offline要求メッセージを獲得し、ここで、go-offline要求メッセージは、エンドユーザ情報を含み、そして、エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報を含む。次に、CPは、USFに第1メッセージを送信し、ここで、第1メッセージは、第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報、および、ユーザアクセス情報を含んでいる。CPは、第1メッセージをUSFに送信する。第1メッセージは、第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報、および、ユーザアクセス情報を含んでおり、そして、USFに、エンドユーザ情報に基づいて、オフラインになるエンドユーザをスケジュールするように指示示する。次いで、USFは、エンドユーザに対応する接続情報を削除する。このようにして、エンドユーザに対応する接続情報が、USFを介して保管される。これにより、コントロールプレーンエンティティCPの保管負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させることができる。
この出願の実施形態の第5態様に係る特定の実装において、前記第1メッセージは、第5オブジェクトフィールド、第5操作フィールド、および、第5操作属性フィールドを含み、そして、前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含んでいる。
この実施形態では、CPおよびUSFは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを通じて、相互に通信することができる。CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドを含む。この事例において、CPによりUSFに送信される第1メッセージは、少なくとも3つのフィールドを含み得る。その結果、CPおよびUSFは、CPとUSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、この出願の実施形態の第5態様は、エンドユーザがオフラインになることを、CPがスケジュールするシナリオに適用され得る。この事例において、第1メッセージにおいて、第1オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、そして、第1操作属性フィールドは、第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報を含んでいる。
この実施形態では、CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるアクセス情報を使用して、USFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、そして、第1指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザオフラインである情報を使用して、USFに、エンドユーザがオフラインになることを指示し得る。次いで、USFは、前記第1メッセージに基づいて、エンドユーザがオフラインになることをスケジュールし得る。これは、BNG内のエンドユーザのオンライン切断(disconnection)のスケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第5態様に係る特定の実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。前記ユーザアクセス情報は、グループUP IDを含み、または、前記ユーザアクセス情報は、アクセスインターフェイスIDを含む。
この実施形態では、異なるユーザアクセス情報は、1つ以上の異なるエンドユーザを示すことができる。CPは、ユーザアクセス情報に含まれるSF ID、QinQ情報、および、初期UP IDといった情報を使用して、USFに、スケジュールされることを要する1人以上の異なるエンドユーザを示すことができる。このようにして、複数の実装において、USFに、スケジュールされることを要するエンドユーザを示すことができる。これにより、ソリューションの実装のフレキシビリティが向上する。
この出願の実施形態の第5態様に係る特定の実装において、ユーザアクセス情報は、さらに、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDのうち少なくとも1つを含む。
この実施形態では、ユーザアクセス情報は、SF ID、QinQ情報、および初期UP IDを含め得る。加えて、ユーザアクセス情報が、USFに、複数の異なるエンドユーザをスケジュールするように指示する必要がある場合、ユーザアクセス情報は、さらに、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDを含んでよく、USFに、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDのうち少なくとも1つに対応する複数の異なるエンドユーザをスケジュールするように指示する。
この出願の実施形態の第6態様は、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSFに適用される通信方法を提供する。USFは、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGに含まれており、そして、前記BNGは、さらに、コントロールプレーンエンティティCPおよびソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラを含む。本方法において、前記CPがエンドユーザをスケジュールするとき、前記USFは、前記CPから第1メッセージを受信し、ここで、第1メッセージは、第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報およびユーザアクセス情報を含む。次いで、前記USFは、前記第1メッセージに基づいて、エンドユーザに対応する接続情報を削除する。このようにして、エンドユーザに対応する接続情報がUSFを介して保管される。これにより、コントロールプレーンエンティティCPの保管負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させることができる。
この出願の実施形態の第6態様に係る特定の実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含み、そして、第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含んでいる。
この実施形態では、USFおよびCPは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを通じて、相互に通信することができる。USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドを含む。この事例において、CPによりUSFに送信される第1メッセージ、および、USFによりCPに送信される第1メッセージは、それぞれ少なくとも3つのフィールドを含み得る。その結果、CPおよびUSFは、前記少なくとも3つのフィールドに基づいて、CPとUSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、この出願の実施形態の第6態様は、エンドユーザがオフラインになることを、CPがスケジュールするシナリオに適用され得る。この事例において、第1メッセージにおいて、第1オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、そして、第1操作属性フィールドは、第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報を含んでいる。
この実施形態では、CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるアクセス情報を使用して、USFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、そして、第1指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザオフラインである情報を使用して、USFに、エンドユーザがオフラインになることを指示し得る。次いで、USFは、前記第1メッセージに基づいて、エンドユーザがオフラインになることをスケジュールし得る。具体的に、USFは、エンドユーザに対応する接続情報を削除する。これは、BNG内のエンドユーザのオンライン切断のスケジューリングを実装する。
この出願の実施形態の第7態様は、コントロールプレーンエンティティCPを提供する。CPは、第1態様または第1態様の特定の実装のいずれかで本方法を実装する機能を有し、または、CPは、第5態様または第5態様の特定の実装のいずれかで本方法を実装する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュール、例えば、受信ユニット、送信ユニット、および処理ユニットを含む。
この出願の実施形態の第8態様は、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSFを提供する。USFは、第2態様または第2態様の特定の実装のいずれかで本方法を実装する機能を有し、または、CPは、第6態様または第6態様の特定の実装のいずれかで本方法を実装する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュール、例えば、受信ユニット、送信ユニット、および処理ユニットを含む。
この出願の実施形態の第9態様は、ソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラを提供する。SDNコントローラは、第3態様または第3態様の特定の実装のいずれかで本方法を実装する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュール、例えば、受信ユニット、送信ユニット、および処理ユニットを含む。
この出願の実施形態の第10態様は、ステアリング機能エンティティSFを提供する。SFは、第4態様または第4態様の特定の実装のいずれかで本方法を実装する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュール、例えば、受信ユニット、送信ユニット、および処理ユニットを含む。
この出願の実施形態の第11態様は、コントロールプレーンエンティティCPを提供する。CPは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、およびメモリに保管され、かつ、プロセッサ上で実行できるコンピュータ実行可能命令を含んでいる。コンピュータ実行可能命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、第1態様のいずれか1つ又は第1態様の特定の実装に従って本方法を実行し、または、プロセッサは、第5態様のいずれか1つ又は第5態様の特定の実装に従って本方法を実行する。
この出願の実施形態の第12態様は、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSFを提供する。USFは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、およびメモリに保管され、かつ、プロセッサ上で実行できるコンピュータ実行可能命令を含んでいる。コンピュータ実行可能命令がプロセッサによって実行されるとき、プロセッサは、第2態様のいずれか1つ又は第2態様の特定の実装に従って本方法を実行し、または、プロセッサは、第6態様のいずれか1つ又は第6態様の特定の実装に従って本方法を実行する。
この出願の実施形態の第13態様は、ソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラを提供する。SDNコントローラは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、および、メモリに保管され、かつ、プロセッサ上で実行できるコンピュータ実行可能な命令を含んでいる。コンピュータ実行可能命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、第3態様のいずれか1つ又は第3態様の特定の実装に従って本方法を実行する。
この出願の実施形態の第14態様は、ステアリング機能エンティティSFを提供する。SFは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、およびメモリに保管され、かつ、プロセッサ上で実行できるコンピュータ実行可能な命令を含んでいる。コンピュータ実行可能命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、第4態様のいずれか1つ又は第4態様の特定の実装に従って本方法を実行する。
この出願の実施形態の第15態様は、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGを提供し、ここで、BNGは、第7態様におけるコントロールプレーンエンティティCP、第8態様におけるユーザプレーンステアリング機能エンティティUSFを含む。
この出願の実施形態の第15態様に係る特定の実装において、前記BNGは、さらに、第9態様におけるソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラを含む。
この出願の実施形態の第15態様に係る特定の実装において、前記BNGは、さらに、第10態様におけるステアリング機能エンティティSFを含む。
この出願の実施形態の第16態様は、1つ以上のコンピュータ実行可能命令を保管するコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ実行可能命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、第1態様から第6態様までのいずれか1つ、または、第1態様から第6態様までの特定の実装に従って、本方法を実行する。
この出願の実施形態の第17態様は、1つ以上のコンピュータ実行可能命令を保管するコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ実行可能命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、第1態様から第6態様までのいずれか1つ、または、第1態様から第6態様までの特定の実装に従って、本方法を実行する。
この出願の実施形態の第18態様は、チップシステムを提供する。チップシステムは、プロセッサを含み、そして、プロセッサは、ベースバンドプロセッサ(BP、baseband processor)を含み得る。例えば、プロセッサは、さらに、アプリケーションプロセッサ(AP、application processor)を含み、そして、第1態様から第6態様までのいずれか1つ又は第1態様から第6態様までの特定の実装に従って、本方法を実施する通信装置をサポートするように構成されている。特定の設計において、チップシステムは、さらに、メモリを含み得る。メモリは、必要なプログラム命令およびデータを保管するように構成されている。チップシステムは、チップを含んでよく、または、チップおよび別の個別コンポーネントを含んでよい。
第7態様、第11態様、第15態様から第18態様のいずれかによってもたらされる技術的効果、または、それらの具体的な実装については、第1態様または第1態様の異なる特定の実装によってもたらされる技術的効果を参照のこと、そして、詳細は、ここにおいて再度説明されない。もしくは、第5態様または第5態様の異なる特定の実装によってもたらされる技術的効果を参照のこと、そして、詳細は、ここにおいて再度説明されない。
第8態様、第12態様、第15態様から第18態様のいずれかによってもたらされる技術的効果、または、それらの具体的な実装については、第2態様または第2態様の異なる特定の実装によってもたらされる技術的効果を参照のこと、そして、詳細は、ここにおいて再度説明されない。もしくは、第6態様または第6態様の異なる特定の実装によってもたらされる技術的効果を参照のこと、そして、詳細は、ここにおいて再度説明されない。
第9態様、第13態様、第15態様から第18態様のいずれか、または、それらの具体的な実装によってもたらされる技術的効果については、第3態様または第3態様の異なる特定の実装によってもたらされる技術的効果を参照のこと、そして、詳細は、ここにおいて再度説明されない。
第10態様、第14態様、第15態様から第18態様のいずれか、または、それらの具体的な実装によってもたらされる技術的効果については、第4態様または第4態様の異なる特定の実装によってもたらされる技術的効果を参照のこと、そして、詳細は、ここにおいて再度説明されない。
前述の技術的ソリューションから、この出願の実施形態は、以下の利点を有することが分かる。CPは、第1メッセージをUSFに送信し、ここで、第1メッセージは、エンドユーザ情報を含み、そして、エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報およびサービスレベルアグリーメントSLA情報を含む。次いで、CPは、USFから第1要求メッセージを受信し、ここで、第1要求メッセージは、ターゲットUPの識別子を含み、そして、ターゲットUPは、エンドユーザに関連付けられている。つまり、第1要求メッセージは、ターゲットUPに基づいて、エンドユーザをスケジュールするように指示する。次いで、CPは、ターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理する。CPは、第1メッセージをUSFに送信する。第1メッセージは、エンドユーザ情報を含み、そして、USFに、エンドユーザ情報に基づいて、エンドユーザをスケジュールするように指示する。次に、CPは、USFによって送信された第1要求メッセージに含まれるターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールすることを決定する。別の言葉で言えば、エンドユーザのスケジューリングポリシは、USFを介して決定される。次いで、CPは、さらに、ターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理し、その結果、エンドユーザのスケジューリングポリシが、USFを介してBNGデバイスで決定される。これにより、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させる。
この出願の実施形態は、通信方法および関連装置を提供し、USFを介してBNGデバイス内のエンドユーザのスケジューリングポリシを決定し、コントロールプレーン(control plane)エンティティCPの処理負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させる。
ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)技術およびネットワーク機能仮想化(NFV)技術の開発に伴い、メトロポリタンエリアネットワークは、従来のネットワーク中心(network-centric)アーキテクチャからデータセンター中心(data center-centric)ネットワークアーキテクチャへ進化している。従来のネットワーク要素デバイスも、また、プロフェッショナルからユニバーサルへ進化している。従来のネットワーク要素デバイスのプロフェッショナルからユニバーサルへの進化は、主に、2つのデカップリングを解決する。すなわち、制御(control)と転送(forwarding)のデカップリング、および、ソフトウェアとハードウェアのデカップリングである。従来のブロードバンドアクセスゲートウェイ装置として、BNGは、ユーザのブロードバンドアクセスサービスおよびシナリオにおいて非常に重要である。一般的に、BNGデバイスでは、BNGデバイスにアクセスするエンドユーザに対して、CPが、ユーザ認証、アクセス制御、ユーザスケジューリング、などを実行する。
図1は、本出願の一つ実施形態に従った、ネットワークアーキテクチャの概略図であり、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGにおいてエンドユーザの接続に係る動的スケジューリングが実施される場合である。ブロードバンドネットワークゲートウェイBNG 100は、コントロールプレーンエンティティCP 1011およびユーザプレーンエンティティ102を含み得る。一般に、UP 102とCP 1011との間には、複数のインターフェイス実装が存在し得る。例えば、次の3個のインターフェイスが存在している。
PRi:仮想拡張ローカルエリアネットワーク汎用プロトコル拡張(Virtual Extensible Local Area Network Generic Protocol Extension、VXLAN GPE)インターフェイスを使用したサービスインターフェイス。UPは、パケットを受信し、インターフェイスを介してユーザアクセスプロトコルパケットをカプセル化し、そのパケットを処理のためにCPに送信する。
Mi:NETCONFインターフェイスを使用した管理インターフェイス。CPは、インターフェイスを使用して設定をUPに配信し、そして、UPは、インターフェイスを使用していくつかの実行ステータスを報告する。
Sci:コントロールプレーンおよびユーザプレーン分離プロトコル(control plane and user plane separated protocol、CUSP)インターフェイスを使用したコントロールインターフェイス。CPはユーザアクセスパケットを処理し、そして、ユーザのプロトコルインタラクションを完了する。ユーザがオンラインになった後で、CPは、インターフェイスを介して、対応するUPにユーザエントリを配信する。
SDNおよびNFV技術を使用して仮想化したBNGは、仮想ブロードバンドネットワークゲートウェイ(virtual broadband network gateway、vBNG)として使用することができ、それの構造は、図1と同様である。vBNGには、仮想ブロードバンドネットワークゲートウェイコントロールプレーンvBNG-CPおよびvBNG-UPが含まれている。具体的には、vBNG-CPを仮想化ネットワーク機能(virtual network function、VNF)として使用し、そして、x86サーバ上で実行して仮想化を実装することができる。vBNG-UPは、2つの形態を有している。一つは、VNF(x86サーバ仮想化ネットワーク要素)における仮想UP(virtual user plane、vUP)であり、そして、他方は、物理ネットワーク機能(physical network function、PNF)における物理転送処理装置(physical user plane、pUP)である。1つのvBNG-CPが、複数のpUPおよびvUPを管理することができる。現在のBNGデバイスは、SDN/NFVアーキテクチャに基づいて、前述の2つのデカップリングを実装している。BNGの転送と制御が分離された後で、コントロールプレーンは、複数の転送プレーンを管理し、そして、複数の転送プレーン間でユーザ、トラフィック、およびリソースをスケジュールすることができる。これは、デバイスの使用率および信頼性を大幅に向上させることができる。これに対応して、様々なインターネットサービスの発展に伴い、BNGデバイスがサポートするユーザセッションの量およびユーザアクセス帯域幅の要求が継続的に増加している。現在のBNGデバイスにおけるCPの処理性能に対する要求も、また、継続的に増加している。そのため、CPの処理負荷が過大となり、そして、通信性能が影響を受けている。
図2は、本出願の一実施形態に従った、ネットワークアーキテクチャの別の概略図であり、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGにエンドユーザの接続の動的スケジューリングを実装した場合である。vBNG-UPは、複数のpUPおよびvUPを含む。図2では、説明のために、vBNG-UPが、pUP 1(203)、pUP 2(204)、およびvUP 3(205)を含む例が使用される。pUP 1(203)、pUP 2(204)、vUP 3(205)、または複数の他のUPが、ネットワークエッジに分散されてよく、または、ネットワークの高い位置に分散されてよい。ユーザがアクセスするUPゲートウェイの動的選択を実装するために、vBNG-CPは、ソフトウェア定義ネットワークコントローラ(software-defined network controller、SDN controller)と連携して、ユーザの動的ステアリングを実装する必要がある。次に、図2に含まれるネットワーク要素について説明する。
CP 208:vBNGサービスコントロールプレーンであり、以下のように構成されている。ユーザダイヤルアッププロトコルを処理し、そして、ユーザ認証、アカウンティング、および認可を実行するために、認証、認可、およびアカウンティング(Authentication Authorization Accounting、AAA)サーバとインタラクションする。ユーザカウントに基づいて、ユーザが加入しているサービスレベルアグリーメント(service level agreement、SLA)を特定する。そして、ユーザダイヤルアッププロトコルで搬送されるアクセス回線情報を使用して、ユーザが、オンラインになり、かつ、USFがユーザのステアリングを誘導するのを待つ旨を、UPステアリング機能(UP steering function、USF)207に通知し、かつ、対応するUPがアクセスするポートにユーザをマッピングするようUSFに通知する。加えて、CP 208は、対応するUPにユーザエントリ情報を配信し、そして、対応するUPは、ユーザの転送エントリを生成し、かつ、ルートをアドバタイズ(advertise)する。
USF 207:UPステアリングのためのポリシ制御コンポーネント。USF 207は、SLAおよび負荷といったユーザのステータスに基づいて、ステアリングポリシを生成し、そして、CP 208およびSF 202にユーザをステアリングするように通知し、ネットワーク負荷分散およびSLA要件を実装する。
vBNG-UPに含まれるpUP 1(203)、pUP 2(204)、およびvUP 3(205):vBNGサービス転送プレーン。ユーザがオンラインになった後で、CPは、ユーザエントリを配信する。UPは、CP 208によって配信されたユーザエントリを受信し、ユーザの転送エントリをローカルに生成し、対応するサービスポリシを実行してトラフィックを転送し、そして、ルートをアドバタイズする。
ステアリング機能エンティティ(steering、SF)202:SF 202は、ユーザアクセスゲートウェイとして使用される。ユーザがオンラインになると、SF 202は、処理のために、サービスチャネルを介して、ユーザのダイヤルアッププロトコルパケットをCPに送信し、そして、ホーム端末を集約して、ユーザをUPに集約することができる。SF 202は、レイヤ2パケットを転送し、そして、仮想ローカルエリアネットワーク(virtual local area network、VLAN)/ダブル(double)VLAN(802.1Qにおける802.1Q、QinQ)によって、ユーザを分離する。各ユーザは、専用のVLAN/QinQを有している。ネットワークアーキテクチャでは、異なる量のAN 201のアクセスに係るシナリオをサポートするために、1つ以上のSF 202が存在し得る。
アクセスノード(access node、AN)201:住宅用ゲートウェイ(residential gateway、RGW)は、ANを介してBNGデバイスにアクセスすることができ、ここで、RGWは、PC、移動電話、タブレットコンピュータ、または別の端末であってよい。ANは、たいてい、RGW上でネットワークアドレス変換(network address translation、NAT)処理を実行し、RGWにプライベートIPアドレスを割り当て、イーサネット上のポイントツーポイントプロトコル(Point-to-Point Protocol Over Ethernet、PPPoE)ダイヤルアップ、および、イーサネット上のインターネットプロトコル(Internet Protocol over Ethernet、IPoE)ダイヤルアップを実行し、そして、ネットワークアクセスのためにvBNGからIPアドレスを取得する。
SDNコントローラ206:SDNコントローラ206は、USF 207を介して、対応するユーザのものであり、かつ、CP 208によって送信された、アクセスライン情報を受信する。ここで、アクセスライン情報は、アクセスされたスイッチ(switch、SW)/光回線終端(optical line termination、OLT)のアイデンティティ(identity document、ID)、アクセスポート情報、VLAN情報、などを含んでいる。SDNコントローラ206は、対応するSW/OLTにステアリングポリシを配信し、そして、対応するUPに接続されたレイヤ2トンネルにユーザのポートおよびVLAN/QinQをマッピングする。例えば、レイヤ2トンネルは、仮想拡張ローカルエリアネットワーク(Virtual Extensible Local Area Network、VXLAN)、仮想専用線(virtual leased line、VLL)、または、イーサネット仮想プライベートネットワーク(Ethernat virtual private network、EVPN)に対する汎用プロトコル拡張であり得る。
図2のネットワークアーキテクチャにおいて、図1のネットワークアーキテクチャと比較して、具体的には、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGでエンドユーザの接続の動的スケジューリングが実装されている場合に、アクセスノード(access node、AN)201アクセスネットワークの背後にSF 202デバイスが追加されている。レイヤ2トンネルが、デバイスとvBNG-UPとの間に確立される。SF 202およびAN 201によりアクセスされる物理インターフェイスは、異なるサブインターフェイスへと分割される。異なるサブインターフェイスは、異なる仮想ローカルエリアネットワーク(Virtual Local Area Network、VLAN)/ダブルVLAN(QinQ、802.1Qにおける802.1Q)の範囲に一致し、そして、異なるサブインターフェイスは、異なるレイヤ2トンネルに対応する。具体的には、デフォルトでAN 201がpUP 1(203)からオンラインになり、そして、制御パケットがCP 208に送信される。CP 208は、USF 207とユーザステアリングポリシを交換する。USF 207は、AN 201のサービスレベルアグリーメント(Service Level Agreement、SLA)に基づいて、アクセスがpUP 2(204)からであるべきと判断し、ユーザエントリをpUP 2(204)に配信するようにCP 208に通知する。加えて、USF 207は、SF 202を設定するようにSDNコントローラ206に通知し、そして、ユーザに対応するVLAN/QinQをpUP 2(204)に対応するインターフェイスにバインドする。AN 201の後続の転送パケットは、直接的にpUP 2(204)に転送される。USF 207は、動的ステアリングのポリシポイントである。CP 208は、USF 207にステアリングを行うか否かを尋ね、そして、USF 207は、CP 208およびSDNコントローラ206にステアリングを実行するように通知する。ポリシポイントは、CP 208またはSDNコントローラ206に構築されてよく、または、独立したネットワーク要素であってよい。
上記は、この出願の実施形態において実装されたネットワークアーキテクチャおよびいくつかの実施プロセスを説明している。以下は、具体的な実施プロセスを参照して、本出願の実施形態で提供される通信方法について説明する。
図3を参照のこと。この出願の実施形態における通信方法の実施例は、以下のステップを含む。
301:CPが、USFに第1メッセージを送信する。
この実施形態において、CPは、第1メッセージをUSFに送信する。これに対応して、USFは、ステップ301で第1メッセージを取得する。ここで、第1メッセージはエンドユーザ情報を含み、そして、エンドユーザ情報に基づいて対応するエンドユーザをスケジュールするようにUSFに指示するために使用される。そして、エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報を含んでいる。任意的に、エンドユーザ情報は、さらに、サービスレベルアグリーメントSLA情報を含んでよい。
特定の実装において、CPは、ブロードバンドネットワークゲートウェイBNGに含まれ、そして、BNGは、さらに、USFを含んでいる。図2で示されるネットワークアーキテクチャに示すように、特定の実装において、BNGは、さらに、UP、SF、などを含んでよい。
特定の実装において、CPおよびUSFは、第1通信インターフェイスを介してデータを交換し得る。第1通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または別の通信インターフェイスを含み得る。その結果、CPおよびUSFは、第1通信インターフェイスを介して、CPとUSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃える(align)ことができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および第1操作属性フィールドを含み得る。具体的に、CPおよびUSFは、NETCONF、RESTFUL、または別のインターフェイスを介して相互に通信し得る。CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、使用され得るデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、操作属性フィールドを含む。オブジェクトフィールドは、送信されたメッセージに対応する操作のエンドユーザの識別子を示すために使用され、操作フィールドは、送信されたメッセージに対応する操作の操作タイプを示すために使用され、そして、操作属性フィールドは、送信されたメッセージに対応する操作の操作ポートを示すために使用されている。この事例において、CPによりUSFに送信される第1メッセージは、少なくとも3つのフィールドを含み得る。その結果、CPおよびUSFは、少なくとも3つのフィールドに基づいて、CPとUSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。この実施形態および後続の実施形態では、CPによりUSFに送信されるメッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および第1操作属性フィールドを含み、そして、USFによりCPに送信されるメッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、第2操作属性フィールドを含む実施例は、説明のために使用される。
なお、具体的に、「揃える(“align”)」は、異なる通信機器が有線または無線のインターフェイスを介してメッセージを交換する場合に、交換されたメッセージを送信および受信するための搬送波周波数、交換されたメッセージの種類の決定、交換されたメッセージに含まれるフィールド情報の意味、または、交換されたメッセージのその他の構成について、2つの通信機器が一貫した理解を有することを意味することが留意されるべきである。具体的に、CPおよびUSFは、CPとUSFとの間のインターフェイスを介して送信されるメッセージで搬送される「少なくとも3つのフィールド(“at least three fields”)」に基づいて、「少なくとも3つのフィールド」で搬送されるフィールド情報の意味を一貫して理解することができる。
例えば、CPとUSFとの間の通信インターフェイスで使用されるデータモデルが図4に示され得る。CPとUSFとの間のインターフェイスのデータモデルの少なくとも3つのフィールドにおいて、オブジェクト401、操作402、操作属性403が、説明のための例として使用されている。少なくとも3つのフィールドが、代替的に別の名前で表され得ることが明らかである。例えば、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドは、端末、実装、および実装属性によって表される得る。オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドは、Aフィールド、Bフィールド、Cフィールドで表すことができる。または、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドは、別の方法で表すこともできる。このことは、ここに限おいて定されない。
具体的には、ステップ301で送信される第1メッセージでは、オブジェクト401(すなわち、オブジェクトフィールド)がユーザアクセス情報を搬送することができ、そして、ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、QinQ情報、および初期ユーザプレーンエンティティUP IDを含んでいる。任意的に、ユーザアクセス情報は、さらに、メディアアクセス制御層MAC情報を含み得る。ユーザアクセス情報は、以下のうち少なくとも1つを含んでいる。ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID(例えば、オブジェクト401で示される単一ユーザ:SF ID/MAC/QinQ/IP/SLA/access-interface ID)である。
さらに、ユーザアクセス情報は、SF ID、QinQ情報、および、初期UP IDを含み得る。加えて、ユーザアクセス情報が、複数の異なるエンドユーザをスケジュールするようにUSFに対して示す必要がある場合に、ユーザアクセス情報は、さらに、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDを含んでよく、USFに対して、ネットワークセグメント情報、グループUP ID、およびアクセスインターフェイスIDの少なくとも1つに対応する複数の異なるエンドユーザをスケジュールするように示すことができる。例えば、ユーザアクセス情報は、ネットワークセグメント情報(ゲートウェイおよびマスクを含む、同じネットワークセグメント上のユーザのグループ)が含まれ、かつ/あるいは、ユーザアクセス情報は、にグループUP ID(同じUPを有しているユーザのグループ)を含み、かつ/あるいは、ユーザアクセス情報は、アクセスインターフェイスID(同じアクセスインターフェイスを有しているユーザのグループ)を含んでいる。異なるユーザアクセス情報は1人以上の異なるエンドユーザを示し得るので、異なるユーザアクセス情報を使用することによって、USFは、異なるユーザアクセス情報を使用して、1人以上の異なるエンドユーザをスケジュールすることができる。このようにして、エンドユーザ情報に基づいてUSFによりスケジュールされたエンドユーザが、複数の実装において示され得る。これは、ソリューションの実装のフレキシビリティを向上させる。
以降では、操作402によって識別される異なる操作フィールドが、異なるシナリオに対してどのように適用されるかについて説明する。
1.エンドユーザがオンラインになるシナリオでは、第1メッセージにおいて、第1オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報およびSLA情報を含んでおり、そして、SLA情報は、初期SLA情報を含んでいる。具体的には、CPが、エンドユーザがオンラインになったと判断した場合に、CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、予定される(to-be-scheduled)エンドユーザをUSFに指示し、そして、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザオンライン(user online)である情報を使用して、エンドユーザがオンラインになるのをスケジュールするようにUSFに指示することができる。
2.エンドユーザの接続更新をスケジュールするシナリオでは、第1メッセージにおいて、第1オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報およびSLA情報を含み、そして、SLA情報は、SLA更新情報を含んでいる。具体的には、CPが、エンドユーザのSLAを更新することを決定した場合、CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、ユーザアクセス情報と第1オブジェクトフィールドに含まれるSLA情報を使用して、予定されるエンドユーザをUSFに指示し、そして、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザSLA更新(SLA update)である情報を使用して、エンドユーザのSLAを更新するようにUSFに指示することができる。
3.エンドユーザがオフラインになるのをスケジュールするシナリオでは、第1メッセージにおいて、第1オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、そして、第1操作フィールドは、第1指示操作タイプがユーザオフライン(user offline)である情報を含んでいる。具体的には、CPとUSFとの通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報を使用して、予定されるエンドユーザをUSFに指示し、そして、第1操作フィールドに含まれる第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報を使用して、エンドユーザがオフラインになるのをスケジュールするようにUSFに指示することができる。
加えて、ステップ301において、CPが、第1メッセージをUSFに送信する前に、CPは、さらに、複数の方法で、ステップ301を実行する必要があると判断することができる。別の言葉で言えば、ステップ301は、トリガープロセス(triggering process)を有している。例えば、トリガープロセスは、次のようであり得る。CPが、リモートアクセスダイヤルインユーザサーバ(remote access dial-in user service、RADIUS)(例えば、AAAサーバ)からメッセージを受信し、別の言葉で言えば、CPは、図2に示すネットワークアーキテクチャにおいてRADIUS 209からメッセージを受信して、ステップ301をトリガーする。トリガープロセスは、代替的に、次のようであり得る。CPは、エンドユーザからの要求メッセージを受信し、別の言葉で言えば、CPは、図2に示されるネットワークアーキテクチャにおいて、AN 201を介して、エンドユーザかにより送信された要求メッセージを受信して、ステップ301をトリガーする。CPは、さらに、別の方法でトリガープロセスを実装することができ、それは、ここにおいて制限されない。
302:USFは、エンドユーザに関連付けられたターゲットUPを決定する。
この実施形態において、USFは、ステップ301に従ってエンドユーザ情報を取得し、そして、第1メッセージは、エンドユーザ情報に基づいてエンドユーザをスケジュールするようにUSFに指示する。USFは、さらに、エンドユーザ情報に基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットUPを決定する。
USFは、UPステアリングのためのポリシ制御コンポーネントである。具体的に、USFは、SLAおよび負荷といったエンドユーザのステータスに基づいてステアリングポリシを生成し、そして、CPおよびSFにユーザをステアリングするように通知して、ネットワークの負荷分散(load balancing)を実装し、かつ、SLA要件に対応したスケジューリングを実行する。例えば、USFは、図2のpUP 1(203)、pUP 2(204)、vUP 3(205)を含む、複数のvBG-UPを管理することができる。USFは、対応するSLA情報を異なるvBG-UPに1つずつ事前に割り当てることができる。別の言葉で言えば、複数のvBG-UPの識別子と複数のSLAとの間のマッピング関係を確立することができる。
ステップ301から、CPがUSFに送信する第1メッセージにおいて、操作402によって識別される異なる操作フィールドが、異なるシナリオに対応し得ることが分かる。これに対応して、USFは、CPによって送信された第1メッセージの特定のコンテンツに基づく複数の方法で、エンドユーザに関連付けられたターゲットUPを決定することができる。詳細が、以下で説明される。
1.エンドユーザがオンラインになることをスケジュールするシナリオでは、CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、スケジュールされるエンドユーザをUSFに指示し、そして、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザオンラインである情報を使用して、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールするようにUSFに指示することができる。この事例において、USFは、複数のvBG-UPの識別子および複数のSLAのマッピング関係に基づいて、第1SLA情報に対応するUPがターゲットUPであると判断する。
2.エンドユーザのSLAを更新するシナリオでは、CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、スケジュールされるエンドユーザをUSFに指示し、そして、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザSLA更新である情報を使用して、USFがエンドユーザのSLAを更新するように指示することができる。この事例において、USFは、複数のvBG-UPの識別子および複数のSLAのマッピング関係に基づいて、SLA更新情報に対応するUPがターゲットUPであると判断する。
3.エンドユーザがオフラインになることをスケジュールするシナリオでは、CPとUSFとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報を使用して、スケジュールされるエンドユーザをUSFに指示し、そして、第1表示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザオフラインである情報を使用して、USFに、エンドユーザがオフラインになることをスケジュールするように指示することができる。この事例において、USFは、ターゲットUPとして、オフラインになるようにスケジュールされる必要があり、かつ、ユーザアクセス情報に対応しているエンドユーザが
現在置かれているUPを決定する。次いで、USFは、ステップ302でエンドユーザに関連付けられたターゲットUPを決定した後で、エンドユーザに対応する接続情報を削除する。具体的に、エンドユーザに対応する接続情報は、エンドユーザに関連付けられており、かつ、USFに保管されているユーザアクセス情報及び/又はSLA情報であり得る。このようにして、エンドユーザに対応する接続情報がUSFを介して保管される。これにより、コントロールプレーンエンティティCPの保管負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させることができる。
加えて、異なるユーザアクセス情報は、1つ以上の異なるエンドユーザを示し得る。特定のユーザアクセス情報に係る複数の実装については、ステップ301の説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。ステップ302において、USFは、異なるユーザアクセス情報に基づいて、1つ以上の異なるエンドユーザに対応するそれぞれのターゲットUP IDを決定することができる。
303:USFは、第1要求メッセージをCPに送信する。
この実施形態において、ステップ302でターゲットUPの識別子を取得した後で、USFは、第1要求メッセージをCPに送信することができる。ここで、第1要求メッセージは、ターゲットUPの識別子を含み、そして、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理するCPを示すために使用される。
図2に示されるネットワークアーキテクチャでは、AN 201アクセスネットワークの背後にSF 202デバイスが追加されており、そして、デバイスとUPとの間にレイヤ2トンネルが確立されている。SF 202およびAN 201によってアクセスされる物理インターフェイスは、異なるサブインターフェイスへと分割される。異なるサブインターフェイスは、異なるVLAN/QinQ範囲に一致している。別の言葉で言えば、異なるサブインターフェイスは、異なるレイヤ2 UPトンネルに対応しており、そして、エンドユーザは、異なるSFを介して異なるUPにアクセスする。従って、ステップ303の実施プロセスでは、UPを識別するためにターゲットUPの識別子が使用される。特定の実装の最中に、ターゲットUPの識別子は、ターゲットUP自体の識別子であってよく、または、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスの識別子であってよい。これは、ここにおいて限定されない。
ステップ301から、CPによりUSFに送信される第1メッセージにおいて、操作402によって識別される異なる操作フィールドが、異なるシナリオに対応し得ることが分かる。これに対応して、USFは、また、異なる対応するシナリオを識別するために、異なる操作フィールドを使用して第1要求メッセージをCPに送信することもできる。詳細が、以下で説明される。
1.エンドユーザがオンラインになることをスケジュールするシナリオでは、第1要求メッセージにおいて、第2オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、第2操作フィールドは、指示操作タイプが第1ステアリング要求(steering request)である情報を含み、そして、第2操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。具体的に、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールするときに、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、スケジュールされるエンドユーザをUSFに示すことができ、そして、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザオンラインである情報を使用して、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールするようにUSFに指示することができる。次いで、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、つまり、ステップ303で送信された第1要求メッセージにおいて、USFは、第2オブジェクトフィールドのユーザアクセス情報を使用して、現在スケジュールされているエンドユーザをCPに示すことができ、指示操作タイプが第2操作フィールドに含まれる第1ステアリング要求である情報を使用して、エンドユーザのGo-Onlineステアリングを実行するようにCPに指示し、そして、第2操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、エンドユーザをターゲットUPに対してステアリングするようにCPに指示することができる。
2.エンドユーザのSLAを更新するシナリオにおいて、第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザSLA更新である情報を含んでいる。第1要求メッセージにおいて、第2オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、第2操作フィールドは、指示操作タイプが第2ステアリング要求(steering request)である情報を含み、そして、第2操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。具体的に、CPがエンドユーザのSLAを更新するときに、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、CPは、第1オブジェクトフィールドに含まれるユーザアクセス情報およびSLA情報を使用して、スケジュールされるエンドユーザをUSFに示すことができ、そして、指示操作タイプが第1操作フィールドに含まれるユーザSLA更新である情報を使用して、エンドユーザのSLAを更新するようにUSFを指示する。次いで、USFとCPとの間の通信インターフェイスにおいて、つまり、ステップ303で送信された第1要求メッセージにおいて、USFは、第2オブジェクトフィールドのユーザアクセス情報を使用して、現在スケジュールされているエンドユーザをCPに示すことができ、指示操作タイプが第2操作フィールドに含まれる第2ステアリング要求である情報を使用して、更新されたSLAに基づいてエンドユーザのステアリングを実行するようにCPに指示し、そして、第2操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、エンドユーザをターゲットUPに対してステアリングするようにCPに指示することができる。
3.エンドユーザがオフラインになることをスケジュールするシナリオでは、第1メッセージにおいて、第1オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、第1操作フィールドは、第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報を含んでいる。この事例において、ステップ302から、USFは、オフラインになるようにスケジュールされる必要があり、かつ、ユーザアクセス情報に対応しているエンドユーザが現在置かれているUPを、ターゲットUPとして、決定することが分かる。ステップ303でUSFによりCPに送信される第1要求メッセージは、通知メッセージであってよく、USFが端末装置に対応する接続情報を削除したことをCPに通知するために使用され得る。加えて、CPが、エンドユーザがオフラインになることをスケジュールする場合、ステップ303は実行されなくてよい。
304:CPは、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理する。
この実施形態においては、ステップ303でターゲットUPの識別子を取得した後で、CPは、さらに、ターゲットUPの識別子に基づいてエンドユーザとターゲットUPとの接続を処理することができる。
具体的には、図2におけるCP 208が、例として使用される。CP 208は、vBNGサービスコントロールプレーンであり、ユーザのダイヤルアッププロトコルを処理し、そして、AAAサーバとインタラクションしてユーザの認証、アカウンティング、および認可を実行する。CP 208は、ユーザカウントに基づいてSLAを識別し、ユーザのダイヤルアッププロトコルで搬送されるアクセスライン情報を使用して、USF 207に、ユーザがオンラインになり、かつ、ユーザステアリングをガイドするUSFを待つことを通知し、そして、USFに、対応するUPによってアクセスされるポートにユーザをマッピングするように通知することができる。加えて、CP 208は、対応するUPにユーザエントリ情報を配信し、そして、対応するUPは、ユーザの転送エントリを生成し、そして、ルートをアドバタイズする。ステップ304におけるエンドユーザとターゲットUPとの間の接続をCPが処理する実施プロセスに対応して、CPが、ターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理することは、具体的に、以下を含み得る。CPは、ターゲットUPにエンドユーザの識別子を送信し、その結果、ターゲットUPは、エンドユーザをスケジュールすることを認識する。これは、エンドユーザとターゲットUPとの間の動的スケジューリングを実施する。
任意的なステップでは、ステップ304でCPがエンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理するプロセスにおいて、CPは、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスに対してエンドユーザをスケジュールすることができる。SDNコントローラは、SF内で異なるSFサブインターフェイスにアクセスするエンドユーザをスケジュールするようにSFを制御し得る。従って、CPは、対応するメッセージをSDNコントローラに送信して、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールすることができる。このようにして、エンドユーザのスケジューリングポリシが、USFを介してBNGデバイスで決定されることを前提として、エンドユーザの動的スケジューリングが、CPを介して実施される。これは、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷をある程度軽減し、そして、通信性能を向上させることができる。
305:CPは、USFに第1応答メッセージを送信する。
この実施形態においては、CPがステップ304でエンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理した後で、CPは、第1応答メッセージをUSFに送信することができ、ここで、第1応答メッセージ(steering ACK)は、CPがエンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理したことを示すために使用される。ステップ305は、任意的なステップである。
この実施形態では、ステップ301からステップ305までのCPとUSFとの間のインタラクションプロセスにおいて、CPは、第1メッセージをUSFに送信する。第1メッセージは、エンドユーザ情報を含んでおり、そして、エンドユーザ情報に基づいてエンドユーザをスケジュールするようにUSFに指示する。次いで、CPは、USFによって送信された第1要求メッセージに含まれるターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールすることを決定する。別の言葉で言えば、エンドユーザのスケジューリングポリシは、USFを介して決定される。次いで、CPは、さらに、ターゲットUPの識別子に基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理し、その結果、エンドユーザのスケジューリングポリシが、USFを介してBNGデバイスで決定される。これにより、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷が軽減され、そして、通信性能が向上する。
306:USFは、エンドユーザに関連付けられたターゲットSFを決定する。
この実施形態では、ステップ301でCPからの第1メッセージを受信した後で、USFは、さらに、第1メッセージに含まれるユーザアクセス情報に基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットSFを決定する。
具体的に、図2に示されるネットワークアーキテクチャでは、AN 201アクセスネットワークの背後にSF 202デバイスが追加されており、そして、デバイスとUPの間にレイヤ2トンネルが確立されている。SF 202およびAN 201によってアクセスされる物理インターフェイスは、異なるサブインターフェイスへと分割される。異なるサブインターフェイスは、異なるVLAN/QinQ範囲に一致している。別の言葉で言えば、異なるサブインターフェイスは、異なるレイヤ2 UPトンネルに対応しており、そして、エンドユーザは、異なるSFを介して異なるUPにアクセスする。従って、USFは、ステップ301で取得した第1メッセージに含まれるユーザアクセス情報に基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットSFを決定することができる。具体的に、ステップ301においては、CPからの第1メッセージが、ターゲットSFの識別子を搬送することができ、CPによりUSFに送信される別のメッセージが、ターゲットSFの識別子を搬送することができ、または、エンドユーザとSFとの間のマッピング関係がUSFにおいてプリセットされており、そして、USFは、マッピング関係からターゲットSFを決定することができる。エンドユーザに関連付けられたターゲットSFは、代替的に、別の方法で決定されてよい。これは、ここにおいて限定されない。
加えて、ステップ306がステップ301の後で実行される必要があり、そして、ステップ306と、ステップ302からステップ305までとの間には、必要な順序関係は存在していない。これは、ここにおいて限定されない。
307:USFは、SDNコントローラに第2要求メッセージを送信する。
この実施形態において、USFは、SDNコントローラに第2要求メッセージを送信する。USFは、さらに、ステップ301で獲得された第1メッセージに基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットステアリング機能エンティティSFの識別子、および、エンドユーザの仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子を決定することができる。次いで、USFは、第2要求メッセージをSDNコントローラに送信する。第2要求メッセージは、VLAN識別子、ターゲットSFの識別子、および、ターゲットUPの識別子を含んでいる。
ステップ301およびステップ302から、ユーザアクセス情報が一人またはそれ以上のエンドユーザを示し得ることが分かる。これに対応して、ステップ307では、第1メッセージを使用して決定されたVLAN識別子も、また、一人またはそれ以上のエンドユーザに対応し得る。具体的に、ステップ303の実施プロセスでは、ターゲットUPの識別子を使用してターゲットUPを識別する。特定の実装の最中に、ターゲットUPの識別子は、ターゲットUP自体の識別子であってよく、または、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスの識別子であってよい。これは、ここにおいて限定されない。ここにおいては、ターゲットUPの識別子として、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスの識別子を使用する例が、説明のために使用される。この事例において、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスは、ターゲットSFに含まれている。任意的に、第2要求メッセージは、さらに、端末装置の送信元(source)UPの識別子を含んでよく、そして、送信元UPの識別子に対応するUPのうちVLAN識別子に対応するエンドユーザを、ターゲットSFで、スケジュールするようにSDNコントローラに指示するために使用される。同様に、送信元UPの識別子は、端末装置が最初にアクセスするUPを識別するために使用される。ここで、送信元UPの識別子は、送信元UP自体の識別子であってよく、または、送信元UPに対応する送信元SFサブインターフェイスの識別子であってよい。これは、ここにおいて限定されない。
特定の実装において、USFおよびSDNコントローラは、第2通信インターフェイスを介してデータを交換することができる。第1通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または、別の通信インターフェイスを含んでよく、その結果、USFおよびSDNコントローラは、第2通信インターフェイスを介して、USFとSDNコントローラの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信効率を向上させる。
特定の実装において、第2要求メッセージは、第3オブジェクトフィールド、第3操作フィールド、および第3操作属性フィールドを含んでいる。具体的に、USFおよびSDNコントローラは、NETCONF、RESTFUL、または別のインターフェイスを介して、相互に通信できる。オブジェクトフィールドは、送信されたメッセージに対応する操作のエンドユーザの識別子を示すために使用され、操作フィールドは、送信されたメッセージに対応する操作の操作タイプを示すために使用され、そして、操作属性フィールドは、送信されたメッセージに対応する操作の操作ポートを示すために使用される。USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイスにおいて、使用可能なデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、操作属性フィールドを含んでいる。この事例において、USFからSDNコントローラに送信される第2要求メッセージは、少なくとも3つのフィールドを含んでよく、その結果、USFおよびSDNコントローラは、少なくとも3つのフィールドに基づいて、USFとSDNコントローラとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信の効率を向上させる。この実施形態および後続の実施形態においては、USFからSDNコントローラに送信されるメッセージに、第3オブジェクトフィールド、第3操作フィールド、第3操作属性フィールドが含まれている例が、説明のために使用される。
具体的に、「揃える(“align”)」とは、異なる通信機器が有線または無線のインターフェイスを介してメッセージを交換する場合に、交換されたメッセージを送信および受信するための搬送波周波数、交換されたメッセージの種類の決定、交換されたメッセージに含まれるフィールド情報の意味、または、交換されたメッセージのその他の構成について、2つの通信機器が一貫性のある理解を有することを意味することが、留意されるべきである。具体的に、USFおよびSDNコントローラは、USFとSDNコントローラとの間のインターフェイスを介して送信されるメッセージで搬送される「少なくとも3つのフィールド(“at least three fields”)」に基づく、「少なくとも3つのフィールド」で搬送されるフィールド情報の意味について、一貫性のある理解を有し得る。
例えば、USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイスで使用されるデータモデルを図5に示すことができる。USFとSDNコントローラとの間のインターフェイスのデータモデルの少なくとも3つのフィールドにおける、オブジェクト501、操作502、操作属性503が、説明のための例として使用される。少なくとも3つのフィールドが、代替的に、別の名前で表され得ることは、明らかである。例えば、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドは、端末、実装、および実装属性によって表すことができ、オブジェクトフィールド、操作フィールド、操作属性フィールドは、Aフィールド、Bフィールド、Cフィールドによって表すことができ、または、オブジェクトフィールド、操作フィールド、操作属性フィールドは、別の方法で表すこともできる。これは、ここにおいて限定されない。
具体的には、ステップ307で送信される第2要求メッセージにおいて、オブジェクト501(すなわち、オブジェクトフィールド)は、VLAN識別子を搬送し得る。以降では、操作502によって識別される操作フィールドが、異なるシナリオにどのように適用されるかについて説明する。
1.USFが、USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイスにおいて、第1メッセージに基づいて、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールするように決定した場合、USFは、第3オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SDNコントローラに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第3操作フィールドに含まれる第3ステアリング要求(steering request)の情報を使用して、SDNコントローラに、エンドユーザのオンラインになる(go-online)ステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を使用して、ターゲットSFにおいて、SDNコントローラに、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするように指示することができる(送信元(source)インターフェイス属性:SF ID、具体的には、操作の送信元インターフェイスを示し得るSF側サブインターフェイスID、宛先(destination)インターフェイス属性:ターゲットSF ID、具体的には、操作の宛先インターフェイスを示し得るSF側サブインターフェイスID)。
2.USFが、USFとSDNコントローラとの間の通信インターフェイスにおいて、第1メッセージに基づいて、エンドユーザの接続を更新すると判断した場合、USFは、第3オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、USFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第3操作フィールドに含まれる第4ステアリング要求(steering request)である情報を使用して、SDNコントローラに、更新されたSLAに基づいて、エンドユーザのステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を使用して、ターゲットSFにおいて、SDNコントローラに、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするように指示することができる(送信元インターフェイス属性:SF ID、具体的には、操作の送信元インターフェイスを示し得るSF側サブインターフェイスID、宛先インターフェイス属性:ターゲットSF ID、具体的には、操作の宛先インターフェイスを示し得るSF側サブインターフェイスID)。
この実施形態では、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするプロセスにおいて、エンドユーザは、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスにスケジュールされ得る。SDNコントローラは、SF内の異なるSFサブインターフェイスにアクセスするエンドユーザをスケジュールするようにSFを制御し得る。従って、USFは、第2要求メッセージを使用して、SDNコントローラを介して、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールし得る。このようにして、エンドユーザのスケジューリングポリシは、USFを介してBNG装置で決定されることを前提として、エンドユーザの動的スケジューリングも、また、USFを介して実装される。これにより、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷をさらに軽減し、そして、通信性能を向上させることができる。
308:SDNコントローラが、SFに第3要求メッセージを送信する。
この実施形態において、SDNコントローラは、ステップ307でUSFからの第2要求メッセージを受信した後で、第2要求メッセージに基づいて、ターゲットSFにおいて、VLAN識別子に対応するエンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理する。
ステップ307のコンテンツから、VLAN識別子は、一人またはそれ以上のエンドユーザを対応して識別することが分かる。具体的には、SDNコントローラが、ターゲットSF内で、第2要求メッセージに基づいて、VLAN識別子に対応するエンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理するプロセスは、次のようであり得る。SDNコントローラは、第3要求メッセージを生成し、そして、第3要求メッセージをSFに送信する。ここで、第3要求メッセージは、エンドユーザのVLAN識別子およびターゲットUPの識別子を含んでいる。
この実施形態においては、図2に示すネットワークアーキテクチャが、例として使用される。BNGは、さらに、ステアリング機能エンティティSFを含み得る。SF内には、複数の異なるSFサブインターフェイスが存在してよく、そして、異なるSFサブインターフェイスは、異なるレイヤ2UPトンネル(layer 2 UP tunnel)に対応している。別の言葉で言えば、エンドユーザは、異なるSFを介して異なるUPにアクセスする。従って、SFのコントローラとして、USFからの第2要求メッセージを受信した後で、SDNコントローラは、ステップ308からステップ310まで実行することにより、第2要求メッセージに基づいて、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理することができる。
特定の実装において、SDNコントローラおよびSFは、第3通信インターフェイスを介して、データを交換し得る。第1通信インターフェイスは、NETCONF、RESTFUL、または他の通信インターフェイスを含んでよく、その結果、SDNコントローラおよびSFコントローラは、第3通信インターフェイスを介して、SDNコントローラとSFコントローラとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信の効率を向上させる。
特定の実装において、第3要求メッセージは、第4オブジェクトフィールド、第4操作フィールド、および第4操作属性フィールドを含んでいる。具体的に、SDNコントローラおよびSFは、NETCONF、RESTFUL、または別のインターフェイスを介して、相互に通信できる。オブジェクトフィールドは、送信されたメッセージに対応する操作のエンドユーザの識別子を示すために使用され、操作フィールドは、送信されたメッセージに対応する操作の操作タイプを示すために使用され、そして、操作属性フィールドは、送信されたメッセージに対応する操作の操作ポートを示すために使用される。この実施形態では、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、使用可能なデータモデルは、少なくとも3つのフィールド、すなわち、オブジェクトフィールド、操作フィールド、操作属性フィールドを含んでいる。この事例において、SDNコントローラからSFに送信される第3要求メッセージは、少なくとも3つのフィールドを含んでよく、その結果、SDNコントローラおよびSFは、少なくとも3つのフィールドに基づいて、SDNコントローラとSFとの間で送信されるメッセージのコンテンツを揃えることができる。これは、通信の効率を向上させる。この実施形態および後続の実施形態においては、SDNコントローラによりSFに送信されるメッセージに、第4オブジェクトフィールド、第4操作フィールド、第4操作属性フィールドが含まれている例が、説明のために使用される。
具体的に、「揃える(“align”)」とは、異なる通信機器が有線または無線のインターフェイスを介してメッセージを交換する場合に、交換されたメッセージを送信および受信するための搬送波周波数、交換されたメッセージの種類の決定、交換されたメッセージに含まれるフィールド情報の意味、または、交換されたメッセージのその他の構成について、2つの通信機器が一貫性のある理解を有することを意味することが、留意されるべきである。具体的に、SDNコントローラおよびSFは、SDNコントローラとSFとの間のインターフェイスを介して送信されるメッセージで搬送される「少なくとも3つのフィールド」に基づく、「少なくとも3つのフィールド」で搬送されるフィールド情報の意味について、一貫性のある理解を有し得る。
例えば、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスで使用されるデータモデルを図6に示すことができる。SDNコントローラとSFとの間のインターフェイスのデータモデルの少なくとも3つのフィールドにおける、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドが、オブジェクト601、操作602、操作属性603を例として使用して、説明される。少なくとも3つのフィールドが、代替的に、別の名前で表され得ることは、明らかである。例えば、オブジェクトフィールド、操作フィールド、および操作属性フィールドは、端末、実装、および実装属性によって表すことができ、オブジェクトフィールド、操作フィールド、操作属性フィールドは、Aフィールド、Bフィールド、Cフィールドによって表すことができ、または、オブジェクトフィールド、操作フィールド、操作属性フィールドは、別の方法で表すこともできる。これは、ここにおいて限定されない。
加えて、ステップ307において、USFは、異なる第2要求メッセージをSDNコントローラに送信して、接続を実装するようにエンドユーザをスケジュールすることに係る異なるプロセスをサポートし得る。従って、ステップ308において、SDNコントローラは、また、複数の方法で、SFに第3要求メッセージを送信することもできる。詳細は、以下で説明される。
1.SDNコントローラが、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールするシナリオにおいて、具体的には、ステップ307で取得された第2要求メッセージは、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を搬送する。この事例において、第3要求メッセージでは、第4オブジェクトフィールドはVLAN識別子を含み、第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、そして、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。具体的には、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、SDNコントローラは、第4オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第4操作フィールドに含まれる第5ステアリング要求である情報を使用して、SFに、エンドユーザのオンラインになるステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、SFに、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするように指示することができる(送信元インターフェイス属性:SF ID、具体的には、操作の送信元インターフェイスを示し得るSF側サブインターフェイスID、宛先インターフェイス属性:ターゲットSF ID、具体的には、操作の宛先インターフェイスを示し得るSF側サブインターフェイスID)。
2.SDNコントローラが、エンドユーザの接続を更新するシナリオにおいて、具体的には、ステップ307で取得された第2要求メッセージは、指示操作タイプが第4ステアリング要求である情報を搬送する。この事例において、第3要求メッセージでは、第4オブジェクトフィールドはVLAN識別子を含み、第4操作フィールドは、指示操作タイプが第6ステアリング要求である情報を含み、第4操作属性フィールドはターゲットUPの識別子が含んでいる。具体的には、SDNコントローラとSFとの間の通信インターフェイスにおいて、SDNコントローラは、第4オブジェクトフィールドに含まれるVLAN識別子を使用して、SFに、スケジュールされるエンドユーザを示し、指示操作タイプが第4操作フィールドに含まれる第5ステアリング要求である情報を使用して、SFに、更新されたSLAに基づいてエンドユーザのステアリングを実行するように指示し、そして、第3操作属性フィールドに含まれるターゲットUPの識別子を使用して、SFに、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールするように指示することができる(送信元インターフェイス属性:SF ID、具体的には、操作の送信元インターフェイスを示し得るSF側サブインターフェイスID、宛先インターフェイス属性:ターゲットSF ID、具体的には、操作の宛先インターフェイスを示し得るSF側サブインターフェイスID)。これは、BNG内でエンドユーザの接続更新のスケジューリングを実施する。
309:SFは、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理する。
この実施形態では、ステップ308でSFがターゲットUPの識別子およびエンドユーザの識別子を取得した後で、SFは、エンドユーザとターゲットUPとの間の接続処理を行う。
具体的に、SFは、ターゲットUPを含む、複数のSFインターフェイスを含み、そして、異なるSFインターフェイスは異なるUPに対応している。ステップ309の実施プロセスは、具体的に、SFが、エンドユーザと複数のSFインターフェイスとの間の接続を処理する。
加えて、ステップ308で、SDNコントローラは、エンドユーザが接続を実装するようにスケジュールする異なるプロセスをサポートするために、異なる第3要求メッセージをSFに送信し得る。従って、ステップ309で、SFは、また、異なる第3要求メッセージを使用して、異なるスケジューリングプロセスを実装することもできる。詳細は、以下で説明される。
1.SDNコントローラが、エンドユーザがオンラインになることをスケジュールするシナリオでは、第3要求メッセージにおいて、第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、そして、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。この事例において、ステップ309で、SFは、エンドユーザが、ターゲットUPからオンラインになるようにスケジュールし、その結果、エンドユーザのオンラインになるスケジューリングが、BNGにおいて実施される。
2.SDNコントローラが、エンドユーザの接続更新をスケジュールするシナリオでは、第3要求メッセージにおいて、第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、第4操作フィールドは、指示操作タイプが第6ステアリング要求である情報を含み、そして、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含んでいる。この事例において、SFは、ステップ309で、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールする。これは、BNGにおいてエンドユーザの接続更新のスケジューリングを実施する。
310:SFは、SDNコントローラに第3応答メッセージを送信する。
この実施形態においては、SFがステップ309を実行した後で、SFは、SDNコントローラに第3応答メッセージを送信し得る。ここで、第3応答メッセージは、SFがエンドユーザとターゲットUPとの間の接続を処理したことを示すために使用される。ステップ310は、任意的なステップである。
311:SDNコントローラは、USFに第2応答メッセージを送信する。
この実施形態においては、SDNコントローラがステップ310でSFから第3応答メッセージを受信した後で、SDNコントローラは、第2応答メッセージをUSFに送信する。ここで、第2応答メッセージは、SDNコントローラがエンドユーザとターゲットUPとの間の接続をターゲットSFで処理したことを示すために使用される。ステップ311は、任意的なステップである。
この実施形態では、ステップ306からステップ311のプロセスを使用することにより、エンドユーザをターゲットUPにスケジューリングするプロセスにおいて、エンドユーザは、ターゲットUPに対応するSFサブインターフェイスにスケジュールされ得る。SDNコントローラは、SF内で異なるSFサブインターフェイスにアクセスするエンドユーザをスケジュールするためにSFを制御し得る。従って、USFは、第2要求メッセージを使用して、SDNコントローラを介して、エンドユーザをターゲットUPにスケジュールし得る。このようにして、エンドユーザのスケジューリングポリシがUSFを介してBNGデバイスで決定されること(ステップ301からステップ305まで)を基にして、エンドユーザの動的スケジューリングも、また、USFを介して実施される。これは、さらに、コントロールプレーンエンティティCPの処理負荷を軽減し、そして、通信性能を向上させることができる。
この実施形態においては、インターフェイスおよびUSF/CP/SDN/SF間のデータモデルが特定的に洗練され、そして、ユーザがSLAに基づいて区別される。これは、既存のネットワークにおける固定のユーザアクセスゲートウェイの制限をブレイクスルー(break through)突破し、そして、ユーザSLAが単一のSFにおいてのみ区別できるという問題を解決する。本発明のソリューションに従って、ユーザは、異なるSFに動的にアクセスすることができる。これにより、オペレータが、差別化されたサービスを提供し、かつ、より多くのメリットを獲得できるだけでなく、SF負荷も、また、調整することができる。
上記は、この出願の実施形態における通信方法を説明している。以下に、添付図面を参照して、この出願の一つの実施形態において提供される通信装置を説明する。
図7を参照のこと。この出願の一つ実施形態に従った、コントロールプレーンエンティティCP 700が、提供される。コントロールプレーンエンティティCP 700は、図1に示す実施例ではCP 1011、図2に示す実施例ではCP 208、そして、図3に示す実施例ではCPであり得る。
一つの特定的な実装において、コントロールプレーンエンティティCP 700は、以下を含む。
第1メッセージをUSFへ送信するように構成された送信ユニット702であり、前記第1メッセージは、エンドユーザ情報を含み、前記エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報およびサービスレベルアグリーメントSLA情報を含む、送信ユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ301の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記USFからの第1要求メッセージを受信するように構成された受信ユニットであり、第1要求メッセージは、ターゲットユーザプレーンエンティティUPの識別子を含み、前記ターゲットUPは、エンドユーザと関連付けられている、受信ユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ303の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記ターゲットUPの識別子に基づいて、前記エンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を処理するように構成された処理ユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ304の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含む。
前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、
前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、初期SLA情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザオンラインである情報で構成されている。
前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第1ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、
前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、SLA更新情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザSLA更新である情報を含む。
前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第2ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、
ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
加えて、別の特定的な実装において、コントロールプレーンエンティティCP 700は、以下を含む。
ゴーオフライン要求メッセージを獲得するように構成された受信ユニット701であり、前記ゴーオフラインリクエストメッセージは、エンドユーザ情報を含み、前記エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報を含む、受信ユニット。
第1メッセージをUSFに送信するように構成された送信ユニット702であり、前記第1メッセージは、第1指示操作の種類がユーザオフラインである情報およびユーザアクセス情報を含む、送信ユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ301の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含み得る。そして、前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、前記第1操作フィールドは、第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、
ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
コントロールプレーンエンティティCP 700のユニットの情報実行プロセスといった具体的なコンテンツについては、この出願に係る前述の方法の実施形態における説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
図8を参照のこと。この出願の一つ実施形態に従った、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSF 800が、提供される。USF 800は、図2に示す実施例ではUSF 207、図3に示す実施例ではUSFであり得る。
一つの特定的な実装において、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSF 800は、以下を含む。
CPから第1メッセージを受信するように構成された受信ユニット801であり、前記第1メッセージは、エンドユーザ情報を含み、前記エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報およびサービスレベルアグリーメントSLA情報を含む、受信ユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ301の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記第1メッセージに基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットUPを決定するように構成された処理ユニット803。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ302の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
第1要求メッセージを前記CPへ送信するように構成された送信ユニット802であり、前記第1要求メッセージは、前記ターゲットUPの識別子を含む、送信ユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ303の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含む。
前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、初期SLA情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザオンラインである情報を含む。
前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第1ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、SLA更新情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザSLA更新である情報を含む。
前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第2ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、
ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記BNGは、さらに、ソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラを含む。
前記処理ユニット803は、さらに、前記第1メッセージに基づいて、前記エンドユーザに関連付けられたターゲットステアリング機能エンティティSFの識別子、および、前記エンドユーザの仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子を決定するように構成されている。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ306の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記送信ユニット802は、さらに、前記SDNコントローラに第2要求メッセージを送信するように構成されており、前記第2要求メッセージは、VLAN識別子、ターゲットSFの識別子、および、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ307の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第2要求メッセージは、第3オブジェクトフィールド、第3操作フィールド、および、第3操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第2要求メッセージにおいて、前記第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第3操作フィールドは、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第2要求メッセージにおいて、前記第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第3操作フィールドは、指示操作タイプが第4ステアリング要求である情報を含み、かつ、前記第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
加えて、別の特定的な実装において、USF 800は、以下を含む。
CPからの第1メッセージを受信するように構成された受信ユニット801であり、第1メッセージは、第1指示操作の種類がユーザオフラインである情報、および、ユーザアクセス情報を含む、受信ユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ301の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記第1メッセージに基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットUP、エンドユーザに関連付けられたターゲットステアリング機能エンティティSFの識別子、および、エンドユーザの仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子を決定するように構成された、処理ユニット803。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ302の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記処理ユニット803は、さらに、前記エンドユーザに対応する接続情報を削除するように構成されている。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ303の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含み、そして、前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、この実施形態は、前記CPが、エンドユーザをオフラインにするようスケジュールするシナリオに適用することができる。この事例では、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、第1指示操作タイプがユーザオンラインである情報を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、
ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSF 800のユニットの情報実行プロセスといった具体的なコンテンツについては、この出願の前述の方法に係る実施形態における説明を参照するように、留意されるべきである。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
図9を参照のこと。この出願の一つ実施形態に従った、ソフトウェア定義ネットワークSDNコントローラ900が、提供される。SDNコントローラ900は、図2に示す実施例ではSDNコントローラ206、図3に示す実施例ではSDNコントローラであり得る。
一つの特定的な実装において、前記SDNコントローラ900は、以下を含み得る。
前記USFからの第2要求メッセージを受信するように構成されたトランシーバユニット901であり、前記第2要求メッセージは、仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子、ターゲットSFの識別子、および、ターゲットUPの識別子を含む、トランシーバユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ307の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記ターゲットSFにおいて、前記仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子に対応するエンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を、第2要求メッセージに基づいて処理するように構成された、処理ユニット902。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ308の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第2要求メッセージは、第3オブジェクトフィールド、第3操作フィールド、および、第3操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第2要求メッセージにおいて、前記第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第3操作フィールドは、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を含み、かつ、前記第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第2要求メッセージにおいて、前記第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第3操作フィールドは、指示操作タイプが第4ステアリング要求である情報を含み、かつ、第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記BNGは、さらに、前記ターゲットSFを含む。前記SDNコントローラが、前記ターゲットSFにおいて、前記仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子に対応するエンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を、第2要求メッセージに基づいて処理することは、以下を含む。
前記SDNコントローラは、第3要求メッセージを前記ターゲットSFへ送信する。ここで、前記第3要求メッセージは、前記VLAN識別子および前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ308の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第3要求メッセージは、第4オブジェクトフィールド、第4操作フィールド、および、第4操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第3要求メッセージにおいて、前記第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、かつ、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第3要求メッセージにおいて、前記第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第4操作フィールドは、指示操作タイプが第6ステアリング要求である情報を含み、かつ、前記第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
SDNコントローラ900のユニットの情報実行処理といった具体的なコンテンツについては、この出願の前述の方法に係る実施形態における説明を参照するように、留意されるべきである。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
図10を参照のこと。この出願の一つ実施形態に従った、ステアリング機能エンティティSF 1000が、提供される。ステアリング機能エンティティSF 1000は、図2に示す実施例ではSF 202、図3に示す実施例ではSFであり得る。
一つの特定的な実装において、前記ステアリング機能エンティティSF 1000は、以下を含み得る。
前記SDNコントローラからの第3要求メッセージを受信するように構成されたトランシーバユニット10011であり、前記第3要求メッセージは、エンドユーザの識別子およびターゲットUPの識別子を含む、トランシーバユニット。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ308の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記エンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を、前記第3要求メッセージに基づいて処理するように構成された、処理ユニット1002。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ309の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第3要求メッセージは、第4オブジェクトフィールド、第4操作フィールド、および、第4操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第3要求メッセージにおいて、前記第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、かつ、前記第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第3要求メッセージにおいて、前記第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第4操作フィールドは、指示操作タイプが第6ステアリング要求である情報を含み、かつ、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
SF 1000のユニットの情報実行処理といった具体的なコンテンツについては、この出願の前述の方法に係る実施形態における説明を参照するように、留意されるべきである。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
図11は、本出願の一つ実施形態に従った、上記の実施形態における通信装置1100の具体的な論理構造の概略図である。通信装置1100は、これらに限定されるわけではないが、プロセッサ1101、通信ポート1102、メモリ1103、およびバス1104を含む。この出願の実施形態において、プロセッサ1101は、通信装置1100の動作を制御し処理するように構成されている。
具体的な実装において、通信装置1100は、上記の実施形態において、図1のCP 1011、図2のCP 208、図3のCP、および図7のCP 700によって実装された機能を実行するように構成されている。加えて、図7に示す実施形態におけるユニットがソフトウェアによって実装された機能モジュールである場合に、これらのソフトウェア機能モジュールはメモリ1103に保管されてよい。プロセッサ1101がメモリ1103内のソフトウェアコードを実行すると、コントロールプレーンエンティティCPは、以下のプロシージャを実行できるようにする。
第1メッセージをUSFへ送信するステップであり、前記第1メッセージは、エンドユーザ情報を含み、かつ、前記エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報およびサービスレベルアグリーメントSLA情報を含む、ステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ301の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記USFからの第1要求メッセージを受信するステップであり、前記第1要求メッセージは、ターゲットユーザプレーンエンティティUPの識別子を含み、かつ、前記ターゲットUPは、エンドユーザと関連付けられている、ステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ303の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記ターゲットUPの識別子に基づいて、前記エンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を処理するステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ304の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
と、
を含む、方法。
一つの特定的な実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含む。
前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、
前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、初期SLA情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザオンラインである情報を含んでいる。
前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第1ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、
前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、SLA更新情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザSLA更新である情報を含む。
前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第2ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、
ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
加えて、別の特定的な実装において、コントロールプレーンエンティティCPは、さらに、以下のステップを実行するように構成されている。
ゴーオフライン要求メッセージを獲得するステップであり、前記ゴーオフラインリクエストメッセージは、エンドユーザ情報を含み、かつ、前記エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報を含む、ステップ。
第1メッセージをUSFに送信するステップであり、前記第1メッセージは、第1指示操作の種類がユーザオフラインである情報およびユーザアクセス情報を含む、ステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ301の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含み得る。そして、前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、前記第1操作フィールドは、第1指示操作タイプがユーザオフラインである情報を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、
ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
コントロールプレーンCPの情報実行プロセスといった具体的なコンテンツについては、この出願に係る前述の方法の実施形態における説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
具体的な実装において、通信装置1100は、上記の実施形態において、図2のUSF 270、図3のUSF、および図8のUSF 800によって実装された機能を実行するように構成されている。加えて、図8に示す実施形態におけるユニットがソフトウェアによって実装された機能モジュールである場合に、これらのソフトウェア機能モジュールはメモリ1103に保管されてよい。プロセッサ1101がメモリ1103内のソフトウェアコードを実行すると、コントロールプレーンエンティティCPは、以下のプロシージャを実行できるようにする。
前記CPから第1メッセージを受信するステップであり、前記第1メッセージは、エンドユーザ情報を含み、かつ、前記エンドユーザ情報は、ユーザアクセス情報およびサービスレベルアグリーメントSLA情報を含む、ステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ301の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記第1メッセージに基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットUPを決定するステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ302の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
第1要求メッセージを前記CPへ送信するステップであり、前記第1要求メッセージは、前記ターゲットUPの識別子を含む、ステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ303の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含む。
前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、初期SLA情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザオンラインである情報を含む。
前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第1ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報および前記SLA情報を含み、前記SLA情報は、SLA更新情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、指示操作タイプがユーザSLA更新である情報を含む。
前記第1要求メッセージにおいて、前記第2オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、前記第2操作フィールドは、指示操作タイプが第2ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第2操作属性フィールドは、前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、
ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
特定の実装において、前記USFは、さらに、以下のように構成されている。
前記第1メッセージに基づいて、前記エンドユーザに関連付けられたターゲットステアリング機能エンティティSFの識別子、および、前記エンドユーザの仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子を決定すること。
前記SDNコントローラに第2要求メッセージを送信することであり、前記第2要求メッセージは、VLAN識別子、ターゲットSFの識別子、および、ターゲットUPの識別子を含むこと。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ307の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第2要求メッセージは、第3オブジェクトフィールド、第3操作フィールド、および、第3操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第2要求メッセージにおいて、前記第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第3操作フィールドは、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を含み、そして、前記第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第2要求メッセージにおいて、前記第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第3操作フィールドは、指示操作タイプが第4ステアリング要求である情報を含み、かつ、前記第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
加えて、別の特定的な実装において、前記USFは、以下のステップを実行するように構成されている。
CPからの第1メッセージを受信するステップであり、第1メッセージは、第1指示操作の種類がユーザオフラインである情報、および、ユーザアクセス情報を含む、ステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ301の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記第1メッセージに基づいて、エンドユーザに関連付けられたターゲットUP、エンドユーザに関連付けられたターゲットステアリング機能エンティティSFの識別子、および、エンドユーザの仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子を決定するステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ302の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記エンドユーザに対応する接続情報を削除するステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ302の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第1メッセージは、第1オブジェクトフィールド、第1操作フィールド、および、第1操作属性フィールドを含み、そして、前記第1要求メッセージは、第2オブジェクトフィールド、第2操作フィールド、および、第2操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、この実施形態は、前記CPが、エンドユーザをオフラインにするようスケジュールするシナリオに適用することができる。この事例では、前記第1メッセージにおいて、前記第1オブジェクトフィールドは、前記ユーザアクセス情報を含み、そして、前記第1操作フィールドは、第1指示操作タイプがユーザオンラインである情報を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、ステアリング機能エンティティSFアイデンティティID、メディアアクセス制御層MAC情報、QinQ情報、および、初期ユーザプレーンエンティティUP ID、を含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記ユーザアクセス情報は、さらに、
ネットワークセグメント情報、グループUP ID、および、アクセスインターフェイスID、のうち少なくとも1つを含む。具体的な実装については、図4に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSF 800のユニットの情報実行プロセスといった具体的なコンテンツについては、この出願の前述の方法に係る実施形態における説明を参照するように、留意されるべきである。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
具体的な実装において、通信装置1100は、上記の実施形態において、図2のSDNコントローラ206、図3のSDNコントローラ、および図9のSDNコントローラ900によって実装された機能を実行するように構成されている。加えて、図9に示す実施形態におけるユニットがソフトウェアによって実装された機能モジュールである場合に、これらのソフトウェア機能モジュールはメモリ1103に保管されてよい。プロセッサ1101がメモリ1103内のソフトウェアコードを実行すると、SDNコントローラは、以下のステップを実行できるようにする。
USFからの第2要求メッセージを受信するステップであり、前記第2要求メッセージは、仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子、ターゲットSFの識別子、および、ターゲットUPの識別子を含む、ステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ307の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記ターゲットSFにおいて、前記仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子に対応するエンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を、第2要求メッセージに基づいて処理するステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ308の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第2要求メッセージは、第3オブジェクトフィールド、第3操作フィールド、および、第3操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第2要求メッセージにおいて、前記第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第3操作フィールドは、指示操作タイプが第3ステアリング要求である情報を含み、かつ、前記第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第2要求メッセージにおいて、前記第3オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第3操作フィールドは、指示操作タイプが第4ステアリング要求である情報を含み、かつ、第3操作属性フィールドは、ターゲットSFの識別子およびターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図5に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記BNGは、さらに、前記ターゲットSFを含む。前記SDNコントローラが、前記ターゲットSFにおいて、前記仮想ローカルエリアネットワークVLAN識別子に対応するエンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を、第2要求メッセージに基づいて処理することは、以下を含む。
前記SDNコントローラは、第3要求メッセージを前記ターゲットSFへ送信する。ここで、前記第3要求メッセージは、前記VLAN識別子および前記ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ308の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第3要求メッセージは、第4オブジェクトフィールド、第4操作フィールド、および、第4操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第3要求メッセージにおいて、前記第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、かつ、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第3要求メッセージにおいて、前記第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第4操作フィールドは、指示操作タイプが第6ステアリング要求である情報を含み、かつ、前記第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
SDNコントローラの情報実行処理といった具体的なコンテンツについては、この出願の前述の方法に係る実施形態における説明を参照するように、留意されるべきである。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
具体的な実装において、通信装置1100は、上記の実施形態において、図2のSF 202、図3のSF、および図10のSF 1000によって実装された機能を実行するように構成されている。加えて、図10に示す実施形態におけるユニットがソフトウェアによって実装された機能モジュールである場合に、これらのソフトウェア機能モジュールはメモリ1103に保管されてよい。プロセッサ1101がメモリ1103内のソフトウェアコードを実行すると、SFは、以下のステップを実行できるようにする。
前記SDNコントローラからの第3要求メッセージを受信するステップであり、前記第3要求メッセージは、エンドユーザの識別子およびターゲットUPの識別子を含む、ステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ308の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
前記エンドユーザと前記ターゲットUPとの間の接続を、前記第3要求メッセージに基づいて処理するステップ。具体的な実装については、図3に示した実施形態におけるステップ309の詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装において、前記第3要求メッセージは、第4オブジェクトフィールド、第4操作フィールド、および、第4操作属性フィールドを含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第3要求メッセージにおいて、前記第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第4操作フィールドは、指示操作タイプが第5ステアリング要求である情報を含み、かつ、前記第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
一つの特定的な実装では、前記第3要求メッセージにおいて、前記第4オブジェクトフィールドは、VLAN識別子を含み、前記第4操作フィールドは、指示操作タイプが第6ステアリング要求である情報を含み、かつ、第4操作属性フィールドは、ターゲットUPの識別子を含む。具体的な実装については、図6に示した実施形態における詳細な説明を参照のこと。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
SFの実行処理といった具体的なコンテンツについては、この出願の前述の方法に係る実施形態における説明を参照するように、留意されるべきである。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
加えて、プロセッサ1101は、中央処理装置、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたは他のプログラマブルロジックデバイス、トランジスタロジックデバイス、ハードウェアコンポーネント、または、これらの任意の組み合わせであり得る。処理モジュールは、この出願において開示されたコンテンツを参照して記述された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路を実装または実行することができる。代替的に、プロセッサは、計算機能を実装するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、または、デジタルシグナルプロセッサとマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。当業者であれば、簡便かつ簡潔な説明の目的のために、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な作業プロセスについては、上記の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することを明確に理解することができる。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
図12は、本出願の一つ実施形態に従った、上記の実施形態におけるブロードキャストネットワークゲートBNG 1200の具体的な論理構造の概略図である。ブロードキャストネットワークゲートBNG 1200は、これらに限定されるわけではないが、コントロールプレーンエンティティCPおよびユーザプレーンステアリング機能エンティティUSFを含み得る。特定の実装において、BNG 1200は、さらに、SDNコントローラ1203およびステアリング機能エンティティSF 1204を含み得る。コントロールプレーンエンティティCP 1201、ユーザプレーンステアリング機能エンティティUSF 1202、SDNコントローラ1203、およびステアリング機能エンティティSF 1204の具体的な実装については、上記の方法の実施形態における対応するプロセスを参照すること。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
当業者であれば、簡便かつ簡潔な説明の目的のために、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な作業プロセスについては、上記の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することを明確に理解することができる。詳細は、ここにおいて再び説明されない。
この出願の一実施形態は、さらに、1つ以上のコンピュータ実行可能命令を保管するコンピュータ読取り可能記憶媒体を提供する。コンピュータで実行可能な命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、上記の方法の実施形態に係る特定の実装に従って、本方法を実行する。
この出願の一実施形態は、さらに、1つ以上のコンピュータ実行可能命令を保管するコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータで実行可能な命令がプロセッサによって実行されると、プロセッサは、上記の方法の実施形態に係る特定の実装に従って、本方法を実行する。
この出願は、さらに、チップシステムを提供する。チップシステムは、プロセッサを含んでいる。プロセッサは、ベースバンドプロセッサ(BP、baseband processor)を含み得る。例えば、プロセッサは、さらに、アプリケーションプロセッサ(AP、application processor)を含み得る。プロセッサは、上記の方法の実施形態に係る任意の特定の実装において機能を実装する通信装置をサポートするように構成されている。特定の設計において、チップシステムは、さらに、メモリを含み得る。メモリは、必要なプログラム命令およびデータを保管するように構成されている。チップシステムは、チップを含んでよく、または、別の離散コンポ―ネントを含んでよい。
この出願で提供されるいくつかの実施形態においては、開示されたシステム、装置、および方法が他の方法で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、単なる例示である。例えば、ユニットへの分割は、単なる論理的な関数の分割であり、実際の実装の最中には他の分割となり得る。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、別のシステムへと組み合わされ、または、統合されてよく、そして、いくつかの機能は、無視され、または、実行されなくてよい。加えて、表示または説明されている相互結合、または直接的結合、もしくは通信接続は、いくつかのインターフェイスを介して実装され得る。装置またはユニットとの間の間接的結合または通信接続は、電気的、機械的、またはその他の形態で実装され得る。
別個のパーツとして説明されるユニットは、物理的に分離しても、しなくてもよく、そして、ユニットとして表示されるパーツは、物理的なユニットであっても、なくてもよく、1つの位置に配置されてよく、または、複数のネットワークユニット上に分散されてよい。いくつか又は全てのユニットは、実施形態に係るソリューションの目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択され得る。
加えて、本出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、ユニットそれぞれが物理的に単独で存在してよく、もしくは、2つ以上のユニットを1つのユニットへと統合されてよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、または、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてよい。
統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、かつ、独立した製品として販売または使用される場合に、統合ユニットは、コンピュータ読取り可能記憶媒体に保管され得る。そうした理解に基づいて、この出願の技術的ソリューション、または現在の技術に貢献している部分、もしくは技術的なソリューションの全部又はいくつかが、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に保管され、そして、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってよい)に、この出願の実施形態で説明された方法の全て又はいくつかのステップを実行するよう指示するためのいくつかの命令を含んでいる。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ(Read-Only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または、光ディスクといった、プログラムコードを保管することができる任意の媒体を含む。