JP7434713B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Description
本発明の第2のスイッチング電源装置は、入力電圧が入力される入力端子対と、出力電圧が出力される出力端子対と、1次側巻線および2次側巻線をそれぞれ有する第1および第2のトランスと、入力端子対と第1および第2のトランスにおける1次側巻線との間に配置され、各々がスイッチング素子を含んで構成された第1および第2のインバータ回路と、出力端子対と第1および第2のトランスにおける2次側巻線との間に配置され、第1および第2の整流素子を有する整流回路と、第1および第2のチョークコイルと出力端子対間に配置された容量素子とを有する平滑回路と、を含んで構成された、カレントダブラ型の整流平滑回路と、第1および第2のインバータ回路同士が位相差を持って動作するように、スイッチング素子に対してスイッチング位相制御によるスイッチング駆動を行う駆動部と、を備えたものである。第1のインバータ回路は、スイッチング素子としての第1ないし第4のスイッチング素子を含む、フルブリッジ回路により構成されていると共に、第1のインバータ回路では、入力端子対間で互いに直列接続された第1および第2のスイッチング素子と、入力端子対間で互いに直列接続された第3および第4のスイッチング素子とが、互いに並列配置されている。第2のインバータ回路は、第1および第2のスイッチング素子と、第1および第2のコンデンサとを含む、ハーフブリッジ回路により構成されていると共に、第2のインバータ回路では、入力端子対間で互いに直列接続された第1および第2のスイッチング素子と、入力端子対の間で互いに直列接続された第1および第2のコンデンサとが、互いに並列配置されている。第1のトランスにおける1次側巻線である第1の1次側巻線が、第1および第2のスイッチング素子同士の接続点と、第3および第4のスイッチング素子同士の接続点と、の間に配置されていると共に、第2のトランスにおける1次側巻線である第2の1次側巻線が、第1および第2のスイッチング素子同士の接続点と、第1および第2のコンデンサ同士の接続点と、の間に配置されている。第2のトランスにおける2次側巻線が、第1および第2の直列2次側巻線により構成されている。整流平滑回路では、第1のトランスにおける2次側巻線の第1端と、出力端子対のうちの一方の出力端子に接続された出力ライン上の接続点との間に、第1のチョークコイルが配置されていると共に、第1のトランスにおける2次側巻線の第2端と、出力ライン上の接続点との間に、第2のチョークコイルが配置されている。整流平滑回路では、第1のトランスにおける2次側巻線の第1端と、第1の整流素子のカソードとが、第1の電圧地点において互いに接続され、第1の整流素子のアノードと、第2のトランスにおける第1の直列2次側巻線の第1端とが、互いに接続され、第1の直列2次側巻線の第2端が接地に接続されていると共に、第1のトランスにおける2次側巻線の第2端と、第2の整流素子のカソードとが、第2の電圧地点において互いに接続され、第2の整流素子のアノードと、第2のトランスにおける第2の直列2次側巻線の第1端とが、互いに接続され、第2の直列2次側巻線の第2端が接地に接続されている。整流平滑回路では、出力ライン上の接続点と接地との間に、容量素子が配置されている。第1および第2の電圧地点での電圧を複数のレベルに設定するために第1のトランスにおける2次側巻線に発生させる電圧の基となる所定のパルス電圧が、第1のインバータ回路におけるスイッチング位相制御によって生成されて、この第1のインバータ回路から第1の1次側巻線に対して印加されると共に、第1および第2の直列2次側巻線にそれぞれ発生する電圧の基となる所定の電圧値が、第2のインバータ回路から第2の1次側巻線に対して印加されるようになっている。所定の電圧値の印加に基づいて第1の直列2次側巻線に発生する電圧が、第1の電圧地点での電圧に対して重畳されると共に、所定の電圧値の印加に基づいて第2の直列2次側巻線に発生する電圧が、第2の電圧地点での電圧に対して重畳されるようになっている。
1.第1の実施の形態(インバータ回路の構成・動作によりマルチレベル出力を行う例)
2.変形例1(第1の実施の形態において整流素子をハイサイドに配置した場合の例)
3.第2の実施の形態(変換回路を更に設けることによりマルチレベル出力を行う例)
4.変形例2(第2の実施の形態において整流素子をローサイドに配置した場合の例)
5.その他の変形例
[構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置(スイッチング電源装置1)の概略構成例を、回路図で表したものである。このスイッチング電源装置1は、バッテリ10(第1のバッテリ)から供給される直流入力電圧Vinを直流出力電圧Voutに電圧変換し、図示しない第2のバッテリに供給して負荷9を駆動する、DC-DCコンバータとして機能するものである。ここで、スイッチング電源装置1における電圧変換の態様としては、アップコンバート(昇圧)およびダウンコンバート(降圧)のいずれであってもよい。なお、直流入力電圧Vinは、本発明における「入力電圧」の一具体例に対応し、直流出力電圧Voutは、本発明における「出力電圧」の一具体例に対応している。
インバータ回路2は、入力端子T1,T2と、後述するトランス31,32における1次側巻線311,321との間に、配置されている。このインバータ回路2は、4つのスイッチング素子S1~S4と、2つのコンデンサC51,C52とを有している。また、インバータ回路2は、4つのスイッチング素子S1~S4を含むインバータ回路21と、2つのスイッチング素子S1,S2および2つのコンデンサC51,C52を含むインバータ回路22と、を有している。つまり、インバータ回路21は、4個のスイッチング素子S1~S4を含むフルブリッジ回路により構成され、インバータ回路22は、2個のスイッチング素子S1,S2と2個のコンデンサC51,C52とを含む、ハーフブリッジ回路により構成されている。このような2つのインバータ回路21,22は、上記した入力端子T1,T2と1次側巻線311,321との間において、互いに並列配置されている。
トランス31は、1次側巻線311および2次側巻線312を有している。1次側巻線311は、第1端が接続点P1に接続され、第2端が接続点P2に接続されている。2次側巻線312では、第1端が後述する整流平滑回路4内の接続点P4に接続され、第2端が整流平滑回路4内の接続点P5に接続されている。このトランス31は、インバータ回路21によって生成された交流電圧(トランス31の1次側巻線311に入力される電圧Va)を電圧変換し、2次側巻線312の端部から交流電圧を出力するようになっている。なお、この場合の電圧変換の度合いは、1次側巻線311と2次側巻線312との巻数比によって定まる。
整流平滑回路4は、トランス31,32における1次側巻線311,321と、出力端子T3,T4との間に配置されている。この整流平滑回路4は、2個の整流ダイオード41,42と、2個のチョークコイルLch1,Lch2と、1個の出力平滑コンデンサCoutとを有しており、いわゆる「カレントダブラ型」の整流平滑回路となっている。なお、整流ダイオード41,42はそれぞれ、本発明における「第1および第2の整流素子」の一具体例に対応し、出力平滑コンデンサCoutは、本発明における「容量素子」の一具体例に対応している。また、チョークコイルLch1,Lch2はそれぞれ、本発明における「第1および第2のチョークコイル」の一具体例に対応している。
駆動回路5は、インバータ回路21,22内のスイッチング素子S1~S4の動作をそれぞれ制御する、スイッチング駆動を行う回路である。具体的には、駆動回路5は、スイッチング素子S1~S4に対してそれぞれ駆動信号SG1~SG4を供給することで、各スイッチング素子S1~S4のオン・オフ動作を制御するようになっている。
(A.基本動作)
このスイッチング電源装置1では、インバータ回路2(21,22)において、入力端子T1,T2から供給される直流入力電圧Vinがスイッチングされることで、交流電圧(電圧Va,Vb)が生成される。この交流電圧は、トランス31,32における1次側巻線311,321へ供給される。そして、トランス31,32では、この交流電圧が変圧されることで、2次側巻線312,322(322a,322b)から変圧された交流電圧が出力される。
続いて、図1に加えて図2~図8を参照して、スイッチング電源装置1の詳細動作について、比較例1(図2,図3)と比較しつつ説明する。
図2は、比較例1に係るスイッチング電源装置(スイッチング電源装置101)の概略構成例を、回路図で表したものである。この比較例1のスイッチング電源装置101は、図1に示した本実施の形態のスイッチング電源装置1において、整流平滑回路4の代わりに整流平滑回路104を設けるようにしたものに対応しており、他の構成は基本的に同様となっている。
スイッチング素子S1~S4の駆動信号SG1~SG4(図4(A),(B))についてみると、以下のようになっている。すなわち、これらスイッチング素子S1~S4は、スイッチング動作のいかなる状態においても、直流入力電圧Vinが印加された入力端子T1,T2が電気的に短絡されない組み合わせおよびタイミングで駆動される。具体的には、スイッチング素子S3,S4同士は、同時にオンとなることはなく、また、スイッチング素子S1,S2同士も、同時にオンとなることはない。これらが同時にオンとなるのを回避するためにとられる時間的間隔は、「デッドタイム」と称される。また、2個のインバータ回路21,22同士は(スイッチング素子S1,S2とスイッチング素子S3,S4とは)、例えば図4中に示したように、所定の位相差を持って動作する。つまり、駆動回路5は、これらのスイッチング素子S1~S4に対し、前述したようにスイッチング位相制御を行うようになっている。
まず、図5に示したタイミングt0~t1の期間では、スイッチング素子S1,S4がオン状態になっていると共に、スイッチング素子S2,S3がオフ状態となっている(図4(A),(B)参照)。
次に、図6に示したタイミングt1~t2の期間では、スイッチング素子S1,S3がオン状態になっていると共に、スイッチング素子S2,S4がオフ状態となっている(図4(A),(B)参照)。
続いて、図7に示したタイミングt2~t3の期間では、スイッチング素子S2,S3がオン状態になっていると共に、スイッチング素子S1,S4がオフ状態となっている(図4(A),(B)参照)。
次に、図8に示したタイミングt3~t4の期間では、スイッチング素子S2,S4がオン状態になっていると共に、スイッチング素子S1,S3がオフ状態となっている(図4(A),(B)参照)。
このようにして本実施の形態のスイッチング電源装置1では、図1に示した回路構成となっていると共に、図4~図8に示した動作がなされることで、例えば前述した比較例1(図2,図3)の場合と比べ、以下の作用・効果が得られる。
続いて、上記した第1の実施の形態の変形例(変形例1)について説明する。なお、以下では、第1の実施の形態や前述した比較例1における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図9は、変形例1に係るスイッチング電源装置(スイッチング電源装置1A)の概略構成例を、回路図で表したものである。
このような構成の本変形例においても、基本的には第1の実施の形態と同様の作用により、同様の効果を得ることが可能である。すなわち、例えば比較例1の場合と比べ、整流平滑回路4Aにおける効率の低下およびリップル電流の発生を、抑えることができる。その結果、本変形例においても比較例1等と比べ、スイッチング電源装置1Aの電力変換効率を向上させることが可能となる。
続いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、以下では、第1の実施の形態や比較例1、変形例1における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図10は、第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置(スイッチング電源装置1B)の概略構成例を、回路図で表したものである。
インバータ回路2は、前述した2つのインバータ回路21,22を有しているのに対し、インバータ回路2Bは、2つのインバータ回路21B,22を有している。つまり、このインバータ回路2Bは、インバータ回路2に含まれるインバータ回路21を、インバータ回路21Bに変更したものとなっている。インバータ回路21(図1参照)では、接続点P1,P2間に1次側巻線311が挿入配置された回路構成となっていたのに対し、インバータ回路21B(図10参照)では、接続点P2,P3間に1次側巻線311が挿入配置された回路構成となっている。これによりインバータ回路21Bは、2個のスイッチング素子S3,S4と2個のコンデンサC51,C52とを含む、ハーフブリッジ回路となっている。
整流平滑回路4Bは、変形例1の整流平滑回路4A(図9参照)において、複数(6個)の整流ダイオード431~436を含む変換回路43を、更に設けるようにしたものに対応している。この変換回路43は、前述した電圧Vd1,Vd2を複数レベルに設定するための回路であり、整流ダイオード41,42および2次側巻線322a,322bと、1次側巻線311,321との間に配置されている。
本実施の形態のスイッチング電源装置1Bにおいても、基本的には、第1の実施の形態および変形例1のスイッチング電源装置1,1Aと同様にして、直流入力電圧Vinが電圧変換され、直流出力電圧Voutが生成される。
図11は、スイッチング電源装置1Bにおける各部の電圧波形を、タイミング波形図で表したものである。なお、この図11に示した各電圧波形も、第1の実施の形態(図4参照)と同様に、前述したスイッチング位相制御およびPMW制御のうち、スイッチング位相制御が各スイッチング素子S1~S4に対して行われた場合の例について、示している。
ここで、第1の実施の形態および変形例1では、インバータ回路2(21,22)の構成と、前述した所定のパルス電圧(電圧Vaが示すパルス電圧)および所定の電圧値(電圧Vbが示す電圧値)とを用いて、前述した電圧Vd1,Vd2が複数レベルに設定されている。
続いて、上記した第2の実施の形態の変形例(変形例2)について説明する。なお、以下では、第1,第2の実施の形態や比較例1、変形例1における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図12は、変形例2に係るスイッチング電源装置(スイッチング電源装置1C)の概略構成例を、回路図で表したものである。
このような構成の本変形例においても、基本的には、第2の実施の形態と同様の作用により、同様の効果を得ることが可能である。すなわち、例えば前述した比較例1の場合と比べ、整流平滑回路4Cにおける効率の低下およびリップル電流の発生を、抑えることができる。その結果、本変形例においても比較例1等と比べ、スイッチング電源装置1Cの電力変換効率を向上させることが可能となる。
以上、実施の形態および変形例をいくつか挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
Claims (2)
- 入力電圧が入力される入力端子対と、
出力電圧が出力される出力端子対と、
1次側巻線および2次側巻線をそれぞれ有する第1および第2のトランスと、
前記入力端子対と前記第1および第2のトランスにおける前記1次側巻線との間に配置され、各々がスイッチング素子を含んで構成された第1および第2のインバータ回路と、
前記出力端子対と前記第1および第2のトランスにおける前記2次側巻線との間に配置され、第1および第2の整流素子を有する整流回路と、第1および第2のチョークコイルと前記出力端子対間に配置された容量素子とを有する平滑回路と、を含んで構成された、カレントダブラ型の整流平滑回路と、
前記第1および第2のインバータ回路同士が位相差を持って動作するように、前記スイッチング素子に対してスイッチング位相制御によるスイッチング駆動を行う駆動部と
を備え、
前記第1のインバータ回路は、前記スイッチング素子としての第1ないし第4のスイッチング素子を含む、フルブリッジ回路により構成されていると共に、前記第1のインバータ回路では、前記入力端子対間で互いに直列接続された前記第1および第2のスイッチング素子と、前記入力端子対間で互いに直列接続された前記第3および第4のスイッチング素子とが、互いに並列配置されており、
前記第2のインバータ回路は、前記第1および第2のスイッチング素子と、第1および第2のコンデンサとを含む、ハーフブリッジ回路により構成されていると共に、前記第2のインバータ回路では、前記入力端子対間で互いに直列接続された前記第1および第2のスイッチング素子と、前記入力端子対の間で互いに直列接続された前記第1および第2のコンデンサとが、互いに並列配置されており、
前記第1のトランスにおける前記1次側巻線である第1の1次側巻線が、前記第1および第2のスイッチング素子同士の接続点と、前記第3および第4のスイッチング素子同士の接続点と、の間に配置されていると共に、前記第2のトランスにおける前記1次側巻線である第2の1次側巻線が、前記第1および第2のスイッチング素子同士の接続点と、前記第1および第2のコンデンサ同士の接続点と、の間に配置されており、
前記第2のトランスにおける前記2次側巻線が、第1および第2の直列2次側巻線により構成されており、
前記整流平滑回路では、
前記第1のトランスにおける前記2次側巻線の第1端と、前記出力端子対のうちの一方の出力端子に接続された出力ライン上の接続点との間に、前記第1のチョークコイルが配置されていると共に、
前記第1のトランスにおける前記2次側巻線の第2端と、前記出力ライン上の接続点との間に、前記第2のチョークコイルが配置されており、
前記整流平滑回路では、
前記第1のトランスにおける前記2次側巻線の第1端と、前記第2のトランスにおける前記第1の直列2次側巻線の第1端とが、第1の電圧地点において互いに接続され、前記第1の直列2次側巻線の第2端と、前記第1の整流素子のカソードとが、互いに接続され、前記第1の整流素子のアノードが接地に接続されていると共に、
前記第1のトランスにおける前記2次側巻線の第2端と、前記第2のトランスにおける前記第2の直列2次側巻線の第1端とが、第2の電圧地点において互いに接続され、前記第2の直列2次側巻線の第2端と、前記第2の整流素子のカソードとが、互いに接続され、前記第2の整流素子のアノードが接地に接続されており、
前記整流平滑回路では、前記出力ライン上の接続点と接地との間に、前記容量素子が配置されており、
前記第1および第2の電圧地点での電圧を複数のレベルに設定するために前記第1のトランスにおける前記2次側巻線に発生させる電圧の基となる所定のパルス電圧が、前記第1のインバータ回路における前記スイッチング位相制御によって生成されて、前記第1のインバータ回路から前記第1の1次側巻線に対して印加されると共に、
前記第1および第2の直列2次側巻線にそれぞれ発生する電圧の基となる所定の電圧値が、前記第2のインバータ回路から前記第2の1次側巻線に対して印加されるようになっており、
前記所定の電圧値の印加に基づいて前記第1の直列2次側巻線に発生する電圧が、前記第1の電圧地点での電圧に対して重畳されると共に、前記所定の電圧値の印加に基づいて前記第2の直列2次側巻線に発生する電圧が、前記第2の電圧地点での電圧に対して重畳されるようになっている
スイッチング電源装置。 - 入力電圧が入力される入力端子対と、
出力電圧が出力される出力端子対と、
1次側巻線および2次側巻線をそれぞれ有する第1および第2のトランスと、
前記入力端子対と前記第1および第2のトランスにおける前記1次側巻線との間に配置され、各々がスイッチング素子を含んで構成された第1および第2のインバータ回路と、
前記出力端子対と前記第1および第2のトランスにおける前記2次側巻線との間に配置され、第1および第2の整流素子を有する整流回路と、第1および第2のチョークコイルと前記出力端子対間に配置された容量素子とを有する平滑回路と、を含んで構成された、カレントダブラ型の整流平滑回路と、
前記第1および第2のインバータ回路同士が位相差を持って動作するように、前記スイッチング素子に対してスイッチング位相制御によるスイッチング駆動を行う駆動部と
を備え、
前記第1のインバータ回路は、前記スイッチング素子としての第1ないし第4のスイッチング素子を含む、フルブリッジ回路により構成されていると共に、前記第1のインバータ回路では、前記入力端子対間で互いに直列接続された前記第1および第2のスイッチング素子と、前記入力端子対間で互いに直列接続された前記第3および第4のスイッチング素子とが、互いに並列配置されており、
前記第2のインバータ回路は、前記第1および第2のスイッチング素子と、第1および第2のコンデンサとを含む、ハーフブリッジ回路により構成されていると共に、前記第2のインバータ回路では、前記入力端子対間で互いに直列接続された前記第1および第2のスイッチング素子と、前記入力端子対の間で互いに直列接続された前記第1および第2のコンデンサとが、互いに並列配置されており、
前記第1のトランスにおける前記1次側巻線である第1の1次側巻線が、前記第1および第2のスイッチング素子同士の接続点と、前記第3および第4のスイッチング素子同士の接続点と、の間に配置されていると共に、前記第2のトランスにおける前記1次側巻線である第2の1次側巻線が、前記第1および第2のスイッチング素子同士の接続点と、前記第1および第2のコンデンサ同士の接続点と、の間に配置されており、
前記第2のトランスにおける前記2次側巻線が、第1および第2の直列2次側巻線により構成されており、
前記整流平滑回路では、
前記第1のトランスにおける前記2次側巻線の第1端と、前記出力端子対のうちの一方の出力端子に接続された出力ライン上の接続点との間に、前記第1のチョークコイルが配置されていると共に、
前記第1のトランスにおける前記2次側巻線の第2端と、前記出力ライン上の接続点との間に、前記第2のチョークコイルが配置されており、
前記整流平滑回路では、
前記第1のトランスにおける前記2次側巻線の第1端と、前記第1の整流素子のカソードとが、第1の電圧地点において互いに接続され、前記第1の整流素子のアノードと、前記第2のトランスにおける前記第1の直列2次側巻線の第1端とが、互いに接続され、前記第1の直列2次側巻線の第2端が接地に接続されていると共に、
前記第1のトランスにおける前記2次側巻線の第2端と、前記第2の整流素子のカソードとが、第2の電圧地点において互いに接続され、前記第2の整流素子のアノードと、前記第2のトランスにおける前記第2の直列2次側巻線の第1端とが、互いに接続され、前記第2の直列2次側巻線の第2端が接地に接続されており、
前記整流平滑回路では、前記出力ライン上の接続点と接地との間に、前記容量素子が配置されており、
前記第1および第2の電圧地点での電圧を複数のレベルに設定するために前記第1のトランスにおける前記2次側巻線に発生させる電圧の基となる所定のパルス電圧が、前記第1のインバータ回路における前記スイッチング位相制御によって生成されて、前記第1のインバータ回路から前記第1の1次側巻線に対して印加されると共に、
前記第1および第2の直列2次側巻線にそれぞれ発生する電圧の基となる所定の電圧値が、前記第2のインバータ回路から前記第2の1次側巻線に対して印加されるようになっており、
前記所定の電圧値の印加に基づいて前記第1の直列2次側巻線に発生する電圧が、前記第1の電圧地点での電圧に対して重畳されると共に、前記所定の電圧値の印加に基づいて前記第2の直列2次側巻線に発生する電圧が、前記第2の電圧地点での電圧に対して重畳されるようになっている
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