JP7434777B2 - 液体注入ポート - Google Patents
液体注入ポート Download PDFInfo
- Publication number
- JP7434777B2 JP7434777B2 JP2019171797A JP2019171797A JP7434777B2 JP 7434777 B2 JP7434777 B2 JP 7434777B2 JP 2019171797 A JP2019171797 A JP 2019171797A JP 2019171797 A JP2019171797 A JP 2019171797A JP 7434777 B2 JP7434777 B2 JP 7434777B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection port
- liquid injection
- liquid
- information
- marking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims description 191
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims description 133
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims description 133
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims description 30
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 25
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 6
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 37
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 18
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 8
- RRHGJUQNOFWUDK-UHFFFAOYSA-N Isoprene Chemical compound CC(=C)C=C RRHGJUQNOFWUDK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 4
- 229910001200 Ferrotitanium Inorganic materials 0.000 description 3
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 3
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 3
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 3
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 2
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 2
- 239000004816 latex Substances 0.000 description 2
- 229920000126 latex Polymers 0.000 description 2
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 2
- 229910015902 Bi 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
- WKBOTKDWSSQWDR-UHFFFAOYSA-N Bromine atom Chemical compound [Br] WKBOTKDWSSQWDR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N Magnesium Chemical compound [Mg] FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004695 Polyether sulfone Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000001336 alkenes Chemical class 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L barium sulfate Chemical compound [Ba+2].[O-]S([O-])(=O)=O TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 229910000416 bismuth oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- GDTBXPJZTBHREO-UHFFFAOYSA-N bromine Substances BrBr GDTBXPJZTBHREO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052794 bromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- TYIXMATWDRGMPF-UHFFFAOYSA-N dibismuth;oxygen(2-) Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[Bi+3].[Bi+3] TYIXMATWDRGMPF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- OCVXZQOKBHXGRU-UHFFFAOYSA-N iodine(1+) Chemical compound [I+] OCVXZQOKBHXGRU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011133 lead Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011777 magnesium Substances 0.000 description 1
- 150000002736 metal compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 description 1
- JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N olefin Natural products CCCCCCCC=C JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920006393 polyether sulfone Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
体外から供給された液体を一時的に貯留する液溜り部と、
前記液溜り部と連通しており、カテーテルと接続される液体導入コネクタと、
外部の読取装置によって読み取り可能に、当該液体注入ポートに関連する情報を記憶保持する情報記憶部と、
当該液体注入ポートの外殻を構成するカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は、当該液体注入ポートに関連する文字、マーク又は図形の少なくとも1つを標示する標示部を有し、
前記標示部は、前記カバー部材において当該液体注入ポートの前記外殻となっている部分から外方に向けて水平に張り出している張出部に形成されており、
前記カバー部材は、相互に組み付けられている第1カバーと第2カバーとを含んで構成されており、
前記張出部は、前記第1カバーの一部分である第1張出部と、前記第2カバーの一部分である第2張出部と、により構成されており、
前記第1張出部と前記第2張出部とは互いに上下に重ねて配置されており、
前記第1張出部と前記第2張出部とのうち上側に位置する前記第1張出部が、前記標示部の標示内容を示す標示体を構成している液体注入ポートを提供するものである。
先ず、図1から図5を用いて第1実施形態を説明する。
本実施形態に係る液体注入ポート100は、体内に埋め込まれた状態で留置される液体注入ポート100であって、体外から供給された液体を一時的に貯留する液溜り部50(図2)と、液溜り部50と連通しておりカテーテル(不図示)と接続される液体導入コネクタ(図2のコネクタ部36)と、外部の読取装置200(図5)によって読み取り可能に、当該液体注入ポート100に関連する情報を記憶保持する情報記憶部88(図3)と、を備える。
本実施形態によれば、読取装置200によって液体注入ポート100の情報記憶部88から情報を読み取ることができる。よって、X線を使用しない場合においても液体注入ポート100から情報を取得することが可能である。
液溜り部50は、ハウジング部10に内包されている。液溜り部50は、開口56を有しており、液体を貯留する。
コネクタ部36は、液溜り部50からハウジング部10の外方に連通している。
上方フレーム60および下方フレーム70は、ハウジング部10より高い剛性を有しており、互いに組み合わされて環状の枠体を構成している。
隔膜部20は、弾性体によって構成されている。隔膜部20は、枠体の中に押し込められており、開口56を覆っている。
ここで上方および下方とは、液体注入ポート100の天面側(図2における上側)および底面側(図2における下側)をいう。また、環状とは、上方または下方から視たとき、一定領域を包囲している形状(円形や方形等)、又は、一定領域を包囲している輪郭が一部欠落している形状(C形やコの字形等)をいう。
上方フレーム60は、軸方向における寸法(上下寸法)が小さい筒状に形成されている筒状部と、筒状部の上端部から内方に張り出している内フランジ部と、を有する。
下方フレーム70は、軸方向における寸法(上下寸法)が小さい筒状に形成されている筒状部と、筒状部の下端部から内方に張り出している内フランジ部と、を有する。
例えば、上方フレーム60の筒状部の内径と下方フレーム70の筒状部の外径とは互いに同等の寸法に設定されており、上方フレーム60の筒状部内に下方フレーム70の筒状部が嵌入している。
上方フレーム60の内フランジ部と下方フレーム70の内フランジ部とは互いに対向している。上方フレーム60の内フランジ部と下方フレーム70の内フランジ部とが隔膜部20を上下から挟み込むことによって隔膜部20に押圧力を与えている。
上方フレーム60および下方フレーム70は、高剛性の材料で形成されることが好ましい。その材料としては、一例として、チタニウムやステンレス等の金属が挙げられる。なお、上方フレーム60および下方フレーム70は、単一の材料で形成される態様に限らず、複数種の材料で形成されていてもよい。
なお、本実施形態において、隔膜部20が圧入される環状の枠体は、上方フレーム60および下方フレーム70の2つの剛性フレームにより構成され、隔膜部20の上下方向から押圧力を与えているが、この態様は一例であり、必ずしもこの態様に限られない。例えば、3つ以上の剛性フレームにより環状の枠体を構成してもよいし、複数の円弧状の剛性フレームを組み合わせて側方から押圧力を与えてもよい。
一例として、隔膜部20は下方フレーム70と一体成形されている。より詳細には、下方フレーム70の内フランジ部には、当該内フランジ部の幅寸法よりも小径の小孔が複数設けられており、隔膜部20は、これら小孔を通じて当該内フランジ部の上方および下方で相互に繋がっており、これにより、下方フレーム70と共に一体化されている。
隔膜部20を下方フレーム70と一体成形する際に、隔膜部20の一部分である環状の凸部28や環状の凹部26が内フランジ部の下面よりも下方に形成されている。
隔膜部20は、穿刺部上面22および穿刺部下面24を有する。穿刺部下面24は、例えば、凹部26や凸部28よりも下方に突出している。
環状の凸部28は、隔膜部20の下面に隔膜部20と一材で形成されており、液溜り部50の開口56の周囲に当接している。環状の凸部28は、いわゆるOリングのように作用し、開口56から液溜り部50に貯留される液体が漏れることを抑制する。環状の凸部28は、下方フレーム70の中心軸周りの視て全方位にわたって延在し、欠落部分が存在しない閉じた環状に形成されていることが望ましい。
なお、本発明は、隔膜部20と環状の凸部28とが一体成形されている態様に限らず、凸部28の代わりに、隔膜部20とは別部材で形成されたOリングが隔膜部20の下面に設けられている態様であってもよい。
蓋部12には、外部から隔膜部20に穿刺針を刺すための開口12aが形成されている。
液溜り部50は、ハウジング部10に内包され、開口56を有しており、液体を貯留する。穿刺針が隔膜部20を介して液溜り部50に到達した状態で、穿刺針を介して液溜り部50に液体が供給される。コネクタ部36は、液溜り部50からハウジング部10の外方に連通している。
液溜り部50は、底部14に形成された凹部により構成されている。従って、液溜り部50の底面52は樹脂材料で形成されており、その側面54も樹脂材料で形成されている。すなわち、液溜り部50を囲っている壁面(底面52及び側面54)が樹脂材料で形成されている。
なお、本発明は、この例に限らず、液溜り部50は、底部14とは別個の部材により構成されていてもよい。この場合に、液溜り部50は、樹脂材料により構成されていてもよいし、その他の材料により構成されていてもよい。また、液溜り部50は、下方フレーム70の一部分により構成されていてもよい。
例えば、底部14において、液溜り部50の開口56の周囲の部分は、上方に突出した環状の凸部となっている。また、上述のように、隔膜部20の下面において、環状の凹部26が環状の凸部28に隣接している。そして、底部14における開口56の周囲の環状の凸部は、環状の凹部26に嵌合している。これにより、環状の凸部28とともに開口56の周縁もいわゆるOリングとして機能し、開口56からの液漏れをより確実に抑制することができる。
なお、本実施形態においては、環状の凹部26が環状の凸部28よりも内径側に形成されている態様を例示するが、環状の凹部26が環状の凸部28よりも外径側に形成される態様であっても同様の効果を奏する。
ハウジング部10は、例えば樹脂材料により構成されている。上述のように、ハウジング部10は、上方に位置する蓋部12と下方に位置する底部14とを含んでいる。
図2に示すように、上方フレーム60および下方フレーム70は、蓋部12と底部14とにより上下から挟み込まれている。なお、蓋部12と底部14とが上方フレーム60および下方フレーム70に与えている押圧力が、上方フレーム60の内フランジ部と下方フレーム70の内フランジ部とが隔膜部20に与えている押圧力よりも小さくなっている。
蓋部12と底部14とが上方フレーム60および下方フレーム70に与えている押圧力は、環状の凸部28や環状の凹部26が当接する箇所にも伝達される。このため、当該箇所における液密性が向上する。
以上の条件を満たす材料として、例えば、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等が挙げられる。
コネクタ部36の基端は、図2に示すように、液溜り部50の側面54に設けられている連通孔58に嵌合されている。そして、コネクタ部36の内径と連通孔58の内径は略等しくなっており、液溜り部50に貯留される液体が連通孔58を介してコネクタ部36へと円滑に流動するようになっている。
コネクタ部36は液体の流路となるので、耐薬品性の材料で形成されることが好ましい。また、長尺のカテーテル(図示せず)が接続され、カテーテルに付与される負荷がコネクタ部36にも与えられるので、一定の強度(剛性)を有することが望ましい。
コネクタ部36を構成する材料としては、例えばチタニウムやステンレス等の金属や硬質の樹脂材料、セラミックス等が挙げられる。
コネクタ部36の外周面の形状は、先端から基端にかけて拡大するテーパー状の部分を含む形状になっており、テーパー状の部分の基端において、不連続に(急峻に)外径が縮小している。このため、コネクタ部36に嵌め込まれた(外嵌された)カテーテル(図示せず)がコネクタ部36から脱落することが抑制されるようになっている。
ロック基部34は、コネクタ部36の周囲を囲むように設けられている。コネクタ部36の先端に接続されるカテーテル(図示せず)は、ロック基部34とコネクタ部36とで形成される溝に嵌め込まれる。
ロック基部34は、コネクタ部36と同程度の強度(剛性)を有することが望ましい。従って、ロック基部34を形成する材料には、例えばチタニウムやステンレス等の金属や硬質の樹脂材料、セラミックス等が挙げられる。
図3に示すように、ICチップ83は、制御部87と、情報記憶部88と、を備えて構成されている。情報記憶部88は、液体注入ポート100に関連する情報を記憶保持している。情報記憶部88に記憶されている情報は、外部の読取装置200(図5)によって読み取り可能となっている。
ICチップ83から読取装置200への情報の送信は、例えば、ICチップ83の制御部87の制御下で、コイル81が送信アンテナとして機能することによって行われる。コイル81は、読取装置200から電力を受電し、ICチップ83に供給する機能も有する。
読取装置200は、情報記憶部88に記憶保持されている情報を非接触式でICチップ83から読み取る(取得する)ICリーダ(ICチップリーダ)である。このため、液体注入ポート100が体内に埋め込まれている状態で、体外から読取装置200を用いて情報記憶部88の情報を読み取ることができる。
読取装置200は、単にICチップ83から情報を読み取るだけでなく、ICチップ83の情報記憶部88に情報を新たに記憶させる(書き込む)機能を有していてもよい。すなわち、読取装置200は、ICリーダライタであってもよい。
図4には、情報記憶部88に記憶されている情報の例が示されている。
一例として、製品(液体注入ポート100)の仕様、品番、製造情報、被験者の情報、手術の情報が記憶されている。
このうち製品の仕様に関する情報としては、例えば、耐圧性、寸法、接続されるカテーテルの太さ、接続されるカテーテルの先端形状などの情報が含まれている。
また、製造情報としては、例えば、製造メーカー、製造ロット、製造日、使用期限などの情報が含まれている。
また、被験者の情報としては、例えば、性別、年齢、氏名、入院日、既往歴、使用中の薬の種類などの情報が含まれている。
また、手術の情報としては、例えば、手術日、手術場所、手術した医師名などの情報が含まれている。
このように、液体注入ポート100に関連する情報は、製品の仕様と、品番と、製造情報と、被験者の情報と、手術の情報と、のうちの少なくとも1つ以上を示す情報である。
また、製品の仕様には、液体注入ポート100の耐圧性と、液体注入ポート100の寸法と、接続されるカテーテルの太さと、接続されるカテーテルの先端形状と、のうちの少なくとも1つ以上が含まれる。
次に、図6から図9を用いて第2実施形態を説明する。
本実施形態に係る液体注入ポート100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る液体注入ポート100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る液体注入ポート100と同様に構成されている。
本実施形態の場合、標示部17が標示する内容よりも情報記憶部88に記憶保持されている情報量が大きい。
標示部17が標示する文字、マーク又は図形の少なくとも1つのうち、文字は、情報を伝達する機能を有する記号であり、数字も含むものとする。マークとは、液体注入ポート100に関連する情報を表す文字の組み合わせ、文字と線図の組み合わせ、さらには文字と図形の組み合わせをいう。さらに、図形は、幾何学模様、物の形を表したもの及びそれらの組み合わせをいう。
図8に示すように、第1カバー15aは、例えば、蓋部12と底部14の上部とを上側から覆っている。第2カバー15bは、底部14の下部を下側から覆っている。
ハウジング部10は、蓋部12、底部14及びカバー部材15を含んで構成されている。
第1カバー15a及び第2カバー15bの材料としては、例えば、軟質樹脂材が挙げられる。この軟質樹脂材としては、例えば、ポリ塩化ビニルやオレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー及び酢酸ビニル、シリコーンゴム等が挙げられる。また、第1カバー15a及び第2カバー15bは、シリコンや、ヘパリン化親水性材料がコーティングされたポリウレタンによって形成することも可能である。
なお、本発明において、カバー部材15は、2つの部材(第1カバー15a、第2カバー15b)により構成されている構成に限らず、3つ以上の部材により構成されていてもよいし、1つの部材により構成されていてもよい。
また、2つの部材によりカバー部材15が構成されている場合において、カバー部材15が上下に分割されている例に限らず、水平方向に分割されている構造であってもよい。
張出部16は、第1カバー15aの一部分である第1張出部16aと、第2カバー15bの一部分である第2張出部16bと、により構成されている。
第1張出部16aと第2張出部16bとは互いに上下に重ねて配置されている。
このため、X線の照射下において、標示部17の標示内容(標示体171が示す内容)を認識することができる。
すなわち、標示部17においては、標示体171がその周囲よりもX線の透過率が低く、すなわちX線を標示体171で局所的に遮蔽するように構成されていてもよく、逆に、標示体171はその周囲よりもX線の透過率が高く、すなわちX線を標示体171で局所的に透過させるように構成されていてもよい。
一例として、標示体171は、周囲の部分よりもX線の透過率が低い低透過率部材を含んで構成されており、標示体171において局所的にX線を遮蔽する。
低透過率部材としては、金属部材と非金属部材とが含まれる。金属部材としては、例えば、鉛、ステンレス、マグネシウム及びアルミニウム等が考えられる。また、非金属部材としては、例えば、金属の酸化物、金属の化合物及びハロゲンの少なくとも一つを含むものがある。第一実施形態では、金属の酸化物(MOx)として、例えば、酸化ビスマス(Bi2O3)が使用できる。金属塩としては、例えば、硫酸バリウム(BaSO4)が使用できる。さらに、ハロゲンとしては、例えば、臭素(Br)やヨウ素(I)が使用できる。
更に、低透過率部材で形成されるプレート、あるいは低透過率部材を含む部材で形成されたプレートを張出部16に埋め込み、このプレートを切り欠いて標示体171を形成してもよい。
ただし、本発明は、この例に限らず、標示部17は、上述の文字、マーク又は図形の少なくとも1つと対応する形状に形成されていることも好ましい。ここで、対応する形状とは、例えば、上述の文字、マーク又は図形を模した形状(つまりポジ型の形状)であってもよいし、部材から上述の文字、マーク又は図形を模した形状を抜いた形状(つまりネガ型の形状)であってもよい。
プレート174は、低透過率の金属部材であってもよいし、非金属製の低透過率部材をペースト等の他の部材と混合して形成されるものであってもよい。また、プレート174の標示体173は、「CT」の文字を模したくり抜き部分を形成することによって構成することができる。図10(c)に示す標示部17は、プレート174の交換が可能である。このため、プレート174に形成された標示体173を任意に選択し、カバー部材15に取り付けることができる。図10(c)では、標示体173がくり抜かれたネガ型である例を挙げているが、プレート174が軟質樹脂材で構成され、標示体173が低透過率の金属部材や非金属製の低透過率部材をペースト等の他の部材と混合して形成されたポジ型であってもよい。
また、張出部16が水平に張りだしているため、X線画像を撮像する場合において、標示体171~173と蓋部12や枠体(上方フレーム60、下方フレーム70)と重ならないようにできるため、標示体171の標示に内容をより明瞭に認識することができる。
なお、本発明は、この例に限らず、液体注入ポート100は、X線照射下での観察が可能な標示体171とは別に、目視標示部を有していてもよい。一例として、目視標示部は、カバー部材15の外面に付されており、液体注入ポートに関連する文字、マーク又は図形の少なくとも1つを表している。なお、第1実施形態のように液体注入ポート100がカバー部材15を有していない場合、目視標示部は、例えば蓋部12の外面に付されている。
次に、図11を用いて第3実施形態を説明する。
本実施形態に係る液体注入ポート100は、以下に説明する点で、上記の第2実施形態に係る液体注入ポート100と相違しており、その他の点では、上記の第2実施形態に係る液体注入ポート100と同様に構成されている。
また、標示部17は、図10(b)を用いて説明した例と同様に、X線の透過率が高い部材で形成された第1カバー15aに、低透過率部材とペーストとを混合した材料で標示体175を描画したものであってもよい。
さらに、標示部17は、図10(c)を用いて説明した例と同様に、第1カバー15aの一部分をくり抜いて低透過率部材を含むプレートを嵌め込むことによって構成されていてもよい。
次に、図12及び図13を用いて第4実施形態を説明する。
本実施形態に係る液体注入ポート100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る液体注入ポート100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る液体注入ポート100と同様に構成されている。
ハウジング部10(例えば底部14)には、例えば、上孔部23a、下孔部23b及び貫通孔23cを含む係合部が形成されている。上孔部23aは、底部14の上方に開放しており、下孔部23bは、底部14の下方に開放しており、貫通孔23cは、上孔部23aと下孔部23bとを相互に連通させている。
そして、標示部17の嵌入部17bが、上孔部23a側から貫通孔23cに嵌入されることによって、標示部17がハウジング部10に取り付けられている。
本実施形態の場合、標示部17の標示体18は、上述した標示体171~173のいずれかと同様に構成することができる。
次に、図14を用いて第5実施形態を説明する。
本実施形態に係る液体注入ポート100は、以下に説明する点で、上記の第4実施形態に係る液体注入ポート100と相違しており、その他の点では、上記の第4実施形態に係る液体注入ポート100と同様に構成されている。
標示部17は、紐状の部材などである連結環19を介してハウジング部10に取り付けられている。すなわち、連結環19は、取付孔17cと貫通孔23cとに通されており、標示部17とハウジング部10(例えば底部14)とを相互に連結している。
すなわち、本発明は、液体注入ポート100が情報記憶部88を含まずに構成される態様も含む。
状態検知部は、温度センサ又は圧力センサ等により構成されている。
このように、液体注入ポート100は、一例として、体内に埋め込まれた状態で留置される液体注入ポート100であって、体外から供給された液体を一時的に貯留する液溜り部50と、液溜り部50と連通しておりカテーテルと接続される液体導入コネクタ(コネクタ部36)と、当該液体導入コネクタの状態を検知する状態検知部と、を備える液体注入ポート100である。
また、好ましい一例としては、液体注入ポート100は、状態検知部により検知した状態を外部に出力する外部出力部を備える。
(1)体内に埋め込まれた状態で留置される液体注入ポートであって、
体外から供給された液体を一時的に貯留する液溜り部と、
前記液溜り部と連通しており、カテーテルと接続される液体導入コネクタと、
外部の読取装置によって読み取り可能に、当該液体注入ポートに関連する情報を記憶保持する情報記憶部と、
を備える液体注入ポート。
(2)当該液体注入ポートに関連する前記情報は、製品の仕様と、品番と、製造情報と、被験者の情報と、手術の情報と、のうちの少なくとも1つ以上を示す情報である(1)に記載の液体注入ポート。
(3)前記製品の仕様には、当該液体注入ポートの耐圧性と、当該液体注入ポートの寸法と、接続されるカテーテルの太さと、接続されるカテーテルの先端形状と、のうちの少なくとも1つ以上が含まれる(2)に記載の液体注入ポート。
(4)当該液体注入ポートに関連する文字、マーク又は図形の少なくとも1つを標示する標示部を有する(1)から(3)のいずれか一項に記載の液体注入ポート。
(5)当該液体注入ポートの外殻を構成するカバー部材を備え、
前記カバー部材が前記標示部を有しているか、又は、前記カバー部材に前記標示部が設けられている(4)に記載の液体注入ポート。
(6)前記標示部と、当該液体注入ポートにおける前記標示部の周囲の部分と、でX線の透過率が互いに異なっている(4)又は(5)に記載の液体注入ポート。
(7)前記標示部は、金属材料により構成されている(6)に記載の液体注入ポート。
(8)前記標示部は、非金属材料により構成されている(6)に記載の液体注入ポート。
(9)前記標示部には、前記文字、前記マーク又は前記図形の少なくとも1つと対応する形状のスリット、薄肉部又は厚肉部が形成されている(4)から(8)のいずれか一項に記載の液体注入ポート。
(10)前記標示部は、前記文字、前記マーク又は前記図形の少なくとも1つと対応する形状に形成されている(4)から(8)のいずれか一項に記載の液体注入ポート。
(11)前記標示部には、目視可能な目視標示部が含まれている(4)から(10)のいずれか一項に記載の液体注入ポート。
<1>体内に埋め込まれた状態で留置される液体注入ポートであって、
体外から供給された液体を一時的に貯留する液溜り部と、
前記液溜り部と連通しており、カテーテルと接続される液体導入コネクタと、
当該液体導入コネクタの状態を検知する状態検知部と、
を備える液体注入ポート。
<2>前記状態検知部により検知した状態を外部に出力する外部出力部を備える<1>に記載の液体注入ポート。
12 蓋部
12a 開口
14 底部
15 カバー部材
15a 第1カバー
15b 第2カバー
16 張出部
16a 第1張出部
16b 第2張出部
17 標示部
17a 支持部
17b 嵌入部
17c 取付孔
171、172、173、175、18 標示体
174 プレート
19 連結環
20 隔膜部
22 穿刺部上面
23a 上孔部
23b 下孔部
23c 貫通孔
24 穿刺部下面
26 凹部
28 凸部
32 ロックトップ
34 ロック基部
36 コネクタ部
50 液溜り部
52 底面
54 側面
56 開口
58 連通孔
60 上方フレーム
70 下方フレーム
81 コイル
83 ICチップ
87 制御部
88 情報記憶部
200 読取装置
510 皮膚
100 液体注入ポート
Claims (9)
- 体内に埋め込まれた状態で留置される液体注入ポートであって、
体外から供給された液体を一時的に貯留する液溜り部と、
前記液溜り部と連通しており、カテーテルと接続される液体導入コネクタと、
外部の読取装置によって読み取り可能に、当該液体注入ポートに関連する情報を記憶保持する情報記憶部と、
当該液体注入ポートの外殻を構成するカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は、当該液体注入ポートに関連する文字、マーク又は図形の少なくとも1つを標示する標示部を有し、
前記標示部は、前記カバー部材において当該液体注入ポートの前記外殻となっている部分から外方に向けて水平に張り出している張出部に形成されており、
前記カバー部材は、相互に組み付けられている第1カバーと第2カバーとを含んで構成されており、
前記張出部は、前記第1カバーの一部分である第1張出部と、前記第2カバーの一部分である第2張出部と、により構成されており、
前記第1張出部と前記第2張出部とは互いに上下に重ねて配置されており、
前記第1張出部と前記第2張出部とのうち上側に位置する前記第1張出部が、前記標示部の標示内容を示す標示体を構成している液体注入ポート。 - 当該液体注入ポートに関連する前記情報は、製品の仕様と、品番と、製造情報と、被験者の情報と、手術の情報と、のうちの少なくとも1つ以上を示す情報である請求項1に記載の液体注入ポート。
- 前記製品の仕様には、当該液体注入ポートの耐圧性と、当該液体注入ポートの寸法と、接続されるカテーテルの太さと、接続されるカテーテルの先端形状と、のうちの少なくとも1つ以上が含まれる請求項2に記載の液体注入ポート。
- 前記標示部と、当該液体注入ポートにおける前記標示部の周囲の部分と、でX線の透過率が互いに異なっている請求項1から3のいずれか一項に記載の液体注入ポート。
- 前記標示部は、金属材料により構成されている請求項4に記載の液体注入ポート。
- 前記標示部は、非金属材料により構成されている請求項4に記載の液体注入ポート。
- 前記標示部には、前記文字、前記マーク又は前記図形の少なくとも1つと対応する形状のスリット、薄肉部又は厚肉部が形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の液体注入ポート。
- 前記標示部は、前記文字、前記マーク又は前記図形の少なくとも1つと対応する形状に形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の液体注入ポート。
- 前記標示部には、目視可能な目視標示部が含まれている請求項1から8のいずれか一項に記載の液体注入ポート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019171797A JP7434777B2 (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 液体注入ポート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019171797A JP7434777B2 (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 液体注入ポート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021045500A JP2021045500A (ja) | 2021-03-25 |
JP7434777B2 true JP7434777B2 (ja) | 2024-02-21 |
Family
ID=74877000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019171797A Active JP7434777B2 (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 液体注入ポート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7434777B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021166642A1 (ja) * | 2020-02-17 | 2021-08-26 | 東レ株式会社 | アクセスポート |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013510652A (ja) | 2009-11-17 | 2013-03-28 | シー・アール・バード・インコーポレーテッド | 係止用特徴部および識別特徴部を含むオーバーモールド成形されたアクセスポート |
JP2013531999A (ja) | 2010-05-05 | 2013-08-15 | シー・アール・バード・インコーポレーテッド | 埋め込まれた装置を識別し、位置を特定するためのシステムおよび方法 |
JP2015513932A (ja) | 2012-03-16 | 2015-05-18 | ピーエフエム メディカル,インコーポレイテッド | 識別のために区別可能なマーカーを有する注入可能な血管アクセスポート |
JP2018099255A (ja) | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 住友ベークライト株式会社 | 留置型医療機器及び留置型医療機器の製造方法 |
JP2019024760A (ja) | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 住友ベークライト株式会社 | 留置型医療機器及び繋止部材 |
-
2019
- 2019-09-20 JP JP2019171797A patent/JP7434777B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013510652A (ja) | 2009-11-17 | 2013-03-28 | シー・アール・バード・インコーポレーテッド | 係止用特徴部および識別特徴部を含むオーバーモールド成形されたアクセスポート |
JP2013531999A (ja) | 2010-05-05 | 2013-08-15 | シー・アール・バード・インコーポレーテッド | 埋め込まれた装置を識別し、位置を特定するためのシステムおよび方法 |
JP2015513932A (ja) | 2012-03-16 | 2015-05-18 | ピーエフエム メディカル,インコーポレイテッド | 識別のために区別可能なマーカーを有する注入可能な血管アクセスポート |
JP2018099255A (ja) | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 住友ベークライト株式会社 | 留置型医療機器及び留置型医療機器の製造方法 |
JP2019024760A (ja) | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 住友ベークライト株式会社 | 留置型医療機器及び繋止部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021045500A (ja) | 2021-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6887453B2 (ja) | 挟持された放射線不透過性インサートを含む埋め込み可能アクセスポート | |
ES2898354T3 (es) | Septo que incluye al menos una característica identificable, puertos de acceso que incluyen el mismo y métodos relacionados | |
JP5484674B2 (ja) | アクセスポートおよびその識別方法 | |
US7947022B2 (en) | Access port identification systems and methods | |
US8998860B2 (en) | Systems and methods for identifying an access port | |
JP7434777B2 (ja) | 液体注入ポート | |
JP2018099255A (ja) | 留置型医療機器及び留置型医療機器の製造方法 | |
JP6992306B2 (ja) | 留置型医療機器及び繋止部材 | |
JP2020529263A (ja) | 膨張可能な医療用バルーン | |
JP7106914B2 (ja) | 留置型医療機器、留置型医療機器セット及び標識部セット | |
JP4956220B2 (ja) | 薬液注入用具および薬液注入装置 | |
JP2020018369A (ja) | 留置型医療機器及び留置型医療機器セット | |
CN215130463U (zh) | 一种可供医生快速识别的多重耐药菌患者住院腕带 | |
JP7501994B2 (ja) | 皮下埋込型ポート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230718 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230914 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240122 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7434777 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |