JP7431538B2 - ゲームプログラム、車両、及びゲームシステム - Google Patents
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Description
本発明のゲームプログラムは、前記イベント発生手段は、前記車両の動きに連動するオブジェクトが発生する前記イベントを発生させ、前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報に応じて前記オブジェクトを制御する前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記描画手段は、前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報に応じて、前記車両の走行面の傾斜及び/又は加速度を算出し、該傾斜及び/又は加速度に基づいて、前記オブジェクトとは別の画像を生成し、前記ゲーム画像に含める前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記オブジェクトにはパラメータが設定され、前記イベント発生手段は、前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報により、前記パラメータを変動させる前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記イベント発生手段は、ユーザの操作情報を取得し、該操作情報に応じて前記オブジェクトのパラメータを変更する前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明のゲームプログラムは、前記イベント発生手段は、地図データ中の設定位置に対応して前記イベントを発生させる前記ゲームプログラムであることを特徴とする。
本発明の車両は、前記ゲームプログラムを記憶した記憶部と、前記ゲームプログラムを実行するコンピュータとを備える車両であることを特徴とする。
本発明のゲームシステムは、自動運転によって目的地に到着するよう制御される車両と、前記車両と接続可能なサーバ装置とを備えるゲームシステムであって、前記車両の加速度情報及び/又は姿勢情報を取得する加速度姿勢取得手段と、前記車両の自動運転での前記目的地への移動に伴うイベントを発生させ、前記加速度姿勢取得手段により取得された前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報に応じて、前記イベントの内容を調整するイベント発生手段と、前記イベント発生手段により調整された前記イベントの画像を、前記車両の外部画像及び/又は内部画像に対応したゲーム画像として前記車両に乗車するユーザが視認可能な表示部に表示させる描画手段とを備え、前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報は、前記自動運転により発生したものであり、前記内容の調整において、少なくとも前記車両の前記自動運転による前記加速度情報を前記イベント中に用いるゲームシステムであることを特徴とする。
本発明の実施形態に係るゲームシステムXについて、図面を参照して説明する。
図1(a)によると、本実施形態のゲームシステムXは、サーバ装置1及び複数のゲーム装置2にて構成される。
ゲームシステムXでは、例えば、自動運転等が可能な自動車(車両)、スマートフォン、ゲーム専用機、VR(Virtual Reality)ゴーグル型装置、AR(Augmented Reality)ゴーグル型装置、眼鏡等に取り付けてレンズや網膜に投影するタイプの他装着型AR装置、カーナビゲーション装置等のゲーム装置2にインストールされるアプリケーションソフトウェア(Application Software、ネイティブ(Native)アプリ、以下、単に「アプリ」という。)を実行することで、PC(Personal Computer)サーバ等のサーバ装置1との間で通信を行い、ユーザにゲームを実行(プレイ)させるゲームシステムXを実現する。
サーバ装置1と各ゲーム装置2との間は、携帯電話網、インターネット(登録商標)等のWAN(Wide Area Network)、又は、Wifi(登録商標)や無線LAN等のLAN(Local Area Network)等のIPネットワーク等のネットワーク3で接続されている。ネットワーク3は、携帯電話網の場合には、4G(4th Generation)や5G(5th Generation)等の規格の低レイテンシーで高速な通信ネットワークであってもよい。
なお、ゲーム装置2は、ゲームシステムXを実現するアプリがインストール可能な装置であれば、任意の装置を用いることが可能である。
本実施形態のゲームシステムXのハードウェア構成について説明する。
ここでは、サーバ装置1のハードウェア構成、及び、このサーバ装置1とインターネット回線等のネットワーク3を介して互いに通信接続される複数のゲーム装置2のハードウェア構成について説明する。
サーバ装置1は、制御部10、記憶部11、及び接続部12を備える。
記憶部11及び接続部12は、それぞれ、専用のバス及びインターフェイス等を介して、サーバ装置1の制御部10に接続される。
本実施形態では、ゲーム装置2が自動運転可能な車両で、乗車したユーザが目的地までプレイ可能な内蔵のゲーム機器である際の一例について記載する。
このゲーム装置2は、ゲームプログラム210(図2)及び各種データに基づいてゲームを進行させる。
ゲーム装置2は、他のゲーム装置2及びサーバ装置1との間で、ネットワーク3又は近距離無線通信等を介して、互いにデータ通信をすることが可能である。
記憶部21、接続部22、画像処理部23、音声処理部24、操作部25、加速度センサ部28、位置取得部29、及び撮像部30は、専用のバス及びインターフェイス等を介して、制御部20に接続される。
本実施形態において、表示部26は、フロントガラス、リアガラス、サイドガラス及び天井ガラスの少なくとも一面又は任意の面の組み合わせに表示されるシースルー型のディスプレイである例について説明する。このシースルー型のディスプレイでは、画像が表示される箇所が半透明又は不透明に描画され、それ以外の箇所は、外光を所定の透過率で透過させる。このため、実際の風景と、ゲーム画像とが重なって表示され、臨場感を高めることができる。本実施形態においては、このシースルー型のディスプレイとして、シースルーの半透明液晶ディスプレイ又は半透明投影可能なプロジェクタを用いることが好適である。なお、表示部26として、痛覚刺激、舌刺激等のディスプレイを用いることも可能である。
次に、図2により、ゲームシステムXを実現するサーバ装置1及びゲーム装置2における、ゲーム実行時の制御の流れについて説明する。
そして、サーバ装置1において、各ユーザには、それぞれ異なるアカウント情報211が付与される。元々、ユーザがアカウント情報211を付与されていた場合は、そのアカウント情報211を設定することも可能である。このアカウント情報211は、例えば、ID(識別符号)を含む固有の識別情報である。サーバ装置1は、各アカウントに対応付けられた、ゲームのプレイ上に必要なデータであるゲームデータ212を作成し、アカウント情報211に含ませて、ゲーム装置2へ送信する。
その後、ゲーム装置2は、ゲームプログラム210及びゲームデータ212に基づいて、ゲーム進行を行う。
この際、ゲーム装置2は、操作部25によりユーザの指示を取得してゲームを実行する。そして、ゲーム装置2は、ゲーム進行に伴うゲーム演出として、ゲーム画像を表示部26に、ゲーム音声を音声入出力部27に、それぞれ出力等する。
次に、ゲームシステムXを実現するサーバ装置1の制御部10及びゲーム装置2の制御部20の機能的構成、及びデータの詳細構成について説明する。
サーバ装置1の制御部10は、記憶部11に格納されたゲームプログラム110を実行することにより、ログイン手段100、及びゲーム情報処理手段101として機能する。
サーバ装置1は、記憶部11に、本発明のゲームシステムXを実現するためのゲームプログラム110及びアカウントDB111を格納している。
このうち、ログイン情報は、ユーザの電子メールアドレス、パスワード、その他のログイン時のユーザ認証に必要な情報である。これに加え、ログイン情報は、ユーザがアプリを起動した日時及び時間を示すプレイ時間情報を含んでいる。
再び図2に戻ると、ゲーム装置2の制御部20は、記憶部21に格納されたゲームプログラム210を実行することにより、現在位置取得手段200、加速度姿勢取得手段201、イベント発生手段202、及び描画手段203として機能する。
本実施形態において、現在位置取得手段200は、位置取得部29から取得した位置を基に、現在の位置を算出し、位置情報314として記憶部21に格納する。
本実施形態において、加速度姿勢取得手段201は、加速度センサ部28から、ゲーム装置2である車両の加速度情報及び/又は姿勢情報を取得する。
加えて、イベント発生手段202は、加速度姿勢取得手段201により取得された加速度情報及び/又は姿勢情報に応じて、イベントの内容を調整する。この調整として、イベント発生手段202は、車両の動きに連動するオブジェクトが発生するイベントを発生させ、加速度情報及び/又は姿勢情報に応じてオブジェクトを制御することも可能である。
さらに、イベント発生手段202は、加速度情報及び/又は姿勢情報により、オブジェクトデータ317に設定されたモンスター等のオブジェクトのパラメータ400を変動させることで、イベントの内容を調整することも可能である。この際、イベント発生手段202は、操作部25からユーザの操作情報を取得し、当該操作情報に応じてモンスター等のオブジェクトのパラメータ400を変更することも可能である。
さらに、イベント発生手段202は、設定位置で発生されたイベントにおけるフラグの取得状況等に対応して、イベントの発生やゲームの進行等を調整することも可能である。
本実施形態においては、イベント発生手段202は、走行中の外部画像及び/又は位置情報314に基づいて、車両内で使用する表示部26にイベントのゲーム画像を表示させる。
この際、イベント発生手段202は、ゲームを実行する際に、ユーザのアカウント情報211をサーバ装置1へ送信し、サーバ装置1との通信を維持する。この通信において、イベント発生手段202は、ゲーム進行状況に関するデータを、ゲーム進行の特定タイミングでサーバ装置1に送信する。
描画手段203は、加速度情報及び/又は姿勢情報に応じて、車両の走行面の傾斜及び/又は加速度を算出することも可能である。そして、描画手段203は、傾斜及び/又は加速度に基づいて、オブジェクトとは別の画像を生成し、ゲーム画像に含めることも可能である。
ゲーム装置2は、記憶部21に、本発明のゲームシステムXを実現するためのゲームプログラム210、アカウント情報211、及びゲームデータ212を格納している。
ゲームデータ212の詳細については後述する。
ゲームデータ212は、地図データ310、開始指示位置311、終了予定位置312、走行ルート313、位置情報314、到着予定時刻315、イベントデータ316、オブジェクトデータ317、及び進行状況データ318等を含んでいる。
この設定位置は、イベントの発生条件となるフラグを取得できる位置であってもよい。さらに、この設定位置は、地図データ310上のランドマークとなるような箇所の位置が設定されていてもよい。このランドマークは、例えば、特定の建造物、特徴ある地点、通り、信号、その他、ユーザに認識されやすい地図上の位置等を含む。
ここで、本実施形態のイベントは、特定のタイミング及び出現頻度で発生するもの、及び、設定位置に到達した場合に実行されるもの、及び常時実行されるものを含む。さらに、本実施形態のイベントは、後述するボスキャラとの戦いやエンディングのような特別なものを含む。
進行状況データ318は、ユーザが所有するオブジェクトのデータ、プレイヤの各種データ、ステージのデータ、イベントのデータ等を含んでいる。
次に、図4~図5を用いて、本実施形態のゲームシステムXにより実行されるゲーム進行処理について説明する。
まず、イベント発生手段202は、ゲーム開始処理を行う。
イベント発生手段202は、例えば、自動運転の車両が停車位置まで到着し、ユーザが搭乗し、目的地まで手持ち無沙汰なユーザがゲームを開始する指示を行ったことを検知する。この指示は、図示しない車両内で使用するパネル端末や、車窓の表示部26に表示されるメニュー等から行うことが可能である。この指示は、例えば、操作部25のタッチパネルにより、アプリ一覧やショートカット等から起動するタッチ、スワイプ等により行われる。
これに加えて、イベント発生手段202は、「イベント優先、アイテム優先、通常のモンスター(雑魚敵)優先、ボス優先」、ゲームの難度(イージー~ベリーハード)等のゲーム要素を基準にしたルートを検索し、走行ルート313の候補として表示してもよい。
ここで、サーバ装置1のログイン手段100が、ログインを行う。
ログイン手段100は、送信されたアカウント情報211に基づいて、アカウント設定300を参照してユーザの認証を行う。これにより、ユーザをログインさせる。
ログイン後、ログイン手段100は、アカウント設定300からゲームデータ212を作成して、ゲーム装置2に送信する。
この際、ログイン手段100は、車両の周囲の地図データ310等もゲームデータ212に含めて送信することが可能である。さらに、ゲームデータ212は、ゲーム全体のデータではなく、前回送信した差分のデータを含む差分データであってもよい。
次に、現在位置取得手段200が、現在位置取得処理を行う。
本実施形態においては、現在位置取得手段200は、位置取得部29から取得した位置の情報を取得し、地図データ310内の位置を算出する。この地図データ310内の位置が、現在の位置となる。この際に、現在位置取得手段200は、現在の位置が走行ルート313内にあるかどうかについても算出する。現在位置取得手段200は、これらの算出されたデータを、位置情報314として記憶部21に格納する。
図5(a)の例では、地図データ310中で、位置情報314に設定される現在の位置を、車のマークのアイコンで示している。
ここで、加速度姿勢取得手段201が、加速度姿勢取得処理を行う。
本実施形態においては、加速度姿勢取得手段201は、ゲーム装置2である車両の加速度情報及び/又は姿勢情報を取得し、記憶部21に格納する。
この加速度情報及び/又は姿勢情報は、例えば、車両がバックしている、加速している、急カーブや坂で車両の姿勢が水平でない等の車両状態を示す値を含む。さらに、加速度情報及び/又は姿勢情報として、車両の停止、でこぼこ道で振動が多い等の車両状態を示す値を含む。
次に、イベント発生手段202が、イベント発生の特定条件に合致したか否かを判断する。
上述したように、イベント発生手段202は、開始指示位置311から終了指示位置までの走行ルート313内に位置情報314がある場合に、走行ルート313上でイベントの発生頻度又は条件により離散的にイベントを発生させる。
本実施形態において、イベント発生手段202は、例えば、現在の位置が走行ルート313上である場合、乱数値を取得し、イベントデータ316に含まれるイベントの発生頻度に対応した確率で、イベント発生条件となる特定条件に合致したと判断する。
具体的には、イベント発生手段202は、加速度姿勢取得手段201により取得された加速度情報及び/又は姿勢情報に応じて、特定条件に合致したと判断することが可能である。この際、イベント発生手段202は、例えば、急発進した、バックした、道路の段差等により車両が揺動した等の状況を判断し、この状況に加えて乱数値が閾値を超えていた場合等に、特定条件として、イベントを発生させられる。さらに、イベント発生手段202は、車両の走行中だけでなく停止中であっても、特定条件を判断して、イベントを発生させることが可能である。
さらに、イベント発生手段202は、終了予定位置312へ到着する特定範囲内に近づいた場合も、特定条件に合致したと判断することが可能である。
加えて、イベント発生手段202は、常時実行されるイベントの場合、当該イベントについては、走行ルート313上では常に特定条件に合致したと判断することが可能である。
Yesの場合、イベント発生手段202は、処理をステップS104に進める。
Noの場合、イベント発生手段202は、処理をステップS110に進める。
イベント発生の特定条件に合致した場合、イベント発生手段202が、イベント発生処理を行う。
イベント発生手段202は、イベントデータ316を読み出し、上述の特定条件に応じた種類のイベントを発生させる。
本実施形態において、イベント発生手段202は、車両の動きに連動するオブジェクトが発生するイベントを発生させることが可能である。たとえば、イベント発生手段202は、上述の確率でモンスターを出現させてプレイヤキャラクタとの戦闘を行わせるイベントを発生させることが可能である。さらに、イベント発生手段202は、走行ルート313の途中に出現させる特別なモンスター(以下、「中ボス」という。)やボスキャラとの戦闘を行わせたりするようなイベントを発生させることが可能である。
その他にも、イベント発生手段202は、シナリオに対応したNPCと出会わせたり、各種アイテムを回収させたりするようなイベントを発生させることが可能である。これらのイベントについても、加速度や姿勢に連動して調整されてもよい。
次に、イベント発生手段202は、加速度姿勢連動処理を行う。
イベント発生手段202は、加速度情報及び/又は姿勢情報に応じて、イベントの内容を調整する。イベント発生手段202は、例えば、イベントデータ316で設定されている各種の情報を、発生されたイベントについて調整することが可能である。
具体的には、イベント発生手段202は、乱数値の確率で発生されたイベント、設定位置等に関連する特定条件で発生されたイベント等に対して、加速度や姿勢に連動させる調整を行う。さらに、イベント発生手段202は、特定条件として速度情報及び/又は姿勢情報に応じて発生させられたイベントについても、この加速度や姿勢に対応させて調整することが可能である。
または、イベント発生手段202は、例えば、車両がバックしている場合、前方からモンスターや障害物が迫ってくるような向きで発生させるように、イベントの内容を変更可能である。
さらに、イベント発生手段202は、カーブ等でモンスターが振り落とされて、車両と関連づけられていたオブジェクトの関連付けが解除されるような調整をすることも可能である。
加えて、イベント発生手段202は、車両が急発進した場合にゾンビ等のモンスターが背後に発生するようなイベントを発生させたり、車両がバックした場合にフロントガラスにモンスターが落ちてきたりするようなイベントの種類を設定することが可能である。
次に、イベント発生手段202は、操作情報取得処理を行う。
イベント発生手段202は、操作部25から、ユーザの操作情報を取得する。この操作情報は、ユーザによるコントローラの操作やジェスチャ等を基に、攻撃する方向や種類等の指示等も取得可能である。
次に、イベント発生手段202は、パラメータ変動処理を行う。
イベント発生手段202は、発生したイベントに対して、加速度や姿勢により影響を与える。
本実施形態において、イベント発生手段202は、加速度情報及び/又は姿勢情報により、オブジェクトに設定されたパラメータ400を変動させる。具体的には、イベント発生手段202は、加速度情報及び/又は姿勢情報に応じてオブジェクトの動作、各種パラメータ400等を制御することが可能である。
さらに、イベント発生手段202は、車両の揺動に応じて、モンスターから攻撃を受けるように調整を行うことも可能である。すなわち、イベント発生手段202は、実際の道路の段差等による車両の揺動に応じて、ゾンビから攻撃を受けてもよい。
さらに、イベント発生手段202は、プレイヤやその他のオブジェクトについても、車両の動きに連動させたり、加速度情報及び/又は姿勢情報に応じて制御したりすることが可能である。
さらに、イベント発生手段202は、加速度情報及び/又は姿勢情報の値によって、イベントに登場するモンスターのパラメータ400を調整して、倒しやすくしたり、逆に、倒しにくくしたり調整することも可能である。たとえば、車両が加速したり姿勢が傾いていたりした場合、モンスターの耐久値や攻撃値を高くなるよう変更して、よりユーザを焦らせて臨場感を高めてもよい。
ここで、上述したようなゲームの設定やプレイ時の特定タイミングで、イベント発生手段202は、サーバ装置1にゲームデータ212のうち、変化があった差分データを送信する。
ここで、サーバ装置1のゲーム情報処理手段101が、ゲーム情報処理を行う。
ゲーム情報処理手段101は、ゲーム装置2から差分データを受信する。そして、ゲーム情報処理手段101は、アカウントDB111のアカウント設定300に、差分データを設定する。これにより、次回ログインした際に、この差分データを基にしたゲームを実行可能となる。
ここで、描画手段203が、別画像生成処理を行う。
描画手段203は、加速度情報及び/又は姿勢情報に応じて、車両の走行面の傾斜及び/又は加速度を算出する。そして、描画手段203は、当該傾斜及び/又は加速度に基づいて、オブジェクトとは別の画像を生成し、ゲーム画像に含める。
具体的には、描画手段203は、例えば、車両の坂道の昇降に応じた背景画像を生成することも可能である。すなわち、描画手段203は、車両の傾斜から坂道を昇降していると判断した場合は、坂道に基づいた背景画像を生成する。
この際、描画手段203は、これらの生成した画像地図データ310と位置情報314を参照して、ゲーム画像の生成時の参考としてもよい。さらに、描画手段203は、車両の速度を求めて、この速度の情報も、この生成時の参考としてもよい。
そして、描画手段203は、これらの生成された画像を、ゲーム画像の背景テクスチャ等として設定する。
次に、描画手段203が、描画処理を行う。
描画手段203は、イベント発生手段202により発生させたイベントの画像を、車両の外部画像及び/又は内部画像に対応したゲーム画像として表示部26に表示させる。
この拡張現実としては、例えば、ランドマークのビルを廃墟の幽霊ビルに変更したり、信号で停止すると手形がペタペタと窓についてきたり、幽霊自動車からモンスターが襲ってきたり、道の先から集団のゾンビ等のモンスターが襲ってきたりする等のゲーム画像を表示可能となる。
たとえば、描画手段203は、車両内で使用する運転手がゾンビになったり、急ブレーキでゾンビがフロントガラスを割って外に投げ出されたり、隣にある死体が急カーブで自分の足元に転がってきたりする等のゲーム画像の描画を行うことが可能である。
このように、描画手段203は、現実の中でゲームのイベントが起こっているように表示させることが可能である。よって、臨場感の高いゲームを実現することができる。
ここで、ゲーム装置2のイベント発生手段202が、終了予定位置か否かを判断する。
イベント発生手段202は、現在の位置が走行ルート313上で終了予定位置312に到着した場合、Yesと判断する。イベント発生手段202は、それ以外の場合には、Noと判断する。
Yesの場合、イベント発生手段202は、処理をステップS112に進める。
Noの場合、イベント発生手段202は、処理をステップS101に戻して、ゲームの進行を続ける。
終了予定位置312に到着した場合、イベント発生手段202が、ゲーム終了処理を行う。
イベント発生手段202は、例えば、ボスキャラとの戦闘を終了させ、ステージの終了の処理を行い、ゲームデータ212に設定する。この上で、イベント発生手段202は、エンディングの演出を表示部26に表示し、音声入出力部27から音声出力する。
イベント発生手段202は、ステージが終了した旨のデータと、上述のゲームデータ212の差分データをサーバ装置1へ送信する。
サーバ装置1のゲーム情報処理手段101は、この差分データを受信して、アカウントDB111のアカウント設定300に格納する。
以上により、本発明の実施形態に係るゲーム進行処理を終了する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
従来、特許文献1に記載されたようなゲームでは、単純に、ゲーム装置の移動した位置情報によりイベントを発生させるだけであった。
このため、車両等の中でゲームをプレイする場合であっても、特に、車両の動きとゲームとが連動するようなことはないため、臨場感に乏しくなるという問題があった。
このように構成することで、車両の動きに連動するモンスター等がへばりついたり、振り落としたりといった演出が可能となり、より臨場感を高めることが可能となる。
このように構成することで、車両の走行面の傾斜及び/又は加速度に対応した背景画像、オブジェクト等をゲーム画像に含めて描画することができ、さらに臨場感を高めることができる。
このように構成することで、車両の加速や姿勢によりモンスターが振り落とされたり、車両の振動によってモンスターの攻撃を表現したりといった演出が可能となる。これにより、臨場感を高めることができる。
このように構成することで、モンスターが攻撃されたら、振り落とされるといった演出が可能となり、臨場感を高めることができる。
このように構成することで、走行ルート313中に設定されたランドマークや施設や店舗や指定位置等でイベントを発生させることができる。よって、ゲームの進行にメリハリをつけることができ、ゲーム性を高めることができる。さらに、これらの設定位置の外部風景に注目させることができ、広告効果も期待できる。
このように構成することで、車両の加速度情報及び/又は姿勢情報により、イベントの演出を変更し、よりゲームのイベントの臨場感を高めることができる。
図2~図5において説明した制御手段及び処理手順は一例であり、本発明の実施形態はこれらには限られない。処理手順等は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
しかしながら、これらのイベントが重なった場合、イベント発生手段202は、どちらかを優先しても良いし、同時に発生させてもよい。これらのイベントのいずれかを優先する場合、イベント発生手段202は、片方のイベントを発生させなくするような演出を行うことも可能である。たとえば、イベント発生手段202は、ゾンビに襲われていたが、巨大な骸骨にゾンビが踏みつぶされて対戦相手が代わる、といった演出を行うことが可能である。
これに対して、車両やゲーム装置2の状態と連動して開始指示位置311が設定されてもよい。たとえば、高速道路で自動運転のレベルが上がり、ユーザの手放しでの自動運転が可能となる場合、この高速道路に入った位置を開始指示位置311として設定することが可能である。逆に、ユーザの乗車時に自動運転のレベルが下がるような道路について走行ルート313が設定された場合、そのような道路に到着する箇所を開始指示位置311として設定し、その位置に着くまでイベントが発生しないようにすることも可能である。これらの場合も、ステップS103と同様に、イベント発生手段202が、開始指示位置311を超えたかどうか判断可能である。さらに、イベント発生手段202は、車両の状態を把握して、上述のような自動運転のレベルに対応して、開始指示位置311の設定位置に関わらず、イベントを開始したり、開始しなかったりするような制御を行うように構成することも可能である。
しかしながら、撮像部30により撮像された車両の外部画像及び/又は内部画像から、画像認識プロセッサ等で認識された結果を基に、イベントを発生させることも可能である。たとえば、車両の外に人が多い場合は、それらの人がゾンビになるようなイベントを発生可能である。さらに、車内が乱雑であったり食べ残しが多かったりする場合、「もったいないお化け(付喪神)」「キノコおばけ」のような特定のモンスターが出現するといったイベントを発生させてもよい。
しかしながら、表示部26に表示されるゲーム画像は、車両の外にいるときに、車内に見えてもよい。すなわち、ユーザが車両に乗り込むときには、既にゲーム画像が見えていてもよい。この場合、例えば、ゴーグル型装置、ARゴーグル型装置、他装着型AR装置等の表示部26、シースルー型のディスプレイ等に、プレイヤキャラクタや敵キャラクタ等の各オブジェクトを含むゲーム画像が表示される。この際のゲーム画像は、例えば、デモ用の画像であってもよい。または、ユーザが車両に乗る前に、サーバ等を通じてゲームの開始を設定することで、プレイ開始やプレイ中に対応するゲーム画像を表示してもよい。
これらのゲームの変更やイベントの設定変更は、ゲームデータ212の特にイベントデータ316を差し換えること当業者に実現可能である。
なお、制御部10、20は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Processor、特定用途向けプロセッサ)等を含む情報処理部であってもよい。
また、制御部10、制御部20、及び画像処理部23は、RAMやROMやフラッシュメモリ等を内蔵していてもよい。
上述の実施形態では、図1に示すように、サーバ装置1とゲーム装置2とで構成されるゲームシステムXにてゲームプログラム210を実行させる例について記載した。
しかしながら、図6を参照すると、単独のゲーム装置2bにより、本発明のゲームプログラム210を実行することも可能である。この場合、ゲーム装置2bには、ゲームデータ212内に、カーナビゲーションのように広範囲の地図データ310を格納しておくことも可能である。この図において、上述の各図と同じ符号は同種の構成であることを示している。
逆に、ゲーム装置2は単なるデータの送受信と、画像音声出力のみの機能を実行して、サーバ装置1のゲームプログラム110を実行することで、上述の現在位置取得手段200、加速度姿勢取得手段201、イベント発生手段202、及び描画手段203として機能させてもよい。
さらに、上述の各手段は、サーバ装置1及びゲーム装置2のいずれかで任意に実行しても、それぞれの機能を分担して一部又は任意の組み合わせで実行してもよい。
これについて、本実施形態のゲーム装置2が車両の場合、アミューズメントパーク等の乗り物、ジェットコースター、電車、運転手が運転するタクシー、バス、その他の車両を用いることが可能である。加えて、ゲームセンター等に提供されるアーケードゲーム筐体を用いて本発明を実現することもできる。または、ゲーム装置2は、仮想空間上の地図データ310上を動作する仮想の車両であってもよい。
さらに加えて、ゲーム装置2は、車両に限らず、ユーザが直接操縦しない乗り物、例えば、飛行機やドローン等に設けることも可能である。加えて、ゲーム装置2を用いて徒歩でゲームを行うことも可能である。
すなわち、本発明の他の実施形態に係るゲームプログラム210として、ゲーム装置2自体又はユーザの加速度情報及び/又は姿勢情報を取得する加速度姿勢取得手段201を更に備え、イベント発生手段202は、加速度姿勢取得手段201により取得された加速度情報及び/又は姿勢情報に応じてイベントを変更するように構成することも可能である。この際に、加速度情報及び/又は姿勢情報は、ゲーム装置2の内蔵の加速度センサ部28で取得しても、車両に設けられたセンサで得たデータを取得してもよい。
このように構成することで、車両以外のゲーム装置2においても、ゲーム性を高めたゲームを実行することが可能となる。さらに、姿勢や目線のトラッキング等を備えたゲーム装置2の場合、ゲーム装置2やユーザの姿勢や目線に合わせたイベントを発生させ、よりゲームでの臨場感を高めることができる。
この場合、プレイヤの身体の位置や向きを検知して、身体に重ならないようにモンスターを描画してもよいし、逆に、プレイヤの位置や向きも含めた情報で敵の位置や向きや行動が変化してもよい。
しかしながら、表示部26は、シースルー型のディスプレイでなくてもよい。たとえば、表示部26として、上述のVRゴーグル型装置のディスプレイを用いることも可能である。このVRにおいても、撮像部30から撮像された画像と、ゲーム画像とを重ねてVR表示することが可能である。加えて、表示部26がプロジェクタである場合、霧(ミスト)や、ユーザの眼鏡や網膜にゲーム画像を投影することが可能である。
さらに、ゲーム装置2がスマートフォン、ゲーム専用機、カーナビゲーション装置等の携帯型や据置型装置であった場合に、これらのディスプレイを表示部26として用いることも可能である。この場合も、撮像部30から撮像された外部の画像とゲーム画像とを、ARにより表示することが可能である。加えると、ゲーム装置2が車両の場合、窓をなくして、外部を撮像する撮像部30の画像と、ゲーム画像とを、窓代わりの表示部26に表示するように構成することも可能である。
このように構成することで、様々な構成に対応することができる。
さらに、上述の実施形態では、ゲーム装置2において、ゲームプログラム210自体が既にインストールされている例について記載した。この場合、ゲームプログラム210は、ゲーム装置2において、光学記録媒体やその他の記録媒体から読み込まれ、記憶部21にインストールされてもよい。加えて、ゲームプログラム210を、サーバ装置1からダウンロードするようにしてもよい。
2、2b ゲーム装置
3 ネットワーク
10、20 制御部
11、21 記憶部
12、22 接続部
23 画像処理部
24 音声処理部
25 操作部
26 表示部
27 音声入出力部
28 加速度センサ部
29 位置取得部
30 撮像部
100 ログイン手段
101 ゲーム情報処理手段
110、210 ゲームプログラム
111 アカウントDB
200 現在位置取得手段
201 加速度姿勢取得手段
202 イベント発生手段
203 描画手段
211 アカウント情報
212 ゲームデータ
300 アカウント設定
310 地図データ
311 開始指示位置
312 終了予定位置
313 走行ルート
314 位置情報
315 到着予定時刻
316 イベントデータ
317 オブジェクトデータ
318 進行状況データ
400 パラメータ
500 画面例
M モンスター
X ゲームシステム
Claims (8)
- 自動運転によって目的地に到着するよう制御される車両により実行されるゲームプログラムであって、前記車両を、
前記車両の加速度情報及び/又は姿勢情報を取得する加速度姿勢取得手段と、
前記車両の自動運転での前記目的地への移動に伴うイベントを発生させ、前記加速度姿勢取得手段により取得された前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報に応じて、前記イベントの内容を調整するイベント発生手段と、
前記イベント発生手段により調整された前記イベントの画像を、前記車両の外部画像及び/又は内部画像に対応したゲーム画像として前記車両に乗車するユーザが視認可能な表示部に表示させる描画手段として機能させ、
前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報は、前記自動運転により発生したものであり、
前記内容の調整において、少なくとも前記車両の前記自動運転による前記加速度情報を前記イベント中に用いる
ゲームプログラム。 - 前記イベント発生手段は、
前記車両の動きに連動するオブジェクトが発生する前記イベントを発生させ、
前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報に応じて前記オブジェクトを制御する
請求項1に記載のゲームプログラム。 - 前記描画手段は、
前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報に応じて、前記車両の走行面の傾斜及び/又は加速度を算出し、該傾斜及び/又は加速度に基づいて、前記オブジェクトとは別の画像を生成し、前記ゲーム画像に含める
請求項2に記載のゲームプログラム。 - 前記オブジェクトにはパラメータが設定され、
前記イベント発生手段は、
前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報により、前記パラメータを変動させる
請求項2又は3に記載のゲームプログラム。 - 前記イベント発生手段は、
ユーザの操作情報を取得し、該操作情報に応じて前記オブジェクトのパラメータを変更する
請求項4に記載のゲームプログラム。 - 前記イベント発生手段は、
地図データ中の設定位置に対応して前記イベントを発生させる
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゲームプログラム。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のゲームプログラムを記憶した記憶部と、
前記ゲームプログラムを実行するコンピュータとを備える
車両。 - 自動運転によって目的地に到着するよう制御される車両と、前記車両と接続可能なサーバ装置とを備えるゲームシステムであって、
前記車両の加速度情報及び/又は姿勢情報を取得する加速度姿勢取得手段と、
前記車両の自動運転での前記目的地への移動に伴うイベントを発生させ、前記加速度姿勢取得手段により取得された前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報に応じて、前記イベントの内容を調整するイベント発生手段と、
前記イベント発生手段により調整された前記イベントの画像を、前記車両の外部画像及び/又は内部画像に対応したゲーム画像として前記車両に乗車するユーザが視認可能な表示部に表示させる描画手段とを備え、
前記加速度情報及び/又は前記姿勢情報は、前記自動運転により発生したものであり、
前記内容の調整において、少なくとも前記車両の前記自動運転による前記加速度情報を前記イベント中に用いる
ゲームシステム。
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