JP7426277B2 - 準備行動判定装置、運転支援システム、及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態に係る運転支援システムは、運転者による車両の走行中に、運転者が運転操作の前に行う準備行動をリアルタイムで検出している。そして、危険な状況において運転者が準備行動を行わない場合に、運転者が危険を回避する行動を取らないものと判断して、車両側で危険回避動作を行う。
まず、準備行動について説明する。
図1は準備行動を説明するための模式図である。図1に示すように、車両の走行状態には、車両が一定速度で直線走行する定常走行と、定常走行ではない通常走行とがある。定常走行で車両を走行させている運転者が、ブレーキを踏む、ステアリングを切る等の運転操作を行って、車両の走行状態を定常走行から通常走行に移行させる。即ち、通常走行は、運転操作を伴う走行状態である。
次に、運転支援システムの電気的構成について説明する。
図2は運転支援システムの電気的構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、運転支援システム100は、危険な状況を検知した場合に準備行動の有無を判定する準備行動判定装置10と、準備行動判定装置10から取得した判定結果に基づいて安全対策を行う安全装置50とを備えている。安全装置50は、車両制御による自動ブレーキなどの安全対策を実施する。準備行動判定装置10と安全装置50とは、有線又は無線により通信可能に接続されている。
次に、準備行動判定装置の機能的構成について説明する。
図4は準備行動判定装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。準備行動判定装置10の情報処理部12は、走行状態判定部30、伝達関数算出部32、伝達関数記憶部34、受動的体動算出部36、能動的体動算出部38、準備行動記憶部40、危険予測部42、準備行動判定部44、及び判定結果出力部46を備えている。
準備行動判定装置は、準備行動判定の準備として、運転者の運転中に準備行動情報を収集して、得られた運転者に固有の準備行動パターンを記憶する準備行動記憶処理を行う。準備行動パターンは、「準備行動の特徴」の一例である。まず、この準備行動記憶処理に関連する各機能部について説明する。
準備行動判定装置は、定常走行時に能動的体動をリアルタイムで検出し、予め記憶しておいた運転者に固有の準備行動パターンに基づいて、算出された能動的体動が準備行動に該当するか否かを判定する準備行動判定処理を行う。次に、この準備行動判定処理に関連する各機能部について説明する。なお、既に説明した機能部についても果たすべき機能が追加される。
ここで、準備行動パターンについて説明する。
図7に示すグラフは、図2に示すセンサA~Dの各々について、定常走行及び左旋回直前における能動的体動の大きさを示している。上記の通り、センサAはバックレスト右側、センサBはバックレスト左側、センサCはクッション右側、センサDはクッション左側に、各々設けられている。以下では、センサA~Dの各々に対応する位置をA~Dで表す。
横軸:(データA+データC)-(データB+データD)
縦軸:(データA+データB)-(データC+データD)
次に、準備行動判定プログラムについて説明する。
準備行動判定プログラムは、準備行動判定装置10のCPU14により、運転者が運転を開始したときに、または、運転者からの指示に応じて実行される。ここでは、先行車両への追突シーンを危険な状況の例として説明する。
ステップS100で、CPU14は、運転者に対応する準備行動パターンが予め取得されているか否かを判断する。
次に、図10のステップ102で実行される準備行動記憶処理について説明する。
図11は準備行動記憶処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS200で、CPU14は、操作情報に基づいて走行状態が定常走行か否かを判断する。走行状態が定常走行である場合は、ステップS202に進む。走行状態が通常走行である場合は、ステップS200で判断を繰り返す。
次に、図10のステップ104で実行される準備行動判定処理について説明する。
図15は準備行動判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS300で、CPU14は、操作情報に基づいて走行状態が定常走行か否かを判断する。走行状態が定常走行である場合は、ステップS302に進む。走行状態が通常走行である場合は、ステップS300で判断を繰り返す。
次に、安全装置側での処理について説明する。
図16は安全対策プログラムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
安全装置50の制御部52のCPU54が、記憶部64に記憶された「安全対策プログラム」を読み出してメモリ56をワークエリアとしてプログラムを実行する(図2参照)。「安全対策プログラム」は、安全装置50が準備行動判定装置10から判定結果または警報出力指示を受信したときに実行される。
以上、準備行動判定装置、運転支援システム、及びプログラムの例示的な実施の形態について説明したが、本発明は実施の形態に記載の範囲には限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で実施の形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
12 情報処理部
14 CPU
16 メモリ
18 操作情報検出部
20 シート振動検出部
22 車両振動検出部
24 環境検出部
26 記憶部
28 通信部
30 走行状態判定部
32 伝達関数算出部
34 伝達関数記憶部
36 受動的体動算出部
38 能動的体動算出部
40 準備行動記憶部
42 危険予測部
44 準備行動判定部
46 判定結果出力部
50 安全装置
52 制御部
54 CPU
56 メモリ
58 警報装置
60 ブレーキ装置
62 操舵装置
64 記憶部
66 通信部
70 シート
72 バックレスト
74 クッション
100 運転支援システム
200 テーブル
200A テーブル
Claims (7)
- 車両を運転する運転者の能動的体動を検出する検出部と、
運転操作を行う準備として運転操作前に行われる準備行動の特徴を乗員毎に記憶する記憶部に記憶された前記運転者の準備行動の特徴に基づいて、検出された前記能動的体動が運転操作前に行われる準備行動か否かを判定する判定部と、
を備え、
前記判定部は、
前記検出された能動的体動による運転者の重心位置の移動先が、準備行動を行う場合の運転者の重心位置の移動範囲内であり、かつ、前記検出された能動的体動が発生した時間が、前記準備行動が発生すると予測される時間帯である場合に、検出された前記能動的体動が運転操作前に行われる準備行動であると判定する、
準備行動判定装置。 - 前記検出部は、
車両振動検出部で検出された車両の振動とシート振動検出部で検出されたシートの振動とを取得し、前記車両の振動により生じる運転者の受動的体動による振動成分を前記シートの振動から差し引いた残りの振動成分を、運転者の能動的体動として検出する、
請求項1に記載の準備行動判定装置。 - 前記検出部は、
前記車両の車体、前記車両内に設置されたシート、及び前記シート上の乗員の関係をバネ‐マス‐質点系で近似して、車両の振動とシートの振動とから伝達関数を取得し、得られた伝達関数を用いて、車両の振動から運転者の受動的体動を推定する、
請求項1または請求項2に記載の準備行動判定装置。 - 前記判定部は、
前記検出された能動的体動による運転者の重心位置の移動先が、準備行動を行う場合の運転者の重心位置の移動範囲内である場合に、検出された前記能動的体動が運転操作前に行われる準備行動であると判定する、
請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の準備行動判定装置。 - 環境検出部で検出された車両周囲の環境情報から危険を検知し、危険発生までの猶予時間を算出する算出部と、
前記猶予時間が予め定めた時間以下になる前に、準備行動である能動的体動が検出されない場合に、準備行動なしとの判定結果を出力する出力部と、
をさらに備える、請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の準備行動判定装置。 - 請求項1から請求項5までの何れか1項に記載の準備行動判定装置と、
準備行動なしとの判定結果に応じて、車両制御により危険を回避する動作を行う安全対策を実行する安全装置と、
を備える運転支援システム。 - コンピュータを、
車両を運転する運転者の能動的体動を検出する検出部、
運転操作を行う準備として運転操作前に行われる準備行動の特徴を乗員毎に記憶する記憶部に記憶された前記運転者の準備行動の特徴に基づいて、検出された前記能動的体動が運転操作前に行われる準備行動か否かを判定する判定部、
として機能させるためのプログラムであって、
前記判定部は、
前記検出された能動的体動による運転者の重心位置の移動先が、準備行動を行う場合の運転者の重心位置の移動範囲内であり、かつ、前記検出された能動的体動が発生した時間が、前記準備行動が発生すると予測される時間帯である場合に、検出された前記能動的体動が運転操作前に行われる準備行動であると判定する、
プログラム。
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