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JP7416505B1 - 保護素子 - Google Patents

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JP7416505B1
JP7416505B1 JP2023134588A JP2023134588A JP7416505B1 JP 7416505 B1 JP7416505 B1 JP 7416505B1 JP 2023134588 A JP2023134588 A JP 2023134588A JP 2023134588 A JP2023134588 A JP 2023134588A JP 7416505 B1 JP7416505 B1 JP 7416505B1
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田中嘉明
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Abstract

【課題】偶発的に大きな電流が流れた場合に誤動作が生じる恐れが軽減される。【解決手段】保護素子14は、ケース42と、温度ヒューズエレメント34と、電流ヒューズエレメント36とを有する。温度ヒューズエレメント34は、ケース42に収容される。電流ヒューズエレメント36は、ケース42に収容される。電流ヒューズエレメント36は、温度ヒューズエレメント34よりも融点が高い。温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが並列に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば高圧直流送電に用いられる保護素子に関する。
特許文献1は、電流ヒューズを開示する。この電流ヒューズは、メインヒューズエレメントと、メインヒューズエレメントよりも融点の高いサブヒューズエレメントとを有し、メインヒューズエレメントの抵抗値は、サブヒューズエレメントの抵抗値以下であり、メインヒューズエレメントとサブヒューズエレメントとが並列に接続されているものである。特許文献1に開示された電流ヒューズによると、定格の向上を図ることができ、かつ、アーク放電に伴う低融点金属の爆発的な飛散を防止できる。
特開2015-76295号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電流ヒューズには、偶発的に大きな電流が流れた場合に誤動作として電流を遮断してしまう恐れがあるという問題点がある。
本発明は、このような問題を解決するものである。本発明の目的は、偶発的に大きな電流が流れた場合に誤動作が生じる恐れが軽減された保護素子を提供することにある。
図面を参照し本発明の保護素子を説明する。なおこの欄で図中の符号を使用したのは発明の内容の理解を助けるためであって内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
上述した課題を解決するために、本発明のある局面に従うと、保護素子14は、ケース42と、温度ヒューズエレメント34と、電流ヒューズエレメント36とを有する。温度ヒューズエレメント34は、ケース42に収容される。電流ヒューズエレメント36は、ケース42に収容される。電流ヒューズエレメント36は、温度ヒューズエレメント34よりも融点が高い。温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが並列に接続されている。
本発明のある局面に従う保護素子14は任意の負荷12に接続され得る。その保護素子14が負荷12に接続されたとき、その負荷12に異常な熱が生じることがある。その異常な熱の少なくとも一部はケース42を介して温度ヒューズエレメント34に伝わる。その熱が伝えられたことにより温度ヒューズエレメント34が溶断すると、本発明のある局面に従う保護素子14を流れる電流の経路のうち温度ヒューズエレメント34を経由するものが遮断される。この時点では、その電流の経路のうち電流ヒューズエレメント36を経由するものは遮断されていない。温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが並列に接続されており、かつ、温度ヒューズエレメント34は電流ヒューズエレメント36よりも融点が低いためである。本発明のある局面に従う保護素子14を流れる電流の経路のうち温度ヒューズエレメント34を経由するものが遮断されると、その分、その電流の経路を流れる電流は電流ヒューズエレメント36に流れることとなる。これにより電流ヒューズエレメント36に定格を超える電流が流れるとその電流ヒューズエレメント36は自己発熱により溶断する。すなわち、本発明のある局面に従う保護素子14は、熱に加え大きな電流を受けた場合に電流の経路を遮断する。一方、温度ヒューズエレメント34が溶断するまで、電流ヒューズエレメント36は溶断し難い。保護素子14を流れる電流の一部が温度ヒューズエレメント34を流れる分、電流ヒューズエレメント36に流れる電流は小さくなるためである。電流ヒューズエレメント36に流れる電流は小さくなる分、電流ヒューズエレメント36へ一時的に大きな電流が流れたとしてもそれによって電流ヒューズエレメント36が溶断する可能性は小さくなる。本発明のある局面に従う保護素子14は、熱に加え大きな電流を受けた場合に電流の経路を遮断する。その結果、偶発的に大きな電流が流れた場合に誤動作が生じる恐れが軽減された保護素子14が提供されることとなる。さらに、本発明のある局面に従う保護素子14は、ケース42を有する。温度ヒューズエレメント34も電流ヒューズエレメント36もケース42に収容される。これにより、温度ヒューズエレメント34および電流ヒューズエレメント36の溶断の際に生じるアークが本発明のある局面に従う保護素子14の周囲に拡がる可能性は小さくなる。
さらに、上述された保護素子14が、金属製の一端接続体38と、金属製の他端接続体40とをさらに有する。一端接続体38には、温度ヒューズエレメント34の一端および電流ヒューズエレメント36の一端が接続される。他端接続体40には、温度ヒューズエレメント34の他端および電流ヒューズエレメント36の他端が接続される。この場合、温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とは、一端接続体38と他端接続体40とにより並列に接続されている。この場合、一端接続体38が、一端側基部100と、一端側突出部102とを有している。一端側突出部102は、一端側基部100の一端から突出する。この場合、温度ヒューズエレメント34の一端が一端側突出部102に接続される。電流ヒューズエレメント36の一端が一端側基部100に接続される。この場合、他端接続体40が、他端側基部104と、他端側突出部106とを有している。他端側突出部106は、他端側基部104の一端から突出する。この場合、温度ヒューズエレメント34の他端が他端側突出部106に接続される。電流ヒューズエレメント36の他端が他端側基部104に接続される。
温度ヒューズエレメント34が溶断するまでの間、保護素子14が接続された負荷12からの熱は一端接続体38および他端接続体40を介して電流ヒューズエレメント36へ伝わる。一端接続体38および他端接続体40が金属製である。これにより、一端接続体38および他端接続体40の熱伝導率が高いので、保護素子14が接続された負荷12からの熱は電流ヒューズエレメント36へ効率よく伝わる。熱が電流ヒューズエレメント36へ伝わることに伴い、電流ヒューズエレメント36の温度は上昇する。これにより、例えば過酷な環境において電流ヒューズエレメント36が十分な温度上昇を達成できないため大きな電流が流れているにも関わらず電流ヒューズエレメント36が溶断しないという事態の発生確率は小さくなる。さらに、温度ヒューズエレメント34が溶断した後、一端側突出部102と他端側突出部106とは保護素子14が接続された負荷12からの熱を受けることとなる。一端側突出部102は、一端側基部100の一端から突出する。他端側突出部106は、他端側基部104の一端から突出する。これにより、一端接続体38が一端側突出部102を有しておらず他端接続体40が他端側突出部106を有していない場合に比べ、一端接続体38および他端接続体40は保護素子14が接続された負荷12からの熱を多く受け得ることとなる。その熱を多く受け得ることとなるので、電流ヒューズエレメント36が十分な温度上昇を達成できないという事態の発生確率はより小さくなる。その結果、大きな電流が流れているにも関わらず回路が遮断されないという誤動作が生じる恐れが軽減された保護素子14が提供されることとなる。
また、上述された温度ヒューズエレメント34が、次に述べられる機械的強度を有していることが望ましい。その機械的強度は、一端接続体38および他端接続体40の一方が支持され他方が支持されないとき電流ヒューズエレメント36の塑性変形を防止できるものである。この場合、一端接続体38および他端接続体40の機械的強度が温度ヒューズエレメント34の機械的強度以上であることが望ましい。
温度ヒューズエレメント34が上述された機械的強度を有していると、温度ヒューズエレメント34と一端接続体38と他端接続体40とのうちいずれかを把持すれば電流ヒューズエレメント36を塑性変形させずにこれら全体を支持できることとなる。これにより、温度ヒューズエレメント34が上述された機械的強度を有していない場合に比べ、これら全体の移動を容易とすることができる。
本発明の他の局面に従うと、保護素子14は、温度ヒューズエレメント34と、電流ヒューズエレメント36とを有する。電流ヒューズエレメント36は、温度ヒューズエレメント34よりも融点が高い。温度ヒューズエレメント34の抵抗値は、電流ヒューズエレメント36の抵抗値以下である。温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが並列に接続されている。さらに、上述された保護素子14が、金属製の一端接続体38と、金属製の他端接続体40とをさらに有する。一端接続体38には、温度ヒューズエレメント34の一端および電流ヒューズエレメント36の一端が接続される。他端接続体40には、温度ヒューズエレメント34の他端および電流ヒューズエレメント36の他端が接続される。この場合、温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とは、一端接続体38と他端接続体40とにより並列に接続されている。この場合、一端接続体38が、一端側基部100と、一端側突出部102とを有している。一端側突出部102は、一端側基部100の一端から突出する。この場合、温度ヒューズエレメント34の一端が一端側突出部102に接続される。電流ヒューズエレメント36の一端が一端側基部100に接続される。この場合、他端接続体40が、他端側基部104と、他端側突出部106とを有している。他端側突出部106は、他端側基部104の一端から突出する。この場合、温度ヒューズエレメント34の他端が他端側突出部106に接続される。電流ヒューズエレメント36の他端が他端側基部104に接続される。
本発明の他の局面に従う保護素子14は任意の負荷12に接続され得る。その保護素子14が負荷12に接続されたとき、その負荷12に異常な熱が生じることがある。その異常な熱の少なくとも一部が温度ヒューズエレメント34に伝わってその温度ヒューズエレメント34が溶断すると、本発明の他の局面に従う保護素子14を流れる電流の経路のうち温度ヒューズエレメント34を経由するものが遮断される。この時点では、その電流の経路のうち電流ヒューズエレメント36を経由するものは遮断されていない。温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが並列に接続されており、かつ、温度ヒューズエレメント34は電流ヒューズエレメント36よりも融点が低いためである。本発明の他の局面に従う保護素子14を流れる電流の経路のうち温度ヒューズエレメント34を経由するものが遮断されると、その分、その電流の経路を流れる電流は電流ヒューズエレメント36に流れることとなる。これにより電流ヒューズエレメント36に定格を超える電流が流れるとその電流ヒューズエレメント36は自己発熱により溶断する。すなわち、本発明の他の局面に従う保護素子14は、熱に加え大きな電流を受けた場合に電流の経路を遮断する。一方、温度ヒューズエレメント34が溶断するまで、電流ヒューズエレメント36は溶断し難い。保護素子14を流れる電流の一部が温度ヒューズエレメント34を流れる分、電流ヒューズエレメント36に流れる電流は小さくなるためである。しかも、温度ヒューズエレメント34の抵抗値は、電流ヒューズエレメント36の抵抗値以下である。これにより、温度ヒューズエレメント34が溶断するまで、電流ヒューズエレメント36に流れる電流は大きく抑えられることとなる。大きく抑えられる分、電流ヒューズエレメント36へ一時的に大きな電流が流れたとしてもそれによって電流ヒューズエレメント36が溶断する可能性は小さくなる。本発明の他の局面に従う保護素子14は、熱に加え大きな電流を受けた場合に電流の経路を遮断する。その結果、偶発的に大きな電流が流れた場合に誤動作が生じる恐れが軽減された保護素子14が提供されることとなる。加えて、温度ヒューズエレメント34が溶断するまでの間、保護素子14が接続された負荷12からの熱は一端接続体38および他端接続体40を介して電流ヒューズエレメント36へ伝わる。一端接続体38および他端接続体40が金属製である。これにより、一端接続体38および他端接続体40の熱伝導率が高いので、保護素子14が接続された負荷12からの熱は電流ヒューズエレメント36へ効率よく伝わる。熱が電流ヒューズエレメント36へ伝わることに伴い、電流ヒューズエレメント36の温度は上昇する。これにより、例えば過酷な環境において電流ヒューズエレメント36が十分な温度上昇を達成できないため大きな電流が流れているにも関わらず電流ヒューズエレメント36が溶断しないという事態の発生確率は小さくなる。さらに、温度ヒューズエレメント34が溶断した後、一端側突出部102と他端側突出部106とは保護素子14が接続された負荷12からの熱を受けることとなる。一端側突出部102は、一端側基部100の一端から突出する。他端側突出部106は、他端側基部104の一端から突出する。これにより、一端接続体38が一端側突出部102を有しておらず他端接続体40が他端側突出部106を有していない場合に比べ、一端接続体38および他端接続体40は保護素子14が接続された負荷12からの熱を多く受け得ることとなる。その熱を多く受け得ることとなるので、電流ヒューズエレメント36が十分な温度上昇を達成できないという事態の発生確率はより小さくなる。その結果、大きな電流が流れているにも関わらず回路が遮断されないという誤動作が生じる恐れが軽減された保護素子14が提供されることとなる。
本発明によれば、偶発的に大きな電流が流れた場合に誤動作が生じる恐れが軽減される。
本発明のある実施形態にかかる保護素子が含まれる回路の回路図である。 本発明のある実施形態にかかる保護素子の構成が示される図である。 本発明のある実施形態にかかる保護素子の温度ヒューズエレメントと電流ヒューズエレメントと一端接続体と他端接続体とが示される第1の図である。 本発明のある実施形態にかかる保護素子の温度ヒューズエレメントと電流ヒューズエレメントと一端接続体と他端接続体とが示される第2の図である。
以下、本発明が図面に基づき詳細に説明される。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能は同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返されない。
[回路の説明]
図1は、本実施形態にかかる保護素子14が含まれる回路の回路図である。なお、図1においては、本実施形態にかかる保護素子14の構成要素のうち一方端子30と他方端子32と温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが示されている。図1に基づいて、本実施形態にかかる保護素子14が含まれる回路の構成が説明される。
図1に示される回路は、直流高圧電源10と、負荷12と、本実施形態にかかる保護素子14とを備える。直流高圧電源10は高圧の直流電力を供給する。負荷12は、所定の動作を行うと共に発熱する。本実施形態にかかる保護素子14は、所定の要件が満たされた場合に負荷12への電力供給を遮断する。その要件には次に述べられる2つの要件がある。その要件の一方は、負荷12の動作に異常が生じたことその他の理由により本実施形態にかかる保護素子14が所定の熱を受けたことである。その要件の他方は、負荷12の動作に異常が生じたことその他の理由により本実施形態にかかる保護素子14に所定の電力が供給されたことである。
[構成の説明]
図2は、本実施形態にかかる保護素子14の構成が示される図である。図2において、消弧材50の大部分と被覆樹脂52の大部分とは取り除かれている。図2に基づいて、本実施形態にかかる保護素子14の構成が説明される。
本実施形態にかかる保護素子14は、一方端子30と、他方端子32と、温度ヒューズエレメント34と、電流ヒューズエレメント36と、一端接続体38と、他端接続体40と、ケース42と、セラミック体44と、メインフラックス46と、サブフラックス48と、消弧材50と、被覆樹脂52とを備える。
一方端子30および他方端子32は、電気回路の接続をするために設けた導体である。本実施形態の場合、一方端子30は、直流高圧電源10に接続される。他方端子32は、負荷12に接続される。これにより、一方端子30および他方端子32には高圧の直流電力が供給されることとなる。一方端子30および他方端子32の詳細は周知の端子と同一なので、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
本実施形態の場合、温度ヒューズエレメント34は温度ヒューズの機能を有する。これにより、本実施形態にかかる温度ヒューズエレメント34は、これが熱を受けたことによりこれ自身の融点に達すると溶断することとなる。本実施形態にかかる温度ヒューズエレメント34の抵抗値(電気抵抗の値)は、これ自身に供給される電力に基づく温度上昇では溶断困難なほどに小さい。温度ヒューズエレメント34自体の詳細は周知のヒューズエレメントと同一なので、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
本実施形態の場合、電流ヒューズエレメント36は温度ヒューズエレメント34と並列に接続される。本実施形態の場合、電流ヒューズエレメント36は電流ヒューズの機能を有する。これにより、本実施形態にかかる電流ヒューズエレメント36は、定格を超える電流が流れた時に自己発熱により溶断することとなる。本実施形態の場合、電流ヒューズエレメント36は、温度ヒューズエレメント34が溶断する温度よりも高い温度で溶断する。すなわち、本実施形態にかかる電流ヒューズエレメント36の融点は温度ヒューズエレメント34の融点よりも高い。さらに、本実施形態の場合、電流ヒューズエレメント36の抵抗値は温度ヒューズエレメント34の抵抗値を超える。電流ヒューズエレメント36自体の詳細は周知のヒューズエレメントと同一なので、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
本実施形態の場合、一端接続体38には、温度ヒューズエレメント34の一端および電流ヒューズエレメント36の一端が接続される。本実施形態の場合、一端接続体38の素材は銅である。これにより、温度ヒューズエレメント34および電流ヒューズエレメント36へ一端接続体38を介して電流が流れ得ることとなる。
本実施形態の場合、他端接続体40には、温度ヒューズエレメント34の他端および電流ヒューズエレメント36の他端が接続される。本実施形態の場合、他端接続体40の素材は一端接続体38の素材と同一である。これにより、温度ヒューズエレメント34および電流ヒューズエレメント36へ他端接続体40を介して電流が流れ得ることとなる。
本実施形態の場合、ケース42は合成樹脂製もしくはセラミック製である。ケース42は、一方端子30の端部と、他方端子32の端部と、温度ヒューズエレメント34と、電流ヒューズエレメント36と、一端接続体38と、他端接続体40と、セラミック体44とを収容する。図2から明らかなように、本実施形態にかかるケース42の側壁82には一方端子30又は他方端子32が貫通するための溝88が形成されている。
セラミック体44は、温度ヒューズエレメント34、電流ヒューズエレメント36、一端接続体38、および、他端接続体40と共にケース42に収容される。本実施形態の場合、セラミック体44の形状は矩形かつ板状である。セラミック体44は、ケース42の底部80に配置される。この場合、セラミック体44は、温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36との間に形成される空間に対向するように配置される。セラミック体44自体の詳細は周知のセラミック板と同一なので、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
メインフラックス46は、温度ヒューズエレメント34を被覆する。メインフラックス46自体の詳細は周知のフラックスと同一なので、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
サブフラックス48は、電流ヒューズエレメント36を被覆する。サブフラックス48自体の詳細は周知のフラックスと同一なので、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
消弧材50は、ケース42の内部特に温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36との間に充填される。これにより、本実施形態の場合、セラミック体44にはその全面を覆うように消弧材50が載せられることとなる。消弧材50は、温度ヒューズエレメント34および電流ヒューズエレメント36の少なくとも一方においてアークが発生した場合にそのアークを冷やす。これによりそのアークは消弧される。本実施形態の場合、消弧材50は、シリコーンゴムを主成分とする。本実施形態の場合、消弧材50は、粒子状のアルミナを添加物として含む。なお、漏電が発生しない程度の電気抵抗を消弧材50が有することは言うまでもない。
被覆樹脂52は、次に述べられる2つの要件が満たされた状態のケース42の内部に充填される。その要件の一方は、一方端子30の端部と、他方端子32の端部と、温度ヒューズエレメント34と、電流ヒューズエレメント36と、一端接続体38と、他端接続体40と、セラミック体44とが収容されたというものである。その温度ヒューズエレメント34はメインフラックス46によって被覆された状態である。その電流ヒューズエレメント36はサブフラックス48によって被覆された状態である。その要件の他方は、ケース42の内部に消弧材50が充填されたというものである。これにより、被覆樹脂52がケース42の内部に充填されることにより、一方端子30の端部と、他方端子32の端部と、温度ヒューズエレメント34と、電流ヒューズエレメント36と、一端接続体38と、他端接続体40と、セラミック体44とはケース42内に固定されることとなる。
図3は、本実施形態にかかる保護素子14の温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36と一端接続体38と他端接続体40とが示される第1の図である。図4は、本実施形態にかかる保護素子14の温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36と一端接続体38と他端接続体40とが示される第2の図である。図4に示されたものは図3に示されたものを裏側から見たものにあたる。図3および図4に基づいて、本実施形態にかかる温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36と一端接続体38と他端接続体40とが説明される。
図3および図4から明らかなように、本実施形態にかかる一端接続体38は、一端側基部100と、一端側突出部102とを有している。本実施形態の場合、これらは一体となっている。電流ヒューズエレメント36の一端が一端側基部100に接続される。一端側突出部102は、一端側基部100の一端から突出する。温度ヒューズエレメント34の一端が一端側突出部102に接続される。
本実施形態の場合、一端側基部100は、一端接続本体120と、一端張出部122とを有する。本実施形態の場合、これらは一体となっている。一端接続本体120には一方端子30が固定される。この固定により一方端子30から一端接続体38へ電流が流れ得ることとなる。本実施形態の場合、図3および図4に示される一端接続体38のうち一方端子30が固定された箇所を含み一方端子30が延びる方向とは直交する方向に延びる矩形の部分が一端接続本体120となる。本実施形態の場合、上述された一端側突出部102は、一端側基部100のうち一端接続本体120の一端に連なる。一端張出部122は、一端接続本体120の他端に連なる。その一端張出部122は一端側突出部102が突出する方向と同じ方向に延びている。本実施形態の場合、延びる距離が一端側突出部102未満という点で、一端張出部122は一端接続本体120の他端ひいては一端側基部100の他端から張り出しているに過ぎず突出しているとは言えない。本実施形態の場合、電流ヒューズエレメント36の一端は、その一端張出部122に接続される。
図3および図4から明らかなように、本実施形態にかかる他端接続体40は、他端側基部104と、他端側突出部106とを有している。本実施形態の場合、これらは一体となっている。電流ヒューズエレメント36の他端が他端側基部104に接続される。他端側突出部106は、他端側基部104の一端から突出する。温度ヒューズエレメント34の他端が他端側突出部106に接続される。
本実施形態の場合、他端側基部104は、他端接続本体124と、他端張出部126とを有する。本実施形態の場合、これらは一体となっている。他端接続本体124には他方端子32が固定される。この固定により他端接続体40から他方端子32へ電流が流れ得ることとなる。本実施形態の場合、図3および図4に示される他端接続体40のうち他方端子32が固定された箇所を含み他方端子32が延びる方向とは直交する方向に延びる矩形の部分が他端接続本体124となる。本実施形態の場合、上述された他端側突出部106は、他端側基部104のうち他端接続本体124の一端に連なる。他端張出部126は、他端接続本体124の他端に連なる。その他端張出部126は他端側突出部106が突出する方向と同じ方向に延びている。本実施形態の場合、延びる距離が他端側突出部106未満という点で、他端張出部126は他端接続本体124の他端ひいては他端側基部104の他端から張り出しているに過ぎず突出しているとは言えない。本実施形態の場合、電流ヒューズエレメント36の他端は、その他端張出部126に接続される。
上述されたように、本実施形態の場合、温度ヒューズエレメント34の一端と一端側突出部102の先端とが突き合わされるように接続される。温度ヒューズエレメント34の他端と他端側突出部106の先端とが突き合わされるように接続される。これにより、一端側突出部102と温度ヒューズエレメント34と他端側突出部106とは直線状に連なることとなる。本実施形態の場合、この温度ヒューズエレメント34は、次に述べられる機械的強度を有している。その機械的強度は、一端接続体38および他端接続体40の一方が支持され他方が支持されないとき電流ヒューズエレメント36の塑性変形を防止できるものである。また、本実施形態の場合、一端接続体38および他端接続体40の機械的強度は温度ヒューズエレメント34の機械的強度以上である。
本実施形態の場合、電流ヒューズエレメント36は、これより融点の低いはんだによって一端接続体38および他端接続体40に接続される。電流ヒューズエレメント36がこのようなはんだによって接続されているのは、電流ヒューズエレメント36の溶断の際、既に溶融しているはんだの張力によって電流ヒューズエレメント36に引張力を与えるためである。電流ヒューズエレメント36に引張力が与えられると、その溶断後にアークが発生する可能性を低下させることができる。
本実施形態の場合、一端接続体38は、次に述べられる機械的強度を有している。その機械的強度は、一端側基部100のどの箇所が支えられるときもほぼ撓まないというものである。一端側基部100のどの箇所が支えられるときも一端接続体38はほぼ撓まないので、一端側基部100のどの箇所が支えられるときも温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが離れた状態が維持される。本実施形態の場合、他端接続体40は、次に述べられる機械的強度を有している。その機械的強度は、他端側基部104のどの箇所が支えられるときもほぼ撓まないというものである。他端側基部104のどの箇所が支えられるときも他端接続体40はほぼ撓まないので、他端側基部104のどの箇所が支えられるときも温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが離れた状態が維持される。
[製造方法の説明]
本実施形態の場合、一端接続体38と他端接続体40とは銅製の素形材に対して周知の機械加工を施すことにより形成される。その他の点において、本実施形態にかかる保護素子14の製造方法は周知の保護素子と同様である。したがって、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
[使用方法の説明]
本実施形態にかかる保護素子14の使用方法は周知の保護素子と同様である。すなわち、本実施形態にかかる保護素子14は、例えば図1に示された回路に接続される。本実施形態にかかる保護素子14は、所定の要件が満たされた場合に負荷12への電力供給を遮断する。これにより、本実施形態にかかる保護素子14が接続された回路は保護される。
[効果の説明]
本実施形態にかかる保護素子14に電流が流れると、その電流は一方端子30を経て温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とに流れる。温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とを流れた電流は他方端子32を流れる。これにより、本実施形態にかかる保護素子14が接続された回路は導通状態となる。
その後、負荷12はその動作に伴って熱を発する。その熱の一部は本実施形態にかかる保護素子14に伝わる。温度ヒューズエレメント34は、熱を受けたことにより温度ヒューズエレメント34自身の融点に達すると溶断する。その際、電流ヒューズエレメント36は導通したままである。温度ヒューズエレメント34の溶断の際、温度ヒューズエレメント34においてアークが発生しても、それは消弧材50によって消弧される。
本実施形態にかかる保護素子14を流れる電流の経路のうち温度ヒューズエレメント34を経由するものが遮断されると、その分、その電流の経路を流れる電流は電流ヒューズエレメント36に流れることとなる。これにより電流ヒューズエレメント36に定格を超える電流が流れるとその電流ヒューズエレメント36は自己発熱により溶断する。すなわち、本実施形態にかかる保護素子14は、熱に加え大きな電流を受けた場合に電流の経路を遮断する。一方、温度ヒューズエレメント34が溶断するまで、電流ヒューズエレメント36は溶断し難い。保護素子14を流れる電流の一部が温度ヒューズエレメント34を流れる分、電流ヒューズエレメント36に流れる電流は小さくなるためである。電流ヒューズエレメント36に流れる電流は小さくなる分、電流ヒューズエレメント36へ一時的に大きな電流が流れたとしてもそれによって電流ヒューズエレメント36が溶断する可能性は小さくなる。本実施形態にかかる保護素子14は、熱に加え大きな電流を受けた場合に電流の経路を遮断する。その結果、偶発的に大きな電流が流れた場合に誤動作が生じる恐れが軽減された保護素子14が提供されることとなる。
さらに、本実施形態にかかる保護素子14は、ケース42を有する。温度ヒューズエレメント34も電流ヒューズエレメント36もケース42に収容される。これにより、温度ヒューズエレメント34および電流ヒューズエレメント36の溶断の際に生じるアークが本実施形態にかかる保護素子14の周囲に拡がる可能性は小さくなる。
負荷12から伝わる熱は一端接続体38および他端接続体40を介して電流ヒューズエレメント36へ伝わる。本実施形態の場合、一端接続体38の素材および他端接続体40の素材が銅である。これにより、一端接続体38の素材および他端接続体40の熱伝導率が高いので、保護素子14が接続された負荷12からの熱は電流ヒューズエレメント36へ効率よく伝わる。熱が電流ヒューズエレメント36へ伝わることに伴い、電流ヒューズエレメント36の温度は上昇する。これにより、例えば過酷な環境(過酷な環境の例には、電流ヒューズエレメント36において生じた熱が順次奪われてしまうような極寒の環境がある)において電流ヒューズエレメント36が十分な温度上昇を達成できないため大きな電流が流れているにも関わらず電流ヒューズエレメント36が溶断しないという事態の発生確率は小さくなる。
また、本実施形態にかかる保護素子14では、温度ヒューズエレメント34が溶断した後、一端側突出部102と他端側突出部106とは保護素子14が接続された負荷12からの熱を受けることとなる。一端側突出部102は、一端側基部100の一端から突出する。他端側突出部106は、他端側基部104の一端から突出する。これにより、一端接続体38が一端側突出部102を有しておらず他端接続体40が他端側突出部106を有していない場合に比べ、一端接続体38および他端接続体40は保護素子14が接続された負荷12からの熱を多く受け得ることとなる。その熱を多く受け得ることとなるので、電流ヒューズエレメント36が十分な温度上昇を達成できないという事態の発生確率はより小さくなる。その結果、大きな電流が流れているにも関わらず回路が遮断されないという誤動作が生じる恐れが軽減された保護素子14が提供されることとなる。
また、本実施形態にかかる保護素子14においては、温度ヒューズエレメント34と一端接続体38と他端接続体40とのうちいずれかが把持されれば電流ヒューズエレメント36を塑性変形させずにこれら全体が支持され得ることとなる。これにより、温度ヒューズエレメント34が上述された機械的強度を有していない場合に比べ、これら全体の移動を容易とすることができる。
また、本実施形態にかかる保護素子14では、温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36との間に形成される空間に対向するようにセラミック体44が配置される。これにより、温度ヒューズエレメント34の溶断に伴って仮にアークが生じたとしても、電流ヒューズエレメント36の溶断に伴って仮にアークが生じたとしても、発生したアークは冷やされることとなる。その結果アークは消弧される。アークが消弧されるので、保護素子14の安全性は向上する。
〈変形例の説明〉
上述した保護素子14は、本発明の技術的思想を具体化するために例示したものである。上述した保護素子14は、本発明の技術的思想の範囲内において種々の変更を加え得るものである。
例えば、上述された一端接続体38の素材および他端接続体40の素材は銅に限定されない。これらの素材は、アルミニウム、銅、銀、金、錫、鉄、ニッケル、もしくは、アルミニウムと銅と銀と金と錫と鉄とニッケルとのうち少なくとも一種類を主成分とする合金のいずれかであってもよい。これらの素材は、その他の金属であってもよい。また、これらの素材は、金属製の部材に錫めっき、ニッケルめっき、銅めっき、銀めっき、金めっきのうち少なくとも一種を施したものであってもよい。なお、ここで言う「主成分」とは、合金に占める割合が最も高い成分を意味する。したがって、アルミニウムと銅と銀と金と錫と鉄とニッケルとのうち複数種類を主成分とする場合には、それら複数種類の主成分が合金に占める割合は等しくなる。もちろん、その合金は、アルミニウムと銅と銀と金と錫と鉄とニッケルとのうち複数種類を含み、かつ、それらのうち一種類が合金に占める割合が他よりも多いものであってもよい。
一端接続体38および他端接続体40の形態は上述されたものに限定されない。したがって、例えば、一端側基部100は、一端側突出部102が突出する方向と同じ方向に延びており、かつ、延びる距離が一端側突出部102以上である部分を一端張出部122に代えて有していてもよい。
また、一端接続体38および他端接続体40の双方が共に上述の機械的強度を有していなければならない訳ではない。温度ヒューズエレメント34が接続される箇所と電流ヒューズエレメント36が接続される箇所との間が支えられるとき温度ヒューズエレメント34と電流ヒューズエレメント36とが離れた状態を維持できる機械的強度を有しているのは、一端接続体38又は他端接続体40の一方のみであってもよい。
また、上述された保護素子14は、ケース42を有していなくてもよい。さらに、上述された保護素子14は、一方端子30と、他方端子32と、セラミック体44と、メインフラックス46と、サブフラックス48と、消弧材50と、被覆樹脂52とを備えなくてもよい。
10…直流高圧電源
12…負荷
14…保護素子
30…一方端子
32…他方端子
34…温度ヒューズエレメント
36…電流ヒューズエレメント
38…一端接続体
40…他端接続体
42…ケース
44…セラミック体
46…メインフラックス
48…サブフラックス
50…消弧材
52…被覆樹脂
80…底部
100…一端側基部
102…一端側突出部
104…他端側基部
106…他端側突出部
120…一端接続本体
122…一端張出部
124…他端接続本体
126…他端張出部

Claims (3)

  1. ケースと、
    上記ケースに収容される温度ヒューズエレメントと、
    上記ケースに収容され、上記温度ヒューズエレメントよりも融点が高い電流ヒューズエレメントとを有し、
    上記温度ヒューズエレメントと上記電流ヒューズエレメントとが並列に接続され
    上記温度ヒューズエレメントの一端および上記電流ヒューズエレメントの一端が接続される金属製の一端接続体と、
    上記温度ヒューズエレメントの他端および上記電流ヒューズエレメントの他端が接続される金属製の他端接続体とをさらに有し、
    上記温度ヒューズエレメントと上記電流ヒューズエレメントとは、上記一端接続体と上記他端接続体とにより上記並列に接続されており、
    上記一端接続体が、
    一端側基部と、
    上記一端側基部の一端から突出する一端側突出部とを有しており、
    上記温度ヒューズエレメントの一端が上記一端側突出部に接続され、
    上記電流ヒューズエレメントの一端が上記一端側基部に接続され、
    上記他端接続体が、
    他端側基部と、
    上記他端側基部の一端から突出する他端側突出部とを有しており、
    上記温度ヒューズエレメントの他端が上記他端側突出部に接続され、
    上記電流ヒューズエレメントの他端が上記他端側基部に接続される保護素子。
  2. 上記温度ヒューズエレメントが、上記一端接続体および上記他端接続体の一方が支持され他方が支持されないとき上記電流ヒューズエレメントの塑性変形を防止できる機械的強度を有しており、
    上記一端接続体および上記他端接続体の上記機械的強度が上記温度ヒューズエレメントの上記機械的強度以上であることを特徴とする請求項に記載の保護素子。
  3. 温度ヒューズエレメントと、
    上記温度ヒューズエレメントよりも融点の高い電流ヒューズエレメントとを有し、
    上記温度ヒューズエレメントの抵抗値は、上記電流ヒューズエレメントの抵抗値以下であり、
    上記温度ヒューズエレメントと上記電流ヒューズエレメントとが並列に接続され
    上記温度ヒューズエレメントの一端および上記電流ヒューズエレメントの一端が接続される金属製の一端接続体と、
    上記温度ヒューズエレメントの他端および上記電流ヒューズエレメントの他端が接続される金属製の他端接続体とをさらに有し、
    上記温度ヒューズエレメントと上記電流ヒューズエレメントとは、上記一端接続体と上記他端接続体とにより上記並列に接続されており、
    上記一端接続体が、
    一端側基部と、
    上記一端側基部の一端から突出する一端側突出部とを有しており、
    上記温度ヒューズエレメントの一端が上記一端側突出部に接続され、
    上記電流ヒューズエレメントの一端が上記一端側基部に接続され、
    上記他端接続体が、
    他端側基部と、
    上記他端側基部の一端から突出する他端側突出部とを有しており、
    上記温度ヒューズエレメントの他端が上記他端側突出部に接続され、
    上記電流ヒューズエレメントの他端が上記他端側基部に接続される保護素子。
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