JP7409062B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図が示されている。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして用いられる。より望ましい態様では、本実施形態のタイヤ1は、サーキットでのレース用のレインタイヤとして好適に使用される。また、本実施形態のタイヤ1は、例えば、300~350mmのトレッド幅、700~730mmの外径、及び、17~19インチのリム径を有し、所謂ツーリングカーレースに用いられる。但し、本発明のタイヤは、このような態様に限定されるものではない。
装着リム:18×13.0J
タイヤ内圧:180kPa
テスト車両:後輪駆動車、排気量3400cc
タイヤ装着位置:全輪
上記テスト車両でドライ路面を走行したときの操縦安定性が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、操縦安定性が優れていることを示す。
上記テスト車両で、水深5mmかつ長さ20mの水たまりが設けられた半径100mのアスファルト路面を走行し、前輪の横加速度(横G)が計測された。結果は、速度50~80km/hの平均横Gであり、比較例1の値を100とする指数で示されている。数値が大きい程、ウェット性能が優れていることを示す。
テストの結果が表1及び2に示される。
3 主溝
4 陸部
5 ショルダー主溝
6 クラウン主溝
7 ショルダー陸部
8 ミドル陸部
9 クラウン陸部
12 ミドル横溝
13 リブ領域
14 ブロック領域
15 ショルダー横溝
Te トレッド端
Claims (11)
- トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続して延びる4本の主溝によって5つの陸部に区分され、
前記4本の主溝は、2つのトレッド端の間に配された2本のショルダー主溝と、前記2本のショルダー主溝の間に配された2本のクラウン主溝とで構成され、
前記5つの陸部は、前記トレッド端と前記ショルダー主溝との間に区分された2つのショルダー陸部と、前記ショルダー主溝と前記クラウン主溝との間に区分された2つのミドル陸部と、前記2本のクラウン主溝の間に区分された1つのクラウン陸部とで構成され、
前記各ミドル陸部には、前記ショルダー主溝から延びかつ前記ミドル陸部内で途切れる複数のミドル横溝が設けられ、
前記各ミドル陸部は、前記複数のミドル横溝のタイヤ軸方向内側でタイヤ周方向に連続して延びるリブ領域と、前記複数のミドル横溝に区分されたブロック領域とを含むセミブロック列であり、
前記各ショルダー陸部は、前記ショルダー主溝から前記トレッド端まで延びる複数のショルダー横溝で区分されたブロック列であり、
前記各ショルダー陸部の踏面の総面積S1は、前記ショルダー主溝を介して隣り合う前記ミドル陸部の踏面の総面積S2よりも大きく、
前記総面積S1は、前記トレッド部の踏面に設けられた溝及びサイプを全て埋めたトレッド仮想面の総面積Stの14.0%~17.0%である、
タイヤ。 - トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、回転方向が指定され、
前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続して延びる4本の主溝によって5つの陸部に区分され、
前記4本の主溝は、2つのトレッド端の間に配された2本のショルダー主溝と、前記2本のショルダー主溝の間に配された2本のクラウン主溝とで構成され、
前記5つの陸部は、前記トレッド端と前記ショルダー主溝との間に区分された2つのショルダー陸部と、前記ショルダー主溝と前記クラウン主溝との間に区分された2つのミドル陸部と、前記2本のクラウン主溝の間に区分された1つのクラウン陸部とで構成され、
前記各ミドル陸部には、前記ショルダー主溝から延びかつ前記ミドル陸部内で途切れる複数のミドル横溝が設けられ、
前記各ミドル陸部は、前記複数のミドル横溝のタイヤ軸方向内側でタイヤ周方向に連続して延びるリブ領域と、前記複数のミドル横溝に区分されたブロック領域とを含むセミブロック列であり、
前記各ショルダー陸部は、前記ショルダー主溝から前記トレッド端まで延びる複数のショルダー横溝で区分されたブロック列であり、
前記各ショルダー陸部の踏面の総面積S1は、前記ショルダー主溝を介して隣り合う前記ミドル陸部の踏面の総面積S2よりも大きく、
前記ミドル横溝の横断面において、前記ミドル横溝の前記回転方向の先着側の溝壁は、底部からタイヤ半径方向に延びる本体部と、タイヤ半径方向に対して前記本体部よりも大きい角度で延びる面取り部とを含む、
タイヤ。 - 前記ミドル横溝の横断面において、前記ミドル横溝の前記回転方向の後着側の溝壁は、底部から溝縁までタイヤ半径方向に対して一定の角度で延びている、請求項2記載のタイヤ。
- 前記総面積S2は、前記トレッド部の踏面に設けられた溝及びサイプを全て埋めたトレッド仮想面の総面積Stの11.0%~14.0%である、請求項1ないし3のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記クラウン陸部は、タイヤ周方向に連続して延びるリブである、請求項1ないし4のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記クラウン陸部の踏面の総面積S3は、前記トレッド部の踏面に設けられた溝及びサイプを全て埋めたトレッド仮想面の総面積Stの4.0%~10.0%である、請求項1ないし5のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記リブ領域には、複数のサイプが設けられている、請求項1ないし6のいずれかに記載のタイヤ。
- タイヤ赤道から前記ショルダー主溝の溝中心線までのタイヤ軸方向の距離は、トレッド幅の0.25~0.31倍である、請求項1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記ショルダー陸部には、前記トレッド端から延びかつ前記ショルダー陸部内で途切れるショルダー短溝が設けられている、請求項1ないし8のいずれかに記載のタイヤ。
- トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続して延びる5本の主溝によって6つの陸部に区分され、
前記5本の主溝は、2つのトレッド端の間に配された2本のショルダー主溝と、前記2本のショルダー主溝の間に配された3本のクラウン主溝とで構成され、
前記6つの陸部は、前記トレッド端と前記ショルダー主溝との間に区分された2つのショルダー陸部と、前記ショルダー主溝と前記クラウン主溝との間に区分された2つのミドル陸部と、前記2本のクラウン主溝の間に区分された2つのクラウン陸部とで構成され、
前記各ミドル陸部には、前記ショルダー主溝から延びかつ前記ミドル陸部内で途切れる複数のミドル横溝が設けられ、
前記各ミドル陸部は、前記複数のミドル横溝のタイヤ軸方向内側でタイヤ周方向に連続して延びるリブ領域と、前記複数のミドル横溝に区分されたブロック領域とを含むセミブロック列であり、
前記各ショルダー陸部は、前記ショルダー主溝から前記トレッド端まで延びる複数のショルダー横溝で区分されたブロック列であり、
前記各ショルダー陸部の踏面の総面積S1は、前記ショルダー主溝を介して隣り合う前記ミドル陸部の踏面の総面積S2よりも大きい、
タイヤ。 - 1つの前記クラウン陸部の踏面の総面積S4は、前記トレッド部の踏面に設けられた溝及びサイプを全て埋めたトレッド仮想面の総面積Stの3.0%以上である、請求項10に記載のタイヤ。
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