JP7407103B2 - チップホルダ搬送装置 - Google Patents
チップホルダ搬送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7407103B2 JP7407103B2 JP2020202126A JP2020202126A JP7407103B2 JP 7407103 B2 JP7407103 B2 JP 7407103B2 JP 2020202126 A JP2020202126 A JP 2020202126A JP 2020202126 A JP2020202126 A JP 2020202126A JP 7407103 B2 JP7407103 B2 JP 7407103B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip holder
- rail
- holder
- transport
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 48
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 17
- 230000009471 action Effects 0.000 claims description 6
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 6
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 144
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 40
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
図1は本実施形態に係るチップホルダ搬送装置10の斜視図であり、図2はチップホルダ搬送装置10の平面図である。チップホルダ搬送装置10は、容器に入れられた液体試料を他の容器へ分注する分注装置のノズルに取り付けられるノズルチップ12を搬送する装置である。後述するように、チップホルダ搬送装置10は、複数のノズルチップ12を収容したチップホルダ14を搬送する。チップホルダ搬送装置10は、分注装置に組み込まれるか、あるいは分注装置に併設して設けられる。
図3は、ノズルチップ12の側面図である。ノズルチップ12は、一方向に伸長した筒状の部材である。ノズルチップ12は、先端が先細形状となっている胴体部12Aと、胴体部12Aの基端側にある基部12Bとを含んで構成されている。基部12B側からノズルがノズルチップ12に挿入されることで、ノズルにノズルチップ12が装着される。ノズルチップ12の基部12Bの径は胴体部12Aの径よりも大きくなっている。これにより、胴体部12Aの側面と基部12Bの側面との間に段差があり、基部12Bの下側面に顎部12Baが形成されている。
上述のように、チップホルダ搬送装置10は、第1搬送レール20A及び第2搬送レール20Bを有しているが、第1搬送レール20A及び第2搬送レール20Bは同様の構造を有しているため、ここでは代表的に片方の搬送レール20について説明する。なお、本実施形態において、搬送レール20が第1搬送レール20A及び第2搬送レール20Bを有しているのは、搬送レール20に載置可能なチップホルダ14の数を増やすためである。搬送レール20に載置可能なチップホルダ14の数を増やすことで、作業者は、一度に多くのチップホルダ14を搬送レール20に投入することができるため、作業者の作業効率を向上させることができる。また、搬送レール20に載置可能なチップホルダ14を増やすには、1本の搬送レール20の搬送方向の長さを長くすることが考えられる。しかしながら、搬送レール20の長さを長くすると、搬送レール20の撓みが生じやすくなり、搬送レール20に沿ったチップホルダ14の円滑な搬送ができない場合が生じ得るため、本実施形態では複数の搬送レール20を設けている。
図9は、プッシャー24の斜視図である。プッシャー24は、プッシャーレール22に設けられたモータ60の作用によりプッシャーレール22に沿って移動する基部62と、基部62に支持され、基部62から手前側及び奥側に伸びる腕部64とを含んで構成される。基部から手前側に伸びる腕部64である手前側腕部64Aの手前側先端には、第1搬送レール20Aに支持されたチップホルダ14の上流側面に当接する当接部66Aが設けられる。図9に示すように、当接部66AはY軸方向に沿って複数(本実施形態では2つ)設けられている。なお、複数の当接部66Aは1つの部材の下流側端部に形成されてもよい。また、基部から奥側に伸びる腕部64である奥側腕部64Bの奥側先端には、第2搬送レール20Bに支持されたチップホルダ14の上流側面に当接する当接部66Bが設けられる。当接部66BもY軸方向に沿って複数(本実施形態では2つ)設けられている。複数の当接部66Bも1つの部材の下流側端部に形成されてもよい。
図12は、ストッパ機構26の斜視図である。ストッパ機構26は、図1及び図2に示されているように、2つの搬送レール20それぞれの下流側端に設けられる。ストッパ機構26は、フレームベース27(図1及び2参照)、及び、搬送レール20を支持するレールフレーム53(図6参照)に固定される固定部70、固定部70に対して上下方向に移動可能な可動支持部72、及び、可動支持部72に支持されるストッパ部材74を含んで構成される。具体的には、固定部70の底面70Xがフレームベース27に固定され、固定部70のやや上部に位置する側面70Yがレールフレーム53に固定される。固定部70がフレームベース27のみならず、溶接構造のレールフレーム53にも固定されることでより強固に固定部70が固定される(固定部70の剛性が向上される)。
図13はトラバーサ32の斜視図であり、図14はトラバーサ32の左側面図である。上述の通り、トラバーサ32は、搬送レール20の伸長方向とは異なる方向(本実施形態ではY軸方向)に伸長するトラバーサレール28に沿って移動可能であるが、トラバーサ32の移動経路には、第1搬送レール20Aの下流側端の先(第1搬送レール20Aの下流側の延長上)、第2搬送レール20Bの下流側端の先、及び、装着エリア30が含まれる(図2参照)。なお、トラバーサ32は、不図示のモータの作用によってトラバーサレール28に沿って移動する。
図16は、固定機構34の斜視図である。固定機構34は、トラバーサ32の移動経路の奥側端(すなわちトラバーサレール28の奥側端)近傍に設けられる。固定機構34は、固定的に設けられる基部100と、基部100に取り付けられる左L字部材102及び右L字部材104を含んで構成されている。左L字部材102と右L字部材104は、トラバーサ32の左右方向の中心線を中心にして左右対称に離間して設けられる。
装着エリア30にて分注装置のノズルによりノズルチップ12が抜き取られ空となったチップホルダ14を保持したトラバーサ32は、搬送レール20の下流側端の先に移動させられる。本実施形態では、トラバーサ32は、第1搬送レール20Aと第2搬送レール20Bのうち、次にプッシャー24によってチップホルダ14が搬送される方の先に移動する。ここでは、図19に示すように、トラバーサ32は第1搬送レール20Aの先に移動したとする。
Claims (8)
- 複数のノズルチップを収容し、前記ノズルチップが挿通される複数の挿通孔を有する板状の部材であるチップホルダを、直接、移動可能に支持する搬送レールと、
前記搬送レールに支持された前記チップホルダを押し込むことで、前記搬送レールに沿って前記チップホルダを搬送させるプッシャーと、
を備え、
前記搬送レールは、水平面において平行に並ぶ2本の支持レールであって前記チップホルダを下から支持する支持レールと、前記支持レールに支持された前記チップホルダの両側方において前記支持レールと平行に設けられる2本のガイドレールとを含む、
ことを特徴とするチップホルダ搬送装置。 - 前記チップホルダは、その下側面から下方に突出する下方突出部を有し、
前記支持レールは、前記支持レールの伸長方向に沿って伸びる、その上側面から上方に突出する上方突条を有し、
前記支持レールが前記チップホルダを支持している状態において、前記上方突条は、前記下方突出部よりも前記搬送レールの内側に位置している、
ことを特徴とする請求項1に記載のチップホルダ搬送装置。 - 前記チップホルダの側面が前記ガイドレールに当接した状態において、当該チップホルダに収容された前記ノズルチップが前記支持レールに接触しない、
ことを特徴とする請求項1に記載のチップホルダ搬送装置。 - 前記ガイドレールの内側面から、当該ガイドレールと同じ側にある前記支持レールの内側面までの、前記搬送レールの伸長方向に直交する直交方向の水平距離が、当該ガイドレールに対向する前記チップホルダの側面から前記挿通孔までの前記直交方向の水平距離よりも小さい、
ことを特徴とする請求項3に記載のチップホルダ搬送装置。 - 前記搬送レールの下流側端部に位置する前記チップホルダに当接して前記チップホルダの下流側への移動を抑制するストッパ部材を含むストッパ機構と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のチップホルダ搬送装置。 - 前記搬送レールの下流側端から移載された前記チップホルダを保持して前記搬送レールの伸長方向とは異なる方向に移動するトラバーサであって、前記ストッパ機構に作用するストッパ作用部材を含むトラバーサと、
をさらに備え、
前記ストッパ機構は、前記ストッパ部材を支持する可動支持部であって、前記トラバーサが前記搬送レールの下流側端の先に位置する場合、前記ストッパ作用部材の作用によって、前記ストッパ部材が前記チップホルダへ当接しないように前記ストッパ部材を移動させる可動支持部を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載のチップホルダ搬送装置。 - 前記搬送レールの下流側端から移載された前記チップホルダを保持して前記搬送レールの伸長方向とは異なる方向に移動し、前記ノズルチップがノズルに装着されるエリアである装着エリアまで前記チップホルダを移動させるトラバーサと、
前記装着エリアに移動された前記チップホルダを固定する固定機構であって、前記トラバーサの前記装着エリアへの移動に伴って、前記チップホルダの固定状態を形成する固定機構と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のチップホルダ搬送装置。 - 複数のノズルチップを収容したチップホルダを、直接、移動可能に支持する搬送レールと、
前記搬送レールに支持された前記チップホルダを押し込むことで、前記搬送レールに沿って前記チップホルダを搬送させるプッシャーと、
を備え、
前記搬送レールは、第1搬送レール及び第2搬送レールを含み、
前記プッシャーは、前記第1搬送レールに支持された前記チップホルダを押し込む第1押し込み部と、前記第2搬送レールに支持された前記チップホルダを押し込む第2押し込み部とを備え、前記第1押し込み部が前記チップホルダに当接し前記第2押し込み部が前記チップホルダに当接しない第1状態と、前記第1押し込み部が前記チップホルダに当接せず前記第2押し込み部が前記チップホルダに当接する第2状態との間で状態遷移する、
ことを特徴とするチップホルダ搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020202126A JP7407103B2 (ja) | 2020-12-04 | 2020-12-04 | チップホルダ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020202126A JP7407103B2 (ja) | 2020-12-04 | 2020-12-04 | チップホルダ搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022089603A JP2022089603A (ja) | 2022-06-16 |
JP7407103B2 true JP7407103B2 (ja) | 2023-12-28 |
Family
ID=81989350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020202126A Active JP7407103B2 (ja) | 2020-12-04 | 2020-12-04 | チップホルダ搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7407103B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002311035A (ja) | 2001-04-16 | 2002-10-23 | Hitachi Ltd | サンプルラック搬送装置及び自動分析装置 |
JP2016200604A (ja) | 2010-07-23 | 2016-12-01 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | 分析装置を含むシステムおよび方法 |
JP2017009600A (ja) | 2015-06-25 | 2017-01-12 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft | 実験室自動化システムにおいて使い捨てピペットチップのラックを取り扱うための装置および方法ならびに実験室自動化システム |
JP2020034513A (ja) | 2018-08-31 | 2020-03-05 | シスメックス株式会社 | 搬送システム、検体分析装置、検体ラック、および搬送規制方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2514185A (en) * | 2013-05-17 | 2014-11-19 | Stratec Biomedical Ag | Device and Method for Supplying Disposable Tips to a Pipetting System |
-
2020
- 2020-12-04 JP JP2020202126A patent/JP7407103B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002311035A (ja) | 2001-04-16 | 2002-10-23 | Hitachi Ltd | サンプルラック搬送装置及び自動分析装置 |
JP2016200604A (ja) | 2010-07-23 | 2016-12-01 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | 分析装置を含むシステムおよび方法 |
JP2017009600A (ja) | 2015-06-25 | 2017-01-12 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft | 実験室自動化システムにおいて使い捨てピペットチップのラックを取り扱うための装置および方法ならびに実験室自動化システム |
JP2020034513A (ja) | 2018-08-31 | 2020-03-05 | シスメックス株式会社 | 搬送システム、検体分析装置、検体ラック、および搬送規制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022089603A (ja) | 2022-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4850825B2 (ja) | スライドガラスカセット及びカセットホルダ | |
TWI439405B (zh) | Plate - like component transfer equipment | |
KR101645082B1 (ko) | 기판 반송 로봇, 기판 반송 시스템 및 기판의 배치 상태의 검출 방법 | |
JP5286142B2 (ja) | 加工装置 | |
US8814490B2 (en) | Article storage facility | |
KR20010015223A (ko) | 프로브 카드의 반송 기구 | |
JP6693356B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP7407103B2 (ja) | チップホルダ搬送装置 | |
JP6466953B2 (ja) | 部品供給装置 | |
KR101569550B1 (ko) | 기판의 절단방법 및 장치 | |
JP2020011541A (ja) | ハーネスボード用台車、ハーネスボード収納ラックおよびハーネスボード運用支援システム | |
JP2022184282A (ja) | リール保持装置および部品搭載装置 | |
JP2000264507A (ja) | 可搬式コイルストッカー | |
JP2021015863A (ja) | 部品実装システム、部品実装システムの制御方法 | |
JP5601514B2 (ja) | ロール体収納設備 | |
US7828164B2 (en) | Suspended platform for overhead traveling carriage | |
KR20140063505A (ko) | 액제 도포 장치 및 액제 도포 방법 | |
JP7386392B2 (ja) | 部品装着装置 | |
CN108340101B (zh) | 曲面非冲击送料的焊接自动化设备 | |
US20240064948A1 (en) | Housing device | |
JP2024021044A (ja) | 分注装置 | |
JP2006100577A (ja) | 表面実装機 | |
CN112423576B (zh) | 带式供料器 | |
JP7470917B2 (ja) | 部品供給装置 | |
JP3555985B2 (ja) | 電子部品供給装置および電子部品装着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7407103 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |