JP7490229B2 - 仕切弁装置 - Google Patents
仕切弁装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7490229B2 JP7490229B2 JP2020132893A JP2020132893A JP7490229B2 JP 7490229 B2 JP7490229 B2 JP 7490229B2 JP 2020132893 A JP2020132893 A JP 2020132893A JP 2020132893 A JP2020132893 A JP 2020132893A JP 7490229 B2 JP7490229 B2 JP 7490229B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- pipe
- pressurizing chamber
- support member
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 325
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 49
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 37
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 15
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 93
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 5
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 4
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 3
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000008235 industrial water Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
そして、ポンプから供給管を介して送給される充填材を栓本体内に供給するすると、栓本体は拡張して管内壁面と密着し、流体の下流側への流出及び貫通孔(挿着孔)等からの漏洩が阻止され、管内流路が遮断される。
前記弁体には、それの一部が前記管内壁面の底部に当接した状態での前記弁支持部材の送り込み移動に伴って流体の圧力が上昇する流体加圧室と、前記流体加圧室内で上昇した圧力流体で前記弾性シール部材を前記管内壁面に対して流路遮断状態に密着作動させる密着作動手段と、が備えられている点にある。
したがって、従来装置のように、弁体内に加圧流体を供給するためのポンプや供給管等の圧力流体供給設備を準備する必要がなく、圧力流体を利用した流体遮断構造(止水構造)の簡素化を図ることができる。しかも、弁支持部材の送り込み移動に伴う流体加圧室内の流体加圧によって、締め切り時における弁支持部材の操作トルクが高くなる。これにより、締め切り操作状態を感覚的に把握し易く、締め切り操作を過不足なく的確に行うことができる。
さらに、弁支持部材の流体加圧部を流体加圧室の内面に沿って送り込み側へ移動させると、その移動途中で流体導入口は弁支持部材の流体加圧部で密閉される。流体導入口が密閉された状態での弁支持部材の流体加圧部の移動により、流体加圧室内の流体が加圧される。この加圧された流体は給排接続部からバッグ内に供給され、バッグはより高い流体圧で膨張して管内壁面に強く密着する。
したがって、流体管内の流体を用いながらも、弁支持部材の送り込みによる流体加圧を利用した高い流体圧でバッグを膨張させることができるので、バッグを流体遮断形態(止水形態)に確実、強力に維持することができる。
したがって、弁支持部材の送り込みによる流体加圧を利用した高い流体圧で可動片を押圧作動させることができるので、弾性シール部材を流体遮断形態(止水形態)に確実、強力に維持することができる。
さらに、芯金に対して弁支持部材の流体加圧部を加圧室形成筒部の内面に沿って送り込み側へ移動させると、その移動途中で流体導入口は弁支持部材の流体加圧部で密閉される。流体導入口が密閉された状態での弁支持部材の流体加圧部の移動により、流体加圧室内の流体が加圧される。この加圧された流体が給排接続部からバッグ内に供給され、バッグはより高い流体圧で膨張して管内壁面に強く密着する。
したがって、弁体の芯金に、流体導入口及び流体加圧室を備えた加圧室形成筒部を設けるだけであるから、弁体構造の簡素化を図ることができる。しかも、芯金に流体加圧室を直接形成する場合に比較して、弁支持部材の流体加圧部が移動する加圧室形成筒部の内周面の加工をコスト面で有利に実行することができる。
したがって、弁支持部材の送り込みによる流体加圧を利用した高い流体圧と、弁支持部材との当接に伴う強制離間移動力との協働により、可動片を交差方向に離間移動させることができるので、弾性シール部材を流体遮断形態(止水形態)に一層確実、強力に維持することができる。しかも。弁支持部材の送り込み移動による流体加圧及び強制離間移動力の付与により、締め切り操作状態をより感覚的に把握し易く、締め切り操作を過不足なく的確に行うことができる。
したがって、弁体の芯金に、流体加圧室及び可動片の支承部を設けるだけであるから、弾性シール部材を流体遮断形態(止水形態)に確実、強力に維持することのできる弁体構造の簡素化を図ることができる。
したがって、弁支持部材の流体加圧部に第1傾斜部を設け、可動片に第2傾斜部を設けるだけであるから、弾性シール部材を流体遮断形態(止水形態)に確実、強力に維持することのできる弁体構造の簡素化を図ることができる。
[第1実施形態]
流体管の一例である水道管1に設置した仕切弁装置を示す。この仕切弁装置は、水道管1に水密状態で取付けられる分割構造の筐体2と、水道管1の管内壁面1aに密着して管内流路を遮断可能な弾性シール部材3を有する弁体Vと、筐体2内の密閉された弁作動空間20において、弁体Vを水道管1の管周壁1Aの上部に不断水状態で穿設された貫通孔4から上下方向に沿って管内に送り込む弁送込機構5と、を備える。
図2に示すように、管周方向シール部3Aにおける送り込み方向に対して管径方向で水平に交差(直交)する交差方向の幅は、貫通孔4の直径よりも小なる寸法に設定されている。また、図3に示すように、円環状シール部3Bの外径は、貫通孔4の直径よりも小なる寸法に設定されている。
一対の下部筐体部材21及び中間筐体部材22には、管周方向で相対向するフランジ部21A,22Aの分割面間及び水道管1の外周面との間を密封する弾性パッキン25を装着する。一対の下部筐体部材21と中間筐体部材22とは、管周方向で相対向するフランジ部21A,21A同士及びフランジ部21A,22A同士をそれぞれボルト・ナット26で締結することにより連結されている。
中間筐体部材22の上側フランジ部22Bと上部筐体部材23の下側フランジ部23Aとは、それらの接合面間を密封するOリング27を介装した状態でボルト28にて締結されている。上部筐体部材23の上側フランジ部23Bと蓋部材24とは、それらの接合面間を密封するOリング29を介装した状態でボルト30にて締結されている。
スライドスピンドル53の上側筒部53Aには、ネジコマ52を相対回転不能な状態で側方から脱着自在に収納するコマ収納部54と、このコマ収納部54内のネジコマ52を貫通した弁棒51の下側ネジ軸部51Cが移動する下向き開口の軸移動空間55とが形成されている。
管底当たり位置以降のスライドスピンドル53の送り込みに伴って係合鍔部53Bが筒状係合部材11の天井壁部11Aの内面から下方に離間する。そのため、筒状係合部材11の天井壁部11Aの内面と芯金6の上面61aとの間の上下間隔が、スライドスピンドル53と弁体Vの芯金6とを送り込み方向の一定範囲内で相対移動自在に構成する相対移動範囲となる。しかし、本実施形態では、図4に示すように、相対移動範囲の上下中央位置から芯金6の上面61a側に少し偏位した位置が最大送り込み位置に設定され、この最大送り込み位置が締め切り操作位置に構成されている。
尚、本実施形態では、流体加圧室7内に供給される非圧縮性の流体として、水道管1内の上水を用いる。そして、図1~図6の各図において、流体加圧室7内の流体(上水)を点模様で表示する。
したがって、従来装置のように、弁体V内に加圧流体を供給するためのポンプや供給管等の圧力流体供給設備を準備する必要がなく、圧力流体を利用した流体遮断構造(止水構造)の簡素化を図ることができる。しかも、スライドスピンドル53の送り込み移動に伴う流体加圧室7内の流体加圧によって、締め切り時における弁送込機構5の弁棒51の操作トルクが高くなる。これにより、締め切り操作状態を感覚的に把握し易く、締め切り操作を過不足なく的確に行うことができる。
弁体Vの芯金6は、図1~図3に示すように、中空構造に構成されている。具体的には、一対の昇降ガイド部59を有する上側芯金体61の下面側に、管軸方向に間隔をおいて配置される一対の芯金側壁部62と、両芯金側壁部62の外周縁間を管周方向に沿って閉止する芯金周壁部63とを一体形成して構成されている。両芯金側壁部62の下半側は、管軸方向視において管内壁面1aに沿って円形状に湾曲形成され、且つ、交差方向視においては上下方向に沿う平行姿勢に構成されている。
両芯金側壁部62には、加圧室形成筒部71の流体導入口74と水道管1内とを連通する連通路75が形成されている。
さらに、図4~6に示すように、スライドスピンドル53の流体加圧部72を加圧室形成筒部71の内周面に沿って送り込み側へ摺動させると、その摺動の初期段階で流体導入口74はスライドスピンドル53の流体加圧部72で密閉される。流体導入口74が密閉された状態でのスライドスピンドル53の流体加圧部72の摺動により、流体加圧室7内の上水が加圧される。この加圧された上水は給排接続部82を構成する口金81Aからバッグ81内に供給され、バッグ81はより高い水圧で膨張して管内壁面1a及び貫通孔4の内周面に強く密着する。
したがって、水道管1内の上水を用いながらも、スライドスピンドル53の送り込みによる上水加圧を利用した高い水圧でバッグ81を膨張させることができるので、バッグ81を止水形態に確実、強力に維持することができる。
図8~図10は、別実施形態の仕切弁装置を示す。この仕切弁装置では、弁体Vの芯金6に形成される流体加圧室7内に、非圧縮性流体の一例である水が充填されている。弁支持部材である金属製のスライドスピンドル53には、弾性シール部材3が管内壁面1aの底部に当接した管底当たり位置からの送り込み移動に伴って流体加圧室7内の充填水を加圧する流体加圧部72が設けられている。また、密着作動手段8には、流体加圧室7内で上昇した圧力水の受圧面85bを有し、且つ、その受圧力で弾性シール部材3を送り込み方向に対して交差した交差方向の管内壁面1aの側面部に対して圧接させる一対の可動片85が備えられている。
尚、本実施形態でも、図8~図10の各図において、流体加圧室7内の流体(水)を点模様で表示する。
したがって、スライドスピンドル53の送り込みによる充填水の加圧を利用した高い水圧で一対の可動片85を押圧作動させることができるので、弾性シール部材3を止水形態に確実、強力に維持することができる。しかも、スライドスピンドル53の送り込み移動に伴う流体加圧室7内の充填水の加圧によって、締め切り時における弁送込機構5の弁棒51の操作トルクが高くなる。これにより、締め切り操作状態を感覚的に把握し易く、締め切り操作を過不足なく的確に行うことができる。
筐体2の他の構成は、上述の第1実施形態と同一であり、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
弁体Vの芯金6の中心部には、貫通孔4の中心を通る上下軸芯Yを中心とする円形状の流体加圧室7と、この流体加圧室7の内径よりも大径で、且つ、スライドスピンドル53の上側筒部53Aの外周面に突設された円環状の係合鍔部53Bが上下方向に移動する移動範囲規制室76と、が連続形成されている。
芯金6の上面には、スライドスピンドル53の係合鍔部53Bの上面と係合可能な筒状係合部材77が締結固定されている。この筒状係合部材77の底面とこれに上下方向で対面する芯金6の移動範囲規制室76における奥側段差面76aとの間が、スライドスピンドル53と芯金6とを送り込み方向の一定範囲内で相対移動自在に構成する相対移動範囲となる。
管底当たり位置以降のスライドスピンドル53の送り込みに伴って係合鍔部53Bが筒状係合部材77の底面から下方に離間移動する。図10に示すように、係合鍔部53Bの下面が芯金6の移動範囲規制室76における奥側段差面76aに当接した位置が最大送り込み位置に設定され、この最大送り込み位置が締め切り操作位置に構成されている。
芯金6の下側面は、管軸方向視において管内壁面1aに沿って円形状に形成された管底用シール押圧面6aに構成されている。この管底用シール押圧面6aは、管底当たり位置以降のスライドスピンドル53の送り込みに伴って、弾性シール部材3の管周方向シール部3Aにおける下側部位を管内壁面1aの底部側に強く圧接させて止水する。
そのため、図9に示す管底当たり位置では、円環状シール部3Bの下側シール部分3Baと上側シール部分3Bbとの段差部位が貫通孔4の内周面及び外周面側開口周縁に接触する。図10に示す締め切り操作位置では、管底当たり位置以降のスライドスピンドル53の送り込みに伴って、シール押圧部78のシール押圧面78aが円環状シール部3Bの上面を押圧する。これにより、円環状シール部3Bが径方向外方に弾性変形して貫通孔4の内周面及び外周面側開口周縁に強く密着する。
芯金6における流体加圧室7の下部相当位置で、且つ、管底当たり位置で管軸芯Xを水平に通る交差方向の両側部位には、各可動片85の摺動支持部85Bを交差方向に沿って摺動自在に挿通支持する支承部としての摺動案内孔86と、各可動片85のシール押圧ヘッド85Aを収納するヘッド収納凹部87と、が連通形成されている。流体加圧室7に臨む可動片85の摺動支持部85Bの端面は、流体加圧室7内の充填水の圧力が作用する受圧面85bに構成されている。
芯金6における各摺動案内孔86の内周面には、可動片85の摺動支持部85Bの外周面との間を密封するOリング88が設けられている。
図11~図16に示す仕切弁装置は、上述の第2実施形態の改良構造を示す。この第3実施形態では、密着作動手段8に、管内側に送り込み移動されるスライドスピンドル53との当接により、受圧面85bに流体圧が作用している一対の可動片85を交差方向に強制的に離間移動させる強制離間移動手段9が備えられている。
尚、本実施形態では、弁体Vの芯金6に形成される流体加圧室7内に、非圧縮性流体の一例である水が充填されている。この充填水を、弁体Vが最上昇位置(最大開弁操作位置)から管底当たり位置までの範囲にあるとき、水道管1内の圧力上水と循環する加圧室流体循環手段が設けられている。
また、本実施形態でも、図11~図16の各図において、流体加圧室7内の流体(上水)を点模様で表示する。
芯金6における流体加圧室7の下側部位で、且つ、管底当たり位置で管軸芯Xを水平に通る交差方向の両側部位には、各可動片85の摺動支持部85Bを交差方向に沿って摺動自在に挿通支持する支承部としての摺動案内孔86が形成されている。
各摺動案内孔86に挿通された可動片85のシール押圧面85aは、弾性シール部材3の管周方向シール部3Aの内面に接触する。そのため、各可動片85のシール押圧ヘッド85Aは、管周方向シール部3Aの弾性復元力で初期位置に戻し付勢されている。初期位置では、シール押圧ヘッド85Aの背面は、芯金6の外面における摺動案内孔86の開口周縁部に当接する。
流体加圧部72の凹部72bの内面のうち、各可動片85の摺動支持部85Bの端面に対向する部位の各々には、強制離間移動手段9の第1傾斜部91が形成されている。左右の第1傾斜部91の各々は、流体加圧部72の中心を通る上下軸芯Y側ほど下方に位置する斜め下向きの傾斜面に構成されている。
各可動片85の摺動支持部85Bの端面には、流体加圧部72の第1傾斜部91と当接可能な強制離間移動手段9の第2傾斜部92が形成されている。左右の第2傾斜部92の各々は、流体加圧部72の中心を通る上下軸芯Y側ほど下方に位置する斜め上向きの傾斜面に構成されている。第2傾斜部92の傾斜面は受圧面85bとしても機能する。
そして、スライドスピンドル53の流体加圧部72の両第1傾斜部91と各可動片85の摺動支持部85Bの第2傾斜部92との当接により、スライドスピンドル53の送り込み方向の移動力を両可動片85の強制離間移動力に変換する。
スライドスピンドル53の係合鍔部53Bの上面が筒状係合部材77の底面に係合している状態において、両Oリング80の配置領域に相当する上側筒部53Aの外周面には、両Oリング80と非接触の環状溝部53aが形成されている。
管底当たり位置から第1段階の止水状態までのスライドスピンドル53の送り込みに伴って、流体加圧室7内の充填水が流体加圧部72の流体加圧面72aによって加圧される。この加圧された水圧が一対の可動片85の受圧面85bに作用する。
第1段階の止水状態から第2段階の止水状態へのスライドスピンドル53の送り込みに伴って、流体加圧室7内の充填水が流体加圧部72の流体加圧面72aによってさらに加圧される。この加圧された水圧が一対の可動片85の受圧面85bに作用する。これにより、一対の可動片85は送り込み方向に対して交差方向に離間移動し、各可動片85のシール押圧面85aで弾性シール部材3の管周方向シール部3Aを管内壁面1aの側面部側に押圧する。
したがって、スライドスピンドル53の流体加圧部72に第1傾斜部91を設け、一対の可動片85に第2傾斜部92を設けるだけであるから、弾性シール部材3を高い止水状態(流体遮断状態)に確実、強力に維持することのできる弁体構造の簡素化をも図ることができる。
そして、芯金6の両昇降ガイド部57の上端面57aと上部筐体部材23における肩壁部23Dの内面23dとの当接により、芯金6に対してスライドスピンドル53を設定最大上昇位置に復帰させるように構成してある。
尚、その他の構成は、第1実施形態又は第2実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態又は第2実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
(1)上述の第1実施形態では、弁体Vの芯金6の中心部に、流体加圧室7を形成する円筒状の加圧室形成筒部71を設けたが、芯金6の中心部に流体加圧室7を直接形成してもよい。
1A 管周壁
1a 管内壁面
3 弾性シール部材
4 貫通孔
6 芯金
7 流体加圧室
8 密着作動手段
9 強制離間移動手段
53 弁支持部材(スライドスピンドル)
71 加圧室形成筒部
72 流体加圧部
74 流体導入口
75 連通路
81 バッグ
82 給排接続部
85 可動片
85b 受圧面
86 支承部(摺動案内孔)
91 第1傾斜部
92 第2傾斜部
V 弁体
Claims (7)
- 流体管の管内壁面に密着して管内流路を遮断可能な弾性シール部材を有する弁体と、前記弁体を前記流体管の管周壁に形成された貫通孔から管内に送り込む往復移動自在な弁支持部材と、が備えられている仕切弁装置であって、
前記弁体には、それの一部が前記管内壁面の底部に当接した状態での前記弁支持部材の送り込み移動に伴って流体の圧力が上昇する流体加圧室と、前記流体加圧室内で上昇した圧力流体で前記弾性シール部材を前記管内壁面に対して流路遮断状態に密着作動させる密着作動手段と、が備えられている仕切弁装置。 - 前記流体加圧室には、前記流体管内の流体を導入する流体導入口が形成され、前記弁支持部材には、前記流体加圧室の内面に沿った移動によって前記流体導入口を開閉自在で、且つ、前記流体導入口を密閉した状態での送り込み側への移動によって前記流体加圧室内の流体を加圧する流体加圧部が設けられ、前記密着作動手段は、前記弾性シール部材の構成部材で、前記圧力流体の供給・排出によって膨縮自在なバッグと、前記流体加圧室と前記バッグとを接続する給排接続部と、が備えられている請求項1記載の仕切弁装置。
- 前記流体加圧室内には非圧縮性流体が充填され、前記弁支持部材には、前記弾性シール部材が前記管内壁面の底部に当接した状態での送り込み移動に伴って前記流体加圧室内の流体を加圧する流体加圧部が設けられ、前記密着作動手段は、前記流体加圧室内で上昇した流体圧の受圧面を有し、且つ、前記受圧面に作用する流体圧で前記弾性シール部材を送り込み方向に対して交差した交差方向の前記管内壁面の側面部に対して圧接させる可動片を備える請求項1記載の仕切弁装置。
- 前記弁体には、前記バッグを支持し、且つ、前記弁支持部材に対して送り込み方向の一定範囲内で相対移動自在に接合される芯金が備えられ、前記芯金には、前記弁支持部材の前記流体加圧部が送り込み方向に沿って移動自在な前記流体加圧室を形成する加圧室形成筒部が設けられ、前記芯金には、前記加圧室形成筒部に形成された前記流体導入口と前記流体管内とを連通する連通路が形成されている請求項2記載の仕切弁装置。
- 前記密着作動手段には、管内側に送り込み移動される前記弁支持部材との当接により、前記受圧面に流体圧が作用している前記可動片を前記交差方向に強制的に離間移動させる強制離間移動手段が備えられている請求項3記載の仕切弁装置。
- 前記弁体には、前記弾性シール部材を支持し、且つ、前記弁支持部材に対して送り込み方向の一定範囲内で相対移動自在に接合される芯金が備えられ、前記芯金には、前記弁支持部材の前記流体加圧部が送り込み方向に沿って移動自在な前記流体加圧室と、前記可動片をそれの前記受圧面が前記流体加圧室に臨む状態で前記交差方向に移動自在に支承する支承部と、が設けられている請求項3又は5記載の仕切弁装置。
- 前記強制離間移動手段は、前記弁支持部材の前記流体加圧部に設けられた第1傾斜部と、当該第1傾斜部と当接可能な状態で前記可動片に形成され第2傾斜部と、を備え、前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との当接により、前記弁支持部材の送り込み方向の移動力を前記可動片の強制離間移動力に変換する構成にしてある請求項5記載の仕切弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020132893A JP7490229B2 (ja) | 2020-08-05 | 2020-08-05 | 仕切弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020132893A JP7490229B2 (ja) | 2020-08-05 | 2020-08-05 | 仕切弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022029562A JP2022029562A (ja) | 2022-02-18 |
JP7490229B2 true JP7490229B2 (ja) | 2024-05-27 |
Family
ID=80325023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020132893A Active JP7490229B2 (ja) | 2020-08-05 | 2020-08-05 | 仕切弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7490229B2 (ja) |
-
2020
- 2020-08-05 JP JP2020132893A patent/JP7490229B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022029562A (ja) | 2022-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7802588B2 (en) | Three-way poppet valve with internal check feature | |
KR102342755B1 (ko) | 밸브 장치 | |
US8490945B2 (en) | Valve sealing arrangements and methods | |
US5662141A (en) | Leak-resistant fluid coupling arrangement | |
KR100522754B1 (ko) | 안전밸브와 압력 해제 밸브를 가진 신속 결합 파이프 피팅 | |
US5096347A (en) | Spring clamp with clamped condition holding device | |
CA2966857A1 (en) | Self-aligning valve seal | |
KR101224998B1 (ko) | 체크밸브형 커플링장치 | |
LU100263B1 (en) | Compact gas cylinder valve with residual pressure function | |
KR102300778B1 (ko) | 증력 기구가 부착된 유체압 실린더 | |
US4136710A (en) | Floating seat structure for gate valves | |
KR101884835B1 (ko) | 교체형 메탈 시트를 구비한 볼 밸브 장치 | |
CN100381736C (zh) | 集成止回阀的快速连接装置 | |
US7575016B2 (en) | Pipe disconnector with increased sealing power | |
AU2005305323A1 (en) | Ventil | |
JP2000346266A (ja) | カップリング装置 | |
US20140097363A1 (en) | Floating seal retainer | |
EP2716954B1 (en) | Plugging machine for interventions of installation, repair, maintenance on pressure fluids supplying piping | |
JP7490229B2 (ja) | 仕切弁装置 | |
JP5285963B2 (ja) | 流体圧シリンダ | |
JP4115395B2 (ja) | 接続カップリング | |
US4465097A (en) | Coupling | |
CN114321457B (zh) | 一种密封可靠的先导式安全阀主阀 | |
KR200334648Y1 (ko) | 세그먼트 플러그형 이중편심 메탈시트 볼밸브 | |
JP7458019B2 (ja) | 開閉弁装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240417 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240508 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7490229 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |