以下、本発明のいくつかの実施形態を、すべてではないが、いくつかの実施形態が示されている添付の図面を参照しながら、より完全に説明する。実際、本発明の様々な実施形態は、多くの異なる形態で具現化され得、本明細書に記載される実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が適用可能な法的要件を満たすように提供される。同様の参照符号は、全体を通して同様の要素を指す。本明細書で使用される場合、「データ」、「コンテンツ」、「情報」、および同様の用語は、本発明の実施形態に従って送信、受信、および/または保存することができるデータを指すために交換可能に使用され得る。したがって、任意のそのような用語の使用は、本発明の実施形態の精神および範囲を制限するものと取るべきではない。
さらに、本明細書で使用される場合、「回路」という用語は、(a)ハードウェアのみの回路実装(例えば、アナログ回路および/またはデジタル回路における実装)、(b)本明細書に記載される1つまたは複数の機能をデバイスに実行させるために協働する、1つまたは複数のコンピュータ可読メモリ上に保存されたソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を含む回路と(単複の)コンピュータプログラム製品の組み合わせ、および(c)例えば、(単複の)マイクロプロセッサまたは(単複の)マイクロプロセッサの一部などの、ソフトウェアまたはファームウェアが物理的に存在しなくても動作にソフトウェアまたはファームウェアが必要となる回路を指す。この「回路」の定義は、特許請求の範囲を含む本明細書におけるこの用語のすべての用途に適用される。さらなる例として、本明細書で使用される場合、「回路」という用語は、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはその一部と、付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアとを含む実装を含むこともある。別の例として、本明細書で使用される「回路」という用語は、例えば、携帯電話用のベースバンド集積回路またはアプリケーションプロセッサ集積回路、あるいはサーバ、携帯電話ネットワークデバイス、他のネットワークデバイス、および/または他の計算デバイスにおける同様の集積回路も含む。
本明細書で定義するように、非一時的な物理的記憶媒体(例えば、揮発性または不揮発性メモリデバイス)を指す「コンピュータ可読記憶媒体」は、電磁信号を指す「コンピュータ可読伝送媒体」と区別することが可能である。このような媒体は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体(例えば、不揮発性媒体、揮発性媒体)、および伝送媒体を含むが、これらに限定されない、多くの形態をとることができる。伝送媒体には、例えば、同軸ケーブル、銅線、光ファイバーケーブル、および音響波や電波、光波、赤外線などの電磁波のような、ワイヤやケーブルなしで空間を移動する搬送波が含まれる。信号には、伝送媒体を介して伝送される振幅、周波数、位相、偏光、その他の物理的特性の人為的な過渡変化が含まれる。非一時的なコンピュータ可読媒体の例としては、磁気コンピュータ可読媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、その他の任意の磁気媒体)、光学コンピュータ可読媒体(例えば、コンパクトディスク・読み取り専用メモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、Blu-Ray(登録商標)ディスクなど)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM)、Flash-EPROM、またはコンピュータが読み取り可能な他の非一時的媒体が含まれる。本明細書では、コンピュータ可読記憶媒体という用語は、伝送媒体を除く任意のコンピュータ可読媒体を指すために使用される。しかし、実施形態がコンピュータ可読記憶媒体を使用するように説明されている場合、他の種類のコンピュータ可読媒体が、代替の実施形態においてコンピュータ可読記憶媒体の代わりに使用され得るか、またはコンピュータ可読記憶媒体に加えて使用され得ることが理解されるであろう。
本明細書では様々な発明の実施形態を説明および図示したが、当業者であれば、本明細書に記載された機能を実行し、および/または結果および/または1つまたは複数の利点を得るための様々な他の手段および/または構造を容易に想定し、かかる変形および/または修正の各々は、本明細書に記載の発明の実施形態の範囲内にあるとみなされる。より一般的には、当業者は、本明細書に記載された全てのパラメータ、寸法、材料、および構成が例示であることを意図しており、実際のパラメータ、寸法、材料、および/または構成は、本発明の教示が用いられる/用いられる特定の用途または応用に依存することを容易に理解するであろう。当業者は、本明細書に記載された特定の発明の実施形態に対する多くの等価物を認識するか、または日常的な実験以上のことを用いずに確認することができるであろう。したがって、前述の実施形態は例示としてのみ提示され、添付の特許請求の範囲およびその均等物の範囲内で、発明の実施形態は、具体的に説明および特許請求されたものとは別の方法で実施され得ることが理解されるであろう。本開示の発明の実施形態は、本明細書に記載された個々の特徴、システム、物品、材料、キット、および/または方法に向けられている。さらに、そのような特徴、システム、物品、材料、キット、および/または方法の2つ以上の任意の組み合わせは、そのような特徴、システム、物品、材料、キット、および/または方法が相互に矛盾しないならば、本開示の発明の範囲に含まれる。
以下では、特定の実施形態を、無線携帯電話システムを介して通信可能な移動通信デバイスと、そのような移動通信デバイスにサービスを提供する移動通信システムとを参照して説明する。例示的な実施形態を詳細に説明する前に、説明される例の基礎となる技術の理解を助けるために、無線通信システム、そのアクセスシステム、および移動通信デバイスの特定の一般原理が、図1~3を参照して簡単に説明される。
いくつかの実施形態によれば、通信デバイスまたは端末は、セル、基地局、または同様の無線送信機および/または受信機ノードを介して無線アクセスのために提供され、無線アクセスシステムのためのアクセスポイントを提供することが可能である。
アクセスポイントおよびそれを介した通信は、典型的には、その動作およびそれと通信する移動通信デバイスの管理を可能にするように、少なくとも1つの適切な制御装置によって制御される。いくつかの実施形態において、ノードの制御装置は、アクセスポイントを制御するために、アクセスポイントと統合され、それに結合され、および/または他の方法で提供され得る。いくつかの実施形態において、制御装置は、ユーザ端末とコアネットワークまたはコアネットワークのネットワークエンティティとの間の通信を可能にするように配置することができる。この目的のために、制御装置は、少なくとも1つのメモリと、プロセッサなどの少なくとも1つのデータ処理ユニットと、入出力インターフェースと、を備えることができる。インターフェースを介して、制御装置は、アクセスポイントの関連する他の構成要素に結合されることができる。制御装置は、制御機能を提供するために適切なソフトウェアコードを実行するように構成されることができる。同様の構成要素は、ネットワークシステムの他の場所、例えばコアネットワークエンティティに設けられた制御装置に設けることができることを理解されたい。制御装置は、他の制御エンティティと相互接続することができる。制御装置および機能は、複数の制御部ユニットの間に分散され得る。いくつかの実施形態において、各基地局は、制御装置を構成することができる。代替の実施形態において、2つ以上の基地局が制御装置を共有することができる。
アクセスポイントおよび関連する制御部は、固定回線接続を介して、および/または無線インターフェースを介して、互いに通信することができる。基地局ノード間の論理接続は、例えば、X2などのインターフェースによって提供することができる。このインターフェースは、例えば、局の動作の調整、および再選択またはハンドオーバー動作の実行のために使用することができる。
通信デバイスまたはユーザ端末は、少なくともデータの無線通信を受信することができる任意の適切なデバイスで構成することができる。例えばデバイスは、無線受信機、データ処理およびユーザインターフェース装置を備えた、手持ちデータ処理デバイスとすることができる。非限定的な例としては、携帯電話または「スマートフォン」として知られているものなどの移動局(MS)、無線インターフェースカードまたは他の無線インターフェース設備を備えたラップトップまたはタブレットコンピュータなどの携帯コンピュータ、無線通信機能を備えた個人データアシスタント(PDA)、またはこれらの任意の組合せなどが挙げられる。さらなる例としては、腕時計またはスマートウォッチと一体化したもの、アイウェア、ヘルメット、帽子、衣類、無線接続機能を備えたイヤーピース、ジュエリーなどの着用型無線デバイス、無線機能を備えたユニバーサルシリアルバス(USB)スティック、モデムデータカード、マシン型デバイス、またはこれらの任意の組み合わせなどがある。
いくつかの実施形態において、通信デバイス、例えば、ワイヤレスネットワークまたはコアネットワークエンティティと通信するように構成されたデバイスは、手持ちまたはその他のモバイル通信デバイス(またはユーザ端末UE)によって例示され得る。移動通信デバイスは、無線通信機能およびその動作を可能にするための適切な電子制御装置を備えることができる。したがって、通信デバイスは、少なくとも1つのデータ処理エンティティ、例えば中央処理ユニットおよび/またはコアプロセッサ、少なくとも1つのメモリ、およびそれが実行するように設計されているタスクのソフトウェアおよびハードウェア支援実行で使用するための追加のプロセッサおよびメモリなどの他の可能な構成要素を備えることができる。データ処理、記憶および他の関連する制御装置は、適切な回路基板上および/またはチップセットで提供することができる。通信デバイスの制御装置によって提供されるデータ処理およびメモリ機能は、本明細書で後述するように、特定の実施形態に従って制御および信号動作を引き起こすように構成される。ユーザは、タッチセンサ式ディスプレイスクリーンまたはパッドおよび/またはキーパッド、1つまたは複数のアクチュエータボタン、音声コマンド、これらの組み合わせなどの適切なユーザインターフェースによって、通信デバイスの動作を制御することができる。スピーカーおよびマイクロフォンも一般的に設けられる。さらに、モバイル通信デバイスは、他のデバイスに対する適切なコネクタ(有線または無線のいずれか)、および/または外部アクセサリ、例えばハンズフリー機器をそれに接続するためのコネクタを含むことができる。
いくつかの実施形態において、通信デバイスは、信号を受信および送信するための適切な装置を介して無線で通信することができる。いくつかの実施形態において、無線ユニットは、デバイスの制御装置に接続され得る。無線ユニットは、無線部および関連するアンテナ配置を備えることができる。アンテナ配置は、通信デバイスの内部または外部に配置され得る。
図1~3は、様々な方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が実施および/または使用され得る通信ネットワーク100のための、様々な例示的なアーキテクチャを例示する。いくつかの実施形態において、通信ネットワーク100は、通信ネットワーク100のコアネットワーク101(CN101)を介して、ユーザ端末102(UE102)とデータネットワーク116(DN116)との間のエアインターフェース(例えば、新無線(NR))通信または接続を提供するように構成された構成要素および専用端末の任意の適切な構成、数、方向、位置、および/または寸法を備えることができる。図1に示されるように、通信ネットワーク100は、UE102が、送信塔、基地局、ネットワークノードなどを介して、AN104と動作可能に通信している状態で提供され得る。いくつかの実施形態において、AN104は、CN101またはその構成要素もしくはエンティティと通信することができる。いくつかの実施形態において、CN101は、データ、メッセージ、要求などを送信するためなど、UE102とDN116との間の通信を容易にすることができる。いくつかの実施形態において、DN116またはCN101は、アプリケーションサーバまたはアプリケーション機能112(AS/AF112)と通信することができる。
図2および図3に示されるような第5世代(5G)ネットワークのコンテキストでは、通信ネットワーク100は、サービス地域または国全体に分散される一連の接続されたネットワークデバイスおよび専用ハードウェア、ならびに1つまたは複数のネットワークエンティティを備えることができ、接続されたネットワークデバイスまたは専用ハードウェアの1つまたは複数によって保存および/またはホストされ得る。いくつかの実施形態において、UE102はAN104に接続することができ、AN104は次にUE102とCN101との間の通信を中継することができ、CN101はDN116に接続され、DN116は1つまたは複数のAS/AF112と通信することができる。いくつかの実施形態において、UE102は、UE102とCN101の他の構成要素またはサービスとの間の中継として機能することができる無線アクセスネットワーク104(RAN104または(R)AN104)と通信することができる。例えば、いくつかの実施形態において、UE102はRAN104と通信することができ、RAN104は、次にアクセスおよびモビリティ管理機能108(AMF108)と通信することができる。他の例または実施形態において、UE102は、AMF108と直接通信することができる。いくつかの実施形態において、AMF108は、認証サーバ機能120(AUSF120)、ネットワークスライス選択機能122(NSSF122)、ネットワークレポジトリ機能124(NRF124)、ポリシーチャージ機能114(PCF114)、ネットワークデータ分析機能126(NWDAF126)、統一データ管理機能118(UDM118)、AS/AF112、セッション管理機能110(SMF110)など1つまたは複数のネットワーク機能(NFs)と通信することができる。
いくつかの実施形態において、SMF110は、1つまたは複数のユーザプレーン機能106(UPF106、UPF106a、UPF106b、集合的に「UPF106」)と通信することができる。例示に過ぎないが、いくつかの実施形態において、UPF106は、RAN104およびDN116と通信することができる。他の実施形態において、DN116は第1のUPF106aと通信することができ、RAN104は第2のUPF106bと通信することができ、SMF110は第1および第2のUPF106a、bの両方と通信し、第1および第2のUPF106a、bはそれぞれ他のものと通信している。
いくつかの実施形態において、UE102は、UE102が1つまたは複数のRAN104に接続され得るように、シングルモードまたはデュアルモードデバイスを構成することができる。いくつかの実施形態において、RAN104は、UE102をCN101に接続するために使用され得る、特にBluetooth(登録商標)、Wi-Fi、およびGSM、UMTS、LTEまたは5G NRなどの1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装するように構成することができる。いくつかの実施形態において、RAN104は、UE102内のチップをCN101内のチップと識別してペアリングすることによって、UE102とCN101との間の接続または通信ラインを確立できるように、CN101内の同様のチップとペアリングするかまたは他の方法で認識できるUE102内のシリコンチップなどのチップを備えることができ、またはそれを使用して実装することができる。いくつかの実施形態において、RAN104は、UE102とCN101のAMF108との間で通信するために、1つまたは複数の基地局、塔などを実装することができる。
いくつかの実施形態において、通信ネットワーク100またはその構成要素(例えば、基地局、塔など)は、複数の異なる周波数帯、例えば、FR1(6GHz未満)、FR2(ミリメータ波)、他の適切な周波数帯、そのサブバンド、および/または同様のものを介して、携帯電話などの通信デバイス(例えば、UE102)と通信するように構成することができる。いくつかの実施形態において、通信ネットワーク100は、大規模な多入力多出力(マッシブマイモ(massive MIMO))アンテナを備えることができ、または用いることができる。いくつかの実施形態において、通信ネットワーク100は、マルチユーザMIMO(MU-MIMO)アンテナを備えることができる。いくつかの実施形態において、通信ネットワーク100は、エッジコンピューティングを用いることができ、それによって、コンピューティングサーバは、レイテンシおよびデータトラフィック輻輳を低減するために、通信デバイス(例えば、UE102)に通信的に、物理的に、計算的に、および/または時間的に近接される。いくつかの実施形態において、通信ネットワーク100は、スモールセル、低電力RAN、電波のビームフォーミング、WiFi-セルラーコンバージェンス、非直交多元アクセス(NOMA)、通信路符号化など、他の技術、デバイス、または技法を用いることができる。
図3に示されるように、UE102は、例えば、非アクセス層(NAS)プロトコルに従って、N1インターフェースにおいてRAN104と通信するように構成され得る。いくつかの実施形態において、RAN104は、N2インターフェースにおいて、例えば、RAN104の基地局とAMF108との間の制御平面において、CN101またはその構成要素(例えば、AMF108)と通信するように構成され得る。いくつかの実施形態において、RAN104は、N3インターフェースにおいて、例えば、ユーザプレーンにおいて、UPF106と通信するように構成され得る。いくつかの実施形態において、AMF108および/またはSMF110は、CN101内の他のサービスまたはネットワークエンティティと、様々な異なるインターフェースにおいて、および/または様々な異なるプロトコルに従って通信するように構成され得る。例えば、いくつかの実施形態において、AMF108および/またはSMF110は、NausfインターフェースまたはN12インターフェースにおいてAUSF120と通信するように構成され得る。いくつかの実施形態において、AMF108および/またはSMF110は、NnssfインターフェースにおいてNSSF122と通信するように構成することができる。いくつかの実施形態において、AMF108および/またはSMF110は、NnrfインターフェースにおいてNRF124と通信するように構成することができる。いくつかの実施形態において、AMF108および/またはSMF110は、NpcfインターフェースまたはN7インターフェースにおいてPCF114と通信するように構成され得る。いくつかの実施形態において、AMF108および/またはSMF110は、NnwdafインターフェースにおいてNWDAF126と通信するように構成することができる。いくつかの実施形態において、AMF108および/またはSMF110は、Nudmインターフェース、N8インターフェース、またはN10インターフェースにおいてUDM118と通信するように構成することができる。いくつかの実施形態において、AMF108および/またはSMF110は、NafインターフェースにおいてAS/AF112と通信するように構成され得る。いくつかの実施形態において、SMF110は、N4インターフェースにおいてUPF106と通信するように構成され得、これは、例えば、UE102とCN101またはその構成要素/サービスとの間で情報が伝達される際のプロトコルデータユニット(PDU)セッションの導管として機能するなど、制御プレーンとユーザプレーンとの間の架け橋として機能することができる。
本明細書に開示され、および/またはその他の方法で説明される本発明の例示的な実施形態は、第5世代(5G)アーキテクチャの態様に準拠し、および/またはその他の方法で組み込まれる電気通信ネットワークを含むがこれに限定されない電気通信ネットワークのコンテキストで生じることが理解されるであろう。図1~3は、通信ネットワーク100の例示的なアーキテクチャの様々な構成および/または構成要素を示すが、多くの他のシステム、システム構成、ネットワーク、ネットワークエンティティ、およびそこでの通信のための経路/プロトコルが企図され、本開示の範囲内で考慮される。
本明細書に記載される方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品は、図1~3に例示され、本明細書に記載されるような、第5世代(5G)コアネットワークおよびシステムのコンテキスト内で説明されるが、記載される方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品は、それにもかかわらず、任意の適切な電気通信システム、ネットワーク、規格、またはプロトコル内でより広いコンテキストで適用することが可能である。
通信システム、例えば、第5世代(5G)ネットワークのコンテキストでは、ユーザ端末(UE)がネットワークへのアクセスまたはネットワークからのサービスを要求するとき、緊急サービスに対する要求は、非緊急サービスに対する要求よりも優先的に処理されることが多い。公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)の一部として展開される非公開ネットワークを可能にするために、非公開アクセスグループ(CAG)セルは、そのような非公開ネットワークのネットワーク発見、選択、およびアクセス制御、ならびに非公開ネットワークのネットワーク識別および認証に使用することができる。UEがCAGセルにアクセスするとき、ネットワークは、UEがCAGセルへのアクセスを許可されているか否かを検証する必要がある。
非スタンドアロン型非公共ネットワークは、CAGおよび/またはネットワークスライシングを使用して、公共PLMNのサポートを受けて展開される、非公共ネットワーク(NPN)である。本明細書で説明され特許請求されるように、ネットワークエンティティは、したがって、CAG、NPN、PLMN、またはそのような非スタンドアロンネットワークにおける任意の他のエンティティを指すことができる。NPNがPLMNを介して利用可能になる場合、UEは、ネットワークにアクセスし、ネットワークによって提供されるサービスを取得するために、PLMNに対する加入者を有する。CAGは、1つまたは複数のCAGセルへのアクセスが許可されている加入者グループを識別する。UEがCAGセルにアクセスする場合、ネットワークは、UEがCAGセルへのアクセスを許可されているかどうかを確認する必要がある。状態遷移のため、およびモビリティの間、AMFは、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)から受信したCAG識別子が、統一データ管理UDMから受信したUEの許可されたCAGリストの一部であるか否かを確認することができ、または確認しなければならない。
しかし、ネットワークがUEのCAGセルへのアクセスを確認するためには、ネットワークはUEの加入者永続識別子(SUPI)を知る必要がある。TS33.501に従って、最初の非アクセス層(NAS)手順(登録手順)中に、UEはネットワークに暗号化された加入者識別子(SUCI)を送信することができる。使用中のネットワークは、一次認証が成功した後にのみ、認証サーバ機能(AUSF)からUEのSUPIを受信する。したがって、使用中のネットワークが、最初の登録手順の間に、本明細書に記載されているようなアクセス制御手順をUEに対して実行する必要がある場合、AMFは、一次認証手順が正常に完了するまで待機しなければならないことになる。
いくつかの実施形態において、UEがシステムまたはネットワーク(例えば、第5世代システム(5GS))にアクセスしたい場合、UEは、ネットワークへのアクセスが許可されているかどうかを決定するために、最初にアクセス制御チェックを実行することができる。いくつかの実施形態において、アクセス制御チェックは、以下のイベントのリストによって定義されるアクセス試行に対して実行され得る。
a)UEが3GPPアクセス上のアイドルモード(例えば、5Gモビリティ管理[5GMM]-IDLEモード)にあり、接続モード(例えば、5GMM-CONNECTEDモード)への移行を必要とするイベントが発生する。
b)UEが3GPPアクセス上の接続モード(例えば、5GMM-CONNECTEDモード)、または無線リソース制御(RRC)非アクティブ指示付きの接続モード(例えば、5GMM-CONNECTEDモード)にあり、以下のイベントの1つが発生する。
1)5GMMは、上位層から管理オブジェクト-マルチメディア電話(MO-MTEL)-音声通話開始指示、MO-MTEL-ビデオ通話開始指示、またはMO-SMS-over-IP(SMSoIP)-試行-開始指示、を受信する。
2)5GMMは、要求がUEを5GMM-IDLEモードから5GMM-CONNECTEDモードに移行させるサービス要求手順をトリガしたのでなければ、上位層からモバイル発のNAS経由SMSを送信する要求を受信する。
3)5GMMは、要求がUEを5GMM-IDLEモードから5GMM-CONNECTEDモードに移行させるサービス要求手順をトリガしない限り、PDUセッション確立の目的でUL NAS搬送メッセージを送信する要求を上位層から受け取る。
4)5GMMは、要求がUEを5GMM-IDLEモードから5GMM-CONNECTEDモードに移行させるサービス要求手順をトリガしたのでなければ、PDUセッションの修正を目的としてUL NAS搬送メッセージを送信する要求を上位層から受信する。
5)5GMMは、既存のPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを再確立する要求を受信する。
いくつかの実施形態において、5GMM-CONNECTEDモードでNASによって開始される5GMM固有の手順は、アクセス制御の対象とならない場合があり、例えば、PSハンドオーバー後の登録手順は、アクセス制御によって阻止されないだろう。いくつかの実施形態において、NASが上記のイベントの1つを検出すると、NASは、1つまたは複数のアクセスIDおよび1つのアクセスカテゴリへの要求の種類のマッピングを実行する必要があり、下位層は、決定されたアクセスIDおよびアクセスカテゴリに基づいて、その要求に対するアクセス禁止チェックを実行する。いくつかの実施形態において、NASは、上位層によって提供される指示を通じて、または通常のNAS動作を通じて5GMM手順を開始する必要性を決定するとき、またはその両方を通じて、上記のイベントを認識することができる。
いくつかの実施形態において、要求に対するアクセスIDおよびアクセスカテゴリを決定するために、NASは、3GPP TS 22.261に定義されたアクセスIDおよびアクセスカテゴリの組、すなわち、a)標準化アクセスIDの組、b)標準化アクセスカテゴリの組、およびc)利用可能な場合にはオペレータ定義のアクセスカテゴリの組、に対してアクセスの理由、要求されたサービスの種類およびUE構成を含むUEのプロファイルを確認する。3GPP TS 22.261で定義された標準化アクセスIDの組から適用可能なアクセスIDを決定する目的で、NASは本明細書および/または3GPP TS 22.261に説明された要件、規則、動作などに従うことができ、または従わなければならない。
いくつかの実施形態において、3GPP TS 22.261に定義された標準化アクセスカテゴリおよびオペレータ定義のアクセスカテゴリの組から適用可能なアクセスカテゴリを決定する目的で、3GPP TS 22.261に定義された標準化アクセスカテゴリおよびオペレータ定義のアクセスカテゴリの組を使用することができる。
次に図4に目を向けると、コアネットワーク装置(CNA)の例(コアネットワークサービスを含む。UPF106、AMF108、SMF110、PCF114、および/または別のNFおよび/またはNRF)は、本開示の例示的な実施形態に従って構成されるコアネットワーク装置200として具現化され得る。図8~図12のフローチャートと関連して以下に説明するように、例示的な実施形態のCNA200は、本明細書で説明する機能を実行するように構成され得る。任意の例において、CNA200は、より一般的には、サーバ、パーソナルコンピュータ、コンピュータワークステーション、またはユーザ端末および/もしくは無線ローカルエリアネットワークとして機能するものを含む他の種類の計算デバイスによって具現化され得る。CNA200が具現化される態様にかかわらず、例示的な実施形態の装置は、例えば、プロセッサ202およびメモリデバイス204、ならびにいくつかの実施形態において、および/または通信インターフェース206を含む処理回路208を含むように、図4に示すように構成され得、それと関連付けられるか、さもなければ通信されるように構成され得る。いくつかの実施形態において、UE102またはシステム100の他の要素は、図4のCNA200のような装置によって具現化され得る。
処理回路208において、プロセッサ202(および/またはコプロセッサ、またはプロセッサを補助するまたはそうでなければ関連する任意の他の回路)は、CNA200の構成要素間で情報を渡すためのバスを介してメモリデバイス204と通信することができる。メモリデバイスは、例えば、1つまたは複数の揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリを含むことができる。換言すれば、例えば、メモリデバイスは、機械(例えば、プロセッサのような計算デバイス)によって取り出し可能なデータ(例えば、ビット)を保存するように構成されたゲートを含む電子記憶デバイス(例えば、コンピュータ可読記憶媒体)であることができる。メモリデバイスは、本発明の例示的な実施形態に従って装置が様々な機能を遂行することを可能にするための情報、データ、コンテンツ、アプリケーション、命令などを保存するように構成され得る。例えば、メモリデバイスは、プロセッサによる処理のために入力データをバッファリングするように構成され得る。追加的にまたは代替的に、メモリデバイスは、プロセッサによる実行のための命令を保存するように構成され得る。
CNA200は、いくつかの実施形態において、上述したような様々な計算デバイスで具現化され得る。しかし、いくつかの実施形態において、装置は、チップまたはチップセットとして具現化され得る。換言すれば、装置は、構造アセンブリ(例えば、ベースボード)上の材料、構成要素および/またはワイヤを含む1つまたは複数の物理パッケージ(例えば、チップ)を含むことができる。構造アセンブリは、その上に含まれる構成要素回路に対して、物理的強度、寸法の保存、および/または電気的相互作用の制限を提供することができる。したがって、装置は、場合によっては、本発明の実施形態を単一チップ上に、または単一の「システムオンチップ」として実装するように構成され得る。このように、場合によっては、チップまたはチップセットが、本明細書に記載された機能性を提供するための1つまたは複数の動作を実行するための手段を構成することができる。
プロセッサ202は、多くの異なる方法で具現化され得る。例えば、プロセッサは、コプロセッサ、マイクロプロセッサ、コントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、DSPを伴うまたは伴わない処理要素、または、例えば、ASIC(特定用途集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、マイクロコントローラユニット(MCU)、ハードウェア加速器、特殊用途コンピュータチップなどの集積回路を含む様々なハードウェア処理手段の1つまたは複数として具体化され得る。このように、いくつかの実施形態において、プロセッサは、独立して実行するように構成された1つまたは複数の処理コアを含むことができる。マルチコアプロセッサは、単一の物理パッケージ内でマルチプロセシングを可能にすることができる。追加的にまたは代替的に、プロセッサは、命令の独立した実行、パイプライン化および/またはマルチスレッドを可能にするためにバスを介して並列に構成された1または複数のプロセッサを含むことができる。
例示的な実施形態において、プロセッサ202を、メモリデバイス204に保存された命令、またはプロセッサにアクセス可能な他の命令を実行するように構成することができる。代替的にまたは追加的に、プロセッサを、ハードコードされた機能を実行するように構成することができる。このように、ハードウェアまたはソフトウェアの方法によって、またはそれらの組み合わせによって構成されたかどうかにかかわらず、プロセッサは、適宜構成されている間に本開示の実施形態に従った動作を実行することができるエンティティ(例えば、回路で物理的に具現化)を表すことができる。したがって、例えば、プロセッサがASIC、FPGAなどとして具現化される場合、プロセッサは、本明細書に記載された動作を実施するために特別に構成されたハードウェアであることができる。あるいは、別の例として、プロセッサが命令の実行者として具現化される場合、命令が実行されたときに本明細書に記載されたアルゴリズムおよび/または動作を行うようにプロセッサを具体的に構成することができる。しかし、場合によっては、プロセッサは、本明細書に記載されたアルゴリズムおよび/または動作を実行するための命令によるプロセッサのさらなる構成によって、本発明の実施形態を用いるように構成された特定のデバイス(例えば、エンコーダおよび/またはデコーダ)のプロセッサであることができる。プロセッサは、特に、クロック、算術論理ユニット(ALU)、およびプロセッサの動作をサポートするように構成された論理ゲートを含むことができる。
通信インターフェース206を含む実施形態において、通信インターフェースは、NF、NRF、UE、無線アクセスネットワーク、コアネットワークサービス、アプリケーションサーバ/機能、データベースまたは他の記憶デバイスなどのCNA200と通信するネットワークおよび/または他の任意のデバイスまたはモジュールから/へデータを受信および/または送信するよう構成されたハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組み合わせのいずれかで具現化されたデバイスまたは回路など任意の手段であることができる。この点に関して、通信インターフェースは、例えば、無線通信ネットワークとの通信を可能にするためのアンテナ(または複数のアンテナ)およびサポートハードウェアおよび/またはソフトウェアを含むことができる。追加的にまたは代替的に、通信インターフェースは、(単複の)アンテナを介して信号の送信を引き起こすため、または(単複の)アンテナを介して受信された信号の受信を処理するために、(単複の)アンテナと相互作用するための回路を含むことができる。環境によっては、通信インターフェースは、代替的にまたは有線通信をサポートすることができる。そのため、例えば、通信インターフェースは、ケーブル、デジタル加入者線(DSL)、ユニバーサルシリアルバス(USB)または他の機構を介した通信をサポートするための通信モデムおよび/または他のハードウェア/ソフトウェアを含むことができる。いくつかの実施形態において、セッション管理機能は、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN-C)、TWAG-C、BNG-CUPS、N4、Sxa、Sxb、Sxc、進化型パケットコア(EPC)SWG-C、EPC PGW-C、EPC TDF-Cなど、任意の適切なCUPSアーキテクチャの5GCセッション管理機能を備えることができる。
いくつかの実施形態において、CNA200は、他のコアネットワークエンティティまたはネットワーク機器に接続されるように構成されているユーザ端末を表すことができる。いくつかの実施形態において、ユーザ端末は、移動電話(携帯電話)などを構成することができる。
図示されているように、CNA200は、メモリ204と通信しているプロセッサ202を含むことができ、通信インターフェース206に信号を提供し、そこから信号を受信するように構成されている。いくつかの実施形態において、通信インターフェース206は、送信機および受信機を含むことができる。いくつかの実施形態において、プロセッサ202を、少なくとも部分的に、CNA200の機能を制御するように構成することができる。いくつかの実施形態において、プロセッサ202を、送信機および受信機への電気的リード線を介して制御信号を作用させることにより、送信機および受信機の機能を制御するように構成することができる。同様に、プロセッサ202を、プロセッサ202を他の要素、例えばディスプレイまたはメモリ204に接続する電気的リード線を介して制御信号を発することによって、CNA200の他の要素を制御するように構成することができる。プロセッサ202を、例えば、回路、少なくとも1つの処理コア、付随する(単複の)デジタル信号プロセッサを有する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、付随するデジタル信号プロセッサを有しない1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコプロセッサ、1つまたは複数のマルチコアプロセッサ、1つまたは複数のコントローラ、処理回路、1つまたは複数のコンピュータ、集積回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など)、またはそれらの組み合わせを含む様々な他の処理要素、を含む様々な方法で具現化することができる。したがって、図4では単一のプロセッサとして図示されているが、いくつかの例示的な実施形態において、プロセッサ202を、複数のプロセッサまたは処理コアから構成することができる。
CNA200は、1つまたは複数のエアインターフェース規格、通信プロトコル、変調型、アクセス型、および/または同種のもので動作可能であることができる。プロセッサ202によって送受信される信号は、適用可能なセルラーシステムのエアインターフェース規格に従ったシグナリング情報、および/または、Wi-Fi、電気電子学会(IEEE)802.11、802.16、802.3などの無線ローカルアクセスネットワーク(WLAN)技術、ADSL、DOCSISなどを備えるが、それだけに限らない任意の数の異なる有線または無線ネットワーク技術、および/若しくはそのようなものを含むことができる。さらに、これらの信号は、音声データ、ユーザが生成したデータ、ユーザが要求したデータ、および/または同種のものを含むことができる。
例えば、CNA200および/またはその中のセルラーモデムは、様々な第1世代(1G)通信プロトコル、第2世代(2Gまたは2.5G)通信プロトコル、第3世代(3G)通信プロトコル、第4世代(4G)通信プロトコル、第5世代(5G)通信プロトコル、インターネットプロトコル・マルチメディアサブシステム(IMS)通信プロトコル(例えば、セッション開始プロトコル(SIP)など)に従って動作可能であることができる。例えば、装置10は、2G無線通信プロトコルIS-136、時分割多元接続TDMA、移動通信用グローバルシステムGSM、IS-95、符号分割多元接続CDMA、および/またはこれらに従って動作することが可能であることができる。さらに、例えば、装置10は、2.5G無線通信プロトコルであるGPRS(汎用パケット無線サービス)、EDGE(GSM進化のための強化されたデータレート)、および/または同種のものに従って動作可能であることができる。さらに、例えば、CNA200は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、符号分割多元接続2000(CDMA2000)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、時間分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの3G無線通信プロトコルに準拠して動作することが可能であることができる。CNA200は、さらに、ロングタームエボリューション(LTE)、進化型ユニバーサル地上無線接続ネットワーク(E-UTRAN)、および/または同様のものなどの3.9G無線通信プロトコルに従って動作することが可能であることができる。さらに、例えば、CNA200は、LTE Advanced、5G、および/または同様のもの、ならびにその後に開発され得る同様の無線通信プロトコルなどの4G無線通信プロトコルに従って動作することが可能であることができる。いくつかの実施形態において、CNA200は、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN-C)、信頼されたワイヤレス接続ゲートウェイ(TWAG-C)、ブロードバンドネットワークゲートウェイ(BNG)、N4、Sxa、Sxb、Sxc、進化型パケットコア(EPC)SWG-C、EPC PGW-C、EPC TDF-Cなどの任意の適切な制御およびユーザプレーン分離(CUPS)アーキテクチャに従いまたはその枠組み内で動作できるようにすることが可能であることができる。
プロセッサ202は、CNA200の音声/映像および論理機能を実装するための回路を含むことができることが理解される。例えば、プロセッサ202を、デジタル信号処理デバイス、マイクロプロセッサデバイス、アナログ-デジタル変換器、デジタル-アナログ変換器、および/またはそのようなものから構成することができる。CNA200の制御および信号処理機能は、それぞれの能力に従ってこれらのデバイス間で割り当てられ得る。プロセッサ202は、さらに、内部音声コーダ(VC)、内部データモデム(DM)、および/またはそのようなものを含むことができる。さらに、プロセッサ202は、メモリ204に保存され得る1つまたは複数のソフトウェアプログラムを動作させる機能を含むことができる。一般に、プロセッサ202およびメモリ204に保存されたソフトウェア命令を、CNA200に動作を実行させるように構成することができる。例えば、プロセッサ202は、ウェブブラウザなどの接続性プログラムを動作させることが可能であることができる。接続性プログラムは、CNA200が、無線アプリケーションプロトコル、WAP、ハイパーテキスト転送プロトコル、HTTP、および/または同様のものなどのプロトコルに従って、位置情報コンテンツなどのウェブコンテンツを送信および受信することを可能であることができる。
いくつかの実施形態において、CNA200はまた、例えば、イヤホンまたはスピーカー、リンガー、マイクロフォン、ディスプレイ、ユーザ入力インターフェース、および/またはプロセッサ202に動作的に結合され得る同種のものを含むユーザインターフェースを含むことができる。ディスプレイは、上述のように、タッチセンサ式ディスプレイを含むことができ、ユーザは、選択、値の入力、および/または同様のことを行うためにタッチおよび/またはジェスチャーを行うことができる。プロセッサ202は、スピーカー、リンガー、マイクロフォン、ディスプレイ、および/または同様のものなど、ユーザインターフェースの1つまたは複数の要素の少なくとも一部の機能を制御するように構成されたユーザインターフェース回路を含むこともできる。プロセッサ202および/またはプロセッサ202を構成するユーザインターフェース回路を、プロセッサ202にアクセス可能なメモリ204、例えば揮発性メモリ、不揮発性メモリ、それらを備えるデバイスなどに保存されたコンピュータプログラム命令、例えばソフトウェアおよび/またはファームウェアを通じてユーザインターフェースの1つまたは複数の要素の1つまたは複数の機能を制御するよう構成することができる。CNA200は、携帯端末に関連する様々な回路、例えば、検出可能な出力として機械的振動を提供するための回路に電力を供給するためのバッテリを含むことができる。ユーザ入力インターフェースを、CNA200がデータを受け取ることを可能にするデバイス、例えば、キーパッド(例えば、ディスプレイ上に提示される仮想キーボードまたは外部結合キーボード)および/または同種のデバイスから構成することができる。
図4に示すように、CNA200はまた、通信インターフェース206として例示される、データを共有および/または取得するための1つまたは複数の機構を含むことができる。例えば、CNA200の通信インターフェース206は、短距離無線周波数(RF)トランシーバおよび/またはインテロゲータを含むことができるので、RF技術に従って電子デバイスとデータを共有しおよび/または電子デバイスからデータを取得することができる。CNA200は、赤外線(IR)トランシーバ、Bluetooth(登録商標)無線技術を使用して動作するBluetooth(登録商標)(BT)トランシーバ、無線ユニバーサルシリアルバス(USB)トランシーバ、Bluetooth(登録商標)Low Energyトランシーバ、ZigBee(登録商標)トランシーバ、ANTトランシーバ、携帯機器間トランシーバ、無線ローカルエリアリンクトランシーバ、および/または任意の他の短距離無線技術などの他の短距離トランシーバを含むことができる。いくつかの実施形態において、CNA200、特に、短距離トランシーバは、例えば、約10メートル以内など、装置の近傍内の電子デバイスにデータを送信し、および/または電子デバイスからデータを受信することが可能であることができる。Wi-Fiまたは無線ローカルエリアネットワークモデムを含むCNA200はまた、6LoWpan、Wi-Fi、低電力Wi-Fi、IEEE802.11技術、IEEE802.15技術、IEEE802.16技術などのWLAN技術を含む様々な無線ネットワーク技術に従って、電子デバイスからデータを送信および/または受信することが可能であることができる。
CNA200を、加入者IDモジュール(SIM)、取り外し可能なユーザIDモジュール(R-UIM)、eUICC、UICC、および/または同様のものなど、モバイル加入者に関連する情報要素を保存することができる他のメモリから構成することができる。SIMに加えて、CNA200は、他の取り外し可能なおよび/または固定メモリを含むことができる。CNA200は、揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリを含むことができ、これらはメモリ204の一部または全部を構成することができ、あるいは代替的にCNA200内のまたはCNA200に接続された別のメモリとすることができる。例えば、揮発性メモリは、動的および/または静的RAMを含むランダムアクセスメモリ(RAM)、オンチップまたはオフチップキャッシュメモリ、および/またはそのようなものを含むことができる。埋め込み式および/または取り外し可能な不揮発性メモリは、例えば、読み取り専用メモリ、フラッシュメモリ、磁気記憶デバイス、例えば、ハードディスク、フロッピーディスクドライブ、磁気テープ、光ディスクドライブおよび/または媒体、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、および/またはそのようなものを含むことができる。揮発性メモリと同様に、不揮発性メモリは、データの一時的な保存のためのキャッシュ領域を含むことができる。揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリの少なくとも一部を、プロセッサ202に埋め込むことができる。メモリは、本明細書に開示された動作を実行するために装置によって使用され得る1つまたは複数のソフトウェアプログラム、命令、情報片、データ、および/またはそのようなものを記憶することができる。代替的または追加的に、CNA200を、基地局、WLANアクセスポイント、UEを含むネットワークノードなどに関して、本明細書に開示された動作を引き起こすように構成することができる。
メモリは、CNA200を一意に識別することができる国際モバイル端末識別(IMEI)番号などの識別子を含むことができる。メモリを、CNA200を一意に識別することができる国際モバイル端末識別(IMEI)番号などの識別子から構成することができる。例示的な実施形態において、プロセッサ202は、メモリに保存されたコンピュータコードを用いて、および/または、基地局、WLANアクセスポイント、UEを含むネットワークノードなどに関して本明細書に開示された動作を提供するように構成することができる。同様に、CNA200を、コアネットワークからの任意の他の構成要素またはネットワーク端末であるように構成することができる。
本明細書に開示された実施形態のいくつかを、ソフトウェア、ハードウェア、アプリケーション論理、またはソフトウェア、ハードウェア、およびアプリケーション論理の組み合わせで実装することができる。ソフトウェア、アプリケーション論理、および/またはハードウェアは、例えば、メモリ204、制御装置202、または電子部品の上にあることができる。いくつかの例示的な実施形態において、アプリケーション論理、ソフトウェア、または命令セットは、様々な従来のコンピュータ可読媒体のうちのいずれか1つに保持される。本書の文脈では、「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータまたはデータ処理回路などの命令実行システム、装置、またはデバイスによってまたはそれらに関連して使用するための命令を保存、保存、通信、伝達または搬送できる任意の非一時的媒体であることができ、図4で描かれた例では、コンピュータ可読媒体は、コンピュータなどの命令実行システム、装置、またはデバイスによってまたはそれらに関連して使用するための命令を保存または保存できる任意の媒体であることができる非一時的コンピュータ可読記憶媒体を備えることができる。
図5は、装置300の別の例(例えば、CAN200、UE102などのコアネットワークエンティティを含む、および/またはコアネットワークサービスに参加または通信する、または具現化する、UPF106、AMF108、SMF110、PCF114、および/または別のネットワーク機能(NF)および/またはネットワークリソース機能(NRF))であり、本開示の例示的な実施形態に従って構成され得るものである。図8~図12のフローチャートと併せて以下に説明するように、例示的な実施形態の装置300を、本明細書に記載される機能、プロセス、および方法、それらの組み合わせ、それらの変形、またはそれらの一部を実行するように構成することができる。
いくつかの実施形態において、装置300は、本明細書に記載の方法、プロセス、およびアプローチのいずれかを実行するために特に寸法決めおよび構成された例示的な専用ハードウェアであるか、またはそれを備える。いくつかの実施形態において、装置300は、システム100の一部であるか、またはその構成要素と通信していることができる。装置300は、一実施形態の例として提供され、いかなる形でも本発明の範囲または精神を狭めるように解釈されるべきではないことが理解されよう。この点に関して、本開示の範囲は、本明細書に図示され説明されるものに加えて、多くの潜在的な実施形態を包含する。このように、図5は、5Gシステムなどのプライベートネットワークまたは他の無線通信システムにおいて緊急サービスを処理するための装置の構成の一例を示すが、他の構成も、本開示の特定の実施形態を実施するために使用され得る。
装置300を、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、モバイル端末、モバイルコンピュータ、携帯電話、モバイル通信デバイス、ゲームデバイス、デジタルカメラ/ビデオカメラ、オーディオ/ビデオプレーヤー、テレビデバイス、ラジオ受信機、デジタルビデオレコーダー、測位デバイス、チップセット、チップセットを含む計算デバイス、それらの任意の組み合わせ、および/または同種のデバイスとして具現化することができる。いくつかの例示的な実施形態において、装置300は、携帯電話、モバイルコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポケットベル、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ゲームデバイス、テレビ、電子ペーパー、および他の種類の電子システムなどのモバイル計算デバイスとして具現化され、これらは本発明の種々の実施形態を採用することができるものである。
装置300は、プロセッサ304を含む計算デバイス302と、不揮発性メモリ306および/または揮発性メモリ308などのストレージとを含むことができる。いくつかの実施形態において、プロセッサ304は、例えば、回路、(単複の)デジタル信号プロセッサを伴う1つまたは複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサを伴わない1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコプロセッサ、1つまたは複数のマルチコアプロセッサ、1つまたは複数のコントローラ、処理回路、1つまたは複数のコンピュータ、例えばASIC(特定用途集積回路)またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などの集積回路を含む様々な他の処理要素、またはそれらのいくつかの組み合わせ、を含む様々な手段として具現化することができる。したがって、図5では単一のプロセッサとして図示されているが、いくつかの実施形態において、プロセッサ304は複数のプロセッサで構成される。プロセッサ304によって送受信されるこれらの信号は、適用可能なセルラーシステムのエアインターフェース規格に従った信号情報、および/または、Wi-Fi、電気電子学会(IEEE)802.11、802.16などの無線ローカルアクセスネットワーク(WLAN)技術を含むがこれに限定されない任意の数の異なる有線または無線ネットワーク技術、および/または同種のものを含むことができる。さらに、これらの信号は、音声データ、ユーザが生成したデータ、ユーザが要求したデータ、および/または、同様のものを含むことができる。この点に関して、モバイル端末は、1つまたは複数のエアインターフェース規格、通信プロトコル、変調タイプ、アクセスタイプ、および/または同種のもので動作可能であることができる。より具体的には、モバイル端末は、様々な第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、第3世代(3G)通信プロトコル、第4世代(4G)通信プロトコル、第5世代(5G)、それらの任意のバンド、周波数またはプロトコル、インターネットプロトコル・マルチメディアサブシステム(IMS)通信プロトコル(例えばセッション開始プロトコル(SIP))などに従って動作することが可能であることができ、および/またはそのように動作することができる。例えば、モバイル端末は、2G無線通信プロトコルIS-136(時分割多元接続(TDMA))、移動通信用グローバルシステム(GSM)、IS-95(符号分割多元接続(CDMA))などに従って動作可能であることができる。また、例えば、モバイル端末は、2.5G無線通信プロトコル汎用パケット無線サービス(GPRS)、GSM進化のための強化されたデータレート(EDGE)などに従って動作可能であることができる。さらに、例えば、モバイル端末は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、符号分割多元接続2000(CDMA2000)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、時間分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの3G無線通信プロトコルに従って動作可能であることができる。モバイル端末は、さらに、ロングタームエボリューション(LTE)または進化型ユニバーサル地上無線接続ネットワーク(E-UTRAN)などの3.9G無線通信プロトコルに従って動作可能であることができる。さらに、例えば、モバイル端末は、第4世代(4G)無線通信プロトコルおよび/または同様のもの、ならびに将来開発される可能性のある同様の無線通信プロトコルに従って動作可能であることができる。
ブロードバンドシステムに加えて、一部の狭帯域高度携帯電話システム(NAMPS)、ならびにトータルアクセス通信システム(TACS)のモバイル端末も、デュアルモードまたは高次モードの電話(例えば、デジタル/アナログまたはTDMA/CDMA/アナログ電話)と同様に本発明の実施形態から利益を得ることができる。さらに、装置300またはその構成要素は、Wi-Fiまたはワイマックス(WiMAX)プロトコルに従って動作可能であることができる。
プロセッサ304は、装置300の音声/映像および論理機能を実施するための回路を備えることができることが理解される。例えば、プロセッサ304は、デジタル信号処理デバイス、マイクロプロセッサデバイス、アナログ/デジタル変換器、デジタル/アナログ変換器、および/またはそのようなものを備えることができる。モバイル端末の制御および信号処理機能を、それぞれの能力に応じて、これらのデバイス間で割り当てることができる。プロセッサは、さらに、内部音声コーダ(VC)、内部データモデム(DM)、および/または、そのようなものを備えることができる。さらに、プロセッサは、メモリに保存され得る1つまたは複数のソフトウェアプログラムを動作させる機能を備えることができる。例えば、プロセッサ304は、ウェブブラウザなどの接続性プログラムを動作させることが可能であることができる。接続性プログラムは、装置300が、無線アプリケーションプロトコル(WAP)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)などのプロトコルに従って、ロケーションベースコンテンツなどのウェブコンテンツを送信および受信することを可能にすることができる。装置300は、TCP/IP(伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)を使用して、インターネットまたは他のネットワークを介して、ウェブコンテンツを送信および受信することが可能であることができる。
装置300はまた、例えば、イヤホンまたはスピーカー、リンガー、マイクロフォン、ユーザディスプレイ、ユーザ入力インターフェース、および/または同種のものを含むユーザインターフェース312を含むことができ、これらはプロセッサ304に動作上結合され得る。この点に関して、プロセッサ304は、例えば、スピーカー、リンガー、マイクロフォン、ディスプレイ、および/または同種のものなどのユーザインターフェースの1つまたは複数の要素の少なくとも一部の機能を制御するように構成されたユーザインターフェース回路を含むことができる。プロセッサ304および/またはプロセッサ304を備えるユーザインターフェース回路は、プロセッサ304にアクセス可能なメモリ(例えば、不揮発性メモリ306、揮発性メモリ308など)上に保存されたコンピュータプログラム命令(例えば、ソフトウェアおよび/またはファームウェア)を通じて、ユーザインターフェースの1つまたは複数の要素の1つまたは複数の機能を制御するように構成され得る。図示しないが、装置300は、装置300に関連する様々な回路、例えば、検出可能な出力として機械的振動を提供する回路に電力を供給するためのバッテリを備えることができる。装置300は、ディスプレイ314をさらに備えることができる。いくつかの実施形態において、ディスプレイ314は、プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プロジェクタ、ホログラフィックディスプレイなどを含むいくつかの例で、当該電子機器に適切な任意の種類であることができる。ユーザインターフェース312を、キーパッド、タッチディスプレイ(例えば、ディスプレイ314がタッチディスプレイとして構成されるいくつかの例示的な実施形態)、ジョイスティック(図示せず)、および/または他の入力デバイスなど、装置300がデータを受け取ることを可能にするデバイスで構成することができる。キーパッドを含む実施形態において、キーパッドを、数字(0~9)および関連キー(#、*)、および/または装置300を動作させるための他のキーから構成することができる。
装置300を、不揮発性メモリ306および/または揮発性メモリ308などのメモリ、例えばRAM、読み取り専用メモリ(ROM)、不揮発性RAM(NVRAM)、加入者IDモジュール(SIM)、取り外し可能ユーザIDモジュール(R-UIM)および/または同様のもので構成することができる。メモリに加えて、装置300は、他の取り外し可能なメモリおよび/または固定メモリを含むことができる。いくつかの実施形態において、揮発性メモリ308は、動的および/または静的RAM、オンチップまたはオフチップキャッシュメモリ、および/または同種のものを含むランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。いくつかの実施形態において、組み込み式および/または取り外し可能であることができる不揮発性メモリ306は、例えば、読み取り専用メモリ、フラッシュメモリ、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピーディスクドライブ、磁気テープなど)、光ディスクドライブおよび/または媒体、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、および/またはそのようなものを含むことができる。揮発性メモリ308と同様に、不揮発性メモリ306は、データの一時的な保存のためのキャッシュ領域を含むことができる。メモリは、モバイル端末の機能を実行するためにモバイル端末によって使用され得る1つまたは複数のソフトウェアプログラム、命令、情報片、データ、および/またはそのようなものを記憶することができる。例えば、メモリは、装置300を一意に識別することができる国際モバイル端末識別(IMEI)コードなどの識別子を含むことができる。
いくつかの例示的な実施形態において、装置300は、本明細書で説明した様々な機能を実行するための様々な手段を含む。これらの手段は、プロセッサ304、不揮発性メモリ306、揮発性メモリ308、ユーザインターフェース312、またはディスプレイ314のうちの1つまたは複数を含むことができる。本明細書で説明する装置300の手段は、例えば、回路、ハードウェア要素(例えば、好適にプログラムされたプロセッサ、組合せ論理回路、および/またはその同類)、好適に構成された処理デバイス(例えば、プロセッサ304)により実行可能であるコンピュータ可読媒体(例えば、ストレージ306または308)上に保存されたコンピュータ可読プログラム命令(例えば、ソフトウェアまたはファームウェア)を含むコンピュータプログラム製品、またはそれらの何らかの組み合わせとして具現化することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、図5に例示された手段の1つまたは複数を、チップまたはチップセットとして具現化することができる。換言すれば、装置300は、構造アセンブリ(例えば、ベースボード)上の材料、構成要素および/またはワイヤを含む1つまたは複数の物理パッケージ(例えば、チップ)を含むことができる。構造アセンブリは、その上に含まれる構成要素回路に対して、物理的強度、寸法の保持、および/または電気的相互作用の制限を提供することができる。この点に関して、プロセッサ304、メモリ306および/または308、ユーザインターフェース312、および/またはディスプレイ314を、チップまたはチップセットとして具現化することができる。したがって、装置300を、場合によっては、本発明の実施形態を単一チップ上に、または単一の「システムオンチップ」として実施するように構成するか、または(単複の)構成要素を含むことができる。このように、場合によっては、チップまたはチップセットは、本明細書に記載される機能性を提供するための1つまたは複数の動作を実行するための手段を構成することができる。
プロセッサ304を、例えば、付随する(単複の)デジタル信号プロセッサを有する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、付随するデジタル信号プロセッサを有さない1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコプロセッサ、1つまたは複数のマルチコアプロセッサ、1つまたは複数のコントローラなどの様々な手段として具現化することができる。処理回路、1つまたは複数のコンピュータ、例えばASIC(特定用途集積回路)またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などの集積回路を含む様々な他の処理要素、1つまたは複数の他の種類のハードウェアプロセッサ、またはそれらのいくつかの組合せが挙げられる。したがって、図5では単一のプロセッサとして図示されているが、いくつかの実施形態において、プロセッサ304は、複数のプロセッサで構成される。複数のプロセッサは、互いに動作的に通信することができ、本明細書に記載されるような装置300の1つまたは複数の機能性を実行するように集合的に構成することができる。複数のプロセッサを、単一の計算デバイス上で具現化することができ、装置300として機能するように集合的に構成された複数の計算デバイスにまたがって分散することができる。いくつかの実施形態、例えば、装置が装置300として具現化される場合、プロセッサ304を、プロセッサ304(図5に示す)として具現化することができ、プロセッサ304を構成することができる。いくつかの例示的な実施形態において、プロセッサ304は、メモリ306および/または308に保存された命令、またはプロセッサ304にアクセス可能な他の命令を実行するように構成される。これらの命令は、プロセッサ304によって実行されると、本明細書で説明するように、装置300に装置300の機能性のうちの1つまたは複数を実行させることができる。このように、ハードウェアまたはソフトウェアの方法によって、またはそれらの組み合わせによって構成されているかどうかにかかわらず、プロセッサ304は、適宜構成されている間、本発明の実施形態による動作を実行することができるエンティティを構成することができる。したがって、例えば、プロセッサ304がASIC、FPGAなどとして具現化される場合、プロセッサ304は、本明細書に記載される1つまたは複数の動作を実施するために専用に構成されたハードウェアを含むことができる。あるいは、別の例として、プロセッサ304が、メモリ306および/または308に保存され得るような命令の実行者として具現化される場合、命令は、プロセッサ304を、本明細書に記載の1つまたは複数のアルゴリズムおよび動作を実行するように具体的に構成することができる。
メモリ306および/または308を、例えば、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、またはそれらのいくつかの組合せから構成することができる。この点に関して、メモリ306および/または308を、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体から構成することができる。図5では単一のメモリとして図示されているが、メモリ306および/または308を、複数のメモリから構成することができる。複数のメモリを、単一の計算デバイス上で具現化することができ、装置300として機能するように集合的に構成された複数の計算デバイスにまたがって分散することができる。様々な例示的な実施形態において、メモリ306および/または308は、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリ、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク読み取り専用メモリ(DVD-ROM)、光ディスク、情報を保存するように構成された回路、またはそれらのいくつかの組み合わせを備えることができる。いくつかの実施形態において、メモリ306および/または308を、揮発性メモリ308および/または不揮発性メモリ306(図5に示す)から構成することができる。メモリ306および/または308を、装置300が様々な例示的な実施形態に従って様々な機能を実行することを可能にするための情報、データ、アプリケーション、命令などを保存するように構成することができる。例えば、いくつかの例示的な実施形態において、メモリ306および/または308は、プロセッサ304による処理のために入力データをバッファリングするように構成されている。追加的にまたは代替的に、メモリ306および/または308を、プロセッサ304による実行のためのプログラム命令を保存するように構成することができる。メモリ306および/または308は、静的および/または動的な情報の形態で情報を保存することができる。保存された情報は、例えば、画像、コンテンツ、メディアコンテンツ、ユーザデータ、アプリケーションデータ、および/または、そのようなものを含むことができる。この保存された情報を、その機能性を実行する過程で、プロセッサ304によって保存および/または使用することができる。
いくつかの実施形態において、装置300は、回路、ハードウェア、コンピュータ可読媒体(例えば、メモリ306および/または308)上に保存され、処理デバイス(例えば、プロセッサ304)によって実行されるコンピュータ可読プログラム命令を含むコンピュータプログラム製品、またはそれらの組み合わせで具現化される任意のデバイスまたは手段であって、他の計算デバイスから/へデータを受信および/または送信するように構成された通信インターフェース(図示せず)をさらに備えることができる。いくつかの例示的な実施形態において、通信インターフェースは、少なくとも部分的にプロセッサ304として具現化されるか、またはそうでなければプロセッサ304によって制御される。この点で、通信インターフェースは、バスを介してなど、プロセッサ304と通信することができる。通信インターフェースは、例えば、アンテナ、送信機、受信機、トランシーバ、および/または、1つまたは複数の遠隔計算デバイスとの通信を可能にするためのサポートハードウェアまたはソフトウェアを含むことができる。いくつかの実施形態において、例えば、装置が装置300として具現化される場合、通信インターフェースは、送信機および受信機として具現化され得、または送信機および受信機を備えることができる。通信インターフェースを、計算デバイス間の通信に使用され得る任意のプロトコルを使用して、データを受信および/または送信するように構成することができる。この点に関して、通信インターフェースを、装置300と1つまたは複数の計算デバイスが通信することができる無線ネットワーク、有線ネットワーク、それらのいくつかの組み合わせなどを介してデータの送信のために使用され得る任意のプロトコルを使用してデータを受信および/または送信するように構成することができる。一例として、通信インターフェースを、サーバまたは他のコンテンツソースからネットワークを介してコンテンツ(例えば、ウェブページコンテンツ、ストリーミングメディアコンテンツ、および/または同類)を受信および/または他の方法でアクセスするように構成することができる。通信インターフェースは、さらに、バスを介するなどして、メモリ306および/または308、ユーザインターフェース312および/またはプロセッサ304と通信することができる。
ユーザインターフェース312を、プロセッサ304と通信し、ユーザ入力の指示を受信し、および/または聴覚的、視覚的、機械的、若しくは他の出力をユーザに提供するように構成することができる。このように、ユーザインターフェース312は、例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、マイク、スピーカー、および/または他の入力/出力機構を含むことができる。装置300が装置300として具現化される実施形態において、ユーザインターフェース312は、ディスプレイ314(図5に示す)などのユーザ入力インターフェース、およびキーパッド、マウスなどの他の構成要素として具現化され得、それらを備えることができる。ユーザインターフェース312は、バスを介するなどして、メモリ306および/または308、通信インターフェース、センサ、スピーカー、および/またはプロセッサ304と通信することができる。いくつかの例示的な実施形態において、ユーザインターフェース312を、単一の入力/出力機構から構成することができる。他の実施形態において、ユーザインターフェース312を、ディスプレイ314などのコンテンツディスプレイおよびタッチディスプレイから構成することができる。いくつかの実施形態において、ユーザインターフェース312を、コンテンツ指示部と、仮想キーボード、仮想ピアノ、またはユーザ入力用の指定キーを有するアプリケーションなどの専用のユーザ入力部とを有するタッチディスプレイユーザインターフェースから構成することができる。
プロセッサ304は、回路、ハードウェア、コンピュータ可読媒体(例えば、メモリ306および/または308)上に保存され、処理デバイス(例えば、プロセッサ304)により実行されるコンピュータ可読プログラム命令を含むコンピュータプログラム製品、またはそれらのいくつかの組み合わせなどの様々な手段として具体化され得、一部の実施形態において、プロセッサ304として具体化されているか、またはその他の方法により制御される。プロセッサ304は、さらに、バスを介してなど、メモリ306および/または308、またはユーザインターフェース312のうちの1つまたは複数と通信することができる。
プロセッサ304を、タッチディスプレイなどのユーザインターフェース312からユーザ入力を受信するように構成することができる。ユーザ入力または信号は、ユーザ入力を示す位置情報を担持することができる。この点に関して、位置は、タッチディスプレイユーザインターフェースの表面に対する相対的であることができ、二次元空間におけるユーザ入力の位置を含むことができる。例えば、位置は、位置が決定され得るような、2次元座標系(例えば、X軸およびY軸)に対する座標位置を含むことができる。したがって、プロセッサ304は、決定された位置または決定された位置の所定の近接範囲内(例えば、所定の許容範囲内)でタッチディスプレイユーザインターフェースに指示されるキー、または画像に対応する要素/命令/コマンドを決定することができる。プロセッサ304を、タッチの位置または他のユーザ入力に基づいてプロセッサ304によって決定された要素/命令/コマンドに対応するキーに関連する機能または動作を実行するようにさらに構成することができる。
以下に現れる特許請求の範囲、解釈、または適用を何ら制限することなく、本明細書に開示される例示的な実施形態の1つまたは複数の技術的効果は、改善されたユーザ端末またはネットワーク機器構成であることができる。このように、本明細書で説明または図示される方法、システム、アプローチ、デバイス、装置、またはコンピュータプログラムの任意の実施形態は、任意の方法がCNA200、装置300、または任意の他の適切なシステムまたはデバイスによって実施され、同様に本開示の範囲内で想定されるコンピュータプログラムコードに従って実施され得るように、任意の他の実施形態の構成要素、機能性、要素または手順のいずれかまたはすべてを含むものと理解される。
通信システム、たとえばシステム100のコンテキストでは、緊急サービスを、UE102などによって、PDUセッション要求メッセージをAMF108に送信することによって要求することができる。5Gネットワークでは、例えば、閉アクセスグループ(CAG)を確立または定義することができる。いくつかの実施形態において、CAGは、特定のグループに属する特定のUEのみが特定のセルを介してネットワークにアクセスすることを許可されることを規定することができる。しかし、1つの懸念は、ネットワークへのアクセスにおける制限は、緊急セッション、例えば緊急PDUセッションの確立を要求する、または確立したUEにはカウントされるべきではなく、むしろそのようなCAG制限は、ネットワークとの「通常」セッションを要求する、または確立したUEを許可しないためにのみ有効でなければならないことである。
従来のネットワーク構成および機能性によれば、例えば、最新の5Gプロトコルによれば、CAGを介して接続されているが、CAGリストから削除されたUEからの緊急セッション要求を識別するための解決策は、現在存在しない。別の言い方をすれば、UEがCAGを介してネットワークに正当にアクセスした後、CAG経由セッションがまだ進行している間に許可が取り消された場合に、どのセッションまたはセッション要求を許可せず、どのセッションを保持するかを決定するための解決策は、現在存在しない。その後、潜在的な緊急セッションを除き、すべてのセッションが解放される必要がある。典型的な従来のアプローチによれば、そのような例におけるセッションを処理するための唯一の選択肢は、すべてのセッションを許可しないか、または解放し、すべてのUEを登録解除することである。
いくつかの実施形態において、UEが、許可されていないCAGを介して、緊急セッションではないPDUセッションを確立したい場合に、このセッション確立要求は、AMFによって拒否することができ、または拒否すべきであり、UEは、非CAGセル経由で緊急セッションを確立しようとするのを停止するべきである。UE側では、モビリティ管理(MM)層とセッション管理(SM)層との間の相互作用を実行されることができるか、または実行されなければならない。
いくつかの実施形態において、UEがネットワークにCAGセルを介して正当に接続され、CAG情報が更新され、UEが進行中の緊急PDUセッションを有し、UEがCAGアクセス制御を通過しない場合(例えば、更新されたCAG情報に関して)、AMFは緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行できる、または実行するものとされる。CAG情報が更新されると、UEはUE側のすべての非緊急セッションをローカル解放する必要があり、このように、UE側にも変更がある。UEが新しい「CAG情報リスト」を受信し、UEのセッション要求が「通常」(非緊急)セッションであり、CAG情報が更新されるとCAGを介してネットワークへのアクセスが許可されない可能性がある場合、これまで、UEが状態5GMM-DEREGISTERED.PLMN-SEARCHに入ることができ、または入らなければならず、PLMN選択プロセスを適用でき、またはしなければならない、という処理であった。いくつかの実施形態において、この処理またはプロトコルは、UEが緊急PDUセッションを有するか否かを検討し、有する場合には、UEは、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行することができる、または実行しなければならないことによって拡張することができる。
いくつかの実施形態において、UEが許可されていないCAGを介して、非緊急PDUセッションを確立したい場合、この非緊急PDUセッション要求はAMFによって拒否されるべきであり、UEは試みを停止すべきである。いくつかの実施形態において、UEは、その後、UEの5Gモビリティ管理(5GMM)サブレイヤとUEの5Gセッション管理(5GSM)サブレイヤとの間の相互作用を開始して、更新されたCAG情報に従って再構成し、および/またはその状態を変更することができる。
いくつかの実施形態において、UEがCAGセルを介して正当に接続され、CAG情報が更新され、UEが進行中の緊急PDUセッションを有し、UEが更新されたCAG情報に基づいてCAGアクセス制御をもはや通過しない場合、AMFは、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行できるまたは実行するものとする。このような場合、UEも自身側のすべての非緊急セッションをローカルに解放すべきであるため、UE側にも変更がある。いくつかの実施形態において、UEが新しい「CAG情報リスト」を受信し、通常の非緊急PDUセッションに対するUE要求がCAGを介してネットワークにアクセスすることをもはや許可されていない場合、UEは5GMM-DEREGISTERED.PLMN-SEARCH状態に入ることができるか、または入らなければならず、PLMN選択プロセスを適用することができ、または適用しなければならない。いくつかの実施形態において、この処理は、UEが緊急PDUセッションを有するか否かの決定を追加することによって拡張することができ、有する場合には、UEは、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。
第4世代(4G)ネットワークなどのいくつかのネットワークにおいて、CSGは「ネットワークのみ」であり、UEは関与せず、そのため、CSG情報はUEに提供されない。そのため、従来のアプローチおよび規格では、UEがそのような場合にどのように反応するかは規定されていない。いくつかの実施形態において、例えば、4Gネットワークにおいて、UEがCSG情報を更新することを可能にするNASシグナリングは存在しない。
いくつかの実施形態において、例えば、5Gネットワークにおいて、更新されたCAG情報を受信すると、UEは、登録解除状態に入ることができ、または入らなければならない。いくつかの実施形態において、UEおよびネットワークは、非緊急PDUセッションをローカルに解放すべきである。別の言い方をすれば、UEおよびネットワークは両方とも、非緊急PDUセッションを解放する。特定の理論に拘束されることを望まないが、UEとネットワークとの間の非同期PDUセッション状態は、不必要なリソース消費につながる可能性がある。例えば、UEは、ネットワークによってすでにローカルに解放されているPDUセッションを要求することができ、ネットワークが拒否しなければならないUEセッション要求につながる可能性がある。したがって、同期化は、可能な場合はいつでも達成されるべきである。
いくつかの実施形態において、UEがCAGアクセス制御を通過しない場合でも、UEが緊急PDUセッションを有する場合、UEはCAGによりPLMNから登録解除されるべきではない。さらに、UEおよびネットワークは、UEがCAGアクセス制御を通過しない場合、非緊急PDUセッションをローカルに解放するべきである。いくつかの実施形態において、AMFがCAG情報を更新するとき、UEが緊急PDUセッションを有し、UEが更新されたCAG情報を有するCAGアクセス制御を通過しない場合、AMFは、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。CAG情報を受信したUEがネットワークから登録解除される必要がある場合はいくつかある。ただし、UEに緊急PDUセッションがある場合、登録解除は避ける必要があり、代わりにUEは非緊急PDUセッションを解放する必要がある。AMFは、緊急PDUセッションを有するUEからの要求を受け入れ、非緊急PDUセッションをローカルに解放する必要がある。PDUセッションの同期は、既存のPDUセッション状態IEを使用して実現できる。
いくつかの実施形態において、UE構成更新手順は、ネットワークによって開始することができる。いくつかの実施形態において、AMFは、UEに構成更新コマンドメッセージを送信することによって、汎用UE構成更新手順を開始することができるか、または開始しなければならない。いくつかの実施形態において、AMFは、構成更新コマンドメッセージにおいて、以下のいずれかのパラメータを含むことができ、または含まなければならない:a)5GグローバルユニークテンポラリID(5G-GUTI)、トラッキングエリア識別(TAI)リスト、マッピングされた(単複の)S-NSSAIを含むことができる許可されたネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)、ローカルエリアデータネットワーク(LADN)情報、サービスエリアリスト、モバイル指示接続のみ(MICO)指示、ネットワークIDおよびタイムゾーン(NITZ)情報、および、マッピングされたS-NSSAI、拒否されたNSSAI、ネットワークスライシング加入者変更指示、オペレータ定義のアクセスカテゴリ定義、ショートメッセージサービス(SMS)指示、サービスギャップ時間値、「CAG情報リスト」、UE無線能力ID、5GS登録結果またはUE無線能力ID削除指示、を含むことができる構成済みNSSAI、のパラメータのうちの1つまたは複数を含む、b)登録要求ビットが「登録要求(registration requested)」に設定された構成更新指示IEを含む、またはc)a)とb)の両方の組合せを含む。
いくつかの実施形態において、UEからの肯定応答が要求される場合、AMFは、構成更新コマンドメッセージにおける構成更新指示IEの肯定応答ビットに「肯定応答要求(acknowledgement requested)」を示すことができ、または示さなければならず、タイマーT3555を開始することができるか、または開始しなければならない。いくつかの実施形態において、NITZのみが含まれる場合を除き、すべてのパラメータに対して肯定応答が要求され得るか、または要求されなければならない。
いくつかの実施形態において、UEとネットワークとの間のパラメータ再設定を開始するために、AMFは、構成更新コマンドメッセージにおける構成更新指示IEの登録要求ビットに「登録要求」を示すことができ、または示さなければならない。いくつかの実施形態において、新たに許可されたNSSAI情報またはサポートされるS-NSSAIのAMF再構成がAMF再配置を必要とする場合、AMFは、構成更新指示IEの登録要求ビットに「登録要求」を示すことができ、または示さなければならず、構成更新コマンドメッセージに許可されたNSSAI IEを含むことができ、または含まなければならない。
いくつかの実施形態において、AMFが構成更新コマンドメッセージに新たに構成されたNSSAIを含み、新たに構成されたNSSAIが、例えば、3GPP TS 23.501に規定されるようにAMF再配置を必要とする場合、AMFは、メッセージにおける構成更新指示IEの登録要求ビットに「登録要求」を示すことができ、または示さなければならない。いくつかの実施形態において、AMFが構成更新指示IEの登録要求ビットにおいて「登録要求」を示す場合、肯定応答を要求することができ、または要求しなければならない。いくつかの実施形態において、許可されたNSSAIへの変さらによってのみ構成更新コマンドメッセージが開始され、これらの変さらによってUEが登録手順を開始する必要があるが、AMFが、例えば、3GPP TS 23.501などに規定されているように、UEに対して許可されたNSSAIを決定することができない場合、構成更新コマンドメッセージは、構成更新指示IEの登録要求ビットに「登録要求」を示すことができ、または示さなければならず、または、他のパラメータを含むことができず、または含んではならない。いくつかの実施形態において、S-NSSAIに対するネットワークスライス固有の認証および認可手順が、成功として完了した場合、AMFは、許可されたNSSAIにこのS-NSSAIを含めることができ、または含めなければならず、または失敗として完了した場合、AMFは、拒否されたS-NSSAIに、「S-NSSAIは、失敗したまたは取り消されたネットワークスライス固有の認証および認可により利用できない」という拒否原因とともに、このS-NSSAIを含めることができ、または含めなければならない。
いくつかの実施形態において、許可されたNSSAIおよび拒否されたNSSAIは、ネットワークスライス固有の認証および認可の対象となる手順の結果を反映するために、構成更新コマンドメッセージに含むことができ、または含まなければならない。いくつかの実施形態において、ネットワークスライス固有の認証および認可の対象となる複数のS-NSSAIがある場合、AMFが1つまたは複数の構成更新コマンドメッセージで手順の結果についてUEに通知するか否かは、実装固有である。
いくつかの実施形態において、AMFが、構成更新コマンドネットワークスライシング加入者変更指示を「ネットワークスライシング加入者変更」に設定して、ネットワークスライシング指示IEを含み、許可されたNSSAIへの変更がUEに登録手順の開始を要求しても、AMFがUEに対して許可されたNSSAIを決定することができない場合、例えば、3GPP TS 23.501に規定されているように、構成更新コマンドメッセージは、構成更新指示IEの登録要求ビットにおいて「登録要求」を追加で示すことができ、または追加で示さなければならず、許可されたNSSAIを含めることができず、または含めてはならない。
AMFがLADN情報を更新する必要がある場合、AMFは、構成更新コマンドメッセージのLADN情報IEにLADN情報を含めることができ、または含まなければならない。AMFが「CAG情報リスト」を更新する必要がある場合、AMFは、構成更新コマンドメッセージに「CAG情報リスト」IEを含めることができ、またはそうしなければならない。UEが緊急PDUセッションを有し、UEが更新されたCAG情報を有するCAGアクセス制御を通過しない場合(例えば、(1)UEがCAGセル内にあり、CAGセルによってサポートされるCAG-IDのいずれも、更新された「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」に含まれていない/含まれない場合、または(2)UEが非CAGセル内にあり、更新された「CAG情報リスト」における現在のPLMNのエントリが「UEはCAGセルを介してのみ5GSへのアクセスが許可されているという指示」を含む場合)、AMFは、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解除を実行でき、またはそうしなければならない。
確立された5GMMコンテキストの間、ネットワークは、なし、1つ、または複数の構成更新コマンドメッセージをUEに送信することができる。複数の構成更新コマンドメッセージが送信される場合、メッセージの内容が同じである必要はない。
いくつかの実施形態において、UE構成更新がUEによって受け入れられ得る。いくつかの実施形態において、構成更新コマンドメッセージを受信すると、UEは、実行中の場合にはタイマーT3346を停止することができ、またはそうしなければならず、UE内に保存されている適切な情報を更新するために、その内容を使用することができ、または使用しなければならない。いくつかの実施形態において、構成更新コマンドメッセージの構成更新指示IEの肯定応答ビットに「肯定応答要求」が示されている場合、UEは、構成更新完了メッセージを送信することができ、またはそうしなければならない。いくつかの実施形態において、UEが構成更新コマンドメッセージにおいて新しい5G-GUTIを受信した場合、UEは、新しい5G-GUTIを有効、古い5G-GUTIを無効とみなし、タイマーT3519が実行中の場合は停止し、保存されたSUCIを削除することができ、または削除しなければならない、さもなければ、UEは古い5G-GUTIを有効とみなすことができ、またはそうしなければならない。構成更新コマンドメッセージが非3GPPアクセス上で送信され、UEが同じPLMN内の3GPPアクセスと非3GPPアクセスの両方で5GMM-REGISTEREDにある場合、UEは3GPPアクセスの下位層に5G-GUTIを提供でき、またはそうしなければならない。
UEが構成更新コマンドメッセージにおいて新しいTAIリストを受信した場合、UEは、新しいTAIリストを有効、古いTAIリストを無効とみなすことができ、またはみなさなければならず、そうでなければ、UEは、古いTAIリストを有効とみなすことができ、またはみなさなければならない。UEが構成更新コマンドメッセージにおいて新しいサービスエリアリストを受信した場合、UEは、新しいサービスエリアリストを有効、古いサービスエリアリストを無効とみなすことができ、さもなければ、古いサービスエリアリスト(もしあれば)を有効とみなすことができ、またみなさなければならない。UEは、構成更新コマンドメッセージにおいて新しいNITZ情報を受信した場合、新しいNITZ情報を有効、古いNITZ情報を無効とみなし、さもなければ、古いNITZ情報を有効とみなすことができ、またはみなさなければならない。
UEが、構成更新コマンドメッセージにおいてLADN情報IEを受信した場合、UEは、古いLADN情報を無効、新しいLADN情報があれば有効とみなすことができ、またはみなさなければならず、そうでなければ、古いLADN情報を有効とみなすことができ、またはみなさなければならない。UEは、構成更新コマンドメッセージにおいて、関連するアクセスタイプに対する新しい許可されたNSSAIを受信した場合、関連するアクセスタイプに対して新しい許可されたNSSAIを有効であるとみなし、関連するアクセスタイプに対する許可されたNSSAIを保存し、関連するアクセスタイプに対する古い許可されたNSSAIを無効であるとみなすことができ、またはみなさなければならず、さもなければ、UEは、関連するアクセスタイプに対する古い許可されたNSSAIを有効とみなすことができ、またはみなさなければならない。UEが構成更新コマンドメッセージにおいて新しい設定されたNSSAIを受信した場合、UEは、登録されたPLMNに対し新しい設定されたNSSAIを有効、登録されたPLMNに対し古い設定されたNSSAIを無効とみなすことができ、またはみなさなければならず、さもなければ、UEは、登録されたPLMNに対して古い設定されたNSSAIを有効とみなすことができるか、またはみなさなければならず、新しい設定されたNSSAIを保存することができ、または保存しなければならない。
UEが、構成更新コマンドメッセージにおいて、ネットワークスライシング加入者変更指示が「ネットワークスライシング加入者変更」に設定されたネットワークスライシング指示IEを受信した場合、UEは、現在のPLMNを除いて各PLMNのネットワークスライシング情報を削除することができ、または削除しなければならない。UEが構成更新コマンドメッセージにおいてオペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEを受信し、そのオペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEに1または複数のオペレータ定義アクセスカテゴリ定義を含まれている場合、UEは登録された公衆陸上モバイル通信網(RPLMN)に対して保存されたオペレータ定義アクセスカテゴリ定義を削除することができ、または削除しなければならず、また、RPLMNに対して受信したオペレータ定義アクセスカテゴリ定義を保存することができ、または保存しなければならない。UEが構成更新コマンドメッセージにおいてオペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEを受信し、オペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEにオペレータ定義アクセスカテゴリ定義が含まれていない場合、UEは、RPLMNに対して保存されたオペレータ定義アクセスカテゴリ定義をすべて削除することができ、またはすべて削除しなければならない。構成更新コマンドメッセージにおいてオペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEが含まれていない場合、UEは、RPLMNに対して保存されたオペレータ定義のアクセスカテゴリ定義を削除することができず、また削除してはならない。
UEが、構成更新コマンドメッセージにおいて、SMS利用可能指示が以下に設定されたSMS指示IEを受信した場合、
a)「NAS経由SMS(SMS over NAS)は利用不可」の場合、UEは、NAS経由SMS搬送がネットワークによって許可されていないとみなすことができ、またはみなさなければならず、または(b)「NAS経由SMSは利用可能」の場合、UEは、汎用UE構成更新手順の完了後、モバイルおよび定期登録更新のための登録手順を実行することにより、NAS経由SMS搬送の使用を要求することができる。
UEは、構成更新コマンドメッセージにおいてCAG情報リストIEを受信した場合、保存された任意の「CAG情報リスト」を削除することができ、または削除しなければならず、CAG情報リストIEを介して受信した「CAG情報リスト」を保存することができる、または保存しなければならない。受信した「CAG情報リスト」に、現在のPLMNのIDを含むエントリが含まれている場合、UEは以下のように動作することができ、または動作しなければならない。
A)UEがCAGセルを介して構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNのエントリまたは「許可されたCAGリスト」が、現在のCAGセルによってサポートされている(単複の)CAG-IDを含まなくてよいか、含まない場合、または、
i)受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNのエントリが「UEがCAGセルを介して5GSにアクセスすることのみを許可されているという指示」を含まない場合、UEは5GM-REGISTERED.LIMITED-SERVICE状態に入り、例えば、3GPP TS 38.304に従って更新した「CAG情報リスト」で適切なセルを検索することができ、または検索しなければならず、または、
ii)受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNのエントリが「UEがCAGセルを介して5GSにアクセスすることのみを許可されている指示」を含んでおり、および、
iii)受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」が1つまたは複数のCAG-IDを含む場合、UEは5GM-REGISTERED.LIMITED-SERVICE状態に入り、例えば、3GPP TS 38.304に従って、更新した「CAG情報リスト」で適切なセルを検索することができ、または検索しなければならず、または、
iv)受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNのエントリまたは「許可されたCAGリスト」が、いかなるCAG-IDも含まない場合、および、
a)UEが緊急PDUセッションを有さない場合、UEは5GMM-DEREGISTERED.PLMN-SEARCH状態に入り、例えば、3GPP TS 23.122で定義されているPLMN選択プロセスを、更新した「CAG 情報リスト」で適用することができ、または適用しなければならず、または、
b)UEが緊急PDUセッションを有する場合、UEは、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならず、または、
B)UEが非CAGセルを介して構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNのエントリが「UEがCAGセルを介して5GSにアクセスすることのみを許可されているという指示」を含む場合、および、
i)受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」が1つまたは複数のCAG-IDを含む場合、UEは5GM-REGISTERED.LIMITED-SERVICE状態に入り、例えば、3GPP TS 38.304に従って、更新した「CAG情報リスト」で適切なセルを検索することができ、または検索しなければならず、または、
ii)受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNのエントリまたは「許可されたCAGリスト」がいかなるCAG-IDも含んでいない場合、および、
iii)UEが緊急PDUセッションを有さない場合、UEは5GMM-DEREGISTERED.PLMN-SEARCH状態に入り、例えば、3GPP TS 23.122で定義されているPLMN選択プロセスを、更新した「CAG情報リスト」で適用することができ、または適用しなければならず、または、
iv)UEが緊急PDUセッションを有する場合、UEは、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。
構成更新コマンドメッセージが、構成更新指示IEの登録要求ビットにおいて「登録要求」を示し、
a)他のパラメータを含まないか、または次のパラメータ、新しい許可されたNSSAI、新しい設定されたNSSAIまたはネットワークスライシング加入者変更指示、のうち少なくとも1つを含む場合、および
1)緊急PDUセッションが存在する場合、UEは、汎用UE構成更新手順の完了および緊急PDUセッションの解放後、既存のN1 NAS信号接続を解放し、モビリティおよび定期登録更新のための登録手順を開始することができる、または開始しなければならない、または、
2)緊急PDUセッションが存在しない場合、UEは、汎用UE構成更新手順の完了および既存のN1 NAS信号接続の解放後、モビリティおよび定期登録更新のための登録手順を開始することができる、または開始しなければならない、または、
b)新しい許可されたNSSAIまたは新しい設定されたNSSAIなしにMICO指示が含まれている場合、UEは、汎用UE構成更新手順の完了後、ネットワークとMICOモードを再設定するために、モビリティおよび登録更新のための登録手順を開始することができる、または開始しなければならない。
いくつかの実施形態において、構成更新コマンドメッセージにおいて拒否されたNSSAIを受信したUEは、拒否されたNSSAIにおける拒否原因に基づいて、以下の動作を取る。
「現在のPLMN[公衆陸上移動体ネットワーク]またはSNPN[スタンドアロン非公衆ネットワーク]においてS-NSSAIは利用不可」:UEは、拒否された(単複の)S-NSSAIを、現在のPLMNに対する拒否されたNSSAIに追加することができ、または追加しなければならず、UEの電源を切るか、USIMを含むUICCが取り外されるか、または現在のSNPN IDを有する「加入者データリスト」のエントリが更新されるまで、現在のPLMNにおいてこのS-NSSAIの使用を試みることができず、または試みてはならない。
「現在の登録エリアにおいてS-NSSAIは利用不可」:UEは、拒否された(単複の)S-NSSAIを、現在の登録エリアの拒否されたNSSAIに追加することができ、または追加しなければならず、UEの電源を切るか、UEが現在の登録エリアから移動するか、汎用加入者IDモジュール(USIM)を含む汎用集積回路カード(UICC)が取り外されるか、または現在のSNPNのIDを有する「加入者データリスト」のエントリが更新されるまで、現在の登録エリアにおいてこのS-NSSAIの使用を試みることができず、または試みてはならない。
UEが、構成更新コマンドメッセージにおいて、T3447値IEを受信し、登録要求において「サービスギャップ制御サポート」を示している場合、UEは、保存されているT3447値をT3447値IEの受信値で置換でき、または置換しなければならず、ゼロでも非アクティブでもない場合、受信したT3447値を、タイマーT3447が次回起動したときに使用でき、または使用しなければならない。受信したT3447値がゼロまたは非アクティブである場合、UEは、実行中のタイマーT3447を停止することができ、または停止しなければならない。
UEがNB-N1モードでない場合、UEは、登録要求メッセージの5GMM能力IEにおいて無線アプリケーションクラウドサーバ(RACS)ビットを「RACSサポート」に設定し、構成更新コマンドメッセージは以下を含む:
a)UE無線能力ID削除指示IEに「ネットワーク割り当てUE無線能力IDs要求」が設定されている場合、UEはUEに保存されているRPLMNまたはRSNPNに関連するネットワーク割り当てUE無線能力IDを削除でき、または削除しなければならず、その後UEはモビリティおよび定期登録更新の登録手順を開始することができ、または開始しなければならない。UEが現在のUE無線構成に適用可能な製造者割り当てのUE無線能力IDを有する場合、UEは、登録要求メッセージのUE無線能力ID IEに製造者割り当てのUE無線能力IDを含めることができ、または含まなければならず、および
b)UE無線能力ID IE、UEは、UE無線能力IDを保存することができ、または保存しなければならない。
UEが現在、緊急サービスに登録されておらず、構成更新コマンドメッセージにおける5GS登録結果IEが「緊急サービス登録済み」に設定されている場合、UEは、自身が緊急サービスに登録されていると考みなすことができ、またはみなさなければならない。
いくつかの実施形態において、UEが緊急PDUセッションを有する場合、AMFは、UEがCAGアクセス制御を通過しない場合でも、登録要求メッセージを受け入れることができ、または受け入れなければならない。CAGアクセス制御を通過しないUEが緊急PDUセッションを有する場合、AMFは、3GPPアクセスに関連するすべての非緊急PDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならず、SMFにそれらすべての非緊急PDUセッションのローカル解放を実行するよう要求することができ、または要求しなければならない。登録更新要求がネットワークによって受け入れられた場合、AMFは、UEに登録受諾(REGISTRATION ACCEPT)メッセージを送信することができ、また送信しなければならない。AMFでタイマーT3513が実行中の場合、アクセスタイプが非3GPPを示すページング要求が送信され、登録要求メッセージに許可されたPDUセッション状態IEが含まれていれば、AMFはタイマーT3513を停止することができ、または停止しなければならない。AMFでタイマーT3565が実行中の場合、AMFは、登録要求メッセージを受信すると、タイマーT3565を停止することができ、または停止しなければならない。
5GMM能力、S1 UEネットワーク能力、およびUEセキュリティ能力の各情報要素について、AMFは、UEから受信したすべてのオクテットを、それぞれの情報要素に対して定義された最大長まで登録要求メッセージにおいて保存することができ、または保存しなければならない。いくつかの実施形態において、この情報を、AMF間ハンドオーバー中に新しいAMFに転送するか、またはS1モードへのシステム間ハンドオーバー中に新しいモビリティ管理エンティティ(MME)に転送することができる。
5G-GUTIの再割り当ては、モビリティ登録更新のための登録手順の一部とすることができ、またはそうしなければならない。5G-GUTIの再割り当ては、定期登録更新のための登録手順の一部であるべきである。モビリティ登録更新の登録手順の間、AMFが汎用UE構成更新手順によって新しい5G-GUTIを割り当てていない場合、AMFは、登録受諾メッセージに新しく割り当てられた5G-GUTIを含めることができ、または含めなければならない。5G-GUTIまたはSOR透過コンテナIEが登録受諾メッセージに含まれる場合、AMFはタイマーT3550を開始し、5GMM共通手順開始(5GMM-COMMON-PROCEDURE-INITIATED)状態に入ることができ、また入らなければならない。
オペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEまたは拡張緊急番号リストIEが登録受諾メッセージに含まれている場合、AMFは、タイマーT3550を開始し、5GMM共通手順開始状態を開始することができ、または開始しなければならない。UEがNB-N1モードではなく、登録要求メッセージの5GMM能力IEにおいてRACSビットを「RACSサポート」に設定した場合、AMFは、UE無線能力ID IEまたはUE無線能力ID削除指示IEを、登録受諾メッセージに含むことができる。この場合、AMFはタイマーT3550を開始し、5GMM共通手順開始状態に入ることができ、または入らなければならない。
AMFは、UEのための新しいTAIリストを登録受諾メッセージに含めることができる。新しいTAIリストは、NB-N1モードのトラッキングエリアおよびNB-N1モードでないトラッキングエリアの両方を含むことができず、または含んではならない。UEは、登録受諾メッセージを受信すると、古いTAIリストを削除することができ、または削除しなければならず、および受信したTAIリストを保存することができ、または保存しなければならない。受信したTAIリストがない場合、UEは、古いTAIリストを有効であるとみなすことができ、またはみなさなければならない。いくつかの実施形態において、TAIリストを割り当てるとき、AMFは、eNodeBの、セルラーインターネット・オブ・シングス(CIoT)5GS最適化のサポート能力を考慮することができる。
AMFはまた、同等のPLMNリストを登録受諾メッセージに含めることができる。リスト内の各エントリには、PLMNコード(たとえば、モバイル国コード[MCC]+モバイルネットワークコード[MNC])が含まれる。UEは、ネットワークから提供されたリストを保存することができ、または保存しなければならず、緊急PDUセッションが確立されていない場合、UEは、「禁止された(forbidden)PLMN」リストにすでに含まれているPLMNコードをリストから削除することができ、または削除しなければならない。UEが緊急サービスに登録されておらず、緊急PDUセッションが確立されている場合、UEは緊急PDUセッションが解放されると、「禁止されたPLMNリスト」に存在するPLMNコードを同等のPLMNリストから削除することができ、また削除しなければならない。さらに、UEはリストを送信した登録されたPLMNのPLMNコードを保存されたリストに追加することができ、また追加しなければならない。UEは、登録受諾メッセージを受信するたびに、保存されたリストを置き換えることができ、または置き換えなければならない。登録受諾メッセージがリストを含まれていない場合、UEは、保存されたリストを削除することができ、または削除しなければならない。いくつかの実施形態において、UEが緊急サービスのために登録されていない場合、および登録されたPLMNのPLMN IDが「禁止されたPLMN」のリストのメンバーである場合、そのようなPLMN IDは、対応する(単複の)リストから削除することができ、または削除しなければならない。
AMF は、登録受諾メッセージのサービスエリアリストIEに新しいサービスエリア制限を含めることができる。UEは、本明細書の他の箇所で説明されているような、新しいサービスエリア制限を含む登録受諾メッセージを受信し、それに基づいて動作することができる。サービスエリアリストIEが登録受諾メッセージに含まれていない場合、登録されたPLMNおよび登録されたエリア内の(単複の)同等のPLMNにおける任意のトラッキングエリアは、許可されたトラッキングエリアとみなされる。
いくつかの実施形態において、AMFは、MICO指示IEが登録要求メッセージに含まれていた場合、AMFがMICOモードの使用をサポートし、受け入れる場合にのみ、登録受諾メッセージにMICO指示IEを含めることができ、または含めなければならない。AMFがMICOモードの使用をサポートし受け入れる場合、AMFは登録受諾メッセージのMICO指示IEで「すべてのPLMN登録エリア割り当て(all PLMN registration area allocated)」を示すことができる。MICO指示IEで「すべてのPLMN登録エリア割り当て」が示された場合、AMFはTAIリストを割り当てて登録受諾メッセージに含めることができ、または含んではならない。登録受諾メッセージに「すべてのPLMN登録エリア割り当て」を示すMICO指示IEが含まれている場合、UEは現在のPLMN内のすべてのTAIを登録エリアとして扱い、その古いTAIリストを削除することができ、または削除しなければならない。登録要求メッセージのMICO指示IEで「厳密な定期登録タイマーサポート(strictly periodic registration timer supported)」が示された場合、AMFはMICO指示IEで「厳密な定期登録タイマーサポート」を示し、登録受諾メッセージにT3512値IEを含むことができる。T3512 IEで受信したタイマー値が、すでに保存されているタイマーT3512の値と異なり、タイマーT3512が動作中の場合、UEはT3512値IEで受信した新しい値でT3512を再開することができ、または再開しなければならない。
いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージでアクティブ時間値を要求し、AMFがMICOモードの使用およびアクティブ時間の使用を受け入れる場合、AMFは、登録受諾メッセージのT3324 IEにアクティブ時間値を含めることができ、または含まなければならない。いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージにMICO指示IEを含まない場合、AMFは、MICOモードがすでに有効であった場合、それを無効にすることができ、または無効にしなければならない。いくつかの実施形態において、AMFは、登録要求メッセージが3GPPアクセス上で送信された場合にのみ、登録受諾メッセージにT3512値IEを含めることができる。いくつかの実施形態において、AMFは、登録要求メッセージが非3GPPアクセスのために送信された場合にのみ、非3GPP登録解除タイマー値IEを登録受諾メッセージに含めることができる。
UEが5GS更新タイプIEにおいて「制御プレーンCIoT 5GS最適化」を要求し、5GMM能力IEにおける制御プレーンCIoT 5GS最適化のサポートを示し、AMFが要求されたCIoT 5GS最適化および登録要求を受け入れることを決定した場合、AMFは、登録受諾メッセージの5GSネットワーク機能サポートIEにおいて「制御プレーンCIoT 5GS最適化サポート」を示すことができ、また示さなければならない。いくつかの実施形態において、UEが制御プレーンCIoT 5GS最適化のサポートを示し、AMFが制御プレーンを介したユーザデータの転送のための輻輳制御をアクティブにすることを決定した場合、AMFは、登録受諾メッセージにT3448値IEを含めることができ、または含めなければならない。
5GMM-IDLEモードにおけるS1モードからN1モードへのシステム間変さらについて、UEが登録要求メッセージに現在の5G NASセキュリティコンテキストを示すngKSIを含んでおり、それによって登録要求メッセージが完全性保護されている場合、AMFは以下のいずれかの動作を行うことができ、または行わなければならない
a)AMFが、UEによって送信されたngKSIおよび5G-GUTIによって示される現在の5G NASセキュリティコンテキストを取得する場合、AMFは、現在の5G NASセキュリティコンテキストを使用して登録要求メッセージを整合性チェックすることができ、または整合性チェックしなければならず、および現在の5G NASセキュリティコンテキストを使用して登録受諾メッセージを整合性保護することができ、または整合性保護しなければならず、
b)AMFが、UEによって送信されたngKSIおよび5G-GUTIによって示される現在の5G NASセキュリティコンテキストを取得できない場合、AMFは、登録要求メッセージを整合性チェックに失敗したものとして扱うことができ、または扱わなければならず、例えば、3GPP TS24.501または3GPP TS29.502による措置を取ることができ、または取らなければならず、
c)UEが追加GUTI IEを含んでいない場合、AMFは登録要求メッセージを前項と同様に、すなわち、現在の5G NASセキュリティコンテキストを取得できないかのように扱うことができる。
いくつかの実施形態において、現在の5G NASセキュリティコンテキストを取得できない場合、または追加GUTI IEが提供されなかった場合に、上述した処理手順は、AMFが一次認証および鍵合意手順を実行し、新しいネイティブ5G NASセキュリティコンテキストを作成するための選択肢を排除するものではない。いくつかの実施形態において、5GMM-CONNECTEDモードにおけるS1モードからN1モードへのシステム間変さらに対するAMFでの完全性チェックは、FFSであることができる。
登録受諾メッセージを受信すると、UEは、登録試行カウンタおよびサービス要求試行カウンタをリセットし、5GMM-REGISTERED状態に入り、5GS更新状態を5U1 UPDATEDに設定でき、または設定しなければならない。いくつかの実施形態において、UEがPLMNから登録受諾メッセージを受信した場合、UEは、メッセージが受信された特定のアクセスタイプについて、そのPLMNに対するPLMN固有の試行カウンタをリセットすることができ、またはリセットしなければならない。UEは、メッセージが受信された特定のアクセスタイプについて、そのPLMNに対するPLMN固有のN1モード試行カウンタもリセットすることができ、またはリセットしなければならない。メッセージが3GPPアクセスを介して受信された場合、UEは「GPRSサービスで無効とみなされるSIM/USIM(SIM/USIM considered invalid for GPRS services」イベントのカウンタ、および「非GPRSサービスで無効とみなされるSIM/USIM(SIM/USIM considered invalid for non-GPRS services)」イベントのカウンタを(ある場合)リセットすることができ、またはリセットしなければならない。メッセージが非3GPPアクセスを介して受信された場合、UEは、「非3GPP経由の5GSサービスで無効とみなされるSIM/USIM(SIM/USIM considered invalid for 5GS services over non-3GPP)」イベントのカウンタをリセットすることができ、またはリセットしなければならない。
UEがSNPNから登録受諾メッセージを受信した場合、UEは、メッセージが受信された特定のアクセスタイプについて、現在のSNPNに対するSNPN固有の試行カウンタをリセットすることができ、またはリセットしなければならない。メッセージが3GPPアクセスを介して受信された場合、UE は「3GPPアクセスに対して無効とみなされる現在のSNPNのエントリ(the entry for the current SNPN considered invalid for 3GPP access)」イベントのカウンタをリセットすることができ、またはリセットしなければならない。メッセージが非3GPPアクセスを介して受信された場合、UEは「非3GPPアクセスに対して無効とみなされる現在のSNPNに対するエントリ」イベントのカウンタをリセットすることができ、またはリセットしなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージがT3512値IEを含んでいた場合、UEは、T3512値IE内の値を定期登録更新タイマー(例えば、T3512タイマー)として使用することができ、または使用しなければならない。)T3512値IEが含まれていない場合、UEは、例えば、以前の登録受諾メッセージから、現在保存されている値を使用することができ、または使用しなければならない。いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージがT3324値IEを含む場合、UEは、T3324値IEの値をアクティブ時間タイマー(例えば、T3324タイマー)として使用することができ、または使用しなければならない。登録受諾メッセージがT3324値IEを含まない場合、UEは、ネットワークから新しい値を受信するまで、タイマーT3324を開始することができず、または開始してはならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが非3GPP登録解除タイマー値IEを含んでいた場合、UEは、非3GPP登録解除タイマー値IEの値を非3GPP登録解除タイマーとして使用することができ、または使用しなければならない。いくつかの実施形態において、非3GPP登録解除タイマー値IEが含まれていない場合、UEは、例えば、以前の登録受諾メッセージから現在保存されている値を使用することができ、または使用しなければならない。いくつかの実施形態において、非3GPP登録解除タイマー値IEが含まれておらず、UEに非3GPP登録解除タイマー値が保存されていない場合、UEは、非3GPP登録解除タイマーの既定値を使用することができ、または使用しなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが5G-GUTIを含む場合、UEは、受信した5G-GUTIに肯定応答するために、AMFに登録完了メッセージを返すことができ、または返さなければならず、タイマーT3519が実行中の場合は停止し、保存された任意のSUCIを削除することができ、または削除しなければならない。いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが非3GPPアクセスを介して送信され、UEが同じPLMN内の3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスの両方で5GMM-REGISTEREDにある場合、UEは3GPPアクセスの下位層に5G-GUTIを提供することができ、または提供しなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが、ネットワークスライシング加入者変更指示が「ネットワークスライシング加入者変更」に設定されたネットワークスライシング指示IEを含む場合、または現在のPLMNに対する新しく構成されたNSSAIおよびオプションとして現在のPLMNに対する構成されたNSSAIにマッピングされた(単複の)S-NSSAIを有する構成されたNSSAI IEを含む場合、UEは、ネットワークスライス情報の更新が成功したことを確認するために、AMFに登録完了メッセージを返すことができ、または返さなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが、オペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEまたは拡張緊急番号リストIEまたはその両方を含む場合、UEは、オペレータ定義アクセスカテゴリ定義または拡張ローカル緊急番号リストまたはその両方の受信を確認するために、AMFに登録完了メッセージを返すことができ、または返さなければならない。いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージがUE無線能力ID IEまたはUE無線能力ID削除指示IEを含む場合、UEは、UE無線能力ID IEまたはUE無線能力ID削除指示IEの受信を確認するために、AMFに登録完了メッセージを返すことができ、または返さなければならない。
いくつかの実施形態において、受信した登録受諾メッセージにT3448値IEが存在し、その値がこのタイマーがゼロでも非アクティブでもないことを示している場合、UEは、a)タイマーT3448が実行中の場合停止することができ、または停止しなければならず、b)T3448値IEに提供された値でタイマーT3448を開始することができ、または開始しなければならない。いくつかの実施形態において、UEが制御プレーンCIoT 5GS最適化を伴う5GSサービスを使用している場合、T3448値IEが登録受諾メッセージに存在し、その値がこのタイマーがゼロまたは非アクティブであることを示していている場合、UEは、T3448値IEを無視して、T3448値IEが存在しないかのように進むことができ、または進まなければならない。
いくつかの実施形態において、5GMM-IDLEモードのUEがモビリティおよび定期登録更新のための登録手順を開始し、登録受諾メッセージがT3448値IEを含まず、タイマーT3448が実行中の場合、UEは、タイマーT3448を停止することができ、または停止しなければならない。いくつかの実施形態において、登録完了メッセージを受信すると、AMFは、タイマーT3550を停止し、5GMM-REGISTERED状態に変更することができ、または変更しなければならない。いくつかの実施形態において、5G-GUTIは、登録受諾メッセージで送信された場合、有効とみなすことができ、またはみなさなければならず、UE無線能力IDは、登録受諾メッセージで送信された場合、有効とみなすことができ、またはみなさなければならない。
いくつかの実施形態において、5GS更新タイプIEが、SMS要求ビットを「NAS経由SMSサポート」に設定した登録要求メッセージに含まれていた場合、および
a)SMSFアドレスが、UE5GMMコンテキストに保存され、および、
1)UEが、NAS経由SMSで利用可能であるとみなされ、または、
2)UEが、NAS経由SMSに対して利用可能ではないとみなされ、SMSFがSMSサービスのアクティブ化が成功したことを確認し、または、
b)UEが、NAS経由SMSに対して利用可能ではないとみなされ、SMSFがNAS経由SMSに対して利用可能であることを確認し、
その後、AMFは、登録受諾メッセージにおいて5GS登録結果IEのSMS許可ビットを設定することができ、また設定しなければならない。UE 5GMMコンテキストにSMSFアドレスが含まれていない場合、またはUEがNAS経由SMSに利用可能でないとみなされる場合、AMFは以下を行うことができ、または行わなければならない。
a)まだ保存されていない場合、SMSF アドレスをUE 5GMMコンテキストに保存する。
b)5GS登録結果IEのSMS許可ビットの値をUE 5GMMコンテキストに保存し、およびUEがNAS経由SMSで利用可能であるとみなす。
いくつかの実施形態において、AMFにおけるSMSF選択またはSMSFを介したSMSアクティブ化が成功しない場合、またはAMFがNAS経由SMSの使用を許可しない場合、AMFは、登録受諾メッセージにおいて5GS登録結果IEのSMS許可ビットを「NAS経由SMSは許可されていない」に設定することができ、または設定しなければならない。
いくつかの実施形態において、5GS更新タイプIEが、SMS要求ビットを「NAS経由SMSはサポートされていない(SMS over NAS not supported)」に設定して登録要求メッセージに含まれていた場合、または5GS更新タイプIEが登録要求メッセージに含まれていなかった場合、AMFは以下を行うことができ、または行わなければならない。
a)UEがNAS経由SMSで利用できないことを示すために、5GMMコンテキストをマークし、および、
b)登録受諾メッセージにおいて、5GS登録結果IEのSMS許可ビットを「NAS経由SMSは許可されていない」に設定する。
いくつかの実施形態において、AMFは、ローカル構成に基づいて、UEがNAS経由SMSから登録解除されていることをSMSFに通知することができる。いくつかの実施形態において、UEが登録受諾メッセージを受信すると、UEが同じPLMNへの別のアクセス上でも登録されている場合、UEは、5GS登録結果IEのSMS許可ビットが示す値を、UEが登録されている両方のアクセスに適用可能であるとみなす。いくつかの実施形態において、5GS更新タイプIEが、NG-RAN-RCUビットを「NG-RAN無線能力更新が必要(NG-RAN radio capability update needed)」に設定して登録要求メッセージに含まれていた場合、AMFは、NG-RANのために保存されているUE無線能力情報を削除することができ、または削除しなければならない。
いくつかの実施形態において、AMFは、5GS登録結果IEを登録受諾メッセージに含めることができ、または含めるものとする。5GS登録結果IEの値が以下を示す場合、
a)「3GPPアクセス」である場合、UEは、
3GPPアクセスのみに登録されているとみなすことができ、またみなさなければならず、
非3GPPアクセスで、5GMM-REGISTERED状態にあり、3GPPアクセスと同じPLMN上にある場合、5GMM-DEREGISTERED.ATTEMPTING-REGISTRATION状態に入ることができ、入らなければならず、以下の非3GPPアクセスで5GS更新状態を5U2は更新されない(5U2 NOT UPDATED)に設定することができ、または設定しなければならない。
b)「非3GPPアクセス」である場合、UEは、
非3GPPアクセスにのみ登録されているとみなすことができ、またはみなさなければならない、および、
3GPPアクセス上で5GMM-REGISTERED状態にあり、非3GPPアクセスと同じPLMN上にある場合、3GPPアクセス上で5GMM-DEREGISTERED.ATTEMPTING-REGISTRATION 状態になり、3GPPアクセス上で5GS更新状態を5U2は更新されないに設定することができ、または設定しなければならない、または、
c)「3GPPアクセスおよび非3GPPアクセス」の場合、UEは、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスの両方に登録されているとみなすことができる、またはみなさなければならない。
いくつかの実施形態において、UEが現在緊急サービスに登録されておらず、登録受諾メッセージの5GS登録結果IE値が「緊急サービスに登録済み(Registered for emergency services)」に設定されている場合、UEは、自身が緊急サービスに登録されているとみなすことができ、またはみなさなければならず、緊急サービスに関連しない(単複の)ローカルPDUセッションがある場合はそれを解放することができ、または解放しなければならない。
いくつかの実施形態において、AMFは、現在のPLMNのための許可されたNSSAIを含むことができ、または含まなければならず、要求されたNSSAIに含まれる許可されたNSSAIに対するマッピングされた(単複の)S-NSSAI(すなわちUEが登録要求メッセージに要求されたNSSAIを含み、AMFが要求されたNSSAI IEまたは要求されたマッピングされたNSSAI IEに含まれる現在のPLMNに対する1つまたは複数のS-NSSAIを許可する場合、利用可能であれば登録受諾メッセージにUEからの要求されたNSSAI IEまたは要求されたマッピングされたNSSAI IE)を含めることができ、または含まなければならない。いくつかの実施形態において、5GSへのインターワーキングがサポートされているアクティブなPDN接続のそれぞれに関連するS-NSSAIは、UEが登録要求メッセージにEMM登録状態を「UEはEMM-REGISTERED状態にある(UE is in EMM-REGISTERED state)」に設定したUE状態IEを含み、AMFがN26インターフェースをサポートする場合、許可されたNSSAIに含まれることができ、または含まれなければならない。
いくつかの実施形態において、AMFは、登録受諾メッセージに拒否されたNSSAIを含めることもできる。拒否されたNSSAIは、要求されたNSSAIに含まれていたが、拒否の原因に関連するネットワークによって拒否された(単複の)S-NSSAIが含まれている。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスライス固有の認証および認可のサポートを示した場合、および、
a)要求されたNSSAI IEが、以下のS-NSSAIのみを含む場合、
1)ネットワークスライス固有の認証および認可の対象となる、および、
2)ネットワークスライス固有の認証および認可手順が開始されていない、
AMFは、登録受諾メッセージに以下を含むことができ、または含まなければならない。
1)ネットワークスライス固有の認証および認可手順がネットワークによって実行されるか否かを示すために設定された、5GS登録結果IEセットの「NSSAAは実行される(NSSAA to be performed)」指示、
2)ネットワークスライス固有の認証および認可が実行される1つまたは複数のS-NSSAIを含む保留中のNSSAI、および、
3)サービスエリアリストIEの「非許可トラッキングエリア」のリストにおける現在の登録エリア、または
b)要求されたNSSAI IEがネットワークスライス固有の認証および認可の対象となる1つまたは複数のS-NSSAIを含む場合、AMFは登録受諾メッセージに以下を含めることができ、または含まなければならない。
1)ネットワークスライス固有の認証および認可の対象ではない、またはネットワークスライス固有の認証および認可を正常に実行された、S-NSSAIまたはマッピングされたS-NSSAIを含む許可されたNSSAI、および、
2)もしあれば、ネットワークスライス固有の認証および認可が実行される1つまたは複数のS-NSSAIを含む保留中のNSSAI。
いくつかの実施形態において、UEがネットワークスライス固有の認証および認可のサポートを示した場合、および、
a)UEが登録要求メッセージにおいて要求されたNSSAIを含まなかったか、または、登録要求メッセージにおいて要求されたNSSAI内のS-NSSAIのいずれも、加入者されたS-NSSAIに存在せず、かつ、
b)加入者されたS-NSSAI内のS-NSSAIのすべてが、ネットワークスライス固有の認証および認可の対象となる。
AMFは、登録受諾メッセージに、以下を含むことができ、または含まなければならない。
a)ネットワークスライス固有の認証および認可手順がネットワークによって実行されるかどうかを示すために、5GS登録結果IE内の「NASSAを実行予定(NSSAA to be performed)」インジケータ。
b)ネットワークスライス固有の認証および認可が実行される1つまたは複数のS-NSSAIを含む保留中のNSSAI。
c)サービスエリアリストIEの「非許可トラッキングエリア」のリストにおける現在の登録エリア。
いくつかの実施形態において、AMFは、以下の場合、登録受諾メッセージに現在のPLMNのための新たに構成されたNSSAIを含めることができる。
a)登録要求メッセージが要求されたNSSAIを含んでいない。
b)登録要求メッセージが、サービングPLMNで無効であるS-NSSAIを含む要求されたNSSAIを含んでいる。
c)登録要求メッセージが、HPLMNのS-NSSAIへの誤ったマッピング情報を持つS-NSSAIを含む要求されたNSSAIを含んでいる。
d)登録要求メッセージが、デフォルト構成されたNSSAI指示ビットを「デフォルト構成されたNSSAIから作成された要求されたNSSAI(Requested NSSAI created from default configured NSSAI)」に設定されたネットワークスライシング指示IEを含んでいる。
e)登録要求メッセージが、要求されたマッピングされたNSSAIを含んでいる。
いくつかの実施形態において、現在のPLMNに対して新たに構成されたNSSAIが含まれる場合、AMFは、登録受諾メッセージにおいて利用可能な場合、現在のPLMNのための構成されたNSSAIに対してマッピングされた(単複の)S-NSSAIも含めることができ、または含めなければならない。そのような実施形態において、AMFは、タイマーT3550を開始し、5GMM-COMMON-PROCEDURE-INITIATED状態に入ることができ、または入らなければならない。
いくつかの実施形態において、AMFは、UDMがネットワークスライシングの加入者データが変更されたことを示している場合、登録受諾メッセージに「ネットワークスライシング加入者変更」に設定されたネットワークスライシング加入者変更指示IEを含めることができ、または含めなければならない。この場合、AMFは、タイマーT3550を開始し、5GMM-COMMON-PROCEDURE-INITIATED状態に入ることができ、または入らなければならない。
いくつかの実施形態において、UEの既存のPDUセッションに関連する(単複の)S-NSSAIが、登録要求メッセージの要求されたNSSAIに含まれていない場合、AMFは、(単複の)S-NSSAIに関連するPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならず、または、SMFにそれらのPDUセッションのローカル解放を実行するよう要求でき、または要求しなければならない。いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージにおいて保留中のNSSAIを受信したUEは、S-NSSAIを保存することができ、または保存しなければならない。いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージにおいて拒否されたNSSAIを受信したUEは、拒否されたNSSAIにおける拒否原因に基づいて、以下の動作を取る。
「現在のPLMNまたはSNPNでS-NSSAI利用不可(S-NSSAI not available in the current PLMN or SNPN)」:UEは、現在のPLMNの拒否されたNSSAIにおいて拒否された(単複の)S-NSSAIを追加することができ、または追加しなければならず、および、UEの電源を切るか、USIMを含むUICCが取り外されるか、現在のSNPNのSNPN IDを有する「加入者データリスト(list of subscriber data)」のエントリが更新されるか、または拒否された(単複の)S-NSSAIが削除または消去されるまでは、現在のPLMNでこのS-NSSAIの使用を試みることができ、または試みなければならない。
「現在の登録エリアでS-NSSAI利用不可(S-NSSAI not available in the current registration area)」:UEは、現在の登録エリアの拒否されたNSSAIにおいて拒否された(単複の)S-NSSAIを追加することができ、または追加しなければならず、および、UEの電源を切るか、UEが現在の登録エリアから移動するか、USIMを含むUICCが取り外されるか、現在のSNPNのSNPN IDを有する「加入者データリスト」のエントリが更新されるか、または拒否されたS-NSSAIが削除または消去されるまでは、現在の登録エリアでこのS-NSSAIの使用を試みることができず、または試みてはならない。
いくつかの実施形態において、UEが5GMM能力IEにおけるNSSAAビットを「ネットワークスライス固有の認証および認可はサポートされない(Network slice-specific authentication and authorization not supported)」に設定した場合、および、
a)要求されたNSSAI IEに、ネットワークスライス固有の認証および認可の対象となるS-NSSAIのみを含み、デフォルトとしてマークされた1つまたは複数の加入されたS-NSSAI(それぞれが新たなS-NSSAIに関連付けられる場合がある1つまたは複数のS-NSSAIを含む)が利用可能の場合、AMFは登録受諾メッセージに以下を含めることができ、または含めなければならない。
1)デフォルトのS-NSSAIとしてマークされた加入されたS-NSSAIを含む、許可されたNSSAI、および、
2)「現在のPLMNでS-NSSAI利用不可」を示す拒否原因を有する、ネットワークスライス固有の認証および認可の対象となる(単複の)S-NSSAIを含む、拒否されたNSSAI。または、
b)要求されたNSSAI IEに、ネットワークスライス固有の認証および認可の対象となる1つまたは複数のS-NSSAIを含む場合、AMFは登録受諾メッセージに以下を含めることができ、または含めなければならない。
1)ネットワークスライス固有の認証および認可の対象ではない(単複の)S-NSSAIまたはマッピングされた(単複の)S-NSSAIを含む、許可されたNSSAI、および、
2)以下を含む、拒否されたNSSAI。
i)「現在のPLMNでS-NSSAI利用不可」を示す拒否原因を有する、ネットワークスライス固有の認証および認可の対象となる(単複の)S-NSSAI、および
ii)もしあるならば、要求されたNSSAIに含まれていたが、「現在のPLMNでS-NSSAI利用不可」を示す拒否原因または「現在の登録エリアでS-NSSAI利用不可」を示す拒否原因に関連するネットワークによって拒否された(単複の)S-NSSAI。
いくつかの実施形態において、「モビリティ登録更新」を示す5GS登録タイプIEを有する登録要求メッセージに対して、UEがネットワークスライス固有の認証および認可のサポートを示していない場合、および、
a)UEがNB-N1モードでない場合、および、
b)以下の場合、
1)UEが、登録要求メッセージに要求されたNSSAIを含まなかった。
2)登録要求メッセージの要求されたNSSAIに含まれるS-NSSAIが、加入者しているS-NSSAI内に存在しない。または、
3)登録要求メッセージ内の要求されたNSSAIに含まれるすべてのS-NSSAIが、ネットワークによって拒否されたとみなされる。
および、デフォルトとしてマークされた1つまたは複数の加入者済みS-NSSAIが利用可能である場合、AMFは、デフォルトS-NSSAIとしてマークされた加入者済みS-NSSAIを登録受諾メッセージの許可されたNSSAIに入れることができ、または入れなければならない。いくつかの実施形態において、AMFは、許可されたNSSAIのすべてのS-NSSAIが登録エリアで利用可能であるように、登録エリアを決定することができ、または決定しなければならない。
5GS登録タイプIEが以下を示すモビリティおよび定期登録更新のための登録手順の間、
a)「定期登録の更新」、または、
b)「モビリティ登録更新」で、UEがNB-N1モード。
AMFは、登録受諾メッセージにおいてUEに新たに許可されたNSSAIを提供することができる。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが、ネットワークスライシング加入者変更指示を「ネットワークスライシング加入者変更」に設定したネットワークスライシング指示IEを含む場合、UEは、現在のPLMNを除く各PLMNおよびすべてのPLMNに対するネットワークスライシング情報を削除することができ、または削除しなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが許可されたNSSAIを含む場合、UEは、含まれる許可されたNSSAIを登録されたPLMNのPLMN IDおよび登録エリアとともに保存することができ、または保存しなければならない。
UEでアクティブなPDUセッションの各々に関して、許可されたNSSAIが以下のいずれも含まない場合、
a)PDUセッションのS-NSSAIと一致するS-NSSAI、
b)PDUセッションのマッピングされたS-NSSAIに一致するマッピングされたS-NSSAI、
UEは、永続的な(単複の)PDUセッションを除くすべてのそのようなPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。
UEでアクティブな(単複の)PDUセッションの各々について、許可されたNSSAIがPDUセッションのマッピングされたS-NSSAIに一致するマッピングされたS-NSSAIを含む場合、UEは、PDUセッションに関連するS-NSSAIを許可されたNSSAIで受け取った対応するS-NSSAIにローカルに更新することができ、または更新しなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが、現在のPLMNの新たに構成されたNSSAIおよびオプションとして現在のPLMNの構成されたNSSAIに対するマッピングされた(単複の)S-NSSAIを有する構成されたNSSAI IEを含む場合、UEは、構成されたNSSAI IEの内容を保存することができ、または保存しなければならない。
5GS登録タイプIEが以下の示すモビリティおよび定期登録更新のための登録手順の間、
a)「定期登録更新」、または、
b)「モビリティ登録更新」であって、UEがNB-N1モードである、
登録受諾メッセージが許可されたNSSAIを含まない場合、UEは、以前に受信した許可されたNSSAIを有効であるとみなす。
いくつかの実施形態において、アップリンクデータ状態IEが登録要求メッセージに含まれている場合、
a)AMFが、UEが非許可エリアにいるか、許可エリアにいないと決定し、アップリンクデータ状態IEによって示される(単複の)PDUセッションが非緊急PDUセッションであるか、UEが選択されたPLMNにおける高優先度アクセス用に構成されていない場合、AMFは、対応するPDUセッションのユーザプレーンのリソースを再確立できないことを示すPDUセッション再確立結果IEを、登録受諾メッセージに含めることができ、または含めなければならず、5GMMの原因を#28「制限サービスエリア(Restricted service area)」に設定したPDUセッション再確立結果エラー原因IEを含めることができ、または含めなければならない。
b)そうでない場合、AMFは以下のことを実行することができ、または実行しなければならない。
1)SMFに、対応するPDUセッションのユーザプレーンのリソースを再確立するよう指示する。
2)UEがユーザプレーンリソースの再確立を要求したPDUセッションのユーザプレーンリソース再確立結果を示すために、登録受諾メッセージにPDUセッション再確立結果IEを含める。
3)対応するPDUセッションがLADNのPDUセッションである場合、LADNサービスエリアにおけるUEの存在を決定し、LADNサービスエリアにおけるUEの存在をSMFに向けて転送する。
いくつかの実施形態において、アップリンクデータ状態IEが登録要求メッセージに含まれておらず、登録要求メッセージがトリガに対して送信される場合、d)AMFは、PDUセッションのユーザプレーンのリソースを再確立するようにSMFに指示することができる。
いくつかの実施形態において、PDUセッション状態IEが登録要求メッセージに含まれる場合、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)登録要求メッセージが送信されたアクセスタイプに関連するAMF側で5GSM状態PDUセッションアクティブであるが、UEによって5GSM状態PDUセッション非アクティブであると示されるすべてのPDUセッションのローカル解放を実行する。
b)登録要求メッセージが送信されたアクセスタイプに関連するどのPDUセッションがAMFでアクティブであるかを示すために、PDUセッション状態IEを登録受諾メッセージに含める。
いくつかの実施形態において、許可されたPDUセッション状態IEが登録要求メッセージに含まれる場合、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)保留中のダウンリンク信号のみを示した各SMFからの5GSMメッセージに対して、登録受諾メッセージが送信された後、3GPPアクセスを介して受信した5GSMメッセージをUEに転送する。
b)ダウンリンクデータのみを保留していることを示した各SMFに対して、
1)対応する(単複の)PDUセッションIDが許可されたPDUセッション状態IEに示されていない場合、非3GPPアクセスに関連する対応する(単複の)PDUセッションのユーザプレーンリソースの再アクティブ化が実行できないことをSMFに通知する。
2)対応する(単複の)PDUセッションIDが許可されたPDUセッション状態IEに示されている場合、非3GPPアクセスに関連する対応する(単複の)PDUセッションのユーザプレーンのリソースの再アクティブ化が実行できることをSMFに通知する。
c)保留中のダウンリンク信号およびデータを示した各SMFに対して、
1)対応する(単複の)PDUセッションIDが許可されたPDUセッション状態IEで示されていない場合、非3GPPアクセスに関連する対応する(単複の)PDUセッションのユーザプレーンリソースの再アクティブ化が実行できないことをSMFに通知する。
2)対応する(単複の)PDUセッションIDが許可されたPDUセッション状態IEに示されている場合、非3GPPアクセスに関連する対応する(単複の)PDUセッションのユーザプレーンのリソースの再アクティブ化が実行できることをSMFに通知する。
3)非3GPPアクセスに関連する(単複の)PDUセッションに対する受信した5GSMメッセージを破棄する。
d)もしあれば、対応するPDUセッションのユーザプレーンリソースが正常に再確立されたことを示すために、登録受諾メッセージにPDUセッション再アクティブ化結果IEを含める。
いくつかの実施形態において、PDUセッション再アクティブ化結果IEが、許可されたPDUセッション状態IEにおいてUEによって要求されたPDUセッションに対してユーザプレーンリソースが正常に再アクティブ化されたことを示す登録受諾メッセージに含まれる場合、UEは、対応するPDUセッションが3GPPアクセスに関連付けられるとみなす。いくつかの実施形態において、PDUセッションのユーザプレーンリソースが3GPPアクセス上で正常に再アクティブ化された場合、AMFおよびSMFは、対応するPDUセッションの関連するアクセスタイプを更新する。
いくつかの実施形態において、AMFが登録受諾メッセージにPDUセッション再アクティブ化結果IEを含め、ユーザプレーンリソースを再確立できない1つまたは複数のPDUセッションが存在する場合、AMFは、ユーザプレーンリソースの再確立の失敗の原因を示すPDUセッション再アクティブ化結果エラー原因IEを含めることができる。
いくつかの実施形態において、EPSベアラコンテキスト状態IEが登録要求メッセージに含まれる場合、AMFは、例えば、3GPP TS 23.502に規定されるように、受信したEPSベアラコンテキスト状態IEを処理する。
いくつかの実施形態において、例えば、3GPP TS 23.502に規定されているようにS1モードからN1モードへのシステム間変更の間に、UEに対してEPSベアラコンテキスト状態情報が生成され、AMFがN26インターフェースをサポートしている場合、AMFは、ネットワークにおいてどのマッピングされたEPSベアラコンテキストがアクティブであるかをUEに示すため、登録受諾メッセージにEPSベアラコンテキスト状態IEを含めることができるか、または含めなければならない。
いくつかの実施形態において、ユーザプレーンリソースがPDUセッションに対して確立できない場合、AMFは、対応するPDUセッションのユーザプレーンリソースが再確立できないことを示すPDUセッション再確立結果IEを登録受諾メッセージに含めることができ、または含めなければならず、5GMM原因を以下に設定したPDUセッション再確立結果エラー原因IEを含めることができ、または含めなければならない。
a)SMFがAMFに、UEがLADNサービスエリア外に位置していることを示したために、ユーザプレーンリソースが確立できない場合(例えば、3GPP TS 29.502参照)、#43「LADNは利用不可(LADN not available)」。
b)SMFがAMFに、優先サービスのみを許可することを示したために、ユーザプレーンのリソースが確立できない場合(例えば、3GPP TS 29.502参照)、#28「制限サービスエリア」
c)SMFがAMFに、リソースがUPFで利用できないことを示したために、ユーザプレーンリソースが確立できない場合(例えば、3GPP TS 29.502を参照)、#92「PDUセッションのためのユーザプレーンリソース不足(insufficient user-plane resources for the PDU session)」。
いくつかの実施形態において、5GMMの原因が#92「PDUセッションのためのユーザプレーンリソース不足」に設定されたPDUセッション再アクティブ化結果エラー原因IEを受信した後、関連するPDUセッションのためのユーザプレーン再確立要求をいつ再送信するかはUE実装次第である場合がある。
いくつかの実施形態において、AMFがPDUセッション状態同期を開始する必要がある場合、AMFは、AMFにおいてどのPDUセッションがアクティブであるかをUEに示すために、登録受諾メッセージにPDUセッション状態IEを含めることができ、または含めなければならない。
AMFは、登録受諾メッセージにLADN情報IEを含めることができる。UEは、LADN情報IEを含む登録受諾メッセージを受信すると、もしあれば、古いLADN情報を削除することができ、または削除しなければならず、または受信した新たなLADN情報を保存することができ、保存しなければならない。
いくつかの実施形態において、モビリティおよび登録更新のための登録手順中にAMFが登録受諾メッセージにLADN情報IEを含まない場合、UEは、その古いLADN情報を削除することができ、または削除しなければならない。いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージにPDUセッション状態IEが含まれる場合、UEは、UE側では5GSM状態PDUセッションアクティブであるが、AMFにより5GSM状態PDUセッション非アクティブであることが示されている、登録受諾メッセージが送信されたアクセスタイプに関連するすべてのそれらのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。
いくつかの実施形態において、以下の場合、
a)UEが登録要求メッセージにPDUセッション状態IEを含んでいる。
b)UEがシングル登録モードで動作している。
c)UEが5GMM-IDLEモードでS1モードからN1モードへのシステム間変更を実行している。
d)UEがIWK N26ビットが「N26インターフェースなしでのインターワーキングサポート(interworking without N26 interface supported)」に設定されていることを受信している。
UEは、登録受諾メッセージで受信した場合、PDUセッション状態IEを無視することができ、または無視しなければならない。
いくつかの実施形態において、EPSベアラコンテキスト状態IEが登録受諾メッセージに含まれる場合、UEは、EPSベアラコンテキスト状態IEにおいてAMFによって示されるように非アクティブEPSベアラコンテキストに関連付けられるすべてのそれらのQoSフロー記述およびすべての関連QoSルール(ある場合)がローカルに削除することができ、または削除しなければならない。いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージにS1モード対応指示を含んでいた場合、EPSによるシステム間変更をサポートするAMFは、IWK N26ビットを以下のいずれかに設定することができ、または設定しなければならない。
a)AMFがN26インターフェースをサポートしている場合、「N26なしのインターワーキングはサポートされない」。
b)AMFがN26インターフェースをサポートしていない場合、「N26なしのインターワーキングはサポートされる」。
登録受諾メッセージにおける5GSネットワーク機能サポートIEにおいて。
S1モードをサポートするUEは、EPSとのシステム間インターワーキングのためのモードで、以下のように動作することができ、または動作しなければならない。
a)5GSネットワーク機能サポートIEのIWK N26ビットが「N26インターフェースなしのインターワーキングはサポートされない(interworking without N26 interface not supported)」に設定されている場合、UEはシングル登録モードで動作することができ、または動作しなければならない。
b)5GSネットワーク機能サポートIEのIWK N26ビットが「N26インターフェースなしのインターワーキングはサポートされる(interworking without N26 interface supported)」に設定され、UEがデュアル登録モードをサポートする場合、UEはデュアル登録モードで動作することができる。
c)5GSネットワーク機能サポートIEのIWK N26 ビットが「N26インターフェースなしのインターワーキングはサポートされる(interworking without N26 interface supported)」に設定され、UEがシングル登録モードのみをサポートする場合、UEはシングル登録モードで動作でき、または動作しなければならない。
いくつかの実施形態において、UEは、EPSによるシステム間変更のための受信したN26インターフェースなしのインターワーキング指示を、PLMN全体およびその同等の(単複の)PLMNで有効なものとして扱うことができ、または扱わなければならない。
いくつかの実施形態において、ネットワークは、5GSネットワーク機能サポート情報要素において、PSセッション経由IMSボイス、ロケーションサービス(5G-LCS)、緊急サービスまたは緊急サービスフォールバックなどの特定の機能のサポートについてUEに通知する。PSセッション経由IMSボイスセッション機能を持つUEでは、PSセッション経由IMSボイスセッション指示、緊急サービスサポート指示、および緊急サービスフォールバック指示を上位層に提供することができ、また提供しなければならない。上位層は、音声セッションまたはコールのためのアクセスドメインを選択する際に、PSセッション経由IMSボイスセッション指示を考慮する。緊急コールを開始する場合、上位層は、アクセスドメインの選択において、PSセッション経由IMSボイスセッション指示、緊急サービスサポート指示、および緊急サービスフォールバック指示を考慮する。UEがPSセッション経由IMSボイスセッション指示により、ネットワークがN1モードでのPSセッション経由IMSボイスセッションをサポートしていないと決定したとき、AMFがPDUセッション状態IEにより、PDUセッションが5GSM状態PDUセッション非アクティブであることを示さない場合、UEはいかなる持続PDUセッションのローカル解放を実行することができず、または実行してはならない。UEが緊急サービスサポート指示を介して、ネットワークがN1モードで緊急サービスをサポートしないと決定したとき、AMFがPDUセッション状態IEを介してPDUセッションが5GSM状態PDUセッション非アクティブであることを示さない場合で、緊急PDUセッションに関連するユーザプレーンのリソースが確立されている場合、UEはいかなる緊急PDUセッションのローカル解放を実行することができず、または実行してはならない。LCS能力を有するUEでは、ロケーションサービス指示(5G-LCS)を上位層に提供することができ、または提供しなければならない。
いくつかの実施形態において、AMFは、5GSネットワーク機能サポートIEのEMFビットを、以下のように設定することができ、または設定しなければならない。
a)ネットワークが、UEが5GCNに接続されたNRセルまたは5GCNに接続されたE-UTRAセルにあるとき、緊急サービスフォールバック手順をサポートする場合、「5GCNに接続されたNRおよび5GCNに接続されたE-UTRAにおいて緊急サービスフォールバックはサポートされる(Emergency services fallback supported in NR connected to 5GCN and E-UTRA connected to 5GCN)」
b)ネットワークが、UEが5GCNに接続されたNRセルにあるとき、緊急サービスフォールバック手順をサポートし、UEが5GCNに接続されたE-UTRAセルにあるとき、緊急サービスフォールバック手順をサポートしない場合、「5GCNに接続されたNRのみにおいて緊急サービスフォールバックはサポートされる(Emergency services fallback supported in NR connected to 5GCN only)」
c)ネットワークが、UEが5GCNに接続されたE-UTRAセルにあるとき、緊急サービスフォールバック手順をサポートし、UEが5GCNに接続されたNRセルにあるとき、緊急サービスフォールバック手順をサポートしない場合、「5GCNに接続されたE-UTRAのみにおいて緊急サービスフォールバックはサポートされる(Emergency services fallback supported in E-UTRA connected to 5GCN only)」
d)ネットワークが、UEが5GCNに接続された任意のセルにあるとき、緊急サービスフォールバック手順をサポートしない場合、「緊急サービスフォールバックはサポートされない(Emergency services fallback not supported)」。
いくつかの実施形態において、オペレータポリシーに基づいて、緊急サービスがEPSおよび5GSの両方で同質にサポートされない場合、AMFは、5GSネットワーク機能サポートIEのEMFビットを「緊急サービスフォールバックはサポートされていない」に設定する。
いくつかの実施形態において、AMFの緊急サービスフォールバックのサポートがRATごとに示されていても、UEの緊急サービスフォールバックのサポートはRATごとではなく、例えば、UEの緊急サービスフォールバックのサポートは、5GCNに接続されたNRおよび5GCNに接続されたE-UTRAの両方で同一である。
いくつかの実施形態において、UEがSNPNアクセスモードで動作していない場合、
a)ネットワークは、登録受諾メッセージにおいて、5GSネットワーク機能サポートIEのMPS指示ビットを「アクセスID1有効(Access identity 1 valid)」に設定することにより、RPLMNまたは同等のPLMNにおいてアクセスID1の使用が有効であることをUEに通知する。オペレータポリシーに基づき、AMFは、UDMから取得したユーザの加入者コンテキストにおけるMPS優先順位情報に基づいて、登録受諾メッセージにおけるMPSインジケータビットを設定する。
b)MPS指示ビットが「アクセスID1有効(Access identity 1 valid」に設定された登録受諾メッセージを受信すると、UEは、登録されたPLMNおよびその同等のPLMNのすべてのNG-RANにおいて、MPSのために設定されたアクセスID1を有するUEとして機能することができ、または機能しなければならない。登録受諾メッセージで提供される5GSネットワーク機能サポートIEのMPS指示ビットは、UEがMPS指示ビットを「アクセスID1無効(Access identity 1 not valid)」に設定した登録受諾メッセージを受信するまで、またはUEが同等でないPLMNを選択するまで有効である。アクセスID1は、UEがN1モードにある間のみ適用可能である。
c)MPS指示ビットが「アクセスID1有効」に設定されていることに依存して設定された進行中のアクティブPDUセッション中に、ネットワークが登録更新でMPS指示ビットを「アクセスID1無効」にリセットすることを示した場合、USIMがRPLMNまたは同等のPLMNにおけるアクセスID1の有効な構成を含まない限り、UEは、MPS向けに設定されたアクセスID1を有するUEとしてもはや機能することができなくなり、または機能してはならなくなる。UEでは、進行中のアクティブなPDUセッションは、MPS指示ビットの変さらによって影響を受けない。
d)ネットワークは、登録受諾メッセージにおいて、5GSネットワーク機能サポートIEのMCS指示ビットを「アクセスID2有効(Access identity 2 valid)」に設定することにより、RPLMNまたは同等のPLMNにおいてアクセスID2の使用が有効であることをUEに通知する。オペレータポリシーに基づき、AMFは、UDMから取得したユーザの加入者コンテキストにおけるMCS優先順位情報に基づいて、登録受諾メッセージにおけるMCSインジケータビットを設定する。
e)MCS指示ビットが「アクセスID2無効(Access identity 2 valid)」に設定された登録受諾メッセージを受信すると、UEは、登録されたPLMNおよびその同等のPLMNのすべてのNG-RANにおいて、MCSのために設定されたアクセスID2を有するUEとして機能することができ、または機能しなければならない。登録受諾メッセージで提供される5GSネットワーク機能サポートIEのMCS指示ビットは、UEがMCS指示ビットを「アクセスID2無効(Access identity 2 not valid)」に設定した登録受諾メッセージを受信するまで、またはUEが同等でないPLMNを選択するまで有効である。アクセスID2は、UEがN1モードにある間のみ適用可能である。
f)MCS指示ビットが「アクセスID2有効」に設定されていることに依存して設定された進行中のアクティブPDUセッション中に、ネットワークが登録更新でMCS指示ビットを「アクセスID2無効」にリセットすることを示した場合、USIMがRPLMNまたは同等のPLMNにおけるアクセスID2の有効な構成を含まない限り、UEは、MCS向けに設定されたアクセスID2を有するUEとしてもはや機能することができなくなり、または機能してはならなくなる。UEでは、進行中のアクティブなPDUセッションは、MCS指示ビットの変さらによって影響を受けない。
いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージで拡張カバレッジの使用制限のサポートを示し、AMFがUEに対する拡張カバレッジの使用を制限することを決定した場合、AMFは登録受諾メッセージの5GSネットワーク機能サポートIEで制限ECビットを「拡張カバレッジの使用は制限されている(Use of enhanced coverage is restricted)」に設定することができ、または設定しなければならない。
いくつかの実施形態において、UEがSNPNアクセスモードで動作している場合、
a)ネットワークは、登録受諾メッセージにおいて、5GSネットワーク機能サポートIEのMPS指示ビットを「アクセスID1有効」に設定することにより、アクセスID1の使用がRSNPNにおいて有効であることをUEに通知する。オペレータポリシーに基づき、AMFは、UDMから取得したユーザの加入者コンテキストにおけるMPS優先度情報に基づいて、登録受諾メッセージにおけるMPS指示ビットを設定する。
b)MPS指示ビットが「アクセスID1有効」に設定された登録受諾メッセージを受信すると、UEは、登録されたSNPNのすべてのNG-RANにおいて、MPSのために設定されたID1を有するUEとして機能することができ、または機能しなければならない。登録受諾メッセージで提供される5GSネットワーク機能サポートIEのMPS指示ビットは、UEがMPS指示ビットを「アクセスID1無効」に設定した登録受諾メッセージを受信するまで、またはUEが別のSNPNを選択するまで有効である。アクセスID1は、UEがN1モードにある間のみ適用可能である。
c)MPS指示ビットが「アクセスID1有効」に設定されていることに依存して設定された進行中のアクティブPDUセッション中に、ネットワークが登録更新でMPS指示ビットを「アクセスID1無効」にリセットすることを示した場合、UEはMPS向けに設定されたアクセスID1を有するUEとして機能することができなくなり、または機能してはならなくなる。ただし、MEの「加入者データリスト」内の統一アクセス制御設定(例えば、3GPP TS 23.122参照)によって、UEにRSNPNのアクセスID1に対する設定を行っていることが示されている場合は、この限りではない。UEでは、進行中のアクティブPDUセッションは、MPS指示ビットの変さらによって影響を受けない。
d)ネットワークは、登録受諾メッセージにおいて、5GSネットワーク機能サポートIEのMCS指示ビットを「アクセスID2有効」に設定することにより、アクセスID2の使用がRSNPNにおいて有効であることをUEに通知する。オペレータポリシーに基づき、AMFは、UDMから取得したユーザの加入者コンテキストにおけるMCS優先度情報に基づいて、登録受諾メッセージにおけるMCS指示ビットを設定する。
e)MCS指示ビットが「アクセスID2有効」に設定された登録受諾メッセージを受信すると、UEは、登録されたSNPNのすべてのNG-RANにおいて、MCSのために設定されたID2を有するUEとして機能することができ、または機能しなければならない。登録受諾メッセージで提供される5GSネットワーク機能サポートIEのMCS指示ビットは、UEがMCS指示ビットを「アクセスID2無効」に設定した登録受諾メッセージを受信するまで、またはUEが別のSNPNを選択するまで有効である。アクセスID2は、UEがN1モードにある間のみ適用可能である。
f)MCS指示ビットが「アクセスID2有効」に設定されていることに依存して設定された進行中のアクティブPDUセッション中に、ネットワークが登録更新でMCS指示ビットを「アクセスID2無効」にリセットすることを示した場合、UEはMCS向けに設定されたアクセスID2を有するUEとして機能することができなくなり、または機能してはならなくなる。ただし、MEの「加入者データリスト」内の統一アクセス制御設定(例えば、3GPP TS 23.122参照)によって、UEにRSNPNのアクセスID2に対する設定を行っていることが示されている場合は、この限りではない。UEでは、進行中のアクティブPDUセッションは、MCS指示ビットの変さらによって影響を受けない。
いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージにおいて後続要求インジケータを「後続要求保留中(Follow-on request pending)」に設定した場合、またはネットワークがダウンリンク信号を保留している場合、AMFは登録手順の完了後にNAS信号接続を直ちに解放することができず、または解放してはならない。
いくつかの実施形態において、UEが、以下に基づいて、PC5基準点またはインターフェース経由で車と何かとの(V2X)通信を使用することが許可されている場合、
a)UEによって設定された登録要求メッセージの5GMM能力IEにおける以下のビットのうちの少なくとも1つ、または以下のように、以前の登録手順の間にAMFにおける5GMMコンテキストに既に保存されている。
1)V2XCEPC5ビットを「E-UTRA-PC5経由のV2X通信はサポートされている(V2X communication over E-UTRA-PC5 supported)」。
2)V2XCNPC5ビットを「NR-PC5経由のV2X通信はサポートされている(V2X communication over NR-PC5 supported)」。
b)例えば、3GPP TS 23.287に定義されているように、UDMから取得したユーザの加入者コンテキスト。
AMFは、登録手順の完了後、NAS信号接続を直ちに解放すべきではない。
いくつかの実施形態において、登録要求メッセージに要求されたDRX[間欠受信]パラメータIEが含まれていた場合、AMFは登録受諾メッセージに交渉されたDRXパラメータIEを含めることができ、または含めなければならない。AMFは、受信した要求されたDRXパラメータIEおよびオペレータポリシー(利用可能な場合)に基づいて、ネゴシエートされたDRXパラメータIEを設定することができる。
いくつかの実施形態において、AMFは、登録要求メッセージに要求された拡張DRXパラメータIEが含まれ、AMFがeDRXの使用をサポートし受け入れる場合にのみ、登録受諾メッセージにネゴシエートされた拡張DRXパラメータIEを含めることができ、または含めなければならない。AMFは、受信した要求された拡張DRXパラメータIE、オペレータポリシー、およびUDMから取得したユーザの加入者コンテキスト(利用可能な場合)に基づいて、ネゴシエートされた拡張DRXパラメータIEを設定することができる。
いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージに、エンタープライズモビリティ管理(EMM)登録状態が「UEはEMM-REGISTERED状態にある(UE is in EMM-REGISTERED state)」に設定されたUE状態情報IEを含み、AMFがN26インターフェースをサポートしていない場合、AMFは、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に記載されているように動作することができ、または動作しなければならない。
いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージにおいてサービスギャップ制御のサポートを示した場合、サービスギャップ時間値が5GMMコンテキストで利用可能であり、AMFは、登録受諾メッセージにおけるサービスギャップ時間値に設定されたT3447値IEを含めることができる。
いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージにおいて暗号化された放送支援データのための暗号鍵を要求し、AMFがUEの加入者および現在のトラッキングエリアに適用可能な有効な暗号鍵データを有する場合、AMFは、登録受諾メッセージの暗号鍵データIEに暗号鍵データを含めることができ、または含めなければならない。
いくつかの実施形態において、地域加入者制限またはアクセス制限のために、UEがTAにアクセスすることが許可されていないが、UEが緊急PDUセッションを確立している場合、AMFは登録要求メッセージを受け入れ、登録手順が5GMM-CONNECTEDモードで開始されたときに、すべての非緊急PDUセッションを解放するようにSMFに指示することができる。5GMM-IDLEモードで登録手順が開始されると、AMFはSMFに対してすべての非緊急PDUセッションを解放するよう指示し、登録受諾メッセージのPDUセッション状態IEを介してUEに通知する。AMFは、SMFに対して緊急PDUセッションを解放するよう指示することができず、また指示してはならない。ネットワークは、UEが緊急サービスのために登録されているかのように動作することができ、または動作しなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージが、5GMM原因が#28「制限サービスエリア」に設定されたPDUセッション再アクティブ化結果エラー原因IEを含む場合、UEは、5GMM-REGISTERED.非許可サービス状態に入り、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502で規定されるように動作しうる、または動作しなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージがSOR透過コンテナIEを含む場合、
a)SOR透過コンテナIEが整合性チェック(例えば、3GPP TS 33.501を参照)を正常に通過しない場合、
b)UEが、例えば3GPP TS 23.122で規定されているように、他のPLMNでサービスを取得しようとした場合、
その後、UEは、登録完了メッセージを送信した後、確立されたNASシグナリング接続をローカルに解放することができ、または解放しなければならない。
いくつかの実施形態において、登録受諾メッセージがSOR透過コンテナIEを含み、SOR透過コンテナIEが整合性チェック(例えば、3GPP TS 33.501を参照)を正常に通過した場合、
a)UEは、例えば3GPP TS 23.122に規定されているように動作を進めることができ、または進めなければならない。
b)登録手順が3GPPアクセス上で実行され、UEが例えば3GPP TS 23.122で指定されているように別のPLMNでサービスを取得しようとする場合、UEは登録完了メッセージを送信した後、確立したNAS信号接続をローカルに解放することができる。そうでない場合、UEは登録完了メッセージを送信することができ、または送信しなければならず、現在のN1 NAS信号接続をローカルに解放することができず、または解放してはならない。登録受諾メッセージのSOR透過コンテナIEにおいて肯定応答が要求された場合、UEの肯定応答は、登録完了メッセージのSOR透過コンテナIEに含まれる。
いくつかの実施形態において、SOR透過コンテナIEが整合性チェック(例えば、3GPP TS 33.501参照)に正常に通過した場合、好ましいPLMN/アクセス技術の組み合わせのリストが提供され、そのリストタイプは、以下を指示する。
a)「PLMN IDおよびアクセス技術リスト(PLMN ID and access technology list)」、その場合、MEは、MEに保存された「アクセス技術を有するオペレータ制御PLMNセレクタ(Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology)」リストの中で最も優先度の高いエントリを置き換えることができ、または置き換えなければならず、例えば、3GPP TS 23.122に規定されているように、動作を進めることができ、または進めなければならない。
b)「セキュリティ保護されたパケット(secured packet)」、その場合、MEは、プロトコル識別子をSIMデータダウンロードに、データ符号化方式をクラス2メッセージに、SMSペイロードをSOR透過コンテナIEのセキュリティに保護されたパケットのコンテンツとして受信したかのように動作することができ、または動作しなければならない。SMSペイロードは、例えば3GPP TS 23.040に規定されているように、UICCに転送され、MEは、例えば3GPP TS 23.122に規定されているように、動作を進めることができ、または進めなければならない。
いくつかの実施形態において、オペレータのポリシーによって要求される場合、AMFは、登録受諾メッセージにNSSAI包含モードIEを含めることができ、または含めなければならない(例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502を参照)。登録受諾メッセージを受信した時、
a)メッセージがNSSAI包含モードIEを含む場合、UEは、現在のPLMNおよび現在の登録エリアにおいて同等の(単複の)PLMN内の現在のアクセス上でNSSAI包含モードIEにおいて示されたNSSAI包含モードで動作でき、または動作しなければならならず、
b)それ以外の場合、
1)UEが現在のPLMNおよびアクセスタイプに対するNSSAI包含モードをUEに保存しており、UEは保存されたNSSAI包含モードで動作でき、または動作しなければならず、または、
2)UEが現在のPLMNおよびUEに保存されているアクセスタイプに対してNSSAI包含モード有さず、UEが以下のもの経由で登録手続きを行っている場合、
i)3GPPアクセス、UEは現在のPLMNおよび現在のアクセスタイプにおいてNSSAI包含モードDで動作することができ、または動作しなければならない。
ii)非3GPPアクセス、UEは現在のPLMNおよび現在のアクセスタイプにおいて、NSSAI包含モードCで動作することができるか、または動作しなければならない。
AMFは、オペレータ定義アクセスカテゴリ定義を登録受諾メッセージに含めることができる。
いくつかの実施形態において、AMFに実行中のT3447タイマーがあり、または登録要求メッセージに、アップリンクデータ状態IEが含まれているか、後続要求指示が「後続要求保留中」に設定されている場合、AMFは、登録要求メッセージを無視することができ、または無視しなければならず、AMFは、アップリンクデータ状態IEまたは後続要求指示が「後続要求保留中」に設定されていることを無視して、アップリンクデータ状態IEを受信しなかったかまたは後続要求指示が「後続要求保留中」に設定されていなかったように進めることができ、またはしなければならないが、以下の場合は除く。
-アップリンクデータ状態IEによって示される(単複の)PDUセッションは、(単複の)緊急PDUセッションである。
-UEは選択されたPLMNにおいて高優先度アクセス用に構成されている。
-登録要求メッセージがページング応答として、である。
-UEが緊急PDUセッションを確立している、または緊急サービスフォールバックを実行している。
いくつかの実施形態において、UEが登録受諾メッセージにおいてオペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEを受信し、オペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEが1つまたは複数のオペレータ定義アクセスカテゴリ定義を含んでいる場合、UEはRPLMNに対して保存された任意のオペレータ定義アクセスカテゴリ定義を削除することができ、または削除しなければならず、RPLMNに対して受信したオペレータ定義アクセスカテゴリ定義が保存することができ、または保存しなければならない。いくつかの実施形態において、UEが登録受諾メッセージにおいてオペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEを受信し、オペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEがオペレータ定義アクセスカテゴリ定義を含んでいない場合、UEはRPLMNに対して保存された任意のオペレータ定義アクセスカテゴリ定義を削除することができ、または削除しなければならない。登録受諾メッセージがオペレータ定義アクセスカテゴリ定義IEを含まない場合、UEはRPLMNに対して保存されたオペレータ定義のアクセスカテゴリ定義を削除することができず、または削除してはならない。
いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージにおいてサービスギャップ制御のサポートを指示した場合、
-登録受諾メッセージがT3447値IEを含む場合、UEは、新しいT3447値を保存し、以前に保存されたT3447値が存在すればそれを消去し、次にタイマーT3447が開始されたときに新しいT3447値を使用することができ、または使用しなければならない。
-登録受諾メッセージにT3447値IEが含まれていない場合、UEは、以前に保存されたT3447値があればそれを消去し、実行中の場合はタイマーT3447を停止することができ、または停止しなければならない。
いくつかの実施形態において、UEが登録要求メッセージの5GMM能力IEにおいてRACSビットを「RACSはサポートされている(RACS supported)」に設定し、登録受諾メッセージは以下を含む。
a)「ネットワーク割り当てUE無線能力ID削除は要求されている(Network-assigned UE radio capability IDs deletion requested)」に設定されたUE無線能力ID削除指示IE、UEは、UEに保存されたRPLMNまたはRSNPNに関連するネットワーク割り当てUE無線能力IDを削除することができ、または削除しなければならない、その後UEは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502で規定されているモビリティと定期登録更新に関する登録手順を開始することができ、または開始しなければならない。いくつかの実施形態において、UEが現在のUE構成に対して適用可能なメーカー割り当てUE無線能力IDを有する場合、UEは、登録要求メッセージのUE無線能力ID IEにメーカー割り当てUE無線能力IDを含めることができ、または含めなければならない。
b)UE無線能力ID IE、UEは、UE無線能力IDを保存することができ、または保存しなければならない。
UEは、制御プレーンCIoT 5GS最適化で5GSサービスを使用しない。
いくつかの実施形態において、UEが緊急PDUセッションを有する場合、AMFは、UEがCAGアクセス制御を通過しない場合であっても、サービス要求メッセージを受け入れることができ、または受け入れなければならない。いくつかの実施形態において、CAGアクセス制御を通過しないUEが緊急PDUセッションを有する場合、AMFは、3GPPアクセスに関連するすべての非緊急PDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならず、SMFにそれらすべての非緊急PDUセッションのローカル解放を実行するよう要求でき、または要求しなければならない。
h)以外の場合、UEは、サービス受諾メッセージの受信を手順の正常な完了として扱うことができ、または扱わなければならない。UEは、サービス要求試行カウンタをリセットし、タイマーT3517を停止し、5GMM-REGISTERED状態に入ることができ、または入らなければならない。
h)の場合、
a)UEがS1モードまたは5GCNに接続されたE-UTRAに変更されたときの下位層からの指示(例えば、3GPP TS 23.502参照)を、手順の正常な完了として扱い、タイマーT3517を停止することができ、または停止しなければならない。
b)シングル登録モードで動作しているUEがS1モードに変更した場合、3GPPアクセスのためのN1モード能力を無効にでき、または無効にしなければならない。
c)AMFは、CAGアクセス制御を実行することができず、または実行してはならない。
いくつかの実施形態において、AMFがPDUセッション状態同期を開始する必要がある場合、またはPDUセッション状態IEがサービス要求メッセージに含まれていた場合、AMFは、サービス受諾メッセージが送られるアクセスタイプに関連するどのPDUセッションがAMFでアクティブであるかを示すために、PDUセッション状態IEをサービス受諾メッセージに含めることができ、または含めなければならない。いくつかの実施形態において、PDUセッション状態情報要素がサービス受諾メッセージに含まれる場合、UEは、サービス受諾メッセージが送られたアクセスタイプに関連するUE側でアクティブであるが、AMFによって非アクティブであると示されたすべてのこれらのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。
いくつかの実施形態において、アップリンクデータ状態IEがサービス要求メッセージに含まれる場合、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)対応するPDUセッションのユーザプレーンリソースを再確立するようにSMFに示す。
b)UEがユーザプレーンリソースの再確立を要求したPDUセッションのユーザプレーンリソース再確立結果を示すために、PDUセッション再確立結果IEをサービス受諾メッセージに含める。
c)対応するPDUセッションがLADNのためのPDUセッションである場合、LADNサービスエリアにおけるUE存在を決定し、SMFに向けて転送する。
いくつかの実施形態において、許可されたPDUセッション状態IEがサービス要求メッセージに含まれる場合、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)保留中のダウンリンク信号のみを示した各SMFからの5GSMメッセージに対して、サービス受諾メッセージが送信された後、3GPPアクセスを通じて受信した5GSMメッセージをUEに転送する。
b)ダウンリンクデータのみを保留していることを示した各SMFに対して、
1)対応するPDUセッションIDが許可されたPDUセッション状態IEで示されていない場合、非3GPPアクセスに関連する対応するPDUセッションのユーザプレーンリソースの再アクティブ化が実行できないことをSMFに通知する。
2)対応するPDUセッションIDが許可されたPDUセッション状態IEで示されている場合、非3GPPアクセスに関連する対応するPDUセッションのユーザプレーンリソースの再アクティブ化が実行できることをSMFに通知する。
c)保留中のダウンリンク信号およびデータを示した各SMFに対して、
1)対応するPDUセッションIDが許可されたPDUセッション状態IEで示されていない場合、非3GPPアクセスに関連する対応するPDUセッションのユーザプレーンのリソースの再アクティブ化が実行できないことをSMFに通知する。
2)対応するPDUセッションIDが許可されたPDUセッション状態IEで示されている場合、非3GPPアクセスに関連する対応するPDUセッションのユーザプレーンリソースの再アクティブ化が実行できることをSMFに通知する。
3)非3GPPアクセスに関連する(単複の)PDUセッションに対する受信した5GSMメッセージを破棄する。
d)もしあれば、PDUセッション再アクティブ化結果IEをサービス受諾メッセージに含め、対応するPDUセッションのためのユーザプレーンリソースを正常に再確立したことを示す。
いくつかの実施形態において、PDUセッション再アクティブ化結果IEが、許可されたPDUセッション状態IEにおいてUEによって要求されたPDUセッションに対してユーザプレーンリソースが正常に再アクティブ化されたことを示すサービス受諾メッセージに含まれる場合、UEは、対応するPDUセッションを3GPPアクセスに関連付けられるとみなす。PDUセッションのユーザプレーンリソースが3GPPアクセス上で正常に再アクティブ化された場合、AMFおよびSMFは、対応するPDUセッションの関連するアクセスタイプを更新する。
いくつかの実施形態において、ユーザプレーンリソースがPDUセッションのために確立できない場合、AMFは、対応するPDUセッションのユーザプレーンリソースが再確立できないことを示すPDUセッション再確立結果IEをサービス受諾メッセージに含めることができ、または含めなければならず、以下に設定した、5GMM原因を有するPDUセッション再確立結果エラー原因IEを含めることができ、または含めなければならない。
a)
SMFがAMFに対してUEがLADNサービスエリア外に位置していることを示したために、ユーザプレーンリソースを確立できない場合(例えば、3GPP TS 29.502を参照)、#43 「LADNは利用不可(LADN not available)」。
b)SMFがAMFに対して優先サービスのみが許可されることを示したために、ユーザプレーンリソースが確立できない場合(例えば、3GPP TS 29.502を参照)、#28「制限されたサービスエリア」。
c)SMFがAMFに対してリソースがUPFで利用できないことを示したために、ユーザプレーンリソースを確立できない場合(例えば、3GPP TS 29.502を参照)、#92「PDUセッションのためのユーザプレーンリソース不足」。
いくつかの実施形態において、5GMMの原因が#92「PDUセッションのためのユーザプレーンリソース不足」に設定されたPDUセッション再アクティブ化結果エラー原因IEを受信した後、いつ関連PDUセッションのためのユーザプレーン再確立要求を再送信するかはUE実装次第である場合がある。
いくつかの実施形態において、サービス要求メッセージが緊急サービスフォールバックのためのものである場合、AMFは、例えば、3GPP TS 23.502に規定されているように、緊急サービスフォールバック手順をトリガする。
いくつかの実施形態において、緊急PDUセッションを有するUEが、以下を介して、サービス要求メッセージを送信した場合、
a)CAGセルであって、そのCAGセルのCAG-IDのいずれもが、UEの加入者における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」に含まれていない、CAGセル。
b)UEの加入者に「UEがCAGセルを介してのみ5GSにアクセスすることを許可されている指示」が含まれているPLMNの非CAGセル。
ネットワークは、サービス要求メッセージを受け入れ、すべての非緊急PDUセッションをローカルに解放することができ、または解放しなければならない。緊急PDUセッションは解放することができず、または解放してはならない。
いくつかの実施形態において、UEがCAGセルを介してのみアクセスを許可されているPLMNの非CAGセルまたは非許可のCAGセルのいずれかによってサービスを受けるUEからの非緊急PDUセッションの確立要求は、UEが拒否される必要がある。しかし、そのようなメカニズムはない。SMFはCAG情報を有していないため、これはAMFによって処理される必要がある。
いくつかの実施形態において、UEが以下によってサービスを受ける場合、
UEがCAGセルを介してのみアクセスを許可されているPLMNの非CAGセル、または、
非許可のCAGセル、
UEが非緊急PDUセッションの確立を要求するメッセージを含むUL NAS搬送メッセージを送信すると、AMFは、PDUセッションID、要求メッセージ、および5GMM原因#76「このCAGに対して許可されていないか、またはCAGセルに対してのみ許可されている(Not authorized for this CAG or authorized for CAG cells only)」を含むDL NAS搬送メッセージを送信することによって、それを拒否する。
DL NAS搬送メッセージを受信すると、UEはタイマーT3580を停止し、PDUセッション確立手順を中止する。
いくつかの実施形態において、UEが以下によってサービスを受ける場合、
UEがCAGセルを介してのみアクセスすることを許可されているPLMNの非CAGセル、または
非許可のCAGセル、
非緊急PDUセッションの確立を要求するメッセージを含むUL NAS搬送メッセージを送信すると、AMFは、PDUセッションID、要求メッセージ、および5GMM原因#76「このCAGに対して許可されていないか、またはCAGセルに対してのみ許可されている」を含むDL NAS搬送メッセージを送信することによって、それを拒否する。
DL NAS搬送メッセージを受信すると、UEはタイマーT3580を停止し、PDUセッション確立手順を中止する。
いくつかの実施形態において、以下の場合、AMFにおける以下の異常なケースが識別される。
a)ペイロードコンテナタイプIEが「N1 SM情報」に設定されている場合、および、
1)古いPDUセッションID IEがUL NAS搬送メッセージに含まれておらず、AMFがPDUセッションIDおよびUEに対するPDUセッションルーティングコンテキストを有さず、要求タイプIEが「初期要求」または「MA PDU要求」に設定されており、SMF選択が失敗した場合、AMFは、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができ、または送り返さなければならない。
2)古いPDUセッションID IEがUL NAS搬送メッセージに含まれており、AMFが古いPDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有し、PDUセッションIDとUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有さず、要求タイプIEが「初期要求」に設定され、AMFがSMFからSMFを再割り当てすることを示す再割り当て要求指示を受信し、SMFの選択が失敗した場合、AMFは、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができ、または送り返さなければならない。
3)AMFがPDUセッションIDとUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有しておらず、要求タイプIEが「デフォルトPDUセッション」または「MA PDU要求」に設定され、UDMから取得したユーザの加入者コンテキストが、UEから受信したPDUセッションIDと一致するPDUセッションIDのためのSMF ID、または、SMF IDが、UEのHPLMN、または現在のPLMNに対応するPLMN IDを含むようにUEから受信したDNNと一致するDNNのためのSMF IDを含まない場合、AMFは、例えば、3GPP TS 24.501 または 3GPP TS 29.502に規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができ、または送り返さなければならない。
4)古いPDUセッションID IEがUL NAS搬送メッセージに含まれており、AMFが古いPDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有し、PDUセッションIDとUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有さず、要求タイプIEが「初期要求」に設定され、AMFが再割り当て要求指示を受信しなかった場合、AMFは、以下のプロセスでSMFを選択するべきである。
いくつかの実施形態において、S-NSSAI IEが含まれず、UDMから取得したユーザの加入者コンテキストが、
i)デフォルトS-NSSAIを1つ含む場合、AMFは、デフォルトS-NSSAIをS-NSSAIとして使用することができ、または使用しなければならない。
ii)2つ以上のデフォルトS-NSSAIを含む場合、AMFは、オペレータポリシーによって選択されたデフォルトS-NSSAIの1つをS-NSSAIとして使用することができ、または使用しなければならない。
iii)デフォルトS-NSSAIを含まない場合、AMFは、オペレータポリシーに基づいて選択されたS-NSSAIをS-NSSAIとして使用することができ、または使用しなければならない。
いくつかの実施形態において、DNN IEが含まれておらず、UDMから取得されたユーザの加入者コンテキストが含まれる場合、
i)S-NSSAIのためのデフォルトDNNを含む場合、AMFは、デフォルトDNNをDNNとして使用することができ、または使用しなければならない。
ii)S-NSSAIのためのデフォルトDNNを含まない場合、AMFは、ローカルに構成されたDNNをDNNとして使用することができ、または使用しなければならない。
いくつかの実施形態において、ネットワークによって選択されたDNNがLADN DNNである場合、AMFは、LADNサービスエリアにおけるUE存在を決定することができ、または決定しなければならない。
いくつかの実施形態において、SMFの選択が成功した場合、AMFは、PDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを保存し、保存されたPDUセッションルーティングコンテキストにおいてSMF IDを選択されたSMF IDに設定し、5GSMメッセージ、PDUセッションID、古いPDUセッションID、S-NSSAI、マッピングされたS-NSSAI(ローミングシナリオで利用可能な場合)、AMFによって決定されたDNN、ネットワークによって選択されたDNN(AMFによって決定されたDNNと異なる場合)、要求タイプおよびLADNサービスエリア内のUEの存在(ネットワークによって選択されたDNNがLADN DNNと対応する場合)、PDUセッションルーティングコンテキストのSMF IDに向けて転送すべきである。
いくつかの実施形態において、SMF選択が失敗した場合、AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができるか、または送り返さなければならない。
5)AMFがPDUセッションIDとUEに対するPDUセッションルーティングコンテキストを有し、PDUセッションルーティングコンテキストが、PDUセッションが緊急PDUセッションであることを示し、要求タイプIEが「初期緊急要求」に設定されている場合、AMFは、5GSMメッセージ、PDUセッションID、S-NSSAI(AMF緊急設定データに構成されていれば)、DNN(AMF緊急設定データに構成されていれば)および要求タイプを、PDUセッションルーティングコンテキストのSMF IDに向けて転送するべきである。
6)要求タイプIEが「初期緊急要求」に設定され、S-NSSAIまたはDNNを受信した場合、AMFは、受信したS-NSSAIまたはDNNを無視し、もしあればAMF緊急設定データから緊急DNNを使用する。
7)AMFがPDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有さず、UL NAS搬送メッセージの要求タイプIEが提供されないか、提供されても、「初期要求」、「デフォルトPDUセッション」、「初期緊急要求」、「デフォルト緊急PDUセッション」、「MA PDU要求」以外の値に設定されている場合、AMFは、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、転送しなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができる。
8)AMFが、5GSMメッセージ、PDUセッションID、S-NSSAI、マッピングされたS-NSSAI(ローミングシナリオで利用できる場合)、DNNおよび要求タイプ(受信した場合)をSMF IDに向けて転送を試みたが失敗した場合、AMFは、例えば、3GPP TS 24.501 または 3GPP TS 29.502 に指定されているように、UEに転送されなかった5GSMメッセージを送り返すことができる。
9)古いPDUセッションID IEがUL NAS搬送メッセージに含まれ、AMFが古いPDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有さず、要求タイプIEが「初期要求」に設定され、AMFは、以下のプロセスでSMFを選択すべきである。
いくつかの実施形態において、S-NSSAI IEが含まれておらず、UDMから取得したユーザの加入者コンテキストが、
i)デフォルトS-NSSAIを1つ含む場合、AMFは、デフォルトS-NSSAIをS-NSSAIとして使用することができ、または使用しなければならない。
ii)2つまたは複数のデフォルトS-NSSAIを含む場合、AMFは、オペレータポリシーによって選択されたデフォルトS-NSSAIの1つをS-NSSAIとして使用することができ、または使用しなければならない。
iii)デフォルトS-NSSAIを含まない場合、AMFは、オペレータポリシーに基づいて選択されたS-NSSAIをS-NSSAIとして使用することができ、または使用しなければならない。
いくつかの実施形態において、DNN IEが含まれておらず、UDMから取得されたユーザの加入者コンテキストが、
i)S-NSSAIのためのデフォルトDNNを含む場合、AMFは、デフォルトDNNをDNNとして使用することができ、または使用しなければならない。
ii)S-NSSAIのためのデフォルトDNNを含まない場合、AMFは、ローカルに構成されたDNNをDNNとして使用することができ、または使用しなければならない。
いくつかの実施形態において、ネットワークによって選択されたDNNがLADN DNNである場合、AMFは、LADNサービスエリアにおけるUE存在を決定することができ、または決定しなければならない。
いくつかの実施形態において、SMFの選択が成功した場合、AMFは、PDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを保存し、保存されたPDUセッションルーティングコンテキストにおいてSMF IDを選択されたSMF IDに設定し、5GSMメッセージ、PDUセッションID、古いPDUセッションID、S-NSSAI、マッピングされたS-NSSAI(ローミングシナリオで利用可能な場合)、AMFによって決定されたDNN、ネットワークによって選択されたDNN(AMFによって決定されたDNNと異なる場合)、LADNサービスエリアにおける要求タイプおよびUEの存在(ネットワークによって選択されたDNNがLADN DNNと対応する場合)、PDUセッションルーティングコンテキストのSMF IDに向けて転送するべきである。
いくつかの実施形態において、SMF選択が失敗した場合、AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができ、または送り返さなければならない。
10)AMFが、PDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有し、PDUセッションルーティングコンテキストが、PDUセッションが緊急PDUセッションでないことを示し、要求タイプIEが含まれていて「デフォルト緊急PDUセッション」に設定される場合、AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502で規定されるように、転送されていない5GSMメッセージをUEに送り返すことができる。
11)AMFがPDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有し、PDUセッションルーティングコンテキストが、PDUセッションが緊急PDUセッションであることを示し、要求タイプIEが含まれていて「デフォルトPDUセッション」に設定される場合、AMFは、5GSMメッセージ、PDUセッションID、S-NSSAI(AMF緊急設定データに設定されている場合)、DNN(AMF緊急設定データに設定されている場合)、および要求タイプを、PDUセッションルーティングコンテキストのSMF IDによって識別されるSMFに向けて転送することができる。
12)AMFが、PDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有し、要求タイプIEが「初期要求」に設定されている場合、AMFは、PDUセッションIDによって識別されるPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならず、SMFにPDUセッションのローカル解放を要求し、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502で規定されている方法で進めることができ、または進まなければならない。
13)要求タイプIEが「初期要求」に設定され、S-NSSAI IEがネットワークで許可されていないS-NSSAIを含む場合、AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502で規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返さすことができ、または送り返さなければならない。
14) 要求タイプIEが「デフォルトPDUセッション」に設定され、AMFがPDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有し、PDUセッションルーティングコンテキストが、PDUセッションが緊急PDUセッションではないことを示し、PDUセッションIDによって識別されるPDUセッションに関連するS-NSSAIが対象アクセスタイプに対して許可されていない場合、AMFは、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができ、または送り返さなければならない。
15)要求タイプIEが「初期要求」、「デフォルトPDUセッション」、「修正要求」、または「MA PDU要求」に設定され、UEが選択されたPLMNにおいて高優先度アクセスのために構成されておらず、UEが非許可エリアにあるか、許可エリアにない場合、AMFは、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、転送されていない5GSMメッセージおよび5GSM原因#28「サービスエリア制限」をUEに送り返すことができ、送り返さなければならない。
16)要求タイプIEが「初期要求」または「MA PDU要求」に設定されており、AMFが5GS登録タイプIEで「モビリティ登録更新」を示す登録要求メッセージの受信を保留しており、緊急PDUセッションがUEのために存在する場合(例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502を参照)、AMFは、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができ、または送り返さなければならない。
17)タイマーT3447が実行中で、UEが、以下のサービスギャップ制御をサポートしている場合、
i)UEが、選択されたPLMNにおいて高優先度アクセス用に設定されていない。
ii)現在のNAS信号接続がページングによってトリガされなかった。
iii)モバイル終端信号(mobile terminated signalling)が送信されていないか、または現在のNAS信号接続の確立後にいかなるPDUセッションに対してもユーザプレーンリソースが確立されていない。
AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されるように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送り返すことができ、または送り返さなければならない。
18)AMFがPDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを有し、要求タイプIEが含まれず、UEが選択されたPLMNにおける高優先度アクセスのために構成されておらず、PDUセッションが緊急PDUセッションでない場合、AMFは、5GSMメッセージおよびPDUセッションID IEをPDUルーティングコンテキストのSMF IDによって識別されるSMFに向かって、以下とともに、転送することができ、または転送しなければならない。
i)DNNに基づく輻輳制御が、選択されたDNNに対してアクティブにされている場合、例えば、3GPP TS 29.502に規定されているように、「メッセージはAMFにおいてアクティブにされたDNNに基づく輻輳から免除された」を示す、免除(exemption)Ind属性。
ii)S-NSSAIおよびDNNに基づく輻輳制御が、選択されたS-NSSAIおよび選択されたDNNに対してアクティブにされている場合、例えば、3GPP TS 29.502で規定されているように、「メッセージはAMFにおいてアクティブにされたS-NSSAIおよびDNNに基づく輻輳から免除された」を示す、免除Ind属性。
iii)S-NSSAIのみに基づく輻輳制御が、選択されたS-NSSAIに対してアクティブにされている場合、例えば3GPP TS 29.502に規定されるように、「メッセージはAMFにおいてアクティブにされたS-NSSAIのみに基づく輻輳から免除された」を示す、免除Ind属性。
19)要求タイプIEが「MA PDU要求」に設定され、S-NSSAI IEがどちらのアクセスでもネットワークによって許可されていないS-NSSAIを含む場合、AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502で規定されているように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送ることができ、または送らなければならない。
20)要求タイプIEが「初期緊急要求」にも「存在する緊急PDUセッション」にも設定されていない場合、UEは以下を経由して、UL NAS搬送メッセージを送信した。
i)CAGセルであり、CAGセルがサポートする(単複の)CAG-IDのいずれも、現在のPLMNに対するUEの「許可されたCAGリスト」に含まれていない。
ii)非CAGセルであり、現在のPLMNに対するUEの「CAG情報リスト」のエントリに、「UEがCAGセル経由で5GSにアクセスすることのみを許可されていることを示す指示」が含まれている。
AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されるように、転送されなかった5GSMメッセージをUEに送信することができ、または送信しなければならない。
b)ペイロードコンテナタイプIEが「SMS」に設定され、AMFがUEに関連するSMSFアドレスを有さないか、AMFがペイロードコンテナIEのコンテンツをAMFで利用できるSMSFアドレスに関連するSMSFに転送できない場合、AMFは手順を中止することができ、または中止しなければならない。
c)ペイロードコンテナタイプIEが「LTE測位プロトコル(LPP)メッセージコンテナ(LTE Positioning Protocol (LPP) message container)」に設定され、付加情報IEがUL NAS搬送メッセージに含まれていない場合、またはAMFが付加情報IEに含まれるルーティング情報に関連するLMFにペイロードコンテナIEのコンテンツを転送できない場合、AMFは、手順を中止することができ、または中止しなければならない。
d)ペイロードコンテナタイプIEが「UEポリシーコンテナ」に設定され、AMFがUEに関連するPCFアドレスを有さないか、AMFで利用可能なPCFアドレスに関連するPCFに、ペイロードコンテナIEのコンテンツを転送できない場合、AMFは手順を中止することができ、または中断しなければならない。
e)ペイロードコンテナタイプIEが「ロケーションサービスメッセージコンテナ(Location services message container)」に設定され、付加情報IEがUL NAS搬送メッセージに含まれ、AMFが付加情報IEに含まれるルーティング情報に関連するLMFに、ペイロードコンテナIEのコンテンツを転送できない場合、AMFは手順を中止でき、または中止しなければならない。
f)ペイロードコンテナタイプIEが「SMS」または「LTE測位プロトコル(LPP)メッセージコンテナ」に設定されていて、
1)タイマーT3447が実行中であり、UEがサービスギャップ制御をサポートしていて、
2)UEが選択されたPLMNで高優先度アクセス用に構成されていなく、
3)現在のNAS信号接続はページングによってトリガされたものではなく、
4)5GMM-CONNECTEDモードのUEが、現在のNAS信号接続をユーザプレーン上でモバイル終端信号またはダウンリンクデータを受信する確立の後、モバイル終端信号が送信されていないか、または任意のPDUセッションに対してもユーザプレーンのリソースが確立されていない場合、
AMFは、手順を中止することができ、または中止しなければならない。
いくつかの実施形態において、そのような状態において、N1 NAS信号接続はネットワークによって解放されることができる。
g)ペイロードコンテナタイプIEが「CIoTユーザデータコンテナ」に設定され、
1)AMFがPDUセッションIDおよびUEのためのPDUセッションルーティングコンテキストを持たず、または、
2)AMFがユーザデータコンテナとPDUセッションIDの転送を試みて失敗した場合、
AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されるように、転送されなかったCIoTユーザデータコンテナをUEに送り返すことができる。
h)ペイロードコンテナタイプIEが「CIoTユーザデータコンテナ」に設定されている場合、
1)タイマーT3447が実行中で、UEがサービスギャップ制御をサポートしていて、
2)UEが選択されたPLMNで高優先度アクセスのために構成されていなく、
3)現在のN1 NAS信号接続がページングによってトリガされたものではなく、
4)モバイル終端信号が送信されていないか、または現在のNAS信号接続の確立後にいかなるPDUセッションのためのユーザプレーンのリソースも確立されていない場合、
AMFは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されるように、転送されなかったCIoTユーザデータコンテナをUEに送り返すことができ、または送り返さなければならない。
ネットワーク起動型NAS搬送手順の目的は、以下の搬送を提供することである。
a)シングル5GSMメッセージ、
b)SMS、
c)LPPメッセージ、
d)SOR透過コンテナ、
e)ルーティング失敗のために転送されなかった、シングルアップリンク5GSMメッセージ、
f)輻輳制御のために転送されなかった、シングルアップリンク5GSMメッセージ、
g)UEポリシーコンテナ、
h)PLMNのPDUセッションの最大数に達したために転送されなかった、シングルアップリンク5GSMメッセージ、
i)サービスエリア制限のために転送されなかった、シングルアップリンク5GSMメッセージ、
ia)CAGのために転送されなかった、シングルアップリンク5GSMメッセージ、
j)UEパラメータ更新透過コンテナ、
k)位置情報サービスメッセージ、
l)CIoTユーザデータコンテナ、
l1)ルーティング障害のために転送されなかった、シングルアップリンクCIoTユーザデータコンテナ、
l2)輻輳制御のために転送されなかった、シングルアップリンクCIoTユーザデータコンテナ、または、
m)AMFからUEへの5GMMメッセージにおける上記の類型のうちの複数。
いくつかの実施形態において、UEが5GMM-CONNECTEDモードにあるとき、AMFは、DL NAS搬送メッセージを送信することによって、NAS搬送手順を開始させる。
場合a)において、例えば、UEに対するN1 SM配信スキップ許可指示のない5GSMメッセージまたは5GMM-CONNECTEDモードのUEに対するN1 SM配信スキップ許可指示のある5GSMメッセージをSMFから受信すると、AMFは以下を行うことができ、または行わなければならない。
a)PDUセッションID IEにPDUセッション情報(PDUセッションID)を含める。
b)ペイロードコンテナタイプIEを「N1 SM情報」に設定する。
c)ペイロードコンテナIEを5GSMメッセージに設定する。
場合b)において、例えば、SMSペイロードのSMSFからの受信時に、AMFは以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)ペイロードコンテナタイプIEを「SMS」に設定する。
b)ペイロードコンテナIEをSMSペイロードに設定する。
c)DL NAS搬送メッセージを配信するために、アクセスタイプの選択が必要な場合には、以下のように選択する。
1)DL NAS搬送メッセージを受信するUEが3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスの両方を介してネットワークに登録されており、UEの5GMMコンテキストがNAS経由SMSを許可することを示しており、UEがMICOモードであり、UEが3GPPアクセスでは5GMM-IDLEモードであり、非3GPPアクセスでは5GMM-CONNECTEDモードであり、AMFが非3GPPアクセスを選択する場合。そうでなければ、AMFは、3GPPアクセスまたは非3GPPアクセスのいずれかを選択する。
いくつかの実施形態において、3GPPアクセス経由でDL NAS搬送メッセージの配信が失敗した場合、AMFは、非3GPPアクセス経由でDL NAS TRANSPORTメッセージを再送信することができる。
いくつかの実施形態において、非3GPPアクセス上のDL NAS搬送メッセージの配信が失敗した場合、AMFは、3GPPアクセス経由でDL NAS搬送メッセージを再送信することができる。
2)そうでない場合、AMFは3GPPアクセスを選択する。
いくつかの実施形態において、AMFは、オペレータポリシーに基づいて、3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間でアクセスタイプを選択することができる。
場合c)において、例えば、LMFからLPPメッセージペイロードを受信すると、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)ペイロードコンテナタイプIEを、「LTE測位プロトコル(LPP)メッセージコンテナ」に設定する。
b)ペイロードコンテナIEを、LMFから受信したLPPメッセージペイロードに設定する。
c)追加情報IEを、LPPメッセージが受信されたLMFから受信したLCS相関識別子に設定する。
いくつかの実施形態において、LCS相関識別子は、例えば、3GPP TS 23.273に記載されているように、定期的またはトリガされた場所のイベント報告に関連するLPPメッセージ転送を除いて、AMFによってもともと割り当てられ、LMFが相関識別子を割り当てる。AMFおよびLMFが割り当てる相関識別子は、実装固有の規則(異なるオクテット数の使用など)により、UL NAS搬送メッセージの追加情報IEで受信したときにAMFが他と区別することができるようにすることができる。
場合d)において、例えば、UDMからUEに転送されるローミング情報(例えば、3GPP TS 23.122を参照)のステアリングを受信すると、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)ペイロードコンテナタイプIEを「SOR透過コンテナ」に設定する。
b)UDMから受信したローミング情報(例えば、3GPP TS 23.122を参照)のステアリングにペイロードコンテナIEを設定する。
場合e)において、例えば、ルーティングの失敗により転送されなかったシングルアップリンク5GSMメッセージの送信時に、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)PDUセッションIDをPDUセッションID IEに含め、
b)ペイロードコンテナタイプIEを「N1 SM情報」に設定し、
c)ペイロードコンテナIEを転送されなかった5GSMメッセージに設定し、
d)5GMM原因IEを、5GMM原因#90「ペイロードが転送されなかった(payload was not forwarded)」、または5GMM原因#91「DNNがスライスでサポートされないか加入されない(DNN not supported or not subscribed in the slice)」に設定する。AMFは、以下の原因によりSMF選択が失敗したため5GSMメッセージを転送できなかった場合、5GMM原因IEを5GMM原因#91「DNNがスライスでサポートされないか加入されない」に設定する。
1)AMFが使用するS-NSSAIで識別されるスライスでDNNがサポートされていない。
2)UEから提供されたDNNもワイルドカードDNNも、AMFによって使用されるS-NSSAIに対するUEの加入者DNNリストには存在しない。
そうでない場合、AMFは5GMM原因IEを5GMM原因#90「ペイロードが転送されなかった」に設定する。
場合f)において、例えば、輻輳制御のために転送されなかったシングルアップリンク5GSMメッセージの送信時に、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)PDUセッションIDをPDUセッションID IEに含め、
b)ペイロードコンテナタイプIEを「N1 SM情報」に設定し、
c)ペイロードコンテナIEを、転送されなかった5GSMメッセージに設定し、
d)5GMM原因IEを5GMM原因#22「輻輳(Congestion)」、5GMM原因#67「特定スライスおよびDNNのリソース不足」、または5GMM原因#69「特定スライスのリソース不足」に設定し、
e)バックオフタイマー値IEを含む。
場合g)において、例えば、UEに転送されるUEポリシーコンテナをPCFから受信すると、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)ペイロードコンテナタイプIEを「UEポリシーコンテナ」に設定し、
b)PCFから受信したUEポリシーコンテナにペイロードコンテナIEを設定する。
場合h)において、例えば、PLMNのPDUセッションの最大数に達したため、転送されなかったシングルアップリンク5GSMメッセージの送信時に、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)PDUセッションIDをPDUセッションID IEに含め、
b)ペイロードコンテナタイプIEを「N1 SM情報」に設定し、
c)ペイロードコンテナIEを、転送されなかった5GSMメッセージに設定し、
d)5GMM原因IEを5GMM原因#65「PDUセッションの最大数に達した(maximum number of PDU sessions reached)」に設定する。
場合i)において、例えば、サービスエリアの制限のために転送されなかったシングルアップリンク5GSMメッセージの送信時に、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)PDUセッションIDをPDUセッションID IEに含め、
b)ペイロードコンテナタイプIEを「N1 SM情報」に設定し、
c)ペイロードコンテナIEを、転送されなかった5GSMメッセージに設定し、
d)5GMM原因IEを5GMM原因#28「制限されたサービスエリア(Restricted service area)」に設定する。
場合ia)において、例えば、CAGのために転送されなかったシングルアップリンク5GSMメッセージの送信時に、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)PDUセッションIDをPDUセッションID IEに含め、
b)ペイロードコンテナタイプIEを「N1 SM情報」に設定し、
c)ペイロードコンテナIEを、転送されなかった5GSMメッセージに設定し、
d)5GMM原因IEを5GMM原因#76「このCAGに対して許可されていないか、またはCAGセルに対してのみ許可されている」に設定する。
場合j)において、例えば、UDMからUEに転送されるUEパラメータ更新データ(例えば、3GPP TS 23.502を参照)を受信すると、AMFは、以下のことを行うことができ、または、行わなければならない。
a)ペイロードコンテナタイプIEを「UEパラメータ更新透過コンテナ」に設定し、
b)ペイロードコンテナIEの内容を、UDMから受信したUEパラメータ更新データ(例えば、3GPP TS 23.502を参照)に設定する。
場合k)において、例えば、位置サービスアプリケーションから位置サービスメッセージペイロードを受信すると、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)ペイロードコンテナタイプIEを「位置サービスメッセージコンテナ」に設定し、
b)ペイロードコンテナIEを位置サービスメッセージペイロードに設定する。
場合k)において、例えば、LMFから位置サービスメッセージペイロードを受信すると、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)ペイロードコンテナタイプIEを「位置サービスメッセージコンテナ」に設定し、
b)ペイロードコンテナIEを位置サービスメッセージペイロードに設定し、
c)追加情報IEを、位置サービスメッセージのペイロードを受信したLMFに関連するルーティング情報に設定する。
注3:場合k)は、UEとAMFとの間およびUEとLMFとの間の位置サービスメッセージコンテナの転送をサポートすることができる。UEとLMFとの間の転送では、追加情報IEが含まれ、LMFのルーティング情報を提供する。UEとAMFとの間の搬送では、追加情報IEは含まれない。
場合l)において、例えば、SMFからユーザデータコンテナペイロードを受信すると、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)PDUセッションIDをPDUセッションID IEに含め、
b)ペイロードコンテナタイプIEを「CIoTユーザデータコンテナ」に設定し、
c)ペイロードコンテナIEをユーザデータコンテナに設定する。
場合l1)において、例えば、サービスギャップ制御のために転送されなかったシングルアップリンクCIoTユーザデータコンテナを送信する際に、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)PDUセッションIDをPDUセッションID IEに含め、
b)ペイロードコンテナタイプIEを「CIoTユーザデータコンテナ」に設定し、
c)ペイロードコンテナIEを、転送されなかったCIoTユーザデータコンテナに設定し、
d)5GMM原因IEを5GMM原因#90「ペイロードが転送されなかった」に設定する。
場合m)において、AMFは、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
a)ペイロードコンテナタイプIEを「複数のペイロード」に設定し、
b)ペイロードコンテナIEの各ペイロードコンテナエントリを、例えば、次のように設定する。
i)ペイロードコンテナエントリのペイロードコンテナタイプフィールドを、上記の場合a)~k)で明記されるように、ペイロードコンテナタイプIEで設定されたペイロードコンテナタイプ値に設定する。
ii)ペイロードコンテナエントリのペイロードコンテナコンテンツフィールドを、上記の場合a)~k)で明記されるように、ペイロードコンテナタイプIEに設定されたペイロードコンテンツに設定する。
iii)もしあれば、オプションのIEフィールドを、上記の場合a)~kで明記されるように、オプションの関連情報に設定する。
ネットワーク開始型のメッセージのNAS搬送
DL NAS搬送メッセージを受信時に、UEはタイマーT3346が動作中であれば、停止することができ、または停止しなければならない。
DL NAS搬送メッセージの受信時に、ペイロードコンテナタイプIEが以下に設定されている場合、
a)「N1 SM 情報」、および5GMM原因IEがDL NAS搬送メッセージに含まれない場合、ペイロードコンテナIEにおける5GSMメッセージおよびPDUセッションIDは、第6節で明記された5GSM手順によって処理される。
b)「SMS」、UEはペイロードコンテナIEのコンテンツをSMSスタックエンティティに転送することができ、または転送しなければならない。
c)「LTE位置情報プロトコル(LPP)メッセージコンテナ」、UEはペイロードコンテナタイプ、ペイロードコンテナIEのコンテンツ、および追加情報IEに含まれるルーティング情報を、上位層の位置サービスアプリケーションに転送することができ、または転送しなければならない。
d)「SOR透過コンテナ」、およびペイロードコンテナIEが以下である場合、
1)整合性チェック(例えば、3GPP TS 33.501を参照)を正常に通過した場合、提供された好ましいPLMN/アクセス技術の組み合わせのリストを示し、そのリストタイプは以下を示す。
i)「PLMN IDおよびアクセス技術リスト」、そのときMEは、MEに保存された「アクセス技術によるオペレータ制御PLMNセレクタ」リスト中の最も優先度の高いエントリを置き換えることができ、または置き換えなければならず、例えば、3GPP TS 23.122に規定されているように動作を進めることができ、または進めなければならならず、または、
ii)「保護されたパケット」、そのときMEは、SIMデータダウンロードに設定されたプロトコル識別子、クラス2メッセージに設定されたデータ符号化方式、SOR透過コンテナIEの保護されたパケットの内容としてのSMSペイロードを受信したかのように、動作することができ、または動作しなければならない。SMSペイロードは、例えば3GPP TS 23.040に規定されているようにUICCに転送され、MEは、例えば3GPP TS 23.122に規定されているように動作を進めることができ、または進めなければならない。
2)整合性チェック(例えば、3GPP TS 33.501を参照)を正常に通過しない場合、UEは、例えば、3GPP TS 23.122に規定されているように動作で進めることができ、または進めなければならない。
e)無効。
f)無効。
g)「N1 SM情報」、
1)5GMM原因IEが5GMM原因#22「輻輳」に設定された場合、UEは、5GSMメッセージがDNNに基づいて輻輳制御のために転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEからの5GSMメッセージおよびバックオフタイマー値IEからの時間値とともに5GSMサブ層に渡す。
2)5GMM原因IEが5GMM原因#28「制限サービスエリア」に設定された場合、UEは、サービスエリアの制限のために5GSMメッセージが転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEからの5GSMメッセージとともに5GSMサブ層に渡し、5GMM-REGISTERED.NON-ALLOWED-SERVICE状態に入り、もし、DL NAS搬送メッセージが3GPPアクセス上で受信されていれば、モビリティおよび定期登録更新の登録手順を実行する。
3)5GMM原因IEが5GMM原因#65「PDUセッションの最大数に達した」に設定された場合、UEは、PLMNの最大PDUセッション数に達したために5GSMメッセージが転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEからの5GSMメッセージとともに5GSMサブ層に渡す。
4)5GMM原因IEが5GMM原因#67「特定スライスおよびDNNのリソース不足」に設定された場合、UEは、S-NSSAIおよびDNNに基づいて輻輳制御のために5GSMメッセージが転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEからの5GSMメッセージおよびバックオフ時間値IEからの時間値とともに5GSMサブ層に渡す。
5)5GMM原因IEが5GMM原因#69「特定スライスのリソース不足」に設定された場合、UEは、S-NSSAIのみに基づいて輻輳制御のために5GSMメッセージが転送されなかったという指示を、DLNAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEからの5GSMメッセージおよびバックオフ時間値IEからの時間値とともに5GSMサブ層に渡す。
5a)5GMM原因IEが5GMM原因#76「このCAGに対して許可されていないか、またはCAGセルに対してのみ許可されている」に設定された場合、UEは、CAGのために5GSMメッセージが転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEからの5GSMメッセージとともに5GSMサブ層に渡す。
6)5GMM原因IEが5GMM原因#90「ペイロードが転送されなかった」に設定された場合、UEは、5GSMメッセージがルーティング障害のために転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEから5GSMメッセージとともに5GSMサブ層に渡す。
7)5GMM原因IEが5GMM原因#91「DNNがスライスでサポートされないか加入されない」に設定された場合、UEは、5GSMメッセージが、DNNがスライスでサポートされていないか加入者されていないために転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEからの5GSMメッセージとともに5GSMサブ層に渡す。
h)「UEポリシーコンテナ」、ペイロードコンテナIEのUEポリシーコンテナは、UEポリシー配信手順の以下で処理される。
i)「UEパラメータ更新コンテナ」、ペイロードコンテナIEが、
1)整合性チェック(例えば、3GPP TS 33.501を参照)を正常に通過した場合、
i)UEパラメータ更新リストが、UEパラメータ更新データセットタイプが「ルーティング指示更新データ」を示すUEパラメータ更新データセットを含む場合、
A)MEは、プロトコル識別子をSIMデータダウンロードに設定し、データ符号化方式をクラス2メッセージに設定し、SMSペイロードをUEパラメータ更新透過コンテナIEの保護されたパケットコンテンツとして受信したかのように動作することができ、または動作しなければならない。SMSペイロードは、例えば、3GPP TS 23.040に規定されているように、UICCに転送され、
B)UEパラメータ更新透過コンテナのUEパラメータ更新ヘッダのACKビットが「肯定応答要求」に設定され、UICC保護パケットを正常に受信したことを示す状態バイトをUICCから受信した場合、MEは、ペイロードタイプIEを「UEパラメータ更新透過コンテナ」に設定して、UL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEで肯定応答を送信することができ、または送信しなければならず、
C)MEが例えば3GPP TS 31.111に規定されているように、UICCからREFRESHコマンドを受信し、UEパラメータ更新透過コンテナIEのUEパラメータ更新ヘッダのREGビットが「再登録要求」に設定される場合、および、
C1)UEが3GPPアクセス上で登録されている場合、UEは、3GPPアクセス上で5GMM-IDLEモードまたはRRC非アクティブ指示で5GMM-CONNECTEDモードになるまで待機し、登録解除手順を実行し、その5G-GUTIを削除して、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502で規定されているように、初期登録の登録手順を開始することができ、または開始しなければならない。
C2)UEが非3GPPアクセス上で登録され、非3GPPアクセス上で緊急サービスが進行していない場合、UEは、N1 NAS信号接続をローカルに解放し、非3GPPアクセス上で5GMM-IDLEモードに入り、登録解除手順を実行し、UEが3GPPアクセス上で異なるPLMNに登録されているか、UEが3GPPアクセス上で登録されていない場合、その5G-GUTIを削除して、例えば、3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、初期登録の登録手順を開始することができ、または開始しなければならない。
C3)UEが非3GPPアクセス上で登録され、非3GPPアクセス上で緊急サービスが進行中である場合、UEは、3GPP TS 24.501 または 3GPP TS 29.502 に規定されているように、緊急サービスが完了するまで待ってからN1 NAS信号接続をローカルに解放し、非3GPPアクセス上で5GMM-IDLEモードに入り、登録解除手順を実行し、UEが3GPPアクセス上で異なるPLMNに登録されている場合はその5G-GUTIの削除、またはUEが3GPPアクセス上で登録されない場合は初期登録の登録手順を開始することができ、または開始しなければならない。
ii)UEパラメータ更新リストが、UEパラメータ更新データセットタイプが「デフォルト設定されたNSSAI更新データ」を示すUEパラメータ更新データセットを含む場合、
A)UEパラメータ更新透過コンテナのUEパラメータ更新ヘッダのACKビットが「肯定応答要求」に設定され、UEパラメータ更新リストが「ルーティング指示更新データ」を示すUEパラメータ更新データセットを含まない場合、MEは、例えば3GPP TS 24.501または3GPP TS 29.502に規定されているように、ペイロードタイプIEが「UEパラメータ更新透明コンテナ」に設定されているUL NAS搬送メッセージのペイロードコンテンツIEで肯定応答を送信することができ、または送信しなければならない。
B)MEは、保存されたデフォルト設定されたNSSAIを、デフォルト設定されたNSSAI更新データに含まれるデフォルト設定されたNSSAIと置き換えることができ、または置き換えなければならない。
C)UEパラメータ更新リストが、UEパラメータ更新データセットタイプが「ルーティング指示更新データ」を示すUEパラメータ更新データセットを含まない場合、UEは、例えば、3GPP TS 24.501 または 3GPP TS 29.502 に規定されているように、古いデフォルト設定されたNSSAIを使用して、登録要求メッセージで要求されたNSSAIを作成し、UEが現在のPLMNに対して設定されたNSSAIを有さず、UEが新しいデフォルト設定されたNSSAIに含まれない1つまたは複数のS-NSSAIを含む現在のPLMNに対して許可されたNSSAIを有し、UEは5GMM-IDLEモードになるまで待機し、モビリティおよび定期登録更新の登録手順を開始することができ、または開始しなければならない。
2)整合性チェック(例えば、3GPP TS 33.501を参照)を正常に通過しなかった場合、UEは、ペイロードコンテナ IEの内容を破棄することができ、または破棄しなければならない。
j)「位置サービスメッセージコンテナ」、および5GMM原因IEがDL NAS搬送メッセージに含まれていない場合、UEは、ペイロードコンテナタイプ、ペイロードコンテナIEの内容、および含まれていれば追加情報IEのルーティング情報を、上位層の位置サービスアプリケーションに転送することができ、または転送しなければならない。
k)「CIoT ユーザデータコンテナ」、UEはペイロードコンテナIEの内容とPDUセッションIDを5GSMサブ層に転送することができ、または転送しなければならない。
l)「CIoTユーザデータコンテナ」、
1)UEは、CIoTユーザデータがDNNに基づいて輻輳制御のために転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEからのCIoTユーザデータおよびバックオフタイマー値IEからの時間値とともに5GSMサブ層に渡す。
2)5GMM原因IEが5GMM原因#90「ペイロードが転送されなかった」に設定された場合、UEは、ルーティング障害のためにユーザデータコンテナが転送されなかったことを、ペイロードコンテナIEからのユーザデータコンテナおよびDL NAS搬送メッセージのPDUセッションID IEからのPDUセッションIDとともに5GSMサブ層に渡す。
m)「複数のペイロード」、UEは、最初にペイロードコンテナIEの内容を復号してペイロードコンテナのエントリ数を取得し、各ペイロードコンテナのエントリに対して以下を行うことができ、または行わなければならない。
1)ペイロードコンテナタイプフィールドを復号し、
2)ペイロードコンテナエントリのオプションIEフィールドおよびペイロードコンテナコンテンツフィールドを復号し、
3)各ペイロードコンテナエントリの内容を、ペイロードコンテナタイプフィールドに従って、上記の箇条書きa)~l)に明記されるように、ペイロードコンテナIEおよび関連するオプションIEの内容と同じように処理する。
いくつかの実施形態によれば、以下の異常な場合を識別することができる。
a)タイマーT3580の失効。
UEは、タイマーT3580の最初の満了時に、以下のことを行うことができ、または行わなければならない。
-PDUセッション確立要求メッセージが、要求タイプを「初期緊急要求」または「デフォルト緊急PDUセッション」に設定して送信された場合、UEは、以下のことを行うことができる。
a)手順の失敗を上位層に通知し、または、
b)ローカルに登録を解除し、もしまだ解除されていなければ、緊急サービスのための初期登録を試みる。
-そうでない場合、PDUセッション確立要求メッセージ、およびPDUセッション確立要求メッセージの最初の送信とともに搬送されたPDUセッション情報を再送信し、まだ必要であれば、タイマーT3580をリセットして開始することができ、または開始しなければならない。この再送信は最大4回まで繰り返すことができ、すなわち、タイマーT3580の5回目の満了時に、UEは手順を中止し、割り当てられたPTIを解放し、手順トランザクション非アクティブ化状態に入ることができ、または入らなければならない。
b)PDUセッションID IEがUEによって送信されたPDUセッションIDと同じ値に設定されたPDUセッション確立要求メッセージとともに5GSMメッセージがルーティング障害のために転送されなかったという指示を受信すると、UEはタイマーT3580を停止し、手順を中止することができ、または中止しなければならない。UEが、3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間のデフォルトの非緊急PDUセッションのハンドオーバーのためにPDUセッション確立要求メッセージを送信した場合、UEは、PDUセッションがソースアクセスタイプに関連しているとみなすことができ、またみなさなければならない。
b1)PDUセッションID IEがUEから送信されたPDUセッションIDと同じ値に設定されたPDUセッション確立要求メッセージとともに、サービスエリア制限のために5GSMメッセージが転送されなかったという指示を受信すると、UEは、手順を中止することができ、または中止しなければならない。
b2)UEが送信したPDUセッションIDと同じ値に設定されたPDUセッション ID IEを有するPDUセッション確立要求メッセージで、5GSMメッセージがCAGのために転送されなかったという指示を受信すると、UEは、タイマーT3580を停止して、手順を中止することができ、または中止しなければならない。
c)UE要求のPDUセッション確立手順とネットワーク要求のPDUセッション解放手順との衝突。
UEがネットワークにPDUセッション確立要求メッセージを送信した後にPDUセッション解放コマンドメッセージを受信し、PDUセッション解放コマンドメッセージのPDUセッションIDがPDUセッション確立要求メッセージのPDUセッションIDと同じ場合、PDUセッション解放コマンドメッセージを無視し、UEが要求したPDUセッション確立手順を進めることができ、または進めなければならない。
いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、本明細書に記載された方法のいずれかの一部または全部を実行するように構成することができる。例えば、図1~3を再び参照すると、本明細書に記載された方法のいずれかに従ってプライベートネットワークにおける緊急サービスを処理するために、図4のCNA200および/または図5の装置300などの手段によって動作を実行または部分的に実行することができる。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、非緊急PDUセッション確立を要求するメッセージを含むUL NAS搬送メッセージを送信または受信するためのプロセッサ202、304、メモリ204、306、308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312などの手段を含むことができる。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、例えば、PDUセッションID、要求メッセージ、および拒否原因番号、例えば、5GMM原因#76「このCAGに対して許可されていないか、またはCAGセルに対してのみ許可されている」を含むDL NAS搬送メッセージを送信することによってUL NAS搬送メッセージを受け入れるかまたは拒否するためのプロセッサ202、304、メモリ204、306、308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312などの手段を含むことができる。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、タイマー、例えばタイマーT3580を開始しおよび/または停止し、および/またはPDUセッション確立手順を中止するための、プロセッサ202、304、メモリ204、306、308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312などの手段を含むことができる。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、CAG情報を更新するための、プロセッサ202、304、メモリ204、306、308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312、および/またはそのようなものを含むことができる。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、CAG情報が更新された場合、ユーザ端末が緊急PDUセッションを要求したか否か、およびUEが更新されたCAG情報によるCAGアクセス制御を通過しないか否かを決定するための、プロセッサ202、304、メモリ204、306、308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312などの手段を含むことがきる。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、プロセッサ202、304、メモリ204、306、308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312などの、例えば、CAG情報が更新された場合、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行する手段を含むことができる。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、CAG情報または更新されたCAG情報の受信時にUEをネットワークから登録解除するための、プロセッサ202、304、メモリ204、306、308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312などの手段を含むことができる。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、UEが緊急PDUセッションを確立または要求しているか否かを確認し、その後、CAG情報または更新されたCAG情報を受信し、UEがネットワークに緊急PDUセッションを確立または登録していない場合、UEがCAG情報または更新されたCAG情報に基づいてCAGアクセス制御を通過しないと決定すると、ネットワークからUEを登録解除するだけの、プロセッサ202,304、メモリ204,306,308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312などの手段を含むことができる。いくつかの実施形態において、CAGアクセス制御プロセスは、「CAG情報リスト」のエントリが存在する選択されたPLMNのAMFによって、UEまたは他のネットワークエンティティからの登録要求メッセージなど、登録解除要求メッセージなど、またはサービス要求メッセージなどの受信時に、メッセージ、例えば、5GMMメッセージがCAGセルを介して送信されたか否か、およびその後、メッセージがCAGセルを介して送信された場合、選択されたCAG-IDが現在のPLMNに対するUEの「許可されたCAGリスト」に含まれるか否か、またはメッセージが非CAGセルを介して送信された場合、現在のPLMNに対するUEの「CAG情報リスト」のエントリが「UEはCAGセル経由でのみ5GSへのアクセスが許されるという指示」を含んでいるか否か、について決定する。いくつかの実施形態において、CNA200および/または装置300は、5GMMメッセージがCAGセルを介して送信された場合、選択されたCAG-IDが現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」に含まれる場合、UEを通過させてCAGアクセス制御プロセスを終了するための、プロセッサ202、304、メモリ204、306、308、通信インターフェース206、ユーザインターフェース312などの手段を含むことができる。または、5GMMメッセージが非CAGセルを介して送信された場合、現在のPLMNに対するUEの「CAG情報リスト」のエントリに「UEがCAGセルを介してのみ5GSへのアクセスを許可されているという指示」が含まれていない場合にCAGアクセス制御プロセスを終了し、UEを通過させ、そうでない場合にCAGアクセス制御プロセスを終了し、UEを失敗させる。
ここで図6aを参照すると、UL NAS搬送メッセージが、UE102とAMF108との間で図示されている。いくつかの実施形態において、AMF108はUL NAS搬送メッセージをUE102から直接受信でき、他の実施形態において、AMF108はUL NAS搬送メッセージを、例えば、RAN104などを経由して、間接的に受信することができる。いくつかの実施形態において、UL NAS搬送メッセージは、CAGによって制限されたセルにおけるUE102から非緊急PDUセッションを確立することを要求するPDUセッション確立要求メッセージを備えるか、または含むことができる。このような例では、AMF108の観点から、UL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナタイプIEが「N1 SM情報」に設定され、要求タイプIEが「初期緊急要求」にも「デフォルト緊急PDUセッション」にも設定されておらず、さらにUE102がCAGセルを介してUL NAS搬送メッセージを送信し、選択したCAG-IDが現在のPLMNに対するUE102の「許可されたCAGリスト」に含まれない場合、または、UE102が非CAGセルを介してUL NAS搬送メッセージを送信し、現在のPLMNに対するUEの「CAG情報リスト」のエントリに「UEがCAGセルを介してのみ5GSへのアクセスを許可されているという指示」が含まれる場合、AMF108は、図6bに示されるように、転送されなかった5GSMメッセージ(UL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEに含まれる5GSMメッセージ)をDL NAS搬送メッセージでUEへ送信することができ、または送信しなければならない。
図6bに図示されているように、AMF108は、上記の条件が満たされていないと決定されると、例えば、UE102がCAGアクセス制御プロセスまたはテストに失敗すると、UE102に、直接または例えば、RAN104を介して、要求がCAG要件により拒否されたことを示すDL NAS搬送メッセージを送信することができる。そうするために、AMF108は、DL NAS搬送メッセージのPDUセッションID IEにPDUセッションIDを含めることができ、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナタイプIEを「N1 SM情報」に設定し、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEを転送されなかった5GSMメッセージに設定し、DL NAS搬送メッセージの5GMM原因IEを5GMM原因#76「このCAGに対して許可されていないか、またはCAGセルに対してのみ許可されている」に設定することができ、または設定しなければならない。
UE102がAMF108からDL NAS搬送メッセージを受信すると、例えばUE102の5GMMサブ層によって、UE102の5GMMサブ層はUE102の5GSMサブ層に何かが異常であることを示される。UE102の5GMMサブ層がDL NAS搬送メッセージを受信すると、ペイロードコンテナタイプIEが「N1 SM情報」に設定され、5GMM原因IEが5GMM原因#76「このCAGに対して許可されていないか、またはCAGセルに対してのみ許可されている」に設定されている場合、UE102は、またはより正確にはUE102の5GMMサブ層は、5GSMメッセージがCAG要件のために転送されなかったという指示を、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEから5GSMメッセージとともに、UE102の5GSMサブ層に渡すことができる。
ここで図7を参照すると、UE102の5GSMサブ層が、UE102の5GMMサブ層から、5GSMメッセージがCAG要件のために転送されなかったという指示を受信し、DL NAS搬送メッセージのペイロードコンテナIEから5GSMメッセージを受信すると、UE102の5GSMサブ層は動作を取ることができる。例えば、いくつかの実施形態において、UE102によって送信されたPDUセッションIDと同じ値に設定されたPDUセッションID IEを有するPDUセッション確立要求メッセージとともに、5GSMメッセージがCAG要件のために転送されなかったという指示を受信すると、UE102の5GSMサブ層は、タイマーT3580を停止することができ、または停止しなければならず、手順を中止することができ、または中止しなければならない。
AMF108がCAG情報を更新する必要がある場合、AMF108は、UE102に、またはUE102に向けて送信される構成更新コマンドメッセージにCAG情報リストIEを含めることができ、または含めなければならない。UE102が進行中の緊急PDUセッションを有し、UE102が更新されたCAG情報に関して上述のCAGアクセス制御プロセスを通過しない場合、AMF108は、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。そうすれば、UE102がCAGアクセス制御プロセスまたはテストを通過しなかったとしても、UE102はAMF108を介してCN101と確立/進行中の緊急PDUセッションを有するので、AMF108はUE102の進行中の緊急PDUセッションを解放することはない。いくつかの実施形態において、UE102によって受信された「CAG情報リスト」が現在のPLMNのIDを含むエントリを含む場合、UE102は以下のように動作することができ、または動作しなければならない。
UE102がCAGセルを介してAMF108から構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」が、現在のCAGセル(例えば、構成更新コマンドメッセージを受信したもの)を含まず、および受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNのエントリが、「UEがCAGセルを介してのみ5GSへのアクセスを許可されているという指示」を含まない場合、UE102は5GM-REGISTERED.LIMITED-SERVICE状態に入り、例えば3GPP TS 38.304に従って、更新された「CAG情報リスト」で適切なセルを検索することができ、または検索しなければならない。
UE102がCAGセルを介してAMF108から構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」が、現在のCAGセルのCAG-ID(例えば、構成更新コマンドメッセージを受信したもの)を含まず、および受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNに対するエントリが「UEがCAGセル経由で5GSにアクセスすることのみを許可されているという指示」を含む例において、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」が1つまたは複数のCAG-IDを含む場合、UE102は5GM-REGISTERED.LIMITED-SERVICE状態に入ることができ、または入らなければならず、例えば、3GPP TS 38.304に従って、更新された「CAG情報リスト」で適切なセルを検索することができ、または検索しなければならない。
UE102がCAGセルを介してAMF108から構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」が、現在のCAGセルのCAG-ID(例えば、構成更新コマンドメッセージを受信したもの)を含まず、および受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNに対するエントリが「UEがCAGセル経由で5GSにアクセスすることのみを許可されているという指示」を含む例において、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」がいかなるCAG-IDも含まず、UE102が緊急PDUセッションを有さない場合、UEは5GM-DEREGISTERED.PLMN-SEARCH状態に入ることができ、または入らなければならず、例えば、3GPP TS 38.304で定義される、更新された「CAG情報リスト」でPLMN選択プロセスを適用することができ、または適用しなければならない。
UE102がCAGセルを介してAMF108から構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」が、現在のCAGセルのCAG-ID(例えば、構成更新コマンドメッセージを受信したもの)を含まず、および受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNに対するエントリが「UEがCAGセル経由で5GSにアクセスすることのみを許可されているという指示」を含む例において、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」がいかなるCAG-IDも含まず、UEが緊急PDUセッションを有する場合、UE102は緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。
UEが非CAGセルを介して構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNのエントリが「UEがCAGセルを介して5GSにアクセスすることのみを許可されているという指示」を含む例において、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」が1または複数のCAG-IDを含む場合、UE102は5GM-REGISTERED.LIMITED-SERVICE状態に入ることができ、または入らなければならず、例えば、3GPP TS 38.304に従って、更新された「CAG情報リスト」で適切なセルを検索することができ、または検索しなければならない。
UE102が非CAGセルを介して構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNのエントリが「UEがCAGセルを介して5GSにアクセスすることのみを許可されているという指示」を含む例において、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」がいかなるCAG-IDも含まず、UE102が緊急PDUセッションを有さない場合、UE102は5GM-DEREGISTERED.PLMN-SEARCH状態に入ることができ、または入らなければならず、例えば、3GPP TS 23.122に定義される、更新された「CAG情報リスト」でPLMN選択プロセスを適用することができ、または適用しなければならない。
UE102が非CAGセルを介して構成更新コマンドメッセージを受信し、受信した「CAG情報リスト」の現在のPLMNのエントリが「UEがCAGセルを介して5GSにアクセスすることのみを許可されているという指示」を含む例において、受信した「CAG情報リスト」における現在のPLMNの「許可されたCAGリスト」がいかなるCAG-IDも含まず、UE102が緊急PDUセッションを有する場合、UE102は緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行することができ、または実行しなければならない。
ここで図8を参照すると、プライベートネットワークにおける緊急サービスを処理するための方法10が提供され得る。いくつかの実施形態において、方法は、プロセッサ、コンピュータプログラムコードを保存するメモリ、および/または通信インターフェースなどの手段を含むことができる装置、例えば、CAN200および/または装置300によって実施され、ユーザ端末(UE)において、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを少なくとも受信させ、構成更新コマンドメッセージは更新した閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含み、11で実施することができる。いくつかの実施形態において、方法10は、受信したCAG情報リストにおけるPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介してPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおけるPLMNの許可されたCAGリストがいかなるCAG-IDを含まない場合、UEによって、緊急PDUセッションを除くすべてのプロトコルデータユニット(PDU)セッションのローカル解放を実行されることを、12でさらに含むことができる。
ここで図9を参照すると、プライベートネットワークにおける緊急サービスを処理するための方法20が提供され得る。いくつかの実施形態において、本方法は、装置、例えば、CAN200および/または装置300であって、プロセッサ、コンピュータプログラムコードを保存するメモリ、および/または通信インターフェースなどの手段を含み、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、セッション管理を要求するメッセージと、UEがCAG制約のために要求を行うことを許可されていないことを示す原因値とを含むダウンリンク非アクセス層(NAS)搬送メッセージを少なくとも受信させることを、21で実施することができる。いくつかの実施形態において、方法20は、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、セッション管理を要求するメッセージがCAGにより転送されなかったという指示を、セッション管理を要求するメッセージとともに送信することを、22でさらに含むことができる。いくつかの実施形態において、方法20は、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、CAGによりセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を、セッション管理を要求するメッセージとともに受信すると、セッション管理要求に関連するタイマーを停止し、セッション管理のための手順を中止することを、23でさらに含むことができる。
ここで図10を参照すると、プライベートネットワークにおける緊急サービスを処理するための方法30が提供され得る。いくつかの実施形態において、方法30は、装置、例えば、CNA200および/または装置300によって実施することができ、この装置は、プロセッサ、コンピュータプログラムコードを保存するメモリ、および/または通信インターフェースなどの手段を含むことができ、ユーザ端末において、少なくとも現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信させ、構成更新コマンドメッセージは更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含み、31で実施することができる。いくつかの実施形態において、方法30は、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信される場合、現在のPLMNのエントリは、ユーザ端末がCAGセルを介してPLMNにアクセスすることのみを許可され、CAG識別情報を含まず、ユーザ端末が現在のPLMNとの緊急プロトコルデータユニット(PDU)セッションを要求または確立していないという指示を含み、登録解除PLMN検索状態に入り、更新されたCAG情報リストに基づきPLMN選択プロセスを適用する、32をさらに含むことができる。いくつかの実施形態において、方法30は、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、現在のPLMNに対するエントリが、ユーザ端末がCAGセルを介して現在のPLMNにアクセスすることのみを許可され、CAG識別情報を含まず、ユーザ端末が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立した場合、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行する、ことを33でさらに含むことができる。いくつかの実施形態において、方法30は、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信される場合、CAG情報リストにおける現在のPLMNのエントリが、UEがPLMN CAGセルへのアクセスのみを許可されるという指示を含み、受信したCAG情報リストにおける現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、ユーザ端末が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立しておらず、登録解除PLMN検索状態に入り、更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用する、ことを34でさらに含むことができる。いくつかの実施形態において、方法30は、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信される場合、CAG情報リストにおける現在のPLMNに対するエントリが、UEがPLMN CAGセルへのアクセスのみを許可されるという指示を含み、受信したCAG情報リストの現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、ユーザ端末が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立した場合、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行する、ことを35でさらに含むことができる。
ここで図11を参照すると、プライベートネットワークにおける緊急サービスを処理するための方法40が提供され得る。いくつかの実施形態において、方法40は、装置、例えば、CNA200および/または装置300によって実施することができ、この装置は、プロセッサ、コンピュータプログラムコードを保存するメモリ、および/または通信インターフェースなどの手段を含み、41で、ユーザ端末から、公衆陸上移動体ネットワークに対するセッション要求メッセージを少なくとも受信させることができる。いくつかの実施形態において、方法40は、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含んでいる場合、ユーザ端末にセッション受諾メッセージを送信することを42でさらに含むことができる。いくつかの実施形態において、方法40は、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含んでおらず、セッション要求が閉アクセスグループセルを介して行われ、セッション要求メッセージにおける選択された閉アクセスグループセルIDが、公衆陸上移動体ネットワークの許可された閉アクセスグループリストに含まれていない場合、セッション拒否メッセージをユーザ端末に送信する、ことを43でさらに含むことができる。いくつかの実施形態において、方法40は、セッション要求メッセージが最初の緊急セッション要求を含んでおらず、セッション要求が非閉アクセスグループセルを介して行われ、公衆陸上移動体ネットワークのための閉アクセスグループ情報リストのエントリが、ユーザ端末が閉アクセスグループセルを介して公衆陸上移動体ネットワークにアクセスすることのみを許可されているという指示を含む場合、セッション拒否メッセージをユーザ端末に送る、ことを44でさらに含むことができる。
ここで図12を参照すると、プライベートネットワークにおいて緊急サービスを処理するための方法50が提供され得る。いくつかの実施形態において、方法50は、プロセッサ、コンピュータプログラムコードを保存するメモリ、および/または通信インターフェースなどの手段を含むことができる装置、例えば、CNA200および/または装置300によって実施することができ、少なくとも、51で、ユーザ端末のモバイル管理サブ層で、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、ユーザ端末から受信したセッション要求が更新された閉アクセスグループ(CAG)要求のために転送されなかったという指示を含むセッション拒否メッセージを受信させる。いくつかの実施形態において、方法50は、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、セッション要求が更新されたCAG要件のためにPLMNによって拒否されたという指示を送信する、ことを52でさらに含むことができる。いくつかの実施形態において、方法50は、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、セッション要求が更新されたCAG要求のためにPLMNによって拒否されたという指示を受信すると、セッション要求に関連するタイマーを停止し、セッション要求を中止する、ことを53でさらに含むことができる。
上述したように、図8~図12は、コンピュータプログラムコードを含む関連コンピュータプログラム製品による装置によって実行され得る方法のフローチャートである。フローチャートの各ブロック、およびフローチャートのブロックの組み合わせは、ハードウェア、ファームウェア、プロセッサ、回路、および/または1つまたは複数のコンピュータプログラム命令を含むソフトウェアの実行に関連する他のデバイスなどの様々な手段によって実施され得ることが理解されるであろう。例えば、上述した手順の1つまたは複数は、コンピュータプログラム命令によって具現化され得る。この点に関して、上述した手順を具現化するコンピュータプログラム命令は、本発明の実施形態を採用する、装置、例えば200、のメモリデバイス、例えば204、によって保存され、装置の処理回路、例えば202、によって実行され得る。理解されるように、任意のそのようなコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置(例えば、ハードウェア)に搭載されて機械を生成することができ、その結果、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置がフローチャートブロックで指定される機能を実施するようになる。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置に特定の方法で機能するように指示することができるコンピュータ可読メモリに保存され得、コンピュータ可読メモリに保存された命令が製品を製造し、その実行がフローチャートブロックに指定された機能を実行するようにすることができる。また、コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上に搭載されて、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行される命令が、フローチャートブロックで指定された機能を実行するための動作を提供するように、コンピュータ実装のプロセスを生成するための一連の動作を実行させるようにすることができる。
したがって、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読プログラムコード部分などのコンピュータプログラム命令が、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によって保存され、コンピュータ可読プログラムコード部分などのコンピュータプログラム命令が、実行時に、少なくとも図8~12のフローチャートと関連してなど、上述の機能を果たすように構成されるそれらの実施態様において定義される。他の実施形態において、コンピュータ可読プログラムコード部分などのコンピュータプログラム命令は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によって保存されるか、そうでなければ具現化される必要はなく、代わりに、コンピュータ可読プログラムコード部分などのコンピュータプログラム命令が、実行時に、やはり上述した機能を実行するように構成される一過性の媒体によって具現化されることができる。
したがって、フローチャートのブロックは、指定された機能を実行するための手段の組み合わせと、指定された機能を実行するための動作の組み合わせとをサポートする。また、フローチャートの1つまたは複数のブロック、およびフローチャートのブロックの組み合わせは、指定された機能を実行する特別な目的のハードウェアベースのコンピュータシステム、または特別な目的のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実装され得ることが理解されよう。
いくつかの実施形態において、上記の動作の特定のものを修正し、またはさらに増幅することができる。さらに、いくつかの実施形態において、追加のオプションの動作を含むことができる。上記の動作に対する修正、追加、または増幅は、任意の順序および任意の組み合わせで実行することができる。
本明細書では、プライベートネットワークにおける緊急サービスを処理するために、例示的な実施形態に従って提供される方法、装置、およびコンピュータプログラム製品を説明する。いくつかの実施形態において、方法は、ユーザ端末(UE)において、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信するステップであって、構成更新コマンドメッセージは、更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含む、ステップと、受信したCAG情報リストにおけるPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介してのみPLMNにアクセスすることを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおけるPLMNの許可されたCAGリストがいかなるCAG-IDも含まない場合、UEによって、緊急PDUセッションを除くすべてのプロトコルデータユニット(PDU)セッションのローカル解放を実行するステップと、を含むことができる。
いくつかの実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えることができ、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、ユーザ端末(UE)において、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信するステップであって、構成更新コマンドメッセージは、更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含む、ステップと、受信したCAG情報リストにおいてPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介してPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいてPLMNの許可されたCAGリストがいかなるCAG-IDも含まない場合、UEによって、緊急プロトコルデータユニット(PDU)セッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行するステップと、を装置に少なくとも実行させるように構成される。
いくつかの実施形態において、装置は、プロセッサまたは処理回路およびコンピュータプログラムコードを保存するメモリなどの手段であって、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信する手段であって、構成更新コマンドメッセージは、更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含む、手段と、受信したCAG情報リストにおけるPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介してのみPLMNにアクセスすることを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおけるPLMNの許可されたCAGリストがいかなるCAG-IDも含まない場合、UEによって、緊急PDUセッションを除くすべてのプロトコルデータユニット(PDU)セッションのローカル解放を実行する手段と、を備えることができる。
いくつかの実施形態において、コンピュータプログラム製品は、少なくとも、ユーザ端末(UE)において、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信するステップであって、構成更新コマンドメッセージは、更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含む、ステップと、受信したCAG情報リストにおけるPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介してのみPLMNにアクセスすることを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおけるPLMNの許可されたCAGリストがいかなるCAG-IDも含まない場合、UEによって、緊急PDUセッションを除くすべてのプロトコルデータユニット(PDU)セッションのローカル解放を実行するステップと、を実行するためのコンピュータ命令をその上に保存した非一時的コンピュータ可読媒体を備えることができる。
いくつかの実施形態において、方法は、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、セッション管理を要求するメッセージと、UEがCAG制約により要求を行うことを許可されていないことを示す原因値とを含むダウンリンク非アクセス層(NAS)搬送メッセージを受信するステップと、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、セッション管理を要求するメッセージとともに、CAGのためにセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を送信するステップと、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、セッション管理を要求するメッセージとともに、CAGのためにセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を受信するステップ、およびセッション管理要求に関連するタイマーを停止してセッション管理の手順を中止するステップと、を含むことができる。
いくつかの実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えることができ、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、セッション管理を要求するメッセージと、UEがCAG制約により要求を行うことを許可されていないことを示す原因値とを含むダウンリンク非アクセス層(NAS)搬送メッセージを受信するステップと、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、セッション管理を要求するメッセージとともに、CAGのためにセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を送信するステップと、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、セッション管理を要求するメッセージとともに、CAGのためにセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を受信するステップ、およびセッション管理要求に関連するタイマーを停止してセッション管理の手順を中止するステップと、を装置に少なくとも実行させるように構成される。
いくつかの実施形態において、装置は、プロセッサまたは処理回路およびコンピュータプログラムコードを保存するメモリなどの手段であって、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、セッション管理を要求するメッセージと、UEがCAG制約により要求を行うことを許可されていないことを示す原因値とを含むダウンリンク非アクセス層(NAS)搬送メッセージを受信する手段と、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、セッション管理を要求するメッセージとともに、CAGのためにセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を送信する手段と、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、セッション管理を要求するメッセージとともに、CAGのためにセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を受信する手段、およびセッション管理要求に関連するタイマーを停止してセッション管理の手順を中止する手段と、を備えることができる。
いくつかの実施形態において、コンピュータプログラム製品は、少なくとも、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、セッション管理を要求するメッセージと、UEがCAG制約により要求を行うことを許可されていないことを示す原因値とを含むダウンリンク非アクセス層(NAS)搬送メッセージを受信するステップと、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、セッション管理を要求するメッセージとともに、CAGのためにセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を送信するステップと、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、セッション管理を要求するメッセージとともに、CAGのためにセッション管理を要求するメッセージが転送されなかったという指示を受信するステップ、およびセッション管理要求に関連するタイマーを停止してセッション管理の手順を中止するステップと、を実行するためのコンピュータ命令をその上に保存した非一時的コンピュータ可読媒体を備えることができる。
いくつかの実施形態において、方法は、ユーザ端末(UE)において、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信するステップであって、構成更新コマンドメッセージが更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含む、ステップと、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介してPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、UEが現在のPLMNとの緊急プロトコルデータユニット(PDU)セッションを要求または確立していない場合において、登録解除PLMN検索状態に入るステップ、および更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用するステップと、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介して現在のPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、UEが現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立している場合において、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行するステップと、を含むことができ、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、UEがPLMN CAGセルにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、UEが現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立していない場合において、登録解除PLMN検索状態に入るステップ、および更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用するステップを含むことができ、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、UEがPLMN CAGセルにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、UEが現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立している場合において、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行するステップ、を含むことができる。
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリであって、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、装置に少なくとも、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信するステップであって、構成更新コマンドメッセージが更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含む、ステップと、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、装置がCAGセルを介してPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、装置が現在のPLMNとの緊急プロトコルデータユニット(PDU)セッションを要求または確立していない場合において、登録解除PLMN検索状態に入るステップ、および更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用するステップと、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、装置がCAGセルを介して現在のPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、装置が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立している場合において、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行するステップと、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、装置がPLMN CAGセルにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、装置が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立していない場合において、登録解除PLMN検索状態に入るステップ、および更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用するステップと、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、装置がPLMN CAGセルにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、装置が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立している場合において、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行するステップと、を実行させるように構成される、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードと、を備える装置を提供することができる。
いくつかの実施形態において、プロセッサまたは処理回路およびコンピュータプログラムコードを保存するメモリなどの手段であって、ユーザ端末において、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信する手段であって、構成更新コマンドメッセージが更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含む、手段と、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、装置がCAGセルを介してPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、装置が現在のPLMNとの緊急プロトコルデータユニット(PDU)セッションを要求または確立していない場合において、登録解除PLMN検索状態に入る手段、および更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用する手段と、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、装置がCAGセルを介して現在のPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、装置が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立している場合において、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行する例において、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、装置がPLMN CAGセルにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、装置が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立していない場合において、登録解除PLMN検索状態に入る手段、および更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用する手段と、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、装置がPLMN CAGセルにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、装置が現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立している場合において、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行する手段と、を備える装置を提供することができる。
いくつかの実施形態において、ユーザ端末(UE)において、現在の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから構成更新コマンドメッセージを受信するステップであって、構成更新コマンドメッセージが更新された閉アクセスグループ(CAG)情報リストを含む、ステップと、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介してPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、UEが現在のPLMNとの緊急プロトコルデータユニット(PDU)セッションを要求または確立していない場合において、登録解除PLMN検索状態に入るステップ、および更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用するステップと、構成更新コマンドメッセージが特定のCAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、UEがCAGセルを介して現在のPLMNにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、UEが現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立している場合において、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行する例において、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、UEがPLMN CAGセルにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、UEが現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立していない場合において、登録解除PLMN検索状態に入るステップ、および更新されたCAG情報リストに基づいてPLMN選択プロセスを適用するステップを含むことができ、構成更新コマンドメッセージが非CAGセルを介して受信され、CAG情報リストにおいて現在のPLMNのエントリが、UEがPLMN CAGセルにアクセスすることのみを許可されているという指示を含み、受信したCAG情報リストにおいて現在のPLMNの許可されたCAGリストがCAG識別情報を含まず、UEが現在のPLMNとの緊急PDUセッションを要求または確立している場合において、緊急PDUセッションを除くすべてのPDUセッションのローカル解放を実行するステップと、を少なくとも実行するためのコンピュータ命令をその上に保存した非一時的コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品を提供することができる。
いくつかの実施形態において、ユーザ端末から、公衆陸上体移動ネットワークとのセッションを確立するためのセッション要求メッセージを受信するステップと、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含む場合、ユーザ端末にセッション受諾メッセージを送信するステップと、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含まない場合、セッション要求メッセージが作成されたセルタイプを決定し、ユーザ端末が決定されたセルタイプを通じて公衆陸上移動体ネットワークとのセッションを確立することを許可されているか否かを決定するステップと、ユーザ端末が決定されたセルタイプを通じて公衆陸上移動体ネットワークとセッションを確立することを許可されていない場合、ユーザ端末にセッション拒否メッセージを送信するステップと、を含む方法を提供することができる。
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリであって、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、装置に少なくとも、ユーザ端末から、公衆陸上体移動ネットワークとのセッションを確立するためのセッション要求メッセージを受信するステップと、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含む場合、ユーザ端末にセッション受諾メッセージを送信するステップと、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含まない場合、セッション要求メッセージが作成されたセルタイプを決定し、ユーザ端末が決定されたセルタイプを通じて公衆陸上移動体ネットワークとのセッションを確立することを許可されているか否かを決定するステップと、ユーザ端末が決定されたセルタイプを通じて公衆陸上移動体ネットワークとセッションを確立することを許可されていない場合、ユーザ端末にセッション拒否メッセージを送信するステップと、を実行させるように構成される、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードと、を備える装置を提供することができる。
いくつかの実施形態において、プロセッサまたは処理回路およびコンピュータプログラムコードを保存するメモリなどの手段であって、ユーザ端末から、公衆陸上体移動ネットワークとのセッションを確立するためのセッション要求メッセージを受信する手段と、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含む場合、ユーザ端末にセッション受諾メッセージを送信する手段と、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含まない場合、セッション要求メッセージが作成されたセルタイプを決定し、ユーザ端末が決定されたセルタイプを通じて公衆陸上移動体ネットワークとのセッションを確立することを許可されているか否かを決定する手段と、ユーザ端末が決定されたセルタイプを通じて公衆陸上移動体ネットワークとセッションを確立することを許可されていない場合、ユーザ端末にセッション拒否メッセージを送信する手段と、を備える装置を提供することができる。
いくつかの実施形態において、ユーザ端末から、公衆陸上体移動ネットワークとのセッションを確立するためのセッション要求メッセージを受信するステップと、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含む場合、ユーザ端末にセッション受諾メッセージを送信するステップと、セッション要求メッセージが初期緊急セッション要求を含まない場合、セッション要求メッセージが作成されたセルタイプを決定し、ユーザ端末が決定されたセルタイプを通じて公衆陸上移動体ネットワークとのセッションを確立することを許可されているか否かを決定するステップと、ユーザ端末が決定されたセルタイプを通じて公衆陸上移動体ネットワークとセッションを確立することを許可されていない場合、ユーザ端末にセッション拒否メッセージを送信するステップと、を少なくとも実行するためのコンピュータ命令をその上に保存した非一時的コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品を提供することができる。
いくつかの実施形態において、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、ユーザ端末から受信したセッション要求が更新された閉アクセスグループ(CAG)要求のために転送されなかったという指示を含む、セッション拒否メッセージを受信するステップと、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、更新されたCAG要求のためにPLMNによってセッション要求が拒否されたという指示を送信するステップと、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、更新されたCAG要求のためにPLMNによってセッション要求が拒否されたという指示を受信すると、セッション要求に関連するタイマーを停止し、セッション要求を中止するステップと、を含む方法を提供することができる。
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリであって、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、装置に少なくとも、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、ユーザ端末から受信したセッション要求が更新された閉アクセスグループ(CAG)要求のために転送されなかったという指示を含む、セッション拒否メッセージを受信するステップと、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、更新されたCAG要求のためにPLMNによってセッション要求が拒否されたという指示を送信するステップと、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、更新されたCAG要求のためにPLMNによってセッション要求が拒否されたという指示を受信すると、セッション要求に関連するタイマーを停止し、セッション要求を中止するステップと、を実行させるように構成される、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードと、を備える装置を提供することができる。
いくつかの実施形態において、プロセッサまたは処理回路およびコンピュータプログラムコードを保存するメモリなどの手段であって、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、ユーザ端末から受信したセッション要求が更新された閉アクセスグループ(CAG)要求のために転送されなかったという指示を含む、セッション拒否メッセージを受信する手段と、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、更新されたCAG要求のためにPLMNによってセッション要求が拒否されたという指示を送信する手段と、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、更新されたCAG要求のためにPLMNによってセッション要求が拒否されたという指示を受信すると、セッション要求に関連するタイマーを停止し、セッション要求を中止する手段と、を備える装置を提供することができる。
いくつかの実施形態において、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層において、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のネットワークエンティティから、ユーザ端末から受信したセッション要求が更新された閉アクセスグループ(CAG)要求のために転送されなかったという指示を含む、セッション拒否メッセージを受信するステップと、ユーザ端末のモビリティ管理サブ層からユーザ端末のセッション管理サブ層に、更新されたCAG要求のためにPLMNによってセッション要求が拒否されたという指示を送信するステップと、ユーザ端末のセッション管理サブ層で、更新されたCAG要求のためにPLMNによってセッション要求が拒否されたという指示を受信すると、セッション要求に関連するタイマーを停止し、セッション要求を中止するステップと、を少なくとも実行するためのコンピュータ命令をその上に保存した非一時的コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品を提供することができる。
本明細書に記載された発明の多くの修正および他の実施形態は、前述の説明および関連する図面に示された教示の利益を有するこれらの発明が属する技術分野の当業者には思い浮かぶであろう。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、修正および他の実施形態は、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図されていることを理解されたい。さらに、前述の説明および関連する図面は、要素および/または機能の特定の例示的な組み合わせの文脈で例示的な実施形態を説明しているが、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、代替の実施形態によって要素および/または機能の異なる組み合わせが提供されてもよいことが理解されるべきである。この点に関して、例えば、添付の特許請求の範囲のいくつかに規定され得るように、上記で明示的に説明されたものとは異なる要素および/または機能の組み合わせもまた、企図される。本明細書では特定の用語が採用されているが、これらは一般的かつ説明的な意味でのみ使用されており、限定を目的としたものではない。本開示において引用される任意の出願、出版物、技術文書などは、すべての目的のために、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。